JP2007193413A - データ記憶装置および暗号鍵保存方法 - Google Patents

データ記憶装置および暗号鍵保存方法 Download PDF

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Abstract

【課題】不揮発性メモリへの暗号鍵の無駄な書き込みを抑制する。
【解決手段】録画処理部2が、暗号鍵生成部7で生成された暗号鍵を用いて、外部から供給された映像データを暗号化して記憶部4またはバッファ5に格納する録画装置であって、暗号鍵生成部7で生成された暗号鍵が格納される揮発性メモリ8と、暗号化されたデータが記憶部4に格納された場合にのみ、該データの暗号化に用いた暗号鍵を揮発性メモリ8から不揮発性メモリ9に移動する暗号鍵書き込み部6とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル放送やネットワークを通じて提供される映像や音声などのデータを暗号化して保存する装置に関する。
デジタル放送により提供される放送番組の映像データを録画することのできる装置が提供されている(特許文献1、2参照)。この種の録画装置では、著作権の関係から、録画した映像データの不正なコピーを防止するために、映像データは装置に固有の暗号鍵で暗号化されて保存されるようになっている。保存された映像データを再生するには、暗号化時に使用した暗号鍵を用いる。暗号鍵は、通常、フラッシュメモリに代表される不揮発性メモリに保存される。
特開2001−45432号公報 特開平6−78304号公報
最近の録画装置には、タイムシフト視聴モードが搭載されている。タイムシフト視聴モードでは、現在視聴している番組の映像データがバッファなどの一時記憶部に継続的に格納される。このタイムシフト視聴モードによる一時録画においても、映像データを暗号化するための暗号鍵が生成されて不揮発性メモリに格納される。バッファに格納された映像データは、ユーザによる保存指示がなされた場合にのみ、記憶部に保存されるようになっており、そのような保存指示がなされなかった場合には、映像データは、タイムシフト視聴モードの解除とともに自動的にバッファから削除される。このように、タイムシフト視聴モードにおいて、保存指示がなされなかった場合には、不揮発性メモリへの暗号鍵の無駄な書き込みが行われる。
フラッシュメモリなどの不揮発性メモリには、書き換え可能な回数に制限があるため、上記のような不揮発性メモリへの暗号鍵の無駄な書き込みは、なるべく避ける必要がある。しかし、上述した従来の録画装置では、そのような不揮発性メモリへの暗号鍵の無駄な書き込みを抑制するような構成にはなっていなかった。このため、不揮発性メモリへの暗号鍵の無駄な書き込みが頻繁に行われた場合には、想定した装置の寿命前に、不揮発性メモリの書き換え回数が制限値に近付いてしまうことになる。
本発明の目的は、上記の問題を解決し、不揮発性メモリへの暗号鍵の無駄な書き込みを抑制することのできるデータ記憶装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、不揮発性メモリと、外部から供給されたデータ(例えば放送番組の映像データ)を保存するための記憶部と、暗号鍵を生成する暗号鍵生成部と、前記暗号鍵生成部で生成された暗号鍵が格納される揮発性メモリと、前記暗号鍵生成部で生成された暗号鍵を用いて、外部から供給された前記データを暗号化するデータ処理部と、前記データ処理部で暗号化されたデータが前記記憶部に格納された場合にのみ、該データの暗号化に用いた暗号鍵を前記揮発性メモリから前記不揮発性メモリに移動する暗号鍵書き込み部と、を有することを特徴とする。
上記の構成によれば、データの暗号化に用いた暗号鍵は一旦、データの書き換え回数に制限のない揮発性メモリに格納され、暗号化されたデータが記憶部に保存された場合にのみ、その暗号鍵が揮発性メモリから不揮発性メモリに移動される。記憶部に保存されなかったデータ(具体的には、タイムシフト視聴モードの解除とともに自動的にバッファから削除された映像データ)の暗号化に用いられた暗号鍵は、揮発性メモリから不揮発性メモリに移動されることはない。
また、本発明の別の態様は、不揮発性メモリと、外部から供給されたデータを保存するための記憶部と、外部から供給されたデータを一時的に保存するためのバッファと、暗号鍵を生成する暗号鍵生成部と、前記暗号鍵生成部で生成された暗号鍵が格納される揮発性メモリと、前記暗号鍵生成部で生成された暗号鍵を用いて、外部から供給された前記データを暗号化するデータ処理部と、前記データ処理部で暗号化されたデータが前記記憶部に格納された場合は、該データの暗号化に用いた暗号鍵を前記不揮発性メモリに格納し、前記データ処理部で暗号化されたデータが前記バッファに格納された場合は、該データの暗号化に用いた暗号鍵を前記揮発性メモリに格納する暗号鍵書き込み部と、を有することを特徴とする。
