JP2007182813A - 内燃機関の蒸発燃料処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】混合気の蒸発燃料濃度を迅速に計測することができる内燃機関の蒸発燃料処理装置を提供する。
【解決手段】蒸発燃料を一時的に吸着する吸着材14および空間層19を有するキャニスタ13と、吸着材14から脱離した蒸発燃料を含む混合気を吸気管2に導くパージ管15と、混合気の蒸発燃料濃度の計測結果に基づいてパージ管15から吸気管2に導く混合気の流量を調整するパージ制御弁16とを含む蒸発燃料処理装置において、キャニスタ13の外に配置された濃度検出部20と、キャニスタ13から混合気を吸い込んで濃度検出部20に供給する供給管25とを備え、その供給管25の吸い込み口を、キャニスタ13の上壁131の内壁面よりも吸着材14側にする。供給管25の吸い込み口から吸込まれる混合気の蒸発燃料濃度は、比較的短時間のうちに実際のパージ時の混合気の蒸発燃料濃度に近くなるので、混合気の蒸発燃料濃度を迅速に計測することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の蒸発燃料処理装置に関する。
内燃機関の蒸発燃料処理装置は、燃料タンクで発生した蒸発燃料の大気への放散を防止する装置である。この装置は、燃料タンクから導入通路を介して導入された蒸発燃料を一旦、キャニスタ内の吸着材に吸着する。そして、吸着した蒸発燃料を、内燃機関の運転時に吸気管に発生する負圧を利用してパージし、パージした蒸発燃料を、パージ管を介して内燃機関の吸気管に供給している。
上記パージにより吸着材の吸着能力は回復する。また、蒸発燃料のパージは、パージ管に設けられたパージ制御弁によるパージガス流量(パージエア流量およびパージ蒸発燃料流量)の調量のもとでなされる。
パージされた蒸発燃料を含む混合気はインジェクタから供給された混合気と混合されて内燃機関に供給されるため、内燃機関の空燃比を適正に保つには、パージされた混合気の蒸発燃料濃度を高精度に計測することが重要である。これに対し、混合気の蒸発燃料濃度を計測する方法として、下記特許文献1には、パージ管にホットワイヤー式の流量計を設置して、その流量計の出力値と、パージ管を通過する空気および蒸発燃料の混合気の流量とに基づいて、蒸発燃料の濃度を算出する技術が開示されている。また、下記特許文献2には、パージ通路から分岐する大気通路にも流量計を設置し、その流量計の出力値とパージ管に設置した流量計の出力値とから、蒸発燃料の濃度を計算する技術が開示されている。
特開平5−33737号公報 特開平5−18326号公報
前記特許文献1、2では流量計がパージ管に設置されているので、蒸発燃料のパージが実施されてパージガスが流れないと蒸発燃料の濃度が検出できない。このため測定した蒸発燃料濃度を空燃比制御に反映するためには、パージした蒸発燃料がインジェクタ位置に到達するのに先立って蒸発燃料濃度を測定し、これを用いてインジェクタから噴射される燃料の噴射量の指令値を補正する必要がある。従って、蒸発燃料濃度の測定は、できるだけ短時間で行う必要がある。
一方、特許文献1、2とは異なり、キャニスタの蒸発燃料を実際に内燃機関にパージすることなく、蒸発燃料濃度を計測することも考えられる。内燃機関にパージすることなく蒸発燃料濃度を計測するためには、途中に絞りを有する計測管と、その計測管にガスを流すためのポンプと、その計測管に流すガスを空気とするか混合気とするかを切り替える切り替え手段とを設ける。そして、その計測管を両端で大気に開放して計測管に流れるガスを空気とした状態で、絞りの両端の差圧を検出する第1計測を行う。ついで、計測管を両端でキャニスタと連通して計測管に流れるガスをキャニスタからの混合気とした状態で、絞りの両端の差圧を検出する第2計測を行う。そして、第1計測における差圧と第2計測における差圧とに基づいて蒸発燃料濃度を演算すればよい。この技術においても、当然のことながら、蒸発燃料濃度の計測時間は短いほうが好ましい。
ところで、キャニスタには、通常、蒸発燃料を一時的に吸着する吸着材が隙間なく充填されるのではなく、吸着材と蒸発燃料の排出口との間に空間層が設けられている。このように空間層が設けられているのは、吸着材に蒸発燃料が吸着されたまま脱離しない部分が生じないようにするためである。そして、従来、蒸発燃料の排出口は、空間層を設けた意義を減殺しないようにするために、キャニスタの壁から突き出さないように設けられていた。
