JP2007185551A - 誘導加熱調理器用鍋の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来の誘導加熱調理用鍋において、鍋の外面に凹凸があるため、磁性体金属層の表面積が大きくなり、電磁誘導によって加熱された磁性体金属層の表面から熱が逃げ易くなって、鍋の加熱効率が低下してしまうという問題を解決するために、外面の表面積よりも内面の表面積の方を大きくした鍋を製造する方法を提供する。
【解決手段】 外側の磁性体金属層と内側の熱良導性金属層との少なくとも2層の金属層で構成された円形多層金属板に対して、その内面に多数の凹部を形成し、その後に鍋形状にプレス成形する。
【選択図】 図1
【解決手段】 外側の磁性体金属層と内側の熱良導性金属層との少なくとも2層の金属層で構成された円形多層金属板に対して、その内面に多数の凹部を形成し、その後に鍋形状にプレス成形する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、複数の金属層で構成された誘導加熱調理用鍋、この誘導加熱調理用鍋の製造方法、およびこの誘導加熱調理用鍋を用いた炊飯器に関するものである。
従来の誘導加熱調理用鍋は、内側のアルミニウム層と外側の磁性体金属層との2層で構成され、磁性体金属層の外面に凹凸加工が施されている(例えば、特許文献1参照)。
なお、誘導加熱調理用鍋とは異なるが、一般的なガスレンジ用鍋の参考例として、例えば、特開2001−238791号公報に記載のものがある。
しかしながら、従来の誘導加熱調理用鍋は、鍋の外面に凹凸があるため、磁性体金属層の表面積が大きくなり、電磁誘導によって加熱された磁性体金属層の表面から熱が逃げ易くなる。その結果、鍋の加熱効率が低下してしまい問題であった。
本発明は、このような問題を解決し、加熱効率の高い誘導加熱調理用鍋の製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る誘導加熱調理用鍋の製造方法は、外側の磁性体金属層と内側の熱良導性金属層との少なくとも2層の金属層で構成された円形多層金属板に対して、その内面に多数の凹部を形成し、その後に鍋形状にプレス成形したものである。
本発明に係る誘導加熱調理用鍋の製造方法は、円形多層金属板の内面に多数の凹部を形成し、その後に鍋形状にプレス成形したので、加工のし難い鍋の内面に対しても容易に凹部を形成することができる。
以下、本発明に係る誘導加熱調理用鍋、誘導加熱調理用鍋の製造方法および炊飯器の好適な実施の形態について添付図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る炊飯器の構成を示す断面図である。図1において、1は上部が開口した炊飯器本体、2は炊飯器本体1の後方上部に設けられたヒンジ部1aを介して炊飯器本体1の上部開口部を開閉自在に覆うように取付けられた蓋体、3は炊飯器本体1内に収容される誘導加熱調理用鍋、4は誘導加熱調理用鍋3を電磁誘導加熱する誘導加熱コイル、5は上ケース6と下ケース7とコイル台8からなる炊飯器本体1の本体ケースである。ここで、誘導加熱コイル4は、2重の環状に配置された内コイル4aと外コイル4bとを備えている。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る炊飯器の構成を示す断面図である。図1において、1は上部が開口した炊飯器本体、2は炊飯器本体1の後方上部に設けられたヒンジ部1aを介して炊飯器本体1の上部開口部を開閉自在に覆うように取付けられた蓋体、3は炊飯器本体1内に収容される誘導加熱調理用鍋、4は誘導加熱調理用鍋3を電磁誘導加熱する誘導加熱コイル、5は上ケース6と下ケース7とコイル台8からなる炊飯器本体1の本体ケースである。ここで、誘導加熱コイル4は、2重の環状に配置された内コイル4aと外コイル4bとを備えている。
