JP2007188828A - クランプ装置及び取付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で部品の紛失のおそれもなく、被挾着部材の大きさに対応可能で、挟着部材の被挟着部材への取付け取外し作業を容易とする。
【解決手段】被挟着部材を間に挟む一対の挟着部材50を有し、一対の挟着部材の一端同士を連結し、連結部60を中心に開閉自在とした他端同士を締着部70で締めつけることにより、被挟着部材に一対の挟着部材50を取り付けるクランプ装置100である。連結部60は、いずれか一方の挟着部材の一端に設けられる連結軸61と、いずれか他方の挟着部材の一端に設けられ連結軸61がはめ込まれて連結軸の位置を段階的に調整可能な連結孔62とから構成される。締着部70は、いずれか一方の挟着部材の他端に回動自在に枢着されるボルト71と、いずれか他方の挟着部材の他端に設けられてボルトを係合させる被係合部と、被係合部に係合するボルト71にはめられて一対の挟着部材50の他端同士を締めつけるナット73とから構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一対の挟着部材を支柱等の固定系となる被挟着部材に取り付けるためのクランプ装置、及び照明器具用のマスト等の被取付部材を挟着部材を介して被挟着部材に取り付けるための取付装置に関するものである。
作業車等に設けた既設の支柱(手すり)に、バルーン式の照明器具を簡易に取り付ける場合がある。この場合、従来は、図10に示すように、複数の既製品である当板13を複数個用いて、垂直に設けた支柱(パイプ18)を挟み込み、多数のU字形ボルト6、ナット9で、照明器具用のマスト5を共締めしている。このマスト5に、マスト2が挿入固定され、マスト2には、オフセットポール1を介して図示しないバルーン式の照明器具が取り付けられる。
当板13には両面に十字溝19が切ってある。2枚一組の当板13で、一面の縦溝19aを用いて、垂直のパイプ18を挟む。パイプ18は、二組の当板13を用いて上下2箇所を挟む。パイプ18を挟んだ二組の当板13のうち、一方の側にある2枚の当板13の他面の縦溝19aのそれぞれに垂直にマスト5を当てがう。他方の側にある2枚の当板13の他面にそれぞれクランプ板7を当てがう。二組の当板13、及びクランプ板7に設けた複数のボルト挿通孔に、それぞれ2本のU字形ボルト6をマスト5側からマスト5を挟み込むように差し込み、ワッシャ16、10、11を介してナット9で固定する。これによりパイプ18にマスト5を共締めする。そして、マスト5の挿通孔に、バルーン式の照明器具をオフセットポール1で支持したマスト2を挿入固定する。
なお、照明器具用の取付装置として例えば特許文献1に記載された関連技術がある。
特開2002−313127号公報
しかしながら、上述した従来の取付装置では、次のような種々の問題点があった。
(1)挟着部材を被挟着部材(支柱)に固定する際、ナットを多数箇所、例えば8箇所で締めつける必要がある。そのため、取付け取外し作業が煩雑になる。
(2)被取付部材(マスト)を被挟着部材(支柱)から取り外すと、取付装置を構成する部品がバラバラになり、紛失の可能性があった。
(3)既製品の当板を用いているので、十字溝の溝に合致した大きさの被挟着部材(支柱)のみにしか取り付けることができなかった。
(4)十字溝を切った当板をクランプ装置として用いているので、被挟着部材(支柱)及び被取付部材(マスト)の取付方向が十字方向のみに規制されるため、被取付部材(マスト)を垂直に取り付けようとした場合、被挟着部材(支柱)の向きは水平か垂直かのいずれかに限定される。したがって、傾斜した被挟着部材(支柱)に挟着部材や被取付部材(マスト)を取り付けることができなかった。
本発明の課題は、上述した従来技術の問題点を解消して、簡単な構造で部品の紛失のおそれもなく、被挾着部材の大きさに対応可能で、挟着部材の被挟着部材への取付け取外し作業が容易なクランプ装置及び取付装置を提供することにある。また、傾斜した被挟着部材に挟着部材を取り付けることが可能な取付装置を提供することにある。
第1の発明は、被挟着部材を間に挟む一対の挟着部材を有し、該一対の挟着部材の一端同士を連結し、連結部を中心に開閉自在とした他端同士を締着部で締めつけることにより、前記被挟着部材に前記一対の挟着部材を取り付けるクランプ装置であって、前記連結部は、いずれか一方の挟着部材の一端に設けられる連結軸と、いずれか他方の挟着部材の一端に設けられ前記連結軸がはめ込まれて前記連結軸の位置を段階的に調整可能な連結孔と、から構成され、前記締着部は、いずれか一方の挟着部材の他端に回動自在に枢着されるボルトと、いずれか他方の挟着部材の他端に設けられて前記ボルトを係合させる被係合部と、前記被係合部に係合する前記ボルトにはめられて前記一対の挟着部材の他端同士を締めつけるナットとから構成されることを特徴とするクランプ装置である。