しかし、空間層が設けられ、蒸発燃料の排出口がキャニスタの壁から突き出さないように設けられていると、当初、その排出口から排出される混合気は、空間層中の混合気である。ところが、実際のパージ時には、パージ初期時を除けば、吸着材層から脱離した蒸発燃料と空気とが混合した混合気が排出口から排出される。従って、パージ時の混合気の蒸発燃料濃度を精度よく計測しようとすると、空間層の容積分だけ混合気を排出口から排出した後に濃度計測を行う必要があり、濃度計測時間が長くなってしまうという問題がある。
本発明は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、混合気の蒸発燃料濃度を迅速に計測することができる内燃機関の蒸発燃料処理装置を提供することにある。
その目的を達成するための請求項1記載の発明は、燃料タンク内から導入通路を介して導かれた蒸発燃料を一時的に吸着する吸着材およびその吸着材よりも前記蒸発燃料の排出口側に形成された空間層を有するキャニスタと、その吸着材から脱離した前記蒸発燃料を含む混合気を内燃機関の吸気管に導くパージ管と、そのパージ管に設けられ、前記混合気の蒸発燃料濃度の計測結果に基づいてパージ管から内燃機関の吸気管に導く混合気の流量を調整するパージ制御弁とを含む内燃機関の蒸発燃料処理装置であって、
前記キャニスタの外に配置された濃度検出部と、前記キャニスタから蒸発燃料を含む混合気を吸い込んで前記濃度検出部に供給する供給管とを備え、その供給管の吸い込み口が、前記キャニスタの前記パージ管が連結されている壁の内壁面よりも、前記吸着材側に位置していることを特徴とする。
このように、供給管の吸い込み口を、キャニスタのパージ管が連結されている壁の内壁面よりも吸着材側に位置するようにすれば、供給管の吸い込み口から吸込まれる混合気の蒸発燃料濃度は、比較的短時間のうちに吸着材から蒸発燃料が脱離させられているときの混合気の蒸発燃料濃度に近くなるので、混合気の蒸発燃料濃度を迅速に計測することができる。
前記供給管の吸い込み口は、請求項2記載のように、前記キャニスタの前記パージ管が連結されている壁の内壁面と前記吸着材表面との間に位置していてもよいし、請求項3記載のように、前記吸着材内に位置していてもよい。
また、請求項2記載のように、供給管の吸い込み口が、キャニスタのパージ管が連結されている壁の内壁面と吸着材表面との間に位置している場合、その吸い込み口は、吸着材表面に近いほど(すなわち、吸着材表面付近であるほど)好ましい。従って、請求項4記載のように、キャニスタのパージ管が連結されている壁の内壁面から供給管の吸い込み口が突き出している突き出し長さが、キャニスタの空間層の厚み方向長さの1/2よりも長いことが好ましく、請求項5記載のように、その突き出し長さがキャニスタの空間層の厚み方向長さの2/3よりも長いことがより好ましい。
また、請求項6記載のように、前記供給管の吸い込み口が前記パージ管の吸い込み口とは別に設けられていることが好ましい。このように、2つの管の吸い込み口が別々になっている場合、従来のように、パージ管の吸い込み口をキャニスタから突き出さないように設けることができるので、十分に吸着材から蒸発燃料をパージすることができる。
しかし、請求項7記載のように、前記パージ管と前記供給管とは、吸い込み口側端部を共有し、所定の分岐部において互いに分岐しており、前記濃度検出部は、供給管のパージ管とは共通していない部分に連結されていてもよい。このように共通部分を設ければ、必要な部材を少なくすることができる。
さらに、請求項8記載のように、前記パージ管の途中に前記濃度検出部が配置され、前記パージ管が前記供給管となっていてもよい。このようにすれば、さらに必要な部材を少なくすることができる。なお、この態様の場合、実際にキャニスタから蒸発燃料をパージして蒸発燃料濃度を計測することになる。
また、請求項9記載の発明は、供給管のキャニスタ側の先端部分を、吸い込み口に向かうほど断面積が大きくなる錐形としたものである。このようにすれば、吸い込み口から供給管に吸込まれる蒸発燃料は、その供給管の先端部の形状に沿って流れるので、蒸発燃料を集めやすいという利点がある。
