JP2007176478A - 簡略化された巻取シャフトの構成部材を有するウィンドウシェード - Google Patents

Abstract

【課題】 巻取シャフト部材が簡略化されたウィンドウシェード装置を提供する。
【解決手段】 ウィンドウシェード（２４）、特にサンルーフのウィンドウシェードは、軸受部材に回転可能に軸支された巻取シャフト（２５）を有する。巻取シャフトを付勢するためのばねモータが、軸受部材に係止される。軸受部材には、側部が平坦にされ、一端で開放されたスロットに挿入されるピンが提供される。ばねモータの力により、ピンは、スロットの閉止端に当接して、永久に、がたつきなく、保持される。
【選択図】 図２

Description

本発明は、自動車用ウィンドウシェードに関する。

ウィンドウシェードは、現在、もはや高価格クラスのためだけに確保されない。ウィンドウシェードは、漸次、中及び低価格帯でも使用されてきており、このことは、設計技術者が特に部品コストの減少に関心を有することが必要とされることを意味する。

自動車のウィンドウシェードは、一端が巻取シャフトに固着された柔軟な日除け部材を有する。日除け部材の輪郭は、日除けされるべき窓領域の端部を拘束して直線近似したものに対応する。

通常、ばねモータが、日除け部材を巻取シャフトに巻き付け戻すために使用される。典型的には、これらのばねモータは、ねじりばねとして使用される相対的に長い螺旋ばねである。螺旋ばねの一端は、巻取シャフトに固定され、一方、他端は、巻取シャフトの軸受ピンを介して車体に装着される。

このタイプの巻取シャフトの付勢は、手動のウィンドウシェード及び電動のウィンドウシェードの両方に使用される。電動のウィンドウシェードについて、引出部材は、端部が案内レールに案内され、ボーデンケーブル類似の装置が中間に結合されたギヤモータの助けを借りて、前方または後方に移動される。

ここで、巻取シャフトの組み立ては、コストに関わる工程の１つである。

この背景から開始して、本発明の課題は、巻取シャフト部材が簡略化されたウィンドウシェード装置を構成することである。

この課題は、請求項１の特徴を有するウィンドウシェード装置を用いて、本発明により解決される。

ウィンドウシェード装置は、その輪郭が日除けされるべき窓に適合される日除け部材を有する。引出部材は、日除け部材の一端の固着され、一方、巻取シャフトは、他端に装着される。巻取シャフトには、その端部が巻取シャフトに配置され、巻取シャフトに係止されるばねモータが存在する。巻取シャフトの回転軸受のために、ばねモータがその他端を固定される軸受部材が提供される。この軸受部材は、巻取シャフトを超えて延出する、側面が加工されたピンを有する。

車体の保持部材または中間枠体は、一端が開放されたスロットを有する。スロットの幅は、両側面が平坦にされ、その平坦部によりスロットでの回転がロックされるピンの厚さに適合される。スロットの端部に、ばねモータにより日除け部材に生成される戻り力により、ピンが停止面に向かって保持されるように配置された停止部が存在する。

巻取シャフトの他端は、同様の方法で支持可能であり、または、軸支する固定孔に挿入される単純な回転対称のピンを有することもできる。

このように、巻取シャフトを組み立てるためには、中ぐり孔内に他のピンを配置し、平坦なピンをスロットに挿入すれば十分であるので、この装置の組み立ては、顕著に簡略化される。ばねモータが引出部材に結合され、巻取シャフトは、固定された停止部に当接するか、または摩擦嵌合により保持されることにより、巻取シャフトも、また、スロット領域に固定される。さらなる装着手段は、必要とされない。

そのような巻取シャフトを装着したウィンドウシェード装置は、手動または電動でも起動可能である。第１の場合には、引出部材に適切な把っ手を提供すれば十分である。他の場合には、有利なことに案内レールが提供され、引出部材がその間に案内される。