そして、上ケース6の前面側上部には、炊飯スイッチや予約スイッチ等の操作パネル9が設けられ、炊飯器本体1内の後方側には、上ケース6から下ケース7に亘って電源コードリール10が設けられている。また、本体ケース5のコイル台8のほぼ中心部には、誘導加熱調理用鍋3の底部に接触して誘導加熱調理用鍋3の温度を検知する温度センサ11が設けられ、炊飯器本体1の内部には、炊飯器の動作を制御する制御部12が設けられている。
次に、図2〜4を用いて誘導加熱調理用鍋3の構造を詳細に説明する。図2は誘導加熱調理用鍋3の内部側面形状を示す断面図である。また、図3は誘導加熱調理用鍋3の内部底面形状を示す平面図である。さらに、図4は誘導加熱調理用鍋3の断面構造を示す部分拡大図である。図2〜図4に示すように、誘導加熱調理用鍋3は、外側の磁性体金属層3aと、内側の熱良導性金属層3bとの2層の金属層で構成され、内表面にはご飯がこびり付かないようにフッ素樹脂コーティング層3cが形成されている。磁性体金属層3aには、フェライト系ステンレスや鋼板等が用いられ、熱良導性金属層3bには、アルミニウムまたはアルミニウム合金が用いられている。
なお、磁性体金属層3aの外表面にも、フッ素樹脂コーティング層やシリコーン系の非粘着性のコーティング層を形成してもよい。また、磁性体金属層3aには、誘導加熱可能な金属であれば、いかなる金属を用いてもよい。さらに、熱良導性金属層3bには、誘導加熱された磁性体金属層3aの熱を鍋内部に伝達できる金属であれば、いかなる金属を用いてもよい。
誘導加熱調理用鍋3の内面には、内コイル4aの対向部から外コイル4bの対向部(即ち、誘導加熱コイル4に対向する部位)にかけて、鍋底の中心を円心とした同心円上に、放射状に多数の球面形状の凹部13aが形成されている。そして、各凹部13aの周縁部分が凸部13bを構成し、誘導加熱調理用鍋3の内面が凹凸になっている。一方、誘導加熱調理用鍋3の外面には、何ら凹凸加工は施されておらず、滑らかな平坦面となっている。
このため、誘導加熱調理用鍋3は、外面の表面積よりも内面の表面積の方が大きくなる。その結果、誘導加熱コイル4の駆動によって磁力線が発生し、磁性体金属層3aが電磁誘導加熱で発熱した場合、この熱の多くは、表面積の大きな誘導加熱調理用鍋3の内面から放射される。よって、炊飯時の火力が強力になり、炊飯性能が向上する。また、誘導加熱調理用鍋3の内面が凹凸であるため、鍋内の水との接触面積が増加して、熱効率の高い加熱が可能となる。さらに、誘導加熱調理用鍋3の内面が凹凸であるため、米粒との接触及び当たりが増加し、軽い力で素早く米研ぎを行うことができる。
また、誘導加熱調理用鍋3の内面に凹部13aを設けることにより、鍋内に対流を効果的に発生させることが可能となる。即ち、図5に示すように、電磁誘導加熱によって磁性体金属層3aが発熱した場合、この熱は熱良導性金属層3bを通過して、誘導加熱調理用鍋3の内面から放射される。この際、凹部13a底面と凸部13bとでは、熱を通過させる距離が大きく異なる。即ち、磁性体金属層3aと熱良導性金属層3bとの接合面から凹部13a底面までの距離L1に比べて、磁性体金属層3aと熱良導性金属層3bとの接合面から凸部13bまでの距離L2の方が長い。
その結果、凸部13bに比べて凹部13a底面の方が、熱良導性金属層3bの通過による熱損失が少なくなり、凸部13bの表面温度t2に比べて、凹部13a底面の表面温度t1の方が高くなる。そして、凹部13aと凸部13bとの表面温度の差(t1−t2)によって鍋内に対流が発生し、米粒を鍋内で適度に循環させることができる。その結果、炊きムラの少ないふっくらしたご飯を炊き上げることが可能となる。
