JP2007188590A - レーベルプリント機能搭載ディスクドライブ - Google Patents

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Abstract

【課題】 インクタンクの交換作業を容易に行うことのできるレーベルプリント機能搭載ディスクドライブを提供する。
【解決手段】 筐体1のディスクトレイ5を出し入れするための窓9の内側にプリンタヘッドを搭載したラインヘッドモジュール11を配置するとともに、筐体1より引き出されたディスクトレイ5の領域にインクタンク12を着脱自在に保持するインクタンクホルダの開口13を設ける。ディスクトレイ5を引き出し、開口13の蓋14を外すことで、正面よりインクタンク12の交換作業を容易に行うことができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、追記型や書き替え型のディスク状記録媒体に対する情報の記録または再生を行うディスクドライブに係り、特に、当該ディスク状記録媒体のレーベル面への印刷を行うことが可能なレーベルプリント機能を搭載したレーベルプリント機能搭載ディスクドライブに関するものである。
DVD(Digital Versatile Disc)−RやCD−Rなどの追記型ディスク、DVD−RW、CD−RW、BD(Blu−ray Disc)などの書き替え型ディスクなどのディスク状記録媒体へのデータの記録と、ディスク状記録媒体のレーベル面への文字や画像などのプリントを行うことの可能な装置が知られている(特許文献1および2参照)。プリント方法には、記録・再生用のレーザーを利用する方法や、インクによりプリントする方法などがある。
特開2004−74666公報 特開2003−19828公報
PC(Personal Computer)の周辺機器としてのプリンタにおいてはインク交換の方法はかなり簡便化されてきており、インクの交換作業そのものはユーザに大きな負担をかけるものではない。しかしながら、DVDレコーダなどの民生用装置の場合には、オーディオ用のラックの中に他のAV機器と共に収納される場合や複数の装置が積み重ねて設置される使用状況を想定しなければならない。すなわち、PC用の周辺機器として用いられるプリンタのように上部からインクタンクやインクカートリッジの交換を行う構造を民生用装置にもそのまま採用すると、交換作業に非常な困難を窮することとなる。同様なことが、PCのハーフハイト拡張ベイに搭載可能なディスクドライブにも言える。
本発明はこのような事情を鑑み、インクタンクの交換作業を容易に行うことのできるレーベルプリント機能搭載ディスクドライブを提供することを目的としている。
上記の課題を解決するために、本発明のレーベルプリント機能搭載ディスクドライブは、筐体内に出し入れされる、前記ディスク状記録媒体を搭載可能なディスクトレイと、ディスクトレイによって筐体内に搬入されたディスク状記録媒体に対して記録を行う記録部と、ディスクトレイに搭載されたディスク状記録媒体のレーベル面に印刷を行うプリンタヘッド部と、ディスクトレイに設けられ、プリンタヘッド部に供給するインク液を貯留するインクタンクを着脱自在に保持するインクタンクホルダと、インクタンクホルダに保持されたインクタンクのインク液をプリンタヘッド部に伝達するインク伝達部とを具備することを特徴とする。
この発明によれば、筐体より引き出し可能なディスクトレイにインクタンクを着脱自在に保持するインクタンクホルダを設けたので、ディスクトレイを引き出すことによって、正面よりインクタンクの交換作業を容易に行うことができる。
インクタンクホルダは、ディスクトレイのディスク状記録媒体が搭載される面にインクタンクの交換作業用の開口を設けたものとしてもよい。これにより、ディスクトレイを引き出せば、開口を通してインクタンクの交換作業を容易に行うことができる。
また、開口は、ディスクトレイの筐体からの引き出し方向の端部に設けられることが望ましい。ディスクトレイを引き出したときに開口が現れることで、インクタンクの交換作業を正面より開口を通して容易に行うことができる。