一対の挟着部材を開きその間に被挟着部材を入れる。連結孔における連結軸の位置を移動して、開度を被挟着部材の大きさに合わせて調整し、一対の挟着部材を閉じる。ボルトを被係合部に係合して一対の挟着部材の他端同士をナットで締めつける。
本発明によれば、一対の挟着部材の両端に連結部と締着部とをそれぞれ設けるだけの簡単な構造であり、一対の挟着部材は連結部で連結され、締着部を構成するボルトは一方の挟着部材に回動自在に枢着されているので、部品の紛失のおそれがない。
また、連結軸の位置を段階的に調整可能としているので、被挾着部材の大きさに対応できる。また、一対の挟着部材を開閉してボルトにナットを嵌めるだけで一対の挟着部材を被挟着部材に取り付けることができるとともに、ボルトからナットを外すだけで被挟着部材から一対の挟着部材を取り外すことができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記連結部は、いずれか一方の挟着部材の一端に設けられ、前記一対の挟着部材の一端同士を連結する円弧と弦とからなる断面略半円状の連結軸であって、前記一対の挟着部材の開閉にともない前記弦の向きが変わる連結軸と、いずれか他方の挟着部材の一端に長尺状に設けられ、前記断面略半円状の連結軸と嵌合する複数の嵌合孔を互いにずらして配列することにより、前記複数の嵌合孔間に該嵌合孔の幅よりも狭い幅狭の部分を形成した連通孔とを備え、前記一対の挟着部材を開いたとき、前記連結軸の前記弦の向きが前記連結孔の長さ方向と略平行になり前記連結孔の幅狭の部分を通って前記連結軸の移動が許容され、前記一対の挟着部材を閉じたとき、前記連結軸の前記弦の向きが前記連結孔の幅方向と略平行になり前記複数の嵌合孔のうちの一つの嵌合孔に嵌合するとともに前記連結孔の幅狭の部分で前記連結軸の移動が規制されるよう構成されていることを特徴とするクランプ装置である。
一対の挟着部材の一端同士を連結する連結部を中心に、いずれか一方の挟着部材を開き、断面半円形の連結軸の弦の向きを連結孔の長さ方向と略平行にして、被挟着部材の大きさに合った位置にある嵌合孔に連結軸を移動する。一対の挟着部材を閉じ、連結軸の弦の向きを連結孔の幅方向と略平行にして、移動済の連結軸を当該嵌合孔に嵌合させ、連結孔の幅狭の部分で連結軸を移動できないようにする。ボルトを回動して被係合部に係合し、係合したボルトにナットを嵌めて、一対の挟着部材の他端同士を締めつける。
本発明によれば、一対の挟着部材の開閉に応じて連結軸の連結孔における弦の向きを変え、それにより連結軸の連結孔における移動を許容したり、規制したりしているので、一対の挟着部材を開閉させるという簡単な作業だけで、被挾着部材の大きさに容易に対応できる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記締着部を構成する前記ボルトは、いずれか一方の挟着部材の他端に設けた枢軸により回動自在に枢着され、該枢軸に前記ボルトの回動を抑制するスプリングを装着したことを特徴とするクランプ装置である。
ボルトにナットを嵌めるときや外すときに、スプリングがボルトの回動を抑制するので、ボルトが遊動するものと比べて、被係合部に係合したボルトの動きが止るので、被挟着部材に対する一対の挟着部材の取付け、取り外しが容易になる。
第4の発明は、第1ないし第3の発明のクランプ装置と、該クランプ装置の前記いずれか一方の挟着部材に被取付部材を取り付けるための固定具とを備え、前記固定部を前記一対の挟着部材に挟まれる被挟着部材を含む平面と平行な面で回動できるようにボルトで取り付け、前記ボルトにナットをはめて前記固定具を前記挟着部材に締めつけることを特徴とする取付装置である。
被取付部材を取り付けるための固定具を、一対の挟着部材に挟まれる被挟着部材を含む平面と平行な面で回動できるようにボルト、ナットで取り付けることができるので、傾斜した被挟着部材にも挟着部材を取り付けることができる。
第5の発明は、第1ないし第3の発明のクランプ装置を2個用意し、一対の挟着部材のいずれか一方同士、またはいずれか他方同士を2個背中合わせにして回動自在に連結したことを特徴とする取付装置である。
2つの取付装置を背中合わせにして回動自在に連結したので、種々の大きさの2つの被挟着部材同士を水平あるいは垂直に、または任意の角度で取り付けることができる。
第6の発明は、第4または第5の発明において、前記締着部を構成する前記ボルトは、いずれか一方の挟着部材の他端に設けた枢軸により回動自在に枢着され、該枢軸に前記ボルトの回動を抑制するスプリングを装着したことを特徴とするクランプ装置である。
