JP2007192189A - スクロール圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】スクロール圧縮機において、給油量を確保しながら圧縮室間の漏れを低減することで性能低下を抑える。
【解決手段】スクロール圧縮機において、旋回スクロール15のラップ15bの上面に給油孔32を設け、給油孔32と片側の圧縮室33のみとを連通する給油溝34を設けることにより、両圧縮室33が連通させず、圧縮室間の漏れを抑えることができ、圧縮室への給油量を確保することができるため、性能低下や信頼性の低下を抑えることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は固定スクロールと旋回スクロールとを噛み合わせて双方間に圧縮室を形成し、旋回スクロールの円軌道運動により圧縮室が外周部から中心部に容積を小さくしながら移動するのを利用して流体の吸入、圧縮、吐出を繰り返し行うスクロール圧縮機に関するものである。
従来、この種のスクロール圧縮機は、旋回スクロールのラップの上面にオイルの給油孔を設けている。(例えば、特許文献1参照)。
図7(a)、(b)は、特許文献1に記載された従来のスクロール圧縮機の旋回スクロールの斜視図を示すものである。図7に示すように、旋回スクロール1のラップ1aの上面に給油孔2を形成している。
特開2005−139997号公報
しかしながら、前記従来の構成では、旋回スクロールのラップの上面に高圧オイルの給油孔を設けていたが、給油溝がなく給油孔のみでは運転中は旋回スクロールのラップの上面と固定スクロールのラップの底面にはほとんど隙間はないため給油されない。また、旋回スクロールのラップの上面に給油溝を設けたものもあり、溝により給油量は確保されるが、旋回スクロールの外壁側圧縮室と内壁側圧縮室とが連通するため両圧縮室間の圧力差により、圧縮室間の漏れが発生し、性能が低下するという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、給油量を確保しながら両圧縮室間の漏れを抑えることにより、性能低下が起こることなく、信頼性の高い高効率なスクロール圧縮機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のスクロール圧縮機は、旋回スクロールのラップの上面に給油孔を設け、給油孔と片側の圧縮室のみと連通する給油溝を設けたものである。
これによって、両圧縮室が連通しないため、給油量を確保しながら両圧縮室間の漏れを抑えることができる。
本発明のスクロール圧縮機は、給油量を確保しながら両圧縮室間の漏れを抑えることができるため、性能低下や信頼性の低下を抑えられる。
第1の発明は、密閉容器内に、圧縮機構部と電動機とオイル溜まりを配し、前記圧縮機構部は、鏡板に渦巻状のラップを有する固定スクロールと、この固定スクロールのラップに対向して噛み合うラップを有する旋回スクロールと、この旋回スクロールを前記固定スクロールとにより挟む位置に設けられた主軸受部材と、前記旋回スクロールの鏡板に設けられた旋回軸受部に嵌合し旋回スクロールを旋回運動させる旋回軸を有するクランクシャフトと、前記主軸受部材に設けられ前記クランクシャフトを軸支する主軸受部と、前記オ
イル溜まりのオイルを前記クランクシャフトに軸方向に貫通する給油通路を通じて前記旋回軸端の旋回軸受部空間に供給する給油機構を有し、前記旋回軸受部空間と前記旋回スクロールのラップ上面の給油孔とを連通する給油経路を前記旋回スクロール鏡板内に設けたことを特徴とする密閉型スクロール圧縮機において、前記給油孔と前記固定スクロールのラップと前記旋回スクロールのラップにより形成される圧縮室の片側のみとを連通する溝を有することで、圧縮室への給油は溝により確保され、両圧縮室が連通しないので圧縮室間の漏れを抑えることができるため、性能低下や信頼性の低下を抑えることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の給油孔を2箇所に設け、それぞれ別の圧縮室にのみ連通する溝を有することで、両方の圧縮室に給油されるため信頼性が向上する。