インク伝達部に屈曲可能なチューブを用いることで、筐体に対するディスクトレイの搬送時に柔軟に変形することによって、インク液の伝達経路が変形時のストレスで破断するようなことがない。屈曲可能なチューブには、伸縮自在で収縮復元力が付与されるようにカール状に加工されたチューブが好適である。
本発明のレーベルプリント機能搭載ディスクドライブによれば、インクタンクの交換作業を容易に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は本発明の第1の実施形態にかかるレーベルプリント機能搭載ディスクドライブの記録・再生時の平面図、図2はディスク排出時およびレーベルプリント時の平面図、図3は上記の各状態時の側面図であり、(a)は記録・再生時の側面図、(b)はディスク排出時およびレーベルプリント時の側面図である。
本実施形態のレーベルプリント機能搭載ディスクドライブ100は、たとえばDVD(Digital Versatile Disc)−RやCD−Rなどの追記型ディスク、DVD−RW、CD−RW、BD(Blu−ray Disc)などの書き替え型ディスクなどのディスク状記録媒体Dに対する情報の記録または再生を行うディスクドライブである。これに搭載されたレーベルプリント機能とは、ディスク状記録媒体Dのデータ記録面とは反対側の面であるレーベル面に文字や画像をインクによりプリントする機能である。
本実施形態のレーベルプリント機能搭載ディスクドライブ100の筐体1内には、ディスク状記録媒体Dを保持して駆動するスピンドルモータ2、ディスク状記録媒体Dのデータ記録面にレーザ光を照射して記録または再生を行う光ピックアップ3、さらには図示は省略したが後述するディスクトレイ5を筐体1の内外を搬送するためのローディング機構などが内蔵されている。光ピックアップ3は一対のガイド軸4R,4Lにディスク状記録媒体Dの径方向に搬送可能に支持されている。光ピックアップ3には、一対のガイド軸4R,4Lに沿って自らを搬送駆動するための図示しない送り機構が搭載されている。
ディスクトレイ5は、上記のローディング機構によって筐体1の内外を搬送可能なように設けられている。ディスクトレイ5の上面には、ディスク状記録媒体Dの外形に適合するディスク搭載凹部6が形成され、ディスクトレイ5はこのディスク搭載凹部6にディスク状記録媒体Dをそのデータ記録面を裏向きにセットした状態で搬送される。また、ディスクトレイ5のディスク搭載凹部6には、ディスクトレイ5の裏側からスピンドルモータ2のディスク保持部2aの挿入を可能にし、かつ光ピックアップ3の少なくとも対物レンズ部分をディスクトレイ5に搭載されたディスク状記録媒体Dのデータ記録面に対して開口するための穴部8が設けられている。
ディスク保持部2aはスピンドルモータ2の駆動軸の先端に固定された部品である。ディスク保持部2aは、筐体1の内側に回転自在に取り付けられたクランプ部材7との間で、ディスク状記録媒体Dのセンター穴の周辺部を挟持してディスク状記録媒体Dを保持するものである。ディスク保持部2aとクランプ部材7とはたとえばマグネットなどの結合手段によって結合される。
ディスクトレイ5は図示しないローディング機構によって筐体1内に引き込まれ(ローディング)、筐体1内に全体が収容される。このディスクトレイ5のローディング動作と連動して、スピンドルモータ2が駆動軸の軸方向に一定量移動する。これにより、スピンドルモータ2のディスク保持部2aがディスクトレイ5の穴部8を通り抜け、ディスクトレイ5のディスク搭載凹部6にセットされているディスク状記録媒体Dのセンター穴の周辺面と当接してディスク搭載凹部6からディスク状記録媒体Dを若干量押し上げ、クランプ部材7との間でディスク状記録媒体Dを保持する。この状態でスピンドルモータ2を起動させることによってディスク状記録媒体Dが回転され、光ピックアップ3からレーザ光を出射してディスク状記録媒体Dのデータ記録面に集光させることによって、ディスク状記録媒体Dに対してデータの記録または再生が行われる。