上記の構成においても、バッファに一時的に保存されたデータのうち、記憶部に保存されなかったデータの暗号化に用いられた暗号鍵が不揮発性メモリに格納されることはない。
本発明によれば、保存されなかったデータ(例えば、タイムシフト視聴モードの解除とともに自動的にバッファから削除された映像データ)の暗号化に用いられた暗号鍵は不揮発性メモリに格納されることはないので、その分だけ、不揮発性メモリへの暗号鍵の無駄な書き込みを抑制することができる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態である録画装置の主要部の構成を示すブロック図である。図1を参照すると、この録画装置は、入力部1、録画処理部2、録画処理判断部3、記憶部4、バッファ5、暗号鍵書き込み部6、暗号鍵生成部7、揮発性メモリ8、および不揮発性メモリ9からなる。
入力部1は、録画装置を動作させるための操作、例えば録画モードやタイムシフト視聴モードなどの各種モードの設定や解除の操作、タイムシフト視聴モード時に一時的に格納した映像データ(一時録画データ)を保存するための操作、録画映像を削除するための操作などが行われる部分である。入力部1としては、例えば複数のボタンが設けられたリモートコントローラー(以下、単にリモコンと記す)の他、キーボードやマウスなどの入力デバイスなどがある。
録画モードに移行するための操作が行われると、録画指示信号および録画保存指示信号が入力部1から録画処理部2に供給される。タイムシフト視聴モードに移行するための操作が行われると、一時録画指示信号が入力部1から録画処理部2に供給される。タイムシフト視聴モード時に一時録画データを保存するための操作が行われると、暗号鍵移動信号および一時録画保存指示信号が入力部1から録画処理部2に供給される。録画した映像データを削除するための操作が行われると、録画映像削除指示信号が入力部1から録画処理部2に供給される。タイムシフト視聴モードを解除するための操作が行われると、一時録画映像削除指示信号が入力部1から録画処理部2に供給される。
録画処理部2は、入力部1からの入力を受け付けて、録画モードやタイムシフト視聴モードのモード判定を行ったり、外部から供給される映像データを記憶部4やバッファ5に格納したり、記憶部4に格納した映像データを削除したりする。外部からの映像データは、具体的には、デジタル放送用チューナーからの映像データである。バッファ5には、タイムシフト視聴モード時に映像データが一時的に格納される。記憶部4には、録画モード時に映像データが格納される他、保存指示のあった一時録画データが格納される。映像データを記憶部4やバッファ5に格納する際に、録画処理部2は、暗号鍵生成指示信号を暗号鍵生成部7に供給し、その暗号鍵生成部7で生成された暗号鍵を用いて映像データを暗号化したり、入力部1からの録画保存指示信号や一時録画保存指示信号を録画処理判断部3に転送したりする。
また、録画処理部2は、映像データを識別可能な映像識別情報と、その映像データを暗号化する際に用いた暗号鍵を識別可能な暗号鍵識別情報とを対応付けたテーブル情報を有しており、録画保存指示信号や一時録画保存指示信号を転送する際に、そのテーブル情報を参照して、使用した暗号鍵の暗号鍵識別情報を録画処理判断部3に供給する。さらに、録画処理部2は、入力部1からの録画映像削除指示信号に従って記憶部4に格納された映像データのうち該当する映像データを削除するとともに、上記テーブル情報を参照して、その削除した映像データの暗号化に使用した暗号鍵の暗号鍵識別情報を取得し、該取得した暗号鍵識別情報と一緒に入力部1からの録画映像削除指示信号を録画処理判断部3に供給する。さらに、録画処理部2は、入力部1からの一時録画映像削除指示信号に従ってバッファ5に格納された一時録画データを削除するとともに、上記テーブル情報を参照して、その削除した一時録画データの暗号化に使用した暗号鍵の暗号鍵識別情報を取得し、該取得した暗号鍵識別情報と一緒に入力部1からの一時録画映像削除指示信号を録画処理判断部3に供給する。
暗号鍵生成部7は、録画処理部2から暗号鍵生成指示信号を受信すると、暗号鍵を生成する。暗号鍵の生成には、乱数などを用いた周知の暗号鍵生成技術を適用することができる。揮発性メモリ8は、暗号鍵生成部7で生成された暗号鍵を一時的に保存するためのものである。暗号鍵生成部7は、生成した暗号鍵を、当該暗号鍵を識別可能な暗号鍵識別情報と関連付けて揮発性メモリ8に格納する。
