JP2007186261A - パレット - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、物品のサイズに合わせて容易にパレットサイズを調整できるようにしながら、物品を安定して載置できるようにする。
【解決手段】
ブリッジ部材11の上面にメイン部材10を直交させたメインユニット3と、メイン部材10に連結される複数の長さ調整部材15の基端部を、メイン部材10の上面と同一の載置面をなすように形成した連結部材16により連結したサイドユニット5と、ブリッジ部材11により連結したメインユニット3どうしの間隔を調整する幅調整部材7とからなり、長さ調整部材15の側壁に開口24が形成され、かつ、締結用孔を長さ調整方向に配列した締結用板体19が、それら締結用孔を開口24に臨ませるようにして固設されているとともに、長さ調整部材15に形成された締結用孔に対向する壁面に遊挿孔が形成されており、メイン部材10と長さ調整部材15とが複数の締結部材17により締結されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、物品サイズに合わせてパレットサイズが調整できる伸縮自在のパレットに関する。
従来、物品の保管や輸送等においては、複数の物品等をパレットに載置して、一度に保管輸送することが行われ、パレットサイズは、荷崩れ防止等の観点から載置される物品サイズに対してミリメータのオーダで一致していることが望まれている。
従来からパレットについては種々提案されて実用に供されており、一般的なパレットは、木材を組み立てて形成されている。しかし、木製のパレットではパレットサイズを変えることができないため、種々の材料や寸法の物品に対して共用することができず、またパレットを保管する際もサイズ縮小ができないため多くのスペースを要するという問題がある。
このような事情を背景として、物品サイズに合わせてパレットサイズが変更できるようにしたパレットが提案されている(特許文献1参照)。このパレットは、図17に示すように、パレット本体100をなす縦フレーム112a,112b及び横フレーム113a,113bを、それぞれテレスコピックに伸縮可能な外パイプ112a,112bと内パイプ113a,113bとから二重管状に構成することにより、パレット本体100の大きさを適用される物品の大きさに応じて調節可能し、固定ピン115によりこれらを固定する構成となっている。
特開2002−68186号公報
しかしながら、上記構成からなるパレットでは以下のような問題がある。
すなわち、外パイプ112a,112bに内パイプ113a,113bが挿入される長さによりパレットサイズを調整可能にしているが、外パイプ112a,112bと内パイプ113a,113bとの上面は同じ高さでないため、段差が生じて載置された物品Pが傾いたり、振動したりすることが想定される。
外パイプ112a,112bや内パイプ113a,113bは角パイプから形成されているため、段差は数ミリ程度であるが、このような段差の発生するパレットに物品を載置し、それを複数段積みすると段数に応じて傾きが増大してしまう。また、物品が傾かない場合には、物品の一部が浮いた状態になる。このような状態では、運搬や移動の際に倒壊を起す恐れがあった。
また、外パイプ112a,112bと内パイプ113a,113bとは固定ピン115により固定される構成であり、作業の安全性等の観点から、例えば固定ピン115を外パイプ112a,112bと内パイプ113a,113bと貫通させ、その先端に割ピンを挿着する等により当該固定ピン115が容易に抜けたりしないようにする対策が必要になる。しかし、このような割ピンを用いることは部材点数が増えるため、パレットサイズの調整手間が増大してしまう不都合がある。
そこで本発明は、物品のサイズに合わせて容易にパレットサイズを調整できるようにしながら、物品を安定して載置できるようにしたパレットの提供を目的としている。
請求項1に記載した発明は、互いに平行に配列した複数のブリッジ部材の上面に、互いに平行に配列した複数のメイン部材を直交させて固定してなるメインユニットと、前記メイン部材にそれぞれ連結される複数の長さ調整部材の基端部を、メイン部材の上面と同一の載置面をなすように形成した連結部材により連結してなるサイドユニットと、前記ブリッジ部材を介して複数のメインユニットを連結し、かつ、連結したメインユニットどうしの間隔を調整するための複数の幅調整部材とから組み立てられ、物品を載置して搬送や保管等に用いるパレットであり、長さ調整部材が断面方形に形成した中空パイプであり、その長さ調整部材の両側壁の一方に長さ調整方向に長い長穴が形成され、かつ、締結部材を挿入締結するための複数の締結用孔を長さ調整方向に配列したナットプレートが上記長穴に内側壁面から固定されているとともに、メイン部材が断面方形に形成した中空パイプであり、長さ調整部材に形成された締結用孔に対向する一方の壁面に、ナットプレートの締結用孔に締結部材を遊挿するための複数の遊挿孔が形成されており、上記メイン部材と長さ調整部材とが、メイン部材の遊挿孔から遊挿された複数の締結部材により互いに締結されていることを特徴としている。
