JP2007174578A - 音声伝送システム - Google Patents

音声伝送システム Download PDF

Info

Publication number
JP2007174578A
JP2007174578A JP2005372993A JP2005372993A JP2007174578A JP 2007174578 A JP2007174578 A JP 2007174578A JP 2005372993 A JP2005372993 A JP 2005372993A JP 2005372993 A JP2005372993 A JP 2005372993A JP 2007174578 A JP2007174578 A JP 2007174578A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voice
signal
audio
unit
terminal device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005372993A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Sakamoto
英雄 阪本
Hiroaki Takeyama
博昭 竹山
Katsuhiko Kimura
克彦 木村
Kosaku Kitada
耕作 北田
Mitsuharu Ikeda
光治 池田
Morio Nakamura
守雄 中村
Yasuhisa Ihira
靖久 井平
Takemasa Shoji
武正 庄司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2005372993A priority Critical patent/JP2007174578A/ja
Publication of JP2007174578A publication Critical patent/JP2007174578A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

【課題】信号線の施工作業が簡素化できるとともに通話品質を確保しつつ音声の多チャンネル化が可能な音声伝送システムを提供する。
【解決手段】音声伝送システムは、信号線Lsを介して音声信号を送信する複数台の端末装置2と、端末装置2と信号線Lsで接続され、各端末装置2間の呼制御を行うとともに後述するタイムスロットTSi(i=1,2,…,n)を規定するための同期信号SYを送信する主装置1とを備えている。音声信号と制御信号を周波数分割多重化して共通の信号線Lsで伝送するため、信号線Lsの施工作業が簡素化できる。また、音声信号を時分割多重化して伝送することによって通話品質を確保しつつ音声の多チャンネル化が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、信号線を介して音声信号を伝送する音声伝送システムに関するものである。
従来、信号線を介して音声信号を伝送する音声伝送システムとしては、例えば、集合住宅の共用玄関に設置されたロビーインターホンと、各住戸に設置された住戸機との間で信号線を介して音声信号を送受信するインターホンシステムがある(例えば、特許文献1参照)。かかる従来システムにおいては、音声信号を伝送するための信号線と呼制御用の信号線の2系統の線路でロビーインターホンと各住戸機が接続されていた。
特開2005−260359号公報
しかしながら、上記従来例においては多数の端末装置(ロビーインターホン並びに住戸機)を音声信号用の信号線と制御信号用の信号線の2系統で接続しなければならず、信号線の施工に多大な労力を要し、コストの上昇を招くという問題があった。
また、上記従来例では、ロビーインターホンと何れかの住戸機が通話しているときに他の住戸機が通話することができなかった。なお、複数組の通話端末間で同時に通話を行うシステムとして、インターネットやイントラネット(LAN)などのTCP/IPネットワークを使って音声データを送受信する技術(VoIP<Voice over Internet Protocol>)を利用したシステムが存在するが、音声データ以外のパケットもネットワーク上に流れているために十分な通話品質が得られない場合がある。