録画処理判断部3は、録画保存指示信号または一時録画保存指示信号を受信した場合は、揮発性メモリ8に格納されている暗号鍵を不揮発性メモリ9に移動するための暗号鍵移動指示信号を、録画処理部2から供給された暗号鍵識別情報と一緒に、暗号鍵書き込み部6に供給する。また、録画処理判断部3は、録画映像削除指示信号を受信した場合は、不揮発性メモリ9に格納されている暗号鍵を削除するための暗号鍵削除指示信号を、録画処理部2から供給された暗号鍵識別情報と一緒に、暗号鍵書き込み部6に供給する。さらに、録画処理判断部3は、一時録画映像削除指示信号を受信した場合は、揮発性メモリ8に格納されている暗号鍵を削除するための暗号鍵削除指示信号を、録画処理部2から供給された暗号鍵識別情報と一緒に、暗号鍵書き込み部6に供給する。
暗号鍵書き込み部6は、録画処理判断部3から暗号鍵移動指示信号および暗号鍵識別情報を受信した場合に、揮発性メモリ8に格納されている暗号鍵のうち、受信した暗号鍵識別情報に基づいて特定される暗号鍵を不揮発性メモリ9に移動する。また、暗号鍵書き込み部6は、録画処理判断部3から暗号鍵削除指示信号および暗号鍵識別情報を受信した場合に、揮発性メモリ8または不揮発性メモリ9に格納されている暗号鍵のうち、受信した暗号鍵識別情報に基づいて特定される暗号鍵を削除する。
不揮発性メモリ9は、フラッシュメモリに代表される半導体メモリであって、書き換え回数に制限がある。
次に、本実施形態の録画装置において行われる暗号鍵保存処理について説明する。以下の説明において、通常録画モードとは、録画装置の電源がオンになっており、利用者がリモコンの録画ボタン等の入力部を押下した事(録画指示信号)を受けて、録画処理部が映像データの録画(記憶部への格納)を開始する状態のことをいう。また、タイムシフト視聴モードとは、録画装置の電源がオンになっており、デジタル放送用チューナ等の外部から装置に供給される映像データを録画処理部が一時録画(バッファへの格納)を開始する状態のことをいう。このタイムシフト視聴モードに移行すると、一時録画が開始される。タイムシフト視聴モードへの移行は、入力部から一時録画指示信号を録画処理部が受信する事で行われる。予め録画処理部がどこかのメモリにタイムシフト視聴モードへの移行の有無フラグを記憶しておき、装置の電源オン後、録画処理部がメモリの有無フラグを確認し、タイムシフト視聴モードへ移行するようにしてもよい。また、タイムシフト視聴モードでは、利用者がリモコンの録画ボタン等の入力部を押下した事(一時録画保存指示信号)を受けて、録画処理部が一時録画している映像データを録画(記憶部への格納)を開始できる状態になっている。
暗号鍵保存処理は、暗号鍵格納処理と暗号鍵消去処理からなる。図2に、その暗号鍵格納処理の基本的な流れを示す。
図2を参照すると、まず、録画処理部2が、入力部1からの入力に基づいて、録画指示が有ったか否かを判断する(ステップS10)。録画指示が有った場合は、通常録画モードになる(ステップS11)。録画指示が無かった場合、録画処理部2は、更に入力部1からの入力に基づいて、タイムシフト視聴モードが設定されたかを判断する(ステップS12)。
通常録画モードが設定された場合は、続いて、録画処理部2は、暗号鍵生成部7に暗号鍵生成指示信号を送信する。暗号鍵生成指示信号を受信した暗号鍵生成部7は、暗号鍵を生成し、その生成した暗号鍵を揮発性メモリ8に格納する(ステップS13)。次いで、録画処理部2が、暗号鍵生成部7で生成された暗号鍵を用いて映像データを暗号化して記憶部4に格納するとともに、入力部1からの録画保存指示信号を録画処理判断部3に転送する(ステップS14)。この録画保存指示信号の転送に際して、録画処理部2は、映像データの暗号化に使用した暗号鍵の識別情報を録画処理判断部3に供給する。
録画保存指示信号および暗号鍵識別情報を受信した録画処理判断部3は、暗号鍵移動指示信号を、受信した暗号鍵識別情報と一緒に、暗号鍵書き込み部6に供給する。暗号鍵移動指示信号および暗号鍵識別情報を受信した暗号鍵書き込み部6は、揮発性メモリ8に格納されている暗号鍵のうち、受信した暗号鍵識別情報に基づいて特定される暗号鍵を不揮発性メモリ9に移動する(ステップS15)。
タイムシフト視聴モードが設定された場合は、録画処理部2は、暗号鍵生成部7に暗号鍵生成指示信号を送信する。暗号鍵生成指示信号を受信した暗号鍵生成部7は、暗号鍵を生成し、その生成した暗号鍵を揮発性メモリ8に格納する(ステップS16)。次いで、録画処理部2が、暗号鍵生成部7で生成された暗号鍵を用いて映像データを暗号化してバッファ5に一時的に格納する(ステップS17)。次いで、録画処理部2が、入力部1からの入力に基づいて、録画指示(一時録画保存指示)が有ったか否かを判断する(ステップS18)。録画指示(一時録画保存指示)が有った場合は、録画処理部2は、バッファ5に格納した一時録画データを記憶部4に移動するとともに、映像データの記録先を記録部4に変更する(ステップS19)。次いで、録画処理部2は、暗号鍵生成部7で生成された暗号鍵を用いて映像データを暗号化して記憶部4に格納するとともに、入力部1からの一時録画保存指示信号を録画処理判断部3に転送する(ステップS20)。この一時録画保存指示信号の転送に際して、録画処理部2は、映像データの暗号化に使用した暗号鍵の識別情報を録画処理判断部3に供給する。
