JP2007176597A - 飲料用ストロー付飲料容器及び飲料用ストロー - Google Patents
飲料用ストロー付飲料容器及び飲料用ストロー Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007176597A JP2007176597A JP2006175995A JP2006175995A JP2007176597A JP 2007176597 A JP2007176597 A JP 2007176597A JP 2006175995 A JP2006175995 A JP 2006175995A JP 2006175995 A JP2006175995 A JP 2006175995A JP 2007176597 A JP2007176597 A JP 2007176597A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tip
- straw
- beverage container
- beverage
- drinking straw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
【課題】ストロー先端部分は従前公知のストローと同様な斜めに傾斜する傾斜部として、この先端部分に特別に細かい構成の加工をしなくても、飲料容器の刺し込み孔のフイルム部分が異物として飲料内に落下することがないようにした新規な飲料用ストロー付飲料容器及び飲料用ストローを提供する。
【解決手段】飲料用ストロー12の先端部13を先細りのテーパー形状に構成してあり、該先端部13の先端を斜めに形成して先端傾斜部14としてあり、該先端部13の先端傾斜部14の直径外径寸法を飲料容器1のストロー差し込み孔3の直径寸法より小さくしてある。
【選択図】図5
Description
図6乃至図9に、従来の飲料用ストローと飲料容器の刺し込み孔との関係を示してあり、飲料用ストロー先端の直径と飲料容器の刺し込み孔の直径が略等しく、図6及び図8,9に示すように飲料用ストローを垂直方向から刺し込んだり、図7に示すように飲料用ストローを斜め方向より刺し込み孔に刺し込むと、飲料容器上面の刺し込み孔のフイルム部分が図9に示すように飲料容器上面から切り離されて、異物として飲料内に落下することがあった。
この刺し込み孔の切断フイルム部分の飲料内への落下は、飲料内への異物の混入という衛生上好ましくないという課題がある。さらに、飲料用ストローで容器内飲料を吸入する際に、該異物を飲用してしまうという課題がある。
また、飲料用ストローを飲料容器の上面の刺し込み孔に刺し込んでも、この刺し込み孔のフイルム部分が異物として飲料内に落下することがないようにした飲料用ストローも知られている(例えば特許文献2)。
次に,上記特許文献2の先行例は、飲料用ストローの先端の傾斜した傾斜面に、種々の構成からなる切断防止部を形成してある。
上記何れの先行例においても、飲料用ストローを飲料容器の上面の刺し込み孔に刺し込んでもこの刺し込み孔のフイルム部分が異物として飲料内に落下することがないようにする効果がある。
しかし、何れにしてもストロー先端部分の細かい構成から、この細かい構成の加工が必要であるという課題がある。
本発明は、上記課題に鑑み、ストロー先端部分は従前公知のストローと同様な斜めに傾斜する傾斜部として、この先端部分に特別に細かい構成の加工をしなくても、飲料容器の刺し込み孔のフイルム部分が異物として飲料内に落下することがないようにした新規な飲料用ストロー付飲料容器及び飲料用ストローを提供するものである。
上記先端部の先端の直径外径寸法Bと飲料容器のストロー差し込み孔の直径寸法Dとの差、即ちD−B≧1.7mmとするとよい。
また、上記先端部の先端傾斜部の長手方向の直径外径寸法L2と上記飲料容器のストロー差し込み孔の直径寸法Dとの差、即ちD−L2≧0.25mmとするとよい。
上記先端部の先端傾斜部の直径外径寸法を、上記飲料用ストローが付着する飲料容器のストロー差し込み孔の直径寸法より小さくしてある。
上記先端部の先端の直径外径寸法Bと、上記飲料用ストローが付着する飲料容器のストロー差し込み孔の直径外径寸法Dとの差、即ちD−B≧1.7mmとするとよい。
上記先端部の先端傾斜部の長手方向の直径外径寸法L2と上記飲料容器のストロー差し込み孔の直径寸法Dとの差、即ちD−L2≧0.25mmとするとよい。
そして、本発明では飲料用ストローの先端部を先細りのテーパー形状に構成するから、該先端部の加工に細かい加工が必要なく、簡単なテーパー加工でよいという効果がある。
そして、本発明では飲料用ストローの先端部を先細りのテーパー形状に構成するから、該先端部の加工に細かい加工が必要なく、簡単なテーパー加工でよいという効果がある。
図中符号1が紙製飲料容器で、その上面2にストロー刺し込み孔3が形成してある。該上面2は、その上面からPE層4、印刷層5、原紙層6、LDPE層7、Al層8、接着性樹脂層9及びLDPE層10の積層構造からなっており、ストロー刺し込み孔3の部分は原紙層6と印刷層5が切除され、最上層のPE層4が、LDPE層の上層に接着されている。そして飲料容器1の側壁11にフイルム包装された飲料用ストロー12が付着してある。
本発明では、この飲料用ストロー12の先端部13を先細りのテーパー形状に構成してあり、この先端部13の先端を斜めに形成して先端傾斜部14としてある。
そして本発明では、該先端部13の先端傾斜部14の直径外径寸法Bをストロー刺し込み孔3の直径寸法Dより小さくしてある。
従前市販されている紙製飲料容器1のストロー刺し込み孔3は、その直径寸法が6.2mmのものが多く、この容器に対応して出願人は以下の規格にて2段式伸縮ストローを提供していた。
1. 外ストロー直径外径 6.0mm
2. 内ストロー直径外径 4.8mm(肉厚0.28mm) 3. 先端傾斜部のカット角度α 50度
4. カット斜めL2寸法 6.27mm
