JP2007180101A - 光学特性計測方法及びパターン誤差計測方法 - Google Patents

光学特性計測方法及びパターン誤差計測方法 Download PDF

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Abstract

【課題】OPE(Optical Proximity Effect)特性のような光学特性を効率的に、かつ高精度に計測する。
【解決手段】投影光学系PLによる計測用マークPMの像をスリット122で走査して得られる検出信号S3に基づいて、投影光学系PLの光学特性を求める光学特性計測方法において、スリット122の透過率分布のフーリエ関数を予め求めておき、検出信号S3のフーリエ関数にそのスリット122のフーリエ関数の逆数を乗じて得られた関数を逆フーリエ変換して像強度分布を回復し、回復された像強度分布に基づいて投影光学系PLの光学特性を求める。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えばマスクパターンを基板上に転写するために使用される投影露光装置に搭載される投影光学系の光学特性及びその光学特性計測用のパターンの誤差を計測する際に使用できる計測技術に関する。
従来より、半導体素子、撮像素子(CCD等)、液晶表示素子等を製造するためのリソグラフィ工程中で、マスクパターンを投影光学系を介してレジスト(感光材料)が塗布されたウエハ(又はガラスプレート等)上に転写するために、一括露光型及び走査露光型の投影露光装置が使用されている。これらの投影露光装置においては、半導体素子等の集積度が益々向上するのに応じて、転写後の回路パターンの線幅精度をより高めることが求められている。その線幅精度に影響を与える投影光学系の光学特性の一つが、光学的近接効果(Optical Proximity Effect)特性(以下、OPE特性という)である。OPE特性とは、投影像を現像して得られるレジストパターンの線幅が、そのパターンのピッチに依存して変化することを言う。
従来はOPE特性を計測するために、実際に特性評価用のパターンの投影像から形成されるレジストパターンの線幅を走査型電子顕微鏡等で計測していた。また、OPE特性の計測とは別に、例えば投影像の位置等を計測するために、所定のマーク像をスリットで走査して得られる検出信号を処理する方法も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−218024号公報
従来のOPE特性の計測方法では、レジストの現像及びレジストパターンの線幅計測を行う必要があるため、計測に時間を要するという不都合があった。更に、従来のマーク像をスリットで走査する方法は、スリット幅によって検出信号が変化するため、そのままではOPE特性の計測への適用は困難であった。
また、OPE特性を評価するために使用する特性評価用のパターンの形状が誤差を含む場合には、それが計測誤差を生ずるため、予めその特性評価用のパターンの形状誤差を正確に計測しておくことが望ましい。
本発明は斯かる点に鑑み、OPE特性のような光学特性を効率的に、かつ高精度に計測できる光学特性計測技術を提供することを第1の目的とする。
さらに本発明は、そのような光学特性を計測する際に使用できるパターンの誤差を高精度に計測できるパターン誤差計測技術を提供することを第2の目的とする。
本発明による光学計測方法は、投影光学系(PL)によるパターンの像を所定開口(122)で走査することによって得られる光量情報に基づいて、その投影光学系の光学特性を求める光学特性計測方法において、その所定開口の空間周波数の成分を求める第1工程と、その光量情報をフーリエ変換して得られる空間周波数の成分をその第1工程で求められたその所定開口の空間周波数の成分で補正し、該補正された空間周波数の成分を逆フーリエ変換して回復された強度分布情報に基づいてその投影光学系の光学特性を求める第2工程とを有するものである。
本発明によれば、空間像をその所定開口で走査して得られる光量情報に基づいて、効率的にOPE特性のような光学特性を計測できる。また、その所定開口の空間周波数の成分を予め求めておくことによって、光学特性の計測精度が向上する。