第3の発明は、密閉容器内に、圧縮機構部と電動機とオイル溜まりを配し、前記圧縮機構部は、鏡板に渦巻状のラップを有する固定スクロールと、この固定スクロールのラップに対向して噛み合うラップを有する旋回スクロールと、この旋回スクロールを前記固定スクロールとにより挟む位置に設けられた主軸受部材と、前記旋回スクロールの鏡板に設けられた旋回軸受部に嵌合し旋回スクロールを旋回運動させる旋回軸を有するクランクシャフトと、前記主軸受部材に設けられ前記クランクシャフトを軸支する主軸受部と、前記オイル溜まりのオイルを前記クランクシャフトに軸方向に貫通する給油通路を通じて前記旋回軸端の旋回軸受部空間に供給する給油機構を有し、前記旋回軸受部空間と前記固定スクロールのラップ上面の給油孔とを連通する給油経路を前記旋回スクロール鏡板内に設けたことを特徴とする密閉型スクロール圧縮機において、前記給油孔と圧縮室と連通する溝をそれぞれ片側の圧縮室のみと連通ように設けることで、給油孔の数を増やすことなく両圧縮室に給油でき、圧縮室間の漏れを最小限に抑えることができるため、低コストで性能低下や信頼性低下を抑えることができる。
第4の発明は、特に、第3の発明の給油溝を(ラップ厚さ+旋回直径)/2以上の径のザグリにより形成することで、ラップの加工と同一のエンドミルでの加工が可能となり、溝の精度を良くすることができ、工具交換による加工時間のロスやコストアップを抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるスクロール圧縮機の縦断面図を示すものである。また、図2(a)は、本発明の第1の実施の形態における旋回スクロールの斜視図を示し、(b)は給油孔の詳細図を示すものである。
図1、図2(a)、(b)において、密閉容器11内に溶接や焼き嵌めなどで固定した、クランクシャフト12の主軸受部材13と、この主軸受部材13上にボルト止めした固定スクロール14との間に、固定スクロール14と噛み合う旋回スクロール15を挟み込んでスクロール式の圧縮機構16を構成し、旋回スクロール15と主軸受部材13との間に旋回スクロール15の自転を防止して円軌道運動するように案内するオルダムリングなどによる自転防止機構17を設け、クランクシャフト12の上端にある旋回軸部12aを旋回スクロール15に設けた旋回軸受18に嵌合させている。固定スクロール14の外周部には冷媒ガスを吸入するための吸入室19が設けられ、密閉容器11外に通じた吸入パイプ20が嵌合されている。
クランクシャフト12の下端は密閉容器11の下部のオイル溜まり21に達して、密閉容器11内に溶接や焼き嵌めして固定された副軸受部材22により安定に回転できるよう
に軸支されている。
電動機23は主軸受部材13と副軸受部材22との間に位置して、密閉容器11に溶接や焼き嵌めなどして固定された固定子23aと、クランクシャフト12の途中の外まわりに一体に結合された回転子23bとで構成され、回転子23bの上下端面の外周部分には、回転子23bおよびクランクシャフト12が安定して回転し、旋回スクロール15を安定して円軌道運動させるため、ピン24により止め付けられたバランスウェイト25a、25bが設けられている。
給油機構はクランクシャフト12の下端で駆動されるポンプ26によって構成され、オイル溜まり21内のオイルを供給するため、クランクシャフト12には軸方向に貫通している給油通路27を形成している。
旋回スクロール15外周部には背圧室28が固定スクロール14と主軸受部材13により形成され、旋回軸部12aと旋回スクロール15の間に形成される旋回軸受部空間29から半径方向に背圧室28まで貫通した給油経路30が旋回スクロール15の鏡板15a内に設けられている。
旋回スクロール15の鏡板15aの主軸受部材13側は主軸受部材13に配設した断面が矩形のシール材31により仕切られており、内側は高圧、外側は背圧室28となり背圧制御機構により吸入圧と吐出圧の中間圧となっている。
旋回スクロール15のラップ15bの上面には、給油経路30に連通する給油孔32が設けられ、給油孔32と片側の圧縮室33とを連通する給油溝34が設けられている。
以上のように構成されたスクロール圧縮機について、以下その動作、作用を説明する。