また、請求項10記載の発明は、供給管の先端部分に、吸い込み口に向かうほど断面積が大きくなる錐形部材が固定されており、供給管のその錐形部材が固定されている部分に、その供給管を径方向に貫通する吸込み穴が形成されているものである。
このようにすれば、キャニスタ内の蒸発燃料は、供給管の吸い込み口から吸込まれるだけでなく、錐形部材の内面に沿って流れて、吸込み穴からも供給管に吸込まれるので、蒸発燃料を集めやすいという利点がある。
また、請求項11記載の発明は、請求項1乃至10のいずれかに記載の内燃機関の蒸発燃料処理装置において、前記濃度検出部は、途中に絞りが形成された計測管と、その計測管内に計測管に沿ってガス流を発生させるガス流発生手段と、前記計測管を両端で大気に開放して前記計測管に流れるガスを空気とする第1の濃度計測状態と、前記計測管を両端で前記キャニスタと連通して前記計測管に流れるガスをキャニスタからの前記混合気とする第2の濃度計測状態とのいずれかに切り替える流通ガス切り替え手段と、前記絞りの両端の差圧を検出する差圧検出手段と、前記第1の濃度計測状態における検出差圧と前記第2の濃度計測状態における検出差圧とに基づいて蒸発燃料濃度を演算する蒸発燃料濃度演算手段とを備えたものであることを特徴とする。
ガス流発生手段の能力が一定であれば、エネルギー保存の法則から、計測管を大気が流通するときと、大気と組成の異なるガスが流通するときとでは、密度が相違する分、流速が異なる。密度と蒸発燃料濃度との間には対応関係があるから、蒸発燃料濃度に応じて流速が変わることになる。流速は絞りにおける圧力損失を規定するから、前記第1の濃度計測状態における検出差圧と前記第2の濃度計測状態における検出差圧とに基づいて、蒸発燃料濃度が知られることになる。従って、実際にパージをすることなく蒸発燃料濃度を知ることができる。
(第1実施形態)
図1に本発明の第1実施形態になる蒸発燃料処理装置の構成を示す。本実施形態は自動車のエンジンに適用したもので、内燃機関であるエンジン1の燃料タンク11は導入通路12を介してキャニスタ13と接続され、燃料タンク11とキャニスタ13とは常時連通している。
キャニスタ13内には吸着材14が充填されており、この吸着材14に燃料タンク11から蒸発した蒸発燃料が一時的に吸着される。この吸着材14は、キャニスタ13内の全空間に充填されているのではなく、キャニスタ13の上壁131と吸着材14の上面との間には、空間層19が形成されている。
キャニスタ13は、パージ管15を介してエンジン1の吸気管2と接続されている。パージ管15にはパージ制御弁16が設けられ、その開き時にはキャニスタ13と吸気管2とが連通するようになっている。
パージ制御弁16は電磁弁であり、エンジン1の各部を制御する電子制御ユニット(ECU)41によるデューティ制御等で開度が調整される。開度に応じてパージ管15内の負圧が調整され、パージ管15内が負圧とされることにより、吸着材14に吸着していた蒸発燃料がパージ管15へパージされ、さらに、パージ管15から吸気管2に導入される。そして、吸気管2に導入された蒸発燃料は、インジェクタ5からの噴射燃料とともにエンジン1で燃焼されることになる。
キャニスタ13には、さらに、供給管25とパージエア通路17とが接続されている。パージエア通路17は先端で大気に開放し、また、クローズバルブ18が設けられている。
供給管25の吸い込み口は、キャニスタ13の上壁131から突き出して空間層19に位置している。より詳しくは、供給管25の吸い込み口は吸着材14付近となっており、そのため、供給管25がキャニスタ13の上壁131の内壁面から吸着材14側に突き出している長さは、空間層19の厚み方向長さ(図1の上下方向長さ)の2/3よりも長くなっている。なお、上記供給管25の吸い込み口は、キャニスタ13から混合気が排出される排出口であり、もう一つの排出口であるパージ管15の吸い込み口は、キャニスタ13の上壁131から突き出さないように形成されている。
供給管25の他方の端は、第1切替弁31を介して計測管21の一方の端と接続している。計測管21の他方の端は、第2切替弁32を介して戻り管26と接続している。戻り管26の他方の端は、クローズバルブ18よりもキャニスタ13側でパージエア通路17と接続している。
