JP2007190221A - 椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】椅子の左方に配設する肘掛けと右方に配設する肘掛けとの間で固定支柱の共通化を図る。
【解決手段】軸線L方向に延伸しその軸線L方向に間欠的に複数の係合部515を形成した固定支柱51と、固定支柱51に沿ってスライド可能であるように支持させた可動支柱52と、係合部515の何れかに選択的に係合して可動支柱52の固定支柱51に対する相対位置を固定する係合子521と、可動支柱52の上端部に設けた肘当て6とを具備してなる肘掛けAにおいて、固定支柱51を係合部515を含めて軸線Lに対称な側面視形状に成形した。
【選択図】図15

Description

本発明は、肘掛けを備える椅子に関する。
オフィス等で使用される椅子には、肘掛けを備えているものが少なくないが、その中で、着座者の肘を載せ置く肘当ての高さ位置を調節することが可能なものも存在している。例えば、下記特許文献には、椅子本体に剛結した固定支柱と、固定支柱に沿ってスライド可能な可動支柱とを要素として肘桿を構成し、その可動支柱の上端部に肘当てを取り付けている態様の椅子が開示されている。この椅子の肘掛けでは、固定支柱側に上下方向に間欠的に複数の係合部(係合孔)を形成しておく一方、可動支柱側に回動操作可能なレバー体を装着して、レバー体の爪を何れかの係合部に選択的に係合させることを通じて可動支柱の固定支柱に対する相対位置を固定できるようにしている。
特開2005−177054号公報
だが、上記例の如き肘掛けでは、椅子の左方に配設するものと右方に配設するものとで別々に固定支柱を作製しなければならなくなる。固定支柱は、アルミダイカスト等の金属鋳造品であることが多く、左方と右方とで固定支柱が別個であることは金型数の増加、ひいてはコスト高騰につながる問題となる。
以上に鑑みてなされた本発明は、椅子の左方に配設する肘掛けと右方に配設する肘掛けとの間で固定支柱の共通化を図ることを所期の目的としている。
本発明では、所定軸線方向に延伸しその軸線方向に間欠的に複数の係合部を形成した固定支柱と、前記固定支柱に沿ってスライド可能であるように支持させた可動支柱と、前記係合部の何れかに選択的に係合して前記可動支柱の前記固定支柱に対する相対位置を固定する係合子と、前記可動支柱の上端部に設けた肘当てとを具備してなる椅子の肘掛けにおいて、前記固定支柱を前記係合部を含めて前記軸線に対称な側面視形状に成形するものとした。このようなものであれば、椅子の左方に配設する肘掛けと右方に配設する肘掛けとの間で固定支柱を共通化することができる。
具体的には、前記係合部を、前記固定支柱の内側面側に、前記軸線を挟んで前後に対をなすように形成しておく。これにより、固定支柱の外側面側を平滑なものにでき、家具としての美観・格調を保つ上で有効となる。
さらには、前記固定支柱の下端部に、椅子本体に連結するために用いられる連結部を設け、前記固定支柱を前記連結部をも含めて前記軸線に対称な側面視形状に成形することが望ましい。
前記固定支柱に、上方及び側方に開口する凹陥部を設け、その凹陥部の内周に前記係合部を形成するとともに、前記凹陥部を側方より遮蔽するカバーを装着するならば、可動支柱及び肘当ての高さ位置調節時に凹陥部が不用意に表出することを回避できる。加えて、可動支柱または肘当ての高さ位置の目安を表す目盛り、数字、記号等を、カバー表面に付することもできる。その場合、金属鋳造品の固定支柱に対し、カバーを樹脂成形品とすることが好適である。
また、好ましくは、前記可動支柱に、前記係合部に係合する爪を備え回動可能なレバー体と、着座者による操作を受け付けて前記レバー体を駆動する操作体とを設け、前記レバー体を前記係合子として機能させるものとする。
