JP2006125030A - スクリーン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スクリーンの拡張時には拡張されたスクリーンの上下各端縁部に沿って導出され、スクリーンの収縮時には框部材の内部に収容される上下一対のスライド枠を、両者の間でスムーズに出没動作させることができ、その結果、開閉時における良好な操作性を確保することが可能なスクリーン装置を提供する。
【解決手段】スクリーン40の拡縮に伴って、框部材31の内部31eとスクリーン40の上下各端縁部との間で出没する上下各スライド枠45a,45bを設け、導出された上下各スライド枠45a,45bの係合凹部48をそれぞれ、建物の開口1の上横枠2上に固定されたガイド枠10における上下方向に変位可能な下面12a上に凸設された上側ガイドレール20と、建物の開口1の下横枠3上に凸設された下側ガイドレール25とに対して、摺動自在に係合させるように構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、防塵、遮光、断熱、防虫等を目的として、建物の開口に装着するための横引き式のスクリーン装置に関するものである。
建物の開口において、互いに平行を成す一対の框部材間に防虫ネット等から成るプリーツ状または巻取り式のスクリーンを保持させ、これら一対の框部材のうち少なくとも一方をにスライド可能とすることにより、上記スクリーンを拡張及び収縮させて上記建物の開口を開閉することができるように構成した横引き式のスクリーン装置は既に知られており、また、このようなスクリーン装置において、バリアフリーを達成するため、その上下の枠部材を多数の駒を連結することにより長尺かつ湾曲可能に形成された一対のスライド枠とし、該一対のスライド枠が、スクリーンの拡張に伴って框部材の内部からスクリーンの上下各端縁部に沿って導出されると共に、該スクリーンの収縮に伴って該框部材の内部へと収容されるように構成したものも、特許文献1等において既に公知である。
ところで、このような上下一対のスライド枠を備えた従来のスクリーン装置において、開閉時における良好な操作性を確保するには、これら一対のスライド枠を上記スクリーンの上下各端縁部と上記框部材の内部との間でスムーズに出没動作させる必要性がある。
そのためには、例えば、図12〜図14に示すスクリーン装置70ように、多数のガイド駒71から成る湾曲可能なスライド枠72,73におけるスクリーン74とは反対側の面に、長手方向に沿って係合溝71aをそれぞれ凹設し、その一方で、固定框部材75の上端から可動框部材77の方向へ向けて短尺のガイドプレート76を突設すると共に、建物の開口80の下枠81上にガイドレール81aを凸設することにより、両スライド枠72,73が固定框部材75の内部から導出された際に、それらの係合溝71aと上記プレート76及び上記ガイドレール81aとがそれぞれ摺動自在に係合して、該スライド枠72,73が上記プレート76及びガイドレール81aによってガイドされるように構成し、さらに、該スクリーン装置70の上部全体を覆って支持する断面略コ字状のガイド枠83を、建物の開口80の上枠82上に下方に開口させて固定することが考えられる。
ところが、この例の場合、上側のスライド枠73については、拡張されたスクリーン74の端縁部に沿って導出された部分の一部が、固定框部材75の上端近傍で短尺のプレート76によって支持及びガイドされるに過ぎないため、可動框部材77を横方向にスライドさせてスクリーン装置70を開閉する際に、ともすると当該スライド枠73の出没動作が不安定となり、スムーズな開閉操作の妨げとなる虞があることから、未だ改良の余地が残されていると言える。
特開2001−73655号公報
本発明の課題は、スクリーンの拡張時には拡張されたスクリーンの上下各端縁部に沿って導出され、スクリーンの収縮時には框部材の内部に収容される上下一対のスライド枠を、両者の間でスムーズに出没動作させることができ、その結果、開閉時における良好な操作性を確保することが可能なスクリーン装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るスクリーン装置は、互いに対向する上下横枠と互いに対向する左右縦枠とにより囲われて形成された建物の開口に装着するための横引き式のスクリーン装置であって、上記上横枠上に固定するためのもので、上下方向に変位可能な下面を備えていて、該下面上に長尺の上側ガイドレールがその長手方向に沿って設けられて成るガイド枠;上記下横枠上にその長手方向に沿って設けられる長尺の下側ガイドレール;上記左右縦枠間において、互いに平行に配置されると共に少なくとも一方が横方向にスライド可能に設けられる一対の框部材と、これら一対の框部材間に、該框部材のスライドにより拡張及び収縮可能に支持されたスクリーンと、スクリーンの収縮に伴って、框部材に開設された入出口から湾曲して該框部材の内部へと収容され、スクリーンの拡張に伴って、上記入出口からガイド枠の下面上及び下横枠上へと、拡張されたスクリーンの上下各端縁部に沿って直線的に導出される上下一対の長尺のスライド枠とを備えた装置本体;によって構成され、上記一対のスライド枠がそれぞれ、複数のガイド駒を互いに隣接するガイド駒間において屈曲可能に連結することにより湾曲可能に形成されていると共に、上記スクリーンとは反対側に配置される面に、ガイド枠の下面上及び下横枠上へと導出された際に上記上下各ガイドレールと摺動自在に凹凸係合する係合部を長手方向に沿って有しており、さらに、これら一対のスライド枠における上記ガイド枠の下面上及び下横枠上に導出された部分が、湾曲制限機構により、スクリーン側への湾曲を阻止されて直線状に保持されるように構成されていることを特徴としている。
