JP2011081592A - データ管理装置、及び、画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像データを、容易かつ確実に管理することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置10において、原稿読取部14は、原稿の画像情報を読取り、メインCPU80は、読取られた画像情報に基づく画像データに基づいて、原稿に、通し番号である連番が記入されているか否かを判定し、上記判定によって、連番が記入されていると判定した場合には、画像データを、対応する連番を含むフォルダ名が付された連番フォルダ内に格納し、連番が記入されていないと判定した場合には、画像データを格納するための新規フォルダを作成するとともに、連番が記入されていないと判定された画像データを、新規フォルダ内に格納するようにする。
【選択図】 図4
【解決手段】画像形成装置10において、原稿読取部14は、原稿の画像情報を読取り、メインCPU80は、読取られた画像情報に基づく画像データに基づいて、原稿に、通し番号である連番が記入されているか否かを判定し、上記判定によって、連番が記入されていると判定した場合には、画像データを、対応する連番を含むフォルダ名が付された連番フォルダ内に格納し、連番が記入されていないと判定した場合には、画像データを格納するための新規フォルダを作成するとともに、連番が記入されていないと判定された画像データを、新規フォルダ内に格納するようにする。
【選択図】 図4
Description
本発明は、データ管理装置及びそのデータ管理装置を含む画像形成装置に関し、特には、画像データを分類して管理する技術に関する。
従来、スキャナ装置等によって読取られた原稿の画像情報に基づく画像データを管理するデータ管理装置がある。
例えば、後掲の特許文献1には、所定のファイルフォーマットにより登録された文書データを、所定のファイルフォーマットによる特定のフィールドにおけるデータの内容に基づいて分類する文書管理装置について開示されている。
また、文書管理方法の1つとして、文書の作成順等を表す通し番号である連番を用いて管理する方法がある。この方法では、文書に連番を記入し、その文書に基づく画像データを、対応する連番を含むフォルダ名が付されたフォルダ内に格納することで、画像データの管理を行なう。
従来の連番を用いた文書管理方法では、連番の書込み、及び、連番を含むフォルダ名の付与を手動で行なっていたため、データ管理に手間がかかるという問題がある。また、連番の記入漏れ及び連番の重複等のミスが発生しやすいという問題がある。特許文献1には連番を用いたデータ管理方法については開示されていない。したがって、特許文献1に開示される技術では、上記した問題を解決することはできない。
本発明の目的は、画像データを、容易かつ確実に管理することができるデータ管理装置及びそのデータ管理装置を含む画像形成装置を提供することである。
本発明の第1の局面に係るデータ管理装置は、原稿の画像情報を読取る読取手段と、読取られた画像情報に基づく画像データに基づいて、原稿に、通し番号である連番が記入されているか否かを判定する判定手段と、判定手段によって、連番が記入されていると判定された場合に、画像データを、対応する連番を含むフォルダ名が付された連番フォルダ内に格納する第1の記憶手段と、判定手段によって、連番が記入されていないと判定された場合に、画像データを格納するための新規フォルダを作成するフォルダ作成手段と、連番が記入されていないと判定された画像データを、新規フォルダ内に格納する第2の記憶手段と、を含む。
このように、データ管理装置は、原稿に連番が記入されている場合には、対応する連番を含むフォルダ名が付された連番フォルダ内に画像データを格納し、原稿に連番が記入されていない場合には、新たに作成された新規フォルダ内に画像データを格納するので、画像データの分類ミスを少なくすることができる。また、画像データの分類及び新規フォルダの作成が自動的に行なわれるので、データ管理に要する手間を省くことができる。したがって、画像データを容易かつ確実に管理することができる。
好ましくは、原稿は、連番を記入するための連番記入欄を含む所定のフォーマットに従って作成され、判定手段は、画像データに基づいて、連番記入欄に連番が記入されているか否かを判定する。これによって、判定手段は、原稿に、連番が記入されているかの判定をより一層容易に行なうことができる。
より好ましくは、データ管理装置は、判定手段によって、連番が記入されていないと判定された場合に、連番フォルダに付される連番のうち、最後の番号を取得する取得手段と、新規フォルダに対し、取得した最後の番号の次の番号を新規連番として含むフォルダ名を付することで、新規連番フォルダを作成するフォルダ名付与手段と、をさらに含む。
このように、新規フォルダに対し、新規連番を含むフォルダ名が付されるので、画像データの分類ミスをより一層少なくすることができる。また、新規連番を含むフォルダ名を手動で付す場合と比較して、データ管理に要する手間をより一層省くことができる。
さらに好ましくは、データ管理装置は、判定手段によって、連番が記入されていないと判定された場合に、画像データに対し、新規連番を書込む書込み手段をさらに含む。
さらに好ましくは、原稿は、連番を記入するための連番記入欄を含む所定のフォーマットに従って作成され、書込み手段は、画像データにおける連番記入欄に対応する領域に対し、新規連番を書込む。
このように、画像データ、又は、画像データにおける連番記入欄に対応する領域に対し、自動的に新規連番が書込まれるので、原稿に対して予め連番を付す手間を省くことができるとともに、画像データをより一層確実に管理することができる。また、画像データに基づく印刷画像を、連番が印刷された状態で得ることができるので、印刷画像に対して連番を書込む手間を省くことができる。
さらに好ましくは、データ管理装置は、新規連番フォルダのフォルダ名、及び、新規連番フォルダの格納場所を通知するための画面を表示する表示手段をさらに含む。これによって、データ管理装置のユーザは、新規連番フォルダのフォルダ名、及び、新規連番フォルダの格納場所を容易に知ることができる。したがって、ユーザは、格納された画像データの関連資料及び参考資料等のデータを、新規連番フォルダに容易に格納することができ、ユーザの利便性がより一層向上する。
さらに好ましくは、データ管理装置は、新規連番フォルダのフォルダ名の修正、及び、新規連番フォルダの格納場所の変更を行なうための操作手段をさらに含む。これによって、ユーザは、新規連番フォルダのフォルダ名を所望のフォルダ名に修正できるとともに、新規連番フォルダの格納場所を所望の場所に変更することができるので、ユーザの利便性がさらに向上する。
さらに好ましくは、データ管理装置は、電子メールアドレスの登録を行なうための登録手段と、新規連番フォルダのフォルダ名、及び、新規連番フォルダの格納場所を通知するための電子メールを、登録されたメールアドレス宛てに送信する電子メール送信手段と、をさらに含む。これによって、データ管理装置のユーザは、新規連番フォルダに付されるフォルダ名、及び、新規連番フォルダの格納場所をより一層容易に知ることができる。したがって、ユーザは、格納された画像データの関連資料及び参考資料等のデータを、新規連番フォルダにより一層容易に格納することができ、ユーザの利便性がさらに向上する。
さらに好ましくは、電子メール送信手段は、新規連番フォルダ内に格納される画像データを、電子メールに添付して送信する。これによって、ユーザは、新規連番フォルダ内に格納される画像データの内容をさらに容易に確認することができる。
さらに好ましくは、データ管理装置は、原稿に記入される情報が登録されるデータベースを記憶するデータベース記憶手段と、画像データにおける予め定める所定領域の文字認識を行なう文字認識手段と、文字認識手段によって認識された情報を、データベースに登録する登録手段と、をさらに含む。
このように、原稿に記入される、件名、原稿の作成者が所属する部門名及び文書名等の情報が文字認識され、データベースに自動的に登録されるので、ユーザは、データベースを参照することで、連番フォルダ及び新規連番フォルダに格納される画像データの内容を容易に知ることができる。
本発明の第2の局面に係る画像形成装置は、上記したデータ管理装置と、画像データに基づく画像を出力する出力手段と、を含む。このように、画像形成装置は、画像データを容易かつ確実に管理するデータ管理装置を含むので、ユーザは、所望の画像データを容易に取得して出力することができる。