この規格品にあっては、飲料用ストロー12を容器1の上面2に垂直方向に刺す際は、内ストローの直径外径が4.8mmのため、刺し込み孔3の直径寸法6.2mmより細いため、比較的先端傾斜部14の先端を刺し込み孔3の縁より内側、中央よりに刺すことができ、刺し込み孔3のフイルム部分が異物として落下することは少ないが、図7に示すように飲料用ストロー12を斜めから刺すときは、カット斜めL2寸法が6.27mmと刺し込み孔3の孔形6.2mmより大きいから、突き刺し強度が必要となり、刺し込み孔3のフイルム部分が異物として落下する現象が発生していた。
1. 外ストロー直径外径 6.0mm
2. 内ストロー直径外径 4.8mm(肉厚0.28mm)
先端傾斜部の直径外径 4.2〜4.4mm
3. 先端傾斜部のカット角度α 46〜49度
4. カット斜めL2寸法 5.6〜5.9mm
本発明飲料用ストローではその先端部13をテーパー形状にし、さらにその先端を斜めに形成して、先端傾斜部14としたから、従前製品に比し、容器1の刺し込み孔3の中央近くに突き刺しやすくした。さらに、斜めから刺し込むときでも刺し込み孔3の孔径より細くしてあるから、刺し込み孔3の円周部端のフイルム部を切断することがなく、落下物になることはない。
本発明で斜め刺しを実施した結果フイルム切れ結果は0/150本であった。
従来品での切れは6/150本であった。
参考として、出願人は現行品と本発明品サンプルでストロー突き刺し強度を検証した。
測定方法は、プッシュプルゲージにてストローを突き刺して100mm/minのスピードで、6.2mmのストロー刺し込み孔に突き刺して貫通するまでの強度(N)を測定した。強度はN数=20ケの平均値である。
1. 現行品ストロー 9.0N
2. 本発明品ストロー 6.5N
2 上面
3 ストロー刺し込み孔
4 PE層
5 印刷層
6 原紙層
7 LDPE層
8 Al層
9 接着性樹脂層
10 LDPE層
11 側壁
12 飲料用ストロー
13 先端部
14 先端傾斜部
Claims (7)
- 飲料用ストロー付飲料容器であって、飲料用ストローの先端部を先細りのテーパー形状に構成してあり、該先端部の先端を斜めに形成して先端傾斜部としてあり、該先端部の先端傾斜部の直径外径寸法を飲料容器のストロー差し込み孔の直径寸法より小さくしてある飲料用ストロー付飲料容器。
- 上記先端部の先端の直径外形寸法Bと飲料容器のストロー差し込み孔の直径寸法Dとの差、即ちD−B≧1.7mmとする上記請求項1に記載のストロー付飲料容器。
- 上記先端部の先端傾斜部の長手方向の直径外径寸法L2と上記飲料容器のストロー差し込み孔の直径寸法Dとの差、即ちD−L2≧0.25mmとする上記請求項1又は2に記載のストロー付飲料容器。
- 飲料用ストローの先端を先細りのテーパー形状に構成してあり、該先端部の先端を斜めに形成して先端傾斜部としてある飲料用ストロー。
- 上記先端部の先端傾斜部の直径外径寸法を、上記飲料用ストローが付着する飲料容器のストロー差し込み孔の直径寸法より小さくしてある上記請求項4に記載の飲料用ストロー。
- 上記先端部の先端の直径外径寸法Bと、上記飲料用ストローが付着する飲料容器のストロー差し込み孔の直径外径寸法Dとの差、即ちD−B≧1.7mmとする上記請求項5に記載の飲料用ストロー。
- 上記先端部の先端傾斜部の長手方向の直径外径寸法L2と上記飲料容器のストロー差し込み孔の直径寸法Dとの差、即ちD−L2≧0.25mmとする上記請求項5又は6に記載の飲料用ストロー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006175995A JP2007176597A (ja) | 2006-06-27 | 2006-06-27 | 飲料用ストロー付飲料容器及び飲料用ストロー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006175995A JP2007176597A (ja) | 2006-06-27 | 2006-06-27 | 飲料用ストロー付飲料容器及び飲料用ストロー |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011093580A Division JP5278859B2 (ja) | 2011-04-20 | 2011-04-20 | 飲料用ストロー付飲料容器及び飲料用ストロー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007176597A true JP2007176597A (ja) | 2007-07-12 |
Family
ID=38302163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006175995A Pending JP2007176597A (ja) | 2006-06-27 | 2006-06-27 | 飲料用ストロー付飲料容器及び飲料用ストロー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007176597A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009026271A (ja) * | 2007-07-24 | 2009-02-05 | Hitachi Ltd | 記憶制御装置及びその制御方法 |
JP2011168340A (ja) * | 2011-04-20 | 2011-09-01 | Nippon Straw Co Ltd | 飲料用ストロー付飲料容器及び飲料用ストロー |
JP2013188319A (ja) * | 2012-03-13 | 2013-09-26 | Toyo Cap Manufacturing Ltd | ストローの製造方法 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03119141A (ja) * | 1989-09-29 | 1991-05-21 | Kuraray Co Ltd | カツトパイル布帛 |
JP2000313435A (ja) * | 1999-04-28 | 2000-11-14 | Yoshitaka Shinomiya | パック容器 |
JP2002225902A (ja) * | 2001-01-25 | 2002-08-14 | Shikoku Kakoki Co Ltd | 液体用容器 |