計測管21には供給管25側から、絞り22およびポンプ23が設けられている。第1切替弁31は、計測管21が一端で大気に開放する第1の濃度計測状態とするか、計測管21がその一端でキャニスタ13と連通する第2の濃度計測状態とするかを切替える三方弁構造の電磁弁で、その2種類の計測状態のいずれとされるかがECU41により制御される。この第1切替弁31は、非通電(オフ)のときに第1の濃度計測状態となるように設定してある。
ガス流発生手段であるポンプ23は電動ポンプであり、作動時に第1切替弁31側を吸入側として計測管21にガスを流通させるもので、作動のオンオフおよび回転速度がECU41により制御される。回転速度の制御は予め設定した所定値で一定となるようにする回転速度一定制御である。
第2切替え弁32は、計測管21が他端で大気に開放する第1の濃度計測状態とするか、計測管21が他端でパージエア通路17と連通する第2の濃度計測状態とするかを切替える三方弁構造の電磁弁で、その2種類の計測状態のいずれとされるかがECU41により制御される。この第2切替え弁32は、非通電(オフ)のときに第1の濃度計測状態にとなるように設定してある。上記第1切替え弁31および第2切替え弁32によって計測管21を流れるガスの種類が切り替えられるので、第1切替え弁31および第2切替え弁32が流通ガス切替え手段に相当する。
また、計測管21は絞り22の両端でそれぞれ導圧配管241,242を介して差圧検出手段である差圧センサ45と接続され、差圧センサ45により絞り22の両端の差圧ΔPを検出するようになっている。差圧ΔPの検出信号はECU41に出力される。
なお、本実施形態では、絞り22を流れるガスが空気であるときの上記差圧ΔPと、絞り22を流れるガスが蒸発燃料を含む混合気であるときの上記差圧ΔPとに基づいて、混合気の蒸発燃料濃度を検出することから、第1、第2切り替え弁31、32、および、それらの間に配置されている部材21、22、23、241、242、45によって濃度検出部20が構成される。
ECU41は、基本的な構成は一般的なエンジン用のもので、吸気管2に設けられて吸入空気量を調整するスロットル4や燃料を噴射するインジェクタ5等の各部を、吸気管2に設けられたエアフローセンサ42により検出される吸入空気量、吸気圧センサ43により検出される吸気圧、排気管3に設けられた空燃比センサ44により検出される空燃比の他、イグニッション信号、エンジン回転速度、エンジン冷却水温、アクセル開度等に基づいて制御し、適正な燃料噴射量やスロットル開度等が与えられるようにする。
図2にECU41で実行される蒸発燃料のパージのフローを示す。本フローはエンジンが運転を開始すると実行される。ステップS101では濃度検出条件が成立しているか否かを判定する。濃度検出条件はエンジン水温、油温、エンジン回転速度などの運転状態を表す状態量が所定の領域にあるときに成立し、後述する蒸発燃料のパージの実施を許容する否かのパージ実施条件が成立するよりも先に成立するように設定してある。
パージ実施条件は、例えばエンジン冷却水温が所定値T1以上となってエンジン暖機完了と判断されることである。濃度検出条件はエンジン暖機中に成立するが、例えば冷却水温が前記所定値T1よりも低めに設定した所定値T2以上であることを条件とする。また、エンジン運転中で蒸発燃料のパージが停止されている期間(主に減速中)も濃度検出条件成立とする。なお、本蒸発燃料処理装置をハイブリッド車に適用する場合は、エンジンを停止してモータにより走行しているときも濃度検出条件成立となる。
ステップS101が肯定判断されると、ステップS102に進み、後述する濃度検出ルーチンを実行する。否定判断されるとステップS106に進む。ステップS106ではイグニッションキーがオフしたか否かを判定し、否定判断されると、ステップS101に戻る。イグニッションキーがオフされていれば本フローを終了する。
図3に濃度検出ルーチンの内容を示す。図4に濃度検出ルーチンの実行中における装置各部の状態の推移を示す。濃度検出ルーチンの実行において、初期状態は、パージ制御弁16が「閉」、クローズバルブ18が「開」、第1、第2切替え弁31、32が「オフ」、ポンプ23が「オフ」である(図4中、A)。すなわち、初期状態は、第1の濃度計測状態となっている。
図3において、ステップS201ではポンプ23を一定回転速度で駆動し、計測管21にガスを流す(図4中、B)。ガスは空気であり、図5中に矢印で示すように計測管21を流通し、再び大気中抜ける。ステップS202ではこの状態の絞り22の差圧ΔP0を検出する。
