JP2007185611A - 石臼粉挽き装置 - Google Patents

石臼粉挽き装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007185611A
JP2007185611A JP2006006078A JP2006006078A JP2007185611A JP 2007185611 A JP2007185611 A JP 2007185611A JP 2006006078 A JP2006006078 A JP 2006006078A JP 2006006078 A JP2006006078 A JP 2006006078A JP 2007185611 A JP2007185611 A JP 2007185611A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mill
shaft body
shaft
surface pressure
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006006078A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4308825B2 (ja
Inventor
Hiroaki Saito
弘明 齊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAKAMURA TEKKOSHO KK
Original Assignee
NAKAMURA TEKKOSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NAKAMURA TEKKOSHO KK filed Critical NAKAMURA TEKKOSHO KK
Priority to JP2006006078A priority Critical patent/JP4308825B2/ja
Publication of JP2007185611A publication Critical patent/JP2007185611A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4308825B2 publication Critical patent/JP4308825B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Crushing And Grinding (AREA)

Abstract

【課題】石臼にての粉挽きの際に被製粉物の組織を過度に損傷させることがなく、また、粉砕と同時に石臼摺接面で粉を練る機能(ブレンディング効果)を損なわずに、石臼摺接面の過度の磨耗を防げる石臼粉挽き装置を提供する。
【解決手段】下臼4の上面4bの中心位置に軸体10が突出して配置され、該軸体10の先端側に筒部材16が遊嵌され、上臼5の中心位置に設けられた孔5aに前記筒部材16が嵌合されて、上臼5が下臼4の上面4bに回転可能に配置されている石臼粉挽き装置1であって、前記軸体10に筒部材16を付勢して前記上臼5から前記下臼4の上面4bにかかる上臼5の自重による面圧の調整を行う面圧調整バネ14が組込まれた軸機構3を備えて構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、上臼の自重で加圧し、上臼を回転させながら固定された下臼との間に被製粉物(米や麦等の材料)を供給し、上臼と下臼の摺り合わせ摩擦により製粉を行う石臼粉挽き装置に関するものである。
石臼粉挽き装置は、上臼の自重にて加圧するため、上臼の重量が重いと上臼と下臼の接触摩擦が大きくなって石の粉が製粉粒に混入したり、また上臼の高速回転を行うと発熱により製粉粒が劣化したり、或いは、摺り合わせ面の摩耗により補修が必要になる。そのため、製粉時には、摺り合わせ面の面圧調整が必要である。
この種の石臼粉挽き装置として、上臼と下臼とを備え、上臼を下臼上に載置した状態で回転させることにより上臼の下面と下臼の上面との間で材料を挽くようにした石臼において、上臼には重しを着脱自在に備えさせて、摺り合わせ面の面圧調整を行う石臼が知られている。(例えば、特許文献1参照)
また、電動機で上臼を回転駆動させ、重しの代わりに加圧用バネを使用し、この加圧用バネのバネ圧力を締具により調整して、摺り合わせ面の面圧調整を行う粉挽き装置が知られている。(例えば、特許文献2参照)
特開2005−185898公報 特開平11−309382公報
しかしながら特許文献1に記載の石臼の場合には、上臼には重しを着脱して摺り合わせ面の面圧調整を行うので、上臼の自重未満の面圧調整や、連続的な面圧調整ができず、また、上臼・下臼間の間隙をあけることができないので、生産者が必要としている粉質の粉を挽くための面圧よりも高い面圧で石臼をまわすことが多くなり、石臼摺接面を過度に磨耗させてしまう傾向にある。
また、特許文献2に記載の粉挽き装置の場合には、上臼及び下臼の間隙を製粉粒度に合わせて調整し、一定間隔に保ちながら、加圧用バネの圧力で面圧を調整し、上臼及び下臼の間に供給された素粒を切削して粉にするものであるが、被製粉物の穀粒が割れるのに必要なエネルギーは粉挽き装置の持っている粉砕エネルギーのごく一部であり、残りの粉砕エネルギーは歪エネルギーとして穀粒の局部に拡がり、穀粒の組織を損傷させる原因となるので、上臼・下臼間の間隙を固定することは、粒の大きさの誤差・流量の誤差を考える必要のある被製粉物を製粉する場合、上記歪エネルギーを増大させ、被製粉物の組織を損傷させる原因となっている。