請求項2に記載した発明は、互いに平行に配列した複数のブリッジ部材の上面に、互いに平行に配列した複数のメイン部材を直交させて固定してなるメインユニットと、前記メイン部材にそれぞれ連結される複数の長さ調整部材の基端部を、メイン部材の上面と同一の載置面をなすように形成した連結部材により連結してなるサイドユニットと、前記ブリッジ部材を介して複数のメインユニットを連結し、かつ、連結したメインユニットどうしの間隔を調整するための複数の幅調整部材とから組み立てられ、物品を載置して搬送や保管等に用いるパレットであり、メイン部材の端部を、底壁の両辺縁にそれぞれ側壁を起立形成することにより上面を開口した断面コ字形に形成し、かつ、当該メイン部材の両側壁の互いに対向する位置に掛止用ピンを嵌入するための一対のピン嵌入孔を形成しているとともに、長さ調整部材の開放端部に、メイン部材のピン嵌入孔に嵌入した掛止用ピンに掛止する掛止部を形成していることを特徴としている。
請求項3に記載した発明は、互いに平行に配列した複数のブリッジ部材の上面に、互いに平行に配列した複数のメイン部材を直交させて固定してなるメインユニットと、前記メイン部材にそれぞれ伸縮可能に連結される複数の長さ調整部材の基端部を、メイン部材の上面と同一の載置面をなすように形成した連結部材により連結してなるサイドユニットと、前記ブリッジ部材を介して複数のメインユニットを連結し、かつ、連結したメインユニットどうしの間隔を調整するための複数の幅調整部材とから組み立てられ、物品を載置して搬送や保管等に用いるパレットであって、長さ調整部材の開放端部を、底壁の両辺縁にそれぞれ側壁を起立形成することにより上面を開口した断面コ字形に形成し、かつ、当該メイン部材の両側壁の互いに対向する位置に掛止用ピンを嵌入するための互いに対となるピン嵌入孔を複数対形成しているとともに、メイン部材の端部に、長さ調整部材のピン嵌入孔に嵌入した掛止用ピンに掛止する掛止部を形成していることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載した構成において、組み立てたときに、メイン部材と長さ調整部材の各上壁面が互いに同一の載置面をなすように、掛止用ピンに掛止部を掛止した長さ調整部材の下壁面をメイン部材の底壁に当接させて位置決めを行う位置決め構造を有していることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項2〜4のいずれかに記載したメイン部材が、断面コ字形に形成した端部を除く部分を中空の断面方形に形成していることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項2〜5のいずれかに記載した対となるピン嵌入孔を、メイン部材の長軸に沿って所定の間隔で配列していることを特徴としている。
請求項7に記載した発明は、請求項1〜6のいずれかに記載した各ユニットを互いに分解可能な組み立て構造にしていることを特徴としている。
請求項8に記載した発明は、請求項1〜7のいずれかに記載したメインユニットどうし、及びサイドユニットどうしを互いに互換性を有する構造にしていることを特徴としている。
請求項9に記載した発明は、請求項1〜8のいずれかに記載した前記幅調整部材が断面方形に形成した中空パイプであり、その幅調整部材をなす上下壁及び左右側壁の少なくともいずれかに開口が形成され、かつ、締結部材を挿入締結するための複数の締結用孔を幅調整方向に配列した締結用板体が、それら複数の締結用孔を上記開口に臨ませて固定されているとともに、ブリッジ部材が断面方形に形成した中空パイプであり、幅調整部材に形成された締結用孔に対向する上下壁及び左右側壁のいずれかに、締結用板体の締結用孔に締結部材を遊挿するための複数の遊挿孔が形成されており、上記ブリッジ部材と幅調整部材とが、ブリッジ部材の遊挿孔から遊挿された2以上の締結部材により互いに締結されていることを特徴としている。
請求項10に記載した発明は、請求項1〜9のいずれかに記載した長さ調整部材に装着することにより、メイン部材の上面と同一の載置面をなすスペーサを有することを特徴としている。
請求項1に記載した発明によれば、次の効果を得ることができる。
(1)幅調整部材を介して連結した2つ以上のメインユニットを、載置する物品のサイズに合わせて幅調整を行うことができる。
(2)メイン部材の外端部に連結した長さ調整部材により、載置する物品のサイズに合わせて長さ調整を行うことができる。
(3)サイドユニットの連結部材とメイン部材との上面が同一の載置面をなすように形成されているので、載置面積を増加させて物品を安定して載置することができる。
(4)メイン部材と長さ調整部材とが、メイン部材の遊挿孔から遊挿された複数の締結部材を、長さ調整部材の側壁に固設された締結用板体の締結用孔に挿入締結しているので、メイン部材と長さ調整部材とを強固に連結することができる。
(5)メインユニットとサイドユニット、及びメインユニットどうしを縮退して連結することにより占有面積を減少させられ、これにより、不使用時のパレットの保管スペースを可能な限り少なくすることができる。
(6)メイン部材の遊挿孔から長さ調整部材の締結用板体の締結用孔に挿入され、開口を隙間として締結用板体の締結用孔に挿入締結して、当該締結用板体の弾性力に抗して締付することができるので、メイン部材と長さ調整部材との間での緩みのない締結を行うことができる。
請求項2,3に記載した発明によれば、次の各効果を得ることができる。
(1)幅調整部材を介して連結した2つ以上のメインユニットを、載置する物品のサイズに合わせて幅調整を行うことができる。
(2)メイン部材の外端部に連結した長さ調整部材により、載置する物品のサイズに合わせて長さ調整を行うことができる。