本発明によれば、椅子の左方に配設する肘掛けと右方に配設する肘掛けとの間で固定支柱を共通化することができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。本実施形態の椅子は、図1ないし図5に示すように、脚体4と、脚体4に支持させた基体2と、基体2上に配設した座3と、水平支軸16を介して基体2に枢着した背凭れ1とを具備する椅子本体Cに肘掛けAを取り付けたものであって、座3及び背凭れ1が連動して傾動するシンクロロッキング動作が可能である。
詳述すると、脚体4は、複数個のキャスターを装着している脚羽根41と、脚羽根41の中央より略垂直に立ち上がる脚支柱42とを備えており、脚羽根41と脚支柱42との間に介設したガススプリング(図示せず)の伸縮により脚支柱42を上下に突没させ得る。
基体2は脚支柱42の上端に固定してあって、脚支柱42の突没操作を通じて座3及び背凭れ1の高さ位置を調節することができる。基体2には、水平支軸16回りに回動する背凭れ1を前方へ付勢する弾性付勢機構(図示せず)、背凭れ1のロッキング角度を固定する固定機構(図示せず)等を内蔵している。弾性付勢機構は、コイルスプリングやガススプリングを実装して背フレーム11を弾性付勢するものである。
座3は、座受31に座面を形成するクッション体32を装着してなる。座3の前端部は、基体2に対し前後方向にスライド移動可能に支持させており、座3の後端部は、下記背フレーム11における下フレーム部13にヒンジ(図示せず)を介して取着している。
背凭れ1は、背フレーム11の前面に背凭れ面Sを形成する張り部材12を張り設けたものである。背フレーム11は、基体2に対し水平支軸16回りに回動可能に連結している下フレーム部13と、下フレーム部13の上端にヒンジ17を介して連結している上フレーム部14と、上フレーム部14を後方より支持する反力フレーム部15とを備えている。
下フレーム部13は、幅方向に離間させて配置した左右の下フレーム要素131a、131b同士を、剛性横架材132を以て相互に連結してなる。下フレーム要素131a、131b、剛性横架材132はともに、例えば金属製の剛体である。下フレーム要素131a、131bは、側面視水平支軸16の位置する前端から後方に延伸し、後端で上方に屈曲した略L字型をなす。
上フレーム部14は、幅方向に離間させて配置した左右の上フレーム要素141a、141b同士を、弾性横架材142を以て相互に連結してなる。上フレーム要素141a、141bは例えば金属製の剛体であるが、弾性横架材142は例えば樹脂製の弾性体である。上フレーム要素141a、141bは、側面視ヒンジ17の位置する下端から、幾分後方に凹むように緩やかに湾曲しつつ上方に延伸し、その上端近傍で再度前方に膨出する弓形をなす。
反力フレーム部15は、上フレーム要素141a、141bの各々を支持する同数の反力フレーム要素151a、151bよりなる。反力フレーム要素151a、151bの一端部は上フレーム要素141a、141bの背面に連接し、他端部は下フレーム要素131a、131bの下向面に連接する。反力フレーム要素151a、151bは、例えば弾性横架材142と同質の樹脂製の弾性体とする。反力フレーム要素151a、151bは、側面視下フレーム要素131a、131b及び上フレーム要素141a、141bに沿うように延伸して略L字型をなす。
下フレーム要素131a、131bと上フレーム要素141a、141bとを互いに枢着するヒンジ17の周辺、具体的には下フレーム要素131a、131bの後端から上端近傍にかけて及び上フレーム要素141a、141bの下端近傍の範囲では、側面視フレームの前面が前方に膨出するような湾曲形状をなしている。既に述べたように、上フレーム要素141a、141bの上端近傍においても、側面視フレームの前面が前方に膨出するような湾曲形状をなしている。しかして、上記の下フレーム要素131a、131b及び上フレーム要素141a、141bの湾曲形状をなす部位に架け渡すように、張り部材12を張り設けている。
