JP2007195875A - 空気除菌装置 - Google Patents

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【課題】電解水を空気除菌以外にも利用可能な空気除菌装置を提供する。
【解決手段】電解水の循環経路から分岐し、止水バルブ121を備える排水チューブ120を設け、電解水を外部に排出可能にする。また、運転時間が予め定めた水交換時間を経過すると、水交換運転モードに移行し、この水交換運転モードの場合、止水バルブ121が開放した状態で循環ポンプ13を運転して、使用済みの電解水を外部に排出すると共に、給水タンク11内の水道水を気液接触部材5や水受け皿9に流してこれらを洗浄するようにした。
【選択図】図6

Description

本発明は、細菌、ウィルス、真菌等の空中浮遊微生物(以下、単に「ウィルス等」という)の除去が可能な空気除菌装置に関する。
一般に、ウィルス等の除去を目的として、空気中に電解水ミストを拡散させて、この電解水ミストをウィルス等に直接接触させ、ウィルス等を不活化する除菌装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−181358号公報
しかし、従来の除菌装置は、微粒子状の電解水ミストが到達しやすい使用環境下、すなわち、比較的小空間では効力を発揮するものの、電解水ミストが到達しにくい使用環境下、すなわち、大空間、例えば幼稚園や小・中・高等学校や、介護保険施設や、病院等では効力を発揮しにくいという問題がある。
これを解消するため、一つの筐体内に、保水性を有する気液接触部材を設け、この気液接触部材に水道水を電気分解して得た電解水を滴下しつつ、シロッコファン等の送風ファンによって、気液接触部材に室内空気を送風し、大空間の空気に含まれるウィルス等やアレルギー物質を無害化する空気除菌装置が出願人によって提案されている。
上記電解水は除菌効果等を有するため、この電解水の有効利用を図ることができれば便利である。また、空気除菌装置内の気液接触部材等を取り外すことなく、電解水を利用してこれらの洗浄を行うことができれば便利である。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、電解水を空気除菌以外にも利用可能な空気除菌装置を提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明は、空気除菌装置において、水を電気分解して電解水を生成する電解手段と、この電解手段が生成した電解水が滴下される気液接触部材と、この気液接触部材に室内の空気を送風する送風ファンと、前記気液接触部材の下方に配置され、当該気液接触部材を通過した電解水を受ける水受け皿と、この水受け皿に溜まった電解水を前記電解手段に供給して前記電解水を循環させる循環ポンプと、前記電解水の循環経路から分岐して電解水を外部に排出可能な排水管と、この排水管に設けられる止水バルブとを備えることを特徴とする。
この構成によれば、電解水の循環経路から分岐して電解水を外部に排出可能な排水管と、この排水管に設けられる止水バルブとを備えるので、電解水を容易に取り出すことができ、掃除用水等に利用することにより床等に付着したウィルス等やアレルギー物質の抑制を図ることが可能になる等、電解水を空気除菌以外にも容易に利用可能になる。
上記構成において、前記排水管は、前記電解手段の下流側から分岐することが好ましい。この構成によれば、電解手段で生成された電解水をただちに取り出すことができ、活性酸素種の濃度が高い電解水を取り出すことができる。
上記構成において、前記水受け皿に給水する給水タンクと、空気除菌装置の運転を制御する制御手段とを備え、この制御手段は、運転時間が予め定めた水交換時間に達すると、前記止水バルブが開放した状態で前記循環ポンプを運転して、前記電解水を前記排水管を介して外部に排出すると共に、前記給水タンク内の水を前記気液接触部材及び水受け皿に供給して前記気液接触部材及び水受け皿を洗浄する水交換運転モードに移行することが好ましい。
