JP2007181751A - 攪拌装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転軸によって遊動棒を固定体の内周面に沿って押し上げる際、遊動棒が固定体の内周面を押圧しながら擦ることを抑制して振動や異音を低減させた攪拌装置を提供すること。
【解決手段】両端に側壁12、13が設けられた筒状体14を有する固定体2と、軸方向及び周方向に間隔をあけて設けられた複数の攪拌羽根22を有して固定体2に回転自在に挿通される回転軸3と、筒状体14内に遊動自在に挿入された円柱状の遊動棒4とを備え、複数の攪拌羽根22のうち少なくとも2つが、回転軸3を回転させたときに、円筒体14の内周面に接触している遊動棒4に対して、遊動棒4の軸芯に回転軸3の径方向内方に向かう力が生じるように送り出す掬部材23を備え、筒状体14内に供給された被攪拌物を攪拌する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばペレット状、粉状などの湿原料を攪拌する攪拌装置に関する。
従来、ペレット状、粉状などの被攪拌物を攪拌する攪拌装置として、両端に側壁が設けられた中空の固定体と、この固定体に対して回転自在に挿通された回転軸とを備える攪拌装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。ここで、回転軸にはその軸方向及び周方向に間隔をあけて攪拌羽根が複数配置されており、回転軸を回転させて攪拌羽根によって固定体の内部に供給された被攪拌物を攪拌する。
固定体の内部に供給された被攪拌物の粘着性によっては、攪拌処理中に攪拌羽根や固定体の内周面に被攪拌物が付着し、付着した被攪拌物によって攪拌羽根による被攪拌物の攪拌が阻害されることがある。この攪拌装置では、固定体の内部に回転軸の軸芯に対して平行となるように配置された円柱状の遊動棒が設けられており、この遊動棒が回転軸の回転に応じて固定体の内周面に沿って移動したり、攪拌羽根に沿って回転軸の径方向に移動したりする。これにより、攪拌羽根や固定体の内周面に付着している被攪拌物が擦り落とされ、被攪拌物の攪拌効率を維持することができる。
特開平7−239180号公報
しかしながら、上記従来の攪拌装置には、以下の課題が残されている。すなわち、上記従来の攪拌装置においても、固定体を大きくすることで一度の攪拌処理における被攪拌物の処理量を増大することが考えられるが、固定体の大型化に伴って遊動棒も大型化するので、その重量が増大してしまう。そのため、回転軸を回転させることで攪拌羽根が遊動棒を固定体の内周面に沿って押し上げる際、遊動棒が固定体の内周面を押圧しながら擦ることによって、齧りや振動、異音が発生するという問題がある。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、回転軸によって遊動棒を固定体の内周面に沿って押し上げる際、遊動棒が固定体の内周面を押圧しながら擦ることを抑制して振動や異音を低減させた攪拌装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明の攪拌装置は、両端に側壁が設けられた筒状体を有する固定体と、軸方向及び周方向に間隔をあけて設けられた複数の攪拌羽根を有して前記固定体に回転自在に挿通される回転軸と、前記筒状体内に遊動自在に挿入された円柱状の遊動棒とを備え、前記筒状体内に供給された被攪拌物を攪拌する攪拌装置において、前記複数の攪拌羽根のうち少なくとも2つが、前記回転軸を回転させたときに、前記円筒体の内周面に接触している前記遊動棒に対して、該遊動棒の軸芯に前記回転軸の径方向内方に向かう力が生じるように送り出す掬部を備えていることを特徴とする。