(3)サイドユニットの連結部材とメイン部材との上面が同一の載置面をなすように形成されているので、載置面積を増加させて物品を安定して載置することができる。
(4)メイン部材の端部(長さ調整部材の開放端部)のピン嵌入孔に嵌入した掛止用ピンに、長さ調整部材の開放端部(メイン部材の端部)に形成した掛止片を掛止しているので、部材の強度を低下させることなく、メイン部材と長さ調整部材とを連結することができる。
(5)メインユニットとサイドユニット、及びメインユニットどうしを縮退して連結することにより占有面積を減少させられ、これにより、不使用時のパレットの保管スペースを可能な限り少なくすることができる。
請求項4に記載した発明によれば、組み立てたときに、メイン部材と長さ調整部材の各上壁面が互いに同一の載置面をなすように、掛止用ピンに掛止部を掛止した長さ調整部材の下壁面をメイン部材の底壁に当接させて位置決めを行うことができるので、簡易な構造で、メイン部材と長さ調整部材の上面により均質な載置面とすることができる。
請求項5に記載した発明によれば、メイン部材を、断面コ字形に形成した端部を除く部分を中空の断面方形に形成しているので、軽量化を図りつつ当該部材の強度を確保することができる。
請求項6に記載した発明によれば、対となるピン嵌入孔を、メイン部材の長軸に沿って所定の間隔で配列しているので、サイドユニットをピン嵌入孔に合わせて伸縮することができる。
請求項7に記載した発明によれば、各ユニットを互いに分解可能な組み立て構造にしているので、使用した後は分解することによりスペース効率の良い搬送や保管を行うことができる。
請求項8に記載した発明によれば、メインユニットどうし、及びサイドユニットどうしを互いに互換性を有する構造にしているので、たとえ一部のメインユニットやサイドユニットが破損したときにも、他のパレットで使用しているメインユニットやサイドユニットを利用することができ、また、使用できないパレットが生ずることを防止して、パレットを効率よく使用することができる。
請求項9に記載した発明によれば、幅調整部材を介して連結した2つ以上のメインユニットを、載置する物品のサイズに合わせて幅調整を行うことができるとともに、ブリッジ部材と幅調整部材とが、ブリッジ部材の遊挿孔から遊挿された複数の締結部材を、幅調整部材に固設された締結用板体の締結用孔に挿入締結しているので、ブリッジ部材と幅調整部材とを強固に連結することができる。
メイン部材の遊挿孔から長さ調整部材の締結用板体の締結用孔に挿入され、開口を隙間として締結用板体の締結用孔に挿入締結して、当該締結用板体の弾性力に抗して締付することができるので、メイン部材と長さ調整部材との間での緩みのない締結を行うことができる。
請求項10に記載した発明によれば、長さ調整部材に装着することにより、メイン部材の上面と同一の載置面をなすスペーサを有しているので、長さ調整部材の上面がメイン部材上面と異なる場合にも、スペーサを長さ調整部材に装着するだけで、物品の載置面を増加させることができる。
本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の第一の実施形態に係るパレットのサイドユニットを伸出しかつメインユニットどうしを離間した状態の斜視図、図2は本発明の第一の実施形態に係るパレットのサイドユニットを縮退しかつメインユニットどうしを当接した状態の斜視図、図3は本発明の第一の実施形態に係るパレットの分解斜視図、図4は長さ調整構造の一部切欠拡大斜視図、図5は調整構造における接続を説明する拡大断面図である。
なお、本実施形態においては、図1に示すX軸、Y軸、Z軸でパレット1の寸法を指定する。即ち、X軸方向がパレット1の長さ調整方向、Y軸方向がパレット1の幅調整方向方向、また、Z軸方向は物品を載置した際の荷重の作用方向に対応している。
本発明の第一の実施形態に係るパレット(以下、たんに「パレット」という)1は、物品を載置して搬送や保管等に用いるものであり、互いに平行に配列した3本のブリッジ部材11…の上面に、互いに平行に配列した2本のメイン部材10,10を直交させて固定してなる2つのメインユニット3,3と、前記メイン部材10,10にそれぞれ伸縮可能に連結される2本の長さ調整部材15,15の基端部を、メイン部材10,10の上面10a,10aと同一の載置面をなすように形成した連結部材16により連結してなる4つのサイドユニット4,4と、前記ブリッジ部材11…を介して2つのメインユニット3,3を連結し、かつ、連結したメインユニット3,3どうしの間隔を調整するための3本の幅調整部材7…とから組み立てられている。
上記のメインユニットどうし、及びサイドユニットどうしは、互いに互換性を有する構造にしている。換言すると、各ユニットの各部の寸法を互いに統一している。従って、例えば一のサイドユニットが破損したときにも、他のパレットで使用されているサイドユニットを利用することができる。
メインユニット3は、上記したように、互いに間隔をおいて平行に配列した3本のブリッジ部材であるブリッジパイプ11…の上壁11aに、互いに間隔をおいて平行に配列した2本のメイン部材であるメインパイプ10,10を直交させて固定することにより平面視梯子形をなしている。
ブリッジパイプ11は、上下壁11a,11b及び左右側壁11c,11dにより、下記のメインパイプ10と同形同大の断面方形に囲繞形成した中空のものであり、フォークリフトのフォークJをパレット1の下に挿入して持ち上げる際に、当該フォークの挿入空間Sを形成する脚部として機能する。