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、信号線の施工作業が簡素化できるとともに通話品質を確保しつつ音声の多チャンネル化が可能である音声伝送システムを提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、少なくとも音声を入力する音声入力手段を具備した1乃至複数の音声入力端末装置と、少なくとも音声を出力する音声出力手段を具備した1乃至複数の音声出力端末装置と、音声入力端末装置並びに音声出力端末装置と信号線で接続され音声入力端末装置と音声出力端末装置との間の呼制御を行う主装置とを備え、音声入力端末装置から音声出力端末装置へ信号線を介して音声信号を伝送する音声伝送システムであって、音声入力端末装置は、前記音声入力手段と、音声入力手段より入力された音声を符号化する符号化手段と、符号化された音声データを変調する変調手段と、割り当てられたタイムスロットに前記変調された音声データを含む音声信号を格納し信号線を介して送信する送信手段と、信号線を介し呼制御用の制御信号を音声信号と周波数分割多重化して送受信する制御信号送受信手段とを具備し、音声出力端末装置は、信号線を介して伝送される音声信号を受信する受信手段と、受信手段で受信する音声信号を復調する復調手段と、復調された音声データを復号化する復号化手段と、復号化された音声を出力する前記音声出力手段と、信号線を介し呼制御用の制御信号を音声信号と周波数分割多重化して送受信する制御信号送受信手段とを具備し、主装置は、前記タイムスロットを規定するための同期信号を信号線を介して各端末装置に送信する同期信号送信手段と、信号線を介して呼制御用の制御信号を送受信する制御信号送受信手段と、何れかの音声入力端末装置から呼確立要求の制御信号を受け取ったときに要求先の音声出力端末装置に対して呼確立要求の制御信号を送信するとともに要求元の音声入力端末装置並びに要求先の音声出力端末装置に対してタイムスロットの割り当てを通知する呼制御手段とを具備し、音声入力端末装置の送信手段並びに音声出力端末装置の受信手段は、主装置から割り当てられるタイムスロットに音声信号を格納して送受信することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、主装置の呼制御手段は、制御信号によってタイムスロットの割り当てを通知することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、主装置の呼制御手段は、同期信号によってタイムスロットの割り当てを通知することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3の何れかの発明において、撮像手段並びに撮像手段で撮像した映像を変調する映像変調手段を音声入力端末装置又は音声出力端末装置の少なくとも何れか一方に具備し、変調された映像を復調する映像復調手段並びに復調された映像を表示する表示手段を音声入力端末装置又は音声出力端末装置の他方に具備するとともに、変調された映像を含む映像信号を音声信号と周波数分割多重化して信号線を介し伝送する伝送手段を音声入力端末装置並びに音声出力端末装置の双方に具備することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、音声信号と制御信号を周波数分割多重化して共通の信号線で伝送するから信号線の施工作業が簡素化でき、また、音声信号を時分割多重化して伝送することによって通話品質を確保しつつ音声の多チャンネル化が可能となる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明と同様の効果を奏する。
請求項3の発明によれば、請求項2の発明と比較して呼制御の手順が簡素化できる。
請求項4の発明によれば、音声と同時に映像の多チャンネル化が可能となる。
(実施形態1)
本実施形態の音声伝送システムは、図1に示すように信号線Lsを介して音声信号を送受信する複数台の端末装置2と、端末装置2と信号線Lsで接続され、各端末装置2間の呼制御を行うとともに後述するタイムスロットTSi(i=1,2,…,n)を規定するための同期信号SYを送信する主装置1とを備えている。ここで、信号線Lsにはペア線などの平衡線路を用いているが、同軸線のような不平衡線路であっても構わない。また、エンハンストカテゴリー5あるいはカテゴリー6のLANケーブルの1ペアやCPEVケーブルの1ペアを信号線Lsに利用しても構わない。
端末装置2は、図1に示すようにマイクロホン20a及びスピーカ21aと、マイクロホン20aの出力を増幅するマイクロホンアンプ20bと、スピーカ21aへの入力を増幅するスピーカアンプ21bと、マイクロホンアンプ20bの出力をディジタル信号に変換するA/D変換器20cと、通話制御部22から出力されるディジタル信号をアナログ信号に変換してスピーカアンプ21bに入力するD/A変換器21cと、ディジタル信号に変換された音声の符号化及び復号化を行う符号化/復号化部22と、符号化/復号化御部22で符号化された音声データを変調して音声信号を生成し且つ信号線Lsから取り込まれた音声信号から音声データを復調する変復調部23と、変復調部23から出力される音声信号を増幅する送信アンプ24aと、変復調部23に入力する音声信号を増幅する受信アンプ24bと、CPUを主構成要素とし各部を制御する制御部25と、主装置1との間で信号線Lsを介して制御信号を送受信する制御信号送受信部26と、送信アンプ24aから出力される音声信号と制御信号送受信部26から出力される制御信号を周波数分割多重化して信号線Lsに送出するとともに信号線Lsから取り込まれる音声信号と制御信号を分離して音声信号を受信アンプ24bに出力し且つ制御信号を制御信号送受信部26に出力する分離多重部27とを具備する。