まず、電動機23によりクランクシャフト12が回転駆動されるに伴い、クランクシャフト12の上端にある旋回軸部12aが偏心駆動することにより旋回スクロール15を円軌道運動させ、これにより固定スクロール14と旋回スクロール15との間に形成している圧縮室33が外周側から中央部に移動しながら小さくなるのを利用して、密閉容器11外に通じた吸入パイプ20および固定スクロール14の外周部の吸入室19から冷媒ガスを吸入して圧縮していき、所定圧以上になった冷媒ガスは固定スクロール14の中央部の吐出口35からリード弁36を押し開いて容器内吐出室37に吐出させることを繰り返す。
吐出された冷媒ガスは、圧縮機構部16を貫通する吐出ガス通路38を通り回転子23b上部に到達し、回転子23bに貫通している回転子ガス通路39を通って密閉容器11の下部に導かれ、固定子23a外周に配した固定子ガス通路40、圧縮機構部16外周に配した圧縮機構部切り欠き41を通って密閉容器11の上部に到達し、吐出管42から密閉容器11外へ吐出される。
また、オイル溜まり21内のオイルはポンプ26によりクランクシャフト12を軸方向に貫通している給油通路27を通じて旋回軸受部空間29に供給される。供給されたオイルは3系統に分岐され、1系統は旋回軸受18と旋回軸部12aを潤滑し、主軸部12bと主軸受43を潤滑した後、主軸受部材13の下に滴下し、最終的にオイル溜まり21に回収される。
もう1系統は、旋回軸受部空間29と背圧室28との差圧により給油経路30を通って背圧室28に導かれる。背圧室28に導かれたオイルは背圧制御弁と通って吸入室19に
供給される。さらに、もう1系統は給油経路30から分岐し、旋回スクロール15のラップ15bの上面の給油孔32と給油溝34を通って片側の圧縮室33にのみ給油され、両圧縮室33を連通する経路がなく、圧縮室33間の漏れを抑えることができる。
以上のように本実施の形態においては、旋回スクロール15のラップ15bの上面に給油経路30に連通する給油孔32が設けられ、給油孔32と片側の圧縮室33とを連通する給油溝34を設けることにより、オイルは給油孔32と給油溝34を通って片側の圧縮室33に供給される。また、両圧縮室33を連通する経路がなく圧縮室33間の漏れを抑えることができるため、性能低下や信頼性の低下を抑えることができる。
また、図3(a)、(b)のように本実施の形態においては、給油孔32を2箇所に設け、それぞれの給油孔32がそれぞれ別の圧縮室33にのみ連通する給油溝34を設けることにより、両圧縮室33を連通する経路がなく、両圧縮室33に給油を行うことができるため、より信頼性を向上させることができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の第2の実施の形態におけるスクロール圧縮機の縦断面図を示すものである。また、図5(a)は、本発明の第2の実施の形態における旋回スクロールの斜視図を示し、(b)は給油孔の詳細図を示すものである。
図4、図5(a)、(b)において、密閉容器11内に溶接や焼き嵌めなどで固定した、クランクシャフト12の主軸受部材13と、この主軸受部材13上にボルト止めした固定スクロール14との間に、固定スクロール14と噛み合う旋回スクロール15を挟み込んでスクロール式の圧縮機構16を構成し、旋回スクロール15と主軸受部材13との間に旋回スクロール15の自転を防止して円軌道運動するように案内するオルダムリングなどによる自転防止機構17を設け、クランクシャフト12の上端にある旋回軸部12aを旋回スクロール15に設けた旋回軸受18に嵌合させている。固定スクロール14の外周部には冷媒ガスを吸入するための吸入室19が設けられ、密閉容器11外に通じた吸入パイプ20が嵌合されている。
クランクシャフト12の下端は密閉容器11の下部のオイル溜まり21に達して、密閉容器11内に溶接や焼き嵌めして固定された副軸受部材22により安定に回転できるように軸支されている。
電動機23は主軸受部材13と副軸受部材22との間に位置して、密閉容器11に溶接や焼き嵌めなどして固定された固定子23aと、クランクシャフト12の途中の外まわりに一体に結合された回転子23bとで構成され、回転子23bの上下端面の外周部分には、回転子23bおよびクランクシャフト12が安定して回転し、旋回スクロール15を安定して円軌道運動させるため、ピン24により止め付けられたバランスウェイト25a、25bが設けられている。