一時録画保存指示信号および暗号鍵識別情報を受信した録画処理判断部3は、暗号鍵移動指示信号を、受信した暗号鍵識別情報と一緒に、暗号鍵書き込み部6に供給する。暗号鍵移動指示信号および暗号鍵識別情報を受信した暗号鍵書き込み部6は、揮発性メモリ8に格納されている暗号鍵のうち、受信した暗号鍵識別情報に基づいて特定される暗号鍵を不揮発性メモリ9に移動する(ステップS21)。
なお、ステップS10とステップS18で入力部から供給される信号は同一で、録画処理部もしくは録画処理判断部がタイムシフト視聴モードへの移行を指示されているかどうかを基に録画指示か一時録画保存指示かを判別してもよい。
次に、暗号鍵消去処理について説明する。図3に、暗号鍵消去処理の基本的な流れを示す。
図3を参照すると、まず、録画処理部2が、入力部1からの入力に基づいて、タイムシフト視聴モードが設定されているか否を判断する(ステップS30)。タイムシフト視聴モードでないと判断した場合は、続いて、録画処理部2が、入力部1からの入力に基づいて、映像消去指示が有ったか否かを判断する(ステップS31)。映像消去指示が有った場合は、録画処理部2は、入力部1からの録画映像削除指示信号に従って、記憶部4に格納された映像データのうち該当する映像データを削除する(ステップS32)。次いで、録画処理部2は、テーブル情報を参照して、その削除した映像データの暗号化に使用した暗号鍵の暗号鍵識別情報を取得し、該取得した暗号鍵識別情報と一緒に入力部1からの録画映像削除指示信号を録画処理判断部3に供給する。録画映像削除指示信号および暗号鍵識別情報を受信した録画処理判断部3は、暗号鍵削除指示信号を、録画処理部2から供給された暗号鍵識別情報と一緒に暗号鍵書き込み部6に供給する。暗号鍵削除指示信号および暗号鍵識別情報を受信した暗号鍵書き込み部6は、不揮発性メモリ9に格納されている暗号鍵のうち、受信した暗号鍵識別情報に基づいて特定される暗号鍵を削除する(ステップS33)。
ステップS30で、タイムシフト視聴モードであると判断した場合は、続いて、録画処理部2が、入力部1からの入力に基づいて、タイムシフト視聴モードが解除されたか否かを判断する(ステップS34)。タイムシフト視聴モードが解除されたと判断した場合は、録画処理部2は、入力部1からの一時録画映像削除指示信号に従って、バッファ5に格納された一時録画データを削除する(ステップS35)。次いで、録画処理部2は、テーブル情報を参照して、その削除した一時録画データの暗号化に使用した暗号鍵の暗号鍵識別情報を取得し、該取得した暗号鍵識別情報と一緒に入力部1からの一時録画映像削除指示信号を録画処理判断部3に供給する。一時録画映像削除指示信号および暗号鍵識別情報を受信した録画処理判断部3は、暗号鍵削除指示信号を、録画処理部2から供給された暗号鍵識別情報と一緒に暗号鍵書き込み部6に供給する。暗号鍵削除指示信号および暗号鍵識別情報を受信した暗号鍵書き込み部6は、揮発性メモリ8に格納されている暗号鍵のうち、受信した暗号鍵識別情報に基づいて特定される暗号鍵を削除する(ステップS36)。
次に、上述した暗号鍵保存処理に基づく各構成部の動作を、通常録画モードとタイムシフト視聴モードの各モードに分けて具体的に説明する。
(1)通常録画モードにおける動作:
この通常録画モードにおける動作は、入力部1に設けられた録画ボタンを押して録画を開始した場合や録画予約機能を使用して設定された時刻に録画が開始された場合における動作に相当する。
(1−1)録画処理部2は、入力部1から録画の開始の指示である録画指示信号を受信すると、暗号鍵生成部7に対して暗号鍵生成指示信号を送信する。
(1−2)暗号鍵生成部7は、暗号鍵生成指示信号を受信すると、暗号鍵を生成して揮発性メモリ8に格納する。
(1−3)録画処理部2は、入力部1からの録画保存指示信号に基づき、外部から供給される放送番組の映像データを、暗号鍵生成部7で生成された暗号鍵を用いて暗号化して記憶部4に格納する。
(1−4)録画処理部2は、入力部1からの録画保存指示信号を録画処理判断部3に転送する。
(1−5)録画処理判断部3は、録画保存指示信号を受信すると、暗号鍵書き込み部6に対して、記憶部4に格納した映像データの暗号化に用いた暗号鍵を揮発性メモリ8から不揮発性メモリ9に移動するための暗号鍵移動指示信号を送信する。
(1−6)暗号鍵書き込み部6は、暗号鍵移動指示信号を受信すると、暗号鍵を揮発性メモリ8から不揮発性メモリ9に移動する。
