JP2007196577A - 印刷装置及び印刷方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】パーソナルコンピュータを用いることなく簡単な操作で人物の画像データから顔の画像を切出して印刷でき,なお且つその切出し範囲を適宜に調整できる印刷装置を提供する。
【解決手段】外部記憶装置に格納された人物の画像データに基づき,前記人物の顔の画像を印刷媒体に割付けて印刷する印刷装置において,前記顔の画像の割付領域のサイズを取得するサイズ取得部と,画像表示部と,前記外部記憶装置から前記人物の画像データを取得し,前記取得した割付領域のサイズと前記画像データに基づき,前記サイズの顔の画像を前記人物の画像から切出す範囲を求め,前記切出し範囲を前記画像表示部に表示させる切出し範囲取得部と,前記切出し範囲の変更を受け付ける切出し範囲変更部とを備える。
【選択図】図2
【解決手段】外部記憶装置に格納された人物の画像データに基づき,前記人物の顔の画像を印刷媒体に割付けて印刷する印刷装置において,前記顔の画像の割付領域のサイズを取得するサイズ取得部と,画像表示部と,前記外部記憶装置から前記人物の画像データを取得し,前記取得した割付領域のサイズと前記画像データに基づき,前記サイズの顔の画像を前記人物の画像から切出す範囲を求め,前記切出し範囲を前記画像表示部に表示させる切出し範囲取得部と,前記切出し範囲の変更を受け付ける切出し範囲変更部とを備える。
【選択図】図2
Description
本発明は,印刷装置及び印刷方法に関し,特に,外部記憶装置に格納された人物の画像データに基づき,前記人物の顔の画像を印刷する印刷装置及び印刷方法に関する。
パスポートや運転免許証等の身分証,あるいは履歴書用の顔写真は,顔のサイズや位置がそれぞれの規格で定められている。かかる顔写真を得るために,予めデジタルカメラなどで撮像された人物の画像データに基づき,顔の部分の画像を切出して拡大・縮小し,所定のサイズで印刷する方法が種々提案されている。
例えば,特許文献1には,パーソナルコンピュータで人物の画像データを読み込み,ユーザが表示画面上で顔の位置を指定し,指定された位置に基づき顔の画像を切出して印刷装置で印刷する方法が記載されている。また,特許文献2には,パーソナルコンピュータで人物の画像データから顔の輪郭情報を抽出し,その情報に基づき顔の画像を切出して印刷装置で印刷する方法が記載されている。
また,パーソナルコンピュータを用いない方法としては,メモリカードなどの外部記憶装置を装着でき,その外部記憶装置から読み出した人物の画像データに基づき,複数の異なるサイズの割付枠に顔の画像を割付けて印刷する印刷装置が特許文献3に記載されている。
特開平11−341272号公報
特開2000−270198号公報
特開2002−273969号公報
しかしながら,特許文献1及び2に記載された方法は,パーソナルコンピュータを使用するので操作がその分煩雑となる。よって,パーソナルコンピュータの使用に不慣れなユーザにとっては使用が困難となる。
その点,特許文献3に記載された印刷装置では,装着されたメモリカードから画像データを読み出して顔の画像を印刷できるので,パーソナルコンピュータの使用に不慣れなユーザにとっても操作し易い。しかし,印刷用紙上の複数の割付枠において顔の画像の配置や拡大・縮小率が常に適切とは限らず,その場合ユーザは複数の印刷結果の中から所望の画像に近いものを探さねばならず,利便性が悪い。
そこで,本発明の目的は,パーソナルコンピュータを用いることなく簡単な操作で人物の画像データから顔の画像を切出して印刷でき,なお且つその切出し範囲を適宜に調整できる印刷装置等を提供することにある。
上記の目的を達成するために,本発明の第1の側面によれば,外部記憶装置に格納された人物の画像データに基づき,前記人物の顔の画像を印刷する印刷装置において,前記顔の画像の割付領域のサイズを取得する割付領域サイズ取得部と,画像表示部と,前記外部記憶装置から前記人物の画像データを取得し,前記取得した割付領域のサイズと前記画像データに基づき,前記サイズの顔の画像を前記人物の画像から切出す範囲を求め,前記切出し範囲を前記画像表示部に表示させる切出し範囲取得部と,前記切出し範囲の変更を受け付ける切出し範囲変更部とを備えることを特徴とする。