給油機構はクランクシャフト12の下端で駆動されるポンプ26によって構成され、オイル溜まり21内のオイルを供給するため、クランクシャフト12には軸方向に貫通している給油通路27を形成している。
旋回スクロール15外周部には背圧室28が固定スクロール14と主軸受部材13により形成され、旋回軸部12aと旋回スクロール15の間に形成される旋回軸受部空間29から半径方向に背圧室28まで貫通した給油経路30が旋回スクロール15の鏡板15a内に設けられている。
旋回スクロール15の鏡板15aの主軸受部材13側は主軸受部材13に配設した断面が矩形のシール材31により仕切られており、内側は高圧、外側は背圧室28となり背圧制御機構により吸入圧と吐出圧の中間圧となっている。
旋回スクロール15のラップ15bの上面には、給油経路30に連通する給油孔32が設けられ、給油孔32と圧縮室33とを連通する給油溝34をそれぞれ片側の圧縮室33にのみ連通するように設けられている。
以上のように構成されたスクロール圧縮機について、以下その動作、作用を説明する。
まず、電動機23によりクランクシャフト12が回転駆動されるに伴い、クランクシャフト12の上端にある旋回軸部12aが偏心駆動することにより旋回スクロール15を円軌道運動させ、これにより固定スクロール14と旋回スクロール15との間に形成している圧縮室33が外周側から中央部に移動しながら小さくなるのを利用して、密閉容器11外に通じた吸入パイプ20および固定スクロール14の外周部の吸入室19から冷媒ガスを吸入して圧縮していき、所定圧以上になった冷媒ガスは固定スクロール14の中央部の吐出口35からリード弁36を押し開いて容器内吐出室37に吐出させることを繰り返す。
吐出された冷媒ガスは、圧縮機構部16を貫通する吐出ガス通路38を通り回転子23b上部に到達し、回転子23bに貫通している回転子ガス通路39を通って密閉容器11の下部に導かれ、固定子23a外周に配した固定子ガス通路40、圧縮機構部16外周に配した圧縮機構部切り欠き41を通って密閉容器11の上部に到達し、吐出管42から密閉容器11外へ吐出される。
また、オイル溜まり21内のオイルはポンプ26によりクランクシャフト12を軸方向に貫通している給油通路27を通じて旋回軸受部空間29に供給される。供給されたオイルは3系統に分岐され、1系統は旋回軸受18と旋回軸部12aを潤滑し、主軸部12bと主軸受43を潤滑した後、主軸受部材13の下に滴下し、最終的にオイル溜まり21に回収される。
もう1系統は、旋回軸受部空間29と背圧室28との差圧により給油経路30を通って背圧室28に導かれる。背圧室28に導かれたオイルは背圧制御弁と通って吸入室19に供給される。さらに、もう1系統は給油経路30から分岐し、旋回スクロール15のラップ15bの上面の給油孔32を通りそれぞれ別の給油溝34を通って両圧縮室33に給油され、両圧縮室33を連通する経路は給油孔32の径の幅のみであるので、圧縮室33間の漏れを最小限に低減できる。また、給油孔32を増やすことなく両圧縮室33への給油が可能となる。
以上のように本実施の形態においては、旋回スクロール15のラップ15bの上面に給油経路30に連通する給油孔32が設けられ、給油孔32と圧縮室33とを連通する給油溝34をそれぞれ片側の圧縮室33にのみ連通するように設けることにより、オイルは給油孔32と給油溝34を通って両圧縮室33に供給され、両圧縮室33を連通する経路は給油孔32の径の幅のみであるので、圧縮室33間の漏れを最小限に低減できる。また、給油孔32を増やすことなく両圧縮室33への給油が可能となり、低コストで性能低下や信頼性の低下を抑えることができる。
また、図6(a)、(b)のように本実施の形態の給油溝34を、(ラップ厚さ+旋回直径)/2以上の径のザグリにより形成することにより、ラップ15bの加工と同一のエンドミルでの加工が可能となり、溝の精度を良くすることができ、工具交換による加工時
間のロスやコストアップを抑えることができる。
以上のように、本発明にかかるスクロール圧縮機は、両圧縮室間の漏れを抑え、圧縮室への給油量を確保することができるため、性能低下や信頼性の低下を抑えることが可能となるので、高効率で信頼性の高いスクロール圧縮機を提供することができる。さらに、製品であるルームエアコン等の空調機やヒートポンプ式給湯機として、より省エネで環境に優しい快適な製品とすることが可能である。