張り部材12は、伸縮性に富む張地121を主体とする。張地121は、例えば合成繊維のダブルラッセルメッシュにさらにエラストマ糸等の弾性糸を編み込んだもの(詳細には、それぞれ伸縮変形可能なメッシュ地の表布と裏布とをダブルラッセル編みで立体的に縫い合わせてなる)で、強度とクッション性とを両備している。
張地121の上辺及び左右の側辺は、バックアップ材122で保形している。図10に示すように、バックアップ材122は、左右両側に対をなす縦枠122a、122bと両縦枠122a、122bを連結する横枠122cとが正面視三方枠状または四方枠状をなし、前後方向に撓み変形可能な例えば樹脂製の薄板体で、特に張地121の左右の側辺が内側方に撓もうとすることを防ぎ、張地121を張った状態に保つ。図示例のバックアップ材122は、左右両側の縦枠122a、122bの上端部同士を横枠122cを介して相互に連結した正面視略三方枠状をなすものである。
バックアップ材122の上端部は、背フレーム11の上端部に支持させる。本実施形態では、バックアップ材122の縦枠122a、122bの上端部に貫通孔122xを穿ち、その貫通孔122xにビスまたはピン等の止着具191を挿通して上フレーム要素141a、141bの上端部に止着している。一方で、バックアップ材122の下端部は、背フレーム11の下端部に支持させる。本実施形態では、バックアップ材122の縦枠122a、122bの下端部及び中間よりやや下方の部位にそれぞれ上下方向に延伸する長孔122yを穿ち、それら長孔122yにビスまたはピン等の止着具192を挿通して各々を下フレーム要素131a、131bの下端部及び上端部に止着している。バックアップ材122の上端部は上フレーム要素141a、141bに対して固定されるが、下端部は下フレーム要素131a、131bに対して上下スライド可能となる。
背フレーム11の上端部とヒンジ17近傍との間は側面視後方に凹むように湾曲しており、縦枠122a、122bの中間部位が後方に撓み変形し得る余地を与えている。背フレーム11の上辺をなす弾性横架材142もまた平面視後方に凹むように湾曲しており、横枠122cが後方に撓み変形し得る余地を与えている。
張り部材12の上端部は左右の上フレーム要素141a、141bに装着して支持させ、下端部は左右の下フレーム要素131a、131bに装着して支持させる。張地121を背フレーム11に架設するに際しては、張地121の上縁をバックアップ材122の横枠122cに、張地121の左右の側縁をバックアップ材122の縦枠122a、122bに装着する。具体的には、図10に示すように、バックアップ材122の周端面、即ち横枠122cの上端面及び左右の縦枠122a、122bの外側端面にそれぞれ凹溝122zを形成し、凹溝122zに張地121の三方の縁端を嵌め入れて係止する。張地121の三方の縁端121xには、予め、長尺な薄板状をなす例えば樹脂製の縁端材を(縫合、接着、溶着等により)取り付けておく。さらに、張地121の下縁を下フレーム部13の所定部位に固定する。図示例では、張地121の下縁にブラケット121yを取り付けておき、このブラケット121yを下フレーム部13の剛性横架材132にボルト193等を用いて固定している。
総じて言えば、背フレーム11の前面にバックアップ材122を、バックアップ材122の前面に張地121を配している。このとき、バックアップ材122は板ばねの作用を営み、張地121を前方に押圧して張り出させる。張地121の上端部及び下端部は、それぞれ背フレーム11の上下端部に対して固定される。張地121の上端部はバックアップ材122を介して間接的に上フレーム要素141a、141bに固定され、張地121の下端部はバックアップ材122を介さず直接的に下フレーム要素131a、131bに固定されている。