上記第1の側面における印刷装置によれば,パーソナルコンピュータを用いずに,外部記憶装置から取得した画像データに基づき顔の画像を自動的に切出して印刷する。そして,印刷に際しては,その切出し範囲を適宜変更することができる。よって,顔の拡大・縮小率や配置が好適な顔の画像の印刷を簡便な操作で行うことができる。
上記第1の側面における好ましい実施例によれば,前記印刷装置は,前記切出し範囲を前記画像表示部に表示する際には,前記割付領域に前記切出し範囲の画像を割付け,当該割付領域を拡大して前記画像表示部へ表示することを特徴とする。よって,切り出し範囲の確認や,切出し範囲を変更する際の操作を拡大表示された画像に対して行うことができるので,操作性が向上する。
上記第1の側面における好ましい実施例によれば,前記画像データは複数の人物の画像データであって,前記印刷装置は,前記切出し範囲を人物毎に求めることを特徴とする。よって,集合写真やスナップ写真などの複数人物を撮像した画像からでも,証明写真等に用いるための顔写真を得ることができるので,利便性が向上する。
以下,図面にしたがって本発明の実施の形態について説明する。但し,本発明の技術的範囲はこれらの実施の形態に限定されず,特許請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。
図1は,本実施の形態における印刷装置の構成図である。印刷装置100は,制御部10,操作入力部50,画像表示部60,印刷部70,及び装着部42により構成され,各部は内部バスBUSで接続される。また,装着部42には外部記憶装置44が装着される。
本実施の形態における印刷装置100では,制御部10が外部記憶装置44に格納された人物の画像データから顔の画像を切り出し,印刷部70を駆動してその切出した画像を印刷用紙や写真用紙などの媒体上に割付けて印刷する。そして,画像を割付ける割付枠のサイズは操作入力部50からの入力により指定され,指定されるサイズに応じた切り出し範囲を画像表示部60に表示し,ユーザに確認・変更を促す。
制御部10はCPU12,ROM20,RAM30を有している。CPU12はROM20に格納された制御プログラムに従って,印刷装置100を構成する各部の動作を制御する。ROM20には,その他に顔検知モジュール21,レイアウトモジュール22,印刷サイズデータ23が格納されており,CPU12はこれらに従って,予め撮像された人物の画像データから顔の画像の切出しを行う。なお,人物の画像データは,外部記憶装置44から装着部42を介して取得する。RAM30は作業用のメモリであり,CPU12が処理中の画像データや,その画像データに基づき生成される顔の画像の印刷データを一時的に格納する。
外部記憶装置44は,例えばデジタルカメラに使用されるコンパクトフラッシュカード(登録商標)等の記憶媒体であって,人物を撮像した画像データを格納している。また装着部42は装着された外部記憶装置44に格納されたデータを読み出すリーダであって,読み出した画像データをCPU12に伝送する。
なお,外部記憶装置44は,パーソナルコンピュータなどの記憶装置,あるいはスキャナなどの記憶装置として構成することも可能である。そのような場合は,装着部42に代わり,不図示の通信インターフェースを介して,ネットワークや直接ケーブルで接続されたパーソナルコンピュータなどの記憶装置から人物を撮像した画像データを取得する。
操作入力部50は,印刷装置100の表面に設けられ,印刷装置100の各種機能を操作するためのプッシュボタンにより構成される。このプッシュボタンは,顔の切り出しを行う画像の選択,画像の割付枠のサイズ指定,及び切り出し範囲の変更の各種入力を受け付ける。プッシュボタンが押圧されると,操作入力部50は割付枠サイズの指定などの入力信号を制御部10に対して伝送する。