具体的には、上記一対のスライド枠がそれぞれ、上記スクリーン側に配置される面に、ガイド枠の下面上及び下横枠上へと導出された際に上記スクリーンの上下各端縁部をその両面側から支持するガイド部を長手方向に沿って有しており、また、上記一対の框部材が、左右縦枠のうち何れか一方に固定される固定框部材と横方向にスライド可能に設けられる可動框部材とから成っていて、該固定框部材の上下端部に上記入出口がそれぞれ開設されており、上記一対のスライド枠の一端がそれぞれ可動框部材の上下端部に固定され、それらの他端がそれぞれ上記各入出口を通じて固定框部材の内部に往復動自在に配置されている。なお、ここでは、上記スクリーンの左右の一端が上記固定框部材に取り付けられ、その他端が上記可動枠部材内に回動可能に支持されたスクリーンの巻取り軸に取り付けられている。
また、本発明に係るスクリーン装置においては、上記上下各ガイドレールがそれぞれ、ガイド枠の下面上及び下横枠上に凸設されていて、上記係合部が、一対のスライド枠におけるスクリーンとは反対側に配置される面にそれぞれ凹設されている。
このとき、上記湾曲制限機構は、上記スライド枠における係合部の両側壁から互いに内側に向けてその開口幅を狭めるように突設された係合爪と、上記上下各ガイドレールの先端部においてその両側方向に突設され、上記係合爪と係合させた状態で上記スライド枠の係合部に摺動自在に挿通される鍔部との組合せによって構成することができる。
ここで、上記上下各ガイドレールがそれぞれ、上記ガイド枠の下面及び下横枠の略全長にわたって設けられていて、上記固定框部材の各入出口が配置される位置近傍において、これら上下各ガイドレールの先端部の幅が、係合爪によって狭められた上記両スライド枠の係合部の開口幅よりも幅狭に形成されていると、両スライド枠の出没動作にあたって、それらの係合部をそれぞれ上下各ガイドレールに対してスムーズに係脱させることができて望ましい。
また、上記装置本体が上下対称に構成されていて、上記固定框部材が上記左右縦枠に対して選択的に固定可能となっていると、同じ建物の開口内で、使い勝手に応じて装置本体の吊り元を左右選択することができて望ましい。
さらに、本発明に係るスクリーン装置においては、上記ガイド枠が、その下面を上下方向に位置調節してその調節した位置で固定可能とするレール高さ調節機構や、または、その下面を下方に向けて弾発する弾性支持部材を有していることが望ましい。そうすることにより、上記上側ガイドレールとスライド枠の係合部とを、より一層安定した状態で摺動自在に凹凸係合させることが可能となる。
なお、上記ガイド枠が、上横枠の内面上に固定される固定枠と上記上側ガイドレールが設けられた下面を有するレール枠とから成っていて、これら固定枠及びレール枠を上下方向に摺動可能に嵌合させることにより構成されていると、固定枠とレール枠との間に不要な隙間が形成されなくてより望ましい。
本発明に係るスクリーン装置においては、上下方向に変位可能な下面を備えていて、該下面上に長尺の上側ガイドレールが設けられて成るガイド枠と、長尺の下側ガイドレールとが、建物の開口の上横枠上及び下横枠上にそれぞれ固定的に配置され、スクリーンの拡張に伴って、框部材の内部から上記ガイド枠の下面上及び下横枠上へと直線的に導出された一対のスライド枠の係合部がそれぞれ、上記上下各ガイドレールに対して摺動自在に凹凸係合するように構成されており、しかも、上記各スライド枠における上記ガイド枠の下面上及び下横枠上に導出された部分が、湾曲制限機構により、スクリーン側への湾曲を阻止されて直線状に保持され、これらスライド枠が上下各ガイドレールから垂れ下がったり浮き上がったりするのを防止することができるようになっている。
そのため、框部材の内部から導出された両スライド枠がそれぞれ、上記ガイド枠の下面上及び下横枠上において、上記上下各ガイドレールによって安定的に支持及びガイドされ、その結果、拡張されたスクリーンの上下各端縁部と框部材の内部との間で、これら一対のスライド枠をスムーズに出没動作させることができ、スクリーン装置の良好な操作性を確保することが可能となる。
以下に、図面を参照しながら本発明に係るスクリーン装置の実施例について説明する。ただし、以下の実施例においては、本発明に係るスクリーン装置に巻取り式の防虫網をスクリーンとして適用した例について示すが、該スクリーンは、巻取り式に限られることなく、折り返しにより多数の襞が形成されたプリーツ状であっても良く、また、その用途についても、防虫に限られることなく、遮光、目隠しまたは断熱等を目的とするものであっても良い。