図6に示すように、誘導加熱調理用鍋3は、凹部13aの外径が米粒の長辺より長くなるように構成されている。このため、以下に挙げる効果が得られる。第1に、凹部13a内に米粒が入り込み易くなり、凹部13a内で米粒を十分に加熱させることができる。第2に、凹部13a内に入り込んだ米粒と凹部13aとの間に隙間ができるので、炊飯時の水の対流がこの隙間に入り込み、米粒を押し上げるように作用する。その結果、凹部13a内の米粒は、凹部13a内から容易に離脱できるようになり、凹部13a内での米粒の目詰まりが抑制される。よって、十分な放熱面積が確保され、誘導加熱調理用鍋3の熱効率が向上する。
第3に、凹部13aに入り込んだ米粒によって、積み重なった米粒の整列が乱れ、米を研ぐときに米粒同士の摩擦が良くなる。このため、米を研ぐときに米粒に掛かる力が分散され、米粒の割れを効果的に防止できる。また、米粒同士の摩擦が良好なために、一回の米研ぎで多くの米粒に力が波及するので、米を研ぐ時間を短縮させることができる。
さらに、誘導加熱調理用鍋3は、凹部13aの深さが米粒の短辺より浅くなるように構成されている。このため、以下に挙げる効果が得られる。第1に、凹部13a内に入り込んだ米粒の上端部は、凹部13aからはみ出すので、炊飯時の水の対流が米粒の上端部に直接当たる。その結果、米粒は凹部13a内から容易に離脱することができ、凹部13a内での米粒の目詰まりが抑制される。よって、十分な放熱面積が確保され、誘導加熱調理用鍋3の熱効率が向上する。第2に、米を研ぐ際に、凹部13aからはみ出した米粒の上端部に直接力が加わるので、米粒は凹部13a内に留まることなく、鍋内を効率的に移動する。このため、米粒の鍋内での循環が加速され、より均一に米を研ぐことが可能となる。
以上説明した各効果は、少なくとも誘導加熱コイル4に対向する部位に凹部13aが形成されていれば、確実に発揮される。しかし、凹部13aの形成位置は、誘導加熱コイル4に対向する部位のみに限定されるものではなく、図7に示すように、誘導加熱調理用鍋3の側面上部まで、凹部13aを形成してもよい。また、内コイル4aに対向する部位には凹部13aを形成し、且つ外コイル4bに対向する部位には凹部13aを形成しないという構成としてもよい。さらに、誘導加熱コイル4に対向する部位において、凹部13aを形成する部分と凹部13aを形成しない部分とに分ける構成としてもよい。このような構成とすることにより、炊飯時の鍋内の対流に変化を起こさせることができ、米粒の鍋内での循環が促進され、加熱効率が向上する。
また、凹部13aの形状は、球面形状或いは楕円球面形状に限定されることなく、例えば、図8(a)〜(c)に示すような四角錘形状や、図9(a)〜(d)に示すような長径形状(サイド三角錘形状)であってもよい。さらに、異なる形状の組み合わせであってもよい。
図10は、実施の形態1の変形例に係る誘導加熱調理用鍋3の内部側面形状を示す図である。図10に示すように、誘導加熱調理用鍋3の内部側面には、凹部13aが形成されずに略平坦な水位目盛り表示エリア14が設けられている。水位目盛り表示エリア14には、鍋内に満たされる水の水位を示す「水位目盛り」が印刷されている。略平坦な水位目盛り表示エリア14に「水位目盛り」を印刷することにより、印刷のかすれを確実に防止することができる。なお、水位目盛り表示エリア14は、単一でもよく、また等間隔に複数個設けてもよい。
図11は、実施の形態1の他の変形例に係る誘導加熱調理用鍋3の内部側面形状を示す図である。図11に示すように、誘導加熱調理用鍋3の側面に形成された凹部13aは、長辺を上下に延ばした楕円球面形状を有している。このため、炊飯後に杓文字でご飯を装う際、誘導加熱調理用鍋3の側面に沿って上から下に杓文字の先端を移動させることにより、凹部13a内の飯粒は傾斜の緩やかな楕円の長辺方向に移動して凹部13a内から離脱する。その結果、凹部13a内での飯粒のこびり付きが解消され、誘導加熱調理用鍋3の洗浄が容易になる。