好ましくは、画像形成装置は、画像データが格納される連番フォルダ又は新規フォルダを選択する選択手段をさらに含み、出力手段は、選択された連番フォルダ又は新規フォルダ内の画像データに基づく画像を出力する。これによって、ユーザは、所望の画像データをより一層容易に取得して出力することができる。
本発明によれば、データ管理装置は、原稿に連番が記入されている場合には、対応する連番を含むフォルダ名が付された連番フォルダ内に画像データを格納し、原稿に連番が記入されていない場合には、新たに作成された新規フォルダ内に画像データを格納するので、画像データの分類ミスを少なくすることができる。また、画像データの分類及び新規フォルダの作成が自動的に行なわれるので、データ管理に要する手間を省くことができる。したがって、画像データを容易かつ確実に管理することができる。
以下の説明及び図面においては、同一の部品には同一の参照符号及び名称を付してある。それらの機能も同様である。したがって、それらについての詳細な説明をその都度繰返すことはしない。
図1は、本発明の一実施の形態に係る画像形成装置10の内部の構成を模式的に示す図である。本実施の形態に係る画像形成装置10は、原稿画像に基づく画像データに応じて、所定のシート(記録用紙)に対して多色又は単色の画像を印刷するデジタル複合機である。
〈ハードウェア構成〉
−全体構成―
図1を参照して、画像形成装置10によって印刷される画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)及びイエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に対応する。したがって、画像形成装置10は、黒トナー像、シアントナー像、マゼンタトナー像及びイエロートナー像をそれぞれ形成するための、画像形成ステーション22K,22C,22M,22Yを含む。なお、以下の説明において、画像形成ステーション22K,22C,22M,22Yを総称して「画像形成ステーション22」と記す場合がある。画像形成ステーション22の詳細な構成については後述する。
−全体構成―
図1を参照して、画像形成装置10によって印刷される画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)及びイエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に対応する。したがって、画像形成装置10は、黒トナー像、シアントナー像、マゼンタトナー像及びイエロートナー像をそれぞれ形成するための、画像形成ステーション22K,22C,22M,22Yを含む。なお、以下の説明において、画像形成ステーション22K,22C,22M,22Yを総称して「画像形成ステーション22」と記す場合がある。画像形成ステーション22の詳細な構成については後述する。
画像形成装置10は、画像形成装置10の上部に設けられる原稿載置台12と、原稿載置台12に対して矢符Mで示す方向に開閉可能に取り付けられる自動原稿搬送装置(以下「ADF(Automatic Document Feeder)」と記す。)16と、原稿載置台12の下方に設けられる原稿読取部14とを含む。原稿載置台12は、原稿を載置するための、透明ガラスからなる板状部材である。ADF16は、原稿載置台12上に自動で原稿を搬送する装置である。ユーザは、ADF16を矢符Mで示す方向に開放することによって、手動で原稿を原稿載置台12に載置することもできる。
原稿読取部14は、CCD(Charge−Coupled Device)ラインセンサ(図示せず。)等を含むスキャナ装置である。原稿読取部14は、ユーザによって手動で、又は、ADF16によって、原稿載置台12に載置された原稿の画像情報を読取り、読取った画像情報を画像データとして画像処理部89に対して出力する。原稿読取部14は、後述するフォーマット別自動保存処理時においては、読取った画像情報に基づく画像データを、後述するメインCPU80(図4参照)に対して出力する。
画像処理部89は、入力された画像データに対してスクリーン処理(階調処理)等を含む画像処理を施して所定の階調の画像データを作成し、LSU制御装置28に対して出力する。
画像形成装置10は、画像形成ステーション22の下方に設けられ、画像形成ステーション22に対してレーザ走査による露光を行なうためのレーザスキャナーユニット(以下「LSU(Laser Scanner Unit)」と記す。)24を含む。LSU24は、レーザ光を発振するための半導体レーザを含むレーザ発振部26、レーザ光を走査するためのポリゴンミラー、ポリゴンミラーによって反射されたレーザ光を感光体ドラム60(図1には図示せず。)の表面に導くためのレンズ及び反射ミラー等の光学要素、並びに、画像処理部89により出力される画像データをレーザ発光信号に変換し、当該レーザ発光信号に基づいてレーザ発振部26の動作を制御するためのLSU制御装置28等を含む。なお、本実施の形態では、露光装置としてLSU24を用いているが、例えば、EL(Electro Luminescence)又はLED(Light Emitting Diode)書込ヘッド等の発光素子をアレイ状に並べたものを用いてもよい。
画像形成装置10は、画像形成ステーション22の上方に設けられ、画像形成ステーション22の各々で形成された単色トナー像を記録媒体である記録用紙上に重ねて転写するための中間転写ベルト30と、中間転写ベルト30の内側において紙面左右方向に間隔を隔てて設けられ、中間転写ベルト30を支持するための2つの支持ローラ32A,32Bとを含む。中間転写ベルト30は、2つの支持ローラ32A,32Bに巻き掛けられる無端ベルト状部材である。中間転写ベルト30としては、当該分野において一般的に使用されるものであれば特に限定されないが、例えば、厚さ100μm〜150μmのフィルム等を使用できる。支持ローラ32A(図1において紙面右側)は、駆動部(図示せず。)によって軸線回りに回転駆動可能に設けられ、その回転駆動によって、中間転写ベルト30を矢符Rに示す方向、すなわち紙面反時計回りに回転させる。支持ローラ32B(図1において紙面左側)は支持ローラ32Aの回転駆動に従動回転可能に設けられ、中間転写ベルト30が弛まないように一定の張力を中間転写ベルト30に対して付する。
中間転写ベルト30を挟んで支持ローラ32Aの反対側には、転写ローラ34が支持ローラ32Aと対をなすようにして設けられる。以下の説明において、中間転写ベルト30の回転方向に対し、支持ローラ32Aと転写ローラ34とが圧接する部分である2次転写位置(転写ニップ部)を基準として、上流及び下流を表現する。画像形成ステーション22K、22C、22M,22Yは、矢符Rに示す中間転写ベルト30の回転方向上流側から下流側に向かって、この順に並んで配置される。
転写ローラ34及び支持ローラ32Aのいずれか一方は、金属等の硬質材料で構成され、他方には、弾性ゴムローラ又は発泡性樹脂ローラ等の軟質材料からなる弾性ローラが使用されることが好ましい。これにより、転写ニップ部を定常的に得ることができる。転写ニップ部にシート(記録用紙)が搬送されると、転写ローラ34には、トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧が印加される。これによって、中間転写ベルト30上に形成されたフルカラートナー像は、シート(記録用紙)に転写される。
画像形成装置10は、中間転写ベルト30の内側において、画像形成ステーション22K,22C,22M,22Yにそれぞれ対向するように設けられ、画像形成ステーション22K,22C,22M,22Yで形成された各単色トナー像を、それぞれ中間転写ベルト30上に転写するための4つの中間転写ローラ40を含む。各中間転写ローラ40からトナーの帯電極性とは逆極性(例えば、トナーの帯電極性(−)に対して逆極性(+))の高電圧の転写バイアスが印加されると、画像形成ステーション22K,22C,22M,22Yで形成された各単色トナー像は、中間転写ベルト30上に順次重ねて転写され、1つのフルカラートナー像を形成する。中間転写ローラ40としては、当該分野において一般的に使用されるものであれば特に限定されないが、例えば、直径8mm〜10mmのステンレス等の金属軸をベースとし、その表面が導電性の弾性材(例えば、エチレンプロピレンゴム(EPDM)又は発泡ウレタン等)により覆われているローラ等を使用できる。このような導電性の弾性材を使用することによって、中間転写ベルト30に対して均一に転写バイアスを印加することができる。なお、本実施の形態では、転写電極としてローラ形状の部材を使用しているが、ブラシ状の部材等を使用してもよい。