また、上壁11aの中央部には、締結部材である締付ボルト20を遊挿するための5つの遊挿孔21…がブリッジパイプ11の長軸に沿う所定の間隔で配列形成されている。
「所定の間隔」は、詳細を後述するメインユニット4,4どうしの幅調整(間隔調整)を勘案して設定すればよいものであり、本実施形態においては一定の間隔にしている例を示している。
メインパイプ10は、上下壁10a,10b及び左右側壁10c,10dにより断面方形に囲繞形成した中空のものであり、その長さは、パレット1の最小長さを規定し、その上壁10aは物品が載置される載置面をなしている(図3参照)。
また、側壁10bの両端部近傍には、締結部材である締付ボルト17を遊挿するための5つの遊挿孔18…がメインパイプ10の長軸に沿う所定の間隔で配列形成されている。
「所定の間隔」は、詳細を後述するサイドユニット4の伸縮させる長さや載置する物品のサイズを勘案して設定すればよいものであり、本実施形態においては一定の間隔にしている例を示している。
すなわち、挿入するフォークJとブリッジパイプ11とが干渉しないようにすることが必要で、多くのフォークリフトは2本フォークであることから、ブリッジパイプ11は最も大きな挿入空間を2つ確保することができる3本構成が好ましいが、2本又は4本のブリッジパイプを配列するときには、各ブリッジパイプ間に、フォークリフトのフォークを挿入するための挿入空間が形成される間隔にする。
なお、3本のブリッジパイプを配列する場合、1本のブリッジパイプ11をメインパイプ10の中央に、また、2本のブリッジパイプ11をメインパイプ10の左右端部近傍に固着することが機械的強度を確保する観点から好ましい。
敷衍すると、左右端部近傍に固着する理由は、メインパイプ10の端部が開放端であると、載置された物品からの荷重により容易に変形することが想定されるためである。
また、パレット1の組立前においてはメインユニット3を単独で保管したり搬送したりすることが考えられるが、かかる場合にメインユニット3を落したり外力が作用したりして最も損傷を受け易い端部が変形してしまうことが想定されるためである。
このような端部の変形が生じると、サイドユニット5の挿着が困難になってしまい、また載置面が歪んでしまい、搬送・保管の際の安定性が低下する。
このような観点から、当該メインパイプ10の端部近傍にブリッジパイプ11を設けて、当該端部の変形を抑制するようにしている。
なお、本実施形態に示すメインユニット3は、2本のメインパイプ10,10を並行に配列したものを示しているが、3本以上のメインパイプ10…を所要の間隔をおいて並行に配列してもよい。また、ブリッジパイプ11についても、上記した3本に限らず、2本又は4本以上のものを直交させて配列した構成にすることができる。
サイドユニット5は、前記したメイン部材10,10にそれぞれ伸縮可能に連結される2本の長さ調整部材である長さ調整パイプ15,15の基端部を、メインパイプ10,10の上壁10a,10aと同一の載置面をなすように形成した連結部材である連結パイプ16により連結することにより平面視コ字形に形成されている。
長さ調整パイプ15は、上下壁15a,15b及び左右側壁15c,15dにより、上記したメインパイプ10に挿入できる断面方形に囲繞形成した中空のものである。
内側壁15dには、両端部間にわたる長さにした開口24が形成されているとともに、その開口24にナットプレート19が溶接等により固着されている。
ナットプレート19は、長さ調整パイプ15の長さよりもやや短い長さにして形成され、かつ、長さ調整部材15の側壁15dのほぼ同じ板厚にした主板19aに、複数の貫通孔19b…を配列形成するとともに、各貫通孔19b…に一致対応させてナット26…を溶接等により固着した構成のものである。
隣接するナット26どうしの間隔は、サイドユニット5を伸縮調整する際の調整単位をなしている。
本実施形態においては、隣接するナット26の間隔を一定にしているが、パレット1に載置する物品のサイズに一致対応した間隔にして配列形成してもよい。このような構成のナットプレート19を採用することにより、長さ調整パイプ15の側壁15dに直接ねじ孔を形成した構成に比較して、機械的強度を向上させることができる。
また、締結用板体としては、上記の構成からなるナットプレートに限らず、例えばナット26と主板19aを合わせた板厚の板部材に複数のねじ孔を配列形成した構成のものであってもよい。
連結パイプ16は、上下壁16a,16b及び側壁16c,16dにより、上記したメインパイプ10と同形同大の断面方形に囲繞形成した中空のものであり、長さをメインパイプ10の間隔に一致させている。
上壁16aは、サイドユニット5をメインユニット3に挿入連結したときに、メインパイプ10の上壁10aと同一の載置面を構成する。
メインユニット3とサイドユニット5とは、サイドユニット5の長さ調整パイプ15を、メインユニット3のメインパイプ10に差し込んだ状態で、2本以上の締付ボルト17をメインパイプ10の遊挿孔18…から長さ調整パイプ15のナットプレート19のナット26に挿入螺合することにより締結されている。
2本以上の締付ボルト17によってメインユニット3とサイドユニット5とを締結しているので、メインパイプ10と長さ調整パイプ15との直線性を保たせることができ、連結パイプ16の上壁16aとメインパイプ10の上壁10aとを正確に同一平面に合わせることができる。換言すると、均一な載置面を構成することができる。