まず、図1〜図11に示された本発明に係るスクリーン装置の実施例の概要を説明する。スクリーン装置Sは、水平方向の面から成り互いに対向する上横枠2及び下横枠3と、垂直方向の面から成り互いに対向する左縦枠4及び右縦枠5とにより包囲されて形成された建物の開口1に、横引き式に装着するためのものであって、長尺かつ直線状の上側ガイドレール20を備えて成るガイド枠10と、長尺かつ直線状の下側ガイドレール25と、装置本体30とによって構成されている。
上記ガイド枠10は、上記上横枠2上に固定するためのもので、上下方向に変位可能な下面12aを備えていて、該下面12a上に上記上側ガイドレール20がその長手方向に沿って設けられている。また、上記下側ガイドレール25は、上記下横枠3上にその長手方向に沿って固定するためのものである。また、上記装置本体30は、上記左右縦枠4,5間に互いに略平行に直立配置されていて、その間隔が可変である一対の框部材31,32と、これら一対の框部材31,32間に、その間隔を変えることにより拡張及び収縮可能に支持されたスクリーン40と、該スクリーン40の収縮に伴って、縦方向に湾曲して框部材31の内部31eへと収容され、スクリーン40の拡張に伴って、該框部材31の内部31eからガイド枠10の下面12a上及び下横枠3上へと、拡張されたスクリーン40の上下各端縁部に沿って直線的に導出される上下一対の長尺のスライド枠45a,45bとを備えている。なお、本実施例においては、上記スクリーン40は防虫網から成っている。
ここで、上記一対のスライド枠45a,45bはそれぞれ、複数のガイド駒46を互いに隣接するガイド駒46,46間において屈曲可能に連結することにより、湾曲可能に形成されている。該スライド枠45a,45bにおけるスクリーン40側に配置された面には、ガイド枠10の下面12a上及び下横枠3上へと導出された際に上記スクリーン40の上下各端縁部をその両面側から摺動自在に支持するガイド部47が、長手方向に沿って形成されており、その一方で、該スライド枠45a,45bにおけるスクリーン40とは反対側に配置された面には、同じくガイド枠10の下面12a上及び下横枠3上へと導出された際に上記各ガイドレール20,25と摺動自在に凹凸係合する係合部48が、長手方向に沿って形成されている。
そして、後に詳述するが、該スクリーン装置Sには、上記スライド枠45a,45bにおける上記框部材31の内部31eから導出された部分がスクリーン40側へ湾曲するのを阻止して、これらスライド枠45a,45bを上記ガイド枠10の下面12a上及び下横枠3上において直線状に保持するための湾曲制限機構(21,26,48a)が設けられている。
このように、上記スクリーン装置Sにおいては、上下方向に変位可能な下面12aを備えていて、該下面12a上に長尺の上側ガイドレール20が設けられて成るガイド枠10と、長尺の下側ガイドレール25とが、建物の開口1の上横枠2上及び下横枠3上にそれぞれ固定的に配置され、スクリーン40の拡張に伴って、框部材31の内部31eからガイド枠10の下面12a上及び下横枠3上へと直線的に導出された一対のスライド枠45a,45bの係合部48がそれぞれ、上下各ガイドレール20,25に対して摺動自在に凹凸係合するように構成されており、しかも、上記湾曲制限機構(21,26,48a)により、ガイド枠10の下面12a上及び下横枠3上において、直線的に導出された上記スライド枠45a,45bのスクリーン40側への湾曲が阻止され、これらスライド枠45a,45bが上下各ガイドレール20,25から垂れ下がったり浮き上がったりするのを防止することができるようになっている。
そのため、框部材31の内部31eから導出されたスライド枠45a,45bはそれぞれ、上記ガイド枠10の下面12a上及び下横枠3上において、上記係合部48と上下各ガイドレール20,25との確実な凹凸係合により安定的に支持及びガイドされ、その結果、スクリーン装置Sの開閉操作時に、これら一対のスライド枠45a,45bをそれぞれ、上記ガイド枠10の下面12a上及び下横枠3上と、上記框部材31の内部31eとの間でスムーズに出没動作させることができ、該スクリーン装置Sの良好な操作性を確保することが可能となる。
また、それに加えて、上記スクリーン装置Sにおいては、拡張されたスクリーン(防虫網)40の上下各端縁部がそれぞれ、スライド枠45a,45bのガイド部47によってその両面側から挟むように支持されるため、スクリーン装置Sの開閉操作時には、上記スクリーン40の上下各端縁部が上記ガイド部47により摺動自在にガイドされて、該スクリーン40をスムーズに拡縮させることができ、そして、スクリーン40が拡張されて建物の開口1が閉じられた状態では、風等による該スクリーン40の面方向への揺れが上記ガイド部47によって抑制され、しかも、上記各スライド枠45a,45bと上記スクリーン40の上下各端縁部及び上記各ガイドレール20,25との間に不要な隙間が形成されないことから、これらの部分を通じて虫等が室内に侵入するのを阻止することもできる。
なお、上記スクリーン装置Sにおいては、上記框部材31,32のうち何れか一方を固定框部材として左縦枠4または右縦枠5に固定し、他方を可動框部材として横方向にスライド可能とすることが望ましいが、場合によっては、双方をスライド可能としても良い。また、上記一対のスライド枠45a,45bについては、固定框部材の内部に収容することが望ましいが、可動框部材の内部に収容するようにしても良く、特に上記スクリーン40がプリーツ状に形成されている場合などには、双方の框部材31,32の内部に収容できるようにしても良い。
