JP2007191872A - 回転往復カム駆動デッドボルト扉錠 - Google Patents

回転往復カム駆動デッドボルト扉錠 Download PDF

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JP2007191872A
JP2007191872A JP2006008921A JP2006008921A JP2007191872A JP 2007191872 A JP2007191872 A JP 2007191872A JP 2006008921 A JP2006008921 A JP 2006008921A JP 2006008921 A JP2006008921 A JP 2006008921A JP 2007191872 A JP2007191872 A JP 2007191872A
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Daisuke Takada
大輔 高田
Kazuya Katayama
和也 片山
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Miwa Lock KK
Miwa Lock Co Ltd
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Abstract

【課題】
扉錠のデッドボルトは、ストライカに直線的に出入するものである。デッドボルトの直線的駆動は、回転部品とレバー部品によるリンク部品多数で構成されるのが一般的であるが、その構造は複雑で、製品単価の上昇や故障の原因になっている。また、リンク機構内部での力量配分、力量方向等の適正化が難しく、手動施開錠時の作動感触が良くなかったり、使用部品の衝突、摩擦等により大きな作動音が生じたりすることがある。
【解決手段】

本発明では、デッドボルトの出入を、デッドボルト内の回転往復カム軸を回転させることにより行う。つまり、回転往復カム軸を一定回転方向に、一定回転数だけ回転させると、デッドボルトは開錠から、施錠状態へと駆動され、更に、同一回転方向へ、同一回転数、回転させると、デッドボルトは施錠から開錠状態へ駆動される。その結果、上述した諸問題を解消しうる。
【選択図】 図2

Description


この発明は、蝶番で開閉する扉の、施錠用扉錠のデッドボルトの駆動方法に関する。

蝶番で開閉する扉錠では、従来は、デッドボルトがストライカに対して直線的に出入するものである。デッドボルトの直線的駆動は、回転部品とレバー部品によるリンク部品多数で構成されていて、たとえば、ゼネバ機構に類似した機構のものが多い。それらの回転とリンク部品による機構構成は、構造が複雑で、構成部品数も多く、製品単価の上昇や故障の原因になっている。また、リンク機構内部での力量の配分、力量の方向などの適正化が難しく、作動力量もしばしば重くなり、作動音も使用部品の衝突、摩擦などにより、大きくなりがちで、また手動施開錠時の作動感触を円滑にすることも困難であった。
特開2002−250160

従来の扉錠のデッドボルト駆動方法は、上述のように、構造が複雑で、必要部品数も多く、作動力量の重いこと、作動音の大きいこと、手動による作動感触が円滑でないこと、また、製品単価の上昇や故障の原因になっていることなどの問題があった。

本発明は、上述の状況を改善して、構造が簡単で、部品数の少ない、安価で故障の少ない、また、作動力量が少ない、作動音が低い、手動による作動感触が円滑良好な、デッドボルト駆動方法の扉錠を提供することを目的としている。

本発明では、デッドボルトの出入の駆動を、デッドボルト内の回転往復カム軸による駆動としている。回転往復カム軸を一定回転方向に、一定回転数だけ回転させると、デッドボルトは開錠から、施錠状態へと駆動され、さらに、同一回転方向へ、同一回転数、回転させると施錠から開錠状態へ駆動される。つまり、デッドボルト内の回転往復カム軸の回転だけで、デッドボルトは駆動される。
この発明によれば、デッドボルトは、何らのリンクレバー部品を必要としなくて、駆動される。そのため、デッドボルト駆動のための部品数も少なく、その構造は簡単となる。また、回転という安定した作動形式のため、力量伝達も効率化するため、作動力量は軽く、作動音は小さく、手動による作動感触も円滑となる。その結果、製品単価が安価で、故障の少ない扉錠を提供できる。
本発明を図1から図4に示す実施例に基づいて説明する。

