JP2007181315A - 電動機 - Google Patents

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JP2007181315A
JP2007181315A JP2005377109A JP2005377109A JP2007181315A JP 2007181315 A JP2007181315 A JP 2007181315A JP 2005377109 A JP2005377109 A JP 2005377109A JP 2005377109 A JP2005377109 A JP 2005377109A JP 2007181315 A JP2007181315 A JP 2007181315A
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detector
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Kenji Matsuura
賢司 松浦
Mutsumi Matsumoto
松元  睦
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Yaskawa Electric Corp
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Yaskawa Electric Corp
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Abstract

【課題】 電動機の回転子に対する検出器回転軸の回転方向の位置決めを、容易にかつ精確に行うことができる電動機を提供する。
【解決手段】 回転軸4の反負荷側に段部4aを形成するとともに、検出器回転軸9の、回転軸4の段部4aに対向する負荷側端部に少なくとも1個の溝9bを有する鍔部9aを設け、かつ検出器回転軸9の負荷側端部を、回転軸4の段部4aに軸方向の空隙Sを介して対向させて回転軸4の負荷側に嵌合させ、回転軸4の空隙Sの部位に、回転軸4と検出器回転軸9の回転方向の位置決めを行うストッパコマ11を配設し、ストッパコマ11が、回転軸4に嵌合する中央孔11aの周縁に、複数の弾性爪部11bを有し、かつ外周部に、検出器回転軸9の鍔部9aの溝9bに係合する少なくとも1つの係合爪11dを有する構成とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、回転検出器を回転軸に結合した電動機に関するもので、特に、回転検出器の回転方向の位置決め構造に関するものである。
エンコーダなどの回転検出器を備えたサーボモータなどの電動機は、例えば、フレームに嵌合固着された反負荷側ブラケットと、前記反負荷側ブラケットに軸受を介して回転自在に支持されるとともに反負荷側端部を前記反負荷側ブラケットから突出させた回転軸と、前記回転軸の反負荷側端部に固着した検出器回転軸と、前記検出器回転軸に取り付けられた検出器回転部と、前記検出器回転軸に軸受を介して支持され、かつ回転方向の変位を制限された検出器固定部を備えて構成されている(例えば、特許文献1)。
特開2005−184981号公報
しかしながら、回転検出器を備えた電動機においては、電動機の回転子に対する検出器回転軸の回転方向を精確に位置決めする必要があり、従来は治具等を用いて位置決めを行っていた。しかしながら、作業が非常に面倒であるという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、電動機の回転子に対する検出器回転軸の回転方向の位置決めを、容易にかつ精確に行うことができる電動機を提供することを目的とするものである。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したものである。
請求項1に記載の発明は、フレームと、前記フレームに嵌合固着された反負荷側ブラケットと、前記反負荷側ブラケットに軸受を介して回転自在に支持されるとともに反負荷側端部を前記反負荷側ブラケットから突出させた回転軸と、前記回転軸の反負荷側端部に固着した検出器回転軸と、前記検出器回転軸に取り付けられた検出器回転部と、前記検出器回転軸に軸受を介して支持され、かつ回転方向の変位を制限された検出器固定部を備えた電動機において、前記回転軸の反負荷側に段部を形成するとともに、検出器回転軸の前記回転軸の段部に対向する負荷側端部に少なくとも1個の溝を有する鍔部を設け、かつ検出器回転軸の負荷側端部を、前記回転軸の段部に軸方向の空隙を介して対向させて前記回転軸の負荷側に嵌合させ、前記回転軸の前記空隙の部位に、前記回転軸と前記検出器回転軸の回転方向の位置決めを行うストッパコマを配設し、前記ストッパコマが、回転軸に嵌合する中央孔の周縁に、複数の弾性爪部を有し、かつ外周部に、前記検出器回転軸の鍔部の溝に係合する少なくとも1つの係合爪を有することを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、前記ストッパコマの外周部に、折り返し部を設けたことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、前記ストッパコマの弾性爪部が、前記回転軸の外周面に対して角度を有することを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、前記ストッパコマがプレスで形成されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、次のような効果がある。
(1)請求項1の発明によれば、位置決めストッパコマの中央孔の周縁に、複数の弾性爪部を設けることによってワンタッチで配設でき、従来の固定方法での作業のばらつきがなくなり、安定した嵌合固着が得られ作業性も向上する。また、回転軸にストッパコマが固着された後、取り外しを行う際に、前記弾性爪部の根元を専用治具にて叩くことにより前記弾性爪を塑性変形させることで前記回転軸に傷をつけることなく取外しが容易にできる。
(2)請求項2の発明によれば、ストッパコマの外周部に折り返し部を設けることにより、ストッパコマに剛性をもたせ挿入時の変形をなくすことができる。
(3)請求項3の発明によれば、前記ストッパコマの弾性爪に、回転軸の外周面に対して角度を持たせることにより、クランプ力を発生させて安定した固着力を得ることができる。
(4)請求項4の発明によれば、ストッパコマをプレスで構成しているので、製造が簡単でコストを低減することができる。
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例における回転検出器を備えた電動機の要部を示す側断面図である。図2は、図1におけるストッパコマを示すもので、(a)は正面図、(b)は側断面図である。
図1および図2において、1はサーボモータなどの電動機、2は電動機1のフレーム、3は反負荷側ブラケットで、前記フレーム2に嵌合固着されている。4は回転軸で、前記反負荷側ブラケット3に軸受5を介して回転自在に支持されるとともに、反負荷側端部を前記反負荷側ブラケット3から突出させ、かつ、反負荷側に段部4aを形成している。6は回転検出器で、検出器固定部7と検出器回転部8とから構成されている。
前記検出器回転部8は、検出器回転軸9と、スリット円板からなる回転ディスク10とから構成されている。
前記検出器回転軸9は、負荷側端部を、前記回転軸4の段部4aと軸方向の空隙Sを介して対向させて、前記回転軸4の負荷側に嵌合させている。また、前記検出器回転軸9は、前記回転軸4の段部4aに対向する負荷側端部に鍔部9aを設け、この鍔部9aに少なくとも1個の溝9bを形成している。
前記検出器回転部8は、電動機1の回転子(図示せず)に対して回転方向の位置決めがなされている。
この回転方向の位置決めは、前記検出器回転軸9を前記回転軸4に嵌合する前に、前記回転軸4の前記空隙Sの部位に、ストッパコマ11を所定の回転方向位置で嵌合固着し、このストッパコマ11に、前記検出器回転軸9を所定の回転方向位置で係合させることによって行っている。
前記ストッパコマ11は、つぎのような構成になっている。
すなわち、前記ストッパコマ11は、前記回転軸4に嵌合する中央孔11aの周縁に、複数の弾性爪部11bを有している。前記弾性爪部11bは、前記回転軸4の外周面に対して角度を持たせており、これにより、クランプ力を発生させて安定した固着力を得ている。
上記構成により、ストッパコマ11は、回転軸4に簡単に、かつワンタッチで配設でき、従来の固定方法での作業のばらつきがなくなり、安定した嵌合固着が得られ、作業性も向上する。
また、前記ストッパコマ11は、外周部に折り返し部11cを設けて剛性を上げている。前記検出器回転軸9の鍔部9aの溝9bに係合する少なくとも1つの係合爪11dを有している。前記係合爪11dは軸方向に折り曲げて、内周部の弾性爪部11bよりも軸方向に長くしている。
前記ストッパコマ11を用いて、検出器回転軸9の周方向の位置決めを行う場合は次のようにする。
まず、前記ストッパコマ11を回転軸4の所定位置に嵌合固着する。この場合は、ストッパコマ11を回転子に対する周方向の所定位置に合わせつつ、側部を回転軸4の段部4aに押し当て、回転軸4に嵌合する。ストッパコマ11には、前述したように、中央孔11aの周縁に、複数の弾性爪部11bを有しているので、前記回転軸4に嵌合した状態で、前記弾性爪部11bが回転軸4の外周面に強固に嵌合し、周方向にも軸方向にも動かしにくくなる。
この状態で、検出器回転軸9を、ストッパコマ11の係合爪11dを、鍔部9aの溝9bに入れ込むようにして、回転軸4に嵌合する。これにより、ストッパコマ11を媒介にして、検出器回転軸9の回転子に対する周方向の位置決めがなされる。
なお、回転軸4に固着されたストッパコマ11を取り外す場合は、前記弾性爪部11bの根元を専用治具で叩き、前記弾性爪部11bを塑性変形させることにより、前記回転軸に傷をつけることなく容易に取外すことができる。
前記検出器固定部7は、前記検出器回転軸9に軸受12を介して支持されるとともに、前記反負荷側ブラケット3に、板バネ13を介してネジで固定されている。14は電子部品で、検出器固定部3に固定された基板15に取り付けられており、例えば受光素子の出力をパルス信号に変換するための能動素子、受動素子等で構成される。
本発明はこのような構成であるので、電動機の回転子に対する検出器回転軸の回転方向の位置決めを、容易にかつ精確に行うことができる。
本発明の実施例における回転検出器を備えた電動機の要部を示す側断面図である。 図1におけるストッパコマを示すもので、(a)は正面図、(b)は側断面図である。
符号の説明
1 電動機
2 フレーム
3 反負荷側ブラケット
4 回転軸
4a 段部
5 軸受
6 回転検出器
7 検出器固定部
8 検出器回転部
9 検出器回転軸
9a 鍔部
9b 溝
10 回転ディスク
11 ストッパコマ
11a 中央孔
11b 弾性爪部
11c 折り返し部
11d 係合爪
12 軸受
13 板バネ
14 電子部品
15 基板
S 空隙