ステップS203ではクローズバルブ18を閉じ、ステップS204では第1、第2の切替え弁31,32をオンする(図4中、C)。これによって、第1の濃度計測状態から第2の濃度計測状態に移行する。このときのガスの流れは、パージ制御弁16およびクローズバルブ18が閉じていることで、図6に示すように、キャニスタ13と絞り22との間を循環する環状通路となり、供給管25の吸い込み口から蒸発燃料を含む混合気が吸い込まれて、計測管21に供給される。
ステップS205では、ステップS204を実行してから所定の経過時間が経過した後に、絞り22の差圧ΔP1を検出する。この差圧ΔP1は、供給管25の吸い込み口から吸い込まれる混合気の蒸発燃料濃度に依存して変化する値であり、後述するステップS207で蒸発燃料濃度Cを算出する際に用いる。
仮に、供給管25の吸い込み口が、パージ管25と同様に、キャニスタ13の上壁131から突き出さないように形成されている場合には、第2の濃度計測状態の初期は、空間層19の上側部分の気体を吸い込むことになり、このとき、吸着材14から蒸発燃料はあまり脱離しない。しかし、実際に大量にキャニスタから蒸発燃料をパージ管15にパージする場合には、吸着材14から蒸発燃料が大量に脱離している。従って、供給管25の吸い込み口がキャニスタ13の上壁131から突き出さないように形成されている場合には、第2の濃度計測状態の初期に計測管21に供給される混合気の濃度と、実際のパージ時の混合気の濃度との差が大きい可能性がある。そのため、空間層19の容積を考慮して、上記経過時間を長くする必要がある。
これに対して、本実施形態においては、供給管25の吸い込み口が空間層19内の吸着材14付近に設けられているので、第2の濃度計測状態の比較的初期から、供給管25の吸い込み口から吸い込まれる混合気の蒸発燃料濃度は、大量パージ時にパージ管15に流れる混合気の蒸発燃料濃度と近い値となる。そのため、上記経過時間を比較的短い時間に設定することが可能となり、濃度検出時間を短縮することができる。
ステップS206,S207は蒸発燃料濃度演算手段としての処理で、ステップS206では、ステップS202、S205で得られた2つの差圧ΔP0,ΔP1に基づいて差圧比Pを式(1)に従って算出する。
ステップS207では、差圧比Pに基づいて蒸発燃料濃度Cを式(2)に従って算出する。式(2)中、k1は定数であり、予め制御プログラムなどとともにECU41のROM等に記憶されている。
P=ΔP1/ΔP0・・・(1)
C=k1×(P1)(=(ΔP1−ΔP0)/ΔP0)・・・(2)
蒸発燃料は空気よりも重いため、混合気に含まれる蒸発燃料の濃度が高いほど、密度が高くなる。ポンプ23の回転速度が同じで計測管21の流速(流量)が同じであれば、エネルギー保存の法則により、絞り22の差圧が大きくなる。従って、蒸発燃料濃度Cが大きくなるほど差圧比Pが大きくなるのであり、蒸発燃料濃度Cと差圧比Pとの関係は、式(2)に示すように比例関係を示す。なお、定数k1は予め実験などにより適合される。
ここで、上記式(2)により蒸発燃料濃度Cが算出できる理由について、さらに説明する。絞り22以外の部分での圧力損失は小さいので、ポンプ23の圧力は差圧センサ45によって検出される差圧ΔPと等しい。ここで、絞り22における差圧ΔPに対する流量Qの特性(以下、絞り特性という)は、絞り22を流通する流体の密度をρとして、式(3)と表せる。式中、Kは定数であり、絞り22の穴径をdとしてK=α×π×d/4×21/2である。ここでαは絞り22の流量係数である。
Q=K(ΔP/ρ)1/2・・・(3)
従って、絞り22を流通する流体が空気のときの流量QAirは式(3−1)となり、絞り22を流通する流体が蒸発燃料を含む混合気のときの流量QHCは式(3−2)となる。
Air=K(ΔPAir/ρAir1/2・・・(3−1)
HC=K(ΔPHC/ρHC1/2・・・(3−2)
そして、前述のようにポンプ23は回転速度一定制御であるからQAir=QHCである。従って、式(4)が得られる。
ρHC/ρAir=ΔPHC/ΔPAir・・・(4)
式(4)のように、密度は蒸発燃料濃度に依存するから、差圧比ΔPHC/ΔPAir(すなわち、ΔP1/ΔP0)から蒸発燃料濃度を求めることができ、ポンプ特性の学習は不要である。
