JP3212803U - 高所用足場板 - Google Patents

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Abstract

【課題】足場板を並列に配置した際に、足場板間に生じる隙間を小さなものとすることができ、かつ、足場板によって形成される足場全体の段差を少なくすることができる高所用足場板を提供する。【解決手段】垂直フランジと、水平フランジを備えた一対の主梁間に架け渡される足場板10であって、断面形状を角柱型として形成されている足場板本体と、足場板本体の長手方向両端部に備えられ、垂直フランジに係止される垂直係止部18と、水平フランジの下に潜り込む水平係止部20とを有する端部部材14と、を備え、垂直フランジは、主梁の中心を基点として水平フランジの先端よりも外側に位置しており、水平係止部材20は、一対の主梁間に足場板本体を配置した後、足場板10を延長する方向へ突出させる。【選択図】図8

Description

本考案は、高所作業を行う際に用いられる足場板に係り、特に、足場板を並列に並べて配置する作業現場に適用するのに好適な高所用足場板に関する。
足場板を並列に複数配置するタイプの高所作業用足場については、特許文献1や特許文献2に開示されているような技術が知られている。特許文献1に開示されている技術は、建物ユニットに適用する天井仮足場に関する技術であり、大梁間に足場板を固定するための爪を備えた一対の仮梁を架け渡している。そして、一対の仮梁を跨ぐように、足場板を並列に配置することで、足場板にズレを生じさせることなく配置することが可能となるというものである。
また、特許文献2に開示されている技術は、クリーンルームの天井に配置される足場に関する技術であり、足場板の両端に設けた爪を一対の縦梁のそれぞれに引っかけ、これを固定具で固定することで、足場板にズレや揺れが生じないようにするという技術である。また、特許文献2に開示されている足場板は、いわゆるテレスコピック型に形成されており、その長手方向長さを変化させることができ、縦梁に対する架け渡しに適切な長さに調節した後に、固定具による長さの固定が成される。
特開平6−322976号公報 特開2007−270571号公報
上記特許文献に開示されている技術、並びにこの技術に適用する足場板であれば、高所作業を行うための足場としての役割は、果たせると考えられる。しかし、特許文献1に開示されている技術では、足場板を設置した際、隣接する足場板間に隙間が生じる。このため、隙間からの物の落下、あるいは隙間に起因した躓き等が生じる虞があり、高所作業に伴う危険を誘因することとなる。また、足場板と仮梁とを別体として配置するため、足場を設置する際の作業効率が悪い。
また、特許文献2に開示されている技術は、足場板を近接配置し、かつ配置方向を工夫することで、足場板間に生じる隙間を僅かなものとすることができると考えられる。しかし、足場板の構造上、単一の足場の長手方向において段差が生じることとなる。よって、この段差が躓きの原因となる虞がある。
そこで本考案では、上記課題を解決し、足場板を並列に配置した際に、足場板間に生じる隙間を小さなものとすることができ、かつ、足場板によって形成される足場全体の段差を少なくすることができる高所用足場板を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本考案に係る高所用足場板は、垂直フランジと、水平フランジを備えた一対の梁間に架け渡される高所用足場板であって、断面形状をC型、あるいは角柱型として形成されている足場板本体と、前記足場板本体の長手方向両端部に備えられ、前記垂直フランジに係止される垂直係止部と、前記水平フランジの下に潜り込む水平係止部とを有する端部部材と、を備え、前記垂直フランジは、前記梁の中心を基点として前記水平フランジの先端よりも外側に位置しており、前記水平係止部材は、前記一対の梁間に前記足場板本体を配置した後、足場板を延長する方向へ突出させることを特徴とする。
また、上記特徴を有する高所用足場板では、前記足場板本体の上面高さと、前記端部部材の上面高さが等しくなるように構成すると良い。このような構成とすることで、高所用足場板全体の凹凸を減らすことができる。これにより、高所用足場板自体の凹凸に起因した躓き等を減らすことができる。