画像表示部60は,印刷装置100の表面に設けられる表示画面であって,例えば高精細の液晶パネルである。外部記憶装置44に格納されている画像データに基づく画像,制御部10で求められる顔の画像の切り出し範囲,または割付枠に割付けられた印刷画像を表示する。
上記の操作入力部50と画像表示部60とでユーザインターフェースを構成する。すなわち,ユーザは,外部記憶装置44に格納されている画像データの画像を画像表示部60で確認することにより,目的の画像を操作入力部50から選択入力することができる。また,制御部10で求められた顔の画像を切出す範囲の画像を画像表示部60上で見ることができ,適宜に確認あるいは切り出し範囲の変更を操作入力部50から入力することができる。なお,画像表示部60をタッチパネルで構成し,操作入力部50と兼用してもよい。
印刷部70は,図示しない給紙機構と印刷エンジンとで構成され,制御部10で生成された印刷データに基づき,印刷用紙などの媒体に顔の画像を印刷する。給紙機構はモータにより駆動される搬送ローラを有する公知の機構により印刷エンジンへ印刷用紙を搬送し,印刷された用紙を印刷装置100の外部へ排出する。また印刷エンジンは,印刷用紙に対して画像を印刷する印刷ヘッドと,ヘッドを駆動する機構により構成される。印刷方式は一例としてインクジェット方式であるが,これに限定されなくてもよい。
図2は,制御部10の動作手順を説明するフローチャート図である。制御部10は,ROM20に格納された顔検知モジュール21及びレイアウトモジュール22に従い以下の手順で画像処理を行う。
まず,ユーザの選択入力に応答して,外部記憶装置44に格納された画像データから,顔の画像を切出す画像データを取得する(S10)。
次に,ユーザの選択入力に応答して,ROM20に格納された印刷サイズデータ23から印刷レイアウトを取得する(S20)。印刷レイアウトは,印刷ページのレイアウトを定めるテンプレートであって,1ページ内に1または複数の印刷画像の割付枠を配置したものである。
例えば,図3(A)には4種類の異なるサイズの割付枠SZ1〜4がA4用紙のサイズ上に配置された「4面割付」レイアウトPLの例が示されている。このような印刷レイアウトPLを用いると,A4用紙上に各割付枠のサイズで顔の画像を割付けて印刷することができる。
各割付枠は,例えば,画面SZ1はパスポート用,画面SZ2は履歴書用というように異なる用途に対応しており,用途に応じた縦横のサイズ,縦横比で設けられている。また,顔写真の用途によって顔の配置や表示される顔の大きさなどが規格化されており,印刷レイアウトPLには,各割付枠の用途に応じたこれらの情報が付加されている。
このような印刷レイアウトは種々設けることができ,印刷サイズデータ23としてROM20に格納される。よって,ユーザは用途に応じた印刷レイアウトを指定することにより,それに含まれる割付枠のサイズ,つまり顔の画像が印刷用紙などに印刷されるサイズを指定することができる。
図2に戻ると,工程S30でユーザの印刷起動指示を受付け,この指示に応答して,選択された画像から顔を検知する(S40)。顔の検知は,例えば肌色画素の分布に基づき顔を検知する方法等が可能である。
そして,選択されたレイアウト内に配置された割付枠数を取得し(S50),すべての枠について以下の処理を行う。例えば,図3(A)に示した「4面割付」印刷レイアウトPLの場合は,4つの割付枠について以下の処理を行う。
まず,割付枠ごとの縦横サイズ,縦横比情報,及び顔の配置や大きさなどの割付情報を取得する(S62)。すると,その割付枠の用途に応じた規格に適合するような顔の割付位置と,顔の大きさが特定できる。
次に人物の画像データの顔の中心座標と顔の大きさを求め,画像を切出す範囲を求める(S64)。顔の中心座標と大きさは,例えば肌色の画素の分布形状から求めることができる。そして,工程S62で特定した顔の割付位置と顔の大きさに適合するような,拡大・縮小率と画像を切出す位置を求めることにより,切出し範囲を求めることができる。