仮に被製粉物が完全球体であり、また石臼に被製粉物を液体と同レベルの一定流量供給させることができるならば、下臼・上臼間の間隙を被製粉物の直径に合わせて調整し、一定間隔を保ちながら製粉することは理想的である。しかし、被製粉物、例えば、そばの実は球体ではないし、篩選別をして粒の大きさを揃えても限界がある。供給においても同じことが言える。たとえ一定時間内での粒数、あるいは粒の総重量を一定にさせることができたとしても、液体と同レベルの一定供給にはならないから、粒体を石臼製粉する場合、粒の大きさの誤差・流量の誤差を考慮する必要がある。
本発明は、石臼にての粉挽きの際に被製粉物の組織を過度に損傷させることがなく、また、粉砕と同時に石臼摺接面で粉を練る機能(ブレンディング効果)を損なわずに、石臼摺接面の過度の磨耗を防げる石臼粉挽き装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために請求項1記載の発明は、下臼の上面の中心位置に軸体が突出して配置され、該軸体の先端側に筒部材が遊嵌され、上臼の中心位置に設けられた孔に前記筒部材が嵌合されて、上臼が下臼の上面に回転可能に配置されている石臼粉挽き装置であって、前記軸体に前記筒部材を付勢して前記上臼から前記下臼の上面にかかる上臼の自重による面圧の調整を行う面圧調整バネが組込まれた軸機構を備えていることを特徴とする石臼粉挽き装置である。
また、請求項2に記載の発明は、前記軸機構は、下臼の上面に突出して配置され雄ネジ部が設けられた軸体と、該雄ネジ部に螺合するナットと、前記軸体に嵌合して前記ナットに支持される下側環状部材と、前記軸体に嵌合して前記下側環状部材上に配置されるコイル状の面圧調整バネと、軸孔を前記軸体に遊嵌して前記面圧調整バネの上側に配置されるとともに前記面圧調整バネの付勢により支持され外周部に前記上臼の孔が嵌合されて前記上臼を支持する筒部材とを備えて構成されている請求項1記載の石臼粉挽き装置である。
また、請求項3に記載の発明は、前記軸機構は、前記面圧調整バネと前記筒部材間に前記軸体に挿通されて配置され前記面圧調整バネの間隔を調整するスペーサ部材を備えた請求項2記載の石臼粉挽き装置である。
また、請求項4に記載の発明は、前記軸機構は、下臼の上面に突出して配置された軸体と、一端に開口部を有するとともに前記開口部の外周に鍔部が設けられ他端の端面が閉塞され前記他端の端面には軸方向に貫通して雌ネジ部が設けられ前記開口部から前記軸体に嵌合される筒状体と、前記筒状体が挿通されて前記鍔部上に配置されるコイル状の面圧調整バネと、軸孔を有し該軸孔を前記筒状体に遊嵌して前記面圧調整バネの上側に配置されるとともに前記面圧調整バネの付勢により支持され外周部に前記上臼の孔が嵌合されて前記上臼を支持する筒部材と、前記雌ネジ部に螺合して前記軸体の頭部に当接し、前記軸体に対する前記筒状体の位置を可変設定する雄ネジを備えて構成される請求項1記載の石臼粉挽き装置である。
また、請求項5に記載の発明は、前記雄ネジの頭部にハンドルを取付け、前記雄ネジをハンドルで操作でできるようにした請求項4記載の石臼粉挽き装置である。
本発明によれば、石臼にての粉挽きの際に被製粉物の組織を過度に損傷させることがなく、また、粉砕と同時に石臼摺接面で粉を練る機能(ブレンディング効果)を損なわずに、石臼摺接面の過度の磨耗を防げるものである。
以下に本発明を図面の実施例に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例1を示す分解斜視図、図2は、図1の使用状態を説明するための断面図、図3は、図1の使用状態を説明するための一部欠截正面図である。
図1〜図3において、石臼粉挽き装置1は低い円筒状の受皿2、軸機構3、下臼4、上臼5とから構成されている。受皿2には、その中心位置に同軸に円盤状の突部2aが設けられ、突部2aの中心位置に孔2bが設けられている。そして、孔2bには軸機構3の主要部分を構成する円柱状の軸体10の下部先端に設けられた係合突起10aが嵌め込まれて、軸体10は受皿2の中心に突設されている。また、軸体10の下部には雄ネジ部10bが設けられており、雄ネジ部10bには下からロックナット11、バネ位置調整ナット12が螺合されている。
以下、軸体10には、下から順にバネ位置調整ナット12と摺接する下側環状部材13、下側環状部材13上に配置されるコイル状の面圧調整バネ14が嵌合され、面圧調整バネ14の上部に面圧調整バネ14のバネ受として配置される上側環状部材15が遊嵌されており、さらに、先端側には、軸孔16aを有する筒部材16がその軸孔16aで遊嵌されて上側環状部材15に当接して面圧調整バネ14の付勢により支持されて軸機構3が構成されている。
なお、バネ位置調整ナット12は、軸体10における下側環状部材13の下部位置を設定し、下側環状部材13と上側環状部材15の間に配置された面圧調整バネ14の間隔調整して、面圧調整バネ14が上から付勢された状態におけるバネ圧を調整するものであり、ロックナット11は、バネ位置調整ナット12と噛み合って回り止めを行うものである。
下臼4は、上部が小径で下部が大径の段差を有する孔4aが同軸に設けられた筒体で、孔4aに軸機構3を挿通して受皿2上に載置され、下臼4の上面4bからは軸機構3を構成する軸体10、軸体10の先端側に位置する面圧調整バネ14の先端部分、上側環状部材15、筒部材16等が突出して配置される。
上臼5は、下臼4と同様に上部が小径で下部が大径の段差を有する孔5aが同軸に設けられた筒体で、孔5aに軸機構3を挿通して下臼4上に載置され、軸機構3の先端側に位置する筒部材16の外周部が嵌合して、上臼5の下面5cが下臼4の上面4bと摺接した状態で軸機構3の上部に回転可能に支持される。上臼5には、孔5aから離間して上面5bから下面5cに貫通する投入孔6が設けられ、また、上臼5の側面には、側面から水平に突出して略直角に垂直方向に上部に延びるL字状の操作レバー7が突設されている。L字状の操作レバー7は、上臼5の側面に設けられた取付け孔7aに嵌合させて着脱可能に突設されているものであり、使用しない場合には、上臼5の側面から取り外すことができる。