(1−7)録画処理部2は、入力部1から録画した映像データを削除するための録画映像削除指示信号を受信すると、記憶部4に格納された映像データのうち該当する映像データを削除する。
(1−8)録画処理部2は、入力部1からの録画映像削除指示信号を録画処理判断部3に転送する。
(1−9)録画処理判断部3は、録画映像削除指示信号を受信すると、暗号鍵書き込み部6に対して、削除した映像データの暗号化に使用した暗号鍵を不揮発性メモリ9から削除するための暗号鍵削除指示信号を送信する。
(1−10)暗号鍵書き込み部6は、暗号鍵削除指示信号を受信すると、暗号鍵を不揮発性メモリ9から削除する。
(2)タイムシフト視聴モードにおける動作:
(2−1)録画処理部2は、入力部1から録画の開始の指示である一時録画指示信号を受信すると、暗号鍵生成部7に対して暗号鍵生成指示信号を送信する。
(2−2)暗号鍵生成部7は、暗号鍵生成指示信号を受信すると、暗号鍵を生成して揮発性メモリ8に格納する。
(2−3)録画処理部2は、入力部1からの一時録画保存指示信号に基づき、外部から供給される放送番組の映像データを、暗号鍵生成部7で生成された暗号鍵を用いて暗号化してバッファ5に一時的に格納する。
(2−4)録画処理部2は、入力部1からの一時録画保存指示信号を録画処理判断部3に転送する。
(2−5)録画処理判断部3は、一時録画保存指示信号を受信すると、暗号鍵書き込み部6に対して、バッファ5に格納した映像データの暗号化に用いた暗号鍵を揮発性メモリ8から不揮発性メモリ9に移動するための暗号鍵移動指示信号を送信する。
(2−6)暗号鍵書き込み部6は、暗号鍵移動指示信号を受信すると、暗号鍵を揮発性メモリ8から不揮発性メモリ9に移動する。
(2−7)録画処理部2は、入力部1から一時録画した映像データを削除するための一時録画映像削除指示信号を受信すると、バッファ5に格納された映像データのうち該当する映像データを削除する。
(2−8)録画処理部2は、入力部1からの一時録画映像削除指示信号を録画処理判断部3に転送する。
(2−9)録画処理判断部3は、一時録画映像削除指示信号を受信すると、暗号鍵書き込み部6に対して、削除した映像データの暗号化に使用した暗号鍵を揮発性メモリ8から削除するための暗号鍵削除指示信号を送信する。
(2−10)暗号鍵書き込み部6は、暗号鍵削除指示信号を受信すると、暗号鍵を揮発性メモリ8から削除する。
本実施形態の録画装置において、記憶部4に格納された映像データを再生する場合は、不揮発性メモリ9に格納されている暗号鍵が用いられる。また、タイムシフト視聴モードにおいて、バッファ5に格納された一時録画データを再生する場合は、揮発性メモリ8に格納されている暗号鍵が用いられる。
上述した本実施形態の録画装置によれば、暗号鍵生成部7で生成された暗号鍵は一旦、データの書き換え回数に制限のない揮発性メモリ8に格納され、暗号化された映像データが記憶部4に格納された場合にのみ、その映像データの暗号化に用いた暗号鍵が揮発性メモリ8から不揮発性メモリ9に移動される。記憶部4に格納されなかった映像データ(具体的には、バッファ5に格納された映像データのうち、保存指示のなかった映像データ)の暗号化に用いられた暗号鍵は、揮発性メモリ8から不揮発性メモリ9に移動されることはない。このように、保存指示のなかった映像データの暗号化に用いられた暗号鍵は不揮発性メモリ9に格納されることはないので、その分だけ、不揮発性メモリ9への暗号鍵の無駄な書き込みを抑制することができる。
以上説明した本実施形態の録画装置は、本発明の一例であり、その構成及び動作は、揮発性メモリを利用して不揮発性メモリへの暗号鍵の無駄な書き込みを抑制する、という本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更することができる。
例えば、図1に示した構成では、録画処理部2と録画処理判断部3を別々に設けているが、これら録画処理部2および録画処理判断部3は、1つのデータ処理部で構成されてもよい。
また、記憶部4とバッファ5を別々に設けているが、1つの記憶装置(例えば、ハードディスク)内の記憶領域に、これら記憶部4およびバッファ5に対応する記憶領域を設けてもよい。
さらに、暗号鍵生成部7が、放送番組毎に異なる暗号鍵を生成して揮発性メモリ8に格納するように構成してもよい。通常、デジタル放送により提供される放送番組の映像データには、放送番組の開始および終了を示す信号が含まれており、録画処理部2が、この信号に基づいて放送番組の開始および終了を判断する。この判断に基づき、録画処理部2が、暗号鍵生成部7に対して暗号鍵生成指示信号を供給することで、暗号鍵生成部7が、放送番組毎に異なる暗号鍵を生成する。