この構成によれば、運転時間が予め定めた水交換時間に達すると、止水バルブが開放した状態で循環ポンプを運転して、電解水を排水管を介して外部に排出すると共に、給水タンク内の水を気液接触部材及び水受け皿に供給して気液接触部材及び水受け皿を洗浄するので、水交換時の水を利用して各部の洗浄を行うことができ、メンテナンス作業の効率化及び省力化を図ることができる。
上記構成において、前記水受け皿の水位を検出する水位センサを備え、前記制御手段は、水交換運転モードの場合、前記水位センサにより前記水受け皿の水位が所定水位以下になったことが検出されると、前記循環ポンプの運転を停止することが好ましい。この構成によれば、水受け皿の水位が所定水位以下になったことが検出されると、前記循環ポンプの運転を停止するので、水が無くなったタイミングで循環ポンプの運転を停止することができる。
本発明は、電解水の循環経路から分岐して電解水を外部に排出可能な排水管と、この排水管に設けられる止水バルブとを備えるので、電解水を容易に取り出すことができ、電解水を空気除菌以外にも容易に利用可能になる。
また、本発明は、運転時間が予め定めた水交換時間に達すると、止水バルブが開放した状態で循環ポンプを運転して、電解水を排水管を介して外部に排出すると共に、給水タンク内の水を気液接触部材及び水受け皿に供給して気液接触部材及び水受け皿を洗浄するので、水交換時の水を利用して各部の洗浄を行うことができ、メンテナンス作業の効率化及び省力化を図ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳述する。
図1において、符号1は、可搬式の床置き式空気除菌装置を示す。この空気除菌装置1は、箱形の筐体2を備え、この筐体2は、略枠状に形成されたフレーム20(図2参照)と、このフレーム20に取り付けられる前パネル2A、背面パネル2B、左右一対の側面パネル2C、天パネル2D及び左右一対の脚部2Eとを有し、天パネル2Dの両側には、操作蓋2F及び開閉蓋2Gが開閉自在に配置されている。
上記フレーム20には、図2に示すように、筐体2の内側を縦に仕切る2枚の仕切り板21、22が間隔を空けて配設され、これら仕切り板21、22によって筐体2の内部空間が3つの室A、B、Cに仕切られている。
中央の室Aには、下方から順に、吸込パネル3、送風ファン7の支持板8、水受け皿9、気液接触部材5及び吹出パネル4が配設されている。また、一端側の室Bには、水受け皿9に連接される支持皿10と、支持皿10に貯留される水(電解水)を汲み出す循環ポンプ13と、この循環ポンプ13の吐出側に接続された電解槽31とが配設されており、他端側の室Cには、循環ポンプ13を含むこの空気除菌装置1全体を制御する制御部100を構成する制御基板(図示せず)等が配設されている。以下、各部材を詳述する。
吸込パネル3は、床面と間隔を空けて略水平に配置されると共に、その上面にプレフィルター3Aが配置され、支持板8には、吸込パネル3を介して外の空気を吸い込んで支持板8の上方に向けて送風する送風ファン7が取り付けられている。
図3に示すように、送風ファン7の送風口7Aは、背面パネル2B寄りに設けられ、支持板8には、この送風口7Aを避けて略上方に延出する支持フレーム8Aが設けられ、この支持フレーム8Aには、気液接触部材5が、その背面を送風口7Aに向けて斜めに取り付けられると共に、水受け皿9が、この気液接触部材5の下縁部の直下に取り付けられている。
吹出パネル4は、上記部屋Aの上方全体を覆うように配設され、送風ファン7から送風されて気液接触部材5を通過した空気を整流する整流フィンが間隔を空けて設けられている。
気液接触部材5は、図4に示すように、空気が流通するエレメント部Eと、このエレメント部Eを支持するフレーム部Fとを有している。エレメント部Eは、波板状の波板部材5Aと平板状の平板部材5Bとが積層されて構成され、これら波板部材5Aと平板部材5Bとの間に略三角状の多数の開口5Fが形成され、気体接触面積が広く確保され、電解水滴下が可能で、目詰まりしにくい構造になっている。