ボルトにナットを嵌めるときや外すときに、スプリングがボルトの回動を抑制するので、ボルトが遊動するものと比べて、被係合部に係合したボルトの動きが止るので、被挟着部材に対する一対の挟着部材の取付け、取り外しが容易になる。
本発明によれば、簡単な構造で部品の紛失のおそれもなく、被挾着部材の大きさに対応でき、挟着部材の被挟着部材への取付け取外し作業が容易である。また、傾斜した被挟着部材に挟着部材を取り付けることができる。
以下に本発明に実施の形態を図面を用いて説明する。
図1に第1の実施の形態におけるクランプ装置の平面図を示す。
クランプ装置100は、被挟着部材としての既設の支柱(パイプ)18を、間に挟む一対の挟着部材50である動金具30と静金具40とを有する。動金具30は直線状に形成されている。静金具40はL字状に屈曲形成され、屈曲部41と直線部42とからなる。動金具30と静金具40のパイプ18が当接される部分に、これを保護するためのV字形の当接部材33、43がそれぞれ設けられている。
動金具30の一端31と、静金具40の一端となる屈曲部41は連結されている。連結部60を構成する連結軸61は移動可能であり、動金具30は、静金具40に対して、この連結軸61を中心に他端32が開閉自在となっている。動金具30を閉じたときは、図示するように、動金具30と静金具40の屈曲部41とのなす角度は90°になり、動金具30と静金具40の直線部42とが平行に対向する。このとき、前記連結軸61は移動不可能となる。動金具30が開いたときは、動金具30と静金具40の屈曲部41とのなす内角は90°以上になり、前記連結軸61が移動可能となる。
前記連結部60は、直線状をした動金具30の一端に設けられる連結軸61と、L字状をした静金具40の屈曲部41に添って設けられ、連結軸61がはめ込まれる連結孔62とから構成される。また、連結孔62における連結軸61の位置は段階的に移動されるように構成されており、移動位置における連結軸61を中心に動金具30が静金具40の直線部42に対して開閉するようになっている。
動金具30の一端31に設けられる連結軸61は、断面略半円形をしている。動金具30が閉じているときの断面略半円形をした連結軸61の向きは、動金具30の開閉方向と交叉する方向で、連結軸61の弦65の向きが静金具40の直線部42側に来るようになっている。弦65の向きは、動金具30の一端31側が高く他端32側が低くなるように傾斜させる。比喩的に言えば、上弦の月が動金具30の開く方向に傾いて、連結孔62から頭を出している格好になる。
静金具40の屈曲部41に添って設けられ、断面略半円形をした連結軸61がはめ込まれる連結孔62は、多段ストッパ付きの長孔63で形成されている。この長孔63は、前記連結軸61と嵌合する半円孔(以下、嵌合孔L66という)を複数個、その弦を斜めにして、互いにずらして一部が重なるように直線上に並べて形成され、長孔63の直線部42側の一端は円形孔67としている。弦65を斜めにした複数の嵌合孔66をずらして重ねることにより、長孔63の一側に添って、連結軸61の移動を規制するストッパとなる複数の突起68が多段に形成される。長孔63の他側には複数の円弧69が連続形成される。このような連結孔62は、断面半円状の連結軸61と同形のバイトで、屈曲部41をずらしながら連続して打抜くことによって得られる。
図示するように動金具30が閉じているときは、長孔63に対して連結軸61の弦65の向きが斜めになっているので、長孔63幅方向における連結軸61の幅は最大になる。
連結軸61は複数の嵌合孔66のうちの一つの嵌合孔66に嵌合する。連結軸61が嵌合した嵌合孔66と、これに隣接する2つの他の嵌合孔66とを連通する孔幅が、長孔63幅方向における連結軸61の幅よりも幅狭になっているので、連結軸61の長孔63に添った移動(前後移動)が規制され、連結軸61はガタツキがなく嵌合される。
動金具30が開いているときは、連結軸61の弦65の向きが長孔63の長さ方向と平行になっているので、長孔63幅方向における連結軸61の幅は最小になる。連結軸61が嵌合している嵌合孔66と、これに隣接する2つの他の嵌合孔66とを連通する孔幅が、長孔63幅方向における連結軸61の幅よりも幅広になっているので、連結軸61は長孔63に添った移動が許容される。
したがって、動金具30の開いた状態にして、連結軸61を長孔63に添ってストレートに移動させ、それによって動金具30の開き具合を一気に調整できる。あるいは動金具30の開閉を繰り返しながら、連結軸61を長孔63に添って徐々に移動させ、それによって動金具30の開き具合を複数段階にわたって調整できる。
動金具30と静金具40の他端同士は、締着部70で締めつけることにより、パイプ18に動金具30と静金具40を取り付けるように構成されている。