JP2002355161A (ja) * | 2001-05-31 | 2002-12-10 | Sanyo Pax Co Ltd | ストロー |
JP2004231201A (ja) * | 2003-01-28 | 2004-08-19 | Nippon Paper-Pak Co Ltd | 飲料用紙容器 |
WO2005014430A1 (ja) * | 2003-08-11 | 2005-02-17 | Kanebo, Ltd. | 紙パック容器及びストロー |
-
2006
- 2006-06-27 JP JP2006175995A patent/JP2007176597A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03119141A (ja) * | 1989-09-29 | 1991-05-21 | Kuraray Co Ltd | カツトパイル布帛 |
JP2000313435A (ja) * | 1999-04-28 | 2000-11-14 | Yoshitaka Shinomiya | パック容器 |
JP2002225902A (ja) * | 2001-01-25 | 2002-08-14 | Shikoku Kakoki Co Ltd | 液体用容器 |
JP2002355161A (ja) * | 2001-05-31 | 2002-12-10 | Sanyo Pax Co Ltd | ストロー |
JP2004231201A (ja) * | 2003-01-28 | 2004-08-19 | Nippon Paper-Pak Co Ltd | 飲料用紙容器 |
WO2005014430A1 (ja) * | 2003-08-11 | 2005-02-17 | Kanebo, Ltd. | 紙パック容器及びストロー |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009026271A (ja) * | 2007-07-24 | 2009-02-05 | Hitachi Ltd | 記憶制御装置及びその制御方法 |
JP2011168340A (ja) * | 2011-04-20 | 2011-09-01 | Nippon Straw Co Ltd | 飲料用ストロー付飲料容器及び飲料用ストロー |
JP2013188319A (ja) * | 2012-03-13 | 2013-09-26 | Toyo Cap Manufacturing Ltd | ストローの製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5027306B2 (ja) | 飲料用容器の蓋 | |
US8833559B2 (en) | Single serve beverage container | |
JP2007176597A (ja) | 飲料用ストロー付飲料容器及び飲料用ストロー | |
JP5278859B2 (ja) | 飲料用ストロー付飲料容器及び飲料用ストロー | |
AU2011213706C1 (en) | A Screw | |
JP2006327651A (ja) | 液体容器 | |
JP5309308B2 (ja) | 注出具 | |
TWI691294B (zh) | 雙斜口紙吸管及其成型方法 | |
JP2010522679A (ja) | 密封システム | |
JP2002253415A (ja) | 異物混入防止機能付き飲料吸入具 | |
JP2009149329A (ja) | 飲用ストロー | |
JP2004001877A (ja) | 紙製飲料容器 | |
JP2007117628A (ja) | ストロー | |
JPH0625193Y2 (ja) | 紙コップ | |
JP7209967B2 (ja) | 多段式ストロー、ストロー包装体、および容器入り飲料 | |
JP2004351046A (ja) | 飲料用ストロー | |
JP3199113U (ja) | 飲料用容器 | |
JP6603081B2 (ja) | 飲み口付き飲料調製用器具及び飲料容器 | |
JP2011140345A (ja) | 飲料用ストロー | |
JP2006141576A (ja) | 飲料用ストロー | |
JP2014061925A (ja) | 二室容器 | |
JP2006141575A (ja) | 飲料用ストロー | |
JP2011019851A (ja) | 液体食品容器用ストロー | |
JP2024529188A (ja) | 飲料用ストロー及びパッケージ | |
JP2007326638A (ja) | 2段紙コップ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Effective date: 20070404 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080201 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20100115 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100126 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100223 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100601 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20100708 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20110125 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110420 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20110420 |