より具体的には、フレーム部Fは、気液接触部材5の両端枠を構成する左右一対一対の枠部材5Dと、左右一方の枠部材5Dの上部を貫通して他方の枠部材5Dに先端が固定される電解水供給管17と、この電解水供給管17を覆うように左右一対の枠部材5Dの上端部間に配設されて気液接触部材5の上枠を構成するカバー5Gとを備え、このカバー5Gは、電解水供給管17の下方に配置される第1分流シート5Cを支持している。また、上記エレメント部Eは、左右一対の枠部材5D間に配置され、このエレメント部Eの上面には、複数枚の第2分流シート5Eが配置されている。
上記波板部材5A、平板部材5B、第1分流シート5C及び第2分流シート5Eは、液体の浸透性を有する繊維素材であって、電解水による劣化が少ない素材、例えば、ポリオレフィン系樹脂(ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等)、PET(ポリエチレン・テレフタレート)樹脂、塩化ビニル樹脂、フッ素系樹脂(PTFE、PFA、ETFE等)又はセラミックス系材料等の素材が使用され、本構成では、PET樹脂が使用されている。
上記電解水供給管17には、電解槽31内で生成された電解水が供給され、この電解水は、電解水供給管17の軸方向に間隔を空けて形成された複数の散水孔(図示せず)から第1分流シート5Cに滴下され、第1分流シート5C全体に拡散して第2分流シート5Eに滴下し、第2分流シート5E全体に拡散してエレメント部Eの上部全体に浸透し、気液接触部材5の傾斜に沿って下方に浸透していく。すなわち、上記分流シート5C及び5Eにより気液接触部材5の長手方向の隅々にまで電解水を均等に浸透させることができる。
さらに、多数の散水孔からの当該孔径に対応する総散水量は、循環ポンプ13の吐出量よりも少なく設定されている。このため、電解水供給管17内の電解水圧力が高められ、電解水が末端の散水孔にまでくまなく供給され、これによっても、気液接触部材5の長手方向の隅々にまで電解水を均等に浸透させることができる。
上記気液接触部材5の傾斜角θは、図3に示すように、30°以上であることが望ましい。それ以下の場合、滴下した電解水が、気液接触部材5の傾斜に沿って流れず、下方に落下するためである。また、傾斜角θが90°に近づいた場合、気液接触部材5を通過する送風経路が水平に近くなり、その分だけ上方への吹き出しが困難になる。この吹き出し方向を水平にした場合、吹き出し空気を遠くに送風できなくなり、後述するように、大空間の除菌に適した装置とならない。この傾斜角θは、80°>θ>30°が好ましく、本構成では約57°に設定されている。
室Cに配設される支持皿10は、図2に示すように、水受け皿9より一段低い位置に設けられて水受け皿9から流れる水(電解水)が貯留されると共に、給水タンク11を支持する支持部10Aが一体に形成され、この支持皿10に貯留される水が少ない場合には給水タンク11内の水が自動的に供給され、支持皿10には常時一定水量の水が貯留される。ここで、給水タンク11には水道水が溜められ、水道水を支持皿10に供給している。
電解槽31は、電解水を生成する電解手段として機能するものであり、循環ポンプ13の吐出口から上方に延びる配管25に接続され、循環ポンプ13よりも上方位置に配置されている。この電解槽31は、図5に示すように、複数の電極32、33を備え、制御部100の制御の下、電極32、33が通電されることにより、電解槽31に供給された水道水が電気分解されて活性酸素種が生成される。そして、この活性酸素種を含む電解水は、図2に示す配管26を介して気液接触部材5の電解水供給管17に供給される。なお、上記電解水供給管17を電解槽31に直接接続することによって、上記配管26を兼用させてもよい。
ここで、活性酸素種とは、通常の酸素よりも高い酸化活性を持つ分子と、その関連物質のことであり、スーパーオキシドアニオン、一重項酸素、ヒドロキシルラジカル、或いは過酸化水素といった、いわゆる狭義の活性酸素に、オゾン、次ハロゲン酸等といった、いわゆる広義の活性酸素を含めたものとする。この電解槽31は、図2に示すように、気液接触部材5に接近して配置されるため、電解槽31内の電解水をただちに気液接触部材5に供給できるように構成されている。