また、本発明による第1のパターン誤差計測方法は、周期性を持つパターン(PM)の像を所定開口(122)で走査することによって得られる光量情報に基づいて、そのパターンの形状誤差を求めるパターン誤差計測方法において、その所定開口の空間周波数の成分を求める第1工程と、その光量情報のうち、そのパターンの像のピッチのm倍(mは1以上の整数)の領域の情報をフーリエ変換して得られる空間周波数の成分をその第1工程で求められたその所定開口の空間周波数の成分で補正し、該補正された空間周波数の成分を逆フーリエ変換して強度分布を回復する第2工程と、その第2工程で回復された強度分布を所定の閾値で2値化して得られる情報に基づいてそのパターンの形状誤差を求める第3工程とを有するものである。本発明によれば、空間周波数の成分が既知の所定開口を用いることによって、そのパターンの形状誤差を高精度に計測できる。
また、本発明による第2のパターン誤差計測方法は、周期的なパターン(PM)の形状誤差を計測するパターン誤差計測方法において、そのパターンからの第1組の回折光を用いて形成される像と、そのパターンからのその第1組の回折光とは異なる第2組の回折光を用いて形成される像とに基づいてそのパターンの形状誤差を求めるものである。本発明によれば、そのパターンの形状誤差に応じてその2組の回折光の光量等が変化するため、その2組の回折光から形成される像に基づいてその形状誤差を高精度に計測できる。
以下、本発明の好ましい実施形態の一例につき図面を参照して説明する。
図1は、本例のスキャニングステッパー型の投影露光装置10の概略構成を示す。図1において、投影露光装置10は、レーザビームLBを発生する光源14(露光光源)、照明光学系12、マスクとしてのレチクルRを保持して移動するレチクルステージRST、投影光学系PL、ウエハW(基板)を保持して移動するウエハステージWST、及びこれらを制御する主制御装置50等を備えている。光源14として、ArFエキシマレーザ光源(発振波長193nm)が用いられているが、その代わりに、KrFエキシマレーザ(波長248nm)、F2 レーザ(波長157nm)、固体レーザ(半導体レーザ等)の高調波発生装置、又は水銀ランプ等も使用できる。
照明光学系12は、ビーム整形光学系18、オプティカル・インテグレータとしてのフライアイレンズ22、照明系開口絞り板24、リレーレンズ28A及び28Bから成るリレー光学系、照明領域の形状を規定する固定レチクルブラインド30A、走査露光中に不要な部分への露光を防止するための可動レチクルブラインド30B、ミラーM、並びにコンデンサレンズ32等を備えている。以下では、フライアイレンズ22から射出されるレーザビームLBを、露光ビームとしての照明光ILと呼ぶ。
光源14及び照明光学系12は、後述の空間像計測時の照明系としても使用される。照明系開口絞り板24は、フライアイレンズ22の射出側焦点面の近傍の照明光学系の瞳面上に配置され、ほぼ等角度間隔で、例えば通常照明用、輪帯照明用、変形照明(2極照明等)用等の複数の開口絞りが配置されている。主制御装置50が駆動装置40を介して照明系開口絞り板24を回転することで、照明条件を設定できる。また、照明系開口絞り板24の射出面側に配置されたビームスプリッタ26で反射された照明光ILは、集光レンズ44を介して受光素子から成るインテグレータセンサ46に入射する。インテグレータセンサ46の検出信号が信号処理装置80を介して主制御装置50に供給され、その検出信号に基づいて、例えばウエハWに対する露光量制御が行われる。
そして、露光時に照明光学系12から射出された照明光ILは、レチクルRのパターン面(下面)の照明領域IARを均一な照度分布で照明する。照明光ILのもとで、レチクルRのパターンは、両側(又はウエハ側に片側)テレセントリックの投影光学系PLを介して、例えば1/4又は1/5等の投影倍率で、レジスト(感光材料)が塗布されたウエハW上の露光領域IAに投影される。また、図2に示すように、投影光学系PLの瞳面PPの近傍には、投影光学系PLの開口数NAを制御するための可変開口絞りASが配置されている。以下、投影光学系PLの光軸AXに平行な方向にZ軸を取り、Z軸に垂直な平面内で図1の紙面に垂直な方向にX軸を、図1の紙面に平行な方向にY軸を取って説明する。本例では、走査露光時のレチクルR及びウエハWの走査方向はY方向であり、照明領域IAR及び露光領域IAはそれぞれ走査方向に直交する非走査方向(X方向)に細長い領域である。