例えば,図3(A)で示した割付枠SZ1の場合は,用途がパスポート写真用であるので,割付枠の縦横サイズは縦4.5cm×横3.5cmであり,人物の顔の配置は上部の余白が9mmで,かつ縦方向に2.7cm±0.2cmの範囲内に収まるよう規格化されている。そのような規格に適合する切出し範囲を求めるには,まず元の画像の顔の大きさから,顔が規格の範囲内に収まるような拡大・縮小率を求め,その拡大・縮小率から元の画像上での上部の余白の長さを算出する。次に,顔の中心座標と顔の大きさから顔の輪郭を求め,頭頂部の座標に算出された余白の長さを加えて画像の切出し位置を求める。そして,求めた切出し位置において縦横が4.5:3.5である矩形の範囲を切り出し範囲として求める。
このようにして求めた切り出し範囲をRAM30に一時的に保存し(S66),人物の画像と切り出し範囲を重ねて画像表示部60に表示する(S68)。そして,ユーザにより切り出し範囲についての確認入力がされたら次の枠の処理に進み(S70のNO),切り出し範囲の変更入力がされたら(S70のYES),変更後の切り出し範囲をRAM30に保存し(S72),次の枠の処理に進む。なお,図3(B)には,人物の画像P1に対し印刷レイアウトPLの割付枠SZ1〜4に対応する切出し範囲を表示してある。図示した割付枠SZ1〜4の内側の領域が切出し範囲であり,その画像が切出される画像に相当する。
上記のような処理をレイアウト内の全ての枠について終了したら(S60のYES),各割付枠ごとに保存した切り出し範囲で顔の画像を切出す。そして切出した画像を印刷レイアウトの割付枠に割付け,刷画像データとして例えばビットマップ形式でRAM30に展開する(S80)。すなわち,図3(A)の印刷レイアウトPLの各割付枠SZ1〜4に,図3(B)で示したそれぞれの切出し範囲の画像が拡大・縮小されて割付けられ,全体として1ページ分の印刷画像を構成する。
ここで,印刷画像データの展開に際しては,背景画像の除去を行うことも可能である。例えば,顔検知の際に顔以外の背景の色情報に基づいて背景画像を検知し,その背景画像を予め用意した無地の背景画像と置き換えることなどが可能である。
そして,展開された印刷画像データに基づく印刷を印刷部70に要求し(S90),印刷が実行される。
上記の手順によれば,ユーザは目的とするサイズの割付枠を有する印刷レイアウトを選択することにより,1つの画像データから1または複数のサイズで顔の画像を割付けた印刷物を得ることができる。さらに,必要に応じて顔の画像の切出し範囲を変更することができる。
なお,ユーザによる印刷レイアウトの選択(S20)を省略し,所定の印刷レイアウトを用いて自動的に顔の画像を割付ける手順とすることも可能である。また,画像の切出し範囲を求めた後の,切出し範囲の確認・変更工程(S60〜S72)を省略し,印刷レイアウトの割付枠に割付けた顔の画像を自動的に印刷する手順とすることも可能である。そうすることで,印刷ジョブ完了までの時間を短縮することができる。
次に図4及び図5で本実施の形態における印刷装置のユーザインターフェースについて,印刷レイアウトの選択や,切出し範囲の確認・変更を行う場合を例に説明する。
図4は,操作入力部50の概観を例示する図である。操作入力部50は,操作パネルCP上に配置される各種プッシュボタンによって構成される。例えば,各種のメニュー選択を行うためにメニュー上で上下左右の移動を指示する上ボタンUB,下ボタンDB,左ボタンLB,右ボタンRB,及び確認ボタンEB,ならびに印刷起動を指示する印刷ボタンPBなどである。ユーザは,画像表示部60に表示される選択メニューを見ながらこれらのプッシュボタンを押圧することにより,種々の確認・選択,指示などの入力を制御部10に対し行うことができる。