電極32、33は、例えばベースがTi(チタン)で皮膜層がIr(イリジウム)、Pt(白金)から構成された電極板であり、この電極32、33に供給する電流値は、電流密度で数mA(ミリアンペア)/cm2(平方センチメートル)〜数十mA/cm2になるように設定され、所定の遊離残留塩素濃度(例えば1mg(ミリグラム)/l(リットル))を発生させる。
詳述すると、上記電極32、33により水道水に通電すると、カソード電極では、
4H++4e-+(4OH-)→2H2+(4OH-
の反応が起こり、アノード電極では、
2H2O→4H++O2+4e-
の反応が起こると同時に、
水に含まれる塩素イオン(水道水に予め添加されているもの)が、
2Cl-→Cl2+2e-
のように反応し、さらにこのCl2は水と反応し、
Cl2+H2O→HClO+HCl
となる。
この構成では、電極32、33に通電することで、殺菌力の大きいHClO(次亜塩素酸)が発生し、この次亜塩素酸が供給された気液接触部材5に空気を通過させることにより、この気液接触部材5で雑菌が繁殖することを防止でき、気液接触部材5を通過する空気中に浮遊するウィルスを不活化することができる。また、臭気も気液接触部材5を通過する際に、電解水中の次亜塩素酸と反応し、イオン化して溶解することで、空気中から除去され、脱臭される。
図6に示すように、制御部100は、マイコン100A及びメモリ100Bを備え、マイコン100Aがメモリ100Bに記憶された制御プログラムを実行することにより、空気除菌装置1の各部を中枢的に制御する。
この制御部100には、操作パネル101と、報知パネル102と、電解槽フロートスイッチ(以下、電解槽FS)103と、水受け皿フロートスイッチ(以下、水受け皿FS)104とが接続されている。
操作パネル101は、操作蓋2Dを開くと露出する位置に設けられ、本構成では、運転開始ボタンやリセットボタン等の各種操作子と表示パネルとを備えたリモコンユニットが適用され、ユーザからの各種指示を制御部100に通知する他、各種情報を表示可能となっている。報知パネル102は、前パネル2Aに設けられ、図1に示すように、運転中か否かを示す運転ランプ102A、給水タンク11の給水要求を報知する給水ランプ102Bや水交換ランプ102C等を備えている。
電解槽FS103は、電解槽31に所定水位以上の水が有るか否かを検出する水位センサであり、水受け皿FS104は、支持皿10に所定水位以上の水が有るか否かを検出する水位センサであり、制御部100は、電解槽FS103及び水受け皿FS104の検出結果に基づいて報知パネル102の給水ランプ102Bを点灯制御する。
この構成により、操作パネル101が操作されて運転(通常運転)が指示されると、制御部100は、運転ランプ102Aを点灯すると共に、循環ポンプ13を駆動し、支持皿10に貯留される水道水を電解槽31に供給し、電解槽31では水道水を電気分解させて活性酸素種を含む電解水を生成させ、配管26及び電解水供給管17を経由して気液接触部材5に滴下され、徐々に浸透する。そして、気液接触部材5から滴下した電解水は、水受け皿9が受けて、水受け皿9から支持皿10に流入し、そこに貯留される。このように、本構成では、水が循環式となっており、蒸発等により水量が減った場合、給水タンク11内の水道水が、支持皿10に適量供給される。この給水タンク11は、開閉蓋2G(図1参照)を開いて取り出して水道水の補給が可能となる。
電解水が浸透した気液接触部材5には、送風ファン7を経て、矢印Xで示すように、室内の空気が供給される。この室内の空気は、気液接触部材5にしみ込んだ活性酸素種に接触して或いは近傍を通過して、再び、室内に吹き出される。この活性酸素種は、ウィルス、花粉及びダニのフンや死骸等のアレルギー物質を抑制する機能を持ち、例えば、空気中にインフルエンザウィルスが浮遊した場合、その感染に必須の当該ウィルスの表面蛋白(スパイク)を破壊、消失(除去)し、これを破壊すると、インフルエンザウィルスと、当該ウィルスが感染するのに必要な受容体(レセプタ)とが結合しなくなり、これによって感染が阻止される。実証試験の結果、インフルエンザウィルスが浮遊した空気を、本構成の気液接触部材5に通した場合、当該ウィルスを99%以上除去できることが判明した。以上が通常運転モードの動作である。