この発明によれば、攪拌羽根に掬部を設けることで、回転軸を回転させたときに、遊動棒が筒状体の内周面を擦ることを抑制する。すなわち、回転軸を回転させると、複数の攪拌羽根のうちの一部が垂直下向きの状態から水平状態に移行する。このとき、筒状体の内周面に接触している遊動棒が、攪拌羽根によって筒状体の内周面に沿って押し上げられる。攪拌羽根に設けられた掬部は、遊動棒の軸芯に回転軸の径方向内方に向かう力が生じるように送り出し、遊動棒が筒状体の内周面を押圧しながら送り出されることを回避する。これにより、遊動棒が筒状体の内周面を押圧しながら擦ることが抑制され、筒状体の内周面における齧りや軋みの発生を回避する。
したがって、遊動棒が筒状体の内周面に沿って押し上げられる際に、振動や異音の発生が低減され、攪拌装置の長寿命化を図ることができる。
また、遊動棒に、例えば撓みなどが生じても、上述と同様の振動や異音の発生を低減できる。
また、本発明の攪拌装置は、前記掬部と前記筒状体の内周面に接触している前記遊動棒との接触部が、前記遊動棒の軸芯よりも前記回転軸の径方向外方または径方向等距離に位置することが好ましい。
この発明によれば、掬部が遊動棒に対して遊動棒の軸芯よりも径方向外方または径方向等距離の位置で接触するので、回転軸を回転させたときに、掬部が遊動棒の軸芯に回転軸の径方向内方に向かう力が生じるように送り出す。
この発明にかかる攪拌装置によれば、筒状体の内周面に接触している遊動棒が回転方向前方または回転方向前方よりも回転軸の径方向内方に向けて送り出されるので、遊動棒が筒状体の内周面を押圧しながら擦ることを抑制する。したがって、齧りや軋みの発生を回避し、振動や異音の発生が低減され、攪拌装置の長寿命化を図ることができる。
以下、本発明による攪拌装置の一実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態における攪拌装置1は、図1に示すように、中空の固定体2と、固定体2に対して回転自在に挿通された回転軸3と、固定体2内部に遊動自在に配置された遊動棒4とによって構成されている。
固定体2は、図1から図3に示すように、基台11上に横置きされて両端に側壁部12、13が設けられた筒状体14と、筒状体14の外周を覆うように設けられたジャケット(図示略)とを備えている。なお、図2及び図3において、符号Sは筒状体14内に供給された被攪拌物を示している。
筒状体14は、断面円筒形状であり、一端の上部に被攪拌物を供給する被攪拌物導入口14Aが設けられており、筒状体14のほぼ中央の底部に攪拌、乾燥された被攪拌物を排出する被攪拌物排出口14Bが設けられている。また、筒状体14のほぼ中央の上部には、真空装置(図示略)に接続されるバッグフィルタ15が設けられている。
回転軸3は、図1から図4に示すように、回転軸本体21と、回転軸3の軸方向及び周方向に設けられた複数の攪拌羽根22とによって構成されており、固定体2の外部に設けられた動力源(図示略)によって、矢印A方向またはA方向と反対方向であるB方向で選択的に回転自在となっている。
回転軸本体21は、円筒形状を有しており、内部に熱媒である蒸気が導入可能である流路が形成されている。
複数の攪拌羽根22は、図4及び図5に示すように、回転軸本体21の周面であって、回転軸本体21の周面上の螺旋状軌跡と直線状軌跡との交点上に、回転軸本体21の軸方向及び周方向に間隔をあけて設けられている。この螺旋状軌跡は、被攪拌物排出口14Bに対応する部位である、回転軸本体21のほぼ中央に向けて、回転軸本体21の両端からそれぞれ、図4または図5に示す矢印A方向となるように配置されている。また、直線状軌跡は、回転軸本体21の軸芯と平行であって回転軸本体21の周面の4箇所で、周方向等間隔となるように配置されている。そして、図2及び図3に示すように、直線状軌跡上に配置された攪拌羽根22と隣接する他の直線状軌跡上に配置された攪拌羽根22との間に、その軸芯が回転軸本体21の軸芯と平行である円柱状の遊動棒4が設けられている。