この締着部70は、L字状の静金具40の他端32に基部が回動自在に枢着されるボルト71と、直線状の動金具30の他端32に設けられて、ボルト71の先端を係合させる被係合部としての凹所72と、凹所72に収めるボルト71の先端にはめられて、閉じられた動金具30と静金具40の他端同士を締めつけるナット73とから構成される。
パイプ18の径の大きさに合わせて、静金具40との間の開口80が調整された動金具30が、このボルト71、ナット73により、静金具40と平行状態を保たれて締着される。したがって、平行状態が保たれないまま締着される場合と比べて、締着力が均等にパイプ18加わるので、パイプ18を静金具40と動金具30との間の所定位置に強固かつ確実に挟着できる。
次に、上述したようにクランプ装置100をパイプ18に装着するための手順を図2(a)〜(c)を用いて説明する。
(a)静金具40に設けたボルト71を時計回りに回動して動金具30から外し、動金具30を反時計回りに回動して、静金具40に対して動金具30を斜めに開いた状態にする。動金具30に設けた連結軸61を、静金具40の直線部42から離れる方向に移動し、動金具30と静金具40との間の開口80内に余裕をもたせてパイプ18を受け入れられるようにしておく。その上で、静金具40の当接部材43にパイプ18を宛てがう。
(b)動金具30を開状態に保持したまま、動金具30に設けられた連結軸61を動金具30と静金具40との間隔が縮まる方向に移動して、静金具40との間の開口80の開度をパイプ18の径に合わせて調整する。
(c)動金具30の開度を調整後、嵌合孔66に嵌合した連結軸61を中心に動金具30を時計回り回動して閉じる。これによりパイプ18は、動金具30と静金具40の当接部材33、43間に宛てがわれる。静金具40に取付けられているボルト71を時計回りに回動して動金具30の凹所72に収め、クランプ装置100をパイプ18に仮止めする。ボルト71の先端にナット73を嵌めて締着する。これによりパイプ18は動金具30と静金具40との間に挟着され、動金具30と静金具40とは、パイプ18に強固に固定される。
連結軸61の移動により、動金具30と静金具40との開口80の開き具合を、長孔63に多段に形成されて連結軸61の移動を規制するストッパとなる複数の突起68、円弧69によって、連結軸61の移動位置を数段階に調節できるので、径の小さなパイプ18も、径の大きなパイプ18も、アダプタなしにそのまま挟着することができる。図2(c)は30φのパイプの取付け例を示したもので、図2(d)は60φのパイプの取付け例を示したものである。
動金具30と静金具40のパイプ18からの取り外しは、上記(a)〜(c)の手順とは逆の手順で行うことにより実行できる。
本実施の形態によれば、クランプ装置は、一対の挟着部材を備えている。一方の挟着部材は、直線部42と屈曲部41とからなるL字状の静金具40から構成されている。他方の挟着部材は、静金具40の直線部42と略同じ長さの動金具30で構成されている。
L字状の静金具40の一端となる屈曲部41に、動金具30の一端31を移動可能な連結部60で連結して、この連結部60を中心に動金具30を静金具40の直線部42に対して開閉自在に連結する。静金具40の直線部42と動金具30との間にパイプ18を配置して、静金具40の他端となる直線部42の他端と動金具30の他端32とをボルト71、ナット73による締着部70で締着し、静金具40と動金具30との間にパイプ18を挟着するように構成されている。
上述した金具の材料はアルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス、鉄などの金属が好ましいが、強度が確保できればプラスチックなどでも良い。
上記のような構成により本実施の形態によれば、次の効果を発揮する。
(1)既設のパイプに対してクランプ装置を容易に取り付けることができる。
(2)静金具と動金具の両端に連結部と締着部とをそれぞれ設けるだけの簡単な構造で、パイプにクランプ装置を確実に取り付けることができる。
(3)締着部を構成するボルトからナットを外して、ボルトを凹所から外すだけで、パイプからクランプ装置を容易に取り外すことができる。この場合において、静金具40と動金具30の一端は連結部60で連結され、他端を締着するボルト71は静金具40の他端に枢着されているというように、クランプ装置100は一体的に構成されているから、クランプ装置100を構成する部品を紛失するおそれがない。