本実施形態の椅子は、座3及び背凭れ1が連動して傾動するシンクロロッキング動作が可能である。図6に示すように、シンクロロッキング動作では、背フレーム11全体が水平支軸16回りに回動することで背凭れ1が前後に傾動する。同時に、座3の後端部が背フレーム11に連動して上下に揺動し、かつ座3の前端部が前後にスライドする。
また、本実施形態の椅子は、着座者が着座したまま後ろを振り向いたり、手を伸ばしたり、身体をねじったりする動きに追随して、背凭れ面Sの上部の左半部のみ、または右半部のみを後方に変位させる動作が可能である。背凭れ面Sの上部を支持している上フレーム部14は、左右に対をなす上フレーム要素141a、141bが互いに独立して前後動する。即ち、左側の上フレーム要素141aは左側の下フレーム要素131aにヒンジ17を介して連結し、右側の上フレーム要素141bは右側の下フレーム要素131bにヒンジ17を介して連結しており、これら上フレーム要素141a、141bが個別に回動し得る。
図7に示すように、上フレーム要素141a、141bをヒンジ17回りに後傾させたとき、下フレーム要素131a、131b及び上フレーム要素141a、141bの湾曲形状をなす部位に張り部材12が接触する面積が徐々に増大するとともに、背フレーム11の上端部と下端部との離間距離が拡大するために張地121が張力を増しつつ上下に伸長する。同時に、バックアップ材122の下端部が長孔122yの寸法範囲内で下フレーム要素131a、131bに対し上下方向に相対変位する。並びに、反力フレーム要素151a、151bがアングルを拡げるように変形して反力を蓄積し、上フレーム要素141a、141bを原位置に復帰させる方向、つまり前方に弾性付勢する。
そして、何れか一方の上フレーム要素141a(141b)を他方の上フレーム要素141b(141a)に対し相対的に前後方向に変位させれば、図8、図9に示すように、背凭れ面Sの形状を三次元的に変化させることができる。この動作において、下フレーム部13は必ずしも駆動されない。左右に対をなす下フレーム要素131a、131bは剛性横架材132を介して剛体連結されているため、それら下フレーム要素131a、131bは常に一体的に運動する。故に、背凭れ面Sの下部、着座者の腰部より下方にあたる部分は、恒常的に一定の形状を維持する。
着座者の動きに伴い、上フレーム要素141a、141bの一方が他方に対し相対的に前後動すると、左右の上フレーム要素141a、141b間の距離が増大する。その際、両上フレーム要素141a、141bの離間距離の増大に対応するべく、弾性横架材142が弾性変形する。本実施形態の弾性横架材142は、上フレーム要素141a、141bの上端部同士を相互に連結しており、平面視後方に凹む湾曲形状をなす状態で組み付けてある。弾性横架材142の前後の厚みは、上フレーム要素141a、141bに連結している両端部から幅方向の中央に向かうにつれて徐々に薄くなっており、両端部よりも中間部の方が比較的変形し易くなっている。これは、上フレーム要素141a、141bと弾性横架材142との連結箇所に負荷が集中することを避けるためである。上フレーム要素141a、141bの一方が他方に対し相対的に前後動するとき、弾性横架材142は曲率を減少させるように変形して両端間の距離を伸張する。
加えて、背凭れ面Sが受けた着座者の荷重は、張り部材12を介して上フレーム要素141a、141bに作用し、上フレーム要素141a、141bを内側方に倒れ込ませようとしてヒンジ17に負荷をかける。このような負荷を打ち消し低減する目的で、弾性横架材142を、上フレーム要素141a、141bを幅方向に離反させるような初期弾性力を発揮する状態で組み付けている。
尤も、左右両側の上フレーム要素141a、141bをともに傾動させることもできる。その場合、例えば着座者の背を大きく反らせるようなストレッチが可能になる。