画像形成装置10は、画像形成ステーション22Yよりも中間転写ベルト30の回転方向下流側に設けられ、中間転写ベルト30上に形成されたフルカラートナー像を記録用紙に転写するための上記した転写ローラ34と、転写ローラ34よりも中間転写ベルト30の回転方向下流側に設けられ、中間転写ベルト30の表面をクリーニングするためのベルトクリーニングユニット42とを含む。
ベルトクリーニングユニット42は、中間転写ベルト30表面に残留し、トナーの混色を発生させる原因となるトナーを取除くために中間転写ベルト30表面に接触する、ベルトクリーニングブラシ44及びベルトクリーニングブレード46を含む。ベルトクリーニングブレード46は、ベルトクリーニングブラシ44よりも中間転写ベルト30の回転方向下流側に配置される。中間転写ベルト30を挟んでベルトクリーニングブレード46の反対側には、支持ローラ32Bが位置する。
画像形成装置10は、LSU24の下方に設けられる、内部にシート(記録用紙)を収容するためのトレイ48と、トレイ48内部の記録用紙を用紙搬送路に搬送するための、ピックアップローラ53A、複数組(本実施の形態においては4組)の給紙ローラ対54A〜54D、及び、レジストローラ55とを含む。給紙ローラ対54は、用紙搬送路に沿って設けられる小型のローラ対であって、シートの搬送を促進して補助する。ピックアップローラ53Aは、トレイ48の端部近傍に備えられ、トレイ48からシートを1枚ずつピックアップして用紙搬送路に供給する。レジストローラ55は、用紙搬送路を搬送されるシートを一旦保持し、感光体ドラム60上のトナー像の先端とシートの先端とを合わせるタイミングでシートを転写ローラ34に搬送する。トレイ48内部に収容される記録用紙は、上記した給紙ローラ対54等のローラによって2次転写位置(転写ニップ部)まで搬送される。記録用紙の搬送方向(以下「用紙搬送方向」と記す。)を矢符Fで示す。なお、画像形成に使用するシートは、手差し給紙カセット49にも載置することができる。手差し給紙カセット49の端部近傍に備えられるピックアップローラ53Bは、手差し給紙カセット49からシートを1枚ずつピックアップして用紙搬送路に供給する。
画像形成装置10は、転写ローラ34よりも矢符Fで示す用紙搬送方向下流側に設けられ、記録用紙に転写されたフルカラートナー像を記録用紙上に定着するための定着ユニット50と、定着ユニット50のさらに用紙搬送方向下流側に設けられ、フルカラー画像が形成された記録用紙を画像形成装置10から、排紙トレイ51に向けて排出するための排紙ローラ52とを含む。排紙トレイ51は、画像形成装置10の上部に設けられ、印刷済みのシートをフェイスダウンで集積するためのトレイである。
定着ユニット50は、ヒートローラ56A、加圧ローラ56B、外部加熱ベルト56Cを備える。ヒートローラ56Aは、駆動部(図示せず。)によって軸線回りに回転駆動可能に設けられるローラ状部材である。加圧ローラ56Bは、加圧部材(図示せず。)によってヒートローラ56Aに対して圧接するように設けられるローラ状部材である。加圧ローラ56Bは、ヒートローラ56Aの回転に従動して回転する。外部加熱ベルト56Cは、ヒートローラ56Aの表面を外部から加熱するための無端ベルト状部材である。ヒートローラ56Aの内部には、ヒートローラ56Aの表面を加熱するための、例えばハロゲンランプ等の加熱部材(図示せず。)が設けられる。この加熱部材及び外部加熱ベルト56Cは、温度検出器(図示せず。)からの信号に基づいて、後述するメインCPU80によって所定の定着温度となるように温度制御される。以下、ヒートローラ56Aと加圧ローラ56Bとの圧接部を定着ニップ部と記す。定着ユニット50は、転写ニップ部においてトナー像が転写されたシート(記録用紙)が定着ニップ部を通過する際に、トナー像を構成するトナーを加熱溶融させるとともにシート(記録用紙)に押圧することによって、トナー像を記録媒体に熱定着させて画像を形成する。
画像形成装置10は、操作パネル91(図1には図示せず。)を含む。図2は、操作パネル91の構成を示す図である。図2を参照して、操作パネル91は、液晶ディスプレイ等の表示装置とタッチパネルとを重ねて構成される表示部912、及び、各種ハードキーを含む入力部914と、を含む。操作パネル91は、画像形成装置10全体の動作に対するユーザの指示を受付けて、その指示の内容を表示するとともに、その指示に応じた制御信号を後述するメインCPU80に対して出力する。
操作パネル91からの入力操作によって、表示部912に対し、例えば、ブック、葉書及び厚紙等の原稿の種類を指定するための原稿指定キー(図示せず。)、及び、後述するフォーマット別自動保存処理の開始を要求するためのフォーマット別自動保存キー(図示せず。)等を表示させることができる。入力部914は、印刷処理の開始を要求するためのスタートキー916等を備える。ユーザは、操作パネル91からの入力操作によって、印刷を所望する画像データが格納されるフォルダ名を入力することで所望の画像データを読出し、印刷処理を実行させることができる。
画像形成装置10において、画像形成ステーション22K,22C,22M,22Yで形成された各単色トナー像は、中間転写ベルト30上に順次重ねて一次転写されてフルカラートナー像が形成される。中間転写ベルト30上に形成されたフルカラートナー像は、2次転写位置(転写ニップ部)において給紙ローラ対54により搬送される記録用紙上に2次転写された後、定着ユニット50にて記録用紙上に定着される。定着ユニット50にてフルカラー画像が形成された記録用紙は、排紙ローラ52によって画像形成装置10から排出される。また、2次転写後、記録用紙に転写されず中間転写ベルト30表面に残留したトナーは、ベルトクリーニングユニット42にて取除かれる。
なお、両面印刷を行なう際は、片面印刷が終了し、定着ユニット50を通過したシートの後端が排紙ローラ52で把持されたときに、排紙ローラ52が逆回転することによってシートを搬送ローラ対54C,54Dに導く。その後、レジストローラ55を経てシートの裏面に印刷が行われた後に、シートが排紙トレイ51に排出される。
−画像形成ステーション22の構成―
図3は、画像形成ステーション22Kの構成を模式的に示す断面図である。なお、画像形成ステーション22K,22C,22M,22Yは、後述する現像槽68内部に収容されるトナーの色が異なる点を除いて同一の構成を有するので、以下、これらを代表して画像形成ステーション22Kの構成について説明する。
図3は、画像形成ステーション22Kの構成を模式的に示す断面図である。なお、画像形成ステーション22K,22C,22M,22Yは、後述する現像槽68内部に収容されるトナーの色が異なる点を除いて同一の構成を有するので、以下、これらを代表して画像形成ステーション22Kの構成について説明する。
図3を参照して、画像形成ステーション22Kは、感光体ドラム60と、感光体ドラム60表面を一様に帯電するための帯電器62と、感光体ドラム60表面に形成された静電潜像を可視像化するための現像ユニット64と、感光体ドラム60表面に残留するトナーを含む残留物を除去するための感光体ドラムクリーナ66とを含む。
感光体ドラム60は、駆動部(図示せず。)によって軸線回りに回転駆動可能に設けられる。感光体ドラム60は、その回転駆動によって矢符Rdに示す方向、すなわち紙面時計回りに回転する。
帯電器62、現像ユニット64、及び、感光体ドラムクリーナ66は、矢符Rdで示す感光体ドラム60の回転方向に沿ってこの順で感光体ドラム60の周囲にそれぞれ設けられる。なお、現像ユニット64は帯電器62の下方にくるように設けられ、感光体ドラムクリーナ66は帯電器62の上方にくるように設けられる。
帯電器62は、非接触型のスコロトロン帯電器からなり、感光体ドラム60に対してコロナ放電を行なって感光体ドラム60表面を所定の電位に均一に帯電させる。帯電器62としては、スコロトロン帯電器に限定されるものではなく、当該分野において一般的に使用されるものであればよい。例えば、非接触型のコロトロン帯電器、又は、帯電ローラ若しくは帯電ブラシを用いた接触型帯電器等を使用できる。帯電器62によって所定の電位に帯電された感光体ドラム60表面に対して、図1に示すレーザ発振部26のレーザ走査による露光が行なわれることによって、画像データに基づく静電潜像が感光体ドラム60表面に形成される。