(4)パイプ径に合わせて静金具と動金具との開度を調整する際に、連通孔に半円状の連結軸を移動可能に嵌め合わせるという簡単な構造で、静金具と動金具との開度を簡単に調整することができる。また、開度を簡単に調整することができるので、パイプ18の径の大きさが変わっても、静金具40と動金具30を略平行状態で締めつけることができる。したがって、パイプ18の径にかかわず、クランプ装置をパイプに確実に取り付けることができる。
特に、複数の嵌合孔を互いにずらして一部が重なるようにして連結孔を設けるようにしたので、連結軸の移動を複数段回に調整できるため、かなりのサイズのパイプに対応可能であり、パイプ径に応じた細かい使い分けもできる。因みに、φ12〜50mmのパイプに対応できる。
次に、図3、図4、及び図5を用いて、照明器具を既設のポールに取り付けるための第2の実施の形態の取付装置について説明する。
取付装置300は、上述したパイプ18を挟着するクランプ装置100と、このクランプ装置100に取り付けられる固定具としてのマストクランプ200とから構成される。
クランプ装置100を構成する静金具40及び動金具30は、ともに一枚の薄板で構成することも、パイプ18の軸方向に厚みをもった一枚の厚板で構成することも可能である。薄板で構成するときはクランプの安定性が良くない。厚板で構成するときは安定性はよいが、経済的ではない。そこで、本実施の形態では、クランプ装置100の金具は、安定性及び経済性と具備するコ字形チャネルで形成している。
動金具30は、コ字形チャネルで形成され、相対向する上下板部101、102と、これらをつなぐ側板部103とから構成されている。この動金具30の一端31に、動金具30を静金具40に連結するための連結軸61が設けられている。この連結軸61は、動金具30の一端を構成するチャネルの上下板部101、102を貫通して、ワッシャ48を介して連結軸61の両端部が上下板部101、102から突き出している。突き出した連結軸61の両端部は断面半円形をしている。また、動金具30の他端32を構成するチャネルの側板部103に、ボルト71を係合する係合部としての凹所72が設けられている。
静金具40は、動金具30と同様に、コ字形チャネルから形成され、相対向する上下板部111、112と、これらをつなぐ側板部113とから構成されている。静金具40は、動金具30よりも長く形成してあり、その長い部分を屈曲させて、全体をL字状に形成している。静金具40の一端を構成する屈曲部41は、側板が除去されており、上下板部111、112のみで構成されている。静金具40の直線部42と動金具30とは略同じ長さで形成され、それらのチャネル開口が相対向するように配置される。このように静金具40と動金具30とを配置したとき、静金具40の屈曲部41は、動金具30の一端を覆うような格好になる。
静金具40の一端を構成する屈曲部41の上下板部111、112間に、動金具30の一端31が嵌められ、静金具40の屈曲部41の上下板部111、112に相対向して設けた連結孔62間に、動金具30の連結軸61の両端部をはめ込むことにより、動金具30を静金具40に連結している。また、連結軸61を相対向する連結孔62間に移動可能にはめ込むことにより、連結軸61の位置を段階的に調整できるようになっている。動金具30は、移動する連結軸61を中心に静金具40に対して開閉可能となっている。
連結部60は、上述した連結孔62、連結軸61から構成される。
また、静金具40の他端を構成する直線部42の屈曲部41と反対側の他端42aには、クランプ用のボルト71が枢着される。ボルト71は、その基端が上下板部111、112間に設けられた枢軸としての枢着ピン75の中間部に固着され、枢着ピン75を中心に回動するようになっている。ボルト71を回動して、閉じられた動金具30の凹所72にボルト71の先端を係合させ、ボルト71の先端にナット73を嵌めて、動金具30の他端32を静金具40に締めつけるようになっている。
締着部70は、上述した枢着ピン75、ボルト71、及びナット73から構成される。また、枢着ピン75はリベットで構成できる。
そしてこの静金具40の屈曲していない直線部42の側板部113の背面をクランプ取付座113aとして、そこに照明器具用などのマスト5をクランプするマストクランプ200が取り付られている。
マストクランプ200は、相対向する上下板部201、202と、これらをつなぐ側板部203とからなるコ字形チャネルで構成される。このチャネルを、チャネル開口を内側にして略U字状に屈曲して、略半円筒状の屈曲部91と、これに繋がる相対向する一対のクランプ部92とを形成している。屈曲部91は、上下板部が除去され、側板部203によってマスト5を包持する略半円筒形の包持部91aを構成している。
クランプ部92には、上下板部201、202に、包持部91aの締付けを可能にするための先細りのテーパ201a、202aをそれぞれ設けてある。また、クランプ部92の対向する上下板部201、202には、クランプボルト95を挿通するボルト孔96を設けてある。
