JP2007197200A - 圧電駆動式部品供給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】部品搬送部材の全搬送路にわたって部品を一定速度で搬送できる圧電駆動式部品供給装置を提供することである。
【解決手段】圧電素子6を両面に取り付けた駆動板ばね7と補助板ばね8とを一部重ね合わせて接合した一対の板ばねユニット4を、それぞれ一定角度θ傾け、その駆動板ばね7と補助板ばね8とが一部対向する面でトラフ1に固定された上部支持部材2および基台5に固定された下部支持部材3に取り付けることにより、両板ばねユニット4の振動角が駆動板ばね7および補助板ばね8の厚みに関係なく同じ角度γ(=θ)になるようにして、両板ばねユニット4の振動の方向を一致させ、トラフ1の全搬送路にわたって部品を一定速度で搬送できるようにしたのである。
【選択図】図1
【解決手段】圧電素子6を両面に取り付けた駆動板ばね7と補助板ばね8とを一部重ね合わせて接合した一対の板ばねユニット4を、それぞれ一定角度θ傾け、その駆動板ばね7と補助板ばね8とが一部対向する面でトラフ1に固定された上部支持部材2および基台5に固定された下部支持部材3に取り付けることにより、両板ばねユニット4の振動角が駆動板ばね7および補助板ばね8の厚みに関係なく同じ角度γ(=θ)になるようにして、両板ばねユニット4の振動の方向を一致させ、トラフ1の全搬送路にわたって部品を一定速度で搬送できるようにしたのである。
【選択図】図1
Description
本発明は、振動により部品を搬送する部品搬送部材の振動源として圧電素子を用いた圧電駆動式の部品供給装置に関する。
比較的小形の部品を振動により搬送しながら整列させて次工程に供給する部品供給装置には、部品搬送部材の振動源として圧電素子を用いた圧電駆動式のものがある(例えば、特許文献1、2参照。)。図3は、このような圧電駆動式の部品供給装置の一例としての直進フィーダを示す。この直進フィーダは、トラフ(部品搬送部材)51を、上下の支持部材52、53を介して、一対の傾斜配置された板ばねユニット54で基台55に振動可能に連結している。上部支持部材52はトラフ51下面に、下部支持部材53は基台55上面にそれぞれ固定されている。
前記各板ばねユニット54は、駆動用の圧電素子56を取り付けた平板状の駆動板ばね57と平板状の補助板ばね58とを一部重ね合わせて接合したものであり、その補助板ばね58の上端部を上部支持部材52に、駆動板ばね57の下端部を下部支持部材53にそれぞれ固定されている。そして、圧電素子56に交流電流が印加されると、圧電素子56が駆動板ばね57の両側で互いに逆方向に伸縮することにより駆動板ばね57が撓み運動し、その振動が補助板ばね58で増幅されて上部支持部材52およびトラフ51に伝わり、トラフ51が各板ばねユニット54の長手方向とほぼ直交する方向に振動して部品を搬送するようになっている。
また、各板ばねユニット54は、駆動板ばね57の外側面と補助板ばね58の内側面とが一部で対向し、駆動板ばね57の内側面で下部支持部材53に、補助板ばね58の内側面で上部支持部材52にそれぞれ取り付けられている。従って、駆動板ばね57が水平面Hに対して一定の傾斜角度θで取り付けられていても、駆動板ばね57の厚みの影響により、図中左側の板ばねユニット54の振動の中心軸(A3−B3線)が水平面Hとなす角度(以下、「振動角」と称する。)はα(>θ)となり、右側の板ばねユニット54の振動の中心軸(C3−D3線)が水平面Hとなす角度(振動角)はβ(<θ)となって、両板ばねユニット54の振動の方向は一致しない。なお、駆動板ばねの内側面と補助板ばねの外側面とが一部対向するように両板ばねを重ね合わせれば、補助板ばねの厚みの影響により、両板ばねユニットの振動方向が一致しなくなる。
このため、上記のような直進フィーダでは、トラフの上流部と下流部とで部品の搬送速度が異なり、部品をスムーズに整列搬送できないことがある。また、トラフの振動で部品を斜め上方に投げ上げる角度も搬送方向位置によって異なるので、投上角度によって姿勢が変わりやすい電子チップ部品等の微細な部品の整列供給には適していない。
特開2002−302231号公報
特公平5−61171号公報
本発明の課題は、部品搬送部材の全搬送路にわたって部品を一定速度で搬送できる圧電駆動式部品供給装置を提供することである。
上記の課題を解決するため、本発明は、駆動用の圧電素子を取り付けた平板状の駆動板ばねと平板状の補助板ばねとを一部重ね合わせて接合した板ばねユニットを複数用いて、部品搬送部材を基台に振動可能に連結した圧電駆動式部品供給装置において、前記各板ばねユニットを、水平面に対して一定角度傾け、前記駆動板ばねと補助板ばねとが一部対向する面で前記部品搬送部材および基台に取り付けた構成を採用した。
すなわち、複数の板ばねユニットを、それぞれ水平面に対して一定角度傾け、駆動板ばねと補助板ばねとが一部対向する面で部品搬送部材および基台に取り付けることにより、各板ばねユニットの振動角が駆動板ばねおよび補助板ばねの厚みに関係なく同じ角度になるようにして、各板ばねユニットの振動の方向を一致させたのである。
本発明の圧電駆動式部品供給装置は、上述したように、部品搬送部材を基台に振動可能に連結する複数の板ばねユニットを、一定角度傾け、駆動板ばねと補助板ばねとが一部対向する面で部品搬送部材および基台に取り付けて、各板ばねユニットの振動の方向を一致させたものであるから、部品搬送部材の全搬送路にわたって部品を一定速度でスムーズに搬送することができる。また、搬送路での部品投上角度も一定となるので、電子チップ部品等の微細な部品の整列供給にも適している。
以下、図1および図2に基づき、本発明の実施形態を説明する。図1は第1の実施形態を示す。この圧電駆動式部品供給装置は、微細な電子チップ部品を次工程に供給するための直進フィーダであり、部品搬送路1aを有するトラフ(部品搬送部材)1を、上下の支持部材2、3を介して、一対の傾斜配置された板ばねユニット4で基台5に振動可能に連結している。上部支持部材2はトラフ1下面に、下部支持部材3は基台5上面にそれぞれ固定されている。