図5は,画像表示部60の画面表示とその遷移を説明する図である。まず,図5(A)は外部記憶装置44に格納された複数の画像データの中から印刷対象の画像データを選択する場合の画面表示例である。図2の工程S10に対応する画面である。ユーザが図4で示した操作パネルCP上の左ボタンLBと右ボタンRBを交互に押圧することにより,外部記憶装置44に格納されている画像データの画像を順次切り替えて表示する。そして,ユーザは所望の画像が表示された時点で確認ボタンEBを押圧して選択入力を行うことができる。
画像が確定されると図5(B)の画面表示へ進み,各種の印刷設定を行う。ここでは,用紙サイズなどとともに印刷レイアウトの選択を行い,図2の工程S20に対応する。ユーザは図4で示した操作パネルCP上の上ボタンUBと下ボタンDBを交互に押圧して対象のメニューを移動し,左ボタンLBと右ボタンRBを交互に押圧することで選択肢を順次切り替えるなどして,所望の設定が表示された時点で確認ボタンEBを押圧して選択入力を行うことができる。図5(B)では,証明写真用の「4面割付」印刷レイアウトが選択された状態を示している。なお,用紙サイズと印刷レイアウトの組合せにより,実際に印刷される顔の画像のサイズは多様なバリエーションが可能である。
印刷設定を確定した後,ユーザは印刷ボタンPB(図4)を押圧して印刷起動を指示する(図2の工程S30)。すると,画面表示は図5(C)に進み,画像切出し範囲を求める処理が行われている状態を示す画面を表示する。この画面は,図2の工程S40〜S66に対応しており,選択した印刷レイアウトの割付枠ごとに処理が実行されている時に表示される。
次に,4つの割付枠のうち第1の割付枠について切出し範囲が求められると,画面表示は図5(D)に進み,求められた切出し範囲を元の人物の画像に重ねて表示する。図2の工程S68に対応する。なお,ここでは,切出し範囲の画像を対応する割付枠に割付けて図5(A)の元の人物の画像より拡大して表示することにより,切出し範囲の確認や変更をする際の操作性を向上させることができる。
ユーザは,この画面表示を見て切出し範囲を確認する場合は(図2の工程S70のNO)確認ボタンEB(図4)を押圧することにより,次の割付枠へ進む。あるいは,切出し範囲を変更する場合は(図2の工程S70のYES),図4の上ボタンUB,下ボタンDB,左ボタンLB,または右ボタンRB等を適宜押圧しながら,切出し範囲の位置の移動や,切出し範囲の画像の拡大・縮小率の増減を行う。そして,変更を終えたら確認ボタンEBを押圧して,次の割付枠へ進む。
そして,すべての割付枠について切出し範囲の確認・変更を終了すると,画面表示は図5(E)に進む。この画面は,図2の工程S80〜S90に対応し,印刷レイアウトに基づいて印刷画像データがRAM30に展開され,画像が印刷される時の処理状態を示す画面表示である。
なお,上記の画面遷移にともない操作するボタンの種類や操作手順は一例であって,他の態様も可能である。
次に,複数の人物が撮像された画像データから,顔の画像を切出す実施例について説明する。
図6は,複数の人物が撮像された画像データから特定の人物の顔の画像を切出す場合の,制御部10の動作手順を説明するフローチャート図である。図2で示したフローチャート図の工程S40とS50の間に処理が追加されたものである。
まず,ユーザの選択入力に応答して,外部記憶装置44に格納された画像データから,顔の画像を切出す画像データを選択する工程S10,印刷レイアウト選択工程S20,印刷起動工程S30,及び選択画像から顔を検知する工程S40は図2の手順と同じである。
次に,選択された画像から検知した顔が複数であるかを判断する(S144)。複数の顔が検知されていれば(S144のYES),複数人物の画像を切出して画像表示部60に表示する(S146)。そして,ユーザが顔の画像を切出す人物を選択し,選択入力に応答して選択された人物の画像を取得する(S148)。人物の画像が選択された後の工程S50〜S90は図2と同じであるので,説明を省略する。
図7は,複数人物の画像から顔の画像を切出す対象となる人物の画像を選択する場合の,画像表示部60の画面表示例を説明する図である。選択した画像データから複数の顔が検知された場合は,図7(A)に示すように複数人物の画像を表示する。この画面表示は図6の工程146に対応する。
