JP2007178023A - 面状採暖具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 放熱板が高温になった場合には、放熱板から発せられる熱がケースに伝導してしまうことにより、放熱板とケースが接触する部分のケースの温度も上昇するため、ケースの温度が上昇した分だけケース内部の温度も上昇してしまうということ。
【解決手段】 発熱体1と、本体2と、コントローラ3と、ケース4と、表面材5と、電力制御素子6と、制御基板7と、放熱板8と、断熱材9とを備え、放熱板8が高温になった場合であっても、断熱材9によって放熱板8から発せられる熱を遮断することで、放熱板8から発せられる熱が直接ケース4に伝導しないようになるので、ケース内部の温度の上昇を抑制することができる面状採暖具となる。
【選択図】 図1
【解決手段】 発熱体1と、本体2と、コントローラ3と、ケース4と、表面材5と、電力制御素子6と、制御基板7と、放熱板8と、断熱材9とを備え、放熱板8が高温になった場合であっても、断熱材9によって放熱板8から発せられる熱を遮断することで、放熱板8から発せられる熱が直接ケース4に伝導しないようになるので、ケース内部の温度の上昇を抑制することができる面状採暖具となる。
【選択図】 図1
Description
本発明は面状採暖具に関するものである。
従来、この種の面状採暖具は、発熱体を内蔵する本体と、発熱体の温度制御を行うコントローラを有し、発熱体から発する熱を利用して局部暖房に使用している。(例えば特許文献1参照)
図3は従来の面状採暖具を示すものである。図3に示すように、発熱体21と、本体22と、コントローラ23と、ケース24と、表面材25と、電力制御素子26と、制御基板27と、放熱板28から構成されている。
特開平8−233298号公報
図3は従来の面状採暖具を示すものである。図3に示すように、発熱体21と、本体22と、コントローラ23と、ケース24と、表面材25と、電力制御素子26と、制御基板27と、放熱板28から構成されている。
しかしながら、前記従来の構成では、電力制御素子26から発生する熱がケース24内部にこもらないように、電力制御素子26に接続された放熱板28の一部がケース24の開口部を介してケース24と表面材25との間に取り付けられているが、放熱板28が高温になった場合には、放熱板28から発せられる熱がケース24に伝導し、放熱板28とケース24が接触する部分のケース24の温度も上昇するため、ケース24の温度が上昇した分だけケース24内部の温度も上昇してしまう可能性があるという課題を有していた。
本発明は前記従来の課題を解決するもので、放熱板28が高温になった場合でも、ケース24内部の温度の上昇を抑制することができる面状採暖具を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の面状採暖具は、放熱板とケースとの間に断熱材を設ける構成にしたものである。
これによって、放熱板が高温になった場合であっても、放熱板から発せられる熱が直接ケースに伝導しなくなるため、ケース内部の温度の上昇を抑制することが可能となる。
また、本発明の面状採暖具は、放熱板とケースとが接触する部分にケース空洞部を設ける構成にしたものである。
これによって、放熱板が高温になった場合であっても、放熱板から発せられる熱が直接ケース内部に伝導しなくなるため、ケース内部の温度の上昇を抑制することが可能となる。
本発明の面状採暖具は、放熱板とケースとの間に断熱材を設けることにより、放熱板が高温になった場合であっても、放熱板から発せられる熱が直接ケースに伝導しないようにすることで、ケース内部の温度の上昇を抑制することができる。
また、本発明の面状採暖具は、放熱板とケースとが接触する部分にケース空洞部を設けることにより、放熱板が高温になった場合であっても、放熱板から発せられる熱が直接ケ
ース内部に伝導しないようにすることで、ケース内部の温度の上昇を抑制することができる。
ース内部に伝導しないようにすることで、ケース内部の温度の上昇を抑制することができる。
第1の発明は、発熱体と、前記発熱体を内蔵する本体と、前記発熱体の温度制御を行うコントローラと、前記コントローラの外郭を成し、前記本体に取り付けられたケースと、前記ケースの上面の一部を覆う表面材と、前記ケースに内蔵され、前記発熱体に電力を供給し制御する電力制御素子と、前記電力制御素子を搭載し制御する制御基板と、前記電力制御素子に一部を接続され、また別の一部が前記ケースの開口部を介して前記ケースの外側で前記ケースと前記表面材との間に取り付けられた放熱板と、前記放熱板と前記ケースとの間に取り付けられた断熱材とを備えた構成とすることにより、前記放熱板が高温になった場合であっても、前記断熱材によって前記放熱板から発せられる熱を遮断することで、前記放熱板から発せられる熱が直接前記ケースに伝導しないようにすることが可能となり、前記ケース内部の温度の上昇を抑制することができる。