図1において、レチクルステージRST上には、レチクルRが例えば真空吸着により固定されている。レチクルステージRSTは、リニアモータ等を含むレチクルステージ駆動系56Rにより、レチクルベースRBS上のXY平面内で2次元的に(X方向、Y方向、及びZ軸回りの回転方向に)微少駆動可能であるとともに、レチクルベースRBS上をY方向に指定された走査速度で移動可能である。
また、レチクルステージRST上には、レーザ干渉計(以下、「レチクル干渉計」という)54Rからのレーザビームを反射する移動鏡52Rが固定されており、レチクルステージRSTのXY平面内の位置はレチクル干渉計54Rによって、例えば0.1〜1nm程度の分解能で常時検出される。レチクル干渉計54RからのレチクルステージRSTの位置情報は、ステージ制御装置70、及びこれを介して主制御装置50に送られる。ステージ制御装置70は、主制御装置50の指示により、レチクルステージ駆動系56Rを介してレチクルステージRSTの移動を制御する。
また、レチクルステージRSTの−Y方向の端部近傍には、空間像計測用のマークが形成されたレチクルマーク板RFMが、レチクルRと並ぶように配置されている。なお、その空間像計測用のマークは、レチクルRのパターン領域の一部に形成しておいてもよい。
図1において、ウエハステージWSTは、XYステージ42と、このXYステージ42上に搭載されたZチルトステージ38とを含んで構成されている。XYステージ42は、ウエハベース16上でウエハステージ駆動系56Wを構成する不図示のリニアモータ等によってX方向及びY方向に2次元的に駆動される。Zチルトステージ38上にウエハホルダ25を介してウエハWが真空吸着等により保持されている。Zチルトステージ38は、照射系60aと受光系60bとを含むオートフォーカスセンサの計測結果に基づいて、ウエハW又は後述のスリット板90の表面を投影光学系PLの像面に合わせ込む。
図1において、Zチルトステージ38上には、レーザ干渉計(以下、「ウエハ干渉計」という)54Wからのレーザビームを反射する移動鏡52Wが固定されている。ウエハ干渉計54Wによって、Zチルトステージ38(ウエハステージWST)のX方向、Y方向の位置が、例えば0.1〜1nm程度の分解能で常時検出される。さらに、ウエハ干渉計の計測値に基づいて、Zチルトステージ38のX軸、Y軸、Z軸の周りの回転角も計測され、ウエハステージWSTの位置及び回転角の情報は、ステージ制御装置70、及びこれを介して主制御装置50に供給される。ステージ制御装置70は、主制御装置50の指示に応じてウエハステージ駆動系56Wを介してウエハステージWSTのXY平面内の位置を制御する。また、投影光学系PLの側面には、ウエハWのアライメント用のオフ・アクシス方式のアライメントセンサALGが設けられている。
露光時には、主制御装置50の制御のもとで、照明光ILを照射した状態で、レチクルステージRST及びウエハステージWSTを駆動して、レチクルR及びウエハWをY方向に投影光学系PLの投影倍率を速度比として同期して移動する走査露光動作と、照明光ILの照射を停止して、ウエハステージWSTを駆動してウエハWをX方向、Y方向にステップ移動する動作とがステップ・アンド・スキャン方式で繰り返されて、ウエハW上の各ショット領域に順次レチクルRのパターンの像が露光される。
次に、本例の投影露光装置において、投影光学系PLの光学特性としてのOPE(Optical Proximity Effect)特性を計測する方法の一例につき説明する。OPE特性は、一例として、線幅が同じでピッチが異なる複数のマークを投影光学系PLを介して投影したときに、各マーク像(例えばレジストパターン)の線幅の設計上の線幅に対する誤差とピッチとの関係で表される。そのために、ウエハベース16上に空間像計測装置59が備えられ、空間像計測装置59を構成する光学系の一部がZチルトステージ38の内部に配置されている。