因みに、張地121の背後、着座者の腰部に対応する高さ位置に、ランバーサポート部材18を架け渡しておくこともできる。着座者が背凭れ面Sに身体を凭せかけた場合にも、腰部近傍部位はランバーサポート部材18に後方より支持され、ランバーサポート部材18の全長に応じた深度以上には後方に沈み込まない。ランバーサポート部材18の両端部は、適宜の支持構造(図示せず)を介してバックアップ材122の左右の縦枠122a、122bに取着して支持させる。但し、ランバーサポート部材18の両端部を、左右の上フレーム要素141a、141bまたは下フレーム要素131a、131bに支持させることを妨げない。
以降、図11ないし図17を参照して、椅子の左右両側に配設する肘掛けAに関して述べる。肘掛けAは、着座者の肘を載せ置くことのできる肘当て6を肘桿5によって下方より支持してなるものである。肘桿5は、上方ないし前上方に延伸する固定支柱51と、固定支柱51に沿ってスライド可能であるように支持させた可動支柱52とを要素とする。固定支柱51は、例えばアルミダイカスト等の金属鋳造品である。固定支柱51の下端部は、内側方に向けて屈曲または湾曲させ、椅子本体Cに連結するための連結部としている。本実施形態では、この連結部を、椅子本体Cにおける背フレーム11、より詳しくは下フレーム部13の外側面に接合する。
固定支柱51と下フレーム部13との連結構造を詳述する。固定支柱51の連結部には、予め、側面視非真円状の周縁をなし内側方に開口する凹部511を設けておく。図15等に示しているように、凹部511は、側面視幅寸法(前後幅寸法)と高さ寸法とが相異する、前後方向に拡がる扁平状をなす。凹部511の周縁における上縁部分は概ね直線状であるのに対し、下縁部分は比較的大きく湾曲した楕円弧状であり、両者は互いに非平行である。その上で、周縁の上縁部分から凹部511の内奥に向かって傾斜する第一の内テーパ面511xと、下縁部分から凹部511の内奥に向かって傾斜する第二の内テーパ面511yとを形成している。図示例では、これら第一の内テーパ面511xと第二の内テーパ面511yとが連続しており、ちょうど凹部511の内周の略全域に亘るようなテーパ面を形作っている。加えて、連結部には、外側方から内側方に向けて凹部511の奥壁を貫き凹部511内に連通するボルト挿通孔512を穿っている。
翻って、下フレーム要素131a、131bの外側面には、予め、外側方に突出する凸部133を設けておく。凸部133は、固定支柱51側の凹部511と嵌合する部位であり、図14に示しているように、反力フレーム要素151a、151bの他端部を取り付けるための凹穴135の近傍に位置している。凸部133もまた、側面視幅寸法と高さ寸法とが相異する扁平状をなす。凸部133の上縁部分は概ね直線状であるのに対し、下縁部分は比較的大きく湾曲した楕円弧状であり、両者は互いに非平行である。その上で、凸部133の上縁部分には上記第一の内テーパ面511xに緊密に係合する第一の外テーパ面133xを形成し、下縁部分には上記第二の内テーパ面511yに緊密に係合する第二の外テーパ面133yを形成している。図示例では、これら第一の外テーパ面133xと第二の外テーパ面133yとが連続しており、ちょうど凸部133の外周の略全域に亘るようなテーパ面を形作っている。加えて、凸部133には、外側方から内側方に向けて貫入する雌ねじ穴134を穿っている。
固定支柱51と下フレーム部13とを連結するにあたっては、下フレーム部13の外側面に固定支柱51の連結部を近接させ、凹部511に凸部133を嵌め入れる。すると、ボルト挿通孔512と雌ねじ穴134とが側面視同心軸上に重なり合う。しかる後、図12、図13等に示すように、一本のボルト7を外側方よりボルト挿通孔512に挿通し、ボルト7の雄ねじを雌ねじ穴134に螺入して緊締する。結果、第一の内テーパ面511xが第一の外テーパ面133xに、第二の内テーパ面511yが第二の外テーパ面133yに、それぞれ緊密に係合して、固定支柱51を所要の取付位置に位置決めしつつ固定支柱51と下フレーム部13とを締結することができる。