次に、図1〜図7に基づいて本発明に係るスクリーン装置Sの第1実施例について詳細に説明する。なお、本第1実施例においては、上記一対の框部材は、上記左右縦枠4,5の何れかに対して固定される固定框部材31(本実施例では、左縦枠4に固定されている。)と、該左右縦枠4,5間において、横方向に往復スライド可能に設けられる可動框部材32とから成っている。また、本第1実施例では、上記装置本体30が上下略対称に構成されていて、スクリーン40の面の向きを変えずに、上記固定框部材31を左右縦枠4,5に対して選択的に固定することができるようになっている。
まず、上記ガイド枠10は、上記建物の開口1の上横枠2とほぼ同じ長さに形成されており、該上横枠2上に固定するための固定枠11と、上記上側ガイドレール20が設けられた下面12aを有する可動枠12とを有していて、これら固定枠11と可動枠12とを上下方向に摺動可能に嵌合することにより構成されている。また、該ガイド枠10には、レール高さ調節機構13が設けられており、上記可動枠12の上下方向における位置すなわち上記下面12aの高さ位置を調節して、その位置で該可動枠12を上記固定枠11に対して固定することができるようになっている。そのため、たとえ装着する建物の開口1の高さなどに多少の寸法の誤差があったとしても、上記下面12aと共に上側ガイドレール20の高さ位置を調節することによって、該上側ガイドレール20と上記上側スライド枠45aとを確実に凹凸係合させることが可能となり、該スライド枠45aの出没動作をよりスムーズなものとすることができる。
ここで、図6に示すように、上記固定枠11は、上記上横枠2に当接させて固定するための固定壁11aと、対向する一対の側壁11b,11cとにより、下向きに開口する断面略コ字状に形成されていて、該固定枠11の開口部における両側壁11b,11cの内面からは、上記可動枠12の抜脱を防止するストッパ片11dがそれぞれ内側に向けてその開口幅を狭めるように突設されている。一方、上記可動枠12は、上記下面12aを形成する可動壁12bと、該可動壁12bから立設された対向する一対の摺動壁12c,12dとを有していて、これら摺動壁12c,12dの上端部外面からは、上記固定枠11のストッパ片11dと係合する肉厚部12eがそれぞれ外側に向けて凸設されている。そして、該可動枠12は、上記固定枠11における側壁11b,11cの内面に肉厚部12eを摺動可能に当接させて、上記固定枠11内に嵌合されている。
上記レール高さ調節機構13は、上記固定枠11における上記作業用開口34aと同じ側の側壁11bに貫設された上下方向の長穴14と、上記可動枠12における該側壁11bと同じ側の摺動壁12cの肉厚部12eに貫設されたネジ穴15と、上記長穴14に上記側壁11bの外面側から挿通されて上記肉厚部12eのネジ穴15に螺合される高さ調節ネジ16とから構成されている。そして、該高さ調節ネジ16を緩めた状態で、上記上側ガイドレール20の高さ位置を調節し、その位置で、該高さ調節ネジ16を締め付けてそのネジ頭16aと上記肉厚部12eとの間に固定枠11の側壁11bを挟持させることにより、可動枠12を固定枠11に対して固定することができるようになっている。
また、上記レール高さ調節機構13には、固定枠11の側壁11bの外面側から、上記長穴14及び高さ調節ネジ16のネジ頭16aを覆い隠すためのカバー部材17が着脱可能に設けられている。該カバー部材17は、断面略コ字状で上下方向に縦長に形成されており、その上下端部に設けられた係止爪17a,17bを、上記側壁11bの長穴14よりも上部に貫設された係止孔17cと該側壁11bの開口縁にそれぞれ係合させて、該側壁11b上に係止されている。
なお、上記レール高さ調節機構13は、図1に示すように、ガイド枠10における上記作業用開口34aと同じ側の側面に複数箇所設けられていることが望ましいが、もちろん、その他の位置に設けても良い。
上記固定框部材31は、長尺かつ中空の棒状に形成されており、スクリーン40側に配置されて上記可動框部材32と対向する第1側壁31aと、該第1側壁31aと対向してスクリーン40とは反対側に配置され、上記左右縦枠4,5の何れかに当接させて固定するための第2側壁31bと、これら第1側壁31a及び第2側壁31bと略直角に配置されて互いに対向し、建物の開口面と略平行を成す第3側壁31c及び第4側壁31dとを有している。
上記第1側壁31aの上下各端部には、固定框部材31の内部31eへと通じていて、上記一対のスライド枠45a,45bを出没させるための上側入出口33a及び下側入出口33bがそれぞれ開設されている。また、該第1側壁31aの外面側には、スクリーン40における上記上下各端縁部と直交する左右端縁部のうちの一方を係止するためのスクリーン係止部35が、長手方向に沿って設けられている。上記第3側壁31cには、固定框部材31の内部31eへと通じる作業用開口34aが、該側壁31cの上部から下部にわたって開設されており、該作業用開口34aは、着脱可能な蓋部34によって開閉可能となっている。そのため、スクリーン装置Sが建物の開口1に装着された状態でも、該スクリーン装置Sにおける上記第1側壁31aが配置された開口面側から、蓋部34を取り外し、作業用開口34aを通じて固定框部材31の内部31eへと容易にアクセスすることができるようになっている。