図12は、実施の形態1の他の変形例に係る誘導加熱調理用鍋3の内部底面形状を示す図である。図12に示すように、誘導加熱調理用鍋3の底面に形成された凹部13aは、長辺を放射状に延ばした楕円球面形状を有している。このため、炊飯後に杓文字でご飯を装う際、誘導加熱調理用鍋3の底面に沿って中心から周縁に杓文字の先端を移動させることにより、凹部13a内の飯粒は傾斜の緩やかな楕円の長辺方向に移動して凹部13a内から離脱する。その結果、凹部13a内での飯粒のこびり付きが解消され、誘導加熱調理用鍋3の洗浄が容易になる。
図13,14は、実施の形態1の他の変形例を示す図である。図13に示すように、誘導加熱調理用鍋3の底面には、凹部13aが形成されずに略平坦な温度測定エリア15が設けられている。そして、図14に示すように、温度測定エリア15に対向する下面には、温度センサ11が配置されている。このため、誘導加熱調理用鍋3内部の熱は略平坦な温度測定エリア15を通して極めて少ないロスで温度センサ11に到達するので、誘導加熱調理用鍋3内部の正確な温度を温度センサ11で検出することが可能となる。
実施の形態2.
次に、実施の形態2に係る誘導加熱調理用鍋の製造方法を説明する。なお、実施の形態2の製造方法によって、実施の形態1で詳細に説明した誘導加熱調理用鍋3が製造される。従って、実施の形態1と同一又は同等な構成部分については同一符号を付し、その説明は省略する。
次に、実施の形態2に係る誘導加熱調理用鍋の製造方法を説明する。なお、実施の形態2の製造方法によって、実施の形態1で詳細に説明した誘導加熱調理用鍋3が製造される。従って、実施の形態1と同一又は同等な構成部分については同一符号を付し、その説明は省略する。
図15は、誘導加熱調理用鍋3の材料となる円形多層金属板16を示す図である。円形多層金属板16は、図16(a)に示すように、複数の金属層(磁性体金属層3aと熱良導性金属層3b)で構成されている。そして、図15、図16(b)に示すように、円形多層金属板16の熱良導性金属層3b側の中央部分に、多数の球面形状の凹部13aを形成する。ここで、上下に設けられた矩形状の一対の水位目盛り表示エリア14には、凹部13aは形成しないものとする。その後、熱良導性金属層3b側を内側にして鍋形状にプレス成形し、更に、図16(c)に示すように、熱良導性金属層3bの上面にフッ素樹脂コーティング層3cを形成することにより、図2、図3に示した誘導加熱調理用鍋3が完成する。
本実施の形態の製造方法では、円形多層金属板16をプレス成形する前に、凹部13aを形成することによって、加工のし難い鍋の内面に対しても容易に凹部13aを形成することができる。また、プレス成形後にフッ素樹脂コーティング層3cを形成することにより、フッ素樹脂コーティング層3cがプレス成形時の押圧力によって傷つくことを防止することができる。
円形多層金属板16に形成する凹部13aは、プレス成形により鍋の側面になる部分と、プレス成形により鍋のコーナー(鍋の側面と底面との境界部分)になる部分と、プレス成形により鍋の底面になる部分とで、形状を変えてもよい。即ち、図17(a)に示すように、鍋の側面になる部分は、上下方向に引っ張られると共に、左右方向に圧縮され、凹部13aの開口が上下に延びる。従って、凹部13aの開口を予め左右方向に長く且つ上下方向に短い楕円形に形成することにより、プレス成形により凹部13aの開口は、真円形状となる。
また、図17(b)に示すように、鍋のコーナーになる部分は、鍋の側面になる部分より更に上下方向に引っ張られ、凹部13aの開口が上下に延びる。従って、凹部13aの開口を予め上下方向に短い楕円形(鍋の側面になる部分よりも更に上下方向に短い楕円形)に形成することにより、プレス成形により凹部13aの開口は、真円形状となる。