また、上記特徴を有する高所用足場板では、前記一対の梁間に前記高所用足場板を配置した状態において、前記水平フランジの上面高さと前記端部部材の上面高さが等しくなるように構成すると良い。このような構成とすることで、高所用足場を複数並列に配置した際、主梁を含めた足場全体の凹凸を減らすことができる。
また、上記特徴を有する高所用足場板では、前記端部部材における前記垂直係止部配置位置に対応する上面に、前記垂直係止部を挿入可能な開口部を備えるようにすると良い。このような構成とすることにより、高所用足場板を厚み方向に重ねて保管する際、開口部に垂直係止部が挿入され、積層形態での安定性を向上させることができる。また、高所用足場板を重ねた際の高さを抑えることができる。
さらに、上記特徴を有する高所用足場板では、前記足場板本体における踏み板面に、長手方向に沿った凸状の滑り止めを形成するようにしても良い。このような構成とする事で、踏み板面に対して滑り止めを後加工する必要が無くなる。
上記のような特徴を有する高所用足場板によれば、高所用足場板を並列に配置した際に、足場板間に生じる隙間を小さなものとすることができる。また、高所用足場板によって形成される足場全体の段差を少なくすることもできる。
実施形態に係る高所用足場板の構成を示す斜視図である。 実施形態に係る高所用足場板を架け渡す一対の主梁の断面構成を示す図である。 足場板本体の平面構成を示す図である。 足場板本体の側面構成を示す図である。 踏み板面に凸状の滑り止めを備えた足場板本体の側面構成を示す図である。 端部部材の平面構成を示す図である。 端部部材の側面構成を示す図である。 実施形態に係る高所用足場板を厚み方向に積み重ねた様子を示す側面図である。 水平係止部を収納した状態の端部部材と主梁との関係を示す図である。 水平係止部を突出させた状態の端部部材と主梁との関係を示す図である。 対を成す主梁間に複数の高所用足場板を並列配置して足場を構成した様子を示す図である。 足場板本体の変形形態の1例の側面構成を示す図である。 垂直係止部の構成を異ならせた端部部材の1例の底面構成を示す図である。 垂直係止部の構成を異ならせた端部部材の1例の側面構成を示す図である。 水平係止部の突出形態を異ならせる場合の1例を示す図である。
以下、本考案の高所用足場板に係る実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面において、図1は、実施形態に係る高所用足場板の構成を示す斜視図であり、図2は、実施形態に係る高所用足場板を架け渡す一対の主梁の断面構成を示す図である。
[主梁]
本実施形態に係る高所用足場板(以下、足場板10と称す)は、図11に示すように、一対の主梁30に対して架け渡すことで使用される。ここで、実施形態に係る足場板10を適用する主梁30は、図2に詳細な断面構成を示すように、水平フランジ32aと、この水平フランジ32aの端部よりも対向する主梁30側に突出した位置に設けられる垂直フランジ40を備える構成とする。このような要素を備える主梁30の具体的な構成の一例として、次のようなものとすることができる。すなわち、ウェブ34を挟み込むように配置された水平フランジ32a,32bを備えた、いわゆるH鋼を基本として構成することができる。実施形態に係る主梁30を構成するためには、ウェブ34に対して補強部材36を付加すると共に、主梁30の幅方向へ突出する突出部材38を設ける。図2に示す形態では、突出部材38の先端に垂直フランジ40を備える構成としている。また、垂直フランジ40は、支持面42を構成する水平板と、垂直フランジ40を構成する垂直板を溶接して形成されたT字状部材の一部により構成している。
[足場板]
上記のような係合部を備える主梁30に架け渡される本実施形態に係る足場板10は、足場板本体12と、端部部材14により構成されている。足場板本体12は、図3に平面構成を示し、図4に側面構成を示すように、断面形状を長方形とした角柱型を成し、その一方の面を踏み板面(上面)としている。足場板本体12は、アルミニウム等の軽量金属により構成することが望ましく、必要に応じて、角柱内部に、強度確保のための補助板12aを備える構造とすると良い。
図示しないが、踏み板面には、滑り止め加工を施すことで、作業時の安全性を向上させることができる。滑り止めは、滑り止め素材の塗布などでも良いが、サンドブラスト加工のように、素材そのものに加工を施すことで、経年劣化による剥がれなどの機能低下を抑制することができる。また当然に、形状形成時に凹凸をつけるようにしても良い。