また、固定支柱51の内側面側には、上方及び内側方に開口する凹陥部513を設けている。そして、その凹陥部513の前後壁より互いに相寄る方向に突き出す側面視略方形状または略台形状の突起514を、固定支柱51の延伸方向に沿って間欠的に複数形成している。これらの突起514または突起514間の凹欠515は、係合部として、可動支柱52の固定支柱51に対する相対位置を固定するために利用される。なお、本実施形態では、椅子の左方に配設する肘掛けAと右方に配設する肘掛けAとの間で固定支柱51を共通化している。そのために、固定支柱51を、延伸方向に沿った軸線Lに対称な側面視形状に成形している。側面視軸線L対称であることは、凹陥部513、突起514、凹欠515、凹部511、内テーパ面511x、511y及びボルト挿通孔512についても例外ではない。
可動支柱52は、上方ないし前上方に延伸する例えば樹脂成形品の筒状体である。可動支柱52は、固定支柱51に上方より被せる形で固定支柱51に支持させ、その内周面を固定支柱51の外周面に摺動させながら固定支柱51に沿ってスライド可能とする。肘当て6は、この可動支柱52の上端部に装着する。可動支柱52の内部には、固定支柱51に形成した係合部即ち突起514または凹欠515に係合させる係合子を設ける。図示例では、係合子として、前後方向に回動する長尺なレバー体521を設けている。レバー体521は、中間よりも上方寄りの箇所を回動中心とし、ヒンジ521xを介して可動支柱52の外側壁に取り付けてある。レバー体521の下端は略垂直に折曲し、後方に突き出す爪521yとしている。レバー体521のヒンジ521xよりも上方の端部は、やや屈折させて略鉛直上方に伸ばしている。
図15ないし図17に示すように、可動支柱52を固定支柱51に被せた状態では、レバー体521が固定支柱51の凹陥部513内に進入し、その爪521yが凹陥部513の後壁側にある何れかの係合部に係合する。因みに、固定支柱51における凹陥部513の外側壁の上縁を一部切り欠いているが、これは凹陥部513の外側壁が可動支柱52内のヒンジ521xと干渉することを避けるためである。爪521yが係合部に係合しているとき、可動支柱52は固定支柱51に沿ってスライドすることができない。可動支柱52及び肘当て6の高さ位置を調節するには、爪521yと係合部との係合を解消して可動支柱52のスライド移動を解禁する必要があり、そのためにはレバー体521をヒンジ521x回りに回動させて爪521yを前方に変位させる。
レバー体521は可動支柱52の内部に存在しているため、着座者がこれを直に作動させることは困難である。故に、本実施形態では、着座者による操作を受け付け、受けた操作力をレバー体521に伝達する操作体522を可動支柱52に設けている。操作体522は、先端部を外部に露出させて着座者が手指を触れ得るようにし、かつ基端部でレバー体521に係合してこれを駆動するものである。図示例では、操作体522を前後方向に進退可能に支持させており、その先端部を可動支柱52より前方に突出させている。
操作体522に操作力が加えられていないとき、操作体522は第一の付勢手段(図示例では、コイルスプリング)523によって弾性付勢され、図15に示す初期位置に位置づけられる。このとき、操作体522とレバー体521は所定距離離間している。
着座者が可動支柱52を把持するようにして操作体522を押下すると、操作体522は第一の付勢手段523による弾性付勢力に抗して初期位置から後退する。そして、操作体522が後方に所定距離変位して図16に示す駆動位置に至ると、はじめて基端部がレバー体521の上端部に当接する。このとき、レバー体521は依然として操作力の伝達をほとんど受けていない。レバー体521は、第二の付勢手段(図示例では、コイルスプリング)524によって弾性付勢されており、操作力の伝達を受けていない状況では図16に示している係合姿勢をとる。即ち、レバー体521の下端部に設けている爪521yが、固定支柱51の凹陥部513に形成している係合部に係合する。
