JP2007194337A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エピタキシャル成膜層112において半導体基板11の主面である(100)面よりも、キャリア移動度として正孔移動度が大きいファセット面である(111)面を含む領域が、チャネル領域21cになるように、p型MOSトランジスタ21を形成する。
【選択図】図1
Description
本発明にかかる実施形態1について説明する。
本発明にかかる実施形態2について説明する。
本発明にかかる実施形態3について説明する。
11,11a…半導体基板(半導体基板)、
21,221,321…p型MOSトランジスタ(トランジスタ,p型トランジスタ)、
31,231,331…n型MOSトランジスタ(トランジスタ,n型トランジスタ)、
111…素子分離層、
112,212,312…エピタキシャル成膜層(エピタキシャル成膜層)、
21c,31c,221c,231c,321c,331c…チャネル領域(チャネル領域)、
21x,31x,221x,231x,321x,331x…ゲート絶縁膜、
21g,31g,221g,231g,321g,331g…ゲート電極、
21sd,31sd,221sd,231sd,321sd,331sd…ソース・ドレイン領域、
21s,31s,221s,231s,321s,331s…側壁スペーサー、
M…マスク層
Claims (22)
- トランジスタが設けられている半導体装置であって、
半導体基板と、
前記トランジスタにおいて前記半導体基板の主面よりもキャリア移動度が大きいファセット面が含まれるように、前記半導体基板の主面に成膜されているエピタキシャル成膜層と
を有し、
前記トランジスタは、前記エピタキシャル成膜層において前記半導体基板の主面よりもキャリア移動度が大きいファセット面を含む領域がチャネル領域として形成されている
半導体装置。 - 前記トランジスタとしてp型トランジスタが形成されており、
前記エピタキシャル成膜層は、前記キャリア移動度として正孔移動度が前記半導体基板の主面よりも大きなファセット面が形成されており、
前記p型トランジスタは、前記エピタキシャル成膜層において前記半導体基板の主面よりも正孔移動度が大きいファセット面を含む領域が、チャネル領域として形成されている
請求項1に記載の半導体装置。 - 前記トランジスタとしてn型トランジスタが形成されており、
前記n型トランジスタは、前記半導体基板の主面に対応する領域がチャネル領域として形成されている
請求項2に記載の半導体装置。 - 前記半導体基板は、前記主面が(100)面であり、
前記エピタキシャル成膜層は、前記半導体基板の(100)面よりも正孔移動度が大きい(111)面が、前記ファセット面として形成されており、
前記p型トランジスタは、前記エピタキシャル成膜層の前記(111)面を含むように、チャネル領域が形成されている
請求項3に記載の半導体装置。 - 前記半導体基板は、前記主面が(100)面であり、
前記エピタキシャル成膜層は、前記半導体基板の(100)面よりも正孔移動度が大きい(311)面が、前記ファセット面として形成されており、
前記p型トランジスタは、前記エピタキシャル成膜層の前記(311)面を含むように、チャネル領域が形成されている
請求項3に記載の半導体装置。 - 前記半導体基板は、前記主面が(100)面であり、
前記エピタキシャル成膜層は、前記半導体基板の(100)面よりも正孔移動度が大きい(110)面が、前記ファセット面として形成されており、
前記p型トランジスタは、前記エピタキシャル成膜層の前記(110)面を含むように、チャネル領域が形成されている
請求項3に記載の半導体装置。 - 前記トランジスタとしてn型トランジスタが形成されており、
前記エピタキシャル成膜層は、前記キャリア移動度として電子移動度が前記半導体基板の主面よりも大きな面が前記ファセット面として形成されており、
前記n型トランジスタは、前記エピタキシャル成膜層において前記半導体基板の主面よりも電子移動度が大きな前記ファセット面を含む領域が、チャネル領域として形成されている
請求項1に記載の半導体装置。 - 前記トランジスタとしてp型トランジスタが形成されており、
前記p型トランジスタは、前記半導体基板の主面に対応する領域がチャネル領域として形成されている
請求項7に記載の半導体装置。 - 前記半導体基板は、前記主面が(110)面であり、
前記エピタキシャル成膜層は、前記半導体基板の(110)面よりも電子移動度が大きい(100)面が、前記ファセット面として形成されており、
前記n型トランジスタは、前記エピタキシャル成膜層の前記(100)面を含むように、チャネル領域が形成されている
請求項8に記載の半導体装置。 - トランジスタを半導体基板の主面に設けるトランジスタ形成工程を含む半導体装置の製造方法であって、
前記トランジスタ形成工程にて形成される前記トランジスタにおいて前記半導体基板の主面よりもキャリア移動度が大きいファセット面が含まれるように、前記半導体基板の主面にエピタキシャル成膜層を成膜するエピタキシャル成膜層形成工程
を有し、
前記トランジスタ形成工程においては、前記エピタキシャル成膜層形成工程によって形成された前記エピタキシャル成膜層において前記半導体基板の主面よりもキャリア移動度が大きいファセット面を含む領域がチャネル領域になるように前記トランジスタを形成する
半導体装置の製造方法。 - 前記エピタキシャル成膜層形成工程においては、前記キャリア移動度として正孔移動度が前記半導体基板の主面よりも大きなファセット面が含まれるように前記エピタキシャル成膜層を成膜し、
前記トランジスタ形成工程においては、前記エピタキシャル成膜層において前記半導体基板の主面よりも正孔移動度が大きいファセット面を含む領域をチャネル領域とするp型トランジスタを前記トランジスタとして形成する
