JP2007187634A - 三次元形状計測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の三次元形状計測装置において対象物の内面を計測しようとすると、装置が大きいため対象物の径が制限されたり、計測範囲が制限されるというような課題があった。
【解決手段】本発明では、このような課題を解決するために、スリット光源6と、このスリット光源のスリット光の照射方向に配置したスリット光反射用ミラー11と、このスリット光反射用ミラーによって反射したスリット光が照射される対象物2を撮像するように配置したカメラ7とから構成した三次元形状計測装置を提案している。
【選択図】図1

Description

本発明は三次元形状計測装置、特に光切断法を用いた三次元形状計測装置に関するものである。
スリット光源から扇状に拡がるスリット光を対象物に照射すると共に,カメラで対象物を撮像し,スリット光が対象物に生じる輝線により対象物の三次元形状を計測する光切断法を用いた三次元形状計測装置は,従来から各種の構成が提案されている。
このような三次元形状計測装置を用いて、筒状部品等の対象物の内面の3次元形状の計測を行う場合、従来は、例えば図7に示すようにスリット光源aとカメラbの両方を対象物c内に入れて計測を行う方法と、図8又は図9に示すようにスリット光源aとカメラbは対象物cの外側に配置し、代わりに反射ミラーdを対象物c内に入れて計測を行う方法がある。例えば特許文献1には、前者の方法が記載されている。
特許第2947670号公報
スリット光源とカメラの両方を対象物の内部に入れて計測する前者の方法は、入れる装置の小型化が困難であるため、内径の大きな対象物でないと計測ができず、またスリット光源とカメラを対象物の外側に配置し、反射ミラーを対象物の内部に入れて計測を行う後者の方法では、反射ミラーは、カメラの撮像範囲に合わせる必要があるため比較的大きくならざるを得ず、反射ミラーが大きくなるために対象物の内径の大きさに制限が生じ、また対象物の内部に突出部e等が有ると反射ミラーと干渉を生じるため計測範囲が制限される等の課題があった。
本発明は、以上の課題を解決することを目的とするものである。
本発明では、上述した課題を解決するために、スリット光源と、このスリット光源のスリット光の照射方向に配置したスリット光反射用ミラーと、このスリット光反射用ミラーによって反射したスリット光が照射される対象物を撮像するように配置したカメラとから構成した三次元形状計測装置を提案する。
また本発明では、上記の構成において、スリット光源とカメラを設置した器体に支持棒体を突設し、支持棒体の先端にスリット光反射用ミラーを支持した構成を提案する。そして本発明では、この構成において、支持棒体は左右一対とし、それらの間の空間部を通してカメラにより対象物の撮像を行う構成とすることを提案する。
また本発明では、上記の構成において、対象物を支持する回転支持台の上方に案内部材に沿って移動可能な支持部材を設置すると共に、器体を支持部材の下方に伸縮支持棒体により支持した構成を提案する。
本発明では、筒状部品等の対象物の内面の3次元形状の計測を行う場合、スリット光源とカメラを設置した器体は対象物の内部に入れず、反射用ミラーのみを対象物の内部に入れて光切断法による内面の三次元形状の計測を行うので、内径が小さい対象物についても計測を行うことができる。特に、本発明では、対象物の内部に入れる反射用ミラーはスリット光を反射させるものであって、カメラの撮像用のミラーは全く用いないか、あるいは外側に配置する。このため、対象物の内部に入れる反射用ミラーは、スリット光のみを反射させれば良いので、非常に小さく構成することができ、従って対象物の内径の大きさに制限が生じたり、対象物の内部の突出部等により計測範囲が制限されることもない。
本発明では、このように筒状部品等の対象物の内面の3次元形状の計測を良好に行うことができるのであるが、計測対象は、内面のみならず、外面の計測も行えることは勿論である。
対象物を支持する回転支持台の上方に案内部材に沿って移動可能な支持部材を設置すると共に、器体を支持部材の下方に伸縮支持棒体により支持した構成では、対象物を支持する回転支持台により対象物を回転させ、また伸縮棒体により器体を上下させることにより、対象物の内部全体を計測することができる。
次に本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る三次元形状計測装置の構成と動作を模式的に示す説明図である。
符号1は対象物2を回転可能に支持する回転支持台であり、この回転支持台1の上方に案内部材3が設置されており、この案内部材3には、それに沿って移動可能な支持部材4が設置されている。符号5は器体であり、この器体5にはスリット光源6とカメラ7を設置しており、器体5は、支持部材4の下方に伸縮支持棒体8を介して上下動可能に支持されている。
スリット光源6は図中破線で示すスリット光9を鉛直方向に照射するように配置されている。器体5の下側には、図3に示すように左右一対の支持棒体10を鉛直下方に突設しており、支持棒体10の下側に反射用ミラー11を設けており、その反射面12は水平面に対して45°傾けている。一方、カメラ7は、スリット光源6に対して、スリット光源6からのスリット光9が反射用ミラー11の反射面12によって反射して向かう側とは逆の側に配置されており、その光軸13は、スリット光源6からのスリット光9が反射用ミラー11の反射面12によって反射して照射される方向に向いている。従って、この実施の形態では、カメラ7は、左右一対の支持棒体10の間の空間部14を通してカメラ7により対象物2の撮像を行う構成としている。