攪拌羽根22は、図6及び図7に示すように、回転軸本体21に接続される基端から回転軸本体21の径方向外方の先端に向けて漸次細くなるように形成された板状部材であって、断面台形状を有している。そして、攪拌羽根22は、回転軸3が矢印A方向に回転するときに、回転方向前方の面22aにおける回転軸3の径方向外方の端辺22bが回転方向に対して垂直となるように形成されている。また、攪拌羽根22の回転方向後方の面22cにおける回転軸3の径方向外方の端辺22dにおいて、回転軸本体21の中央に近接する一方の辺が他方の辺よりも回転方向前方に位置しており、回転方向後方の面22cが回転軸本体21の中央を向くように傾斜して形成されている。
また、攪拌羽根22は中空となっており、回転軸本体21の流路と接続されている。これにより、回転軸本体21内を流通する蒸気が攪拌羽根22内にも流通することとなり、攪拌羽根22が加熱される。また、同一の直線状軌跡上に設けられた複数の攪拌羽根22のうち少なくとも1つの攪拌羽根22の先端には、掬部材23が設けられている。
この掬部材23は、板状部材であって、攪拌羽根22の回転軸3の軸方向における側面のいずれか一方に設けられている。また、この掬部材23は、回転軸3の径方向外方の一端である先端から径方向内方に向けてその幅が漸次狭くなるように形成されている台形状となっている。掬部材23は、図6に示すように、回転軸3がA方向またはB方向に回転することによって、筒状体14の内周面と接触している遊動棒4とそれぞれ接点P1または接点P2で接触する。
そして、掬部材23は、接点P1または接点P2と回転軸本体21の軸芯Oとの距離が、遊動棒4の軸芯と回転軸本体21の軸芯Oとの距離よりも長くなるように構成されている。これにより、回転軸3が矢印A方向またはB方向に回転すると、掬部材23は、遊動棒4を回転方向よりも回転軸3の径方向外方に向けてではなく、遊動棒4の軸芯に回転軸3の径方向内方に向かう力が生じるよう遊動棒4を掬うように送り出す。
次に、このような構成を有する攪拌装置1を用いた被攪拌物の攪拌方法について説明する。まず、熱媒である蒸気を回転軸本体21内に導入する。これにより、複数の攪拌羽根22は、内部を流通する蒸気によって加熱される。また、ジャケットにも熱媒として蒸気を導入することによって筒状体14を加熱する。さらに、バッグフィルタ15に接続された真空装置によって筒状体14内部を真空状態とする。そして、回転軸3を、矢印A方向に回転させる。
そして、被攪拌物導入口14Aから被攪拌物を供給する。供給された被攪拌物は、筒状体14の下側の内周面上に載置され、回転軸3が回転することによって攪拌される。また、被攪拌物は、攪拌羽根22が内部を流通する蒸気によって加熱されていることから、乾燥される。このとき、被攪拌物を攪拌、乾燥する途中で、被攪拌物の粘着性などによっては、被攪拌物が攪拌羽根22や筒状体14の内周面に付着することがある。
まず、攪拌羽根22が垂直下向きの状態から水平状態に移行する際、遊動棒4は攪拌羽根22に支持されながら筒状体14の内周面に沿って押し上げられる。このとき、遊動棒4は、移動しながら筒状体14の内周面に付着している被攪拌物を脱落させる。
ここで、攪拌羽根22が遊動棒4を筒状体14の内周面に沿って押し上げるが、図6に示すように、掬部材23と遊動棒4とが接点P1で接触する。上述の通り、掬部材23は、接点P1と回転軸本体21の軸芯Oとの距離が遊動棒4の軸芯と回転軸本体21の軸芯Oとの距離よりも長くなるように形成されている。これにより、掬部材23は、回転軸3が回転すると、遊動棒4の軸芯に回転軸3の径方向内方に向かう力が生じるよう掬うようにして送り出す。すなわち、掬部材23によって回転時に遊動棒4を筒状体14の内周面に向けて押圧することが回避される。