また、ディスクトレイ5は図示しないローディング機構によって筐体1内から引き出される(アンローディング)。このディスクトレイ5のアンローディング動作と連動して、スピンドルモータ2が駆動軸の軸方向にローディング時とは逆方向に一定量移動する。これにより、ディスク保持部2aとクランプ部材7とによるディスク状記録媒体Dの保持が解除され、ディスク状記録媒体Dはディスクトレイ5のディスク搭載凹部6に収まる。ディスク状記録媒体Dがディスクトレイ5のディスク搭載凹部6に収まった後もディスクトレイ5のアンローディングは継続され、最終的に筐体1から排出され、ディスクトレイ5のディスク搭載凹部6からディスク状記録媒体Dを取り出すことが可能になる。
筐体1の一側面には、ディスクトレイ5を出し入れするための窓9と、ディスクトレイ5の出し入れに連動して上記の窓9を開閉する扉10が設けられている。
次に、このレーベルプリント機能搭載ディスクドライブ100に搭載されたレーベルプリント機能の構成を説明する。
ディスクトレイ5を出し入れするための窓9の内側にはプリンタヘッドを搭載したラインヘッドモジュール11が配置されている。ラインヘッドモジュール11は、自身に搭載されたプリンタヘッドのヘッド面が、筐体1から引き出されたディスクトレイ5に収容されたディスク状記録媒体Dのレーベル面と対向するように配置されている。ラインヘッドモジュール11のプリンタヘッドはディスク状記録媒体Dの直径に相当する印字有効幅を有しており、ディスクトレイ5の一回の搬送(ローディングあるいはアンローディング)により、ディスク状記録媒体Dのレーベル面の全面に印刷を行うことができる。
ディスクトレイ5の引き出し方向の端部には、たとえば4色のインクタンク12を保持するインクタンクホルダ(図示せず)が設けられている。ディスクトレイ5のディスク状記録媒体Dが搭載される側の面には、インクタンクホルダへのアプローチ用の開口13すなわちインクタンク12の交換作業用の開口13が設けられている。この開口13は筐体1から引き出されたディスクトレイ5の領域の一部に設けられている。この開口13には着脱自在な蓋14が取り付けられており、この蓋14の表側には、ディスクトレイ5のディスク搭載凹部6の一部が形成されている。また、蓋14のアンローディング方向の表側端部には、手作業でこの蓋14を開口13より取り外すための爪部15が突出して設けられており、この爪部15にユーザが指先などを引っ掛けて持ち上げることによって、蓋14を開口13から取り外すことが可能となっている。
また、インクタンクホルダにはインク導入部16が併設されている。このインク導入部16は、インクタンクホルダにセットされたインクタンク12からインク液を導入して、インク伝達部であるインク誘導用チューブ17を通じてラインヘッドモジュール11にインク液を供給するためのモジュールである。インク誘導用チューブ17は4色のインクタンク12の各色のインク液を個別に伝達可能なように4本または4本以上の屈曲可能なチューブを束ねて周囲に被覆をして見かけ上一本のチューブとしたものである。
インク導入部16のディスクトレイ5の搬送方向に沿った一方の側面部には、インク液のための流路を有する第1のチューブ連結部18が突出して設けられており、この第1のチューブ連結部18には上記のインク誘導用チューブ17の一端が連結されている。インク誘導用チューブ17の他端は、ラインヘッドモジュール11のディスクトレイ5の搬送方向に沿った一方の側面部に突出して設けられた第2のチューブ連結部20と連結されている。このラインヘッドモジュール11の第2のチューブ連結部20はラインヘッドモジュール11内のプリンタヘッドにインクを供給するためのインク流路を有する。インク誘導用チューブ17には屈曲可能なチューブが用いられている。このインク誘導用チューブ17は、ディスクトレイ5の自身の搬送方向に沿った一方の側面に這わせるようにして配置されている。ディスクトレイ5の当該側面の引き込み方向側の端部には、インク誘導用チューブ17を支持するチューブ支持部19が設けられており、したがって、インク誘導用チューブ17はこのチューブ支持部19とインク導入部16の第1のチューブ連結部18との少なくとも2ヶ所で支持されている。これにより、ディスクトレイ5の搬送過程でインク誘導用チューブ17が大きな撓みなどの変形を起こして筐体1内部の光ピックアップ3などの可動部と干渉することはない。