さらに着座者が操作体522を強く押下すると、操作体522は第一の付勢手段523及び第二の付勢手段524による弾性付勢力に抗して駆動位置から後退する。同時に、操作体522の基端部がレバー体521の上端部に係合して操作力を伝達し、その上端部を後方に、下端部を前方に回動させる。そして、操作体522が図17に示す終端位置に至ったとき、レバー体521は解除姿勢をとる。即ち、レバー体521の爪521yが固定支柱51の係合部より完全に離脱し、可動支柱52及び肘当て6の高さ位置の変更が可能となる。
着座者が操作体522より手指を離せば、操作体522が駆動位置を経て初期位置に復帰するとともに、レバー体521が解除姿勢から係合姿勢に遷移し、爪521yが係合部に再び係合して、可動支柱52及び肘当て6の高さ位置の変更が不能となる。
本実施形態では、ヒンジ521xがレバー体521の上端部に近い(換言すれば、爪521yから遠く離れた)位置にあり、レバー体521の上端部を少し動かすだけでも爪521yは大きく移動する。よって、当初より操作体522の基端部をレバー体521の上端部に当接させておくと、操作体522をわずかに押下するだけで可動支柱52の高さ位置の固定が解除されてしまう。それではかえって操作性に難をもたらすばかりか、肘桿5に他の什器や物品が接触したときに不用意に肘当て6が上下動することにもなりかねない。このような事情から、図15に示している初期位置から図16に示している駆動位置までの範囲では、操作体522を操作してもレバー体521が作動しないように構成している。
ところで、可動支柱52を比較的高位置まで持ち上げると、それまで可動支柱52によって隠蔽されていた固定支柱51の凹陥部513が表出することになる。凹陥部513が表出すると、家具としての美観・格調が損なわれるだけでなく、凹陥部513内に塵埃等が入り込んで可動支柱52やレバー体521の動作に支障を来すおそれもある。上述の問題を回避するべく、本実施形態では、凹陥部513を内側方より遮蔽するカバー53を固定支柱51に装着するものとしている。カバー53は、例えば樹脂成形品とし、その外表面に可動支柱52や肘当て6の高さ位置を知る目安となる目盛り、数字、記号等を(型で成形したり、印刷したりして)付している。図示例では、固定支柱51の凹陥部513に予めスロット516及びナット穴517を形成する一方、カバー53には内側方に突出する係止片531やビス孔532を形成しておき、係止片531をスロット516に挿入し、並びにビス孔532を介してビス8をナット穴517に螺合することでカバー53を取着している。
本実施形態によれば、所定軸線L方向に延伸しその軸線L方向に間欠的に複数の係合部(突起514または凹欠515)を形成した固定支柱51と、前記固定支柱51に沿ってスライド可能であるように支持させた可動支柱52と、前記係合部の何れかに選択的に係合して前記可動支柱52の前記固定支柱51に対する相対位置を固定する係合子(レバー体521)と、前記可動支柱52の上端部に設けた肘当て6とを具備してなる椅子の肘掛けAにおいて、前記固定支柱51を前記係合部を含めて前記軸線Lに対称な側面視形状に成形するものとしたため、椅子の左方に配設する肘掛けAと右方に配設する肘掛けAとの間で固定支柱51を共通化できる。
前記係合部を、前記固定支柱51の内側面側に、前記軸線Lを挟んで前後に対をなすように形成しているため、固定支柱51の外側面側を平滑なものにでき、家具としての美観・格調を保つ上で有効となる。
さらには、前記固定支柱51の下端部に、椅子本体Cに連結するために用いられる連結部を設け、前記固定支柱51を前記連結部をも含めて前記軸線Lに対称な側面視形状に成形している。
前記固定支柱51に、上方及び側方に開口する凹陥部513を設け、その凹陥部513の内周に前記係合部を形成するとともに、前記凹陥部513を側方より遮蔽するカバー53を装着しているため、可動支柱52及び肘当て6の高さ位置調節時に凹陥部513が不用意に表出することを回避できる。加えて、カバー53を樹脂製としており、可動支柱52または肘当て6の高さ位置の目安を表す目盛り、数字、記号等をカバー53表面に容易に付することができる。