幅調整パイプ7は、上下壁7a,7b及び側壁7c,7dにより、上記したメインパイプ10と同形同大の断面方形に囲繞形成した中空のものであり、2つのメインユニット3,3を当接させたときの幅寸法と同じ長さにして形成されている。
上壁7aには、両端部間にわたる長さにした開口25が形成されているとともに、その開口25にナットプレート22が溶接等により固着されている。
図4に示すように、開口25は上述した開口24と、また、ナットプレート22は上述したナットプレート19と同等の構成になっているので、詳細な説明を省略する。
上記したナットプレート19は、ナット26の配列やサイズ調整を、図6〜図8に示すようにしてもよい。
図6はナット26を上下2段(複数段であってもよい)に並設した構成のものを示し、図6(a)は幅調整パイプ7又は長さ調整パイプ15に設けたナットプレート19又は22を示し、図6(b)はメインパイプ10又はブリッジパイプ11に形成したメインパイプ貫通孔18又はブリッジパイプ貫通孔21を示している。なお、上段側のメインパイプ貫通孔を「18a」、下端側のメインパイプ貫通孔を「18b」で示している。
このような構成にすることにより、パレットサイズがより小さい寸法で調整可能になり、物品のサイズに適正に合わせることができるようになる。
図7は対向する長さ調整パイプ15に、それぞれナットプレート19を設け、かつ、対向位置のナット26がD1づつ(D1=D2/2;D2は隣接するナット26の間隔)位置ずれるように設けた場合を示している。ナット26の位置ずれに対応してメインパイプ貫通孔18…の位置をずらしておく。このようにすることにより、連結位置への応力集中を分散することができる。
図8に示す巾調整パイプ7は、上壁7aと側壁7bにそれぞれ開口25,25を設けた構成のものであり、これに対応してブリッジパイプ11の上壁11aと側面11bに貫通孔21,21をそれぞれ設けた構成としている。
開口25,25に内接されたナットプレート22,22は、対向位置のナット26がD1づつ(D1=D2/2;D2は隣接するナット26の間隔)位置ずれするように設けている。これにより、巾の調整範囲を広く設定することができるとともに、必要に応じて上方又は側方からの調整作業を容易に行うことができる。
また、開口25の位置から開放端(メインパイプ10への挿入端)までの距離を長くすることにより、荷重がサイドユニット5に加えられても、その荷重を分散してメインパイプ10に伝達できる。
なお、上述したメインパイプ10,ブリッジパイプ11,長さ調整パイプ15,連結フレーム16及び幅調整パイプ7は、鉄鋼,ステンレス鋼,アルミ合金等を材料とした角パイプによって形成されているが、角パイプとしてはシームレスパイプが好ましく、また、シームパイプのときには、溶接箇所の位置を考慮することが好ましい。
例えば、シームパイプの場合にはメインパイプ10及び長さ調整パイプ15の溶接箇所は、メインパイプ貫通孔18又は開口24が形成された側面10d、15dと反対側の側面10c、15cに位置するように用いる。
これにより、締付ボルト17でメインパイプ10と長さ調整パイプ15とを締め付けた際に、これらの側壁10dと側壁15dは面接触して強固に固定することができるようになり、使用中の振動により締付ボルト17が緩んでしまうような事態を抑制することが可能になる。ブリッジパイプ11と幅調整パイプ7とにおいても同様である。
このような構成により、パレットサイズを調整する際には、先ずメインユニット3の左右にサイドユニット5を挿着する。このとき左右の長さ調整パイプ15の挿入量は同じ値にすることが好ましい。
左右のサイドユニット5の挿入量が違うと、物品が載置されたパレット1にフォークJをメインパイプ10の下に挿入したときに、偏荷重が発生することを回避するためである。
左右の長さ調整パイプ15を挿入して、パレット1の長さが決まると、2本以上の締付ボルト17を対応するナット26に螺合させて、長さ調整パイプ15とメインパイプ10とを固定する。このようにして長さ調整して組立てられた2つのメインユニット3,3におけるブリッジパイプ11に幅調整パイプ7をそれぞれ挿入して、上述のごとく幅締付ボルト20で締結固定する。
なお、締付ボルト17及び締付ボルト20には、それぞれレバー30が設けられているので、かかる固定操作は手動で行うことができパレットサイズの調整が容易に行えるようになっている。長さ締付ボルト17と幅締付ボルト20は、螺合量に応じてナットプレート19,22を締付し、ナットプレート19,22が長さ調整パイプ15又は幅調整パイプ7との間隙gで弾性変形して強力な締付力が作用する。図5において、31は6角のボルト頭部、32はワッシャーである。
ところで、これまでの説明では、サイドユニット5における連結パイプ16の上壁16aは、メインパイプ10の上壁10aと同一の高さにして共に物品が載置される載置面としたが、長さ調整パイプ15の上壁15aは、上記の載置面より低くなることがある。このため、例えば物品が紙シートを積層したような物の場合には、当該物品の底面と長さ調整パイプ15の上壁との間に隙間が発生してしまうことがある。
このような場合には、隙間を埋めるように側面視「コ」字状のスペーサ40を設けることが好ましい。図9はこのようなスペーサ40を設けた場合のパレットの斜視図で、当該スペーサ40は樹脂や長さ調整パイプ15等と同材料の部材により形成され、皿ネジ41により皿穴44から長さ調整パイプ15の雌ねじ穴46に螺子込み固定されるようになっている。図中42はスペーサ40の脚片である。