インク誘導用チューブ17は、ディスクトレイ5の第1のチューブ連結部18による連結点とラインヘッドモジュール11の第2のチューブ連結部20との間にU字状の曲りを形成することとなる。インク誘導用チューブ17の長さはディスクトレイ5が筐体1内に収容されている時点で上記の曲りの形成に必要な余長分を見込んで最短となるように選定される。これにより、ディスクトレイ5が引き出されているときにできるインク誘導用チューブ17の無拘束な部位を最短にできる。
上記のようなレーベルプリント機能搭載ディスクドライブ100によれば、ディスクトレイ5のローディングあるいはアンローディングによってディスク状記録媒体Dとラインヘッドモジュール11のプリンタヘッドとを相対的に移動させることで、ディスク状記録媒体Dのレーベル面への印刷を行うことができる。
また、筐体1より引き出されたディスクトレイ5の領域にインクタンク12を着脱自在に保持するインクタンクホルダの開口13を設けたので、ディスクトレイ5を引き出し、開口13の蓋14を外すことで、正面よりインクタンク12の交換作業を容易に行うことができる。
さらに、このレーベルプリント機能搭載ディスクドライブ100では、ディスクトレイ5に装着されたインクタンク12と筐体1に設けられたラインヘッドモジュール11との間のインク液の伝達に屈曲可能なチューブであるインク誘導用チューブ17を用いたので、筐体1に対するディスクトレイ5の搬送時に柔軟に変形することによって、インク液の伝達経路が変形時のストレスで破断するようなことがない。
図4は本発明の第2の実施形態にかかるレーベルプリント機能搭載ディスクドライブ200に関する図であり、(a)は記録・再生時の平面図、(b)は(a)の側面図、(c)はディスク排出時およびレーベルプリント時の平面図である。
同図に示すように、ディスクトレイ5の搬送方向に沿った一方の側壁21にインク誘導用チューブ17を引き出し可能な溝穴21を設け、この溝穴21を通じてインク誘導用チューブ17を、インク導入部16の第1のチューブ連結部18とラインヘッドモジュール11の第2のチューブ連結部20との間に接続することで、インク誘導用チューブ17の必要長を短くすることができる。ここで、溝穴21のディスクトレイ5のローディング方向の末端は開放部21aとなっており、ディスクトレイ5のローディング時およびアンローディング時に、インク誘導用チューブ17がその開放部21aを出入りするようになっている。その他の構成は第1の実施形態と同じである。このような構成にすれば、インク誘導用チューブ17の全長をより短くすることができ、筐体1内部の光ピックアップ3などの可動部との干渉を回避することができる。
図5および図6は本発明の第3の実施形態にかかるレーベルプリント機能搭載ディスクドライブ300に関する図であり、図5(a)は記録・再生時の平面図、図6(a)はその側面図、図5(b)はディスク排出時およびレーベルプリント時の平面図、図6(b)はその側面図である。
本実施形態は、前記の実施形態の屈曲可能なインク誘導用チューブ17に代えて、伸縮自在で収縮復元力が付与されるようにカール状に加工されたチューブ(カールチューブ)22を用いたものである。4色のインクタンク12が用いられているため、具体的には、カールチューブ22は、各々のカラーのインクに対応する計4本もしくは4本以上のカールチューブを束ねて見かけ上1本のチューブとし、さらにこれをカール状に加工したものなどが用いられている。
図7および図8は本発明の第4の実施形態にかかるレーベルプリント機能搭載ディスクドライブ400に関する図であり、図7(a)は記録・再生時の平面図、図8(a)はその側面図、図7(b)はディスク排出時およびレーベルプリント時の平面図、図8(b)はその側面図である。
