JP2007187327A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】室内機上面の清掃性は困難であり、外観を損ねる原因となる。また、フィルターの埃による性能低下・フィルター掃除の煩わしさもあった。さらに、フィルター掃除時にパネル等の開閉に必要な上方スペースが確保できず、取付け不可能な機種もあった。
【解決手段】運転時も室内機内部に納まる可動パネルを配置することで、パネル開閉用にユニット寸法以外の寸法が必要なく、運転停止時は上面吸込み部にパネルを配置して埃等の侵入防止、運転開始時にはパネル移動によるフィルターの自動掃除、さらに停止時の全面フラット化による清掃性を向上する構造とした。
【選択図】図1
【解決手段】運転時も室内機内部に納まる可動パネルを配置することで、パネル開閉用にユニット寸法以外の寸法が必要なく、運転停止時は上面吸込み部にパネルを配置して埃等の侵入防止、運転開始時にはパネル移動によるフィルターの自動掃除、さらに停止時の全面フラット化による清掃性を向上する構造とした。
【選択図】図1
Description
本発明は、送風源で起風され、フィルター掃除の自動化・停止時の埃侵入防止・パネル開閉時の必要スペースの除去を目的とした可動可能なパネルを吸込み口に用いた空気調和機に関するものである。
従来空気調和機の吸込み口には室内側熱交換器の上流側に熱交換器への埃付着を防止する為にフィルターが取り付けられている。このフィルターは比較的目の粗いもので、肉眼で確認できる程度の大きさの埃を捕集することを主な目的としている。
さらに、リモコンでフィルターの掃除をするための信号を送信し、フィルターの埃を除去する工夫がなされている。
ところが、フィルターより上流に配置されたグリル等の清掃は困難であり、埃の集積し易いグリルの取外し作業を行う必要があった。
記載した従来の空気調和機では、次のような問題があった。
空気調和機の上面は埃等の集積が多く、清掃が困難である。特に長期間使用しない季節後のフィルターの目に付着した埃の掃除は困難であり、空気調和機本体の上面に集積した埃も外観を損ねてしまう状態となった。さらに、フィルター清掃時にグリル・パネルを開閉するときに埃の付着したグリル・パネルを操作して清掃する必要があった。
また、フィルターの掃除をしない場合で運転を継続した場合の通風抵抗増加による風量低下の影響で、冷房・暖房能力の低下の原因にもなった。
さらに、フィルターの掃除を行う為、グリル・パネルの開閉をする必要があり、動作スペースが必要であった。動作スペースが原因で据付け不可能な条件もあった。
そこで本発明では、空気調和機上面に可動するパネルを配置する構造とし、運転停止・開始時にも外観寸法が変わらなく、運転停止時には上記吸込み口からの埃侵入を防止し、運転開始のタイミングにフィルターを自動清掃する空気調和機を提案する。
上記課題を解決するために本発明では、室内機の吸込み口に開閉可能なパネルを有する空気調和機において、前記吸込み口を少なくとも上面に備え、この上面の吸込み口を、空気調和機の運転停止時に、パネルが前記フィルターと平行に移動し且つフィルター上流面に摺動接触して吸込み口を閉じる形態に配置した空気調和機とした。
可動パネルは、停止時には空気調和機上面に位置して埃の侵入を防止し、上面を全閉して清掃が簡単なフラットとなる構造とした。また、運転時にはパネルが正面に移動し、風量の多い上面吸込みをフィルターのみとし、風量の増加する構造とした。
さらに、運転開始時にパネルの裏・フィルター表面の埃を除去する構造とすることにより、フィルター掃除不要とする構造とした。すなわち、パネル下面部で埃を押しながら摺動して、埃をフィルターから除去する。
停止時にはパネルが上面に移動して位置する為、上面の吸込み口を塞ぐことにより、上方向からの埃の侵入を防止し、外見も溝等が減少してフラット化するため、空気調和機外側の清掃性が向上する。
運転開始時には、パネルが開くことで、自動的にパネル表面の埃の除去・フィルターの上流側面に付着した埃の除去を行う為、フィルター掃除が不要となり且つ埃が開閉の都度除去されて長期間堆積しないため、性能向上及び省電力になる。さらに、パネル下面部で埃を押しながら摺動することで、埃が丸められるように小さくなり、小スペースに収集することができる。
また、パネルも室内機の内部に隠れる為、上面が表面に見えることがなく、外観を損ねることもない。
さらに、パネル開閉のパネルの軌跡も空気調和機内の寸法内に納まる為、パネル開閉による据付けスペースの制限が無くなる。
図1は、本発明の実施の形態に関する空気調和機の室内機の内部を表す側断面図を示している。筐体1は、キャビネット2に着脱自在に被せられた化粧カバー3で形成され、化粧カバーの正面3aは固定構造となっている。化粧カバー3の上面には室内機の吸込み口4に、可動パネル4aが設けられ、全面下部には空気通路6内には化粧カバー3の内面に沿わせてキャビネット2寄りまで届くエアーフィルター7と三分割された熱交換器8とが配置されており、熱交換器8より熱交換された空気は送風機9により吸出し口5に送られ、室内への風向を調節するために風向板10を設けている。
前記吸込口4は熱交換器8のほぼ全域にスリット状に形成されている。熱交換器8の上流にはエアーフィルター7が配置している。エアーフィルター7の上流には可動式パネル4aを配置し、図1は停止時を示し、図2は運転時を示す。