図2は、空間像計測装置59を示す一部を切り欠いた図であり、この図2において、空間像計測装置59は、Zチルトステージ38に設けられたステージ側構成部分、即ちスリット板90、レンズ84,86から成るリレー光学系、光路折り曲げ用のミラー88、送光レンズ87と、ウエハステージWST外部に設けられたステージ外構成部分、即ちミラー96、受光レンズ89、例えば光電子増倍管からなる光電センサ94とを含んでいる。受光レンズ89及び光電センサ94は、ウエハベース16に固定されたコラムに、連結部材93を介して固定された円筒状部材92中に収納され、ミラー96も不図示の連結部材を介してその円筒状部材92に固定されている。
これを更に詳述すると、スリット板90は、ウエハステージWSTのZチルトステージ38上に設けられて上部に開口が形成された突設部58に対し、その開口を覆う状態で上方から嵌め込まれている。スリット板90は、XY平面に平行な平板状の照明光ILを透過するガラス基板82の上面に遮光膜を兼ねる反射膜83を形成して構成され、その反射膜83の一部に、図3(A)に示すように、Y方向の幅2Dのスリット状の開口パターン(以下、スリットと呼ぶ)122が形成されている。
また、図2の状態では、照明光ILの照明領域に、レチクルマーク板RFMにY方向に所定ピッチで形成されたライン・アンド・スペースパターンよりなる計測用マークPM(特性計測用のパターン)が位置しており、そのマークの投影光学系PLによる像がスリット板90上に投影されている。なお、レチクルマーク板RFMには、計測用マークPMと同一又は異なる線幅でピッチが異なる多数のマーク(不図示)も形成されている。以下の説明では、計測用マークPMの線幅及びピッチ等のデータは、投影光学系PLによる投影像での値とする。そして、ウエハステージWSTを駆動して、図3(A)に示すように、計測用マークPMの像PM’に対してスリット122を矢印Fで示すY方向(−Y方向でもよい)に走査しながら、スリット122を通過した光束を、図2のレンズ84、ミラー88、レンズ86、送光レンズ87、ミラー96、受光レンズ89を介して光電センサ94で受光し、光電センサ94の検出信号S3を図1の信号処理装置80に供給する。信号処理装置80では、検出信号S3をウエハステージWSTのY座標に対応させてデジタルデータであるS3(Y)として取り込み、後述の演算処理を行うことによって、計測用マークPMの像の強度分布(光強度分布)を復元する。
先ず、本例のOPE特性計測の基本的な動作につき説明する。そのために、或る時点での図2のスリット122(所定開口)の透過率分布S2(Y)を、図3(D)に示すように、Y方向の幅が2Dの範囲内で1、それ以外では0であるとする。また、図2の計測用マークPMの投影光学系PLによる像PM’の強度分布を、図3(C)のピッチPの強度分布S1(Y)(実際には投影光学系PLのOPE特性を含む光学特性の影響でより正弦波に近い波形となる)とすると、図2の検出信号S3(Y)(光量分布情報)は、所定の比例係数を除いて以下のように強度分布S1(Y)と透過率分布S2(Y)とのコンボリューションで表される。なお、積分記号∫の積分範囲は−∞から+∞である。
S3(Y)=∫S2(Y−u)・S1(u)du …(1)
即ち、スリット122の幅2Dの影響によって、図3(B)に示すように、検出信号S3(Y)は、像PM’の強度分布S1(Y)に対して鈍った波形となる。この場合、像PM’のY軸の空間周波数をf[cycle /μm](1μm当たりの明部又は暗部の本数)として、強度分布S1(Y)、透過率分布S2(Y)、及び検出信号S3(Y)をY座標に関してフーリエ変換して得られるフーリエ関数(空間周波数の成分)をそれぞれFS1(f)、FS2(f)、及びFS3(f)とすると、周知のコンボリューション定理から所定の比例係数を除いて次のようになる。図1の信号処理装置80では、(1)式の検出信号S3(Y)を離散フーリエ変換することによって、フーリエ関数FS3(f)を計算することができる。
FS3(f)=FS1(f)・FS2(f) …(2)