前記各板ばねユニット4は、駆動用の圧電素子6を両面に取り付けた平板状の駆動板ばね7と平板状の補助板ばね8とを端部どうし重ね合わせてボルト9で接合したもので、補助板ばね8の上端部を上部支持部材2に、駆動板ばね7の下端部を下部支持部材3にそれぞれボルト9で固定されている。ここで、各駆動板ばね7は、その外側面で補助板ばね8と対向するとともに下部支持部材3へ取り付けられており、一方、各補助板ばね8は、その内側面で駆動板ばね7と対向するとともに上部支持部材2へ取り付けられている。
従って、各板ばねユニット4の駆動板ばね7を水平面Hに対して一定の傾斜角度θで取り付けることにより、図中左側の板ばねユニット4の振動角(A1−B1線が水平面Hとなす角度)と、右側の板ばねユニット4の振動角(C1−D1線が水平面Hとなす角度)が同じ角度γ(=θ)となって、両板ばねユニット4の振動の方向は一致する。
この部品供給装置は、上記の構成であり、各板ばねユニット4の圧電素子6に交流電流が印加されると、圧電素子6が駆動板ばね7の両側で互いに逆方向に伸縮して駆動板ばね7が撓み運動し、その振動が補助板ばね8で増幅されて上部支持部材2およびトラフ1に伝わる。そして、トラフ1が、その振動により部品を左斜め上方に投げ上げながら図中の矢印方向に搬送する。このとき、上述したように両板ばねユニット4の振動方向が一致しているため、トラフ1の部品搬送速度および部品投上角度は全搬送路にわたって一定であり、部品を従来よりもスムーズに整列搬送して次工程へ供給することができる。
図2は第2の実施形態を示す。この実施形態では、各板ばねユニット4の駆動板ばね7はその内側面で補助板ばね8と対向するとともに基台5へ取り付けられ、補助板ばね8はその外側面で駆動板ばね7と対向するとともに上部支持部材2へ取り付けられている。その他の部分の構成は、第1の実施形態と同じである。
この実施形態でも、図中左側の板ばねユニット4の振動角(A2−B2線が水平面Hとなす角度)と、右側の板ばねユニット4の振動角(C2−D2線が水平面Hとなす角度)が同じ角度γ(=θ)となり、両板ばねユニット4の振動の方向は一致するので、トラフ1の全搬送路にわたって一定の搬送速度および投上角度で部品を搬送することができる。
なお、本発明は、実施形態のような直進フィーダに限らず、複数の板ばねユニットを用いた圧電駆動式のものであれば、ボウルフィーダや、ボウルフィーダと直進フィーダとを組み合わせたもの等にも適用が可能である。
1 トラフ(部品搬送部材)
1a 部品搬送路
2 上部支持部材
3 下部支持部材
4 板ばねユニット
5 基台
6 圧電素子
7 駆動板ばね
8 補助板ばね
9 ボルト
1a 部品搬送路
2 上部支持部材
3 下部支持部材
4 板ばねユニット
5 基台
6 圧電素子
7 駆動板ばね
8 補助板ばね
9 ボルト
Claims (1)
- 駆動用の圧電素子を取り付けた平板状の駆動板ばねと平板状の補助板ばねとを一部重ね合わせて接合した板ばねユニットを複数用いて、部品搬送部材を基台に振動可能に連結した圧電駆動式部品供給装置において、前記各板ばねユニットを、水平面に対して一定角度傾け、前記駆動板ばねと補助板ばねとが一部対向する面で前記部品搬送部材および基台に取り付けたことを特徴とする圧電駆動式部品供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006020683A JP2007197200A (ja) | 2006-01-30 | 2006-01-30 | 圧電駆動式部品供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006020683A JP2007197200A (ja) | 2006-01-30 | 2006-01-30 | 圧電駆動式部品供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007197200A true JP2007197200A (ja) | 2007-08-09 |
Family
ID=38452180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006020683A Pending JP2007197200A (ja) | 2006-01-30 | 2006-01-30 | 圧電駆動式部品供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007197200A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112008000136T5 (de) | 2007-01-10 | 2009-12-24 | Sumitomo (Sei) Steel Wire Corp., Itami | Verbindungsverfahren und Verbindungseinrichtung zum Verbinden von linearen Metallobjekten |
-
2006
- 2006-01-30 JP JP2006020683A patent/JP2007197200A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE112008000136T5 (de) | 2007-01-10 | 2009-12-24 | Sumitomo (Sei) Steel Wire Corp., Itami | Verbindungsverfahren und Verbindungseinrichtung zum Verbinden von linearen Metallobjekten |
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