この画面表示では検知された人物の顔を枠で囲んで表示しており,そのうちの1つの枠が選択対象を表す枠として実線や,特定の色などで表示される。そして,ユーザが図4の操作パネルCP上の選択ボタンLB,RBを押圧すると選択対象を表す枠の表示が,複数の枠の間で交互に切り替えて表示される。所望の人物の枠が選択対象として表示された時点で,ユーザが確認ボタンEBを押圧すると,その人物の画像が選択され,図7(B)の画面表示へ進む。
図7(B)の画面表示は選択された人物の画像のみを表示しており,図6の工程S148に対応する。このようにして特定の人物の画像が選択された後の工程S50〜S90に対応する画面遷移は,図5(B)〜(E)と同じである。
このように,複数人物が撮像された集合写真やスナップ写真の画像データからでも,証明写真等に用いるための顔写真を得ることができ,印刷装置としての利便性が向上する。
以上説明したとおり,本実施の形態における印刷装置によれば,パーソナルコンピュータを用いずに,外部記憶装置から取得した画像データに基づき顔の画像を自動的に切出して印刷することができ,印刷に際してはその切出し範囲を適宜変更することができる。よって,顔の拡大・縮小率や配置が好適な画像の印刷を簡便な操作で行うことができる。
制御部: 10 印刷レイアウト:PL
割付枠: SZ1 操作パネル: CP
割付枠: SZ1 操作パネル: CP
Claims (6)
- 外部記憶装置に格納された人物の画像データに基づき,前記人物の顔の画像を印刷媒体に割付けて印刷する印刷装置において,
前記顔の画像の割付領域のサイズを取得するサイズ取得部と,
画像表示部と,
前記外部記憶装置から前記人物の画像データを取得し,前記取得した割付領域のサイズと前記画像データに基づき,前記サイズの顔の画像を前記人物の画像から切出す範囲を求め,前記切出し範囲を前記画像表示部に表示させる切出し範囲取得部と,
前記切出し範囲の変更を受け付ける切出し範囲変更部とを備えることを特徴とする印刷装置。 - 請求項1において,
操作入力部を更に有し,
前記サイズ取得部は,前記操作入力部から入力された割付領域のサイズを取得し,
前記切出し範囲取得部は,前記切出し範囲の画像を前記画像表示部に表示させるとともに確認入力を促し,
前記操作入力部に確認入力がされた場合は,当該切出し領域の画像を前記取得したサイズの割付領域に割付けて印刷し,
確認入力がされずに前記切出し範囲変更部に変更入力がされた場合は,当該変更された切出し範囲の画像を前記取得したサイズの割付領域に割付けて印刷することを特徴とする印刷装置。 - 請求項2において,
前記切出し範囲を前記画像表示部に表示する際には,前記割付領域に前記切出し範囲の画像を割付け,当該割付領域を拡大して前記画像表示部へ表示することを特徴とする印刷装置。 - 請求項1乃至3のいずれかにおいて,
前記画像データは複数の人物の画像データであって,
選択された人物の画像について前記切出し範囲を求めることを特徴とする印刷装置。 - 請求項1乃至4のいずれかにおいて,
前記割付領域に割付けた顔の画像の印刷を行うときに,背景画像を除去することを特徴とする印刷装置。 - 外部記憶装置に格納された人物の画像データに基づき,前記人物の顔の画像を印刷媒体に割付けて印刷部で印刷する印刷方法において,
前記外部記憶装置から前記人物の画像データを取得する工程と,
前記顔の画像の割付領域のサイズを取得する工程と,
前記取得した割付領域のサイズと前記画像データに基づき,前記サイズの顔の画像を前記人物の画像から切出す範囲を求める工程と,
前記切出し範囲の確認または変更を受け付ける工程と,
前記確認または変更された切出し範囲の画像を前記取得したサイズの割付領域に割付けて印刷する工程とを有することを特徴とする印刷方法。
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