本例では一例として予め透過率分布S2(Y)のフーリエ関数FS2(f)を求めておき、その逆数の関数を装置関数として例えば図1のメモリ51に記憶しておく(第1工程)。なお、図2のスリット122の後に続く光学系の開口数によっても空間像計測装置59の空間周波数特性は変わるので、フーリエ関数FS2(f)は、その光学系の開口数も考慮して求めることが望ましい。その後のOPE特性の計測時に、信号処理装置80では、(2)式のフーリエ関数FS3(f)にその装置関数(1/FS2(f))を乗じて得られる関数FS3(f)/FS2(f)を逆フーリエ変換することによって、次のように像PM’の強度分布S1(Y)を回復する(第2工程の前半部)。なお、次式において、記号invFは逆フーリエ変換を意味する。
invF(FS3(f)/FS2(f))=invF(FS1(f))
=S1(Y) …(3)
なお、図2の投影光学系PLの像の空間数周波数の最大値は、投影光学系PLの開口数NA及び照明光の波長λを用いて2NA/λである。また、(3)式の計算は、実際にはデジタル処理によって離散的に計算されるため、像PM’のピッチをP、所定の1以上の整数をm、整数よりなる変数をiとして、フーリエ関数FS2(f),FS3(f)は、一例として幅P(又はm・P)の領域において、空間周波数がi/P(又はi/mP)の離散的な位置で計算される。なお、変数iの初期値は1、最大値はI(又はI’)であり、空間周波数の最大値I/P(又はI’/mP)は、次のように2NA/λ以下の最大値である。なお、(3)式のような演算処理の一例が、特開2002−14005号公報、特開2003−218024号公報にも開示されている。また、これらの公報の開示である、フーリエ関数FS2(f),FS3(f)を計算する際に用いる関数が位置Yに関して不等間隔でもよいことは、本例にも適用できる。
I/P(又はI’/mP)≦ 2・NA/λ …(4)
その回復された強度分布S1(Y)を所定の閾値で2値化することによって、像PM’の各明部のY方向の線幅を求めることができる。その線幅は主制御装置50に供給され、主制御装置50において、例えばその線幅の平均値を計測用マークPMのピッチの関数として表すことによって、投影光学系PLのOPE特性が求められる(第2工程の後半部)。
次に、(2)式におけるスリット122のフーリエ関数FS2(f)を求める方法につき説明する。第1の方法は、スリット122の幅2Dを例えば走査型電子顕微鏡等で実測しておき、その幅2D、図2の空間像計測装置59内の光学系の開口数、及び照明光の波長λのデータを用いて、理論的にフーリエ関数FS2(f)を計算するものである。
第2の方法は、予め図2の計測用マークPMのフーリエ関数FS1(f)を理論的に計算(推定)しておき、その投影光学系PLによる像をスリット122で走査して得られる検出信号S3(Y)を求め、これをフーリエ変換してフーリエ関数FS3(f)を求め(実測し)、(2)式からスリット122のフーリエ関数FS2(f)を算出するものである。この場合の計算は、上記のように空間周波数がi/P(又はi/mP)で2・NA/λ以下の離散的な位置で行われる。また、フーリエ関数は、振幅成分と位相成分とを有するが、近似的に振幅成分(いわゆる空間周波数特性)のみを用いて計算を行ってもよい。
そのようにフーリエ関数を計算する(フーリエ関数が既知の)マークとしては、形状が単純なデューティー50%のライン・アンド・スペースパターンが望ましい。その計算に際しては、投影光学系PLとともに、図2の空間像計測装置59内の光学系も含めた光学シミュレーションを行うことが望ましい。
図4の実線のフーリエ関数FS2(f)はそのように計算された関数の一例を示し、この図4において、横軸は空間周波数f[cycle /μm]、縦軸はその関数の振幅Pである。その関数FS2(f)の逆数の関数1/FS2(f)が装置関数として記憶される。
上述のように、予め図2の計測用マークPMのフーリエ関数FS1(f)を理論的に計算しておく際に、そのマークの形状誤差(製造誤差)を計測しておくことが望ましい。通常、レチクルマーク板RFM又はレチクル上の周期的マークのピッチ誤差は十分小さく、線幅誤差を計測すれば十分である。これは、現像プロセスでの誤差、電子線描画装置のビームサイズの誤差などで線幅が変化するのに対し、パターンピッチは電子線描画装置の描画位置決定精度にのみ依存するためである。計測用マークPMは、通常一辺が数μm〜数10μm程度の微小領域内に描画される。このような微小領域内での描画位置決定精度は通常非常に小さい。