静金具40のクランプ取付座113aには、動金具30と反対側に突出するクランプボルト95が固着される。そのクランプボルト95、これに嵌めるナット97とによりマストクランプ200のクランプ部92間を締めることにより、包持部91aを加締めてマスト5を包持固定する。これによりマスト5をパイプ18に固定することが可能になる。マストクランプ200は、クランプ装置100に対してクランプボルト95で取り付けられるので、包持部91aを加締め固定する前までは、マストクランプ200はクランプ装置100に対してクランプ取付座113a面と平行な面上を回動できる。したがって、パイプ18に対するマスト5は、パイプ18を含む面と平行な面上において任意の姿勢をとることができる。
上述したクランプ装置100に器具取付用のマストクランプ200を設けた取付装置300を構成することにより、器具、例えばバルーン式の照明器具を、取付装置300を介してパイプ18に取り付けることが可能になる。
図6に示すように、バルーン式の照明器具は、バルーン3と、バルーン3を支えるL字状のオフセットポール1と、オフセットポール1を支える垂直な上下2段のマスト2、5とから構成される。この垂直な下段のマスト5の上下の2箇所を、上述した取付装置300を介して、マスト5と交叉する水平な2本のパイプ18に固定する。
実施の形態の取付装置300を用いれば、器具取付用のマストクランプ200とクランプ装置100とは相互に回動できるようになっているので、図7に示すように、ポール(手すり18a)の設置方向にかかわらず、マスト5を垂直に取り付けることが可能である。例えば、図7(a)に示すように上下二段の水平な手すり18aに取付装置300を介してマスト5を垂直に取り付けたり、(b)のように垂直な1本の手すり18aに取付装置300を介してマスト5を垂直に取り付けたり、あるいは(c)に示すように下段の水平なポール18aと上段の斜めのポール18aとに取付装置300を介してマスト5を垂直取り付けたりすることができる。
上述したような取付装置300を用いてマスト5を取り付けるには、クランプ装置100については、第1の実施の形態と同じであり、クランプ装置100を手すり18aに固定したら、マストクランプ200を、クランプ取付座113aから出ているクランプボルト95にさし込む。マストクランプ200にマスト5をさし込み、ナット97を締めてマスト5を垂直に固定する。
このようにしてマスト5を取り付けた取付装置を図4及び図5に示す。これらの図は、それぞれ図7(a)及び図7(b)とに対応している。
図4は、作業車等に水平に設けられた手すり18aにマスト5を垂直に取り付けた場合の説明図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は底面図である。
図5は、垂直に設けられた手すり18aにマスト5を垂直に取り付けた場合の説明図であり、(a)は正面図、(b)は平断面図である。
ここでいう正面図、右側面図、底面図等の表記は、図7に示す正面図を基準にしている。
このように第2の実施の形態の取付装置によれば、第1の実施の形態の効果に加えて、ネジ締め箇所を、従来の取付時の8箇所から4箇所と大幅に減らすことができる。また、垂直、水平の手すり(図7(a)、(b))以外に、従来では不可能あった斜めの手すり18aにもマスト5を取り付けることができる(図7(c))
また、マスト5を取り付けるためのマストクランプ200を、クランプ装置100に挟まれる手すり18aを含む平面と平行な面で回動できるように、クランプボルト95で取り付けることができるので、任意の角度の手すり18aに対しても、マスト5を垂直に取り付けることができる。
なお、本発明の開発段階では、簡単に取り付けが出来、容易に壊れない構造を目指して数回の試作を行った。図8の試作過程の一例を示す。これは、一対の同じ形状のクランプ金具401からなるクランプ装置400と、このクランプ装置400のうちの一方のクランプ金具401の背面に取り付けられるマスト取付用のマスククランプ500とから構成される。一対のクランプ金具401の一端をボルト402、ナット403で締めつける。一対のクランプ金具401の他端では、この他端及びマスククランプ500を長尺な共通ボルト405で貫通してナット406で締めつける。一対のクランプ金具401の中間部には、様々なパイプ径に対応させるためアダプタとして、パイプ18を締着するためのクランプ部材410がボルト411、ナット412により進退自在に設けられている。