本発明の巻取シャフトの固定は、また、対応する巻取シャフト軸受が、実際に、装備された状態で、制限された空間配置により、側面から接近不能であるときに、特に有利である。

電動ウィンドウシェードを駆動するために、実用から知られた装置が作動することになる。典型的には、これらは、ケーブル、または案内レールに案内され、線形駆動部により作動されるボーデンケーブル（Bowden-cable）プルから構成される。

ピンの特に確実な保持は、スロットが傾斜断面を有するときに、達成される。傾斜領域は、ピンのより大きい断面の寸法に応じた長さまたは深さを有する。また、このことは、特にがたつきのない保持を確保にする。ピンを確実に保持するための別の可能性は、スロットの端部に、直径の反対側に互いに配置された２つの部分から等しく構成される開口を提供することである。平坦にされたピンが、これらの部分に嵌装して、実際に解除不能に保持される。

この部材は、組み立て後に永久に離脱される、ロック装置または作動防止装置が、ばねモータに配置されるとき、さらに簡略化可能である。例えば、そのような防止装置は、軸受部材及び巻取シャフトに配列された中ぐり孔から構成可能であり、その中にマンドレルが挿入され、マンドレルは、付勢力を受け取る螺旋ばねにより、巻取シャフトに関して軸受部材の回転を防止する。従来技術の任意のタイプの防止装置も、可能である。

特に好適には、セダンのサンルーフに適用される。

副次的に、本発明の改良は、従属クレームの主要部である。

本実施形態には、基本構成のみが説明されているので、図面の記載を通して読むことにより、図面が種々に変形可能に望ましい実施形態を含むことが付随的に明らかになる。

図面には、本発明の主要事項の実施形態が示される。

図１は、模式的な上面図のステーションワゴン１を示す。前端部でそこから２つのＡ−カラム３，４が延出するルーフ２を見ることができる。２つのＡ−カラム３，４の間に、下端部がラジエータカバー６に移行する風防部５が存在する。２つのＡ−カラム３，４後方に、Ｂ−カラム７，８、Ｃ−カラム９，１０、及びＤ−カラム１１，１２がある。ピラー３、・・・、１２の間に、前部側面窓１３，１４、後部側面窓１５，１６、及びトランク空間の側面窓１７，１８を見ることができる。端部は、２つのＤ−カラム１１，１２の間に提供された背面窓１９を形成する。

その中にサンルーフ２１が配置されるルーフ開口２０は、前面窓５を画定するルーフ２の前部領域に含まれる。サンルーフ２１は、スライドする、または隆起したガラスのルーフであることができる。サンルーフは、２つの機能を互いに組み合わせ可能なガラスのルーフであってもよい。

サンルーフ２１下方に、一部が引き出された日除け部材２２を見ることができる。日除け部材２２は、引出部材２３に固定される。

図２は、サンルーフ２１について使用されるウィンドウシェード装置２４の基本構成を示す。

既に説明した引出部材２３、これに取り付けられた日除け部材２２、巻取シャフト２５、ギヤモータ２６、及び２つの案内レール２７，２８もウィンドウシェード装置２４に含まれる。

案内レール２７，２８は、概略矩形の形状を有するサンルーフ２１の対応する隣接した側端部に平行に延びる。視覚的理由のために、実際の構成では、可能な限り、その目に見える部分に殆ど分裂がないであろうように、２つの案内レール２７，２８は、車１のルーフの頂部に一体にされる。２つの案内レール２７，２８は、互いに鏡像対称に構成され、その結果、案内レール２８の構成を詳細に説明すれば十分である。詳細な説明は、他の案内レール２７に、同様に適用される。

案内レール２８は、断面に見て、溝空間３１と溝スロット３２とから組み立てられる案内溝２９を有する。溝スロット３２は、対向する案内レール２７の方向に向けられる。

引出部材２３は、一定の長さを有する中央部材３３と、２つの端部材３４，３５とから組み立てられ、望遠鏡の動作で移動可能である。サンルーフ２１がその幅全体にわたって可能な限り日除けされることを許容するために、中央部材３３の幅は、結果的にサンルーフ２１の幅に適合される日除け部材２２の矩形の輪郭の幅に対応する。