さらに、バッファ6に格納された一時録画データを記憶部4に格納し、その後、映像データの保存先を記憶部4に変更する場合において、保存先切り替え後に記憶部4に格納される映像データの暗号化に用いる暗号鍵が、保存先切り替え後に記憶部4に格納された映像データの暗号化に用いた暗号鍵と異なっていてもよい。
さらに、暗号鍵書き込み部6が、揮発性メモリ8への電源の供給が遮断されるタイミングで、揮発性メモリ8から不揮発性メモリ9への暗号鍵の移動を実行するようにしてもよい。この場合は、入力部1にて、録画装置の電源をオフ状態にするための入力操作が行われると、電源遮断信号が入力部1から録画処理部2を通じて録画処理判断部3に供給される。そして、録画処理判断部3が、電源遮断信号を受信したタイミングで、暗号鍵書き込み部6に暗号鍵移動指示信号を供給する。通常、暗号鍵書き込み部6の動作は、制御部(CPU)による制御下で行われる。したがって、揮発性メモリ8への電源の供給が遮断されるタイミングで、揮発性メモリ8から不揮発性メモリ9への暗号鍵の移動を実行する構成によれば、映像データが記憶部4に格納される度に、揮発性メモリ8から不揮発性メモリ9への暗号鍵の移動を実行する構成と比べて、制御部(CPU)への負担を軽減することができる。
さらに、通常録画モードおよびタイムシフト視聴モードの判定を、これらモードの実行の有無を示すフラグに基づいて行ってもよい。加えて、録画指示信号、録画保存指示信号、一時録画指示信号、および一時録画保存指示信号は、それぞれの指示信号に対応するフラグの状態を録画処理部2が監視するようにしてもよい。
また、図1に示した構成において、入力部1、録画処理部2、録画処理判断部3、記憶部4、およびバッファ5を装置本体側の基板に設け、暗号鍵書き込み部6、暗号鍵生成部7、揮発性メモリ8、および不揮発性メモリ9を、装置に取り付け可能な基板(ボード)に設けてもよい。
さらに、暗号化するデータは、映像データに限られるものではない。音声などの他のデータを暗号化して保存するような構成としてもよい。
また、通常録画モードで、映像データを暗号化して記憶部4に格納する場合に、暗号鍵生成部7が、その映像データの暗号化のために生成した暗号鍵を直接、不揮発性メモリ9に書き込むようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態として、デジタル放送を通じて提供される放送番組を録画する録画装置について説明したが、この他、ネットワークを通じてデータ(音声や映像などのデータ)が配信されるコンピュータシステム(例えば、パーソナルコンピュータ)にも本発明を適用することができる。この場合は、ネットワークを通じてストリーミングにより配信されるデータ(具体的には、マルチキャスト配信されるデータ)について、暗号鍵保存処理が実行される。
本発明は、デジタル放送に対応したチューナーを備える、録画装置(ハードディスクレコーダなど)やパーソナルコンピュータなどに適用することができる他、ネットワークを通じてコンテンツやデータが配信されるコンピュータシステムに適用することができる。
本発明の一実施形態である録画装置の主要部の構成を示すブロック図である。 図1に示す録画装置において行われる暗号鍵格納処理の基本的な流れを示すフローチャートである。 図1に示す録画装置において行われる暗号鍵消去処理の基本的な流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 入力部
2 録画処理部
3 録画処理判断部
4 記憶部
5 バッファ
6 暗号鍵書き込み部
7 暗号鍵生成部
8 揮発性メモリ
9 不揮発性メモリ

Claims (23)

  1. 不揮発性メモリと、
    外部から供給されたデータを保存するための記憶部と、
    暗号鍵を生成する暗号鍵生成部と、
    前記暗号鍵生成部で生成された暗号鍵が格納される揮発性メモリと、
    前記暗号鍵生成部で生成された暗号鍵を用いて、外部から供給された前記データを暗号化するデータ処理部と、
    前記データ処理部で暗号化されたデータが前記記憶部に格納された場合にのみ、該データの暗号化に用いた暗号鍵を前記揮発性メモリから前記不揮発性メモリに移動する暗号鍵書き込み部と、を有することを特徴とするデータ記憶装置。
  2. 外部から供給された前記データが放送番組の映像データである、請求項1に記載のデータ記憶装置。
  3. 入力部をさらに有し、
    前記データ処理部は、前記映像データを録画する旨の録画指示信号が前記入力部から供給されると、前記暗号鍵生成部で生成された暗号鍵を用いて前記映像データを暗号化して前記記憶部に格納する録画処理部を有し、
    前記暗号鍵書き込み部は、暗号化された前記映像データが前記記憶部に格納されると、該格納された映像データの暗号化に用いた暗号鍵を前記揮発性メモリから前記不揮発性メモリに移動する、請求項2に記載のデータ記憶装置。