ところで、本構成では、図6に示すように、電解槽31と気液接触部材5とを連結する配管26から分岐する排水チューブ(排水管)120と、この排水チューブ120に設けられる止水バルブ121とを備えており、運転中に止水バルブ121を開けると、電解槽31から送り出された電解水を外部に排出できるように構成されている。
この排水チューブ120は、透明な柔軟材料で形成され、筐体2内に収納可能で、かつ、引き出して外部に取り出し自在に構成されている。このため、ユーザが止水バルブ21を開けた後、操作パネル101を操作して運転を指示することにより、循環ポンプ13が駆動されると共に電解槽31で電解水が生成され、図5に波線矢印で示すように、電解水が排水チューブ120を流れて外部に排出され、例えば、バケツ130に溜めることができる。本構成では、この排水チューブ120の管径等の選択等により、電解水を排水チューブ120から排出する同時に、気液接触部材5へも供給可能に構成され、上記した空気除菌を行いながら電解水を取り出し可能となっている。
例えば、この空気除菌装置1が学校や病院に設置されている場合、バケツ130に溜めた電解水を教室の掃除等に利用することにより、空気中に放出されずに机や床に付着したウィルス等やアレルギー物質を抑制することが可能となり、インフルエンザの感染やアレルギー反応を効果的に防止することができる。なお、学校に設置する場合は、さらに、理科の教材等に役立てるために、電解槽31のケースを透明材料で形成し、電極反応を外部から視認できるようにしてもよい。
また、上記排水チューブ120は、一部を柔軟材料で形成してもよく、または、電解水への耐性を確保できる範囲で金属等の剛性材料で形成してもよく、さらにまた、筐体2に蛇口を取り付け、この蛇口に排水チューブ120を連結して蛇口から電解水を排出可能に構成してもよい。
さらに、止水バルブ21を筐体2内に内蔵する構成に限らず、筐体2の外に配置してもよく、また、止水バルブ21は手動式に限らず、電磁弁等の自動式のものを使用してもよい。自動式を用いた場合は、操作パネル101に例えば電解水取出モードを指示する操作子を設け、この電解水取出モードが指示された場合に制御部100が止水バルブ21を開制御した後に循環ポンプ13等の駆動を開始することが好ましい。
また、この空気除菌装置1は、通常運転モードに加え、水交換及び内部洗浄を行う水交換運転モードを選択的に実行している。詳述すると、図7に示すように、制御部100は、ユーザの指示に基づき運転を開始(以下、運転オン)すると(ステップS1)、内部カウンタにより運転時間Tのカウントを開始し(ステップS2)、運転時間Tが予め定めた水交換時間T0を経過したか否かを判定する(ステップS3)。
運転時間Tが水交換時間T0を経過していない場合(ステップS3:NO)、制御部100は、運転オフが指示されると(ステップS4)、運転時間Tのカウントを停止し(ステップS5)、運転停止処理を行う。この場合、運転停止時の間、運転時間Tの値が保持され、次の運転が開始されると、その保持した運転時間Tからカウントが開始され、トータルの運転時間の計測が可能となっている。ここで、運転時間Tは、上記のような通常運転モードの時間に限らず、循環ポンプ13の運転時間等を適用してもよい。
一方、運転時間Tが水交換時間T0を経過すると(ステップS3:YES)、制御部100は、水交換運転モードをオンに設定し(ステップS6)、水交換運転モードが終了すると(ステップS7:YES)、再びステップS1の処理から順に上記処理を開始する。
制御部100は、水交換運転モードがオンに設定された場合、以下の処理を行う。図8は水交換運転モード時の動作を示すフローチャートである。
まず、制御部100は、報知パネル102の水交換ランプ102Cを点灯して(ステップS10)、水交換運転モードへの移行をユーザに報知し、通常運転を強制停止する(ステップS11)。
