JP2007196642A - 画像形成装置及び画像形成システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 画像形成装置としてのプリンタに接続された上位装置としてのパソコンは、プリンタからトナー収容部の交換日時及びトナー残量を定期的に読み込んでメモリに記憶している。そのメモリから上記交換日時及びトナー残量を取得し(S11)、トナー交換時から設定期間以上経過し(S12:Y)、かつ、トナー残量が設定量以上の場合に(S13:Y)、トナーを早急に使用する必要がある旨のメッセージを表示する(S14)。トナー残量等のパラメータの論理演算結果に応じて表示等の処理を実行しているので、高度な処理が実行可能である。
【選択図】 図12
Description
図1は、実施例としての画像形成システムの概要を表す模式図である。図1に示すように、本実施例のユーザ側ネットワークでは、画像形成装置としての3台のプリンタ1,2,3が、上位装置としてのパソコン70にハブ80を介してLAN経由で接続されている。また、ハブ80は、インターネット経由でメーカ側ネットワークのハブ180と接続され、そのハブ180を介してメーカ側のパソコン170と通信可能に構成されている。
次に、図2は、プリンタ1の概略断面図であり、図3は、プリンタ1の外観を表す斜視図である。なお、プリンタ2もプリンタ1とほぼ同様に構成され、プリンタ3も、基本的な機構はプリンタ1,2と同様である。また、ハブ80には、以下に構成を説明するようなレーザプリンタに限らず、インクジェットプリンタやドットインパクトプリンタ等、各種プリンタが接続されていてもよい。
図2に示すように、フィーダ部4は、本体ケース1a内の底部に、着脱可能に装着される本体給紙トレイ6と、本体給紙トレイ6内に設けられた用紙押圧板8と、本体給紙トレイ6の一端側端部の上方に設けられる給紙ローラ(以下、本体給紙ローラという)12及び分離パッド13とを備えている。また、本体給紙ローラ12から画像形成位置P(感光体ドラム23と転写ローラ25との接触部、つまり感光体ドラム23上のトナー像が用紙99に転写される転写位置)までの間には、湾曲状に形成された搬送経路7が配されている。
フィーダ部4より上方位置の本体ケース1aの前部側には、用紙99を手差しまたは自動給紙にて供給するためのマルチパーパストレイ14と、マルチパーパストレイ14上に積層される用紙99を給紙するためのマルチパーパス側給紙機構15とが設けられている。マルチパーパス側給紙機構15は、マルチパーパス側給紙ローラ15a及びマルチパーパス側給紙パッド15bを備えており、マルチパーパス側給紙パッド15bの裏側に配設されるバネ15cによって、マルチパーパス側給紙パッド15bがマルチパーパス側給紙ローラ15aに向かって押圧されている。また、マルチパーパス側給紙機構15は、駆動ローラと従動ローラの対からなる一対の搬送ローラ15dを備えている。
スキャナユニット17は、本体ケース1aの上部のうち、排紙トレイ36の下面側に配置され、レーザ発光部(図示せず)、回転駆動されるポリゴンミラー20、レンズ21a及び21b、反射鏡22などを備えており、レーザ発光部から発光される画像データに応じたレーザビームを、ポリゴンミラー20、レンズ21a、反射鏡22、レンズ21bの順に通過或いは反射させて、プロセスユニット18における感光体ドラム23の表面上に高速走査にて照射している。
プロセスユニット18は、静電潜像坦持体としての感光体ドラム23、スコロトロン型帯電器37、及び、転写ローラ25等を有するドラムカートリッジと、そのドラムカートリッジに着脱自在な現像カートリッジ24とから構成されている。現像カートリッジ24は、トナー収容部26、現像ローラ27、層厚規制ブレード28、トナー供給ローラ29等を備えている。
定着手段としての定着装置19は、図2に示すように、プロセスユニット18より側方の搬送方向下流側に配設され、1つの加熱ローラ31と、この加熱ローラ31を押圧するように配置された加圧ローラ32と、これらの下流側に設けられる一対の搬送ローラ33とを備えている。加熱ローラ31は、アルミ等の金属製で加熱のためのハロゲンランプ等のヒータを備えており、プロセスユニット18において用紙99上に転写されたトナーを、用紙99が加熱ローラ31と加圧ローラ32との間を通過する間に熱定着させる。その後、用紙99は搬送ローラ33によって、本体ケース1a内の後部側の排紙パスにおける搬送ローラ34及び排紙ローラ35により搬送され、その後、排紙トレイ36上に排紙される。
上記のようにトナーによる画像形成(以下、印刷ともいう)が行われるとトナー収容部26のトナーが消費されるため、消耗品としてのトナー収容部26は本体ケース1aの上面を開放させて交換される。プリンタ1は、トナー収容部26が交換されたことを検出するために、次のような交換検出部38を備えている。
図2に戻って、フィーダ部4の下方に増設可能に構成されたオプショントレイ41は、その内部構造がフィーダ部4とほぼ同様に構成されている。すなわち、オプショントレイ41は、その底部に着脱可能に装着される増設給紙トレイ46と、一端が増設給紙トレイ46の底面に揺動可能に支持され、バネ48aによって付勢された用紙押圧板48と、用紙押圧板48の他端上方に設けられた給紙ローラ(以下、増設給紙ローラという)52及び分離パッド53とを備えている。分離パッド53は、増設給紙ローラ52に対向状に配設され、摩擦係数の大きい部材からなるパッド53aがバネ53bによって増設給紙ローラ52に向かって押圧されている。