このように、様々なパイプ径に対応させるためアダプタが必要になったり、必要以上にボルト402、405、411の操作箇所が増えてしまったりしていた。これを回避するために、実施の形態のように連結部を段階的に調整可能とする連結孔62と連結軸61とからなる機構を採用した。また、照明取付器具としての操作は簡便になったが、構造上部品点数が増えコストが上がってしまったため、一対のクランプ金具401を締めつける一方のボルトは枢着自在とした経緯もある。本実施の形態では、強度的にはボルトの操作箇所が少ない分、ボルトの締めつけ部に負担が掛かり、締付け部に変形等が発生したため、締付け部の形状の変更、ボルトの軸径の変更等を行って改善した。
その結果として、第2の実施の形態を実現した。これによれば、手すり18aに対するマスト5の取り付けが簡単になり、従来、取り付けが出来なかった作業車等の柱や、手すり18a等にも、簡易に取り付けが行うことが出来るようになり、照明器具の使用可能範囲を広げることができ、バルーン式の照明器具を一層有効利用できるようになった。
また、特にバルーン式の照明器具のように表面積が大きく、風圧をうけやすいものでは、照明器具を強固に手すりに取り付ける必要があるが、第2の実施の形態によれば、これを容易に実現できる。
ところで、上述した第2の実施の形態では、クランプ装置に、マストクランプを取り付けた取付装置の場合について説明したが、この取付装置では、マスト5に取り付ける対象がマストクランプの口径に合ったマストのみに限定されか、あるいはマストの口径にあった複数のマストクランプを用意することになる。
そこで、マストに固定される対象が、マストの大きさ、あるいはマストに限定されない取付装置が要請される。
図9は、そのような要請に応えることが可能な第3の実施の形態の取付装置を示したものであり、(a)は右側面図、(b)は要部の底面図である。
第3の実施の形態の取付装置は、第1の実施の形態のクランプ装置100を2個用意し、静金具40同士のクランプ取付座113aを2個背中合わせにして、回動自在に連結して構成したものである。図示例では、水平の手すり18aにマスト5を垂直に取り付た場合を示している。
このように2個のクランプ装置100を背中合わせにして回動自在に連結すると、種々の大きさの2つの手すり18a及びマスト5同士を水平、あるいは垂直に、または任意の角度で取り付けることができ、取付装置の汎用性をさらに高めることができる。
図示例では、特に、静金具40の他端に設けた枢着ピン75に、ボルト71の回動を抑制できるスプリング85を装着してある。具体的には、スプリング85は、ボルト71と静金具40のチャネルを構成する底板102との間の枢着ピン部の外周に装着され、その付勢力により摩擦を発生させて、枢着ピン75のフリー回転を抑制している。
これによれば、静金具40に動金具30を締めつけるためのボルト71の動きが抑制されるので、ナット73の締付けを容易にすることができる。特に、ボルト71にナット73をはめて締めつける時に、スプリング85がボルト71の回動を抑制するので、ボルト71が遊動するものと比べて、凹所72に係合したボルト71の動きが止るので、ナット73の締付けが容易になる。したがって、より容易に取付作業を行うことができる。
また、図示例のように、クランプ装置100の連結部60が上方で、締着部70が下方を向いて手すり18aに取り付けられるとき、スプリング85がない場合において、ナット73が緩んだときは、ボルト71が自重で下方に回動して動金具30の凹所72から離脱して、クランプ装置100が手すり18aから外れてしまうおそれがある。しかし、スプリング85を設けた場合には、締着部70を構成するボルト71の自重落下が有効に抑制されるから、そのようなおそれがなくなる。
なお、上述した実施の形態では、静金具に連結孔を設け、動金具に連結軸を設けるようにしたが、これとは逆に、静金具に連結軸を設け、動金具に連結孔を設けるようにしてもよい。また、静金具にボルトを回動自在に枢着して、動金具にボルトを係合する凹所を設けるようにしたが、これとは逆に動金具にボルトを回動自在に枢着して、静金具にボルトを係合する凹所を設けるようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、略半円形の嵌合孔を重なるようにずらして連通孔を形成したが、略半円形の嵌合孔を離間させて相隣る嵌合孔をスリットで繋ぐようにしてもよい。これによれば、嵌合孔を重ねて形成する場合と比べて、静金具と動金具間の開口量の段階調整が粗くなり、嵌合孔内でのガタ付きが大きくなるが、段階調整できる点で、上記実施の形態と同様な効果を発揮できる。
また、実施の形態では連結軸及び嵌合孔の形状を「上弦の月」形状としたが、「下弦の月」形状としてもよい。この場合、弦の傾斜方向は、動金具の幅方向に引いた直線に対して線対称ではなく、動金具の長さ方向に引いた直線に対して線対称とする必要がある。