この実施例は、電動駆動のみの電動錠前としての実施例である。図1、図2は施錠状態、図3、図4は開錠状態を示している。図5、図6は回転往復カム軸12まわりの、回転往復カム軸12の作動の原理図である。
図1は、主にデッドボルト11部の構造断面図である。図1において、錠前筐体1の下部のデッドボルト枠穴15に、デッドボルト11が配置される。デッドボルト11内には、回転往復カム軸12が回転嵌合する軸穴14が加工設置されている。回転往復カム軸12は、回転往復カム軸ギア6に固着連結され、回転往復カム軸ギア6は、錠前筐体1に固着された軸受4で、カムギア軸5まわりに回転するように軸支されている。つまり、回転往復カム軸12は、回転往復カム軸ギア6によって一体で回転する。
回転往復カム軸12には、螺旋形のカム溝である凹溝が設けられている。このカム溝は、図5、図6に原理的に図示されているように、螺旋の進む方向が途中で緩やかに反転し、元の螺旋と交差しながらさらに反転して、元の螺旋に接続するよう形成されている。つまりカム溝は螺旋が往復するよう設定されている。この形態に一般名はない。ここでは、これを回転往復カム軸12と呼称している。類例としては、一般機器で、たとえば、釣具のスピニングリールにおいて、糸巻きリールを前後に移動するためのカム機構の部品が、この回転往復カム軸12と同様の形態、機能を有している。回転往復カム軸12の具体的形態については、図5、図6に示した。
回転往復カム軸12のカムの凹溝へは、デッドボルト11の片側の軸穴14から、その凹溝の深さの寸法に見あった、カムピン13が1個、固着されて、その凹溝に嵌り込んでいる。そのことによって、回転往復カム軸が一定の方向に回転すれば、デッドボルト11は、螺旋形の往復する形の凹溝によって、施錠から開錠へ、開錠から施錠へと駆動される。図2は、デッドボルト11の外観部からの、嵌合固着されているカムピン13を示している。
回転往復カム軸ギア6は、ギアボックス8からの出力ギア7が噛合っている。ギアボックス8は電動モータ9と連結されている。電動モータ9はCPUコントローラ10と電気的に結線されている。
次に、この扉錠の動作について説明する。
図3または図4の施錠状態において、図示されない錠前筐体外部の施錠開錠コントロールセンタから開錠動作の指示信号が、CPUコントローラ10に伝達される。その信号によって、CPUコントローラ10は、これに直結するモータへ電圧を印加する。モータは回転し、これに連結するギアボックス8、出力ギア7を回転させる。出力ギア7は、回転往復カム軸ギア6と連結されていて、これと一体の回転往復カム軸12を、CPUコントローラ10の指示によって、一定の回転数になるように、回転させる。(図1、図2の実施例では、施錠から開錠までの回転数は3回転である。)回転往復カムの凹溝には、デッドボルト11に固着されたカムピン13が嵌りこんでいるので、カムピン13は、図3では、右方向に横動し、カムピン13が固着しているデッドボルト11も、同様に横動し、施錠状態から開錠状態となる。デッドボルト11の横動は、主に軸穴14を、そのガイドとし、その補助として、ガイドピン3とそのガイド穴2、デッドボルト枠穴15が機能する。
開錠状態から施錠状態へは、上記の逆の動作となる。
施錠状態を示す、錠前筐体の構造平面図、デッドボルト部断面図 施錠状態を示す、錠前筐体の構造平面図、デッドボルト部平面図 開錠状態を示す、錠前筐体の構造平面図、デッドボルト部断面図 開錠状態を示す、錠前筐体の構造平面図、デッドボルト部平面図 回転往復カム軸及びデッドボルト、カムピンの構造を示す断面図 回転往復カム軸の構造を示す斜視図
符号の説明

1 錠前筐体
2 ガイド穴
3 ガイドピン
4 軸受
5 カムギア軸
6 回転往復カム軸ギア
7 出力ギア
8 ギアボックス
9 電動モータ
10 CPUコントローラ
11 デッドボルト
12 回転往復カム軸
13 カムピン
14 軸穴
15 デッドボルト枠穴

Claims (2)


  1. 蝶番で開閉する扉の扉錠において、デッドボルトの出入の駆動を、円筒状の、回転する往復カムとそれに駆動されるカムピンで行うことを特徴とする、デッドボルト駆動機構。
  2. 請求項1の、デッドボルトの出入の駆動に際して、デッドボルトの円滑な出入横動のための軸受ガイドを、回転する往復カム回りに設置した構造と特徴とする、請求項1のデッドボルト駆動機構。
JP2006008921A 2006-01-17 2006-01-17 回転往復カム駆動デッドボルト扉錠 Pending JP2007191872A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5117773A (ja) * 1974-08-01 1976-02-12 Hiroshi Takahashi Kurankudendosochi
JP2001028310A (ja) * 1999-07-14 2001-01-30 Takigen Mfg Co Ltd 電動ロック装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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