すなわち、本実施形態における端末装置2は、音声を入力する音声入力手段(マイクロホン20a)と音声を出力する音声出力手段(スピーカ21a)を双方とも具備しているので、音声入力端末装置であると同時に音声出力端末装置でもある。但し、端末装置2の構成はこれに限定されるものではなく、音声入力手段を有し且つ音声出力手段を有しない音声入力端末装置、あるいは音声出力手段を有し且つ音声入力手段を有しない音声出力端末装置として構成されたものであっても構わない。なお、各端末装置2には固有の識別符号(ID)が付与されており、この識別符号によって各端末装置2が識別可能となっている。
主装置1は、CPUを主構成要素とする制御部10と、端末装置2との間で制御信号を送受信する制御信号送受信部11と、制御部10から与えられる同期データ(後述する)を変調して同期信号SYを生成する変調部12と、変調部12で変調された同期信号SYと制御信号送受信部11から出力する制御信号を周波数分割多重化して信号線Lsに送出するとともに信号線Lsから取り込まれる制御信号を分離して制御信号送受信部11に出力する分離多重部13とを具備する。
同期信号SYは、図2(a)に示すようにヘッダ部とデータ部で構成される。ヘッダ部は、プリアンブル、パケット種別、変調方式、データ長、誤り訂正符号で構成される。一方、データ部は、同期データ(実際は空)及び誤り訂正符号で構成される。また、図2(b)に示すように音声信号もヘッダ部とデータ部で構成される。ヘッダ部は、プリアンブル、送信元の端末装置2を示す識別符号(ID)、パケット種別、変調方式、データ長、誤り訂正符号で構成される。一方、データ部は、音声データと誤り訂正符号とで構成される。なお、同期信号SYはヘッダ部並びにデータ部ともBPSK(Binary Phase Shift Keying)等の変調方式で変調され、音声信号は、ヘッダ部がBPSK、データ部がBPSKあるいはQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)、64QAM等の変調方式で変調される。
主装置1並びに端末装置2においては、図3に示すように同期信号SYの立ち下がりから所定時間が経過した時点を先頭のタイムスロットTS1の開始時点とし、次の同期信号SYが立ち上がるまでの期間(信号送信期間)内に複数(n個)のタイムスロットTS1,TS2,…,TSnを配置している。ここで、本実施形態では信号送信期間内にn個のタイムスロットTSiを配置しているから、最大n/2台の端末装置2が1対1で音声信号を送受信できる。
次に、図4を参照して2台の端末装置2間で一対一の通話(個別通話)を行う場合における本実施形態の動作を説明する。なお、以下では端末装置Aと端末装置Bの2台が個別通話を行う場合を例示する。
まず、端末装置Aにおいて呼出釦(図示せず)が操作されると制御部25が相手の端末装置Bを呼び出すための呼出(呼確立)要求を生成して制御信号送信部26に与え、制御信号送信部26が呼出要求と自己の識別符号並びに相手の識別符号を制御信号により多重分離部27を介して信号線Lsに送出する。
一方、主装置1では、信号線Lsを介して伝送される制御信号を制御信号送受信部11で受信し、受信した制御信号に含まれる呼出要求、呼出元(要求元)の識別符号、呼出先(要求先)の識別符号を制御部10に渡す。制御部10は呼出先の識別符号を宛先として呼出要求を含む制御信号を制御信号送受信部11により送信させる。
呼出先の端末装置Bの制御信号送受信部26が主装置1から送信された制御信号を受信し、受信した制御信号に含まれる呼出要求を制御部25に渡すと、制御部25はスピーカ21aより報知音(呼出音)を鳴動させる。そして、端末装置Bにおいて応答釦(図示せず)が操作されると、制御部25では、呼出元の端末装置Aと個別通話することを了解した旨の肯定応答を生成して制御信号送信部26に与え、制御信号送信部26が肯定応答と自己の識別符号を制御信号により多重分離部27を介して信号線Lsに送出する。