一例として、計測用マークの設計上の線幅がデューティー50%、つまり遮光領域と透過領域との幅が等しいマークの場合、そのマークのデューティーが設計値である50%からどの程度ずれているかを以下の手法で実測する。
1)2次高調波振幅による計測
図2に示すように、設計上でデューティー50%の計測用マーク(PMとする)の像を投影光学系PLを介して投影する際に、可変開口絞りASを制御することで、0次光D0及び±1次光D(−1),D(+1)の3光束干渉状態と、0次光D0、±1次光D(−1),D(+1)、及び±2次光D(−2),D(+2)の5光束干渉状態との2つの結像状態を順次設定する。デューティーが正確に50%のマークでは、製造誤差がなければ2次以上の偶数次の回折光は発生しないため、その2つの結像状態でスリット122を走査して得られる検出信号S3から2次高調波を求め、それらの振幅の実測値を設計値(シミュレーションの値)と比較することで、デューティーの50%からのずれ量、ひいてはそのマークの線幅が推定できる。
その2つの結像状態で検出信号S3を求める際に、スリット板90のフォーカス位置(Z位置)を変えながら、2次高調波の振幅が最大になるときの値を採用することで、偶関数成分の収差の影響を受けずに正確な線幅の計測が行える。同様に、そのシミュレーションの際も2次高調波が最大となるフォーカス位置で計算を行うことが望ましい。
2)回折光強度による計測
例えば図2の計測用マークPMの形状誤差を計測する際に、図1の照明光学系12からの照明光の主光線の傾斜角(テレセントリシティ)の調整と図2の投影光学系PLの可変開口絞りASの調整とによって、計測用マークPMからの所望の次数の回折光だけを投影光学系PL内を通過させて、ウエハステージWST上の光電センサ(不図示)によってその回折光の強度を計測する。例えば2次回折光の強度を、同じピッチで線幅を次第に変えてシミュレーションを行って計算した2次回折光の強度と比較することで、計測用マークPMの線幅を求めることができる。
3)スリット122(所定開口)の既知のフーリエ関数を用いる方法
上述のように予めデューティー50%のマークを用いてスリット122のフーリエ関数FS2(f)を求めておき(第1工程)、次に計測対象のマークの像をスリット122で走査して検出信号S3(光量情報)を求め、その像のピッチのm倍(mは1以上の整数)の領域の情報を1/(m・P)から2・NA/λまでの空間周波数域でフーリエ変換して得られるフーリエ関数FS3(f)に、(3)式のようにそのフーリエ関数FS2(f)の逆数の関数を乗じて得られる関数を逆フーリエ変換して強度分布S1(Y)を回復する(第2工程)。その後、回復された強度分布を所定の閾値で2値化して得られる波形に基づいてそのパターンの形状誤差を求める(第3工程)。
4)コマ収差に対する高調波の位相ずれ量の計測
コマ収差の量を空間像の基本波と高調波との位相ずれ量から計測する方法、及びパターンの線幅によってコマ収差の位相差の発生量が異なることも知られている(例えば、特開2003−218024号公報参照)。そこで、本例においても、図2の計測用マークPMの空間像から基本波と高調波との位相ずれ量を求め、その位相ずれ量からコマ収差を求め、このコマ収差から線幅を推定することができる。なお、このコマ収差はスリット122の幅に依存しないので、高精度にパターンの線幅を推定できる。
5)走査型電子顕微鏡によって直接パターン線幅を計測してもよい。
6)図2の投影光学系PLの可変開口絞りASを絞って、計測用マークPMからの0次光のみを投影光学系PLを通過させて、0次光の強度の計測値をシミュレーション結果と比較することによってパターン線幅を推定してもよい。
以上に挙げる線幅計測方法のいずれかによって、線幅を計測した後(方法3)を除く)、スリット122のフーリエ関数FS2(f)を求めることが望ましい。このようにして求められたフーリエ関数FS2(f)の一例が、図4のフーリエ関数FS2A(f)として示されている。
次に、図4の装置関数(1/FS2(f))を用いて実際に像回復を行ったシミュレーション結果を図5〜図8に示す。