第2の発明は、発熱体と、前記発熱体を内蔵する本体と、前記発熱体の温度制御を行うコントローラと、前記コントローラの外郭を成し、前記本体に取り付けられたケースと、前記ケースの上面の一部を覆う表面材と、前記ケースに内蔵され、前記発熱体に電力を供給し制御する電力制御素子と、前記電力制御素子を搭載し制御する制御基板と、前記電力制御素子に一部を接続され、また別の一部が前記ケースの開口部を介して前記ケースの外側で前記ケースと前記表面材との間に取り付けられた放熱板と、前記放熱板と前記ケースとが接触する部分に設けられたケース空洞部を備えた構成とすることにより、前記放熱板が高温になった場合であっても、前記ケース空洞部によって前記放熱板から発せられる熱を遮断することで、前記放熱板から発せられる熱が直接前記ケース内部に伝導しないようにすることが可能となり、前記ケース内部の温度の上昇を抑制することができる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における面状採暖具の構成図である。
図1は本発明の第1の実施の形態における面状採暖具の構成図である。
図1において、1は発熱体、2は発熱体1を内蔵する本体、3は発熱体1の温度制御を行うコントローラ、4はコントローラ3の外郭を成し、本体2に取り付けられたケース、5はケース4の上面の一部を覆う表面材、6はケース4に内蔵され、発熱体1に電力を供給し制御する電力制御素子、7は電力制御素子6を搭載し制御する制御基板、8は電力制御素子6に一部を接続され、また別の一部がケース4の開口部を介してケース4の外側でケース4と表面材5との間に取り付けられた放熱板、9は放熱板8とケース4との間に取り付けられた断熱材である。
以上のように構成された面状採暖具について以下その動作、作用を説明する。
まず、電力制御素子6から発生する熱は放熱板8から放出されるため、それに伴い放熱板8が次第に高温となっていく。そして放熱板8が高熱になると、放熱板8から発せられる熱が伝導し、放熱板8周辺の温度も上昇していく。しかし断熱材9があるため放熱板8から発せられる熱はそこで遮断され、直接ケース4には伝導しなくなり、ケース4の表面温度の上昇は抑制される。このようにしてケース4の表面温度の上昇を抑制することで、ケース4内部の温度の上昇を抑制することができる。
以上のように、本実施の形態においては、発熱体1と、発熱体1を内蔵する本体2と、
発熱体2の温度制御を行うコントローラ3と、コントローラ3の外郭を成し、本体2に取り付けられたケース4と、ケース4の上面の一部を覆う表面材5と、ケース4に内蔵され、発熱体1に電力を供給し制御する電力制御素子6と、電力制御素子6を搭載し制御する制御基板7と、電力制御素子6に一部を接続され、また別の一部がケース4の開口部を介してケース4の外側でケース4と表面材5との間に取り付けられた放熱板8と、放熱板8とケース4との間に取り付けられた断熱材9とを備えた構成とすることにより、放熱板8が高温になった場合であっても、断熱材9によって放熱板8から発せられる熱を遮断することで、放熱板8から発せられる熱が直接ケース4に伝導しないようにすることが可能となるため、ケース4内部の温度の上昇を抑制することができる面状採暖具とすることができる。
発熱体2の温度制御を行うコントローラ3と、コントローラ3の外郭を成し、本体2に取り付けられたケース4と、ケース4の上面の一部を覆う表面材5と、ケース4に内蔵され、発熱体1に電力を供給し制御する電力制御素子6と、電力制御素子6を搭載し制御する制御基板7と、電力制御素子6に一部を接続され、また別の一部がケース4の開口部を介してケース4の外側でケース4と表面材5との間に取り付けられた放熱板8と、放熱板8とケース4との間に取り付けられた断熱材9とを備えた構成とすることにより、放熱板8が高温になった場合であっても、断熱材9によって放熱板8から発せられる熱を遮断することで、放熱板8から発せられる熱が直接ケース4に伝導しないようにすることが可能となるため、ケース4内部の温度の上昇を抑制することができる面状採暖具とすることができる。
なお、本実施の形態においては、表面材5は本体2と一体とし、また制御基板7の数は1つとしたが、表面材5と本体2が独立している場合、及び制御基板7の数が2つ以上に分割されている場合においても同様である。
(実施の形態2)
図2は本発明の第2の実施の形態における面状採暖具の構成図である。
図2は本発明の第2の実施の形態における面状採暖具の構成図である。
図2において、1は発熱体、2は発熱体1を内蔵する本体、3は発熱体1の温度制御を行うコントローラ、4はコントローラ3の外郭を成し、本体2に取り付けられたケース、5はケース4の上面の一部を覆う表面材、6はケース4に内蔵され、発熱体1に電力を供給し制御する電力制御素子、7は電力制御素子6を搭載し制御する制御基板、8は電力制御素子6に一部を接続され、また別の一部がケース4の開口部を介してケース4の外側でケース4と表面材5との間に取り付けられた放熱板、10は放熱板8とケース4とが接触する部分に設けられたケース空洞部である。
以上のように構成された面状採暖具について以下その動作、作用を説明する。
まず、電力制御素子6から発生する熱は放熱板8から放出されるため、それに伴い放熱板8が次第に高温となっていく。そして放熱板8が高熱になると、放熱板8から発せられる熱が伝導し、放熱板8周辺の温度も上昇し、ケース4の表面温度も上昇していくが、ケース空洞部10があるため、ケース4の表面の温度は直接ケース内部には伝導しなくなる。
このようにしてケース4の表面の熱をケース4内部に直接伝導しないようにすることで、ケース4内部の温度の上昇を抑制することができる。