現像ユニット64は、トナーとキャリアとを含む2成分現像剤を内部に収容するための現像槽68を含む。この現像槽68の側面において、感光体ドラム60表面に臨む位置には開口部70が形成される。現像ユニット64は、さらに、現像ローラ72を含む。現像ローラ72は、現像槽68内部において、開口部70を介して感光体ドラム60に対向する位置に、駆動部(図示せず。)によって軸線回りに回転駆動可能に設けられる。現像ローラ72は、感光体ドラム60表面に対して所定間隙を隔てるように設けられ、その回転駆動によって、感光体ドラム60との最近接部における回転方向が、感光体ドラム60の回転方向と同じ方向になるように回転する。現像ローラ72は、その外周面に2成分現像剤を担持して搬送し、感光体ドラム60との最近接部において感光体ドラム60表面に形成された静電潜像にトナーを供給することで、静電潜像を現像する。トナーの供給に際しては、現像ローラ72表面にトナーの帯電電位とは逆極性の電位が現像バイアス電圧として印加される。これによって、現像ローラ72表面のトナーが静電潜像に円滑に供給される。なお、現像槽68に収容されるトナーは、現像ユニット64近傍に着脱可能に装着されるトナーカートリッジ(図示せず)から供給される。
感光体ドラムクリーナ66は、感光体ドラム60表面に残留するトナーを含む残留物を掻き取るためのクリーニングブレード77と、クリーニングブレード77により掻き取られた残留物を保持し、その飛散を防ぐための廃棄トナー回収容器78とを含む。クリーニングブレード77は、その長手方向が感光体ドラム60の軸線方向に沿って伸びるように設けられる板状部材であり、感光体ドラム60の回転方向が下向きとなる位置において、その短手方向一端部が感光体ドラム60の回転方向に対してカウンタ方向(感光体ドラム60の回転方向と逆方向)に屈曲して圧接するように、廃棄トナー回収容器78内に配置される。このように配置されることによって、当該短手方向一端部においてより容易に残留物を掻き取ることができる。
画像形成ステーション22Kによれば、帯電器62によって均一な帯電状態にされた感光体ドラム60表面に、LSU24から画像データに基づくレーザ光が照射されて静電潜像が形成される。形成された静電潜像に対し、現像ユニット64からトナーが供給されて単色トナー像が形成され、形成されたトナー像は中間転写ベルト30に一次転写される。一次転写後において、感光体ドラム60表面に残留する残留物は感光体ドラムクリーナ66によって除去される。この一連のトナー像形成動作は、画像形成ステーション22K,22C,22M,22Yにおいて繰返し実行される。
〈電気的構成〉
図4は、画像形成装置10の電気的構成を一部のハードウェアとともに示すブロック図である。図4を参照して、画像形成装置10は、メインCPU80を含む。メインCPU80には、BUSライン81が接続されており、このBUSライン81を介して、ROM(Read−Only Memory)82、RAM(Random Access Memory)83、及び、HDD(Hard Disk Drive)84がメインCPU80と電気的に接続される。ROM82は、画像形成装置10の各構成部の動作を実行し制御するためのコンピュータプログラム(以下単に「プログラム」と記す場合がある。)を記憶する読出専用メモリである。RAM83は、メインCPU80が各種プログラムを実行する際に、ROM82内のプログラムが展開されたり、ワーキングメモリとして使用されたりする、一時記憶用メモリである。HDD84は、プログラム及び画像データ等の各種データを記憶する補助記憶装置である。
図4は、画像形成装置10の電気的構成を一部のハードウェアとともに示すブロック図である。図4を参照して、画像形成装置10は、メインCPU80を含む。メインCPU80には、BUSライン81が接続されており、このBUSライン81を介して、ROM(Read−Only Memory)82、RAM(Random Access Memory)83、及び、HDD(Hard Disk Drive)84がメインCPU80と電気的に接続される。ROM82は、画像形成装置10の各構成部の動作を実行し制御するためのコンピュータプログラム(以下単に「プログラム」と記す場合がある。)を記憶する読出専用メモリである。RAM83は、メインCPU80が各種プログラムを実行する際に、ROM82内のプログラムが展開されたり、ワーキングメモリとして使用されたりする、一時記憶用メモリである。HDD84は、プログラム及び画像データ等の各種データを記憶する補助記憶装置である。
HDD84は、書式データベース(以下「書式DB」と記す。)を記憶する。この書式DB内には、2種類の文書のフォーマットが予め登録される。図5は、書式DB内に登録されるフォーマットの一例を示す図である。図5(A)を参照して、フォーマット100は、技術連絡書のフォーマットである。このフォーマット100は、連番記入欄102と、文書名欄104と、内容記入欄106と、を含む。文書名欄104には、「技術連絡書」という文書名が予め記入されている。図5(B)を参照して、フォーマット110は、社内連絡書のフォーマットである。このフォーマット110は、文書名欄112と、日付記入欄114と、連番記入欄116と、内容記入欄118と、を含む。文書名欄112には、「社内連絡書」という文書名が予め記入されている。ここで、連番とは、文書の作成順等を表す通し番号のことである。
後述するフォーマット別自動保存処理時において、ユーザは、上記したフォーマットに対応する文書からなる原稿を作成し、作成した原稿の画像情報を原稿読取部14に対して読取らせる。読取られた画像情報に基づく画像データは、HDD84内の、対応するフォルダ内に格納され、管理される。このフォルダは、大分類(第1階層)、中分類(第2階層)及び小分類(第3階層)からなる階層型フォルダ構造をとる。
図6は、技術連絡書に基づく画像データ(以下「技術連絡書データ」と記す。)の保存先を表す保存先画面200を示す図である。図6を参照して、保存先画面200は、技術連絡書データの保存先のアドレスを示す領域202と、文書名である「技術連絡書」がフォルダ名として付される第2階層目のフォルダ(以下「技術連絡書フォルダ」と記す。)内の構造を示す領域204と、を含む。領域204に示されるように、技術連絡書フォルダ内には、対応する連番を含むフォルダ名が付される第3階層目のフォルダ(以下「連番フォルダ」と記す。)206が、複数格納される。本実施の形態において、連番フォルダ206に付されるフォルダ名は、技術連絡書であることを示す文字列である「GI」と、「001」等の連番とが組合されたものである。
図7は、社内連絡書に基づく画像データ(以下「社内連絡書データ」と記す。)の保存先を表す保存先画面300を示す図である。図7を参照して、保存先画面300は、社内連絡書データの保存先のアドレスを示す領域302と、文書名である「社内連絡書」がフォルダ名として付される第2階層目のフォルダ(以下「社内連絡書フォルダ」と記す。)内の構造を示す領域304と、を含む。社内連絡書フォルダ内には、対応する連番(本実施の形態では、「0001」等)からなるフォルダ名が付される第3階層目のフォルダ(以下「連番フォルダ」と記す。)306が、複数格納される。
領域202及び領域302に示されるように、社内連絡書フォルダ及び技術連絡書フォルダは、「G:」という文字列がフォルダ名として付される第1階層目のフォルダ(以下「Gフォルダ」と記す。)に格納される。
上記した保存先画面200,300は、操作パネル91からの入力操作によって、表示部912に表示させることができる。ユーザは、操作パネル91からの入力操作によって、表示された画面上で所望の連番フォルダを選択し、選択された連番フォルダ内に格納される画像データの表示及び印刷等の処理の実行を要求することができる。