この場合、ユーザは、マニュアル等に従い、次の作業を行う。1)運転をオフにし、2)給水タンク11を満水にし、3)開閉蓋2Gを開けて排水チューブ120を取り出し、4)排水チューブ120の先端をバケツ等の容器に入れ、5)止水バルブ121を開放し、6)上記作業の完了後、操作パネル101のリセットボタンを押しながら運転をオンにする(水交換運転の開始操作に相当)。
次いで、制御部100は、運転がオンにされると(ステップS12)、循環ポンプ13の運転を開始する(ステップS13)。この循環ポンプ13の運転により、支持皿10に溜められた電解水が排水チューブ120を通って外部に排出され、また、この電解水の排出により支持皿10の水が減るため、給水タンク11から水道水が順次供給され、きれいな水道水が循環ポンプ13により電解槽31、気液接触部材5、水受け皿9を流れて、これらに付着した残留物等が水道水で洗い流されてこれらを洗浄することができる。
そして、制御部100は、水受け皿FS104のオンにより支持皿10内の水無しを検知すると、つまり、給水タンク11内の水道水が無くなると、循環ポンプ13を停止すると共に、水交換ランプ102Cに加えて給水ランプ102Bを点灯し、排水完了をユーザに報知する(ステップS15)。
この場合、ユーザは、マニュアル等に従い、1)運転をオフにし、2)止水バルブ121を閉じ、3)排水チューブ120を収納し、4)給水タンク11を満水にし、5)これら全ての作業の後、運転をオンにする。
次いで、制御部100は、運転がオンにされると(ステップS16)、給水ランプ102Bを消灯し(ステップS17)、次に、リセットボタンが長押しされるまで待機し(ステップS18)、ユーザによりリセットボタンが長押しされると(水交換運転モードの解除操作に相当)、水交換ランプ102Cを消灯して(ステップS19)、水交換運転モードを解除(オフに設定)した旨をユーザに報知した後、通常運転モード移行し、通常運転を開始する。以上が水交換運転モード時の動作である。
以上説明したように、本実施形態によれば、電解水の循環経路から分岐して止水バルブ121を備える排水チューブ120を設けたので、電解水を容易に取り出すことができ、掃除用水等に利用することにより床等に付着したウィルスやアレルギー物質の抑制を図ることが可能になる。すなわち、電解水を空気中のウィルスやアレルギー物質の抑制に用いるだけでなく、空気中に拡散していないウィルスやアレルギー物質の抑制にも用いることができる。
しかも、上記排水チューブ120が電解槽31の下流近傍から分岐するので、電解槽31で生成された電解水をただちに取り出すことができ、活性酸素種の濃度が高い電解水を取り出すことができる。
また、本実施形態では、運転時間Tが水交換時間T0を経過すると、水交換運転モードに移行し、この水交換運転モードの場合、止水バルブ121が開放した状態で循環ポンプ13を運転して、使用済みの電解水を外部に排出すると共に、給水タンク11内の水道水を気液接触部材5や水受け皿9に流してこれらを洗浄するので、水交換時の水を利用して各部の洗浄を行うことができる。この場合、ユーザが気液接触部材5や水受け皿9を取り出して洗浄する必要がなく、空気除菌装置1のメンテナンス作業の効率化及び省力化を図ることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更実施が可能である。例えば、上記実施形態では、水交換運転モードへの移行報知や給水報知等の各種報知をランプで行う場合を例示したが、操作パネル101が具備する表示パネルを用いて各種報知を行ってもよく、また、音声による報知を行う等、公知の報知手段を広く適用することができる。
また、上記実施形態では、水交換運転モードの場合、水受け皿FS104のオンにより支持皿10内の水無しを検知すると、循環ポンプ13を停止する場合について述べたが、制御部100が内部タイマ等により予め定めた運転時間(例えば15分)が経過すると、循環ポンプ13を停止するようにしてもよい。