一方、上記可動框部材32も長尺かつ中空の棒状に形成されており、その内部には、上記スクリーン40を捲回するための巻取り軸41が、該框部材32の縦軸廻りに回動可能に支持されている。そして、該巻取り軸41には、上記スクリーン40における左右端縁部のうちの他方が係止されていて、該可動框部材32を左右方向に往復スライドさせることにより、スクリーン40を、該巻取り軸41に巻き取って収縮させ、または、該巻取り軸41から繰り出して拡張させることができるようになっている。
なお、上記巻取り軸41には、図示しないコイルスプリングによる自動巻取り機構が内蔵されていて、上記スクリーン40が巻取り軸41から繰り出された際に、該コイルスプリングに戻りの回転付勢力が蓄積されるようになっており、その回転付勢力が蓄積されたコイルスプリングを駆動源として、上記スクリーン40を該巻取り軸41に巻き取ることができるようになっている。
上記上下一対のスライド枠45a,45bはそれぞれ、硬質の樹脂で一体成形された複数のガイド駒46を、それらのスクリーン40側の両端部にそれぞれ可撓性を有する2本の連結ワイヤー50,50を摺動自在に貫通させて、一列に連結することにより形成されている。このとき、上記複数のガイド駒46は、スライド枠45a,45bが直線状態にあるときに、互いに隣接するガイド駒46の端面49,49同士がほぼ隙間無く当接するように連結されているが、互いに隣接するガイド駒46,46間におけるスクリーン40側へのスムーズな屈曲、すなわちスライド枠45a,45bのスクリーン40側へのスムーズな湾曲が妨げられない程度の余裕を持たせてある。上記連結ワイヤー50,50としては、多数本の金属細線を撚ったもの等、長さ方向の力に対して伸び難くて、湾曲に対して直線状に戻ろうとする反発弾性を有するものが適している。ただし、上記ガイド駒46を連結するための手段は、上記連結ワイヤー50に限られるものではなく、可撓性を有する一枚のテープ状体であっても良く、また、互いに隣接するガイド駒46,46同士が折り曲げ可能な薄肉部で一体に連結されていても良い。
また、上記上下各スライド枠45a,45bはそれぞれ、その一端が、固定端として上記可動框部材32の上下端に固定されると共に、その他端が、自由端として上記固定框部材31の上下各入出口33a,33bを通じて該固定框部材31の内部31eに配置されていて、可動框部材32の往復スライドにより、上記上下各入出口33a,33bを通じて固定框部材31の内部31eと上記スクリーン40の上下各端縁部との間で出没可能となっている。すなわち、これらスライド枠45a,45bはそれぞれ、スクリーン40の上記巻取り軸41への巻き取りに伴う収縮時には、上記各入出口33a,33bから湾曲して固定框部材31の内部31eに該框部材31の軸に沿って収容され、逆に、スクリーン40の上記巻取り軸41からの繰り出しに伴う拡張時には、該固定框部材31の内部31eから上記各入出口33a,33bを通じて、スクリーン40の上下両端縁部に沿って直線的に導出されるようになっている。
ここで、各スライド枠45a,45bの自由端においてはそれぞれ、同じく硬質の樹脂で一体成型された1つの端部駒51が、上記作業用開口34a側からネジ52等の連結部材によりガイド駒46に対して着脱可能に連結されていて、該端部駒51に形成された脚部51aが、上記第1側壁31aの内面側に長手方向に沿って設けられた摺動レール36に対して摺動自在に係合されている。そのため、固定框部材31の内部31eにおいて、スライド枠45a,45bを該固定框部材31の軸方向にスムーズに往復動させることができ、また、スクリーン装置Sを建物の開口1に装着したままの状態でも、端部駒51のガイド駒46に対する着脱等の作業を、スクリーン装置Sの開口面側から上記作業用開口34aを通じて容易に行うことができる。
上記ガイド駒46は、略矩形に形成された一対の側壁46a,46aと、これら一対の側壁46a,46aを一体に結合する結合壁46bとを有していて、上記一対の側壁46a,46aにおけるスクリーン40側に配置される端部には、上記連結ワイヤー50,50を摺動自在に挿通させるための孔が該ガイド駒46の軸方向に貫設されている。また、上記一対の側壁46a,46aにおける結合壁46bよりもスクリーン40側の内面間にはガイド壁46cが架け渡されていて、該ガイド壁46cの略中央をガイド駒46の軸方向に開設されたスリット47により上記ガイド部が形成されている。
一方、上記スクリーン40の上下各端縁部には、上記スリット47の幅よりも幅広に形成されたファスナー状の係合子42が全長にわたって設けられている。
そうすることにより、スクリーン40の拡張に伴って、該スクリーン40の上下各端縁部がそれぞれ、スライド枠45a,45bの長手方向に沿って開設された上記スリット47の内縁に上記係合子42を係合させた状態で、該スリット47に摺動自在に挿通されてガイドされるようになっている。
なお、上記スクリーン40がプリーツ状に形成されている場合には、上記ガイド壁46c及びスリット47を設ける必要はなく、上記側壁46a,46aと結合壁46bとによって上記ガイド部47が形成される。