  4. バッファをさらに有し、
    前記録画処理部は、前記映像データを一時的に録画する旨の一時録画指示信号が前記入力部から供給されると、前記暗号鍵生成部で生成された暗号鍵を用いて前記映像データを暗号化して前記バッファに格納し、該バッファに格納した一時録画映像データを保存する旨の一時録画保存指示信号が前記入力部から供給されると、前記一時録画映像データを前記バッファから前記記憶部に移動し、
    前記暗号鍵書き込み部は、前記一時録画映像データが前記記憶部に格納されると、該格納された映像データの暗号化に用いた暗号鍵を前記揮発性メモリから前記不揮発性メモリに移動する、請求項3に記載のデータ記憶装置。
  5. バッファをさらに有し、
    前記録画処理部は、前記映像データを一時的に録画する旨の一時録画指示信号が前記入力部から供給されると、前記暗号鍵生成部で生成された暗号鍵を用いて前記映像データを暗号化して一時録画映像データとして前記バッファに格納し、
    前記暗号鍵生成部は、生成した暗号鍵を前記揮発性メモリに格納する、請求項3に記載のデータ記憶装置。
  6. 不揮発性メモリと、
    外部から供給されたデータを保存するための記憶部と、
    外部から供給されたデータを一時的に保存するためのバッファと、
    暗号鍵を生成する暗号鍵生成部と、
    前記暗号鍵生成部で生成された暗号鍵が格納される揮発性メモリと、
    前記暗号鍵生成部で生成された暗号鍵を用いて、外部から供給された前記データを暗号化するデータ処理部と、
    前記データ処理部で暗号化されたデータが前記記憶部に格納された場合は、該データの暗号化に用いた暗号鍵を前記不揮発性メモリに格納し、前記データ処理部で暗号化されたデータが前記バッファに格納された場合は、該データの暗号化に用いた暗号鍵を前記揮発性メモリに格納する暗号鍵書き込み部と、を有することを特徴とするデータ記憶装置。
  7. 外部から供給された前記データが放送番組の映像データである、請求項6に記載のデータ記憶装置。
  8. 入力部をさらに有し、
    前記データ処理部は、前記映像データを録画する旨の録画指示信号が前記入力部から供給されると、前記暗号鍵生成部で生成された暗号鍵を用いて前記映像データを暗号化して前記記憶部に格納する録画処理部を有し、
    前記暗号鍵書き込み部は、暗号化された前記映像データが前記記憶部に格納されると、該格納された映像データの暗号化に用いた暗号鍵を前記不揮発性メモリに格納し、
    前記録画処理部は、前記映像データを一時的に録画する旨の一時録画指示信号が前記入力部から供給されると、前記暗号鍵生成部で生成された暗号鍵を用いて前記映像データを暗号化して前記バッファに格納し、
    前記暗号鍵生成部は、生成した暗号鍵を前記揮発性メモリに格納し、
    その後、前記録画処理部は、前記バッファに格納した一時録画映像データを保存する旨の一時録画保存指示信号が前記入力部から供給されると、前記一時録画映像データを前記バッファから前記記憶部に移動し、
    前記暗号鍵書き込み部は、前記一時録画映像データが前記記憶部に格納されると、該格納された映像データの暗号化に用いた暗号鍵を前記揮発性メモリから前記不揮発性メモリに移動するように構成されている、請求項7に記載のデータ記憶装置。
  9. 前記録画処理部は、前記記憶部に格納された映像データのうち所望の映像データを削除する旨の録画映像削除指示信号を前記入力部から受信すると、前記所望の映像データを前記記憶部から削除し、
    前記暗号鍵書き込み部は、削除した前記所望の映像データの暗号化に用いた暗号鍵を前記不揮発性メモリから削除する、請求項3、4、5、8のいずれか1項に記載のデータ記憶装置。
  10. 前記録画処理部は、前記一時録画映像データを削除する旨の一時録画映像削除指示信号を前記入力部から受信すると、前記一時録画映像データを前記バッファから削除し、
    前記暗号鍵書き込み部は、削除した前記一時録画映像データの暗号化に用いた暗号鍵を前記揮発性メモリから削除する、請求項4、5、8のいずれか1項に記載のデータ記憶装置。
  11. 前記暗号鍵生成部は、前記放送番組毎に異なる暗号鍵を生成して前記揮発性メモリに格納する、請求項2から6および8から10のいずれか1項に記載のデータ記憶装置。
  12. 前記暗号鍵書き込み部は、前記揮発性メモリへの電源の供給が遮断されるタイミングで、前記揮発性メモリから前記不揮発性メモリへの暗号鍵の移動を実行する、請求項1から11のいずれか1項に記載のデータ記憶装置。
  13. 暗号鍵を生成する第1のステップと、
    前記第1のステップで生成した暗号鍵を揮発性メモリに格納する第2のステップと、