また、上臼5の下面5cと下臼4の上面4bには、各中心部の孔5a,4aから半径方向に直線状に延びる複数の溝が略等角度に設けられて各面4b,5cを扇形に分割しており、さらに各扇形には、直線状の辺に沿って略等間隔に平行な複数の溝が設けられて鑢を構成している。
次に、実施例1の石臼粉挽き装置1の使い方について説明する。石臼粉挽き装置1は、上臼5の自重にて加圧するため、上臼5の重量が重いと上臼5の下面5cと下臼4の上面4bとの接触摩擦が大きくなって石の粉が製粉粒に混入したり、また上臼5の回転に伴う発熱により製粉粒が劣化したり、或いは、上臼5と下臼4の両面に形成した鑢用の溝が摩耗して補修が必要になるので、製粉時には、上臼5の下面5cが下臼4の上面4bに与える面圧調整が必要である。
このような石臼粉挽き装置1の上臼5と下臼4の両面における面圧は、上臼5の重さと被製粉物の流量によって決まるので、被製粉物の流量による圧力も考慮に入れなくてはならないため微調整が必要となる。
そこで、先ず石臼粉挽き装置1の面圧を調べるために、上臼5に設けられた投入孔6から被製粉物を供給し、操作レバー7を回転操作して上臼5を回転させ、上臼5の下面5cと下臼4の上面4bとの摺接により、投入孔6から供給される材料が碾かれて出来た製粉の状態を調べる。
そして、このときの製粉の状態により、図3に示すように上側環状部材15よりも薄く形成された環状のスペーサ部材151を上側環状部材15と筒部材16との間に軸体10を挿通させて1枚〜複数枚挟み込むように配置して、面圧調整バネ14の間隔を調整して面圧を微少に調整する。そして、再び、投入孔6から被製粉物を供給し、上臼5を回転させて、石臼粉挽き装置1の面圧を調べ、出来た製粉の状態が良好であれば、そのまま製粉作業を継続する。このように、石臼粉挽き装置1によれば、環状のスペーサ部材151を上側環状部材15と筒部材16との間に配置して、面圧調整バネ14の強さを微少に調整することができる。
また、石臼粉挽き装置1の面圧が略良好な状態においても、別種類の被製粉物(米や麦等の材料)の製粉を行うときには、被製粉物の直径に合わせて面圧の微調整が必要となるが、前記したようにスペーサ部材151を使用して微調整が可能である。
スペーサ部材151を使用しないで面圧を調整したい場合には、バネ位置調整ナット12の位置を調整して、下側環状部材13と上側環状部材15の間に配置された面圧調整バネ14に下臼4の上面4bに上臼5の自重がかかった場合の、面圧調整バネ14の間隔調整をして面圧の調整を行い、ロックナット11をバネ位置調整ナット12に圧接させて固定し、バネ位置調整ナット12の回り止めを行って面圧を連続的に調整することができる。
なお、スペーサ部材151を使用する場合、面圧を下げることしかできないから、スペーサ部材151の使用を前提とするときは、スペーサ部材151を挟まないときの面圧を上げ気味に調整しておく必要がある。
次に、実施例2の石臼粉挽き装置1aについて図4の一部欠截正面図を参照して説明する。図4において、石臼粉挽き装置1aは、低い円筒状の受皿2、軸機構3a、下臼4、上臼5とを有する構成であり、軸機構3aの構造が実施例1と異なる以外は実施例1と同じ構造である。
軸機構3aは、主要部分を構成する円柱状の軸体20、円筒状の筒状体21、コイル状の面圧調整バネ24、上側環状部材25、筒部材26、雄ネジ27、ハンドル28とを有して構成されている。軸体20は、下部先端に係合突起20aが設けられており、この係合突起20aが受皿2の孔2bに嵌め込まれて、受皿2の中心に同軸に突設されている。
筒状体21は、一端に開口部22を有し他端が閉塞された形状であり、開口部22の外周には鍔部21cが設けられている。そして、他端側の端面21aの中心位置には、軸方向に貫通する雌ネジ部21bが設けられていて、開口部22から軸体20に嵌合されている。
面圧調整バネ24は、そのバネ穴に筒状体21が挿通されて、筒状体21の鍔部21c上に配置されている。面圧調整バネ24の上部には、筒状体21の外周面に面圧調整バネ24のバネ受として上側環状部材25が嵌合して配置されている。中心に軸孔26aを有する筒部材26は、その軸孔26aを筒状体21の外周面に嵌合されて上側環状部材25に当接して面圧調整バネ24の付勢により支持されている。また、筒部材26は、外周部に上臼5の孔5aが嵌合されて上臼5を回転可能に支持している。筒状体21の端面21aの中心位置に設けられた雌ネジ部21bには、雄ネジ27が螺合しており、雄ネジ27の先端部27aが軸体20の頭部20bに当接して、軸体20に対する筒状体21の位置を可変設定可能な構造になっている。また、雄ネジ27の上部にはハンドル28が取付けられており、ハンドル28を操作して雄ネジ27を回転し、軸体20に対する筒状体21の位置を可変設定することが可能である。
次に、実施例2の石臼粉挽き装置1aの使い方について説明する。先ず、上臼5に設けられた投入孔6から被製粉物を供給し、操作レバー7を回転操作して上臼5を回転させ、上臼5の下面5cと下臼4の上面4bとの摺接により、投入孔6から供給される材料が碾かれて出来た製粉の状態を調べる。そして、このときの製粉の状態により、ハンドル28又は雄ネジ27を回転操作して、軸体20に対する筒状体21の位置を可変設定して、筒状体21の鍔部22の位置を可変設定し、鍔部22と上側環状部材25の間に配置された面圧調整バネ24の間隔調整して下臼4の上面4bにかかる上臼5の重量を調整する。そして、投入孔6から被製粉物を供給し、上臼5を回転させて、再び、石臼粉挽き装置1の面圧を調べ、出来た製粉の状態が良好であれば、そのまま製粉作業を継続する。このように、石臼粉挽き装置1aによれば、ハンドル28又は雄ネジ27を回転操作して、面圧調整バネ24の強さを設定できるので、連続的な微調整が可能であり、被製粉物の流量による面圧の微妙な変化に対応できる。