２つの案内レール２７，２８は、互いに平行に延びるので、２つの案内レール２７，２８の間の平行な組み立て許容誤差だけを補償するために、概略、２つの端部材３４，３５の移動距離は、小さい範囲を有することができる。

また、端部材３４，３５は、互いに関して鏡像対称であり、その結果、端部材３４の詳細な説明で、十分である。平坦な端部を有し、中央部材３３の収容部（詳細には不図示）内で短い距離を移動可能な棒３６が、端部材３４に含まれる。棒３６は、案内スロット３２を通って案内され、溝空間３１内の端部に滑り部材３７を保持する。滑り部材３７は、溝空間３１内をひっかかることなくスライド可能なように、断面を有する。

巻取シャフト２５は、図２の底部の端部に知られた方法で固定され、巻取シャフトは、図１の自動車の幾何学形状に関して後方に向いている。シャフト２５は、詳細には示されない保持部材の円筒の中ぐり孔に、知られた方法で、ピン３８により回転可能に軸支される。他端の軸受は、図３に関連して詳細に説明される。

ギヤモータ２６から引出部材２３に駆動力を伝達するため、折れないように案内される押し要素３９が、各案内レール２７，２８の案内空間３１に配置される。押し要素３９は、撓み可能で、円形の断面のコア４１と、このコアに取り付けられた螺旋４２とから組み立てられる。コア４１の外側に、螺旋４２は、長さにわたって斜めに延びる全周歯を形成する。言い換えれば、押し要素３９は、全周に歯を有する撓み可能な噛合ラックである。その自由端で、押し要素３９は、滑り部材３７の隣接する端部に接触する。

説明したように、２つの押し要素２９は、ギヤモータ２６により移動され、このために、各案内レール２７，２８の下端部から、案内管４３，４４が、ギヤモータ２６に延びる。ギヤモータは、それを通って２つの穿孔４６が軸平行に導かれるギヤ筐体４５を有する。一部が切り離された図示により、これらの穿孔のうちの１つのみを見ることができる。穿孔４６は、出力ギヤ４７を過ぎて正接して延び、出力ギヤは２つの押し要素３９の歯に噛合する。

直径の反対側の２つの押し要素が同一の出力ギヤと噛合するので、出力ギヤ４７が回転されると、押し要素は、それぞれ、等しい量だけ反対方向に移動される。それぞれの押し要素３９の必要でない部分は、貯留管（さらには示されない）内に延びる。

図３を参照して、ここで、巻取シャフト２５の右端部の保持部材が、示される。巻取シャフト２５は、連続した、実質的に円筒状の筒を有し、この筒は、日除け部材２２の対応する端部をこの溝に装着するために、追加的に、連続する風止め溝を有する。

しかし、風止め溝や日除け部材の他の装着手段は、図示されていない。これらは、本発明の理解に必要とされないからである。そのため、また、記載は、単純、平滑、連続する円筒状の管４８の形状の巻取シャフト２５の簡略化された図解に限定される。さらに、軸方向に巻取シャフト２５を確保するすべての部材が、省略されている。これらも、本発明の理解に必要とされないからである。

巻き取られた状態により、巻取シャフト２５の筒４８上に、日除け部材２２は、多少に拘わらず厚い日除け部材４９を形成する。

図３から理解されるように、円筒状の外周面５１を有する円筒の軸受部材５０が、巻取シャフトの筒４８に、この筒を支持するために、配置される。軸受部材５０の外周面５１は、巻取シャフトの筒が、実質的に円筒の軸受部材５０上で自在に回転可能であるように、巻取シャフトの筒４８に嵌合する。軸受部材５０は、フック５３を保持するピン５２の内側に向けて延びている。ばねモータとして使用される螺旋ばね５４が、一端でフック５３に設置される。この螺旋ばねは、日除け部材２２を巻取シャフト２５に巻き取る方向に、軸受部材５１に関して巻取シャフト２５を付勢する。

螺旋ばね５４から巻取シャフトの筒４８にトルクを伝達するため、例えば打出ビードにより巻取シャフトの筒４８との回転をロックされる停止部材５５が、巻取シャフトの筒４８に深く配置される。停止部材５５は、フック５３と同様のフック５７を有するピン５６を一端に保持する。螺旋ばね５４の他の対応する傾斜端部が、このフック５７に設置される。

軸受部材５１の外側面５８は、巻取シャフトの筒４８から前方に軸方向に向く。外側面５８は、外周面５１と同軸の固定ピン５９を保持する。

装着ピン５９は、互いに平行に延び、固定ピン５９及び巻取シャフトの筒４８の長手方向の軸に対称に配置される２つの平坦な側部６１，６２を有する。一部が円筒状で湾曲した側面６３，６４が、平坦な側部６１，６２の間に延びる。２つの側面６３，６４が互いから有する距離は、２つの平坦な側部４１，４２の互いからの距離より非常に大きい。平坦な側部は、それぞれ平坦面を規定する。

このように、回転しないように固定されるべき平坦な端部が得られる。

固定ピン５９の停止部は、例えば、自動車に固定されたブラケット６５であり、ブラケットは、収容スロット６６を有する。収容スロット６６は、一端６７にて開放され、６８にて閉じられる。開放端６７から、間隙状のスロットが、プレート形状のブラケット６５内に遷移点６９まで短い距離を延びる。遷移点６９にて、間隙状のスロット６６は、示されるように、概略４５°だけ斜め下方に折れ曲がる。このため、遷移点６９は、間隙状のスロット全体を部分７１と部分７２とに区画する。

スロット６６の幅は、２つの平坦な側部６１，６２が互いから有する距離に対応する。このため、ピン５９は、回転を許容されることなく、開放端６７からスロット部分７１に押し込み可能である。遷移点６９にて、スロット幾何学形状は、そこで固定ピン５９が、スロット部分７２内に導かれるためにその長手方向の軸の周りに緩かに回転可能なように、形状付けられる。ピンがスロット部分７２内に配置されたときに、ピンは、例えば側面６４が、閉止端６８に当接し、一方、対向する側面６３は、スロット部分７１の反対側の壁に実質的に接する。

組み立て中、所望であれば、ばねモータが張力を解放しないように、作動防止装置が提供される。この目的のために、出願人が他の出願において使用するような任意のタイプの作動防止装置が使用可能であり、その作動防止装置について出願人は対応する従来技術を生成した。そのため、本実施例では、作動防止装置の説明は、簡単に使用される特に単純な変形例に限定される。

作動防止装置は、巻取シャフトの筒４８の軸受部材５０に関する回転を防止するのに存する。この目的のために、軸受部材５０は、外側面５８の近傍に、巻取シャフトの筒４８の１つの回転位置において、この筒の対応する中ぐり孔と配列された中ぐり孔７３を有する。切り離された図示のため、巻取シャフトの筒４８の対応する中ぐり孔は、見ることができない。

軸受部材５０と巻取シャフトの筒４８の間の相対的な回転を防止するため、操作部７５が提供された、延伸されるピン７４が提供される。作動防止状態で、ピンは、両方の中ぐり孔を通って延びる。

図４は、巻取シャフト２５が装着されるときの、固定ピン５９とスロット６６との相対位置を側面図で示す。

図５は、スロット６６の代替の実施例を示す。理解されるように、スロット部分７１は、固定ピン５９の断面の輪郭を有する開口で終端し、ここで、断面形状の長軸は、スロット部分７１の長手方向の軸に関して傾けられる。この軸は、平坦な側部６２が、ばね５４の付勢により、スロット部分７１から開口７６への移行部にて形成される移行ショルダ７７に接するように配置される。

説明した装置の組み立ては、通常、以下のように見える。日除け部材２２を巻取シャフトの筒４８に装着した後、ばね７４は予め装着された軸受部材５０を回転することにより張力がかけられており、その結果、巻取シャフトの筒４８は、反対側の軸受部材５０を日除け部材２２の巻き取り方向に回転させる。

確実な付勢が実行された後、巻取シャフトの筒４８含まれる中ぐり孔及び軸受５０の中ぐり孔は、互いに揃えて配列され、保持ピン７４が挿入される。車、すなわち、巻取シャフト２５の組み立てのために、全体として挿入される、対応して用意された組み立てフレームに組み立てるため、ピン３８が、始めに、巻取シャフト２５が斜めに設置された状態で、対応する軸受中ぐり孔に挿入される。そして、固定ピン５９は、巻取シャフトの僅かな回転により、固定ピンがスロット部分７２に到達するまで、他端が開放スロット端６７からスロット６６内に挿入される。この配置が実現されるとすぐに、保持ピン７４が引き出され、保持ピンはばねモータを解放する。

他の装備配置の向きにより、日除け部材は、このとき、巻取シャフトから取り外し可能であり、滑り部材３７が、案内レール２７，２８の自由端に嵌入される。

螺旋ばね５４の付勢のため、それぞれの位置で、固定ピン５９は、固定ピンがその端部に接するようにスロット部分７２に保持される。スロット幅は、２つの平坦な側部６１，６２の距離に適合され、２つの側面６３，６４が互いから有する距離より小さいので、固定ピン５９は、部分７２において回転不能である。

この同一の状態は、図５の装置で、同様に設定される。

巻取シャフト２５の右端部用の説明した軸受形式は、円筒状のピン３８の代わりに、他端にも使用可能である。

さらに、さらなる説明なしに、説明したウィンドウシェード装置の使用が、サンルーフに限定されないことが、当業者により理解可能である。ウィンドウシェード装置は、同様にして、自動車の他の窓のすべてについて、対応して使用可能である。

ウィンドウシェード、特にサンルーフのウィンドウシェードは、軸受部材に回転可能に軸支された巻取シャフトを有する。巻取シャフトを付勢するためのばねモータが、軸受部材に係止される。軸受部材には、側部が平坦にされ、一端で開放されたスロットに挿入されるピンが提供される。ばねモータの力により、ピンは、永久に、がたつきなく、スロットの閉止端に当接して保持される。

サンルーフを図解する上面図の自動車である。 図１のサンルーフウィンドウシェードの主要構成である。 保持部と結合した巻取シャフトの斜視図の切り出し部である。 図３の装置の側面図の装着されたピンである。 側面図のスロットの他の実施形態である。

符号の説明

１ 自動車
２１ サンルーフ
２２ 日除け部材
２３ 引出部材
２４ ウィンドウシェード装置
２５ 巻取シャフト
５０ 軸受部材
５４ 螺旋ばね
５９ ピン
６５ ブラケット
６６ 収容スロット
６７ 開放端
６８ 閉止端
７１ スロット部分
７２ スロット部分

Claims (16)

1. 日除け部材（２２）と、
   前記日除け部材（２２）の一端に固着された引出部材（２３）と、
   前記日除け部材（２２）が他端にて固定された巻取シャフト（２５）と、
   前記巻取シャフト（２５）に収容され、前記巻取シャフト（２２）内に延びるその端部が、前記巻取シャフト（２５）に係止されるばねモータ（５４）と、
   前記巻取シャフト（２５）の回転軸受として使用され、その上に前記ばねモータ（５４）が一端にて係止され、好ましくは平坦な側部が加工され、前記巻取シャフト（２５）を超えて延出するピン（５９）を有する軸受部材（５０）と、
   自動車（１）に装着可能で、閉止端部（６８，７６）と開放端部（６７）とを有するスロット（６６）を有する保持部材（６５）と、前記スロットの幅は、好ましくは側部が平坦にされ、加工されたピン（５９）の厚さに合致し、前記スロットに前記ピン（５９）がその断面に基づいて固定されて、前記保持部材（６５）は、前記ばねモータ（５４）の回転停止部として機能可能であり、前記日除け部材（２２）が前記ばねモータ（５４）の作用に抗して引き出されるとき、前記ピン（５９）が前記ばねモータ（５４）の付勢により前記停止部（６８，７６）に当接して前記スロット（６６）に保持されるように、前記保持部材は、前記日除け部材（２２）の移動行程の方向に向いた、前記ピン（５９）のための停止部を形成する、
   を備える自動車（１）のサンルーフまたは側面窓のウィンドウシェード装置（２４）。
2. 前記ばねモータ（５４）が対抗することができず、前記日除け部材（２２）の引き込み動作を制限する、引出部材（２３）のための停止装置（３９）が存在する、ことを特徴とする請求項１に記載のウィンドウシェード装置。
3. 前記巻取シャフト（２５）の他端に、追加の軸受部材（５９）、追加の保持部材（６５）、及び他のばねモータ（５４）が提供される、ことを特徴とする請求項１に記載のウィンドウシェード装置。
4. 前記巻取シャフト（２５）の他端は、概略円形の軸受孔に保持される回転対称のピン（３８）を有する、ことを特徴とする請求項１に記載のウィンドウシェード装置。
5. 前記日除け部材（２２）は、サンルーフまたは側面窓（２１）の基本形状に適合された輪郭を有する、ことを特徴とする請求項１に記載のウィンドウシェード装置。
6. それによって前記引出部材（２３）が案内される案内レール（２７，２８）が、前記日除け部材（２２）の両方の側部に提供される、ことを特徴とする請求項１に記載のウィンドウシェード装置。
7. 前記引出部材（２３）は、長さが調整可能である、ことを特徴とする請求項１に記載のウィンドウシェード装置。
8. 前記引出部材（２３）を前記ばねモータ（５４）の作用に抗して前記巻取シャフト（２５）から離間して移動させるために、電気モータ（２６）に基づく駆動装置が、前記引出部材（２３）に配置される、ことを特徴とする請求項１に記載のウィンドウシェード装置。
9. 前記ホルダ（６５）は、隣接する案内レール（２８）に結合される、ことを特徴とする請求項１に記載のウィンドウシェード装置。
10. 前記側面が平坦にされたピン（５９）は、２つの平行な平らな端面（６１，６２）とこれらの端面の横に存する境界線（６３，６４）とから組み立てられる断面を有し、前記直線端部（６１，６２）の距離は互いにからの前記境界線（６３，６４）の距離より小さい、ことを特徴とする請求項１に記載のウィンドウシェード装置。
11. 前記断面の輪郭の横方向に存する前記境界線は、共通円からの切り出し部である、ことを特徴とする請求項１０に記載のウィンドウシェード装置。
12. 前記スロット（６６）は、溝のスロット部である、ことを特徴とする請求項１に記載のウィンドウシェード装置。
13. 前記スロット（６６）は、前記開放スロット端部（６７）に隣接する部分（７１）と、この端部（７１）に関して傾斜された狭小な部分（７２）とから組み立てられ、前記狭小な部分（７２）の長さは実質的に前記ピン（５９）の長断面の軸に適合する、ことを特徴とする請求項１に記載のウィンドウシェード装置。
14. 前記スロット（７１）は、その閉止端が、前記スロット端部を超えて両側に延出する開口（７６）で終端する、ことを特徴とする請求項１に記載のウィンドウシェード装置。
15. 任意かつ永久に離脱可能な作動防止装置（７３，７４）が前記軸受部材（５０）に配置される、ことを特徴とする請求項１に記載のウィンドウシェード装置。
16. 前記作動防止装置（７３，７４）は、前記軸受部材（５０）の開口（７３）、前記巻取シャフト（２５）の対応する開口、及び両方の開口を通って案内される取り外し可能なピン（７４）を備える、ことを特徴とする請求項１５に記載のウィンドウシェード装置。

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