HDD84は、技術連絡書データベース(以下「技術連絡書DB」と記す。)及び社内連絡書データベース(以下「社内連絡書DB」と記す。)を記憶する。以下、これらを総称して連絡書DBと記す場合がある。テーブル1に、技術連絡書DBの一例を示す。テーブル1を参照して、技術連絡書DBには、技術連絡書データの保存先のフォルダ名、ファイル名、件名、技術連絡書の作成者が所属する部門名、及び、文書名が、それぞれ関連付けられてテーブル形式で記憶される。件名、部門名及び文書名の各項目に関する情報は、メインCPU80が、原稿読取部14から入力される技術連絡書に基づく画像データに基づいて、予め設定される所定部分である文書名欄104及び内容記入欄106を含む領域を画像解析し、OCR(Optical Character Reader)等の文字認識処理を行なうことによって取得される。なお、社内連絡書DBも、技術連絡書DBと同様の構成である。
上記した連絡書DBの情報は、操作パネル91からの入力操作によって、表示部912に表示させることができる。ユーザは、操作パネル91からの入力操作によって、表示された情報から所望のフォルダ名を選択し、選択されたフォルダ内に格納される画像データの表示及び印刷等の処理の実行を要求することができる。
本実施の形態において、ROM82又はHDD84には、画像形成装置10の一般的な動作を実現するためのプログラムとともに、フォーマット別自動保存処理を実現するためのプログラムが記憶される。このプログラムは、ネットワーク85及びNIC(Network Interface Card)86を介して、外部装置から提供される。なお、このプログラムは、そのプログラムが記録された、例えばDVD等の記録媒体によって提供されてもよい。すなわち、プログラムの記録媒体としてのDVDが、画像形成装置10内に内蔵されるDVDドライブ(図示せず。)に装着され、そのDVDからプログラムが読出されてHDDにインストールされてもよい。このプログラムにおける、フォーマット別自動保存処理を実現するためのプログラム構造については後述する。
メインCPU80は、上記した各種プログラムを実行することによって、画像形成装置10における画像形成処理、及び、外部装置との通信等の所望の処理を実行する。上記の各種プログラムは、予めROM82又はHDD84に記憶されており、所望の処理の実行時において、当該ROM82又はHDD84から読出されてRAM83に転送される。メインCPU80は、メインCPU80内の図示しないプログラムカウンタと呼ばれるレジスタに格納された値によって指定される、RAM83内のアドレスからプログラムの命令を読出し、解釈する。メインCPU80はまた、読出された命令によって指定されるアドレスから演算に必要なデータを読出し、そのデータに対し命令に対応する演算を実行する。実行の結果も、RAM83、HDD84及びメインCPU80内のレジスタ等の、命令によって指定されるアドレスに格納される。
メインCPU80には、さらに、BUSライン81を介して、サブCPU87、サブCPU88、画像処理部89、画像メモリ90、及び、操作パネル91等を含む上記した画像形成装置10の各構成部、並びに、ネットワーク85とインターフェイスをとるNIC86が電気的に接続される。
サブCPU87は、原稿読取部14の動作を制御する。サブCPU88は、画像形成ステーション22、LSU24、及び定着ユニット50等を含む画像形成部の動作を制御する。画像メモリ90は、画像データを一時的に記憶する。
画像形成装置10は、NIC86を介して、ネットワーク85上の外部装置との通信が可能である。画像形成装置10の各構成部には電源(図示せず。)が接続され、この電源から電力が供給されることで、画像形成装置10の各構成部の動作が可能になる。
〈ソフトウェア構成〉
−フォーマット別自動保存処理−
図8及び図9は、フォーマット別自動保存処理を実現するためのプログラムの制御構造をフローチャート形式で示す図である。このフォーマット別自動保存処理を実現するためのプログラムは、ユーザによって、操作パネル91からの入力操作により通知メールの送信先のメールアドレスが登録されるとともに、操作パネル91のフォーマット別自動保存キーが押下されることによって起動される。
−フォーマット別自動保存処理−
図8及び図9は、フォーマット別自動保存処理を実現するためのプログラムの制御構造をフローチャート形式で示す図である。このフォーマット別自動保存処理を実現するためのプログラムは、ユーザによって、操作パネル91からの入力操作により通知メールの送信先のメールアドレスが登録されるとともに、操作パネル91のフォーマット別自動保存キーが押下されることによって起動される。
図8を参照して、このプログラムは、原稿読取部14に対し、原稿載置台12に載置される原稿から画像情報を読取らせ、読取った画像情報に基づく画像データを出力させるステップS101と、入力された画像データを解析し、フォーマットの形状及び文書名に基づいて、原稿画像が、書式DBに含まれるフォーマットのいずれかに対応するものであるか否かを判定するステップS102と、を含む。
このプログラムはさらに、ステップS102にて、原稿画像が、フォーマットのいずれかに対応するものであると判定された場合(YESの場合)に実行され、連番記入欄に連番が記入されているか否かを判定するステップS103と、ステップS103にて、連番が記入されていると判定された場合(YESの場合)に実行され、対応する連番を含むフォルダ名が付される連番フォルダ内に、入力された画像データを格納するステップS104と、を含む。ステップS104にて、対応する連番フォルダが、技術連絡書フォルダ又は社内連絡書フォルダ(以下これらを総称して「連絡書フォルダ」と記す場合がある。)内に存在しない場合には、対応する連番フォルダが新たに作成され、画像データが格納される。
このプログラムはさらに、操作パネル91に対し、画像データの保存先を示す保存先画面を表示させるステップS105を含む。
このプログラムはさらに、ステップS102にて、原稿画像が、フォーマットのいずれかに対応するものではないと判定された場合(NOの場合)に実行され、操作パネル91に対し、エラーが発生したことを通知するためのエラー通知メッセージを表示させるステップS106を含む。
図9を参照して、このプログラムはさらに、ステップS103にて、連番が記入されていないと判定された場合(NOの場合)に実行され、対応する連絡書フォルダ内の連番フォルダに付される連番のうち、最後の番号を取得するステップS107と、対応する連絡書フォルダ内に、新規フォルダを作成するステップS108と、を含む。
このプログラムはさらに、作成した新規フォルダに対し、取得した最後の番号の次の番号を連番として含む新たなフォルダ名を付することで、新規連番フォルダを作成するS109と、操作パネル91に対し、新規保存先画面を表示させるステップS110と、を含む。この新規保存先画面は、新たなフォルダ名が付された新規連番フォルダ及びOKボタンが表示される点を除いて、上記した保存先画面200,300と同様の構成である。
このプログラムはさらに、新規保存先画面のOKボタンが押下されるまで待機するステップS111と、ステップS111にて、OKボタンが押下されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、入力された画像データの連番記入欄に対応する領域に対し、上記した新たなフォルダ名を書込むとともに、新たなフォルダ名が書込まれた画像データを、作成した新規連番フォルダ内に格納するステップS112と、を含む。
このプログラムはさらに、操作パネル91に対し、確認画面(図示せず。)を表示させるステップS113を含む。この確認画面は、ユーザに対して連絡書DBを自動作成するか否かを確認するための確認メッセージと、「はい」ボタン及び「いいえ」ボタンと、を含む。
このプログラムはさらに、「はい」ボタンが押下されたか否かを判定するステップS114と、ステップS114にて、「はい」ボタンが押下されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、入力された画像データにおける、予め設定される所定部分である文書名欄及び内容記入欄を含む領域を画像解析し、OCRによる文字認識処理を行なうステップS115と、文字認識処理の結果等に基づいて、連絡書DBに対し、各項目に関する情報を新たに書込むステップS116と、を含む。
このプログラムはさらに、ステップS114にて、「はい」ボタンが押下されなかったと判定された場合(NOの場合)、すなわち「いいえ」ボタンが押下された場合、又は、ステップS116の処理後に実行され、登録されたメールアドレスに対し、保存済みの画像データと、保存先のアドレス情報とを含む通知メールを送信するステップS117を含む。なお、通知メールに添付される保存済みの画像データは、PDF(Portable Document Format)形式、及び、Tiff(Tagged Image File Format)形式等のファイルフォーマットに変換されていることが好ましい。