本発明の実施の形態1におけるスクロール圧縮機の縦断面図 (a)本発明の実施の形態1における旋回スクロールの斜視図(b)本発明の実施の形態1における給油孔の詳細を示す要部斜視図 (a)本発明の実施の形態1における旋回スクロールの斜視図(b)本発明の実施の形態1における給油孔の詳細を示す要部斜視図 本発明の実施の形態2におけるスクロール圧縮機の縦断面図 (a)本発明の実施の形態2における旋回スクロールの斜視図(b)本発明の実施の形態2における給油孔の詳細を示す要部斜視図 (a)本発明の実施の形態2における旋回スクロールの斜視図(b)本発明の実施の形態2における給油孔の詳細を示す要部斜視図 (a)従来のスクロール圧縮機の旋回スクロールの斜視図(b)従来のスクロール圧縮機の給油孔の詳細を示す要部斜視図
符号の説明
11 密閉容器
12 クランクシャフト
12a 旋回軸部
12b 主軸部
13 主軸受部材
14 固定スクロール
15 旋回スクロール
15a 鏡板
15b ラップ
16 圧縮機構
17 自転防止機構
18 旋回軸受
19 吸入室
20 吸入パイプ
21 オイル溜まり
22 副軸受部材
23 電動機
23a 固定子
23b 回転子
24 ピン
25a、25b バランスウェイト
26 ポンプ
27 給油通路
28 背圧室
29 旋回軸受部空間
30 給油経路
31 シール材
32 給油孔
33 圧縮室
34 給油溝
35 吐出口
36 リード弁
37 容器内吐出室
38 吐出ガス通路
39 回転子ガス通路
40 固定子ガス通路
41 圧縮機構部切り欠き
42 吐出管
43 主軸受

Claims (4)

  1. 密閉容器内に、圧縮機構部と電動機とオイル溜まりを配し、前記圧縮機構部は、鏡板に渦巻状のラップを有する固定スクロールと、この固定スクロールのラップに対向して噛み合うラップを有する旋回スクロールと、この旋回スクロールを前記固定スクロールとにより挟む位置に設けられた主軸受部材と、前記旋回スクロールの鏡板に設けられた旋回軸受部に嵌合し旋回スクロールを旋回運動させる旋回軸を有するクランクシャフトと、前記主軸受部材に設けられ前記クランクシャフトを軸支する主軸受部と、前記オイル溜まりのオイルを前記クランクシャフトに軸方向に貫通する給油通路を通じて前記旋回軸端の旋回軸受部空間に供給する給油機構を有し、前記旋回軸受部空間と前記旋回スクロールのラップ上面の給油孔とを連通する給油経路を前記旋回スクロール鏡板内に設けたことを特徴とする密閉型スクロール圧縮機において、前記給油孔と前記固定スクロールのラップと前記旋回スクロールのラップにより形成される圧縮室の片側のみとを連通する溝を有することを特徴とするスクロール圧縮機。
  2. 前記給油孔を2箇所に設け、それぞれ別の圧縮室にのみ連通する溝を有することを特徴とする請求項1に記載のスクロール圧縮機。
  3. 密閉容器内に、圧縮機構部と電動機とオイル溜まりを配し、前記圧縮機構部は、鏡板に渦巻状のラップを有する固定スクロールと、この固定スクロールのラップに対向して噛み合うラップを有する旋回スクロールと、この旋回スクロールを前記固定スクロールとにより挟む位置に設けられた主軸受部材と、前記旋回スクロールの鏡板に設けられた旋回軸受部に嵌合し旋回スクロールを旋回運動させる旋回軸を有するクランクシャフトと、前記主軸受部材に設けられ前記クランクシャフトを軸支する主軸受部と、前記オイル溜まりのオイルを前記クランクシャフトに軸方向に貫通する給油通路を通じて前記旋回軸端の旋回軸受部空間に供給する給油機構を有し、前記旋回軸受部空間と前記旋回スクロールのラップ上面の給油孔とを連通する給油経路を前記旋回スクロール鏡板内に設けたことを特徴とする密閉型スクロール圧縮機において、前記給油孔と前記固定スクロールのラップと前記旋回スクロールのラップにより形成される圧縮室とを連通する溝を有し、前記溝がそれぞれ片側の圧縮室にのみ連通することを特徴とするスクロール圧縮機。
  4. 前記溝を(ラップ厚さ+旋回直径)/2以上の径のザグリにより形成することを特徴とする請求項3に記載のスクロール圧縮機。
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