次に、攪拌羽根22が水平状態から垂直上向きの状態に移行する際、遊動棒4が攪拌羽根22における回転方向前方の面22aに沿って回転軸3の径方向外方から回転軸3の軸芯に向かって移動する。このとき、遊動棒4は、移動しながら攪拌羽根22における回転方向前方の面22aに付着している被攪拌物を脱落させる。
その後、攪拌羽根22が垂直上向きの状態から水平状態に移行する際、遊動棒4が回転方向前方に配置された攪拌羽根22における回転方向後方の面22cに沿って回転軸3の軸芯から回転軸3の径方向外方に向かって移動し、筒状体14の内周面と接触する。このとき、遊動棒4は、移動しながら攪拌羽根22における回転方向後方の面22cに付着している被攪拌物を脱落させる。
続いて、攪拌羽根22が水平状態から垂直下向きの状態に移行する際、遊動棒4が攪拌羽根22に支持されながら筒状体14の内周面に沿って下方に移動する。このとき、遊動棒4は、移動しながら筒状体14の内周面に付着している被攪拌物を脱落させる。
そして、攪拌羽根22が垂直下向きの状態から水平状態に移行する際、遊動棒4が筒状体14の内周面の底部に残されるが、上述したように、回転方向後方に位置する攪拌羽根22によって筒状体14の内周面に沿って押し上げられる。以上のようにして、遊動棒4は、移動しながら攪拌羽根22または筒状体14の内周面に付着した被攪拌物を脱落させる。これにより、攪拌羽根22による被攪拌物の攪拌効率を維持することができる。
ここで、攪拌羽根22、回転軸本体21及び筒状体14が熱媒によって加熱されており、攪拌処理中に攪拌羽根22や回転軸本体21、筒状体14の内周面に被攪拌物が接触することで乾燥される。このとき、筒状体14内を真空状態として加熱しているので、加熱温度を低くしても被攪拌物を良好に乾燥することができ、被攪拌物が熱に弱い物質であっても品質を損なうことがない。なお、バッグフィルタ15に真空装置を接続して筒状体14内を真空状態として加熱を行っているが、常圧状態で加熱してもよい。
回転軸3を矢印A方向で回転させることによる被攪拌物の攪拌処理を行った後、回転軸3を矢印B方向で回転させて、被攪拌物を被攪拌物排出口14Bから排出する排出処理を行う。
攪拌羽根22の矢印B方向での回転方向前方の面22cが回転軸本体21の中央に向けて傾くように形成されているので、回転軸3を矢印B方向で回転させると、攪拌羽根22は、被攪拌物を筒状体14の中央に向けて押し出す。これにより、被攪拌物が、被攪拌物排出口14Bから速やかに排出される。ここで、掬部材23は、接点P2と回転軸本体21の軸芯Oとの距離が遊動棒4の軸芯と回転軸本体21の軸芯Oとの距離よりも長くなるように形成されているので、上述と同様に、回転時に遊動棒4を筒状体14の内周面に向けて押圧することがない。
このように構成された攪拌装置1によれば、攪拌羽根22は、遊動棒4の軸芯よりも回転軸3の径方向外方において遊動棒4と接触し、遊動棒4を回転方向前方よりも回転軸3の径方向外方に向けてではなく、回転方向前方よりも回転軸3の径方向内方に向けて掬うように送り出すので、遊動棒4で筒状体14の内周面が押圧された状態で擦られることを防止する。これにより、遊動棒4と筒状体14の内周面との間で齧りや軋みが発生することを回避し、振動や異音の発生が低減され、攪拌装置1の長寿命化を図ることができる。また、遊動棒4に、例えば撓みなどが生じた場合であっても、上述と同様の振動や異音の発生を低減できる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。
例えば、上記実施形態では熱媒として蒸気を用いたが、温水など他の熱媒を用いてもよい。また、熱媒によって筒状体14や回転軸本体21、攪拌羽根22を加熱しているが、加熱手段を有さない構成としてもよい。
また、回転軸3は、矢印A方向及びB方向の2方向で回転自在となっているが、矢印A方向のみに回転自在となるように構成してもよい。