〈動作〉
図1〜図9を参照して、画像形成装置10は、以下のように動作する。なお、以下に示す動作を除く、画像形成装置10の一般的な動作は、従来の画像形成装置の動作と同じである。
図1〜図9を参照して、画像形成装置10は、以下のように動作する。なお、以下に示す動作を除く、画像形成装置10の一般的な動作は、従来の画像形成装置の動作と同じである。
−連番記入欄に連番が記入されている場合の動作−
図10は、ユーザによって準備される原稿400の一例を示す図である。図10を参照して、原稿400は、書式DBに予め登録される所定のフォーマットに従って作成される社内連絡書である。ユーザは、日付記入欄114に原稿の作成日時を記入し、連番記入欄116に連番「0003」を記入し、内容記入欄118に、件名及び連絡事項等の内容を記入する。
図10は、ユーザによって準備される原稿400の一例を示す図である。図10を参照して、原稿400は、書式DBに予め登録される所定のフォーマットに従って作成される社内連絡書である。ユーザは、日付記入欄114に原稿の作成日時を記入し、連番記入欄116に連番「0003」を記入し、内容記入欄118に、件名及び連絡事項等の内容を記入する。
原稿400の作成後、ユーザは、原稿読取部14の原稿載置台12に原稿400を載置し、操作パネル91からの入力操作によって通知メールの送付先のメールアドレスを登録するとともに、操作パネル91のフォーマット別自動保存キーを押下する。
フォーマット別自動保存キーが押下されると、原稿読取部14は、原稿載置台12に載置される原稿400から画像情報を読取り、読取った画像情報に基づく画像データ(社内連絡書データ)を、メインCPU80に対して出力する(S101)。
メインCPU80は、入力された画像データを解析し、フォーマットの形状及び文書名に基づいて、原稿画像が、書式DBに含まれるフォーマットのいずれかに対応するものであるか否かを判定する(S102)。メインCPU80は、原稿画像が社内連絡書のフォーマットに対応するものであると判定すると(S102にてYES)、連番記入欄に連番が記入されているか否かを判定する(S103)。
メインCPU80は、連番が記入されていると判定し(S103にてYES)、対応する連番「0003」を含むフォルダ名が付される連番フォルダ306(図7参照)内に、入力された画像データを格納する(S104)。画像データが格納されると、操作パネル91は、画像データの保存先を示す保存先画面300を表示する(S105)。
−連番記入欄に連番が記入されていない場合の動作−
図11は、ユーザによって準備される原稿500の一例を示す図である。図11を参照して、原稿500は、書式DBに予め登録される所定のフォーマットに従って作成される技術連絡書である。ユーザは、内容記入欄106に、件名、連絡事項及び部門名等の内容を記入し、連番記入欄102には、何も記入しない。
図11は、ユーザによって準備される原稿500の一例を示す図である。図11を参照して、原稿500は、書式DBに予め登録される所定のフォーマットに従って作成される技術連絡書である。ユーザは、内容記入欄106に、件名、連絡事項及び部門名等の内容を記入し、連番記入欄102には、何も記入しない。
原稿500の作成後、ユーザは、原稿読取部14の原稿載置台12に原稿500を載置し、操作パネル91からの入力操作によって通知メールの送付先のメールアドレスを登録するとともに、操作パネル91のフォーマット別自動保存キーを押下する。
フォーマット別自動保存キーが押下されると、原稿読取部14は、原稿載置台12に載置される原稿500から画像情報を読取り、読取った画像情報に基づく画像データ(技術連絡書データ)を、メインCPU80に対して出力する(S101)。
メインCPU80は、入力された画像データを解析し、フォーマットの形状及び文書名に基づいて、原稿画像が、書式DBに含まれるフォーマットのいずれかに対応するものであるか否かを判定する(S102)。メインCPU80は、原稿画像が技術連絡書のフォーマットに対応するものであると判定すると(S102にてYES)、連番記入欄に連番が記入されているか否かを判定する(S103)。
メインCPU80は、連番が記入されていないと判定し(S103にてNO)、技術連絡書フォルダ内の連番フォルダ206に付される連番のうち、最後の番号である「004」(図6参照)を取得するとともに(S107)、技術連絡書フォルダ内に、新規フォルダを作成する(S108)。
メインCPU80は、作成した新規フォルダに対し、取得した最後の番号の次の番号である「005」を連番として含む新たなフォルダ名を付することで、新規連番フォルダを作成する(S109)。新規連番フォルダが作成されると、操作パネル91は、新規保存先画面を表示する(S110)。
図12は、新規保存先画面600を示す図である。図12を参照して、新規保存先画面600は、新たなフォルダ名「GI−005」が付された新規連番フォルダ602及びOKボタン604を含む。
ユーザは、新規保存先画面600を確認し、新たなフォルダ名及び画像データの保存先に問題がなければ、OKボタン604を押下する。一方、新たなフォルダ名に問題がある場合には、操作パネル91からの入力操作によってフォルダ名を修正する。画像データの保存先に問題がある場合には、操作パネル91からの入力操作によって、例えば、移動させたい階層のフォルダを表示させ、そのフォルダ内に新規連番フォルダを移動させる等の公知の方法によって、保存先を変更する。ユーザは、少なくとも上記修正及び変更のいずれかを行なった後、OKボタン604を押下する。
OKボタン604が押下されると(S111にてYES)、メインCPU80は、入力された画像データの連番記入欄102に対応する領域に対し、新たなフォルダ名を書込むとともに、新たなフォルダ名が書込まれた画像データを、作成した新規連番フォルダ内に格納する(S112)。図13は、新たなフォルダ名が書込まれた技術連絡書データ700を示す図である。図13を参照して、技術連絡書データ700における、連番記入欄102に対応する領域702には、新たなフォルダ名「GI−005」が書込まれる。
画像データが格納されると、操作パネル91は、確認画面(図示せず。)を表示する(S113)。ユーザは、確認画面を確認して、「はい」ボタンを押下する。
「はい」ボタンが押下されると(S114にてYES)、メインCPU80は、入力された画像データにおける、予め設定される所定部分である文書名欄104及び内容記入欄106を含む領域を画像解析し、OCRによる文字認識処理を行なうとともに(S115)、文字認識処理の結果等に基づいて、技術連絡書DBに対し、各項目に関する情報を書込む(S116)。本実施の形態では、テーブル1に示す連絡書データに対し、フォルダ名及びファイル名である「GI−005」と、件名である「AAAAの件」と、部門名である「BB部」と、文書名である「技術連絡書」とが、それぞれ関連付けて新たに書込まれる。
技術連絡書DBに対する情報の書込み後、メインCPU80は、登録されたメールアドレスに対し、保存済みの画像データと、例えば、「○○Server/G/技術連絡書/GI−005」のように示される保存先のアドレス情報と、を含む通知メールを送信する(S117)。
−原稿が所定のフォーマットに従って作成されていない場合の動作−
ユーザは、原稿読取部14の原稿載置台12に原稿を載置し、操作パネル91からの入力操作によって通知メールの送付先のメールアドレスを登録するとともに、操作パネル91のフォーマット別自動保存キーを押下する。このとき、原稿載置台12に載置される原稿は、書式DBに予め登録される所定のフォーマットに従っていないものとする。
ユーザは、原稿読取部14の原稿載置台12に原稿を載置し、操作パネル91からの入力操作によって通知メールの送付先のメールアドレスを登録するとともに、操作パネル91のフォーマット別自動保存キーを押下する。このとき、原稿載置台12に載置される原稿は、書式DBに予め登録される所定のフォーマットに従っていないものとする。
フォーマット別自動保存キーが押下されると、原稿読取部14は、原稿載置台12に載置される原稿から画像情報を読取り、読取った画像情報に基づく画像データを、メインCPU80に対して出力する(S101)。