運転開始時には図1の可動パネル4aが閉じた状態から図2の開いた状態に移動する。その時、可動パネル4aの下面に設けた凸部4bが、化粧カバー上部溝(前)3bに可動パネル4aの上面に溜まった埃を収集する。これと同時に可動パネル4aの下面に設けた凸部4bが、エアーフィルター7の上流面に摺動接触して、エアーフィルター7上流面の埃を下方向に押しながら誘導し、化粧カバー上部溝(後)3cに埃を収集する。この凸部4bを、可動パネル4aの開動作時に後部となる位置で、且つ開閉方向に複数並べて配置した。
尚、フィルターの吸込み側にスライド開閉する可動パネルを設けたものとしては、弊社出願の特開平08−296867号公報が挙げられる。しかしこれは、吸込口を使用しないときに通風部を閉鎖することで内部を汚れ難くし、これによって清掃をし易くすることを目的として設けたものである。この弊社出願の公開公報には、可動パネルでフィルターを清掃することについては、目的・課題・効果のいずれにも記載しておらず、示唆する記載すらない。よって、このものとは関係なく発明したものである。
図2の運転中では、可動パネル4aが化粧カバー3の内部に収納される配置となる。また、化粧カバー上部溝(前)3b・化粧カバー上部溝(後)3cに収集された埃等は、可動パネル4aの上面を拭くと同時に埃も収集可能となる。
この溝は、化粧カバー上部溝(前)3bの大きさが、化粧カバー上部溝(後)3cより大きくなっている。しかも、この化粧カバー上部溝(前)3bは化粧カバー上部溝(後)3cより低い配置となっている。このような化粧カバー上部溝(前)3bの大きさ及び低い配置となっていることにより、化粧カバー上部溝(後)3cに収納できない量の埃は化粧カバー上部溝(後)3cより低い化粧カバー上部溝(前)3bに移動する配置となる。また、化粧カバー上部溝(前)3bに収集した埃がある一定量を超えると、化粧カバー上部溝(前)3bから露出し、掃除機・拭き掃除等の目安となる。また、化粧カバー上部溝(前)3bと化粧カバー上部溝(後)3cは、いずれも化粧カバー3と一体の構造とした。これにより、組み立て等によるバラツキが無く、化粧カバー上部溝(前)3bと化粧カバー上部溝(後)3cとの間隔寸法を一定にできる。更に、化粧カバー上部溝(前)3bは、樹脂等の弾性のある材料で可動パネル4aの上面に接触する先端の形状を鋭角にする。これによって、可動パネル4aの上面に化粧カバー上部溝(前)3bの先端を摺動接触させても、弾性により可動パネル4aの上面に傷を付け難く、摺動接触するようにできるため可動パネル4aの上面の埃を収集可能となる。
さらに、可動パネル4aの下面には、断面形状が半円形状の凸部4bを複数設けている。この半円形状の凸部4bを有することにより、可動パネル4aがエアーフィルター7の上流面に沿って移動する時に、エアーフィルター7との接触面を傷付けること無く、埃を押し転がすようにかき集めることができる。埃を押し転がすようにすることで、丸められて小さくなった埃を、化粧カバー上部溝(後)3cに誘導し収納することができる。
運転停止時は可動パネル4aの上面・化粧カバー3・化粧カバー正面3aの表面がフラット化されて、室内機の外側全体の清掃性が向上する構造とした。
尚本実施例では、可動パネルが開いた状態に移動する時に埃を収集するが、可動パネルが閉じる状態に移動する時に埃を収集しても良い。閉じる時に埃を収集すると、次に運転をするまでの時間(日数)が長くなっても、埃中に菌が存在していたとしても埃が除去されるので菌の増殖を防ぐことができる。
1…室内ユニット筐体、2…キャビネット、3…化粧カバー、3a…化粧カバー正面、3b…化粧カバー上部溝(前)、3c…化粧カバー上部溝(後)、4…吸込み口、4a…可動パネル、4b…可動パネル下面の凸部、5…吸出し口、6…空気通路、7…エアーフィルター、8…熱交換器、9…送風機、10…風向板。
Claims (7)
- 空気調和機の室内ユニット筐体に室内熱交換器とフィルターを内蔵し、室内機の吸込み口に開閉可能なパネルを有する空気調和機において、前記吸込み口を少なくとも上面に備え、この上面の吸込み口を、空気調和機の運転停止時に、パネルが前記フィルターと平行に移動し且つフィルター上流面に摺動接触して吸込み口を閉じる形態に配置したことを特徴とする空気調和機。
- 請求項1記載において、運転中にパネルが移動し、上面吸込み口を全開する形態に配置されることを特徴とする空気調和機。
- 請求項1記載において、パネル下面に凸部を備え、この凸部がパネルの開動作時に後部となる位置で、且つ開閉方向に複数並べて配置され、運転開始時のパネル開放時に、上記凸部がフィルター表面の埃をコンパクト・且つ小スペースに納まるように収集することを特徴とする空気調和機。
- 請求項1記載において、運転開始時にパネルが移動する時に、化粧枠に配置された凹部でパネル表面の埃を収集し、パネル開閉と同時に停止中に蓄積した室内機上面の埃の掃除を行うことを特徴とする空気調和機。
- 請求項1記載において、運転中はパネルが室内機内部に収納可能な位置に配置されることを特徴とする空気調和機。
- 請求項1記載において、パネルを室内機の外形寸法内でスライド開閉する構成として、停止中・運転中共に室内機外観寸法が変わらないことを特徴とする空気調和機。
- 請求項1記載において、パネル開閉をスライド方向にして、開閉スペースを不要としたことを特徴とする空気調和機。
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2006
- 2006-01-11 JP JP2006003159A patent/JP2007187327A/ja not_active Withdrawn
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