足場板本体12としては、汎用部材を適用すると良い。汎用部材を使用することで、製造コストを削減することができると共に、その長さについての仕様形態を増やすことが容易となる。よって、足場板10としての適用範囲を広げることが可能となる。なお、本実施形態では、足場板本体12における長手方向両端部に、詳細を後述する端部部材14を接続するためのボルト孔12bを設けている。ここで、ボルト孔12bは、接続用のボルト(不図示)を挿通可能な貫通孔とすれば良い。また、実施形態に係る図(例えば図3)には、ボルト孔12bは、接続部1箇所につき4つ設けるように示しているが、その数は、適宜変更することができる。
形状形成時に凹凸をつける際の一例としては、例えば図5に示すような構成とすることができる。すなわち、足場板本体12の踏み板面に、微小な凸部12c(12c1)を形成するというものである。凸部12c(12c1)は、足場板本体12の長手方向に沿って延設する構成とすることで、押し出し形成による形成が可能となる。凸部12c(12c1)の配置間隔は、任意とすることができるが、補助板12aの配置間隔、あるいは図5に示すように、補助板12aの配置間隔の半分の間隔で設けるようにすれば良い。なお、凸部12c(12c1)の形成に関しては、足場板本体12のデザイン性、あるいは押し出し形成時の半溶融材料の流動性を考慮して、踏み板面の中央に位置する凸部12c1の幅(断面積)を大きくするようにしても良い。このように、形状形成時に凸部12c(12c1)を形成した場合、滑り止めのための後加工が不要となり、足場板本体12の製造コストの高騰を抑えることができる。
端部部材14は、足場板本体12の長手方向両端部に接続され、主梁30に対する係合部材としての役割を担う要素である。本実施形態に係る端部部材14は、金属部材により構成され、その厚み、および幅を足場板本体12と一致させた本体16と、この本体に備えられる垂直係止部18、及び水平係止部20を有する。本体16は、図6に平面構成を示し、図7に側面構成を示すように、上面構成部材16aと下面構成部材16b、及び側面構成部材16cにより箱型に構成され、必要に応じて補助板16dを設けるようにすると良い。また、実施形態に係る端部部材14では、足場板本体12側に位置することとなる側面構成部材16cに、接続ブラケット16eが備えられている。
上面構成部材16aには、少なくとも水平係止部取付部22と、垂直係止部挿通孔16a1が設けられている。水平係止部取付部22は、その形態を限定するものでは無いが、本実施形態の場合、上面構成部材16aの一部に、足場板10の幅方向(矢印Bの方向)に沿った切欠きを設け、ここに断面をコ字状とする凹状部材を設けて成る。凹状部材により構成される水平係止部取付部22の底面には、足場板10の長手方向(矢印Aの方向)に沿った方向に長軸を持つように形成された長穴22aが設けられている。垂直係止部挿通孔16a1は、詳細を後述する垂直係止部18の取付位置に対応した位置に形成される貫通孔である。
下面構成部材16bには、垂直係止部18が取り付けられている。垂直係止部18は、本実施形態の場合、丸棒により構成されたピンとしている。ピン(垂直係止部18)の数、および配置位置は限定するものでは無いが、本実施形態の場合、2つの垂直係止部18を本体の幅方向(足場板10の幅方向:矢印Bで示す方向)の中心位置を基点として、線対称となる位置に配置している。垂直係止部18の配置構成をこのようなものとすることで、足場板10を主梁30に架け渡した際、垂直係止部18の先端が突出部材38に設けられた支持面42に当接すると共に、垂直係止部18の側面が垂直フランジ40に引っかかり、足場板10のズレや脱落を防止することができる。
また、本実施形態では、垂直係止部18を構成するピンの先端に、切欠き18a(図9参照)を設けている。切欠き18aは、足場板本体12に対する接続側に設けられる面取りであれば良い。このような切欠き18aを設けることにより、垂直フランジ40に対する配置形態への誘導効果と、支持面42と垂直フランジ40との間に形成された溶接部40a等との接触を回避する効果を得ることができ、足場板10ががたつくことを防止できる。
また、本実施形態では、上述したように、本体を構成する上面構成部材16aに、垂直係止部挿通孔16a1を形成している。なお、本実施形態では、垂直係止部18をピンとしていることより、垂直係止部挿通孔16a1も、ピンの直径に対応した丸穴としている。このような形態とすることで図8に示すように、足場板10を重ねた際、上部に配置される足場板10の垂直係止部18が下部に配置された足場板10の垂直係止部挿通孔16a1に挿入されることとなる。これにより、積層状態を安定させることができると共に、積層高さの抑制を図ることもできる。よって、不使用時の収納スペースを縮小することができる。