無論、このスペーサ40は、隙間を埋めることにより物品が自重により変形するのを抑制する作用をなすものであり、スペーサ40には横方向の荷重(力)は加わらないため、ネジ等の固定手段を用いることは必ずしも必要でない。
例えば、図10に示すように、「コ」字状をなすスペーサ40脚片42,42の端部に返し爪45,45を設けた構成にしてもよい。さらには「コ」字状をなすスペーサ40の脚片42,42の弾性を利用して、その弾性力で長さ調整パイプ15を把持して位置保持できるようにしてもよい。
なお、メインユニット3のサイズ調整により長さ調整パイプ15がメインパイプ10から飛出す飛出量が変るので、スペーサ40としては複数の長さの物を用意しておくことが好ましい。これにより、物品に変形等を与えることなく、搬送や保管が行えるようになる。
次に本発明の第二の実施形態について、図11〜14を参照して説明する。図11は、本発明の第二の実施形態に係るパレットの分解斜視図、図12は、メインパイプと長さ調整パイプとの連結構造を示す部分拡大斜視図、図13は、メインパイプと長さ調整パイプとの連結構造を示す部分拡大正面図、図14は、メインパイプと長さ調整パイプと連結するときの説明図である。
なお、本実施形態において、前述した第一の実施形態において説明したものと同等のものについては、それらと同一の符号を付して説明を省略し、ここでは、相違点について詳細に説明する。
本発明の第二の実施形態に係るパレット200は、物品を載置して搬送や保管等に用いるものであり、互いに平行に配列した複数のブリッジ部材11…の上面に、互いに平行に配列した複数のメイン部材10…を直交させて固定してなるメインユニット3′と、前記メイン部材10にそれぞれ伸縮可能に連結される複数の長さ調整部材の基端部を、メイン部材の上面と同一の載置面をなすように形成した連結部材により連結してなるサイドユニット5′と、前記ブリッジ部材11を介して複数のメインユニット3′…を連結し、かつ、連結したメインユニット3′…どうしの間隔を調整するための複数の幅調整部材7…とから組み立てられている。
本実施形態に示すメインユニット3′は、互いに間隔をおいて平行に配列した3本のブリッジ部材であるブリッジパイプ11…の上壁11aに、互いに間隔をおいて平行に配列した2本のメイン部材であるメインパイプ10,10を直交させて固定することにより平面視梯子形をなしている。
メインパイプ10は、上下壁10a,10b及び左右側壁10c,10dにより断面方形に囲繞形成した中空のものであり、両端部を断面コ字形に形成している。
すなわち、下壁10b及び両側壁10c,10dを残して、上壁10aを所定の長さにわたり切り欠くことにより、切欠き部10eを形成している。
また、両端部には、側壁10c,10dの互いに対向する位置に形成されているとともに、掛止用ピン204を嵌入するための互いに対となるピン嵌入孔202,202を、メインパイプ10の長軸に沿って所定の間隔で5対配列している。
「所定の間隔」は、上述したサイドユニット4を伸縮させる長さや載置する物品のサイズを勘案して設定すればよいものであり、本実施形態においては一定の間隔にしている例を示しているが、物品のサイズに合わせた位置毎に形成してもよい。
本実施形態に示すサイドユニット5′は、前記したメイン部材10,10にそれぞれ伸縮可能に連結される2本の長さ調整部材である長さ調整パイプ205,205の基端部を、メインパイプ10,10の上壁10a,10aと同一の載置面をなすように形成した連結部材である連結パイプ16により連結することにより平面視コ字形に形成されている。
長さ調整パイプ205は、上下壁205a,205b及び左右側壁205c,205dにより、上記したメインパイプ10に挿入できる断面方形に囲繞形成した中空のものである。
長さ調整パイプ205の寸法H1(図13参照)は、メインパイプ10の下壁10bの上面10b′から上壁10aの表面10a′の寸法H2に一致されている。
この長さ調整パイプ205の開放端部には、メインパイプ10のピン嵌入孔202,202に嵌入した掛止用ピン204に掛止するための掛止部206を形成している。
掛止部206は、掛止用ピン204に当接する正面視J字形に曲成した掛止面206aと、正面視弧形に曲成されたガイド面206bとから形成されている。
ガイド面206bは、図13に示すように、メインパイプ10と長さ調整パイプ205とを連結して、掛止面206aに掛止用ピン204を掛止し、かつ、メインパイプ10の下壁10bの上面10b′に、長さ調整パイプ205の下壁205bを当接したとき、掛止用ピン204の中心軸を通る垂線が長さ調整パイプ205の下壁205bと交差する点Cから上記掛止面206aの端縁にわたり、掛止用ピン204からの距離H3が次第に短くなるように曲成されている。これにより、図14に示すように、メインパイプ10に対して長さ調整パイプ205を挿入するときには、ガイド面206bと下壁10bの上面10b′との間に所要の間隙tを形成して連結作業を容易に行えるとともに、組み立てたときには、メインパイプ10と長さ調整パイプ205とをガタツキなくしっかりと連結することができる。
すなわち、掛止面206a、ガイド面206b及び掛止用ピン204は、メインパイプ10と長さ調整パイプ205とを連結して組み立てたときに、メインパイプ10と長さ調整パイプ205の各上壁面10a,205aが互いに同一の載置面をなすように、掛止用ピン204に掛止部206を掛止した長さ調整パイプ205の下壁面205bをメインパイプ10の下壁10bに当接させて位置決めを行う位置決め構造を構成している。