次に、実施例3について説明する。実施例1では、軸体10が受皿2に取付けられて固定された手動式の石臼粉挽き装置1について説明したが、実施例3では、軸体30がモータMにより回転する石臼粉挽き装置1bについて、図5の一部欠截正面図を参照して説明する。なお、図1〜図3及び図5における同符号は同じものを示している。
石臼粉挽き装置1bは、低い円筒状の受皿32、軸機構33、下臼4、上臼5、受皿32の置き台34とを有する構成である。受皿32には、その中心位置に孔32aが設けられ、この孔32aには外周面と内周面の一方に対して、他方が回転可能なベアリング部材35が圧入により埋設されている。そして、ベアリング部材35の孔35aには軸機構33の軸体30が挿通して、受皿32に対して、軸体30が回転可能に固定されている。そして、ベアリング部材35の孔35aを挿通した軸体30の下部先端30aは、受皿32の裏面に突出して置き台34内に配置され、プーリーP1が取付けられている。また、置き台34には、モータMが取付けられていて、このモータMのにはプーリーP2が取付けられている。そして、図5に示すように受皿32は置き台34に載置されており、軸体30の下部先端に固定されているプーリーP1とモータMの回転軸M1に固定されているプーリーP2は、ベルト36で連結されており、モータMの回転により軸体30が回転するようになっている。
図5に示した例では、モータMの回転により軸体30が回転する構造として、軸同士をベルトで連結するものについて説明したが、各軸に歯車を取り付けて歯車同士を噛み合わせて連結する構造や、各軸を同軸に直結してモータMの回転により直接に軸体30が回転する構造にすることもできる。
軸体30を主要構成部分とする軸機構33は、軸体30がモータMの回転により回転するものであること、及び、軸体30の先端部分で筒部材37と係合する構成である点が異なっている他は、図2の実施例1の軸機構3と同じ構成である。
軸機構33について、詳細な機能の説明は省略するが、軸体10の下部には雄ネジ部10bが設けられており、下からロックナット11、バネ位置調整ナット12が螺合されている。そして、下から順にバネ位置調整ナット12、下側環状部材13、コイル状の面圧調整バネ14、軸体30の多角柱状の先端部分30cが挿通可能な多角孔を有する上側環状部材15aが順次挿通配置されている。
軸体30の先端部分30cは、三角、四角、六角、八角等の多角柱状(図5に示した例では六角柱状)であり、筒部材37は、軸体30の多角柱状の先端部分30cと合致する回り止め構造で遊嵌する多角孔37aを有している。これにより筒部材37は、その多角孔37aに軸体30の先端部分30cが回り止め構造で遊嵌されて、バネ受としての上側環状部材15aに当接して面圧調整バネ14の上側に配置され、面圧調整バネ14の付勢により支持されて軸体30と同位相で回転する。
図5に示した例では、軸体30の先端部分に筒部材37を回り止め構造で遊嵌して、軸体30と同位相で回転させる構造として、軸体30の先端部分30cを多角柱状にし、また、筒部材37に多角柱状の先端部分30cと係合する多角孔37aを有する構造のものについて説明したが、軸体30の先端部分を円柱状の外周面に軸方向に突片を設けた鉤形の柱状、又は半円柱状とし、筒部材37に鉤形の柱状又は半円柱状の先端部分と合致して回り止め構造で遊嵌する鉤形又は半円柱状の孔を有する構造とすることもできる。
下臼4は、上部が小径で下部が大径の段差を有する孔4aに軸機構33を構成するロックナット11、バネ位置調整ナット12、下側環状部材13、コイル状の面圧調整バネ14等を挿通して受皿32上に載置され、下臼4の上面4bからは軸機構33を構成する軸体30の先端部分、面圧調整バネ14の先端部分、上側環状部材15a、筒部材37等が突出して配置される。
上臼5は、下臼4と同様に上部が小径で下部が大径の段差を有する孔5aに軸機構33を挿通して下臼4上に載置され、軸機構33の先端側に配置した筒部材37の外周部が嵌合してモータMの回転により軸体30が回転すると、軸体30の多角柱状の先端部分30cと係合する筒部材37が回転し、筒部材37に嵌合している上臼5も回転する。
次に、実施例3の石臼粉挽き装置1bの使い方について説明する。先ず、上臼5に設けられた投入孔6から被製粉物を供給し、モータMを駆動操作して上臼5を回転させ、上臼5の下面5cと下臼4の上面4bとの摺接により、投入孔6から供給される材料が碾かれて出来た製粉の状態を調べる。そして、このときの製粉の状態により、面圧の微調整が必要となる場合には、軸体30が挿通可能な多角孔を有する環状のスペーサ部材152(図示省略)を上側環状部材15aと筒部材37との間に軸体30を挿通させて1枚〜複数枚挟み込むように配置して、前記したように微調整が可能である。
また、面圧の微調整は、軸体30と下臼4との相対位置を調節して、面圧調整バネ14の間隔を調整することができるので軸体30を直接動かして面圧の微調整をしてもよい。軸体30を直接動かして軸体30と下臼4との相対位置を調節する例について図6を参照して説明する。
図6において、置き台34の底部34aには孔34bが設けられている。置き台34の底部34aにおいて、孔34bに合致して環状の鍔部38aを同軸に溶接されて鍔付ナット38が取付けられている。この鍔付ナット38は、環状の鍔部38aの中心部に雌ネジ部38bが設けられ、また、スラストベアリングBを内部に装着した筒部38cが上部に開口して、置き台34の底部34aに突設されている。また、置き台34には、鍔付ナット38の上部に離間してベアリング部材(補助軸受け)39aが設けられている。さらにベアリング部材(補助軸受け)39aの上部に離間して、プーリーP1とベアリング部材を一体化したプーリー付軸受け39が設けられている。なお、プーリーP1はモータM(図は省略)とベルト36で連結されており、モータMの回転により軸体30が回転する。