このようにしてケース4の表面の熱をケース4内部に直接伝導しないようにすることで、ケース4内部の温度の上昇を抑制することができる。
以上のように、本実施の形態においては、発熱体1と、発熱体1を内蔵する本体2と、発熱体1の温度制御を行うコントローラ3と、コントローラ3の外郭を成し、本体2に取り付けられたケース4と、ケース4の上面の一部を覆う表面材5と、ケース4に内蔵され、発熱体1に電力を供給し制御する電力制御素子6と、電力制御素子6を搭載し制御する制御基板7と、電力制御素子6に一部を接続され、また別の一部がケース4の開口部を介してケース4の外側でケース4と表面材5との間に取り付けられた放熱板8と、放熱板8とケース4とが接触する部分に設けられたケース空洞部10とを備えた構成とすることにより、放熱板8が高温になった場合であっても、ケース空洞部10によって放熱板8から発せられる熱を遮断することで、放熱板8から発せられる熱が直接ケース4内部に伝導しないようにすることが可能となるため、ケース4内部の温度の上昇を抑制することができる面状採暖具とすることができる。
なお、本実施の形態においては、表面材5は本体2と一体とし、また制御基板7の数は1つとしたが、表面材5と本体2が独立している場合、及び制御基板7の数が2つ以上に
分割されている場合においても同様である。
分割されている場合においても同様である。
以上のように、本発明にかかる面状採暖具は、断熱材またはケース空洞部によって放熱板から発せられる熱を遮断することで、放熱板から発せられる熱が直接ケースに伝導しないようにすることによりケース内部の温度の上昇を抑制することが可能となるので、一部をケース外部に設けることで、ケース外部に熱を放出する構成となっている放熱板を有する他の機器の信頼性の向上等の用途にも適用できる。
1 発熱体
2 本体
3 コントローラ
4 ケース
5 表面材
6 電力制御素子
7 制御基板
8 放熱板
9 断熱材
10 ケース空洞部
2 本体
3 コントローラ
4 ケース
5 表面材
6 電力制御素子
7 制御基板
8 放熱板
9 断熱材
10 ケース空洞部
Claims (2)
- 発熱体と、前記発熱体を内蔵する本体と、前記発熱体の温度制御を行うコントローラと、前記コントローラの外郭を成し、前記本体に取り付けられたケースと、前記ケースの上面の一部を覆う表面材と、前記ケースに内蔵され、前記発熱体に電力を供給し制御する電力制御素子と、前記電力制御素子を搭載し制御する制御基板と、前記電力制御素子に一部を接続され、また別の一部が前記ケースの開口部を介して前記ケースの外側で前記ケースと前記表面材との間に取り付けられた放熱板と、前記放熱板と前記ケースとの間に取り付けられた断熱材とを備えた面状採暖具。
- 発熱体と、前記発熱体を内蔵する本体と、前記発熱体の温度制御を行うコントローラと、前記コントローラの外郭を成し、前記本体に取り付けられたケースと、前記ケースの上面の一部を覆う表面材と、前記ケースに内蔵され、前記発熱体に電力を供給し制御する電力制御素子と、前記電力制御素子を搭載し制御する制御基板と、前記電力制御素子に一部を接続され、また別の一部が前記ケースの開口部を介して前記ケースの外側で前記ケースと前記表面材との間に取り付けられた放熱板と、前記放熱板が前記ケースと接触する部分に設けられたケース空洞部とを備えた面状採暖具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005374435A JP2007178023A (ja) | 2005-12-27 | 2005-12-27 | 面状採暖具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005374435A JP2007178023A (ja) | 2005-12-27 | 2005-12-27 | 面状採暖具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007178023A true JP2007178023A (ja) | 2007-07-12 |
Family
ID=38303391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005374435A Pending JP2007178023A (ja) | 2005-12-27 | 2005-12-27 | 面状採暖具 |
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JP (1) | JP2007178023A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105674382A (zh) * | 2016-04-18 | 2016-06-15 | 福建兢辉环保科技有限公司 | 电热辐射取暖装置 |
-
2005
- 2005-12-27 JP JP2005374435A patent/JP2007178023A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105674382A (zh) * | 2016-04-18 | 2016-06-15 | 福建兢辉环保科技有限公司 | 电热辐射取暖装置 |
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