    前記第1のステップで生成した暗号鍵を用いて、外部から供給されたデータを暗号化する第3のステップと、
    外部から供給された前記データを保存する指示を受け付けると、前記第3のステップで暗号化したデータを記憶部に格納するとともに、該格納したデータの暗号化に用いた暗号鍵を前記揮発性メモリから不揮発性メモリに移動する第4のステップと、を含むことを特徴とする暗号鍵保存方法。
  14. 外部から供給された前記データが放送番組の映像データである、請求項13に記載の暗号鍵保存方法。
  15. 前記第3のステップは、前記映像データを一時的に録画する旨の一時録画指示を受け付けると、前記第1のステップで生成した暗号鍵を用いて前記映像データを暗号化するステップを含み、
    暗号化した前記映像データを一時録画映像データとしてバッファに格納し、該バッファに格納した一時録画映像データを保存する旨の一時録画保存指示を受け付けると、前記一時録画映像データを前記バッファから前記記憶部に移動するとともに、該移動した映像データの暗号化に用いた暗号鍵を前記揮発性メモリから前記不揮発性メモリに移動する第5のステップをさらに含む、請求項14に記載の暗号鍵保存方法。
  16. 前記第3のステップは、前記映像データを一時的に録画する旨の一時録画指示を受け付けると、前記第1のステップで生成した暗号鍵を用いて前記映像データを暗号化するステップを含み、
    暗号化した前記映像データを一時録画映像データとしてバッファに格納する第5のステップをさらに含む、請求項14に記載の暗号鍵保存方法。
  17. 暗号鍵を生成する第1のステップと、
    前記第1のステップで生成した暗号鍵を用いて、外部から供給されたデータを暗号化する第2のステップと、
    外部から供給された前記データを記憶部に保存する指示を受け付けると、前記第2のステップで暗号化したデータを前記記憶部に格納するとともに、該格納したデータの暗号化に用いた暗号鍵を不揮発性メモリに格納する第3のステップと、
    外部から供給された前記データをバッファに一時的に保存する指示を受け付けると、前記第2のステップで暗号化したデータを前記バッファに格納するとともに、該格納したデータの暗号化に用いた暗号鍵を揮発性メモリに格納する第4のステップと、を含むことを特徴とする暗号鍵保存方法。
  18. 外部から供給された前記データが放送番組の映像データである、請求項17に記載の暗号鍵保存方法。
  19. 前記第3のステップは、外部から供給された前記映像データを録画する録画指示を受け付けると、前記第1のステップで生成された暗号鍵を用いて前記映像データを暗号化して前記記憶部に格納するとともに、該格納した映像データの暗号化に用いた暗号鍵を前記不揮発性メモリに格納するステップを含み、
    前記第4のステップは、外部から供給された前記映像データを一時的に録画する旨の一時録画指示を受け付けると、前記第1のステップで生成した暗号鍵を用いて前記映像データを暗号化して一時録画映像データとして前記バッファに格納するとともに、該格納した一時録画映像データの暗号化に用いた暗号鍵を前記揮発性メモリに格納するステップを含み、
    前記バッファに格納した一時録画映像データを保存する一時録画保存指示を受け付けると、前記一時録画映像データを前記バッファから前記記憶部に移動するとともに、該移動した一時録画映像データの暗号化に用いた暗号鍵を前記揮発性メモリから前記不揮発性メモリに移動する第5のステップを、さらに含む、請求項18に記載の暗号鍵保存方法。
  20. 前記記憶部に格納された映像データのうち所望の映像データを削除する旨の録画映像削除指示を受け付けると、前記所望の映像データを前記記憶部から削除するとともに、該削除した前記所望の映像データの暗号化に用いた暗号鍵を前記不揮発性メモリから削除するステップをさらに含む、請求項15、16、19のいずれか1項に記載の暗号鍵保存方法。
  21. 前記一時録画映像データを削除する旨の一時録画映像削除指示を受け付けると、前記一時録画映像データを前記バッファから削除するステップと、
    削除した前記一時録画映像データの暗号化に用いた暗号鍵を前記揮発性メモリから削除するステップと、をさらに含む、請求項15、16、19、20のいずれか1項に記載の暗号鍵保存方法。
  22. 前記第1のステップは、前記放送番組毎に異なる暗号鍵を生成するステップである、請求項14から16および18から21のいずれか1項に記載の暗号鍵保存方法。
  23. 前記揮発性メモリから前記不揮発性メモリへの暗号鍵の移動を、前記揮発性メモリへの電源の供給が遮断されるタイミングで実行する、請求項14から16および19から21のいずれか1項に記載の暗号鍵保存方法。
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