水平係止部20は、主梁30における水平フランジ32aの下面に引っかかり、足場板10の浮き上がりを防止する役割を担う要素である。本実施形態の場合、上述した上面構成部材16aにおける水平係止部取付部22を構成する凹状部材に対応した形態としている。すなわち、コ字型に形成された水平係止部取付部22を下面側から被覆可能なコ字状部材により構成している。水平係止部20をこのような構成とすることで、水平係止部20は、水平係止部取付部22の側壁をガイドにして、足場板10の長手方向(図6において矢印Aで示す方向)へスライドさせることが可能となる。また、コ字状を成す水平係止部20において、凹状を成す水平係止部取付部22の底面に当接する面には、貫通孔が設けられると共に、水平係止部取付部22との対向面と反対側に、ナット20aが接合されている。このような構成とすること、水平係止部20に対してボルト20bを螺合させることが可能となる。
水平係止部20は、水平係止部取付部22の長穴22aに挿通されたボルト20bに対して螺合されることで、水平係止部取付部22に対する固定が成される。ここで、水平係止部20は、ボルト20bを緩めることにより、長穴22aの長軸に沿った方向(矢印Aで示す方向)への移動が可能となる。一方、ボルト20bを締付けた場合には、長穴22aの長軸に沿った方向(矢印Aで示す方向)への移動が制限されることとなる。また、水平係止部20は、水平係止部取付部22の底面形状に沿ったコ字状とされていることにより、ボルト20bの回転(締め付け方向及び緩み方向)に対する供回りがない。また、ボルト20bは、水平係止部取付部22の底面に設けられた長穴22aを挿通させるように配置されるため、ボルト頭が本体の上面構成部材16aに突出する虞も無い。
水平係止部20をこのような構成とすることで、足場板10の不使用時や、架け渡し時においては図9に示すように、水平係止部20を本体16の内部へ収納しておくことができる。一方、足場板10を主梁30に架け渡した後には図10に示すように、水平係止部20を足場板本体12の長手方向に沿って突出させることができる。足場板10を架け渡した状態で水平係止部20を突出させることによれば、水平係止部20が主梁30を構成する水平フランジ32aの下面に潜り込み、足場板10の浮き上がりを防止することができる。
また、ボルト20bの締め込みにより水平係止部20が、水平係止部取付部22側へ引き付けられた際、水平係止部20が水平フランジ32aに押し付けられることにより、設置状態にある足場板10のがたつきを抑制することができる。
ここで、足場板10を配置した状態で、水平フランジ32aの上面高さと、端部部材14の上面高さが近似するように構成することで、足場板10を配置した際に、主梁30を含める足場部分に生じる凹凸を殆ど無くすことができる。また、図9、図10に示すように、ボルト20bには、必要に応じて抜け止め20b1を設けるようにしても良い。
側面構成部材16cに備えられた接続ブラケット16eは、足場板本体12に対して端部部材14を接続するための要素である。接続ブラケット16eには、足場板本体12をの踏み板面(上面)と、踏み板面と対向する下面の間に挿入される一対の接続片16e1が設けられている。また、各接続片16e1には、端部部材14を足場板本体12に接続した状態で、ボルト孔12eに対応することとなる位置に、ボルト孔16e2が設けられている。
なお、ボルト孔16e2は、ボルト孔12bに挿通されたボルト(不図示)が螺合可能な雌ねじ孔とする。ここで、ボルト孔16e2に形成される雌ねじ孔は、接続用のボルト(不図示)をスクリューボルトとし、ボルトの締め込みにより形成されるようにしても良い。また、ボルト孔16e2の数は、ボルト孔12bの数に対応する数とすれば良い(図6においては、各接続片16e1につき4つ)。
[使用形態]
上記のような構成の足場板10によれば、足場板本体12は、角柱材料により構成されている。また、端部部材14の幅も足場板本体12の幅に合わせて形成されている。このため、図11に示すように、複数の足場板10を並列に、近接させた状態で配置することができる。こうして構成される足場は、各足場板10間に生じる隙間を極めて小さなものとすることができる。このため、足場板10間の隙間に起因した躓きや、隙間からの物の落下といった危険を回避することが可能となる。