メインCPU80は、入力された画像データを解析し、フォーマットの形状及び文書名に基づいて、原稿画像が、書式DBに含まれるフォーマットのいずれかに対応するものであるか否かを判定する(S102)。メインCPU80によって、原稿画像が所定のフォーマットに対応するものではないと判定されると(S102にてNO)、操作パネル91は、エラー通知メッセージを表示する(S106)。
〈作用・効果〉
上記実施の形態によれば、画像形成装置10において、原稿読取部14は、原稿の画像情報を読取り、メインCPU80は、読取られた画像情報に基づく画像データに基づいて、原稿に、通し番号である連番が記入されているか否かを判定し、上記判定によって、連番が記入されていると判定した場合には、画像データを、対応する連番を含むフォルダ名が付された連番フォルダ内に格納し、連番が記入されていないと判定した場合には、画像データを格納するための新規フォルダを作成するとともに、連番が記入されていないと判定された画像データを、新規フォルダ内に格納する。
上記実施の形態によれば、画像形成装置10において、原稿読取部14は、原稿の画像情報を読取り、メインCPU80は、読取られた画像情報に基づく画像データに基づいて、原稿に、通し番号である連番が記入されているか否かを判定し、上記判定によって、連番が記入されていると判定した場合には、画像データを、対応する連番を含むフォルダ名が付された連番フォルダ内に格納し、連番が記入されていないと判定した場合には、画像データを格納するための新規フォルダを作成するとともに、連番が記入されていないと判定された画像データを、新規フォルダ内に格納する。
このように、画像形成装置10は、原稿に連番が記入されている場合には、対応する連番を含むフォルダ名が付された連番フォルダ内に画像データを格納し、原稿に連番が記入されていない場合には、新たに作成された新規フォルダ内に画像データを格納するので、画像データの分類ミスを少なくすることができる。また、画像データの分類及び新規フォルダの作成が自動的に行なわれるので、データ管理に要する手間を省くことができる。したがって、画像データを容易かつ確実に管理することができるので、ユーザは、所望の画像データを容易に取得して出力することができる。
また上記実施の形態によれば、原稿は、連番を記入するための連番記入欄を含む所定のフォーマットに従って作成され、メインCPU80は、画像データに基づいて、連番記入欄に連番が記入されているか否かを判定する。これによって、メインCPU80は、原稿に、連番が記入されているかの判定をより一層容易に行なうことができる。
また上記実施の形態によれば、画像形成装置10のメインCPU80は、上記した判定によって、連番が記入されていないと判定した場合に、連番フォルダに付される連番のうち最後の番号を取得し、新規フォルダに対し、取得した最後の番号の次の番号を新規連番として含むフォルダ名を付することで、新規連番フォルダを作成する。このように、新規フォルダに対し、新規連番を含むフォルダ名が付されるので、画像データの分類ミスをより一層少なくすることができる。また、新規連番を含むフォルダ名を手動で付す場合と比較して、データ管理に要する手間をより一層省くことができる。
また上記実施の形態によれば、画像形成装置10のメインCPU80は、上記した判定によって、連番が記入されていないと判定した場合に、画像データにおける連番記入欄に対応する領域に対し、新規連番を書込む。このように、画像データにおける連番記入欄に対応する領域に対し、自動的に新規連番が書込まれるので、原稿に対して予め連番を付す手間を省くことができるとともに、画像データをより一層確実に管理することができる。また、画像データに基づく印刷画像を、連番が印刷された状態で得ることができるので、印刷画像に対して連番を書込む手間を省くことができる。
また上記実施の形態によれば、操作パネル91の表示部912は、新規連番フォルダのフォルダ名、及び、新規連番フォルダの格納場所を通知するための新規保存先画面を表示する。これによって、画像形成装置10のユーザは、新規連番フォルダのフォルダ名、及び、新規連番フォルダの格納場所を容易に知ることができる。したがって、ユーザは、格納された画像データの関連資料及び参考資料等のデータを、新規連番フォルダに容易に格納することができ、ユーザの利便性がより一層向上する。
また上記実施の形態によれば、ユーザは、操作パネル91からの入力操作によって、新規連番フォルダのフォルダ名の修正、及び、新規連番フォルダの格納場所の変更を行なうことができる。これによって、ユーザは、新規連番フォルダのフォルダ名を所望のフォルダ名に修正できるとともに、新規連番フォルダの格納場所を所望の場所に変更することができるので、ユーザの利便性がさらに向上する。
また上記実施の形態によれば、ユーザは、操作パネル91からの入力操作によって、電子メールアドレスの登録を行なうことができ、メインCPU80は、新規連番フォルダのフォルダ名、及び、新規連番フォルダの格納場所を通知するための電子メールを、登録されたメールアドレス宛てに送信する。
これによって、データ管理装置のユーザは、新規連番フォルダのフォルダ名、及び、新規連番フォルダの格納場所をより一層容易に知ることができる。したがって、ユーザは、格納された画像データの関連資料及び参考資料等のデータを、新規連番フォルダにより一層容易に格納することができ、ユーザの利便性がさらに向上する。
また上記実施の形態によれば、メインCPU80は、新規連番フォルダ内に格納される画像データを、電子メールに添付して送信する。これによって、ユーザは、新規連番フォルダ内に格納される画像データの内容をさらに容易に確認することができる。
また上記実施の形態によれば、HDD84は、原稿に記入される各種情報が登録される連絡書DBを記憶し、メインCPU80は、画像データにおける予め定める所定領域の文字認識を行ない、認識された情報を、連絡書DBに登録する。
このように、原稿に記入される、件名、原稿の作成者が所属する部門名及び文書名等の情報が文字認識され、連絡書DBに自動的に登録されるので、ユーザは、連絡書DBを参照することで、連番フォルダ及び新規連番フォルダに格納される画像データの内容を容易に知ることができる。
また上記実施の形態によれば、ユーザは、操作パネル91からの入力操作によって、画像データが格納される連番フォルダ及び新規連番フォルダを選択することができ、画像形成部は、選択された連番フォルダ又は新規フォルダ内の画像データに基づく画像を出力する。これによって、ユーザは、所望の画像データをより一層容易に取得して出力することができる。
[変形例]
上記実施の形態においては、書式DB、技術連絡書データ、社内連絡書データ及び連絡書DBは、HDD84に記憶されたが、本発明はそのような実施の形態に限定されない。図14は、本実施の形態に係る画像形成装置10を含む印刷システム800の構成を示す図である。図14を参照して、印刷システム800は、クライアントPC(Personal Computer)802A,802B,802Cと、プリントサーバ804と、画像形成装置10,806A,806Bと、を含む。プリントサーバ804は、クライアントPC802A,802B,802Cとネットワーク808を介して接続されるとともに、画像形成装置10,806A,806Bと接続される。プリントサーバ804は、クライアントPC802A,802B,802Cからの印刷要求を受付けると、自己が管理する画像形成装置10,806A,806Bを使用して、印刷処理を実行させる。上記実施の形態においてHDD84に記憶された、書式DB、技術連絡書データ、社内連絡書データ及び連絡書DBは、例えば、プリントサーバ804内のHDD、又は、クライアントPC802A,802B,802C内のHDDに記憶され、画像形成装置10からの要求に応じて、適宜読出されてもよい。