ステップS208では、ステップS207で得た蒸発燃料濃度Cを一時、記憶する。次いで、ステップS209で第1,第2切替え弁31,32をオフし、ステップS210では、ポンプ23をオフする。この状態は図4中のAと同じであり、濃度検出ルーチンの開始前の状態に復することになる。
図2に戻って、濃度検出ルーチン(ステップS102)の実行後は、ステップS103でパージ実施条件が成立しているか否かを判定する。パージ実施条件は一般的な蒸発燃料処理装置と同様の条件であり、エンジン水温、油温、エンジン回転速度などの運転状態が判断要素となっている。
パージ実施条件が不成立でステップS103が否定判断となった場合には、ステップS105で濃度検出ルーチン実行から所定時間経過したか否かをさらに判定する。この所定時間は、蒸発燃料濃度Cの時間変化を考慮して要求される濃度値の精度に基づいて設定されている。このステップS105が否定判断である場合には、ステップS103を再度実行する。
一方、ステップS105が肯定判断である場合には、ステップS101に戻り、あらためて蒸発燃料濃度Cを得るための処理を実行する(ステップS101,S102)。これにより、蒸発燃料濃度Cが最新値に更新される。
また、ステップS103が肯定判断である場合、ステップS104でパージを実施する。このステップS104では、現在のスロットル開度のもとで要求される燃料噴射量、吸気管圧力、およびステップS102で検出した蒸発燃料濃度Cに基づいて、パージ制御弁16の開度を制御してパージを実施する。
以上、説明した本実施形態によれば、供給管25の吸い込み口を、キャニスタ13の上壁131の内壁面よりも吸着材14側に位置させているので、供給管25の吸い込み口から吸込まれる混合気の蒸発燃料濃度は、比較的短時間のうちに実際のパージ時の混合気の蒸発燃料濃度に近くなるので、混合気の蒸発燃料濃度を迅速に計測することができる。
また、本実施形態によれば、供給管25とパージ管15とを別々に設け、それらの吸い込み口をそれぞれキャニスタ13に形成しているので、パージ管15の吸い込み口は、従来のように、キャニスタ13の上壁131から突き出さないように形成できる。従って、パージ時に十分に吸着材14から燃料蒸気をパージすることができる。
(第2実施形態)
図7に本発明の第2実施形態を示す。第2実施形態は、供給管25の吸い込み口が吸着材14内に位置している点のみが、第1実施形態と異なる。この第2実施形態によれば、供給管25の吸い込み口から吸い込まれる混合気の蒸発燃料濃度は、吸い込み開始当初から実際のパージ時の混合気の蒸発燃料濃度とほぼ一致するので、混合気の蒸発燃料濃度をより迅速に計測することができる。
(第3実施形態)
図8に第3実施形態を示す。第3実施形態は、キャニスタ13内に位置する供給管25の先端部が、供給管25の軸方向に垂直な面における断面積が吸い込み口に向かうほど大きくなる円錐形となっている点のみが、第1実施形態と異なる。この第3実施形態によれば、供給管25のキャニスタ13外部に位置する部分に対して拡径されている供給管25の吸い込み口から吸い込まれる混合気は、円錐形の内面に沿って流れて集められるので、蒸発燃料を集めやすくなる。
(第4実施形態)
図9に第4実施形態を示す。第4実施形態は、キャニスタ13内に位置する供給管25の先端部分に、吸い込み口に向かうほど供給管25の軸方向に垂直な面における断面積が大きくなる円錐形部材27が固定されている。この円錐形部材27は、上端部において供給管25との間に隙間が生じない状態で供給管25に固定されている。また、供給管25には、上記円錐形部材27が固定されている部分よりもやや吸着材14側に、径方向に貫通する吸い込み穴28が周方向に複数形成されている。
この第4実施形態によれば、キャニスタ13内の蒸発燃料は、供給管25の吸い込み口から吸い込まれるだけでなく、円錐形部材27の内面に沿って流れて、吸い込み穴28からも供給管25に吸い込まれるので、蒸発燃料を集めやすい。
(第5実施形態)
図10に第5実施形態を示す。前述の第1乃至第4実施形態では、供給管25とパージ管15とが完全に別々に設けられていたが、第5実施形態は、パージ管15が分岐部28において供給管25から分岐して形成されている。従って、供給管25とパージ管15とは分岐部28よりも吸い込み口側部分を共有している。なお、分岐部28は、キャニスタ13の外側であって、図10には図示しない濃度検出部20よりもキャニスタ13側に位置している。この第5実施形態によれば、供給管25とパージ管15とが共通部分を有しているので、必要な部材が少なくなる。