次に、ユーザ側ネットワークの制御系を図7のブロック図を参照しながら説明する。プリンタ1は、図7に示すように、各種演算を実行するCPU(中央演算装置)61と、制御プログラム等を記憶させたROM(読み出し専用メモリ)62と、各種のデータを一時的に記憶させるRAM(随時読み書き可能メモリ)63とを備えている。また、そのCPU61には、電源スイッチが切られても記憶内容が消えないようにされたNVRAM64や、ハードディスク装置(HDD)65も接続され、更に、パソコン70と直接接続するためのプリンタポートインタフェース(プリンタポートI/F)66、前述のLANと接続するためのLANインタフェース(LANI/F)67、本体ケース1aの表面に設けられた操作キー90及び表示パネル91(図3参照)、並びに、前述の各種トレイ6,14,46から排紙トレイ36へ到る機構の各種アクチュエータ及び検出部(以下、画像形成部93と総称する)が接続されている。なお、操作キー90は、図3に示すように、複数の矢印キー,実行キー,キャンセルキー,テンキー等を備えた周知のものである。
次に、上記制御系で実行される処理について説明する。先ず、図8は、プリンタ1の制御系で実行される処理を表すフローチャートである。なお、この処理は、所定時間毎に定期的に実行される。
ここで、例えば、対象のプリンタ(例えばプリンタ1)に、トナーの消費期限が近づきかつトナー残量が多い場合に警告を表示する設定がなされていた場合、S7では次のような処理が実行される。図12は、その場合のS7の処理を詳細に表すフローチャートである。
次に、本体給紙トレイ6等の用紙供給パーツの耐久度低下に対応した条件式及び動作を説明する。この処理を実行するためには、プリンタ側(例えばプリンタ1)で次のような処理が実行される必要がある。図14は、この例においてプリンタ1で実行される処理を表すフローチャートである。なお、この処理は、所定時間毎に定期的に実行される。
14…マルチパーパストレイ 17…スキャナユニット 18…プロセスユニット
23…感光体ドラム 24…現像カートリッジ 25…転写ローラ
26…トナー収容部 38…交換検出部 39…移動部材
39c,39d…遮蔽板部 41…オプショントレイ 46…増設給紙トレイ
67,78…LANインタフェース 70,170…パソコン 75…操作部
76…表示部 80,180…ハブ 93…画像形成部
99…用紙 101…プリンタ名表示部 102…パラメータ表示部
103…条件式表示部 107…実行パス表示部 108…本文表示部
Claims (6)
- 被記録媒体に画像を形成する画像形成手段を備えた画像形成装置であって、
上記画像形成手段の状態を検出する複数の検出手段と、
該各検出手段の検出結果を論理演算する演算手段と、
該演算手段の演算結果に応じた処理を実行する処理手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 上位装置と、該上位装置からの指令に応じて被記録媒体に画像を形成する画像形成手段を備えた画像形成装置と、からなる画像形成システムであって、
上記画像形成手段の状態を検出する複数の検出手段と、
該各検出手段の検出結果を論理演算する演算手段と、
該演算手段の演算結果に応じた処理を実行する処理手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成システム。 - 上記演算手段及び上記処理手段は、上記上位装置に設けられたことを特徴とする請求項2記載の画像形成システム。
- 上記検出手段及び上記演算手段は、上記画像形成装置に設けられたことを特徴とする請求項2記載の画像形成システム。
- 上記検出手段として、上記画像形成手段に備えられた消耗品の消費期限を検出する消費期限検出手段と、その消耗品の残量を検出する残量検出手段と、を備えたことを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の画像形成システム。
- 上記画像形成手段は、上記被記録媒体を搬送する搬送手段を備え、
上記検出手段として、上記搬送手段の耐久度を検出する耐久度検出手段と、上記画像形成装置におけるエラー履歴を検出するエラー履歴検出手段と、を備えたことを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の画像形成システム。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010048900A (ja) * | 2008-08-19 | 2010-03-04 | Oki Data Corp | 画像形成装置 |
US8711405B2 (en) | 2010-09-21 | 2014-04-29 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Monitoring device, monitoring method and non-transitory computer readable medium |
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JPH09120238A (ja) * | 1995-10-25 | 1997-05-06 | Canon Inc | 出力装置 |
WO2001005596A1 (fr) * | 1999-07-14 | 2001-01-25 | Seiko Epson Corporation | Cartouche d'encre, imprimante a jet d'encre, procede de remplacement d'une cartouche d'encre |
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2006
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