図5は、像のピッチP1が350nm程度でデューティーが50%程度の、透過光の設計上の強度分布がS1で表される周期的な計測用マークのシミュレーション結果を示し、その横軸はY座標[μm]、縦軸は光強度又は検出信号の相対値である。その計測用マークの像の周期方向の幅は、数μm〜数10μmである。図6は、図5の中央の2μm幅の領域の拡大図であり、図5及び図6において、検出信号S3は、その計測用マークの像を図2のスリット122で走査して得られる光量分布に対応しており、強度分布S4は、検出信号S3のフーリエ関数を(3)式に代入して逆フーリエ変換を行うことによって回復される(3)式のS1(Y)に対応している。
その計算に際しては、図6(図5の中央部)の検出信号S3は正確にピッチP1の周期パターンの一部とみなせるため、一例として、そのピッチP1の範囲において、空間周波数が1/P1からI1/P1≦2NA/λ(I1はその範囲での最大の整数)までの範囲で1/P1間隔で計算を行えばよい。この際にピッチP1は、検出信号S3を適当な閾値Th1で2値化し、2値化波形の立ち上がりエッジ若しくは立ち下がりエッジの平均ピッチとして求めるか、又は設計値を用いても良い。また、n1を2以上の整数として、n1個のピッチP1の波形を平均化した波形をフーリエ変換してもよい。この場合、平均化効果によって電気的及び光学的なノイズが除去できるため、精度が向上する。
また、図5の全体の強度分布S1に対応するマーク像の回復を行い、長周期の線幅変化も計測したい場合は、前述の方法でピッチP1を求め、整数m(図5及び図6では2以上の整数)を用いてP1・mの領域で、空間周波数が0から2NA/λまでの範囲で1/(m・P1)間隔で計算を行ってから、強度分布S4を回復すればよい。この計算に際して、図4の装置関数(1/FS2(f))については、最初から1/(m・P1)間隔で計算しておいてもよいが、計算量を少なくするために、1/P1間隔で計算してあったデータを補間して用いてもよい。
その回復された強度分布S4をレジストの感光レベルに対応する閾値Th2で2値化し、2値化信号の立ち下がりエッジと立ち上がりエッジとの間隔、即ちレジストパターンの線幅を計測する。以上の線幅計測を様々なピッチの計測用マークについて行うことで、図1の投影光学系PLのOPE特性が計測ができる。
次に、図7は、像のピッチP2が500nm程度でデューティーが50%から外れているとともに、透過光の設計上の強度分布がS1Aで表される周期的な計測用マークのシミュレーション結果を示し、図8は、図7の中央の2μm幅の領域の拡大図であり、図7及び図8において、検出信号S3Aは、その計測用マークの像を図2のスリット122で走査して得られる光量分布に、強度分布S4Aは、検出信号S3Aのフーリエ関数を(3)式に代入して逆フーリエ変換を行うことによって回復される(3)式のS1(Y)に対応している。
その回復に際しても、図8の閾値Th3でピッチP2を決定し、ピッチP2の範囲、又はP2・mの範囲で、1/P2間隔又は1/(m・P2)間隔の空間周波数で計算を行って、強度分布S4Aを回復すればよい。その後、回復された強度分布S4Aをレジストの感光レベルである閾値Th4で2値化して、レジストパターンの線幅を求めることができる。
また、上記実施形態は、本発明を走査露光型の投影露光装置の投影光学系の光学特性を計測する場合に適用したものであるが、本発明は、ステッパー等の一括露光型の投影露光装置や、例えば国際公開第99/49504号パンフレットに開示されている液浸型露光装置で投影光学系の光学特性を計測する場合にも適用できる。このように本発明は上述の実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取り得る。
本発明は、半導体デバイス等を製造する際に使用される投影露光装置の投影光学系の光学特性を計測する際に使用できる。
本発明の実施形態の一例の投影露光装置を示す図である。 図1の投影露光装置に備えられた空間像計測装置を示す図である。 図2のスリット122及び検出信号S3の説明図である。 本発明の実施形態で像回復を行うために用いる装置関数の一例を示す図である。 ピッチP1の計測用マークの像の検出信号等を示す図である。 図5の中央部を示す拡大図である。 ピッチP2の計測用マークの像の検出信号等を示す図である。 図7の中央部を示す拡大図である。