軸体30は、ベアリング部材(軸受け)35、プーリー付軸受け39、ベアリング部材(補助軸受け)39aを順次挿通して、先端が鍔付ナット38の筒部38cに挿入されてスラストベアリングBに当接して配置されている。また、置き台34の底部34aの孔34bには、雄ネジ50が挿入されて鍔付ナット38の鍔部38aの雌ネジ部38bと螺合されてスラストベアリングBの背面部に当接している。この構成により、雄ネジ50の位置を調節して、雄ネジ50と当接しているスラストベアリングBを移動させて、軸体30を直接動かして軸体30と下臼4との相対位置を調節することができる。
次に、実施例3と同様に軸体40がモータMにより回転する実施例4の石臼粉挽き装置1cについて、図7の一部欠截正面図を参照して説明する。なお、図1〜図7における同符号は同じものを示している。
図7において、石臼粉挽き装置1cは、低い円筒状の受皿32、軸機構43、下臼4、上臼5、受皿32の置き台34とを有する構成であり、受皿32には、その中心位置に孔32aが設けられ、この孔32aには外周面と内周面の一方に対して、他方が回転可能なベアリング部材35が圧入により埋設されている。そして、ベアリング部材35の孔35aには軸機構43の軸体40が挿通して、受皿32に対して、軸体40が回転可能に固定されている。そして、ベアリング部材35の孔35aを挿通した軸体40の下部先端40aは、受皿32の裏面に突出して配置され、プーリーP1が取付けられている。また、置き台34には、モータMが取付けられていて、このモータMの回転軸M1にはプーリーP2が取付けられている。そして、受皿32は置き台34に載置されており、軸体40の下部先端に固定されているプーリーP1とモータMの回転軸M1に固定されているプーリーP2は、ベルト36で連結されており、モータMの回転により軸体40が回転する。
軸体40を主要構成部分とする軸機構43は、軸体40がモータMの回転により回転するものであること、及び、軸体40の先端部分で筒部材46と回り止め構造で遊嵌する構造である点が異なっているが、図4の実施例1の軸機構3aと類似した構成である。
軸機構43は、主要部分を構成する軸体40、筒状体41、コイル状の面圧調整バネ44、上側環状部材45、筒部材46、雄ネジ27、ハンドル28とを有して構成されている。軸体40は、上部が四角柱状である。筒状体41は、一端に四角い開口部42を有し他端が閉塞された四角筒形状であり、開口部42の外周には鍔部41cが設けられている。そして、他端側の端面41aの中心位置には、軸方向に貫通する雌ネジ部41bが設けられていて、四角い開口部42から四角柱状の軸体40の上部が回り止め構造で遊嵌されている。
コイル状の面圧調整バネ44は、そのバネ穴に四角筒形状の筒状体41が挿通されて鍔部41c上に配置されている。面圧調整バネ44の上部には、筒状体41の外周面に遊嵌された上側環状部材45が面圧調整バネ44のバネ受として配置されている。中心に四角い軸孔46aを有する筒部材46は、その四角い軸孔46aを筒状体41の外周面に回り止め構造で遊嵌されて上側環状部材45に当接して面圧調整バネ44の付勢により支持されている。また、筒部材46は、外周部に上臼5の孔5aが嵌合されて上臼5を回転可能に支持している。筒状体41の端面41aの中心位置に設けられた雌ネジ部41bには、雄ネジ27が螺合しており、雄ネジ27の先端部27aが軸体40の頭部40bに当接して、軸体40に対する筒状体41の位置を可変設定可能な構造になっている。また、雄ネジ27の上部にはハンドル28が取付けられており、ハンドル28を操作して雄ネジ27を回転し、軸体40に対する筒状体21の位置を可変設定することが可能である。
以上本発明を図面に実施例に基づいて説明したが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された構成を変更しない限り、どのようにでも実施することができる。
本発明の実施例1を示す分解斜視図である。 図1の使用状態を説明するための断面図である。 図1の使用状態を説明するための一部欠截正面図である。 本発明の実施例2を示す一部欠截正面図である。 本発明の実施例3を示す一部欠截正面図である。 本発明の実施例3における軸体を直接動かして軸体と下臼との相対位置を調節する例を示す一部欠截正面図である。 本発明の実施例4を示す一部欠截正面図である。
符号の説明
1,1a,1b,1c 石臼粉挽き装置
2,32 受皿
2a 突部
2b 受皿2の孔
3,3a,33,43 軸機構
4 下臼孔
4a下臼4の
4b 下臼4の上面
5 上臼
5a 上臼5の孔
5b 上臼5の上面
5c 上臼5の下面
6 投入孔
7 操作レバー
10,20,30,40 軸体
10a 係合突起
10b 雄ネジ部
11 ロックナット
12 バネ位置調整ナット
13 下側環状部材
14,24,44 面圧調整バネ
15,15a,25,45 上側環状部材
16,26,37,46 筒部材
20a 係合突起
20b 軸体20の頭部
21,41 筒状体
21a,41a 端面
21b,38b,41b 雌ネジ部
21c,41c 鍔部
22 開口部
26a 軸孔
27,50 雄ネジ
27a 雄ネジ27の先端部
28 ハンドル
30a 軸体30の下部先端
30c 軸体30の多角柱状の先端部分
32a 受皿32の孔
34 受皿32の置き台
34a 置き台34の底部
34b 置き台34の孔
35 ベアリング部材
35a ベアリング部材35の孔
36 ベルト
37a 多角孔
38 鍔付ナット
38a 鍔部
38c 筒部
39 プーリー付軸受け
39a ベアリング部材(補助軸受け)
40a 軸体40の下部先端
46a 筒部材46の軸孔
151 スペーサ部材
B スラストベアリング
P1,P2 プーリー
M モータ
M1 回転軸