図15は、第三の実施形態に係るパレットの分解斜視図、図16は、そのパレットの正面図である。
なお、本実施形態において、前述した第一の実施形態において説明したものと同等のものについては、それらと同一の符号を付して説明を省略し、ここでは、相違点について詳細に説明する。
第三の実施形態に係るパレット300は、サイドユニット301と、メインユニット302のメインパイプ10の両端部の構造が異なっている。
本実施形態に示すサイドユニット301は、前記したメインパイプ10,10にそれぞれ伸縮可能に連結される2本の長さ調整部材である長さ調整パイプ303,303の基端部を連結パイプ16により連結しているとともに、開放端部近傍の下壁303b間にブリッジパイプ304を架設した平面視ロ字形に形成されている。
長さ調整パイプ303,303は、上下壁303a,303b及び左右側壁303c,303dにより、上記したメインパイプ10と同形同大の断面方形に囲繞形成した中空のものである。
長さ調整パイプ303の内側壁303dの両端部近傍には、締結部材である締付ボルト17を遊挿するための5つの遊挿孔18…がメインパイプ10の長軸に沿う所定の間隔で配列形成されている。
本実施形態に示すメインユニット302は、互いに間隔をおいて平行に配列した2本のブリッジ部材であるブリッジパイプ11…の上壁11aに、互いに間隔をおいて平行に配列した2本のメイン部材であるメインパイプ10,10を直交させて固定することにより平面視梯子形をなしている。
メインパイプ10の両端部には、長さ調整パイプ303に嵌入するための嵌入パイプ305が固定されている。
嵌入パイプ305は、上下壁305a,305b及び左右側壁305c,305dにより断面方形に囲繞形成した中空のものであり、内側壁305dには、両端部間にわたる長さにした開口306が形成されているとともに、その開口306に上述したナットプレート19が溶接等により固着されている。
なお、長さ調整パイプ303に嵌入パイプ305を固定した構造にしてもよい。
上記構成からなるパレット300によれば、図16に示すように、吊上げワイヤ310により吊り上げるとき、サイドユニット301のブリッジパイプ304に引掛けることができるようになるとともに、嵌入パイプ305を長さ調整パイプ303に嵌入していることによる曲げ強度の向上を図ることができ、中央部分から両端部に向けての撓みによる変形を低減させることができる。なお、図中Pは物品である。
本発明は前述した各実施形態に限るものではなく、次のような変形実施が可能である。
前述した実施形態においては、メイン部材の端部を、底壁の両辺縁にそれぞれ側壁を起立形成することにより上面を開口した断面コ字形に形成し、かつ、当該メイン部材の両側壁の互いに対向する位置に掛止用ピンを嵌入するための互いに対となるピン嵌入孔を複数対形成しているとともに、長さ調整部材の開放端部に、メイン部材のピン嵌入孔に嵌入した掛止用ピンに掛止する掛止部を形成した構成について説明したが、これに限らず、長さ調整部材の開放端部を、底壁の両辺縁にそれぞれ側壁を起立形成することにより上面を開口した断面コ字形に形成し、かつ、当該メイン部材の両側壁の互いに対向する位置に掛止用ピンを嵌入するための互いに対となるピン嵌入孔を複数対形成しているとともに、メイン部材の端部に、長さ調整部材のピン嵌入孔に嵌入した掛止用ピンに掛止する掛止部を形成した構成にしてもよい。
前述した実施形態においては、掛止用ピンとして、断面円形のものを例として示したが、断面方形若しくは断面多角形のものを採用することができる。
本発明の第一の実施形態に係るパレットのサイドユニットを伸出しかつメインユニットどうしを離間した状態の斜視図である。 同上のパレットのサイドユニットを縮退しかつメインユニットどうしを当接した状態の斜視図である。 同上のパレットの分解斜視図である。 長さ調整構造の一部切欠拡大斜視図である。 調整構造における接続を説明する拡大断面図である。 図5に代るナットプレートの構成を示す平面図である。 対向する長さ調整パイプにナットプレートを設けた拡大断面斜視図である。 幅調整パイプの上面及び側面にナットプレートを設けた断面斜視図である。 長さ調整パイプにスペーサを設けた場合のパレットの斜視図である。 長さ調整パイプに他のスペーサを設けた場合のパレットの斜視図である。 本発明の第二の実施形態に係るパレットの分解斜視図である。 メインパイプと長さ調整パイプとの連結構造を示す部分拡大斜視図である。 メインパイプと長さ調整パイプとの連結構造を示す部分拡大正面図である。 メインパイプと長さ調整パイプと連結するときの説明図である。 第三の実施形態に係るパレットの分解斜視図である。 同上のパレットの正面図である。 従来のパレットを説明する斜視図である。
符号の説明
1,200,300 パレット
3,3′,302 メインユニット
5,5′,301 サイドユニット
7 幅調整パイプ
10 メインパイプ
11 ブリッジパイプ
15 長さ調整パイプ
16 連結フレーム
18 メインパイプ貫通孔
19,22 締結用板体(ナットプレート)
17,20 締付ボルト
21 ブリッジパイプ貫通孔
24,25 開口
26 ナット
40 スペーサ

Claims (10)