請求項10に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記トランジスタ形成工程においては、前記半導体基板の主面に対応する領域をチャネル領域とするn型トランジスタを前記トランジスタとして形成する
請求項11に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記エピタキシャル成膜層形成工程においては、前記主面が(100)面である前記半導体基板に、前記半導体基板の(100)面よりも正孔移動度が大きい(111)面が前記ファセット面として形成されるように前記エピタキシャル成膜層を成膜し、
前記トランジスタ形成工程においては、前記エピタキシャル成膜層の前記(111)面をチャネル領域が含むように前記p型トランジスタを形成する
請求項12に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記エピタキシャル成膜層形成工程においては、前記半導体基板の主面において第1の<110>方向に垂直であって、前記第1の<110>方向と異なった第2の<110>方向に沿って延在するように前記半導体基板の主面上にマスク層を形成した後に、前記半導体基板の主面上において前記マスク層が形成された周辺領域にてエピタキシャル成長を実施することによって、(111)面をファセット面として含むように前記エピタキシャル成膜層を形成する
請求項13に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記エピタキシャル成膜層形成工程においては、前記主面が(100)面である前記半導体基板に、前記半導体基板の(100)面よりも正孔移動度が大きい(311)面が前記ファセット面として形成されるように前記エピタキシャル成膜層を形成し、
前記トランジスタ形成工程においては、前記エピタキシャル成膜層の前記(311)面をチャネル領域が含むように前記p型トランジスタを形成する
請求項12に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記エピタキシャル成膜層形成工程においては、前記半導体基板の主面にて第1の<110>方向に垂直であって、前記第1の<110>方向と異なった第2の<110>方向に沿って延在するように前記半導体基板の主面上にマスク層を形成した後に、前記半導体基板の主面上において前記マスク層が形成された周辺領域にてエピタキシャル成長を実施することによって、(311)面をファセット面として含むように前記エピタキシャル成膜層を形成する
請求項15に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記エピタキシャル成膜層形成工程においては、前記主面が(100)面である前記半導体基板に、前記半導体基板の(100)面よりも正孔移動度が大きい(110)面が前記ファセット面として形成されるように前記エピタキシャル成膜層を形成し、
前記トランジスタ形成工程においては、前記エピタキシャル成膜層の前記(110)面をチャネル領域が含むように前記p型トランジスタを形成する
請求項12に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記エピタキシャル成膜層形成工程においては、前記半導体基板の主面において<100>方向に垂直であって<100>方向に沿って延在するように前記半導体基板の主面上にマスク層を形成した後に、前記半導体基板の主面上において前記マスク層が形成された周辺領域にてエピタキシャル成長を実施することによって、(110)面をファセット面として含むエピタキシャル成膜層を形成する
請求項15に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記エピタキシャル成膜層形成工程においては、前記キャリア移動度として電子移動度が前記半導体基板の主面よりも大きなファセット面が含まれるように前記エピタキシャル成膜層を形成し、
前記トランジスタ形成工程においては、前記エピタキシャル成膜層において前記半導体基板の主面よりも電子移動度が大きいファセット面を含む領域をチャネル領域とするn型トランジスタを前記トランジスタとして形成する
請求項10に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記トランジスタ形成工程においては、前記半導体基板の主面に対応する領域をチャネル領域とするp型トランジスタを前記トランジスタとして形成する
請求項19に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記エピタキシャル成膜層形成工程においては、前記主面が(110)面である前記半導体基板に、前記半導体基板の(110)面よりも電子移動度が大きい(100)面が前記ファセット面として形成されるように前記エピタキシャル成膜層を形成し、
前記トランジスタ形成工程においては、前記エピタキシャル成膜層の前記(100)面をチャネル領域が含むように前記n型トランジスタを形成する
請求項20に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記エピタキシャル成膜層形成工程においては、前記半導体基板の主面において<110>方向に垂直であって<100>方向に沿って延在するように前記半導体基板の主面上にマスク層を形成した後に、前記半導体基板の主面上において前記マスク層が形成された周辺領域にてエピタキシャル成長を実施することによって、(100)面をファセット面として含むように前記エピタキシャル成膜層を形成する
請求項21に記載の半導体装置の製造方法。
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