符号の説明
12…照明光学系、14…光源、PL…投影光学系、50…主制御装置、59…空間像計測装置、80…信号処理装置、90…スリット板、122…スリット、RFM…レチクルマーク板、PM…計測用マーク

Claims (10)

  1. 投影光学系によるパターンの像を所定開口で走査することによって得られる光量情報に基づいて、前記投影光学系の光学特性を求める光学特性計測方法において、
    前記所定開口の空間周波数の成分を求める第1工程と、
    前記光量情報をフーリエ変換して得られる空間周波数の成分を前記第1工程で求められた前記所定開口の空間周波数の成分で補正し、該補正された空間周波数の成分を逆フーリエ変換して回復された強度分布情報に基づいて前記投影光学系の光学特性を求める第2工程とを有することを特徴とする光学特性計測方法。
  2. 前記第1工程は、第1パターンの空間周波数の成分を推定する推定工程と、前記第1パターンの前記投影光学系による像を前記所定開口で走査することによって得られる光量情報をフーリエ変換して空間周波数の成分を実測する実測工程と、前記推定した空間周波数の成分と、前記実測した空間周波数の成分とに基づいて前記所定開口の空間周波数の成分を算出する算出工程とを備えることを特徴とする請求項1に記載の光学特性計測方法。
  3. 前記第1工程は、前記第1パターンの形状誤差の実測値に基づいて空間周波数の成分を推定する工程を含むことを特徴とする請求項2に記載の光学特性計測方法。
  4. 前記第1パターンの形状誤差は、前記第1パターンの回折光の強度情報を用いて求められることを特徴とする請求項3に記載の光学特性計測方法。
  5. 前記第1パターンの形状誤差は、前記第1パターンの空間像をフーリエ変換して得られる空間周波数の成分中の高調波の振幅を用いて求められることを特徴とする請求項3に記載の光学特性計測方法。
  6. 周期性を持つパターンの像を所定開口で走査することによって得られる光量情報に基づいて、前記パターンの形状誤差を求めるパターン誤差計測方法において、
    前記所定開口の空間周波数の成分を求める第1工程と、
    前記光量情報のうち、前記パターンの像のピッチのm倍(mは1以上の整数)の領域の情報をフーリエ変換して得られる空間周波数の成分を前記第1工程で求められた前記所定開口の空間周波数の成分で補正し、該補正された空間周波数の成分を逆フーリエ変換して強度分布を回復する第2工程と、
    前記第2工程で回復された強度分布を所定の閾値で2値化して得られる情報に基づいて前記パターンの形状誤差を求める第3工程とを有することを特徴とするパターン誤差計測方法。
  7. 前記パターンを照明する照明光の波長をλ、前記パターンの像を投影する投影光学系の開口数をNA、前記パターンの像のピッチをPとして、前記第2工程は、前記光量情報のうち、前記パターンの像のピッチのm倍の領域の情報を少なくとも1/(m・P)から2・NA/λまでの空間周波数域でフーリエ変換する工程を含むことを特徴とする請求項6に記載のパターン誤差計測方法。
  8. 周期的なパターンの形状誤差を計測するパターン誤差計測方法において、
    前記パターンからの第1組の回折光を用いて形成される像と、前記パターンからの前記第1組の回折光とは異なる第2組の回折光を用いて形成される像とに基づいて前記パターンの形状誤差を求めることを特徴とするパターン誤差計測方法。
  9. 前記第1組の回折光を用いて形成される像の所定次数の空間周波数の成分と、前記第2組の回折光を用いて形成される像の前記所定次数の空間周波数の成分とに基づいて前記パターンの形状誤差を求めることを特徴とする請求項8に記載のパターン誤差計測方法。
  10. 前記第1組の回折光は、0次光及び±1次光であり、前記第2組の回折光は、0次光、±1次光、及び±2次光であることを特徴とする請求項8又は9に記載のパターン誤差計測方法。
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