(第6実施形態)
図11に第6実施形態を示す。第6実施形態は、供給管25の吸い込み口が吸着材14内に位置している点のみが第5実施形態と異なる。このようにすれば、第2実施形態の場合と同様に、供給管25の吸い込み口から吸い込まれる混合気の蒸発燃料濃度は、吸い込み開始当初から実際のパージ時の混合気の蒸発燃料濃度とほぼ一致するので、混合気の蒸発燃料濃度をより迅速に計測することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
たとえば、前述の第1乃至第6実施形態は、いずれも、パージ管15とは別に供給管25を備えており、濃度検出部20は、供給管20のパージ管15と共通していない部分に接続されていたが、パージ管15の途中に濃度検出部20が配置され、パージ管15が供給管としても機能するようになっていてもよい。この場合には、従来と同様に、キャニスタ13から蒸発燃料を実際にパージして蒸発燃料濃度を検出することになる。
また、濃度検出部20は、前述の実施形態のものに限られず、前述の特許文献1に記載の装置のように熱線式流量計を利用したものや、特許文献2に記載のように質量流量計を利用したものなど、公知の他の濃度検出装置を用いることができる。
また、前述の第1乃至第4実施形態のように、キャニスタ13の供給管25の吸い込み口とパージ管15の吸い込み口とがそれぞれ設けられている場合、供給管25から分岐してパージ管15に連結する分岐管と、供給管25から分岐管を経由してパージ管15へとガスが流れるのを許容/禁止する切替え弁を設けてもよい。この場合、パージ時には、切替え弁により供給管25から分岐管を経由してパージ管15へとガスが流れるのを許容して、2つの吸い込み口から混合気を吸い込むようにすれば、効率よく蒸発燃料をパージすることができる。
また、キャニスタ13内に、或いは、キャニスタ13の外のパージ管15の途中に、パージガス(混合気)の急激な濃度変化を防止するための吸着材を収容したバッファ層が形成されていてもよい。
また、前述の第3実施形態では、供給管25の先端部分が円錐形状となっていたが、角錐形状であってもよい。また、第4実施形態の円錐形部材27に代えて角錐形部材を用いてもよい。
また、前述の実施形態では、ポンプ23を一定回転速度制御していたが、一定トルク制御であってもよい。
また、前述の第5、第6実施形態において、供給管25の先端部が第3または第4実施形態のようになっていてもよい。
本発明の第1実施形態になる蒸発燃料処理装置の構成を示す図である。 図1のECU41で実行される蒸発燃料のパージのフローを示す図である。 図2の濃度検出ルーチンの内容を示す図である。 濃度検出ルーチンの実行中における装置各部の状態の推移を示す図である。 図1の蒸発燃料処理装置の要部におけるガスの流れを示す第1の図である。 図1の蒸発燃料処理装置の要部におけるガスの流れを示す第2の図である。 本発明の第2実施形態になる蒸発燃料処理装置の構成を示す図である。 本発明の第3実施形態になる蒸発燃料処理装置の構成を示す図である。 本発明の第4実施形態になる蒸発燃料処理装置の構成を示す図である。 本発明の第5実施形態になる蒸発燃料処理装置の構成を示す図である。 本発明の第6実施形態になる蒸発燃料処理装置の構成を示す図である。
符号の説明
1:エンジン(内燃機関)
12:導入通路
13:キャニスタ
131:上壁
14:吸着材
15:パージ管
16:パージ制御弁
19:空間層
20:濃度検出部
21:計測管
22:絞り
23:ポンプ(ガス流発生手段)
25:供給管
26:戻り管
27:円錐形部材
28:分岐部
31:第1切替え弁(流通ガス切替え手段)
32:第2切替え弁(流通ガス切替え手段)
41:ECU
45:差圧センサ(差圧検出手段)
S206、S207:蒸発燃料濃度演算手段

Claims (11)

  1. 燃料タンク内から導入通路を介して導かれた蒸発燃料を一時的に吸着する吸着材およびその吸着材よりも前記蒸発燃料の排出口側に形成された空間層を有するキャニスタと、
    その吸着材から脱離した前記蒸発燃料を含む混合気を内燃機関の吸気管に導くパージ管と、