本実施形態は、インク誘導用チューブ17とカールチューブ22とを併用したものである。インク誘導用チューブ17とカールチューブ22とは連結部材23を介して連結されている。この実施形態では、連結部材23からインクタンク12寄りのチューブとしてカールチューブ22を、連結部材23からラインヘッドモジュール11よりのチューブとしてインク誘導用チューブ17を用いたが、逆に連結部材23からインクタンク12寄りのチューブとしてインク誘導用チューブ17を、連結部材23からラインヘッドモジュール11よりのチューブとしてカールチューブ22を用いてもよい。
図9は本発明の第5の実施形態にかかるレーベルプリント機能搭載ディスクドライブ500に関する図であり、(a)は記録・再生時の平面図、(b)はディスク排出時およびレーベルプリント時の平面図である。
この実施形態では、ディスクトレイ5のローディング方向の端部に第1の連結部231が配置され、この第1の連結部231とインクタンク12側の第1のチューブ連結部18との間は第1のインク誘導用チューブ171で接続されている。また、筐体1のローディング方向の端部には第2の連結部232が配置されており、この第2の連結部232とラインヘッドモジュール11側の第2のチューブ連結部20との間は第2のインク誘導用チューブ172で接続されている。そして、第1の連結部231と第2の連結部232との間はカールチューブ22で接続されている。すなわち、本実施形態では、距離が可変する部分にだけ伸縮自在で収縮復元力を有するカールチューブ22を採用したことで、ディスクトレイ5のローディング時およびアンローディング時の変形に対して耐性の向上を図れる。
図10は本発明の第6の実施形態にかかるレーベルプリント機能搭載ディスクドライブ600に関する図であり、(a)は記録・再生時の平面図、(b)はディスク排出時およびレーベルプリント時の平面図である。
本実施形態は、第5の実施形態の構成において、カールチューブ22を筐体1の外に配置したものである。その他の構成は第4の実施形態のものと同じである。
次に、本発明の第7の実施形態として、2つのインクタンクを用いたレーベルプリント機能搭載ディスクドライブについて説明する。
図11は本実施形態にかかるレーベルプリント機能搭載ディスクドライブ700に関する図であり、(a)は記録・再生時の平面図、(b)はディスク排出時およびレーベルプリント時の平面図である。
ディスクトレイ5には、たとえば2色のインクタンク12L,12Rをそれぞれ保持する2つのインクタンクホルダ(図示せず)が、ディスクトレイ5の搬送方向に沿う中心線を基準に左右対称に設けられている。これらのインクタンクホルダはディスクトレイ5のディスク状記録媒体Dのディスク搭載凹部6の裏側の部分に設けられている。また、ディスクトレイ5にはインクタンクホルダへのアプローチ用の開口13L,13Rすなわちインクタンク12L,12Rの交換作業用の開口13L,13Rがそれぞれ設けられている。これらの開口13L,13Rには着脱自在な蓋14L,14Rがそれぞれ取り付けられており、これらの蓋14L,14Rの表側には、ディスクトレイ5のディスク搭載凹部6の一部が形成されている。また、蓋14L,14Rのディスクトレイ5の搬送方向に沿う一方の端部には、手作業でこの蓋14L,14Rを開口13L,13Rより取り外すための爪部15L,15Rが突出して設けられており、この爪部15L,15Rにユーザが指先などを引っ掛けて持ち上げることによって、蓋14L,14Rを開口13L,13Rから取り外すことが可能となっている。
各々のインクタンクホルダには図示しないインク導入部が併設されている。これらのインク導入部の先端には第1のチューブ連結部18L,18Rがそれぞれ設けられている。また、ディスクトレイ5のローディング方向の端部には第1の連結部231L,231Rがそれぞれ配置され、第1の連結部231L,231Rと上記の第1のチューブ連結部18L,18Rとの間は第1のインク誘導用チューブ171L,171Rで接続されている。一方、筐体1のローディング方向の端部には第2の連結部232L,232Rが配置されており、これらの第2の連結部232L,232Rとラインヘッドモジュール11側の第2のチューブ連結部20L,20Rとの間は第2のインク誘導用チューブ172L,172Rで接続されている。そして、第1の連結部231L,231Rと第2の連結部232L,232Rの間はカールチューブ22L,22Rでそれぞれ接続されている。