上記ガイド駒46におけるスクリーン40とは反対側に配置される面には、上記一対の側壁46a,46aと結合壁46bとにより上記係合部としての係合凹部48が形成されていて、該係合凹部48における側壁46a,46aの内面からは、該係合凹部48の開口幅を狭めるように、係合爪48aが互いに内側に向けてそれぞれ突設されている。
一方、上記上側ガイドレール20は、上記ガイド枠10の略全長にわたってその上記可動壁12bから下面12a上に一体に凸設され、上記下側ガイドレール25は、上記下横枠3上にその略全長にわたって凸設されており、これらガイドレール20,25の先端面は略平坦に形成されている。また、これらガイドレール20,25は、それらの先端部に両側方向に突設された鍔部21,26を有していて、該先端部が基部22,27よりも幅広である断面略T字状に形成されている。ここで、上記上下各ガイドレール20,25の基部22,27の幅は、それぞれ対応するスライド枠45a,45bにおける上記係合爪48aによって狭められた係合凹部48の開口幅よりも小さく形成されており、また、鍔部21,26によって拡げられた先端部の幅は、係合爪48aによって狭められた係合凹部48の開口幅よりも大きく、かつ該係合凹部48を形成する側壁46a,46aの内面間の幅よりも小さく形成されている。
そうすることにより、スクリーン40の拡張に伴って、上記固定框部材31の内部31eから上記ガイド枠10の下面12a上及び下横枠3上に導出された各スライド枠45a,45bの係合凹部48に対して、上下各ガイドレール20,25が、鍔部21,26と係合爪48aとを係合させた状態で、摺動自在に挿通されるようになっている。そのため、ガイド枠10の下面12a上及び下横枠3上において、各スライド枠45a,45bがスクリーン40側への湾曲を阻止されて直線状に保持され、上側スライド枠45aが上側ガイドレール20から垂れ下がったり、下側スライド枠45bが下側ガイドレール25から浮き上がったりすることがない。すなわち、スライド枠45a,45bの係合爪48aと上下各ガイドレール20,25の鍔部21,26とによって上記湾曲制限機構が形成されている。したがって、スクリーン装置Sの開閉操作時に、上下各スライド枠45a,45bを、拡張されたスクリーン40の上下各端縁部と固定框部材31の内部31eとの間で、スムーズに出没動作させることができ、スクリーン装置Sの良好な操作性を確保することができる。なお、上記湾曲制限機構は、上記係合爪48aと鍔部21,26との組合せに限られるものではなく、ガイド駒46に屈曲方向を制限するストッパ部を設け、互いに隣接するガイド駒46,46間におけるストッパ部同士の当接によりスライド枠45a,45bの湾曲方向が制限されるようにして、導出された各スライド枠45a,45bが各ガイドレール20,25から垂れ下がったり浮き上がったりするのを防止しても良い。
また、上記上下各ガイドレール20,25の先端部の幅は、固定框部材31の上下各入出口33a,33bが配置される位置近傍において、係合爪48aによって狭められた上下各スライド枠45a,45bの係合凹部48の開口幅よりも幅狭に形成されている。そのため、上記スクリーン40の拡縮に伴って、上下各スライド枠45a,45bが固定框部材31の上下各入出口33a,33bを通じて出没動作する際に、当該位置において、上下各スライド枠45a,45bの係合凹部48を、上記上下各ガイドレール20,25に対して係脱させることができるようになっている。ここで、図5〜図7に示すように、上記上下各入出口33a,33bの近傍において、上記鍔部21,26に、上下各ガイドレール20,25の先端部の幅を各入出口33a,33bに向けて徐々に縮小させる傾斜部23,28を設けると、上下各スライド枠45a,45bの係合凹部48を上下各ガイドレール20,25に対してよりスムーズに係脱させることができて望ましい。
さらに、当該スクリーン装置Sにおいては、上記一対のスライド枠45a,45bの出没動作を互いに同期させることにより、スクリーン装置Sの開閉操作時に、上記可動框部材32と上記固定框部材31との平行状態を維持するためのワイヤー部材37が、上記上下各スライド枠45a,45bの自由端を形成する端部駒51にそれぞれ固定されて架設されている。該ワイヤー部材37は、可撓性を有する組み紐等から成っていて、固定框部材31の内部31eにおける上記各スライド枠45a,45bよりも上記作業用開口34a側の領域でループを形成しており、上記各スライド枠45a,45bの端部駒51同士を連結している。なお、上記ワイヤー部材37によるループは、図1に示すように互いに交差しないO字状に形成されている。
さらに具体的には、上記ワイヤー部材37は、第1ワイヤー部材37a及び第2ワイヤー部材37bとから成っており、また、上記作業用開口34aの上側開口縁と下側開口縁とには、ワイヤー部材37を折り返すための上側折返し部38a及び下側折返し部38bがそれぞれ設けられている。そして、上記第1ワイヤー37aは、上側折返し部38aで折り返されて、その両端が各スライド枠45a,45bの端部駒51における上記作業用開口34aを臨む側面上に、ネジ39等の固定部材により着脱可能に固定されており、一方、上記第2ワイヤー37bも同様にして、下側折り返し部38bで折り返され、その両端が上記各スライド枠45a,45bの端部駒51における同じ側面上に着脱可能に固定されている。なお、図1に示すように、各ワイヤー部材37a,37bの少なくとも一端の固定位置は長穴51bによって調整可能となっていて、各ワイヤー部材37a,37bの張力を調節することができるようになっている。