また、動金具30と静金具40のパイプ18が当接される当接部材をV字形としたが、被挟着部材の形状に合わせて、当接部材の形状を変更することは可能である。
第1の実施形態におけるパイプを挟着した態様を示すクランプ装置の平面図である。 第1の実施形態におけるクランプ装置の操作方法を示す説明図である。 第2の実施の形態におけるパイプにマストを取り付けた取付装置の斜視図であり、(a)はクランプ装置側から見た図、(b)はマスククランプ側から見た図である。 第2の実施の形態における水平なパイプにマストを垂直に取り付けた取付装置の説明図である。 第2の実施の形態における垂直なパイプにマストを垂直に取り付けた取付装置の説明図である。 実施の形態におけるバルーン式照明器具のマストを2箇所で挟着した態様を示す取付装置の説明図である。 実施の形態におけるマストを垂直に取り付けることが可能な手すりの設置方向の態様を示す説明図である。 本発明のプロトタイプを示す取付装置の平面図である。 第3の実施の形態における水平なパイプにマストを垂直に取り付けた取付装置の説明図である。 従来のマスト取付用の取付装置の分解斜視図である。
符号の説明
18 パイプ(被挟着部材)
50 一対の挟着部材
30 動金具
40 静金具
31 動金具の一端
32 動金具の他端
41 屈曲部(静金具の一端)
42 直線部(静金具の他端)
60 連結部
70 締着部
100 クランプ装置
61 連結軸
63 連結孔
71 ボルト
72 凹所(被係合部)
73 ナット

Claims (6)

  1. 被挟着部材を間に挟む一対の挟着部材を有し、該一対の挟着部材の一端同士を連結し、連結部を中心に開閉自在とした他端同士を締着部で締めつけることにより、前記被挟着部材に前記一対の挟着部材を取り付けるクランプ装置であって、
    前記連結部は、
    いずれか一方の挟着部材の一端に設けられる連結軸と、いずれか他方の挟着部材の一端に設けられ前記連結軸がはめ込まれて前記連結軸の位置を段階的に調整可能な連結孔と、
    から構成され、
    前記締着部は、
    いずれか一方の挟着部材の他端に回動自在に枢着されるボルトと、
    いずれか他方の挟着部材の他端に設けられて前記ボルトを係合させる被係合部と、
    前記被係合部に係合する前記ボルトにはめられて前記一対の挟着部材の他端同士を締めつけるナットとから構成されることを特徴とするクランプ装置。
  2. 前記連結部は、
    いずれか一方の挟着部材の一端に設けられ、前記一対の挟着部材の一端同士を連結する円弧と弦とからなる断面略半円状の連結軸であって、前記一対の挟着部材の開閉にともない前記弦の向きが変わる連結軸と、
    いずれか他方の挟着部材の一端に長尺状に設けられ、前記断面略半円状の連結軸と嵌合する複数の嵌合孔を互いにずらして配列することにより、前記複数の嵌合孔間に該嵌合孔の幅よりも狭い幅狭の部分を形成した連通孔とを備え、
    前記一対の挟着部材を開いたとき、前記連結軸の前記弦の向きが前記連結孔の長さ方向と略平行になり前記連結孔の幅狭の部分を通って前記連結軸の移動が許容され、前記一対の挟着部材を閉じたとき、前記連結軸の前記弦の向きが前記連結孔の幅方向と略平行になり前記複数の嵌合孔のうちの一つの嵌合孔に嵌合するとともに前記連結孔の幅狭の部分で前記連結軸の移動が規制されるよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載のクランプ装置。
  3. 前記締着部を構成する前記ボルトは、いずれか一方の挟着部材の他端に設けた枢軸により回動自在に枢着され、該枢軸に前記ボルトの回動を抑制するスプリングを装着したことを特徴とする請求項1または2に記載のクランプ装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のクランプ装置と、該クランプ装置の前記いずれか一方の挟着部材に被取付部材を取り付けるための固定具とを備え、
    前記固定部を前記一対の挟着部材に挟まれる被挟着部材を含む平面と平行な面で回動できるようにボルトで取り付け、前記ボルトにナットをはめて前記固定具を前記挟着部材に締めつけることを特徴とする取付装置。
  5. 請求項1ないし3のいずれかに記載のクランプ装置を2個用意し、一対の挟着部材のいずれか一方同士、またはいずれか他方同士を2個背中合わせにして回動自在に連結したことを特徴とする取付装置。
  6. 前記締着部を構成する前記ボルトは、いずれか一方の挟着部材の他端に設けた枢軸により回動自在に枢着され、該枢軸に前記ボルトの回動を抑制するスプリングを装着したことを特徴とする請求4または5に記載の取付装置装置。
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