なお、この実施形態では、2つのインクタンク12L,12Rからラインヘッドモジュール11にインク液を伝達する手段として、インク誘導用チューブとカールチューブとを併用したものを採用したが、上記の第1の実施形態、第2の実施形態のように、インク誘導用チューブのみを用いた構成を採用してもよい。また、第3の実施形態のように、カールチューブを単体で使用した構成としてもよい。
次に、本発明の第8の実施形態として、3つのインクタンクを用いたレーベルプリント機能搭載ディスクドライブについて説明する。
図12は本実施形態にかかるレーベルプリント機能搭載ディスクドライブ800に関する図であり、(a)は記録・再生時の平面図、(b)はディスク排出時およびレーベルプリント時の平面図である。
ディスクトレイ5には、たとえば2色のインクタンク12L,12R、12Cをそれぞれ保持する3つのインクタンクホルダ(図示せず)が設けられている。そのうち2つのインクタンクホルダはディスクトレイ5の搬送方向に沿う中心線を基準に左右対称に設けられ、他の一つは、ディスクトレイ5のアンローディング方向側(正面側)の端部に設けられている。これらのインクタンクホルダはディスクトレイ5のディスク状記録媒体Dのディスク搭載凹部6の裏側の部分に設けられている。また、ディスクトレイ5にはインクタンクホルダへのアプローチ用の開口13L,13R,13Cすなわちインクタンク12L,12R,12Cの交換作業用の開口13L,13R,13Cがそれぞれ設けられている。これらの開口13L,13R,13Cには着脱自在な蓋14L,14R,14Cがそれぞれ取り付けられており、これらの蓋14L,14R,14Cの表側には、ディスクトレイ5のディスク搭載凹部6の一部が形成されている。また、これらの蓋14L,14R,14Cの一方の端部には、手作業でこの蓋14L,14R,14Cを開口13L,13R,13Cより取り外すための爪部15L,15R,15Cが突出して設けられている。
各インクタンクホルダには図示しないインク導入部がそれぞれ併設されている。これらのインク導入部にはそれぞれ第1のチューブ連結部18L,18R,18Cが設けられている。
一方、ディスクトレイ5のローディング方向の端部の左右には2つの第1の連結部231L,231Rが設けられている。左側の第1の連結部231Lと左側のインクタンク12Lに対応する第1のチューブ連結部18Lとの間は第1のインク誘導用チューブ171Lで接続されている。右側の第1の連結部231Rは、右側のインクタンク12Rに対応する第1のチューブ連結部18Rおよび正面側のインクタンク12Cに対応する第1のチューブ連結部18Cと第1のインク誘導用チューブ171Rで接続されている。すなわち、右側の第1の連結部231Rおよび第1のインク誘導用チューブ171Rは2つのインクタンク12R,12Cの各インク液をそれぞれ個別に供給する流路を有している。
一方、筐体1のローディング方向側(奥側)の端部には第2の連結部232L,232Rが配置されており、これらの第2の連結部232L,232Rとラインヘッドモジュール11側の第2のチューブ連結部20L,20Rとの間は第2のインク誘導用チューブ172L,172Rで接続されている。そして、第1の連結部231L,231Rと第2の連結部232L,232Rの間はカールチューブ22L,22Rでそれぞれ接続されている。
なお、この実施形態では、3つのインクタンク12L,12R,12Cからラインヘッドモジュール11にインク液を伝達する手段として、インク誘導用チューブとカールチューブとを併用したものを採用したが、上記の第1の実施形態、第2の実施形態のように、インク誘導用チューブのみを用いた構成を採用してもよい。また、第3の実施形態のように、カールチューブを単体で使用した構成としてもよい。