また、例えば、活性酸素種としてオゾン(O3)や過酸化水素(H22)を発生させる構成としてもよい。この場合、電極として白金タンタル電極を用いると、イオン種が希薄な水から、電気分解により高効率に安定して活性酸素種を生成できる。
このとき、アノード電極では、
2H2O→4H++O2+4e-
の反応と同時に、
3H2O→O3+6H++6e-
2H2O→O3+4H++4e-
の反応が起こりオゾン(O3)が生成される。またカソード電極では、
4H++4e-+(4OH-)→2H2+(4OH-
2 -+e-+2H+→H22
のように、電極反応によりO2 -が生成したO2 -と溶液中のH+とが結合して、過酸化水素(H22)が生成される。
この構成では、電極に通電することにより、殺菌力の大きいオゾン(O3)や過酸化水素(H22)が発生し、これらオゾン(O3)や過酸化水素(H22)を含んだ電解水を作ることができる。この電解水中におけるオゾンもしくは過酸化水素の濃度を、対象ウィルス等を不活化させる濃度に調整し、この濃度の電解水が供給された気液接触部材5に空気を通過させることにより、空気中に浮遊する対象ウィルス等を不活化することができる。また、臭気も気液接触部材5を通過する際に、電解水中のオゾンまたは過酸化水素と反応し、イオン化して溶解することで、空気中から除去され、脱臭される。
また、上記実施形態では、出し入れ自在な給水タンク11による給水方式としたが、この給水タンク11の代わりに、例えば水道管を接続して、市水を直接導く水配管給水方式としてもよい。
本発明の一実施形態に係る空気除菌装置の斜視図である。 空気除菌装置の内部構成を示す斜視図である。 空気除菌装置の縦断面図である。 気液接触部材の構成を示す図である。 電解槽の内部構成を示す図である。 空気除菌装置の構成の説明に供するである。 水交換運転モードへの移行動作を示すフローチャートである。 水交換運転モード時の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 空気除菌装置
2 筐体
5 気液接触部材
7 送風ファン
9 水受け皿
10 支持皿
11 給水タンク
13 循環ポンプ
31 電解槽
32、33 電極
100 制御部
102A 運転ランプ
102B 給水ランプ
102C 水交換ランプ
103 電解槽フロートスイッチ(水位センサ)
104 水受け皿フロートスイッチ(水位センサ)
120 排水チューブ(排水管)
121 止水バルブ
130 バケツ

Claims (4)

  1. 水を電気分解して電解水を生成する電解手段と、この電解手段が生成した電解水が滴下される気液接触部材と、この気液接触部材に室内の空気を送風する送風ファンと、前記気液接触部材の下方に配置され、当該気液接触部材を通過した電解水を受ける水受け皿と、この水受け皿に溜まった電解水を前記電解手段に供給して前記電解水を循環させる循環ポンプと、前記電解水の循環経路から分岐して電解水を外部に排出可能な排水管と、この排水管に設けられる止水バルブとを備えることを特徴とする空気除菌装置。
  2. 前記排水管は、前記電解手段の下流側から分岐することを特徴とする請求項1に記載の空気除菌装置。
  3. 前記水受け皿に給水する給水タンクと、空気除菌装置の運転を制御する制御手段とを備え、この制御手段は、運転時間が予め定めた水交換時間に達すると、前記止水バルブが開放した状態で前記循環ポンプを運転して、前記電解水を前記排水管を介して外部に排出すると共に、前記給水タンク内の水を前記気液接触部材及び水受け皿に供給して前記気液接触部材及び水受け皿を洗浄する水交換運転モードに移行することを特徴とする請求項1又は2に記載の空気除菌装置。
  4. 前記水受け皿の水位を検出する水位センサを備え、前記制御手段は、水交換運転モードの場合、前記水位センサにより前記水受け皿の水位が所定水位以下になったことが検出されると、前記循環ポンプの運転を停止することを特徴とする請求項3に記載の空気除菌装置。

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