また、主梁30を含めた足場全体の段差を少なくすることができるため、段差に起因した躓きを抑制することができる他、台車50等を用いた資材の運搬もスムーズに行うことが可能となる。
[その他の変形形態]
本考案に係る足場板10を構成する各要素は、その機能を損なわない限度において、具体的構成に変更を加えたとしても、本考案の一部とみなすことができる。例えば、上記実施形態では、足場板本体12は、その断面形状を角柱状とし、必要に応じて内部に補助板12aを備えるようにする旨説明した。しかしながら、足場板本体12は、材質の選択等に基づき、使用に応じた強度を確保することができれば、図12に示すように、断面形状をC型とし、足場板10全体の軽量化を図るようにしても良い。
また、上記実施形態では、端部部材14に備える垂直係止部18について、丸棒により構成されたピンである旨説明した。しかしながら、安価かつ容易に入手可能な素材であれば、例えば図13、図14に示すように、C型チャンネル材などにより構成しても良い。
さらに、上記実施形態では、水平係止部20について、水平係止部取付部22に沿ってスライド可能な突出型とする旨説明した。しかしながら、その機能を果たす上では、例えば図15に示すように、水平係止部20を回転フリップ型としても良い。また、図示しないが、水平係止部20の上面にゴム板等の緩衝部材を配置し、上面構成部材16aとの間の隙間を埋めるようにしても良い。このような構成とした場合、設置した足場板10のガタつきを抑制する効果を高めることができる。
また、上記実施形態では、足場板本体12と端部部材14との接続について、接続ブラケット16eを介してボルトで行う旨説明した。しかしながら、足場板本体12と端部部材14とが確実に接続できる構成であれば、上記構成に限定されるものではない。
10………足場板、12………足場板本体、12a………補助板、12b………ボルト孔、12c(12c1)………凸部、14………端部部材、16………本体、16a………上面構成部材、16a1………垂直係止部挿通孔、16b………下面構成部材、16c………側面構成部材、16d………補助板、16e………接続ブラケット、16e1………接続片、16e2………ボルト孔、18………垂直係止部、18a………切欠き、20………水平係止部、20a………ナット、20b………ボルト、20b1………抜け止め、22………水平係止部取付部、22a………長穴、30………主梁、32a,32b………水平フランジ、34………ウェブ、36………補強部材、38………突出部材、40………垂直フランジ、40a………溶接部、42………支持面、50………台車。

Claims (5)

  1. 垂直フランジと、水平フランジを備えた一対の梁間に架け渡される高所用足場板であって、
    断面形状をC型、あるいは角柱型として形成されている足場板本体と、
    前記足場板本体の長手方向両端部に備えられ、前記垂直フランジに係止される垂直係止部と、前記水平フランジの下に潜り込む水平係止部とを有する端部部材と、を備え、
    前記垂直フランジは、前記梁の中心を基点として前記水平フランジの先端よりも外側に位置しており、
    前記水平係止部は、前記一対の梁間に前記足場板本体を配置した後、足場板を延長する方向へ突出させることを特徴とする高所用足場板。
  2. 前記足場板本体の上面高さと、前記端部部材の上面高さが等しくなるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の高所用足場板。
  3. 前記一対の梁間に前記高所用足場板を配置した状態において、前記水平フランジの上面高さと前記端部部材の上面高さが等しくなるように構成したことを特徴とする請求項2に記載の高所用足場板。
  4. 前記端部部材における前記垂直係止部配置位置に対応する上面に、前記垂直係止部を挿入可能な開口部を備えていること特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の高所用足場板。
  5. 前記足場板本体における踏み板面に、長手方向に沿った凸状の滑り止めを形成したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の高所用足場板。
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