Claims (4)

  1. フレームと、前記フレームに嵌合固着された反負荷側ブラケットと、前記反負荷側ブラケットに軸受を介して回転自在に支持されるとともに反負荷側端部を前記反負荷側ブラケットから突出させた回転軸と、前記回転軸の反負荷側端部に固着した検出器回転軸と、前記検出器回転軸に取り付けられた検出器回転部と、前記検出器回転軸に軸受を介して支持され、かつ回転方向の変位を制限された検出器固定部を備えた電動機において、
    前記回転軸の反負荷側に段部を形成するとともに、検出器回転軸の前記回転軸の段部に対向する負荷側端部に少なくとも1個の溝を有する鍔部を設け、かつ検出器回転軸の負荷側端部を、前記回転軸の段部に軸方向の空隙を介して対向させて前記回転軸の負荷側に嵌合させ、前記回転軸の前記空隙の部位に、前記回転軸と前記検出器回転軸の回転方向の位置決めを行うストッパコマを配設し、前記ストッパコマが、回転軸に嵌合する中央孔の周縁に、複数の弾性爪部を有し、かつ外周部に、前記検出器回転軸の鍔部の溝に係合する少なくとも1つの係合爪を有することを特徴とする電動機。
  2. 前記ストッパコマの外周部に、折り返し部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電動機。
  3. 前記ストッパコマの弾性爪部が、前記回転軸の外周面に対して角度を有することを特徴とする請求項1または2に記載の電動機。
  4. 前記ストッパコマがプレスで形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかの項に記載の電動機。
JP2005377109A 2005-12-28 2005-12-28 電動機 Pending JP2007181315A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9151638B2 (en) 2012-04-18 2015-10-06 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Rotating electric machine

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