Claims (5)

  1. 下臼の上面の中心位置に軸体が突出して配置され、該軸体の先端側に筒部材が遊嵌され、上臼の中心位置に設けられた孔に前記筒部材が嵌合されて、上臼が下臼の上面に回転可能に配置されている石臼粉挽き装置であって、前記軸体に前記筒部材を付勢して前記上臼から前記下臼の上面にかかる上臼の自重による面圧の調整を行う面圧調整バネが組込まれた軸機構を備えていることを特徴とする石臼粉挽き装置。
  2. 前記軸機構は、下臼の上面に突出して配置され雄ネジ部が設けられた軸体と、該雄ネジ部に螺合するナットと、前記軸体に嵌合して前記ナットに支持される下側環状部材と、前記軸体に嵌合して前記下側環状部材上に配置されるコイル状の面圧調整バネと、軸孔を前記軸体に遊嵌して前記面圧調整バネの上側に配置されるとともに前記面圧調整バネの付勢により支持され外周部に前記上臼の孔が嵌合されて前記上臼を支持する筒部材とを備えて構成されている請求項1記載の石臼粉挽き装置。
  3. 前記軸機構は、前記面圧調整バネと前記筒部材間に前記軸体に挿通されて配置され前記面圧調整バネの間隔を調整するスペーサ部材を備えた請求項2記載の石臼粉挽き装置。
  4. 前記軸機構は、下臼の上面に突出して配置された軸体と、一端に開口部を有するとともに前記開口部の外周に鍔部が設けられ他端の端面が閉塞され前記他端の端面には軸方向に貫通して雌ネジ部が設けられ前記開口部から前記軸体に嵌合される筒状体と、前記筒状体が挿通されて前記鍔部上に配置されるコイル状の面圧調整バネと、軸孔を有し該軸孔を前記筒状体に遊嵌して前記面圧調整バネの上側に配置されるとともに前記面圧調整バネの付勢により支持され外周部に前記上臼の孔が嵌合されて前記上臼を支持する筒部材と、前記雌ネジ部に螺合して前記軸体の頭部に当接し、前記軸体に対する前記筒状体の位置を可変設定する雄ネジを備えて構成される請求項1記載の石臼粉挽き装置。
  5. 前記雄ネジの頭部にハンドルを取付け、前記雄ネジをハンドルで操作でできるようにした請求項4記載の石臼粉挽き装置。
JP2006006078A 2006-01-13 2006-01-13 石臼粉挽き装置 Expired - Fee Related JP4308825B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006006078A JP4308825B2 (ja) 2006-01-13 2006-01-13 石臼粉挽き装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006006078A JP4308825B2 (ja) 2006-01-13 2006-01-13 石臼粉挽き装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007185611A true JP2007185611A (ja) 2007-07-26
JP4308825B2 JP4308825B2 (ja) 2009-08-05