インクタンクの交換を行うための制御指令を用意しておき、コントローラがこの制御指令を受けた場合には、ディスクトレイを交換作業用の開口13が現れる位置まで引き出すようにローディング機構を駆動するように構成してもよい。これにより、インクタンクの交換作業時にディスクトレイに大きな負荷が加わった際に発生するモーメントをより小さくすることができ、ディスクトレイの支持構造の強度を高くするといったコストアップ要因を排除できる。
なお、本発明は、上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明の第1の実施形態にかかるレーベルプリント機能搭載ディスクドライブの記録・再生時の平面図。 図1のレーベルプリント機能搭載ディスクドライブのディスク排出時およびレーベルプリント時の平面図。 図1のレーベルプリント機能搭載ディスクドライブの側面図である。 本発明の第2の実施形態にかかるレーベルプリント機能搭載ディスクドライブに関する平面図および側面図。 本発明の第3の実施形態にかかるレーベルプリント機能搭載ディスクドライブに関する平面図。 本発明の第3の実施形態にかかるレーベルプリント機能搭載ディスクドライブに関する側面図。 本発明の第4の実施形態にかかるレーベルプリント機能搭載ディスクドライブに関する平面図。 本発明の第4の実施形態にかかるレーベルプリント機能搭載ディスクドライブに関する側面図。 本発明の第5の実施形態にかかるレーベルプリント機能搭載ディスクドライブに関する平面図。 本発明の第6の実施形態にかかるレーベルプリント機能搭載ディスクドライブに関する平面図。 本発明の第7の実施形態にかかるレーベルプリント機能搭載ディスクドライブに関する平面図。 本発明の第8の実施形態にかかるレーベルプリント機能搭載ディスクドライブに関する平面図。
符号の説明
D ディスク状記録媒体
1 筐体
2 スピンドルモータ
3 光ピックアップ
5 ディスクトレイ
6 ディスク搭載凹部
9 窓
10 扉
11 ラインヘッドモジュール
12 インクタンク
13 開口
14 蓋
17 インク誘導用チューブ
22 カールチューブ
100 レーベルプリント機能搭載ディスクドライブ

Claims (6)

  1. 筐体内に出し入れされる、ディスク状記録媒体を搭載可能なディスクトレイと、
    前記ディスクトレイによって前記筐体内に搬入された前記ディスク状記録媒体に対して記録を行う記録部と、
    前記ディスクトレイに搭載された前記ディスク状記録媒体のレーベル面に印刷を行うプリンタヘッド部と、
    前記ディスクトレイに設けられ、前記プリンタヘッド部に供給するインク液を貯留するインクタンクを着脱自在に保持するインクタンクホルダと、
    前記インクタンクホルダに保持された前記インクタンクのインク液を前記プリンタヘッド部に伝達するインク伝達部と
    を具備することを特徴とするレーベルプリント機能搭載ディスクドライブ。
  2. 前記インクタンクホルダは、前記ディスクトレイの前記ディスク状記録媒体が搭載される面に前記インクタンクの交換作業用の開口を有することを特徴とする請求項1に記載のレーベルプリント機能搭載ディスクドライブ。
  3. 前記開口は、前記ディスクトレイの前記筐体からの引き出し方向の端部に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のレーベルプリント機能搭載ディスクドライブ。
  4. 前記インク伝達部は、屈曲可能なチューブであることを特徴とする請求項1に記載のレーベルプリント機能搭載ディスクドライブ。
  5. 前記屈曲可能なチューブが、伸縮自在で収縮復元力が付与されるようにカール状に加工されたチューブであることを特徴とする請求項4に記載のレーベルプリント機能搭載ディスクドライブ。
  6. 前記インクタンクホルダが、前記ディスクトレイに複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載のレーベルプリント機能搭載ディスクドライブ。
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