このように、ワイヤー部材37が、固定框部材31の内部31eにおける上記各スライド枠45a,45bよりも上記作業用開口34a側の領域において、該作業用開口34aから全体が露出するように架け廻されているため、スクリーン装置Sを建物の開口1に装着したままの状態でも、ワイヤー部材37の架け外しや張力の調整等の作業を、スクリーン装置Sの開口面側から上記作業用開口34aを通じて容易に行うことができる。
図8及び図9、並びに、図10及び図11は、本発明に係るスクリーン装置Sの第2実施例を示している。そして、図8及び図9は、当該実施例の第1の形態を示しており、図10及び図11は、当該実施例の第2の形態を示している。
なお、ここでは、上記第1実施例に係るスクリーン装置Sとは異なる構成部分及びその作用効果について説明することとし、その他の共通する構成部分及びそれによる作用効果については、重複を避けるために同じ符号を付して説明を省略する。
本第2実施例においては、上記ガイド枠10に、上記レール高さ調節機構13に代えて、上記固定枠11と可動枠12との間に介在させた弾性支持部材18,19が設けられており、スクリーン装置Sを建物の開口1に装着した状態において、該弾性支持部材18,19により可動枠12の下面12aと共に上側ガイドレール20が下方に弾発されて、装置本体30の上縁すなわち上側スライド枠45aが弾性支持されるようになっている。そのため、たとえ装着する建物の開口1の高さなどに多少の寸法の誤差があったとしても、その寸法の誤差を上記弾性支持部材18,19に吸収させて、該上側ガイドレール20と上記上側スライド枠45aとを確実に凹凸係合させることが可能となり、該スライド枠45aの出没動作をよりスムーズなものとすることができる。
さらに具体的に説明すると、まず、図8及び図9に示された本第2実施例の第1の形態においては、上記弾性支持部材が略L字状に屈折された板バネ18によって形成されている。そして、該板バネ18の一端が固定端として、上記固定枠11の固定壁11aの内面にネジ18a等の固定部材で固定されていて、その他端が自由端として、該固定壁11aの内面上に摺動可能に配置されており、さらに、その屈折部分には平坦部18bが形成されていて、該平坦部18bが上記可動枠12の摺動壁12c,12d間に上記可動壁12bと略平行を成して架設された支持壁12fの上面に当接している。すなわち、可動枠12が上方に変位すると、上記板バネ18が変形して、その自由端が固定端から離れる方向に上記固定壁11aの内面上を摺動し、その変形した板バネ18の元に戻ろうとする弾性反発力により、該可動枠12が下方に弾発されるようになっている。
次に、図10及び図11に示された本第2実施例の第2の形態においては、上記弾性支持部材が弦巻バネ19によって形成されている。そして、該弦巻バネ19の一端が固定端として、上記固定枠11の固定壁11aの内面にネジ19a等の固定部材で固定されていて、その他端が自由端として、上記可動枠12の摺動壁12c,12d間に上記可動壁12bと略平行を成して架設された支持壁12fの上面に当接している。すなわち、可動枠12が上方に変位すると、上記弦巻バネ19が縮む方向に変形し、その変形した弦巻バネ19の元に戻ろうとする弾性反発力により、該可動枠12が下方に弾発されるようになっている。なお、上記弦巻バネの他端は、上記支持壁の上面に固定されていても良い。
本発明の第1実施例に係るスクリーン装置Sを建物の開口1に装着した状態を示す部分破断正面図である。 図1におけるA−A断面図である。 図1におけるB−B断面図である。 図1の部分斜視図である。 図1のスクリーン40を取り外した状態を示す部分斜視図である。 図1におけるガイド枠10の部分斜視図である。 図1における下側ガイドレール25の部分斜視図である。 本発明の第2実施例に係るスクリーン装置Sの第1の形態を示す部分破断正面図であり、当該スクリーン装置Sを建物の開口1に装着した状態を示している。 図8におけるC−C断面図である。 本発明の第2実施例に係るスクリーン装置Sの第2の形態を示す部分破断正面図であり、当該スクリーン装置Sを建物の開口1に装着した状態を示している。 図10におけるD−D断面図である。 従来技術に係るスクリーン装置の部分破断正面図である。 図12におけるE−E断面図である。 図12におけるF−F断面図である。
符号の説明
S スクリーン装置
1 建物の開口
2 上横枠
3 下横枠
4 左縦枠
5 右縦枠
10 ガイド枠
11 固定枠
12 可動枠
12a 下面
13 レール高さ調節機構
18 板バネ(弾性支持部材)
19 弦巻バネ(弾性支持部材)
20 上側ガイドレール
25 下側ガイドレール
21,26 鍔部
23,28 傾斜部
30 装置本体
31 固定框部材
31e 内部
32 可動框部材
33a 上側入出口
33b 下側入出口
40 スクリーン
41 巻取り軸
45a 上側スライド枠
45b 下側スライド枠
43 端部駒
46 ガイド駒
47 スリット(ガイド部)