また、前記可動支柱52に、前記係合部に係合する爪521yを備え回動可能なレバー体521と、着座者による操作を受け付けて前記レバー体521を駆動する操作体522とを設け、前記レバー体521を前記係合子として機能させるものとしており、好適に可動支柱52及び肘当て6の高さ位置の固定を行い得る。
なお、本発明は以上に詳述した実施形態に限られるものではない。例えば、固定支柱に形成した係合部に係合して可動支柱の相対位置を固定する係合子は、回動するレバー体には限られず、その形状も一意には限定されない。
肘桿は、椅子本体における背フレームに連結するとは限られない。基体、座受または座に肘桿を連結するものとしても構わない。
その他各部の具体的構成は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態の椅子を正面側から見た斜視図。 同椅子を背面側から見た斜視図。 同椅子の側面図。 同椅子の背面図 同椅子の平面図。 同椅子のシンクロロッキング動作を示す側面図。 同椅子の上フレーム要素を後方に変位させた状態を示す側面図。 図椅子の背凭れ面変形動作を示す斜視図。 同椅子の背凭れ面変形動作を示す平面図。 同椅子の張地、支持体及びランバーサポート部材を示す要部分解斜視図。 同椅子の左右両側に配設すべき肘掛けを示す要部分解斜視図。 肘桿と背フレームとの連結構造を示す要部正断面図。 肘桿と背フレームとの連結構造を示す要部平断面図。 背フレームの外側面に設けられる凸部を示す要部側面図。 レバー体及び操作体の動作を示す要部側断面図。 レバー体及び操作体の動作を示す要部側断面図。 レバー体及び操作体の動作を示す要部側断面図。
符号の説明
A…肘掛け
C…椅子本体
L…軸線
5…肘桿
51…固定支柱
514、515…係合部(突起、凹欠)
52…可動支柱
521…係合子(レバー体)
53…カバー
6…肘当て

Claims (6)

  1. 所定軸線方向に延伸しその軸線方向に間欠的に複数の係合部を形成した固定支柱と、
    前記固定支柱に沿ってスライド可能であるように支持させた可動支柱と、
    前記係合部の何れかに選択的に係合して前記可動支柱の前記固定支柱に対する相対位置を固定する係合子と、
    前記可動支柱の上端部に設けた肘当てと
    を具備してなる椅子の肘掛けであって、
    前記固定支柱を前記係合部を含めて前記軸線に対称な側面視形状に成形することにより、椅子の左方に配設するものと右方に配設するものとの間で固定支柱の共通化を図ったことを特徴とする椅子の肘掛け。
  2. 前記係合部を、前記固定支柱の内側面側に、前記軸線を挟んで前後に対をなすように形成している請求項1記載の椅子の肘掛け。
  3. 前記固定支柱の下端部に、椅子本体に連結するために用いられる連結部を設けており、
    前記固定支柱を前記連結部をも含めて前記軸線に対称な側面視形状に成形している請求項1または2記載の椅子の肘掛け。
  4. 前記固定支柱に、上方及び側方に開口する凹陥部を設け、その凹陥部の内周に前記係合部を形成するとともに、
    前記凹陥部を側方より遮蔽するカバーを装着している請求項1、2または3記載の椅子の肘掛け。
  5. 前記固定支柱が金属製で、前記カバーが樹脂製である請求項4記載の椅子の肘掛け。
  6. 前記可動支柱に、前記係合部に係合する爪を備え回動可能なレバー体と、着座者による操作を受け付けて前記レバー体を駆動する操作体とを設けており、
    前記レバー体を前記係合子として機能させる請求項1、2、3、4または5記載の椅子の肘掛け。
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