なお、図17(c)に示すように、鍋の底面になる部分は、プレス成形によって左右上下の両方向均等に弱い引張力が掛かるが、形状はほとんど変化しないので、図17(c)に示すように、凹部13aの開口は予め真円形状に形成する。
なお、図17(c)に示すように、鍋の底面になる部分は、プレス成形によって左右上下の両方向均等に弱い引張力が掛かるが、形状はほとんど変化しないので、図17(c)に示すように、凹部13aの開口は予め真円形状に形成する。
以上のように、円形多層金属板16の内面に凹部13aを形成する際には、鍋底面の凹部13aの開口面積に比べて、鍋側面の凹部13aの開口面積が小さくなるように加工することにより、プレス成形によって鍋底面の凹部13aと鍋側面の凹部13aとの開口面積を略同一にすることができる。同様に、円形多層金属板16の内面に凹部13aを形成する際には、鍋底面の凹部13aの開口面積に比べて、鍋コーナーの凹部13aの開口面積が小さくなるように加工することにより、プレス成形によって鍋底面の凹部13aと鍋コーナーの凹部13aとの開口面積を略同一にすることができる。その結果、プレス成形後の各凹部13aの開口面積はいずれの部位も略同一となり、炊飯時の鍋内の加熱がより均一となる。
なお、鍋の側面、コーナー及び底面で凹部13aの開口形状を変えているのは、プレス成型後に各開口形状が略同一になるようにするためである。従って、必ずしも真円形状でなくてもよく、楕円形状、多角形状等であってもよい。また、円形多層金属板16に形成する凹部13aは、図18に示すように、楕円球面形状であってもよい。さらに、図19に示すように、円形多層金属板16の中央部分に温度測定エリア15を設け、この温度測定エリア15には、凹部13aを形成しないようにしてもよい。
1…炊飯器本体、2…蓋体、3…誘導加熱調理用鍋、3a…磁性体金属層、3b…熱良導性金属層、3c…フッ素樹脂コーティング層、4…誘導加熱コイル、4a…内コイル、4b…外コイル、5…本体ケース、6…上ケース、7…下ケース、8…コイル台、9…操作パネル、10…電源コードリール、11…温度センサ、12…制御部、13a…凹部、13b…凸部、14…水位目盛り表示エリア、15…温度測定エリア、16…円形多層金属板。
Claims (3)
- 外側の磁性体金属層と内側の熱良導性金属層との少なくとも2層の金属層で構成された円形多層金属板に対して、その内面に多数の凹部を形成して、その後に鍋形状にプレス成形し、前記円形多層金属板の内面に前記凹部を形成する際には、鍋底面の前記凹部の開口面積に比べて、鍋側面の前記凹部の開口面積が小さくなるように加工し、プレス成形によって鍋底面の前記凹部と鍋側面の前記凹部との開口面積が略同一になるようにしたことを特徴とする誘導加熱調理用鍋の製造方法。
- 外側の磁性体金属層と内側の熱良導性金属層との少なくとも2層の金属層で構成された円形多層金属板に対して、その内面に多数の凹部を形成して、その後に鍋形状にプレス成形し、前記円形多層金属板の内面に前記凹部を形成する際には、鍋底面の前記凹部の開口面積に比べて、鍋コーナーの前記凹部の開口面積が小さくなるように加工し、プレス成形によって鍋底面の前記凹部と鍋コーナーの前記凹部との開口面積が略同一になるようにしたことを特徴とする誘導加熱調理用鍋の製造方法。
- プレス成形後に、内面にフッ素加工を施したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の誘導加熱調理用鍋の製造方法。
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- 2007-04-23 JP JP2007112985A patent/JP2007185551A/ja active Pending
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