Family

ID=38341145

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006006078A Expired - Fee Related JP4308825B2 (ja) 2006-01-13 2006-01-13 石臼粉挽き装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4308825B2 (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010089056A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Mitsuka:Kk 石臼
KR200466044Y1 (ko) * 2010-08-30 2013-03-25 백성기 맷돌
CN104258926A (zh) * 2014-08-22 2015-01-07 盂县昌欣石磨面粉加工有限公司 一种能够磨制精细面粉的石磨
WO2016163760A1 (ko) * 2015-04-06 2016-10-13 문인술 3단 맷돌
KR101843174B1 (ko) 2016-05-02 2018-03-29 문인술 즉석조리용 맷돌
KR101844056B1 (ko) 2016-05-20 2018-03-30 문인술 돌가루발생방지수단이 구비된 맷돌
CN108225870A (zh) * 2018-04-23 2018-06-29 郑州大学 一种用于混凝土的磨粉装置
CN109046581A (zh) * 2018-08-16 2018-12-21 连云港泛美石油化工有限公司 化工固体原料碾磨装置
CN109772503A (zh) * 2019-01-11 2019-05-21 宋泮津 一种中医内科用中药研磨过滤装置
CN111330692A (zh) * 2020-03-12 2020-06-26 刘红梅 一种水性油墨制备研磨分散加工处理工艺
CN113019566A (zh) * 2021-03-05 2021-06-25 程梅 一种中药研磨装置
CN114226405A (zh) * 2022-02-28 2022-03-25 江苏通和沥青混凝土有限公司 一种钢渣混凝土废料钢渣粉碎加工装置
CN114392803A (zh) * 2021-12-07 2022-04-26 江苏权正检验检测有限公司 一种碾磨谷物智能装置
CN114588972A (zh) * 2022-03-23 2022-06-07 河南中釉环保科技有限公司 一种稳定固化重金属离子的固化粉制备设备及其制备方法
CN114588990A (zh) * 2022-03-11 2022-06-07 龙游县金怡热电有限公司 一种废渣预处理装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105689058B (zh) * 2016-04-11 2018-03-27 衢州图艺工业设计有限公司 一种升降清洁石磨
CN106391200B (zh) * 2016-08-30 2020-04-07 兴化格林生物制品有限公司 甜菊糖果粉的粉碎机构