上記実施の形態においては、書式DB、技術連絡書データ、社内連絡書データ及び連絡書DBは、HDD84に記憶されたが、本発明はそのような実施の形態に限定されない。図14は、本実施の形態に係る画像形成装置10を含む印刷システム800の構成を示す図である。図14を参照して、印刷システム800は、クライアントPC(Personal Computer)802A,802B,802Cと、プリントサーバ804と、画像形成装置10,806A,806Bと、を含む。プリントサーバ804は、クライアントPC802A,802B,802Cとネットワーク808を介して接続されるとともに、画像形成装置10,806A,806Bと接続される。プリントサーバ804は、クライアントPC802A,802B,802Cからの印刷要求を受付けると、自己が管理する画像形成装置10,806A,806Bを使用して、印刷処理を実行させる。上記実施の形態においてHDD84に記憶された、書式DB、技術連絡書データ、社内連絡書データ及び連絡書DBは、例えば、プリントサーバ804内のHDD、又は、クライアントPC802A,802B,802C内のHDDに記憶され、画像形成装置10からの要求に応じて、適宜読出されてもよい。
また上記実施の形態においては、原稿の連番記入欄に連番が書込まれておらず、かつ、ユーザからの要求があった場合に、連絡書DBに対する情報の書込みが行なわれたが、本発明はそのような実施の形態に限定されない。例えば、所内連絡書データ及び技術連絡書データが対応する連番フォルダ内に格納された際に、常に連絡書DBに対する情報の書込みが行なわれる構成であってもよい。
また上記実施の形態においては、連絡書DBには、フォルダ名、ファイル名、件名、部門名及び文書名が、それぞれ関連付けて記憶されたが、本発明はそのような実施の形態に限定されない。例えば、上記各項目の情報に加えて、作成者名及び作成日時が関連付けて記憶されてもよい。
今回開示された実施の形態は単に例示であって、この発明が上記した実施の形態のみに制限されるわけではない。この発明の範囲は、発明の詳細な説明の記載を参酌した上で、特許請求の範囲の各請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含む。
10 画像形成装置
14 原稿読取部
80 メインCPU
84 HDD
91 操作パネル
912 表示部
914 入力部
14 原稿読取部
80 メインCPU
84 HDD
91 操作パネル
912 表示部
914 入力部
Claims (12)
- 原稿の画像情報を読取る読取手段と、
読取られた前記画像情報に基づく画像データに基づいて、前記原稿に、通し番号である連番が記入されているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって、前記連番が記入されていると判定された場合に、前記画像データを、対応する連番を含むフォルダ名が付された連番フォルダ内に格納する第1の記憶手段と、
前記判定手段によって、前記連番が記入されていないと判定された場合に、前記画像データを格納するための新規フォルダを作成するフォルダ作成手段と、
連番が記入されていないと判定された前記画像データを、前記新規フォルダ内に格納する第2の記憶手段と、を含む、データ管理装置。 - 前記原稿は、前記連番を記入するための連番記入欄を含む所定のフォーマットに従って作成され、
前記判定手段は、前記画像データに基づいて、前記連番記入欄に、前記連番が記入されているか否かを判定する、請求項1に記載のデータ管理装置。 - 前記判定手段によって、前記連番が記入されていないと判定された場合に、前記連番フォルダに付される前記連番のうち、最後の番号を取得する取得手段と、
前記新規フォルダに対し、取得した前記最後の番号の次の番号を新規連番として含むフォルダ名を付することで、新規連番フォルダを作成するフォルダ名付与手段と、をさらに含む、請求項1又は請求項2に記載のデータ管理装置。 - 前記判定手段によって、前記連番が記入されていないと判定された場合に、前記画像データに対し、前記新規連番を書込む書込み手段をさらに含む、請求項3に記載のデータ管理装置。
- 前記原稿は、前記連番を記入するための連番記入欄を含む所定のフォーマットに従って作成され、
前記書込み手段は、前記画像データにおける前記連番記入欄に対応する領域に対し、前記新規連番を書込む、請求項4に記載のデータ管理装置。 - 前記新規連番フォルダのフォルダ名、及び、前記新規連番フォルダの格納場所を通知するための画面を表示する表示手段をさらに含む、請求項3〜請求項5のいずれか1つに記載のデータ管理装置。
- 前記新規連番フォルダのフォルダ名の修正、及び、前記新規連番フォルダの格納場所の変更を行なうための操作手段をさらに含む、請求項3〜請求項6のいずれか1つに記載のデータ管理装置。
- 電子メールアドレスの登録を行なうための登録手段と、
前記新規連番フォルダのフォルダ名、及び、前記新規連番フォルダの格納場所を通知するための電子メールを、登録された前記メールアドレス宛てに送信する電子メール送信手段と、をさらに含む、請求項3〜請求項7のいずれか1つに記載のデータ管理装置。 - 前記電子メール送信手段は、前記新規連番フォルダ内に格納される画像データを、前記電子メールに添付して送信する、請求項8に記載のデータ管理装置。
- 前記原稿に記入される情報が登録されるデータベースを記憶するデータベース記憶手段と、
前記画像データにおける予め定める所定領域の文字認識を行なう文字認識手段と、
前記文字認識手段によって認識された情報を、前記データベースに登録する登録手段と、をさらに含む、請求項1〜請求項9のいずれか1つに記載のデータ管理装置。 - 請求項1〜請求項10のいずれか1つに記載のデータ管理装置と、
前記画像データに基づく画像を出力する出力手段と、を含む、画像形成装置。 - 画像データが格納される連番フォルダ又は新規フォルダを選択する選択手段をさらに含み、
前記出力手段は、選択された前記連番フォルダ又は前記新規フォルダ内の画像データに基づく画像を出力する、請求項11に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009233180A JP2011081592A (ja) | 2009-10-07 | 2009-10-07 | データ管理装置、及び、画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009233180A JP2011081592A (ja) | 2009-10-07 | 2009-10-07 | データ管理装置、及び、画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011081592A true JP2011081592A (ja) | 2011-04-21 |
Family
ID=44075582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009233180A Pending JP2011081592A (ja) | 2009-10-07 | 2009-10-07 | データ管理装置、及び、画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011081592A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013255026A (ja) * | 2012-06-05 | 2013-12-19 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置の制御システム、制御プログラム及び制御方法 |
JP2016040856A (ja) * | 2014-08-12 | 2016-03-24 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像データ格納装置およびプログラム |
-
2009
- 2009-10-07 JP JP2009233180A patent/JP2011081592A/ja active Pending
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JP2013255026A (ja) * | 2012-06-05 | 2013-12-19 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置の制御システム、制御プログラム及び制御方法 |
JP2016040856A (ja) * | 2014-08-12 | 2016-03-24 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像データ格納装置およびプログラム |
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