以上の構成において、スリット光源6から鉛直下方に照射されたスリット光9は反射用ミラー11の反射面12によって図中左方に反射して対象物2の内面15に照射される。このようにスリット光9が照射されている対象物2の内面15をカメラ7により撮像することにより、図4に示されるような画像16が得られ、画像16中のスリット光9の像9’を用いて光切断法により対象物の2の内面15の三次元形状を得ることができる。尚、図中10’は、左右一対の支持棒体10の像を示すものである。
以上の光切断法による計測動作を、回転支持台1により対象物2を回転させつつ行うことにより、ある高さにおける対象物2の内周面全体の三次元形状を計測することができる。そして、図2に示すように、伸縮支持棒体8を動作させて、器体5を上昇(又は下降)させつつ上記計測を行うことにより、対象物2の全内周面の三次元形状を計測することができる。
このように本発明では、対象物2の内面15の3次元形状の計測を行う場合、スリット光源6とカメラ7を設置した器体5は対象物2の内部に入れず、支持棒体10によって支持した反射用ミラー11のみを対象物2の内部に入れて光切断法による内面15の三次元形状の計測を行うので、内径が小さい対象物2についても計測を行うことができる。
特に、本発明では、対象物2の内部に入れる反射用ミラー11はスリット光9を反射させるものであって、カメラ7の撮像用のミラーは全く用いていないので、対象物2の内部に入れる反射用ミラー11は、スリット光9のみを反射させれば良く、従って非常に小さく構成することができ、対象物2の内径の大きさに制限が生じたり、対象物2の内部に突出部17等が在っても計測範囲が制限されることがない。
一方、この実施の形態の三次元形状計測装置では、図5に示すように、支持部材4を案内部材3に沿って移動させることにより器体5を図中右方向に移動し、反射用ミラー11を対象物2の外面18よりも外側に至らせ、この状態で、上述したように光切断法を用いて対象物2の外面18の三次元形状の計測を行うことができる。
また図6に示すように、案内部材3に2つの支持部材4を独立して移動可能に支持し、これらの支持部材4の夫々に上記器体5を支持して、夫々計測可能に構成すれば、対象物2の内面15の計測と、外面18の計測を同時に行うようにすることもできる。
本発明の三次元形状計測装置は、以上のとおり、筒状部品等の対象物の内面の3次元形状の計測を行う場合、スリット光源とカメラを設置した器体は対象物の内部に入れず、反射用ミラーのみを対象物の内部に入れて光切断法による内面の三次元形状の計測を行うので、内径が小さい対象物についても計測を行うことができる。特に、本発明では、対象物の内部に入れる反射用ミラーはスリット光を反射させるものであって、カメラの撮像用のミラーは全く用いないか、あるいは外側に配置する。このため、対象物の内部に入れる反射用ミラーは、スリット光のみを反射させれば良いので、非常に小さく構成することができ、従って対象物の内径の大きさに制限が生じたり、対象物の内部の突出部等により計測範囲が制限されることもないという効果があり、産業上の利用可能性が大である。
本発明に係る三次元形状計測装置の構成と動作を模式的に示す説明図である。 本発明に係る三次元形状計測装置の構成と他の動作を模式的に示す説明図である。 反射用ミラーの構成を示す斜視図である。 カメラの撮像画像の一例を示すものである。 本発明に係る三次元形状計測装置の構成と他の動作を模式的に示す説明図である。 本発明に係る三次元形状計測装置の他の構成と動作を模式的に示す説明図である。 従来の3次元形状計測装置における対象物の内面の計測方法を模式的に示す説明図である。 従来の3次元形状計測装置における対象物の内面の計測方法を模式的に示す説明図である。 従来の3次元形状計測装置における対象物の内面の計測方法を模式的に示す説明図である。
符号の説明
1 回転支持台
2 対象物
3 案内部材
4 支持部材
5 器体
6 スリット光源
7 カメラ
8 伸縮支持棒体
9 スリット光
10 支持棒体
11 反射用ミラー
12 反射面
13 光軸
14 空間部
15 内面
16 画像
17 突出物
18 外面

Claims (4)

  1. スリット光源と、このスリット光源のスリット光の照射方向に配置したスリット光反射用ミラーと、このスリット光反射用ミラーによって反射したスリット光が照射される対象物を撮像するように配置したカメラとから構成したことを特徴とする三次元形状計測装置。
  2. スリット光源とカメラを設置した器体に支持棒体を突設し、支持棒体の先端にスリット光反射用ミラーを支持したことを特徴とする請求項1に記載の三次元形状計測装置。
  3. 支持棒体は左右一対とし、それらの間の空間部を通してカメラにより対象物の撮像を行う構成としたことを特徴とする請求項2に記載の三次元形状計測装置。
  4. 対象物を支持する回転支持台の上方に案内部材に沿って移動可能な支持部材を設置すると共に、器体を支持部材の下方に伸縮支持棒体により支持したことを特徴とする請求項2に記載の三次元形状計測装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012145441A (ja) * 2011-01-12 2012-08-02 Daido Steel Co Ltd ワーク寸法測定装置

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