    そのパージ管に設けられ、前記混合気の蒸発燃料濃度の計測結果に基づいてパージ管から内燃機関の吸気管に導く混合気の流量を調整するパージ制御弁と
    を含む内燃機関の蒸発燃料処理装置であって、
    前記キャニスタの外に配置された濃度検出部と、
    前記キャニスタから蒸発燃料を含む混合気を吸い込んで前記濃度検出部に供給する供給管とを備え、
    その供給管の吸い込み口が、前記キャニスタの前記パージ管が連結されている壁の内壁面よりも、前記吸着材側に位置していることを特徴とする内燃機関の蒸発燃料処理装置。
  2. 前記供給管の吸い込み口が、前記キャニスタの前記パージ管が連結されている壁の内壁面と前記吸着材表面との間に位置していることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の蒸発燃料処理装置。
  3. 前記供給管の吸い込み口が、前記吸着材内に位置していることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の蒸発燃料処理装置。
  4. 前記キャニスタの前記パージ管が連結されている壁の内壁面から前記供給管の吸い込み口が突き出している突き出し長さが、前記キャニスタの空間層の厚み方向長さの1/2よりも長いことを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の蒸発燃料処理装置。
  5. 前記供給管の吸い込み口が、前記キャニスタの前記パージ管が連結されている壁の内壁面から突き出している突き出し長さが、前記キャニスタの空間層の厚み方向長さの2/3よりも長いことを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の蒸発燃料処理装置。
  6. 前記供給管の吸い込み口が前記パージ管の吸い込み口とは別に設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の内燃機関の蒸発燃料処理装置。
  7. 前記パージ管と前記供給管とは、吸い込み口側端部を共有し、所定の分岐部において互いに分岐しており、
    前記濃度検出部は、供給管のパージ管とは共通していない部分に連結されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の内燃機関の蒸発燃料処理装置。
  8. 前記パージ管の途中に前記濃度検出部が配置され、前記パージ管が前記供給管となっていることを特徴とする請求項7に記載の内燃機関の蒸発燃料処理装置。
  9. 前記供給管の前記キャニスタ側の先端部分が、前記吸い込み口に向かうほど断面積が大きくなる錐形であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の内燃機関の蒸発燃料処理装置。
  10. 前記供給管の先端部分に、前記吸い込み口に向かうほど断面積が大きくなる錐形部材が固定されており、供給管のその錐形部材が固定されている部分に、その供給管を径方向に貫通する吸込み穴が形成されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の内燃機関の蒸発燃料処理装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれかに記載の内燃機関の蒸発燃料処理装置であって、
    前記濃度検出部は、
    途中に絞りが形成された計測管と、
    その計測管内に計測管に沿ってガス流を発生させるガス流発生手段と、
    前記計測管を両端で大気に開放して前記計測管に流れるガスを空気とする第1の濃度計測状態と、前記計測管を両端で前記キャニスタと連通して前記計測管に流れるガスをキャニスタからの前記混合気とする第2の濃度計測状態とのいずれかに切り替える流通ガス切り替え手段と、
    前記絞りの両端の差圧を検出する差圧検出手段と、
    前記第1の濃度計測状態における検出差圧と前記第2の濃度計測状態における検出差圧とに基づいて蒸発燃料濃度を演算する蒸発燃料濃度演算手段と
    を備えたものであることを特徴とする内燃機関の蒸発燃料処理装置。
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