また、掬部材23は掬部材23及び遊動棒4の接点と回転軸本体21の軸芯との距離が遊動棒4の軸芯と回転軸本体21の軸芯との距離よりも大きくなる構成としているが、等距離であってもよい。このようにしても、掬部材23によって遊動棒4が筒状体14の内周面を押圧するように送り出されないので、遊動棒4と筒状体14の内周面との間で振動や異音の発生が低減される。
また、掬部材23を攪拌羽根22の回転軸3の軸方向における両側面のうちのいずれか一方のみに設けているが、両面にそれぞれ設けてもよい。
また、掬部材23は、上述した4本の直線状軌跡のうち同一の軌跡上に設けられた複数の攪拌羽根22のうち少なくとも1つに設けられていればよく、すべての攪拌羽根22に掬部材23を設ける構成としてもよい。
また、掬部材23は遊動棒4に対して1箇所でのみ接触しているが、掬部材23によって遊動棒4の軸芯に回転軸3の径方向内方に向かう力が生じるよう掬うようにして押し上げられる構成であればよく、3箇所以上で接触してもよく、面接触としてもよい。ここで、2箇所以上で掬部材23と遊動棒4とが接触する場合には、接点の1つと回転軸本体21の軸芯との距離が遊動棒4の軸芯と回転軸本体21の軸芯との距離よりも小さい場合であっても、掬部材23が全体として遊動棒4の軸芯に回転軸3の径方向内方に向かう力が生じるよう遊動棒4を掬うようにして押し上げる構成であればよい。これは、掬部材23と遊動棒4とが面接触している場合においても同様である。
また、攪拌羽根22の径方向外方の一端に掬部材23を取り付けているが、攪拌羽根22と掬部材23とを一体成型してもよい。そして、攪拌羽根22の先端における厚さを大きくして掬部を形成することで遊動棒4を掬うように押し上げる構成としてもよい。
また、攪拌羽根22の回転軸本体21に対する設置位置は、設計に応じて適宜変更してもよく、例えば回転軸本体21の軸方向の間隔を大きくしたり小さくしてもよく、回転軸本体21の周方向の間隔を大きくしたり小さくしてもよい。
また、攪拌羽根22は、基端から先端に向けて漸次細くなるように形成されているが、基端から先端までその厚さが同一となるように形成されてもよい。
この発明によれば、攪拌装置に関して、遊動棒が筒状体の内周面を押圧しながら擦ることを抑制して振動や異音を低減させ、産業上の利用可能性が認められる。
本発明の一実施形態における攪拌装置を示す平面図である。 図1の筒状体を示す断面図である。 図1の回転軸を回転させた状態を示す筒状体の断面図である。 図1の回転軸を示す平面図である。 図4の回転軸の攪拌羽根の配置状態を示す展開図である。 図2の攪拌羽根及び掬部材を示す部分拡大図である。 図6の攪拌羽根及び掬部材を示す底面図である。
符号の説明
1 攪拌装置
2 固定体
3 回転軸
4 遊動棒
12、13 側壁
14 筒状体
22 攪拌羽根
23 掬部材(掬部)
S 被攪拌物

Claims (2)

  1. 両端に側壁が設けられた筒状体を有する固定体と、軸方向及び周方向に間隔をあけて設けられた複数の攪拌羽根を有して前記固定体に回転自在に挿通される回転軸と、前記筒状体内に遊動自在に挿入された円柱状の遊動棒とを備え、前記筒状体内に供給された被攪拌物を攪拌する攪拌装置において、
    前記複数の攪拌羽根のうち少なくとも2つが、前記回転軸を回転させたときに、前記円筒体の内周面に接触している前記遊動棒に対して、該遊動棒の軸芯に前記回転軸の径方向内方に向かう力が生じるように送り出す掬部を備えていることを特徴とする攪拌装置。
  2. 前記掬部の前記筒状体の内周面に接触している前記遊動棒との接触部が、前記遊動棒の軸芯よりも前記回転軸の径方向外方または径方向等距離に位置することを特徴とする請求項1に記載の攪拌装置。
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