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010089056A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Mitsuka:Kk 石臼
KR200466044Y1 (ko) * 2010-08-30 2013-03-25 백성기 맷돌
CN104258926A (zh) * 2014-08-22 2015-01-07 盂县昌欣石磨面粉加工有限公司 一种能够磨制精细面粉的石磨
US10471434B2 (en) 2015-04-06 2019-11-12 In-Sul MUN Three-stage millstones
WO2016163760A1 (ko) * 2015-04-06 2016-10-13 문인술 3단 맷돌
KR20160119656A (ko) * 2015-04-06 2016-10-14 문인술 동력장치에 의하여 구동되는 3단 맷돌
KR101692998B1 (ko) * 2015-04-06 2017-01-05 문인술 동력장치에 의하여 구동되는 3단 맷돌
JP2017537784A (ja) * 2015-04-06 2017-12-21 文 仁述Mun, In−Sul 三段石臼
CN107529923A (zh) * 2015-04-06 2018-01-02 文仁述 三层石磨
KR101843174B1 (ko) 2016-05-02 2018-03-29 문인술 즉석조리용 맷돌
KR101844056B1 (ko) 2016-05-20 2018-03-30 문인술 돌가루발생방지수단이 구비된 맷돌
CN108225870A (zh) * 2018-04-23 2018-06-29 郑州大学 一种用于混凝土的磨粉装置
CN108225870B (zh) * 2018-04-23 2024-03-01 郑州大学 一种用于混凝土的磨粉装置
CN109046581A (zh) * 2018-08-16 2018-12-21 连云港泛美石油化工有限公司 化工固体原料碾磨装置
CN109772503A (zh) * 2019-01-11 2019-05-21 宋泮津 一种中医内科用中药研磨过滤装置
CN111330692A (zh) * 2020-03-12 2020-06-26 刘红梅 一种水性油墨制备研磨分散加工处理工艺
CN113019566A (zh) * 2021-03-05 2021-06-25 程梅 一种中药研磨装置
CN114392803A (zh) * 2021-12-07 2022-04-26 江苏权正检验检测有限公司 一种碾磨谷物智能装置
CN114392803B (zh) * 2021-12-07 2022-12-16 江苏权正检验检测有限公司 一种碾磨谷物智能装置
CN114226405A (zh) * 2022-02-28 2022-03-25 江苏通和沥青混凝土有限公司 一种钢渣混凝土废料钢渣粉碎加工装置
CN114226405B (zh) * 2022-02-28 2022-04-29 江苏通和沥青混凝土有限公司 一种钢渣混凝土废料钢渣粉碎加工装置
CN114588990A (zh) * 2022-03-11 2022-06-07 龙游县金怡热电有限公司 一种废渣预处理装置
CN114588972A (zh) * 2022-03-23 2022-06-07 河南中釉环保科技有限公司 一种稳定固化重金属离子的固化粉制备设备及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4308825B2 (ja) 2009-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4308825B2 (ja) 石臼粉挽き装置
US7717653B2 (en) Processing tool
KR101935150B1 (ko) 수직 롤러형 분쇄날 및 이를 구비한 분쇄기
US20110162538A1 (en) Pepper mill
KR101883863B1 (ko) 밀 장치
JP2006239518A (ja) 電動粉挽き機
KR101658984B1 (ko) 롤 분쇄기
JP2011072855A (ja) 粉砕装置
JP2015039555A (ja) ミル装置
KR101778915B1 (ko) 곡물 분쇄기
JP2010089056A (ja) 石臼
JP7193827B2 (ja) 摩砕機
JP3195662U (ja) 粉砕機の診断装置
JP2014217792A (ja) 解砕整粒機
TWM274205U (en) Torque adjusting module
CN107245818A (zh) 一种缝纫机简易挑线调节机构及缝纫机
KR101559305B1 (ko) 연마 가공 장치
JP2002126546A (ja) 自動製粉機
JP6195259B1 (ja) ミル装置とその臼構造
JP2007313452A (ja) 石臼
JP5668902B2 (ja) 竪型粉砕機
KR20150143111A (ko) 분쇄기
CN205008033U (zh) 一种磨浆机壳体
KR101861481B1 (ko) 분쇄기
CN206897506U (zh) 磨粉机磨盘间隙自动调节机构及磨粉机

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20080711

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081021

A521 Written amendment

Effective date: 20081209

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090407

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090501

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees