JP2007174791A - スイッチング電源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】過負荷によるトランスの絶縁破壊を防止するとともに小型化および低コスト化を図ることが可能なスイッチング電源装置を提供する。
【解決手段】スイッチング電源装置は、一次巻線L1および二次巻線L2を有するトランスT1と、スイッチング素子Q1を含み、スイッチング素子Q1のオン状態およびオフ状態を切り替えることにより直流入力電圧を交流電圧に変換してトランスT1の一次巻線L1に供給するスイッチング回路6と、トランスT1の二次巻線L2に誘起された交流電圧を直流電圧に変換し、変換した直流電圧を負荷に出力する変換回路12と、トランスT1の二次巻線L2に誘起された交流電圧に基づいて過負荷を検出する過負荷検出回路4と、過負荷検出回路4によって過負荷が検出された場合には、スイッチング素子Q1を破壊して変換回路12の出力を停止させるスイッチング周波数変換回路5とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】スイッチング電源装置は、一次巻線L1および二次巻線L2を有するトランスT1と、スイッチング素子Q1を含み、スイッチング素子Q1のオン状態およびオフ状態を切り替えることにより直流入力電圧を交流電圧に変換してトランスT1の一次巻線L1に供給するスイッチング回路6と、トランスT1の二次巻線L2に誘起された交流電圧を直流電圧に変換し、変換した直流電圧を負荷に出力する変換回路12と、トランスT1の二次巻線L2に誘起された交流電圧に基づいて過負荷を検出する過負荷検出回路4と、過負荷検出回路4によって過負荷が検出された場合には、スイッチング素子Q1を破壊して変換回路12の出力を停止させるスイッチング周波数変換回路5とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、スイッチング電源装置に関し、特に、AC−DCコンバータおよびDC―DCコンバータなどとして好適に実施されるスイッチング電源装置に関する。
図14は、従来のスイッチング電源装置の構成を示す図である。
同図を参照して、このスイッチング電源装置は、フィルタ回路2と、PWM回路3と、ブリッジダイオードBD1と、コンデンサC1〜C3と、ダイオードD1およびD2と、ヒューズF1と、NチャネルMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタQ1と、抵抗R1と、トランスT2とを備える。トランスT2は、一次巻線L1と、二次巻線L2と、補助電源巻線L3と、補助電源巻線L3の一端に接続される温度ヒューズF2とを含む。
同図を参照して、このスイッチング電源装置は、フィルタ回路2と、PWM回路3と、ブリッジダイオードBD1と、コンデンサC1〜C3と、ダイオードD1およびD2と、ヒューズF1と、NチャネルMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタQ1と、抵抗R1と、トランスT2とを備える。トランスT2は、一次巻線L1と、二次巻線L2と、補助電源巻線L3と、補助電源巻線L3の一端に接続される温度ヒューズF2とを含む。
図14に示すスイッチング電源装置は、商用交流電源1から出力される交流電圧を直流電圧に変換し、変換した直流電圧を外部へ出力する。
ここで、スイッチング電源装置において定格負荷よりも最大負荷の方が大きい場合には、安全規格試験項目であるオーバーロード試験等においてスイッチング電源装置の負荷が最大となると過負荷が生じる、すなわちトランスT2の巻線温度が規格値を超えてしまう。また、過負荷対策を講じていないスイッチング電源装置では、実機動作中に過負荷が生じた場合、トランスT2が発熱して絶縁破壊に至ってしまう。
そこで、図14に示すスイッチング電源装置は、トランスT2の巻線発熱を抑えるためにトランスT2に加熱保護素子である温度ヒューズF2を内蔵している。これにより、実機動作中に過負荷によりトランスT2の発熱が大きくなると温度ヒューズF2が切断されて出力が停止するので、トランスT2の絶縁破壊を防止することができる。
特開2001−119942号公報
しかしながら、図14に示すスイッチング電源装置は、トランスT2に温度ヒューズF2を内蔵しているため、トランスT2の薄型化および小型化を図ることができず、スイッチング電源装置全体の小型化を図ることができないという問題点があった。また、温度ヒューズ内蔵のトランスは、温度ヒューズを内蔵していないトランスに比べて価格が高く、スイッチング電源装置の生産コストが増大するという問題点があった。
また、特許文献1記載にはスイッチング素子のスイッチング周波数を制御することができるスイッチング電源装置が開示されているが、このスイッチング電源装置には過負荷対策が講じられていない。
それゆえに、本発明の目的は、過負荷によるトランスの絶縁破壊を防止するとともに小型化および低コスト化を図ることが可能なスイッチング電源装置を提供することである。
上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わるスイッチング電源装置は、負荷に直流電圧を供給するスイッチング電源装置であって、一次巻線および二次巻線を有するトランスと、スイッチング素子を含み、スイッチング素子のオン状態およびオフ状態を切り替えることにより直流入力電圧を交流電圧に変換し、変換した交流電圧をトランスの一次巻線に供給するスイッチング回路と、トランスの二次巻線に誘起された交流電圧を直流電圧に変換し、変換した直流電圧を負荷に出力する変換回路と、トランスの二次巻線に誘起された交流電圧に基づいてスイッチング電源装置の過負荷を検出する過負荷検出回路と、過負荷検出回路によって過負荷が検出された場合には、スイッチング素子を破壊して変換回路の出力を停止させる制御を行なう出力停止制御回路とを備える。
好ましくは、出力停止制御回路は、過負荷検出回路によって過負荷が検出された場合には、スイッチング回路を制御してスイッチング素子のスイッチング周波数を高くすることにより、スイッチング素子を破壊して変換回路の出力を停止させる。
好ましくは、出力停止制御回路は、過負荷検出回路によって過負荷が検出された場合には、スイッチング回路を制御してスイッチング素子のスイッチング周波数を低くすることにより、スイッチング素子を破壊して変換回路の出力を停止させる。
好ましくは、過負荷検出回路は、トランスの二次巻線に誘起された交流電圧に基づく電圧が所定電圧値を超える場合にオン状態となる定電圧ダイオードと、定電圧ダイオードがオン状態となると電流が流れて発光する発光素子とを含み、出力停止制御回路は、発光素子が発光するとオン状態となる受光素子と、受光素子がオン状態またはオフ状態であるかに応じて抵抗値が変化する抵抗部とを含み、スイッチング回路は、抵抗部の抵抗値に応じてスイッチング素子のスイッチング周波数を変更する。
より好ましくは、トランスは、さらに、補助電源巻線を有し、スイッチング回路は、トランスの補助電源巻線に誘起される交流電圧に基づいて駆動され、発光素子は、トランスの二次巻線側に配置され、受光素子は、トランスの補助電源巻線側に配置される。
より好ましくは、発光素子は発光ダイオードであり、受光素子はフォトトランジスタである。
より好ましくは、発光素子は発光ダイオードであり、受光素子はフォトサイリスタである。
より好ましくは、抵抗部は、少なくとも1個の抵抗を含み、抵抗の両端は、受光素子がオン状態となると短絡される。
本発明によれば、過負荷によるトランスの絶縁破壊を防止するとともに小型化および低コスト化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置の構成を示す機能ブロック図である。以下で説明する内容以外の構成および動作は図14に示すスイッチング電源装置と同様である。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置の構成を示す機能ブロック図である。以下で説明する内容以外の構成および動作は図14に示すスイッチング電源装置と同様である。
同図を参照して、このスイッチング電源装置は、フィルタ回路2と、過負荷検出回路4と、スイッチング周波数変更回路(出力停止制御回路)5と、スイッチング回路6と、ブリッジダイオードBD1と、コンデンサC1と、ヒューズF1と、トランスT1と、変換回路11〜13と、出力端子部Z1とを備える。トランスT1は、一次巻線L1と、二次巻線L2と、補助電源巻線L3と、過負荷検出用二次巻線L4とを含む。変換回路11は、ダイオードD1と、コンデンサC2とを含む。変換回路12は、ダイオードD2と、コンデンサC3とを含む。変換回路13は、ダイオードD3と、コンデンサC4とを含む。スイッチング回路6は、PWM(Pulse Width Modulation)回路3と、NチャネルMOSトランジスタ(スイッチング素子)Q1とを含む。
商用交流電源1から出力される交流電圧は、ヒューズF1を経由してフィルタ回路2に供給され、フィルタ回路2によってノイズが除去された後、ブリッジダイオードBD1によって全波整流される。ブリッジダイオードBD1から出力される電圧は、コンデンサC1によって平滑され、直流入力電圧となる。
PWM回路3は、NチャネルMOSトランジスタQ1のオン状態およびオフ状態を切り替える制御を行なう。
NチャネルMOSトランジスタQ1は、PWM回路3から出力されるパルス状の信号であるPWM信号に基づいてオン状態およびオフ状態を切り替えるスイッチング動作を行なう。NチャネルMOSトランジスタQ1は、スイッチング動作によりコンデンサC1の両端電圧である直流入力電圧を交流電圧に変換してトランスT1の一次巻線L1に供給する。
変換回路11は、トランスT1の補助電源巻線L3に誘起された交流電圧を直流電圧に変換し、その直流電圧を駆動電圧としてPWM回路3に供給する。変換回路12は、トランスT1の二次巻線L2に誘起された交流電圧を直流電圧に変換し、変換した直流電圧を出力端子部Z1から出力して外部の負荷に供給する。変換回路13は、トランスT1の過負荷検出用二次巻線L4に誘起された交流電圧を直流電圧に変換し、変換した直流電圧を過負荷検出回路4へ出力する。
過負荷検出回路4は、トランスT1の過負荷検出用二次巻線L4に誘起された交流電圧に基づいてスイッチング電源装置の過負荷を検出する。より詳細には、過負荷検出回路4は、ダイオードD3のアノードとコンデンサC4との接続点の電圧を入力し、トランスT1の過負荷検出用二次巻線L4に誘起された交流電圧を監視している。過負荷検出回路4は、トランスT1の過負荷検出用二次巻線L4に誘起された交流電圧の実効値が所定値を超える場合には、過負荷であると判断して過負荷検出信号をスイッチング周波数変更回路5に出力する。
スイッチング周波数変更回路5は、過負荷検出信号を入力すると、PWM回路3を制御して、NチャネルMOSトランジスタQ1が破壊されるようにNチャネルMOSトランジスタQ1のスイッチング周波数を変更する。NチャネルMOSトランジスタQ1が破壊されるとトランスT1の二次巻線L2において交流電圧が誘起されず、変換回路12の出力、すなわちスイッチング電源装置の出力が停止する。
次に、本発明の第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置の具体例を説明する。以下で説明する内容以外の構成および動作は図1に示すスイッチング電源装置と同様である。
図2は、本発明の第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。
同図を参照して、過負荷検出回路4は、定電圧ダイオードZD1と、フォトカプラPC1を構成する発光ダイオード(発光素子)PC1Dと、抵抗R3と、コンデンサC5とを含む。スイッチング周波数変更回路5は、フォトカプラPC1を構成するフォトトランジスタ(受光素子)PC1Tと、NPNトランジスタQ2と、抵抗部RUと、抵抗R4とを含む。抵抗部RUは、抵抗R1〜R2を含む。発光ダイオードPC1Dは、トランスT1の二次巻線側に配置され、フォトトランジスタPC1Tは、トランスT1の補助電源巻線L3側に配置される。
トランスT1の補助電源巻線L3側の回路において、抵抗R1の一端はPWM回路3の端子A1に接続され、抵抗R1の他端は抵抗R2の一端およびNPNトランジスタQ2のコレクタに接続される。抵抗R2の他端およびNPNトランジスタQ2のエミッタはグランドラインA2に接続される。NPNトランジスタQ2のベースはフォトトランジスタPC1Tのエミッタに接続される。フォトトランジスタPC1Tのコレクタは抵抗R4の一端に接続される。抵抗R4の他端はPWM回路3、コンデンサC2およびダイオードD1のアノードの接続点に接続される。
トランスT1の二次巻線側の回路において、発光ダイオードPC1Dのアノードは抵抗R3の一端およびコンデンサC5の一端に接続される。発光ダイオードPC1DのカソードはコンデンサC4の一端、コンデンサC5の他端、トランスT1の過負荷検出用二次巻線L4、出力端子部Z1および変換回路12に接続される。定電圧ダイオードZD1のアノードは抵抗R3の他端に接続される。定電圧ダイオードZD1のカソードはダイオードD3のカソードおよびコンデンサC4の他端に接続される。
変換回路13の出力電圧、すなわちダイオードD3のカソードとコンデンサC4の他端との接続点の電圧が所定電圧値を超えると、定電圧ダイオードZD1がオン状態となる。
定電圧ダイオードZD1がオン状態となると、フォトカプラPC1の発光ダイオードPC1Dに電流が流れて発光する。発光ダイオードPC1Dが発光すると、スイッチング周波数変更回路5におけるフォトトランジスタPC1Tがオン状態となり、NPNトランジスタQ2がオン状態となる。すなわち、発光ダイオードPC1Dからの光が過負荷検出回路4から出力される過負荷検出信号となり、スイッチング周波数変更回路5におけるフォトトランジスタPC1Tが過負荷検出信号である光を検出する。
NPNトランジスタQ2がオン状態となると、抵抗R2の両端が短絡される。そうすると、抵抗部RUの抵抗値、すなわちPWM回路3の端子A1とグランドラインA2との間の抵抗値(以下、スイッチング周波数設定抵抗値とも称する)が抵抗R1の抵抗値になる。一方、過負荷でない場合はNPNトランジスタQ2がオフ状態であり、抵抗R2の両端が短絡されないのでスイッチング周波数設定抵抗値が抵抗R1の抵抗値および抵抗R2の抵抗値の加算値になる。
PWM回路3は、スイッチング周波数設定抵抗値に応じてPWM信号の周波数(以下、PWM周波数という)を変更する。PWM回路3は、スイッチング周波数設定抵抗値が大きくなるとPWM周波数を低くし、スイッチング周波数設定抵抗値が小さくなるとPWM周波数を高くする。
これにより、過負荷の場合は、過負荷でない場合に比べてNチャネルMOSトランジスタQ1のスイッチング周波数が高くなり、トランスT1が飽和する。そうすると、NチャネルMOSトランジスタQ1に流れる電流が増大してNチャネルMOSトランジスタQ1が電流破壊される。すなわち、スイッチング周波数設定抵抗値が抵抗R1の抵抗値であるときはNチャネルMOSトランジスタQ1が電流破壊されるスイッチング周波数になり、スイッチング周波数設定抵抗値が抵抗R1の抵抗値および抵抗R2の抵抗値の加算値であるときはNチャネルMOSトランジスタQ1が電流破壊されないスイッチング周波数になるように、抵抗R1の抵抗値および抵抗R2の抵抗値を設定する。
ところで、図14に示すスイッチング電源装置は、トランスT2に温度ヒューズF2を内蔵しているため、スイッチング電源装置全体の小型化を図ることができず、また、生産コストが増大するという問題点があった。また、特許文献1記載のスイッチング電源装置には過負荷対策が講じられていない。
しかしながら、本発明の第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置では、過負荷検出回路4が過負荷を検出し、スイッチング周波数変更回路5が、過負荷検出信号を入力すると、PWM回路3を制御して、NチャネルMOSトランジスタQ1が破壊されるようにNチャネルMOSトランジスタQ1のスイッチング周波数を変更することにより、スイッチング電源装置の出力を停止することができるため、過負荷によるトランスの絶縁破壊を防止することができる。また、本発明の第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置では、トランスT1に温度ヒューズを内臓させる必要がなく、トランスT1の薄型化および小型化を図ることができ、スイッチング電源装置全体の小型化を図ることができる。また、トランスT1の低コスト化を図ることができ、スイッチング電源装置全体の低コスト化を図ることができる。
また、本発明の第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置は、トランスT1の2次巻線である過負荷検出用二次巻線L4を備え、過負荷検出回路4が、トランスT1の過負荷検出用二次巻線L4に誘起された交流電圧に基づいてスイッチング電源装置の過負荷を検出する。そして、発光ダイオードPC1Dからの光が過負荷検出回路4から出力される過負荷検出信号となり、スイッチング周波数変更回路5におけるフォトトランジスタPC1Tが過負荷検出信号である光を検出する。
このような構成により、トランスT1の2次巻線側の回路をトランスT1の1次巻線および補助電源巻線側の回路と電気的に分離した状態でトランスT1の2次巻線において誘起される交流電圧に基づいて過負荷を検出することができる。たとえば、PWM回路3の駆動電圧に関わらず、過負荷の判断基準となる電圧値を任意に設定することができる等、スイッチング電源装置の設計の簡易化を図ることができる。
なお、本発明の第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置はAC−DCコンバータであるとしたが、これに限定するものではない。本発明の第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置からブリッジダイオードBD1およびコンデンサC1を取り除き、フィルタ回路2の出力側をトランスT1の一次巻き線L1およびNチャネルMOSトランジスタQ1からなる直列接続体に直接接続する構成とし、外部直流電源から出力される直流電圧がヒューズF1を経由してフィルタ回路2に供給されるようにすることで、DC―DCコンバータとすることができる。また、スイッチング電源装置の出力電圧を検出する電圧検出回路を設け、電圧検出回路の検出結果に応じてPWM回路3がPWM信号のデューティ比を変更する構成であってもよい。
また、本発明の第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置では、抵抗部RUは、抵抗R1〜R2を含む構成であるとしたが、これに限定するものではない。抵抗R1を備えない構成であっても、NPNトランジスタQ2がオン状態であるかまたはオフ状態であるかに応じて抵抗部RUの抵抗値が変化するため、PWM回路3が抵抗部RUの抵抗値に応じてPWM周波数を変更することが可能である。
また、本発明の第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置では、抵抗部RUにおいて抵抗R1〜R2が直列接続される構成であるとしたが、これに限定するものではなく、抵抗R1〜R2が並列に接続される構成であってもよい。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第2の実施の形態>
本実施の形態は、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置に対して、抵抗R2を短絡する素子を変更したスイッチング電源装置に関する。以下で説明する内容以外の構成および動作は第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様である。
本実施の形態は、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置に対して、抵抗R2を短絡する素子を変更したスイッチング電源装置に関する。以下で説明する内容以外の構成および動作は第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様である。
図3は、本発明の第2の実施の形態に係るスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。同図を参照して、このスイッチング電源装置は、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置に対して、スイッチング周波数変更回路5がNPNトランジスタQ2の代わりにサイリスタSCR1を含む。
トランスT1の補助電源巻線L3側の回路において、抵抗R1の一端はPWM回路3の端子A1に接続され、抵抗R1の他端は抵抗R2の一端およびサイリスタSCR1のアノードに接続される。抵抗R2の他端およびサイリスタSCR1のカソードはグランドラインA2に接続される。サイリスタSCR1のゲートはフォトトランジスタPC1Tのエミッタに接続される。フォトトランジスタPC1Tのコレクタは抵抗R4の一端に接続される。抵抗R4の他端はPWM回路3、コンデンサC2およびダイオードD1のアノードの接続点に接続される。
変換回路13の出力電圧、すなわちダイオードD3のカソードとコンデンサC4の他端との接続点の電圧が所定電圧値を超えると、定電圧ダイオードZD1がオン状態となる。
定電圧ダイオードZD1がオン状態となると、フォトカプラPC1の発光ダイオードPC1Dに電流が流れて発光する。発光ダイオードPC1Dが発光すると、スイッチング周波数変更回路5におけるフォトトランジスタPC1Tがオン状態となり、サイリスタSCR1がオン状態となる。
サイリスタSCR1がオン状態となると、抵抗R2の両端が短絡されるのでスイッチング周波数設定抵抗値が抵抗R1の抵抗値になる。一方、過負荷でない場合はサイリスタSCR1がオフ状態であり、抵抗R2の両端が短絡されないのでスイッチング周波数設定抵抗値が抵抗R1の抵抗値および抵抗R2の抵抗値の加算値になる。
したがって、本発明の第2の実施の形態に係るスイッチング電源装置では、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様に、過負荷によるトランスの絶縁破壊を防止するとともに小型化および低コスト化を図ることができる。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第3の実施の形態>
本実施の形態は、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置に対して、抵抗R2を短絡する素子を変更したスイッチング電源装置に関する。以下で説明する内容以外の構成および動作は第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様である。
本実施の形態は、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置に対して、抵抗R2を短絡する素子を変更したスイッチング電源装置に関する。以下で説明する内容以外の構成および動作は第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様である。
図4は、本発明の第3の実施の形態に係るスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。同図を参照して、このスイッチング電源装置は、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置に対して、スイッチング周波数変更回路5が抵抗R4を備えず、また、NPNトランジスタQ2の代わりにリレーRY1を備える。リレーRY1は、入力コイル(制御部)と、切り替え接点(スイッチ部)とを含む。
トランスT1の補助電源巻線L3側の回路において、抵抗R1の一端はPWM回路3の端子A1に接続され、抵抗R1の他端は抵抗R2の一端およびリレーRY1の切り替え接点の一端に接続される。抵抗R2の他端、リレーRY1の切り替え接点の他端およびリレーRY1の入力コイルの一端はグランドラインA2に接続される。リレーRY1の入力コイルの他端はフォトトランジスタPC1Tのエミッタに接続される。フォトトランジスタPC1TのコレクタはPWM回路3、コンデンサC2およびダイオードD1のアノードの接続点に接続される。
変換回路13の出力電圧、すなわちダイオードD3のカソードとコンデンサC4の他端との接続点の電圧が所定電圧値を超えると、定電圧ダイオードZD1がオン状態となる。
定電圧ダイオードZD1がオン状態となると、フォトカプラPC1の発光ダイオードPC1Dに電流が流れて発光する。発光ダイオードPC1Dが発光すると、スイッチング周波数変更回路5におけるフォトトランジスタPC1Tがオン状態となり、リレーRY1の入力コイルに電流が流れて切り替え接点がオン状態となる。
リレーRY1の切り替え接点がオン状態となると、抵抗R2の両端が短絡されるのでスイッチング周波数設定抵抗値が抵抗R1の抵抗値になる。一方、過負荷でない場合はリレーRY1の入力コイルに電流が流れないために切り替え接点がオフ状態であり、抵抗R2の両端が短絡されないのでスイッチング周波数設定抵抗値が抵抗R1の抵抗値および抵抗R2の抵抗値の加算値になる。
したがって、本発明の第3の実施の形態に係るスイッチング電源装置では、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様に、過負荷によるトランスの絶縁破壊を防止するとともに小型化および低コスト化を図ることができる。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第4の実施の形態>
本実施の形態は、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置に対して、スイッチング周波数変更回路5の構成を簡略化したスイッチング電源装置に関する。以下で説明する内容以外の構成および動作は第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様である。
本実施の形態は、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置に対して、スイッチング周波数変更回路5の構成を簡略化したスイッチング電源装置に関する。以下で説明する内容以外の構成および動作は第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様である。
図5は、本発明の第4の実施の形態に係るスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。同図を参照して、このスイッチング電源装置は、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置に対して、スイッチング周波数変更回路5が、NPNトランジスタQ2および抵抗R4を備えない。このスイッチング電源装置は、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置におけるNPNトランジスタQ2をフォトトランジスタPC1Tに置換した構成である。
トランスT1の補助電源巻線L3側の回路において、抵抗R1の一端はPWM回路3の端子A1に接続され、抵抗R1の他端は抵抗R2の一端およびフォトトランジスタPC1Tのコレクタに接続される。抵抗R2の他端およびフォトトランジスタPC1TのエミッタはグランドラインA2に接続される。
変換回路13の出力電圧、すなわちダイオードD3のカソードとコンデンサC4の他端との接続点の電圧が所定電圧値を超えると、定電圧ダイオードZD1がオン状態となる。
定電圧ダイオードZD1がオン状態となると、フォトカプラPC1の発光ダイオードPC1Dに電流が流れて発光する。発光ダイオードPC1Dが発光すると、フォトトランジスタPC1Tがオン状態となる。
フォトトランジスタPC1Tがオン状態となると、抵抗R2の両端が短絡されるのでスイッチング周波数設定抵抗値が抵抗R1の抵抗値になる。一方、過負荷でない場合はフォトトランジスタPC1Tがオフ状態であり、抵抗R2の両端が短絡されないのでスイッチング周波数設定抵抗値が抵抗R1の抵抗値および抵抗R2の抵抗値の加算値になる。
したがって、本発明の第4の実施の形態に係るスイッチング電源装置では、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様に、過負荷によるトランスの絶縁破壊を防止するとともに小型化および低コスト化を図ることができる。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第5の実施の形態>
本実施の形態は、第2の実施の形態に係るスイッチング電源装置に対して、フォトカプラの種類を変更したスイッチング電源装置に関する。以下で説明する内容以外の構成および動作は第2の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様である。
本実施の形態は、第2の実施の形態に係るスイッチング電源装置に対して、フォトカプラの種類を変更したスイッチング電源装置に関する。以下で説明する内容以外の構成および動作は第2の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様である。
図6は、本発明の第5の実施の形態に係るスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。同図を参照して、このスイッチング電源装置は、第2の実施の形態に係るスイッチング電源装置に対して、フォトカプラPC1の代わりにフォトカプラPC2を備える。より詳細には、過負荷検出回路4が発光ダイオードPC1Dの代わりに発光ダイオードPC2Dを含む。スイッチング周波数変更回路5がフォトトランジスタPC1Tの代わりにフォトサイリスタPC2SCRを含み、また、抵抗R6をさらに含む。発光ダイオードPC2Dは、トランスT1の二次巻線側に配置され、フォトサイリスタPC2SCRは、トランスT1の補助電源巻線L3側に配置される。
トランスT1の補助電源巻線L3側の回路において、抵抗R1の一端はPWM回路3の端子A1に接続され、抵抗R1の他端は抵抗R2の一端およびサイリスタSCR1のアノードに接続される。抵抗R2の他端およびサイリスタSCR1のカソードはグランドラインA2に接続される。サイリスタSCR1のゲートはフォトサイリスタPC2SCRのカソードに接続される。フォトサイリスタPC2SCRのアノードは抵抗R4の一端に接続される。フォトサイリスタPC2SCRのゲートは抵抗R6の一端に接続される。抵抗R4の他端はPWM回路3、抵抗R6の他端、コンデンサC2およびダイオードD1のアノードの接続点に接続される。
トランスT1の二次巻線側の回路において、発光ダイオードPC2Dのアノードは抵抗R3の一端およびコンデンサC5の一端に接続される。発光ダイオードPC2DのカソードはコンデンサC4の一端、コンデンサC5の他端、トランスT1の過負荷検出用二次巻線L4、出力端子部Z1および変換回路12に接続される。定電圧ダイオードZD1のアノードは抵抗R3の他端に接続される。定電圧ダイオードZD1のカソードはダイオードD3のカソードおよびコンデンサC4の他端に接続される。
変換回路13の出力電圧、すなわちダイオードD3のカソードとコンデンサC4の他端との接続点の電圧が所定電圧値を超えると、定電圧ダイオードZD1がオン状態となる。
定電圧ダイオードZD1がオン状態となると、フォトカプラPC2の発光ダイオードPC2Dに電流が流れて発光する。発光ダイオードPC2Dが発光すると、スイッチング周波数変更回路5におけるフォトサイリスタPC2SCRがオン状態となり、サイリスタSCR1がオン状態となる。
サイリスタSCR1がオン状態となると、抵抗R2の両端が短絡されるのでスイッチング周波数設定抵抗値が抵抗R1の抵抗値になる。一方、過負荷でない場合はサイリスタSCR1がオフ状態であり、抵抗R2の両端が短絡されないのでスイッチング周波数設定抵抗値が抵抗R1の抵抗値および抵抗R2の抵抗値の加算値になる。
したがって、本発明の第5の実施の形態に係るスイッチング電源装置では、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様に、過負荷によるトランスの絶縁破壊を防止するとともに小型化および低コスト化を図ることができる。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第6の実施の形態>
本実施の形態は、第5の実施の形態に係るスイッチング電源装置に対して、抵抗R2を短絡する素子を変更したスイッチング電源装置に関する。以下で説明する内容以外の構成および動作は第5の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様である。
本実施の形態は、第5の実施の形態に係るスイッチング電源装置に対して、抵抗R2を短絡する素子を変更したスイッチング電源装置に関する。以下で説明する内容以外の構成および動作は第5の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様である。
図7は、本発明の第6の実施の形態に係るスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。同図を参照して、このスイッチング電源装置は、第5の実施の形態に係るスイッチング電源装置に対して、スイッチング周波数変更回路5が抵抗R4を備えず、また、サイリスタSCR1の代わりにリレーRY1を備える。リレーRY1は、入力コイル(制御部)と、切り替え接点(スイッチ部)とを含む。
トランスT1の補助電源巻線L3側の回路において、抵抗R1の一端はPWM回路3の端子A1に接続され、抵抗R1の他端は抵抗R2の一端およびリレーRY1の切り替え接点の一端に接続される。抵抗R2の他端、リレーRY1の切り替え接点の他端およびリレーRY1の入力コイルの一端はグランドラインA2に接続される。リレーRY1の入力コイルの他端はフォトサイリスタPC2SCRのカソードに接続される。フォトサイリスタPC2SCRのゲートは抵抗R6の一端に接続される。フォトサイリスタPC2SCRのアノードはPWM回路3、抵抗R6の他端、コンデンサC2およびダイオードD1のアノードの接続点に接続される。
変換回路13の出力電圧、すなわちダイオードD3のカソードとコンデンサC4の他端との接続点の電圧が所定電圧値を超えると、定電圧ダイオードZD1がオン状態となる。
定電圧ダイオードZD1がオン状態となると、フォトカプラPC2の発光ダイオードPC2Dに電流が流れて発光する。発光ダイオードPC2Dが発光すると、スイッチング周波数変更回路5におけるフォトサイリスタPC2SCRがオン状態となり、リレーRY1の入力コイルに電流が流れて切り替え接点がオン状態となる。
リレーRY1の切り替え接点がオン状態となると、抵抗R2の両端が短絡されるのでスイッチング周波数設定抵抗値が抵抗R1の抵抗値になる。一方、過負荷でない場合はリレーRY1の入力コイルに電流が流れないために切り替え接点がオフ状態であり、抵抗R2の両端が短絡されないのでスイッチング周波数設定抵抗値が抵抗R1の抵抗値および抵抗R2の抵抗値の加算値になる。
したがって、本発明の第6の実施の形態に係るスイッチング電源装置では、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様に、過負荷によるトランスの絶縁破壊を防止するとともに小型化および低コスト化を図ることができる。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第7の実施の形態>
本実施の形態は、第5の実施の形態に係るスイッチング電源装置に対して、スイッチング周波数変更回路5の構成を簡略化したスイッチング電源装置に関する。以下で説明する内容以外の構成および動作は第5の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様である。
本実施の形態は、第5の実施の形態に係るスイッチング電源装置に対して、スイッチング周波数変更回路5の構成を簡略化したスイッチング電源装置に関する。以下で説明する内容以外の構成および動作は第5の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様である。
図8は、本発明の第7の実施の形態に係るスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。同図を参照して、このスイッチング電源装置は、第5の実施の形態に係るスイッチング電源装置に対して、スイッチング周波数変更回路5が、サイリスタSCR1および抵抗R4を備えない。このスイッチング電源装置は、第5の実施の形態に係るスイッチング電源装置におけるサイリスタSCR1をフォトサイリスタPC2SCRに置換した構成である。
トランスT1の補助電源巻線L3側の回路において、抵抗R1の一端はPWM回路3の端子A1に接続され、抵抗R1の他端は抵抗R2の一端およびフォトサイリスタPC2SCRのアノードに接続される。抵抗R2の他端およびフォトサイリスタPC2SCRのカソードはグランドラインA2に接続される。
変換回路13の出力電圧、すなわちダイオードD3のカソードとコンデンサC4の他端との接続点の電圧が所定電圧値を超えると、定電圧ダイオードZD1がオン状態となる。
定電圧ダイオードZD1がオン状態となると、フォトカプラPC2の発光ダイオードPC2Dに電流が流れて発光する。発光ダイオードPC2Dが発光すると、フォトサイリスタPC2SCRがオン状態となる。
フォトサイリスタPC2SCRがオン状態となると、抵抗R2の両端が短絡されるのでスイッチング周波数設定抵抗値が抵抗R1の抵抗値になる。一方、過負荷でない場合はフォトサイリスタPC2SCRがオフ状態であり、抵抗R2の両端が短絡されないのでスイッチング周波数設定抵抗値が抵抗R1の抵抗値および抵抗R2の抵抗値の加算値になる。
したがって、本発明の第7の実施の形態に係るスイッチング電源装置では、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様に、過負荷によるトランスの絶縁破壊を防止するとともに小型化および低コスト化を図ることができる。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第8の実施の形態>
本実施の形態は、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置に対して、スイッチング素子を破壊する方法を変更したスイッチング電源装置に関する。以下で説明する内容以外の構成および動作は第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様である。
本実施の形態は、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置に対して、スイッチング素子を破壊する方法を変更したスイッチング電源装置に関する。以下で説明する内容以外の構成および動作は第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様である。
図9は、本発明の第8の実施の形態に係るスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。同図を参照して、このスイッチング電源装置は、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置に対して、スイッチング周波数変更回路5が、抵抗R5をさらに含む。
トランスT1の補助電源巻線L3側の回路において、抵抗R1の一端はPWM回路3の端子A1に接続され、抵抗R1の他端は抵抗R2の一端およびNPNトランジスタQ2のコレクタに接続される。抵抗R2の他端、NPNトランジスタQ2のエミッタおよびフォトトランジスタPC1TのエミッタはグランドラインA2に接続される。NPNトランジスタQ2のベースは抵抗R5の一端に接続される。抵抗R5の他端はフォトトランジスタPC1Tのコレクタおよび抵抗R4の一端に接続される。抵抗R4の他端はPWM回路3、コンデンサC2およびダイオードD1のアノードの接続点に接続される。
変換回路13の出力電圧、すなわちダイオードD3のカソードとコンデンサC4の他端との接続点の電圧が所定電圧値を超えると、定電圧ダイオードZD1がオン状態となる。
定電圧ダイオードZD1がオン状態となると、フォトカプラPC1の発光ダイオードPC1Dに電流が流れて発光する。発光ダイオードPC1Dが発光すると、スイッチング周波数変更回路5におけるフォトトランジスタPC1Tがオン状態となり、NPNトランジスタQ2がオフ状態となる。
NPNトランジスタQ2がオフ状態となると、抵抗R2の両端が短絡されないのでスイッチング周波数設定抵抗値が抵抗R1の抵抗値および抵抗R2の抵抗値の加算値になる。一方、過負荷でない場合はNPNトランジスタQ2がオン状態となる。NPNトランジスタQ2がオン状態となると、抵抗R2の両端が短絡されるのでスイッチング周波数設定抵抗値が抵抗R1の抵抗値になる。
これにより、過負荷の場合は、過負荷でない場合に比べてNチャネルMOSトランジスタQ1のスイッチング周波数が低くなり、NチャネルMOSトランジスタQ1の損失が増大するため、NチャネルMOSトランジスタQ1が熱破壊される。すなわち、スイッチング周波数設定抵抗値が抵抗R1の抵抗値および抵抗R2の抵抗値の加算値であるときはNチャネルMOSトランジスタQ1が熱破壊されるスイッチング周波数になり、スイッチング周波数設定抵抗値が抵抗R1の抵抗値であるときはNチャネルMOSトランジスタQ1が熱破壊されないスイッチング周波数になるように、抵抗R1の抵抗値および抵抗R2の抵抗値を設定する。
したがって、本発明の第8の実施の形態に係るスイッチング電源装置では、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様に、過負荷によるトランスの絶縁破壊を防止するとともに小型化および低コスト化を図ることができる。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第9の実施の形態>
本実施の形態は、第8の実施の形態に係るスイッチング電源装置に対して、抵抗R2を短絡する素子を変更したスイッチング電源装置に関する。以下で説明する内容以外の構成および動作は第8の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様である。
本実施の形態は、第8の実施の形態に係るスイッチング電源装置に対して、抵抗R2を短絡する素子を変更したスイッチング電源装置に関する。以下で説明する内容以外の構成および動作は第8の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様である。
図10は、本発明の第9の実施の形態に係るスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。同図を参照して、このスイッチング電源装置は、第8の実施の形態に係るスイッチング電源装置に対して、スイッチング周波数変更回路5が抵抗R4〜R5を備えず、また、NPNトランジスタQ2の代わりにリレーRY2を備える。リレーRY2は、入力コイル(制御部)と、切り替え接点(スイッチ部)とを含む。
トランスT1の補助電源巻線L3側の回路において、抵抗R1の一端はPWM回路3の端子A1に接続され、抵抗R1の他端は抵抗R2の一端およびリレーRY2の切り替え接点の一端に接続される。抵抗R2の他端、リレーRY2の切り替え接点の他端およびリレーRY2の入力コイルの一端はグランドラインA2に接続される。リレーRY2の入力コイルの他端はフォトトランジスタPC1Tのエミッタに接続される。フォトトランジスタPC1TのコレクタはPWM回路3、コンデンサC2およびダイオードD1のアノードの接続点に接続される。
変換回路13の出力電圧、すなわちダイオードD3のカソードとコンデンサC4の他端との接続点の電圧が所定電圧値を超えると、定電圧ダイオードZD1がオン状態となる。
定電圧ダイオードZD1がオン状態となると、フォトカプラPC1の発光ダイオードPC1Dに電流が流れて発光する。発光ダイオードPC1Dが発光すると、スイッチング周波数変更回路5におけるフォトトランジスタPC1Tがオン状態となり、リレーRY2の入力コイルに電流が流れて切り替え接点がオフ状態となる。
リレーRY2の切り替え接点がオフ状態となると、抵抗R2の両端が短絡されないのでスイッチング周波数設定抵抗値が抵抗R1の抵抗値および抵抗R2の抵抗値の加算値になる。一方、過負荷でない場合はリレーRY2の切り替え接点がオン状態となる。リレーRY2の切り替え接点がオン状態となると、抵抗R2の両端が短絡されるのでスイッチング周波数設定抵抗値が抵抗R1の抵抗値になる。
したがって、本発明の第9の実施の形態に係るスイッチング電源装置では、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様に、過負荷によるトランスの絶縁破壊を防止するとともに小型化および低コスト化を図ることができる。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第10の実施の形態>
本実施の形態は、第8の実施の形態に係るスイッチング電源装置に対して、フォトカプラの種類を変更したスイッチング電源装置に関する。以下で説明する内容以外の構成および動作は第8の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様である。
本実施の形態は、第8の実施の形態に係るスイッチング電源装置に対して、フォトカプラの種類を変更したスイッチング電源装置に関する。以下で説明する内容以外の構成および動作は第8の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様である。
図11は、本発明の第10の実施の形態に係るスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。同図を参照して、このスイッチング電源装置は、第8の実施の形態に係るスイッチング電源装置に対して、フォトカプラPC1の代わりにフォトカプラPC2を備える。より詳細には、過負荷検出回路4が発光ダイオードPC1Dの代わりに発光ダイオードPC2Dを含む。スイッチング周波数変更回路5がフォトトランジスタPC1Tの代わりにフォトサイリスタPC2SCRを含み、また、抵抗R6をさらに含む。発光ダイオードPC2Dは、トランスT1の二次巻線側に配置され、フォトサイリスタPC2SCRは、トランスT1の補助電源巻線L3側に配置される。
トランスT1の補助電源巻線L3側の回路において、抵抗R1の一端はPWM回路3の端子A1に接続され、抵抗R1の他端は抵抗R2の一端およびNPNトランジスタQ2のコレクタに接続される。抵抗R2の他端、NPNトランジスタQ2のエミッタおよびフォトサイリスタPC2SCRのカソードはグランドラインA2に接続される。NPNトランジスタQ2のベースは抵抗R5の一端に接続される。抵抗R5の他端はフォトサイリスタPC2SCRのアノードおよび抵抗R4の一端に接続される。フォトサイリスタPC2SCRのゲートは抵抗R6の一端に接続される。抵抗R4の他端はPWM回路3、抵抗R6の他端、コンデンサC2およびダイオードD1のアノードの接続点に接続される。
トランスT1の二次巻線側の回路において、発光ダイオードPC2Dのアノードは抵抗R3の一端およびコンデンサC5の一端に接続される。発光ダイオードPC2DのカソードはコンデンサC4の一端、コンデンサC5の他端、トランスT1の過負荷検出用二次巻線L4、出力端子部Z1および変換回路12に接続される。定電圧ダイオードZD1のアノードは抵抗R3の他端に接続される。定電圧ダイオードZD1のカソードはダイオードD3のカソードおよびコンデンサC4の他端に接続される。
変換回路13の出力電圧、すなわちダイオードD3のカソードとコンデンサC4の他端との接続点の電圧が所定電圧値を超えると、定電圧ダイオードZD1がオン状態となる。
定電圧ダイオードZD1がオン状態となると、フォトカプラPC2の発光ダイオードPC2Dに電流が流れて発光する。発光ダイオードPC2Dが発光すると、スイッチング周波数変更回路5におけるフォトサイリスタPC2SCRがオン状態となり、NPNトランジスタQ2がオフ状態となる。
NPNトランジスタQ2がオフ状態となると、抵抗R2の両端が短絡されないのでスイッチング周波数設定抵抗値が抵抗R1の抵抗値および抵抗R2の抵抗値の加算値になる。一方、過負荷でない場合はNPNトランジスタQ2がオン状態となる。NPNトランジスタQ2がオン状態となると、抵抗R2の両端が短絡されるのでスイッチング周波数設定抵抗値が抵抗R1の抵抗値になる。
したがって、本発明の第10の実施の形態に係るスイッチング電源装置では、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様に、過負荷によるトランスの絶縁破壊を防止するとともに小型化および低コスト化を図ることができる。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第11の実施の形態>
本実施の形態は、第10の実施の形態に係るスイッチング電源装置に対して、抵抗R5の構成を簡略化したスイッチング電源装置に関する。以下で説明する内容以外の構成および動作は第10の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様である。
本実施の形態は、第10の実施の形態に係るスイッチング電源装置に対して、抵抗R5の構成を簡略化したスイッチング電源装置に関する。以下で説明する内容以外の構成および動作は第10の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様である。
図12は、本発明の第11の実施の形態に係るスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。同図を参照して、このスイッチング電源装置は、第10の実施の形態に係るスイッチング電源装置に対して、抵抗R5を備えない。
トランスT1の補助電源巻線L3側の回路において、抵抗R1の一端はPWM回路3の端子A1に接続され、抵抗R1の他端は抵抗R2の一端およびNPNトランジスタQ2のコレクタに接続される。抵抗R2の他端およびNPNトランジスタQ2のエミッタはグランドラインA2に接続される。NPNトランジスタQ2のベースはフォトサイリスタPC2SCRのカソードに接続される。フォトサイリスタPC2SCRのアノードは抵抗R4の一端に接続される。フォトサイリスタPC2SCRのゲートは抵抗R6の一端に接続される。抵抗R4の他端はPWM回路3、抵抗R6の他端、コンデンサC2およびダイオードD1のアノードの接続点に接続される。
変換回路13の出力電圧、すなわちダイオードD3のカソードとコンデンサC4の他端との接続点の電圧が所定電圧値を超えると、定電圧ダイオードZD1がオン状態となる。
定電圧ダイオードZD1がオン状態となると、フォトカプラPC2の発光ダイオードPC2Dに電流が流れて発光する。発光ダイオードPC2Dが発光すると、スイッチング周波数変更回路5におけるフォトサイリスタPC2SCRがオン状態となり、NPNトランジスタQ2がオフ状態となる。
NPNトランジスタQ2がオフ状態となると、抵抗R2の両端が短絡されないのでスイッチング周波数設定抵抗値が抵抗R1の抵抗値および抵抗R2の抵抗値の加算値になる。一方、過負荷でない場合はNPNトランジスタQ2がオン状態となる。NPNトランジスタQ2がオン状態となると、抵抗R2の両端が短絡されるのでスイッチング周波数設定抵抗値が抵抗R1の抵抗値になる。
したがって、本発明の第11の実施の形態に係るスイッチング電源装置では、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様に、過負荷によるトランスの絶縁破壊を防止するとともに小型化および低コスト化を図ることができる。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第12の実施の形態>
本実施の形態は、第10の実施の形態に係るスイッチング電源装置に対して、抵抗R2を短絡する素子を変更したスイッチング電源装置に関する。以下で説明する内容以外の構成および動作は第10の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様である。
本実施の形態は、第10の実施の形態に係るスイッチング電源装置に対して、抵抗R2を短絡する素子を変更したスイッチング電源装置に関する。以下で説明する内容以外の構成および動作は第10の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様である。
図13は、本発明の第12の実施の形態に係るスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。同図を参照して、このスイッチング電源装置は、第10の実施の形態に係るスイッチング電源装置に対して、スイッチング周波数変更回路5が抵抗R4〜R5を備えず、また、NPNトランジスタQ2の代わりにリレーRY2を備える。リレーRY2は、入力コイル(制御部)と、切り替え接点(スイッチ部)とを含む。
トランスT1の補助電源巻線L3側の回路において、抵抗R1の一端はPWM回路3の端子A1に接続され、抵抗R1の他端は抵抗R2の一端およびリレーRY2の切り替え接点の一端に接続される。抵抗R2の他端、リレーRY2の切り替え接点の他端およびリレーRY2の入力コイルの一端はグランドラインA2に接続される。リレーRY2の入力コイルの他端はフォトサイリスタPC2SCRのカソードに接続される。フォトサイリスタPC2SCRのアノードはPWM回路3、コンデンサC2およびダイオードD1のアノードの接続点に接続される。
変換回路13の出力電圧、すなわちダイオードD3のカソードとコンデンサC4の他端との接続点の電圧が所定電圧値を超えると、定電圧ダイオードZD1がオン状態となる。
定電圧ダイオードZD1がオン状態となると、フォトカプラPC2の発光ダイオードPC2Dに電流が流れて発光する。発光ダイオードPC2Dが発光すると、スイッチング周波数変更回路5におけるフォトサイリスタPC2SCRがオン状態となり、リレーRY2の入力コイルに電流が流れて切り替え接点がオフ状態となる。
リレーRY2の切り替え接点がオフ状態となると、抵抗R2の両端が短絡されないのでスイッチング周波数設定抵抗値が抵抗R1の抵抗値および抵抗R2の抵抗値の加算値になる。一方、過負荷でない場合はリレーRY2の切り替え接点がオン状態となる。リレーRY2の切り替え接点がオン状態となると、抵抗R2の両端が短絡されるのでスイッチング周波数設定抵抗値が抵抗R1の抵抗値になる。
したがって、本発明の第12の実施の形態に係るスイッチング電源装置では、第1の実施の形態に係るスイッチング電源装置と同様に、過負荷によるトランスの絶縁破壊を防止するとともに小型化および低コスト化を図ることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2 フィルタ回路、3 PWM回路、4 過負荷検出回路、5 スイッチング周波数変更回路(出力停止制御回路)、6 スイッチング回路、11〜13 変換回路、BD1 ブリッジダイオード、C1〜C4 コンデンサ、F1 ヒューズ、F2 温度ヒューズ、T1〜T2 トランス、Z1 出力端子部、L1 一次巻線、L2 二次巻線、L3 補助電源巻線、L4 過負荷検出用二次巻線、D1〜D3 ダイオード、Q1 NチャネルMOSトランジスタ(スイッチング素子)、Q2 NPNトランジスタ、ZD1 定電圧ダイオード、PC1〜PC2 フォトカプラ、PC1D,PC2D 発光ダイオード(発光素子)、PC1T フォトトランジスタ(受光素子)、PC2SCR フォトサイリスタ、RU 抵抗部、R1〜R6 抵抗、SCR1 サイリスタ、RY1〜RY2 リレー。
Claims (8)
- 負荷に直流電圧を供給するスイッチング電源装置であって、
一次巻線および二次巻線を有するトランスと、
スイッチング素子を含み、前記スイッチング素子のオン状態およびオフ状態を切り替えることにより直流入力電圧を交流電圧に変換し、前記変換した交流電圧を前記トランスの一次巻線に供給するスイッチング回路と、
前記トランスの二次巻線に誘起された交流電圧を直流電圧に変換し、前記変換した直流電圧を前記負荷に出力する変換回路と、
前記トランスの二次巻線に誘起された交流電圧に基づいて前記スイッチング電源装置の過負荷を検出する過負荷検出回路と、
前記過負荷検出回路によって過負荷が検出された場合には、前記スイッチング素子を破壊して前記変換回路の出力を停止させる制御を行なう出力停止制御回路とを備えるスイッチング電源装置。 - 前記出力停止制御回路は、前記過負荷検出回路によって過負荷が検出された場合には、前記スイッチング回路を制御して前記スイッチング素子のスイッチング周波数を高くすることにより、前記スイッチング素子を破壊して前記変換回路の出力を停止させる請求項1記載のスイッチング電源装置。
- 前記出力停止制御回路は、前記過負荷検出回路によって過負荷が検出された場合には、前記スイッチング回路を制御して前記スイッチング素子のスイッチング周波数を低くすることにより、前記スイッチング素子を破壊して前記変換回路の出力を停止させる請求項1記載のスイッチング電源装置。
- 前記過負荷検出回路は、
前記トランスの二次巻線に誘起された交流電圧に基づく電圧が所定電圧値を超える場合にオン状態となる定電圧ダイオードと、
前記定電圧ダイオードがオン状態となると電流が流れて発光する発光素子とを含み、
前記出力停止制御回路は、
前記発光素子が発光するとオン状態となる受光素子と、
前記受光素子がオン状態またはオフ状態であるかに応じて抵抗値が変化する抵抗部とを含み、
前記スイッチング回路は、前記抵抗部の抵抗値に応じて前記スイッチング素子のスイッチング周波数を変更する請求項1記載のスイッチング電源装置。 - 前記トランスは、さらに、補助電源巻線を有し、
前記スイッチング回路は、前記トランスの補助電源巻線に誘起される交流電圧に基づいて駆動され、
前記発光素子は、前記トランスの二次巻線側に配置され、
前記受光素子は、前記トランスの補助電源巻線側に配置される請求項4記載のスイッチング電源装置。 - 前記発光素子は発光ダイオードであり、前記受光素子はフォトトランジスタである請求項4記載のスイッチング電源装置。
- 前記発光素子は発光ダイオードであり、前記受光素子はフォトサイリスタである請求項4記載のスイッチング電源装置。
- 前記抵抗部は、少なくとも1個の抵抗を含み、前記抵抗の両端は、前記受光素子がオン状態となると短絡される請求項4記載のスイッチング電源装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107947561A (zh) * | 2018-01-09 | 2018-04-20 | 东莞育嘉电子有限公司 | 弱电控制强电的电源开关电路 |
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2005
- 2005-12-21 JP JP2005368088A patent/JP2007174791A/ja not_active Withdrawn
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CN107947561A (zh) * | 2018-01-09 | 2018-04-20 | 东莞育嘉电子有限公司 | 弱电控制强电的电源开关电路 |
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