  1. 互いに平行に配列した複数のブリッジ部材の上面に、互いに平行に配列した複数のメイン部材を直交させて固定してなるメインユニットと、前記メイン部材にそれぞれ伸縮可能に連結される複数の長さ調整部材の基端部を、メイン部材の上面と同一の載置面をなすように形成した連結部材により連結してなるサイドユニットと、前記ブリッジ部材を介して複数のメインユニットを連結し、かつ、連結したメインユニットどうしの間隔を調整するための複数の幅調整部材とから組み立てられ、物品を載置して搬送や保管等に用いるパレットであって、
    長さ調整部材が断面方形に形成した中空パイプであり、その長さ調整部材の両側壁の少なくとも一方に開口が形成され、かつ、締結部材を挿入締結するための複数の締結用孔を長さ調整方向に配列した締結用板体が、それら複数の締結用孔を上記開口に臨ませるようにして側壁内面から固設されているとともに、
    メイン部材が断面方形に形成した中空パイプであり、長さ調整部材に形成された締結用孔に対向する一方の壁面に、締結用板体の締結用孔に締結部材を遊挿するための複数の遊挿孔が形成されており、
    上記メイン部材と長さ調整部材とが、メイン部材の遊挿孔から遊挿された複数の締結部材により互いに締結されていることを特徴とするパレット。
  2. 互いに平行に配列した複数のブリッジ部材の上面に、互いに平行に配列した複数のメイン部材を直交させて固定してなるメインユニットと、前記メイン部材にそれぞれ伸縮可能に連結される複数の長さ調整部材の基端部を、メイン部材の上面と同一の載置面をなすように形成した連結部材により連結してなるサイドユニットと、前記ブリッジ部材を介して複数のメインユニットを連結し、かつ、連結したメインユニットどうしの間隔を調整するための複数の幅調整部材とから組み立てられ、物品を載置して搬送や保管等に用いるパレットであって、
    メイン部材の端部を、底壁の両辺縁にそれぞれ側壁を起立形成することにより上面を開口した断面コ字形に形成し、かつ、当該メイン部材の両側壁の互いに対向する位置に掛止用ピンを嵌入するための互いに対となるピン嵌入孔を複数対形成しているとともに、
    長さ調整部材の開放端部に、メイン部材のピン嵌入孔に嵌入した掛止用ピンに掛止する掛止部を形成していることを特徴とするパレット。
  3. 互いに平行に配列した複数のブリッジ部材の上面に、互いに平行に配列した複数のメイン部材を直交させて固定してなるメインユニットと、前記メイン部材にそれぞれ伸縮可能に連結される複数の長さ調整部材の基端部を、メイン部材の上面と同一の載置面をなすように形成した連結部材により連結してなるサイドユニットと、前記ブリッジ部材を介して複数のメインユニットを連結し、かつ、連結したメインユニットどうしの間隔を調整するための複数の幅調整部材とから組み立てられ、物品を載置して搬送や保管等に用いるパレットであって、
    長さ調整部材の開放端部を、底壁の両辺縁にそれぞれ側壁を起立形成することにより上面を開口した断面コ字形に形成し、かつ、当該メイン部材の両側壁の互いに対向する位置に掛止用ピンを嵌入するための互いに対となるピン嵌入孔を複数対形成しているとともに、
    メイン部材の端部に、長さ調整部材のピン嵌入孔に嵌入した掛止用ピンに掛止する掛止部を形成していることを特徴とするパレット。
  4. 組み立てたときに、メイン部材と長さ調整部材の各上壁面が互いに同一の載置面をなすように、掛止用ピンに掛止片を掛止した長さ調整部材の下壁面をメイン部材の底壁に当接させて位置決めを行う位置決め構造を有していることを特徴とする請求項2又は3に記載のパレット。
  5. メイン部材は、断面コ字形に形成した端部を除く部分を中空の断面方形に形成していることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のパレット。
  6. 対となるピン嵌入孔を、メイン部材の長軸に沿って所定の間隔で配列していることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載のパレット。
  7. 各ユニットを互いに分解可能な組み立て構造にしていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のパレット。
  8. メインユニットどうし、及びサイドユニットどうしを互いに互換性を有する構造にしていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のパレット。
  9. 前記幅調整部材が断面方形に形成した中空パイプであり、その幅調整部材をなす上下壁及び左右側壁の少なくともいずれかに開口が形成され、かつ、締結部材を挿入締結するための複数の締結用孔を幅調整方向に配列した締結用板体が、それら複数の締結用孔を上記開口に臨ませて固定されているとともに、
    ブリッジ部材が断面方形に形成した中空パイプであり、幅調整部材に形成された締結用孔に対向する上下壁及び左右側壁のいずれかに、締結用板体の締結用孔に締結部材を遊挿するための複数の遊挿孔が形成されており、
    上記ブリッジ部材と幅調整部材とが、ブリッジ部材の遊挿孔から遊挿された2以上の締結部材により互いに締結されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のパレット。
  10. 長さ調整部材に装着することにより、メイン部材の上面と同一の載置面をなすスペーサを有することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のパレット。
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