48 係合凹部(係合部)

Claims (11)

  1. 互いに対向する上下横枠と互いに対向する左右縦枠とにより囲われて形成された建物の開口に装着するための横引き式のスクリーン装置であって、
    上記上横枠上に固定するためのもので、上下方向に変位可能な下面を備えていて、該下面上に長尺の上側ガイドレールがその長手方向に沿って設けられて成るガイド枠;上記下横枠上にその長手方向に沿って設けられる長尺の下側ガイドレール;上記左右縦枠間において、互いに平行に配置されると共に少なくとも一方が横方向にスライド可能に設けられる一対の框部材と、これら一対の框部材間に、該框部材のスライドにより拡張及び収縮可能に支持されたスクリーンと、スクリーンの収縮に伴って、框部材に開設された入出口から湾曲して該框部材の内部へと収容され、スクリーンの拡張に伴って、上記入出口からガイド枠の下面上及び下横枠上へと、拡張されたスクリーンの上下各端縁部に沿って直線的に導出される上下一対の長尺のスライド枠とを備えた装置本体;によって構成され、
    上記一対のスライド枠がそれぞれ、複数のガイド駒を互いに隣接するガイド駒間において屈曲可能に連結することにより湾曲可能に形成されていると共に、上記スクリーンとは反対側に配置される面に、ガイド枠の下面上及び下横枠上へと導出された際に上記上下各ガイドレールと摺動自在に凹凸係合する係合部を長手方向に沿って有しており、
    さらに、これら一対のスライド枠における上記ガイド枠の下面上及び下横枠上に導出された部分が、湾曲制限機構により、スクリーン側への湾曲を阻止されて直線状に保持されるように構成されている、
    ことを特徴とするスクリーン装置。
  2. 上記一対のスライド枠がそれぞれ、上記スクリーン側に配置される面に、ガイド枠の下面上及び下横枠上へと導出された際に上記スクリーンの上下各端縁部をその両面側から支持するガイド部を長手方向に沿って有している、
    ことを特徴とする請求項1に記載のスクリーン装置。
  3. 上記一対の框部材が、左右縦枠のうち何れか一方に固定される固定框部材と横方向にスライド可能に設けられる可動框部材とから成っていて、該固定框部材の上下端部に上記入出口がそれぞれ開設されており、上記一対のスライド枠の一端がそれぞれ可動框部材の上下端部に固定され、それらの他端がそれぞれ上記各入出口を通じて固定框部材の内部に往復動自在に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスクリーン装置。
  4. 上記スクリーンの左右の一端が上記固定框部材に取り付けられ、その他端が上記可動枠部材内に回動可能に支持されたスクリーンの巻取り軸に取り付けられている、
    ことを特徴とする請求項3に記載のスクリーン装置。
  5. 上記上下各ガイドレールがそれぞれ、ガイド枠の下面上及び下横枠上に凸設されていて、上記係合部が、一対のスライド枠におけるスクリーンとは反対側に配置される面にそれぞれ凹設されている、
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載のスクリーン装置。
  6. 上記湾曲制限機構が、上記スライド枠における係合部の両側壁から互いに内側に向けてその開口幅を狭めるように突設された係合爪と、上記上下各ガイドレールの先端部においてその両側方向に突設され、上記係合爪と係合させた状態で上記スライド枠の係合部に摺動自在に挿通される鍔部との組合せによって構成されている、
    ことを特徴とする請求項5に記載のスクリーン装置。
  7. 上記上下各ガイドレールがそれぞれ、上記ガイド枠の下面及び下横枠の略全長にわたって設けられており、
    上記固定框部材の各入出口が配置される位置近傍において、これら上下各ガイドレールの先端部の幅が、係合爪によって狭められた上記両スライド枠の係合部の開口幅よりも幅狭に形成され、該係合部がこれら上下各ガイドレールに対してそれぞれ係脱可能となっている、
    ことを特徴とする請求項6に記載のスクリーン装置。
  8. 上記装置本体が上下対称に構成されていて、上記固定框部材が上記左右縦枠に対して選択的に固定可能となっている、
    ことを特徴とする請求項3〜7の何れかに記載のスクリーン装置。
  9. 上記ガイド枠が、その下面を上下方向に位置調節してその調節した位置で固定可能とするレール高さ調節機構を有している、
    ことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載のスクリーン装置。
  10. 上記ガイド枠が、その下面を下方に向けて弾発する弾性支持部材を有している、
    ことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載のスクリーン装置。
  11. 上記ガイド枠が、上横枠上に固定される固定枠と上記上側ガイドレールが設けられた下面を有するレール枠とから成っていて、これら固定枠及びレール枠を上下方向に摺動可能に嵌合させることにより構成されている、
    ことを特徴とする請求項1〜10の何れかに記載のスクリーン装置。
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