主装置1においては、信号線Lsを介して伝送される制御信号を制御信号送受信部11で受信し、受信した制御信号に含まれる肯定応答、呼出先(要求先)の識別符号を制御部10に渡し、制御部10は呼出元の識別符号を宛先として呼確立通知を含む制御信号を制御信号送受信部11により送信させる。さらに、制御部10は呼出元並びに呼出先の各端末装置A,Bに対してそれぞれが音声信号を格納するタイムスロットTS1,TS2の割り当てを通知するための制御信号を制御信号送受信部11より送信させた後、変調部12から同期信号SYを出力させて信号線Lsに送出させる。
そして、呼出元の端末装置A並びに呼出先の端末装置Bにおいて、制御部25がマイクロホンアンプ20b、スピーカアンプ21b、A/D変換器20c、D/A変換器21c、符号化/復号化部22、変復調部23、送信アンプ24a、受信アンプ24bを起動し、マイクロホン20aで集音され符号化/復号化部22で符号化され変復調部23で変調された音声信号を、主装置1から自己に割り当てられたタイムスロットTS1又はTS2に格納して信号線Lsを介して送信し、相手に割り当てられたタイムスロットTS2又はTS1に格納されている音声信号を取り込んで変復調部23で復調するとともに音声データを符号化/復号化部22で復号化してスピーカ21aから相手の通話音声を鳴動させる。このようにして2台の端末装置A,Bが互いに別のタイムスロットTS1,TS2を使って音声信号を送受信することで個別通話が可能となる。ここで、個別通話においては2つのタイムスロットが占有されることになるから、合計n個のタイムスロットが存在する場合は、最大でn/2組の端末装置2が同時に個別通話できることになる。
次に、図5を参照して3台の端末装置2間で多対多の通話(一斉通話)を行う場合における本実施形態の動作を説明する。なお、以下では端末装置Aと端末装置Bと端末装置Cの3台が一斉通話を行う場合を例示する。
まず、端末装置Aにおいて一斉呼出釦(図示せず)が操作されると制御部25が他の端末装置B,Cを一斉に呼び出すための一斉呼出要求を生成して制御信号送信部26に与え、制御信号送信部26が一斉呼出要求と自己の識別符号を制御信号により多重分離部27を介して信号線Lsに送出する。
一方、主装置1では、信号線Lsを介して伝送される制御信号を制御信号送受信部11で受信し、受信した制御信号に含まれる一斉呼出要求と呼出元の識別符号を制御部10に渡す。制御部10は一斉呼出先の識別符号をそれぞれ宛先として一斉呼出要求を含む制御信号を制御信号送受信部11により送信させる。
一斉呼出先の端末装置B,Cの制御信号送受信部26が主装置1から送信された制御信号を受信し、受信した制御信号に含まれる一斉呼出要求を制御部25に渡すと、制御部25はスピーカ21aより報知音(呼出音)を鳴動させる。そして、端末装置B,Cにおいて応答釦(図示せず)が操作されると、制御部25では一斉通話することを了解した旨の肯定応答を生成して制御信号送信部26に与え、制御信号送信部26が肯定応答と自己の識別符号を制御信号により多重分離部27を介してそれぞれ信号線Lsに送出する。
主装置1においては、信号線Lsを介して伝送される制御信号を制御信号送受信部11で受信し、受信した制御信号に含まれる肯定応答、一斉呼出先の識別符号を制御部10に渡し、制御部10は呼出元の識別符号を宛先として呼確立通知を含む制御信号を制御信号送受信部11により送信させる。さらに、制御部10は呼出元並びに呼出先の各端末装置A,B,Cに対してそれぞれが音声信号を格納するタイムスロットTSiの割り当てを通知するための制御信号を制御信号送受信部11より送信させた後、変調部12から同期信号SYを出力させて信号線Lsに送出させる。ここで、一斉通話の場合には各端末装置A,B,C毎に送話(送信)用のタイムスロットTS1,TS2,TS3と受話(受信)用のタイムスロットTS4,TS5,TS6がそれぞれ割り当てられる。
そして、各端末装置A,B,Cにおいて、制御部25がマイクロホンアンプ20b、スピーカアンプ21b、A/D変換器20c、D/A変換器21c、符号化/復号化部22、変復調部23、送信アンプ24a、受信アンプ24bを起動し、マイクロホン20aで集音され符号化/復号化部22で符号化され変復調部23で変調された音声信号を、主装置1から自己に割り当てられた送話用のタイムスロットTS1,TS2,TS3に格納して信号線Lsを介して送信する。ここで主装置1においては、送信用のタイムスロットTS1,TS2,TS3に格納された音声信号を制御部10に取り込み、制御部10で端末装置B,Cから送信された音声データを結合した音声信号を生成して端末装置Aに割り当てた受信用のタイムスロットTS4に格納するとともに、端末装置A,Cから送信された音声データを結合した音声信号を生成して端末装置Bに割り当てた受信用のタイムスロットTS5に格納し、さらに端末装置A,Bから送信された音声データを結合した音声信号を生成して端末装置Cに割り当てた受信用のタイムスロットTS6に格納する。
したがって、端末装置A,B,Cでは受信用のタイムスロットTS4,TS5,TS6に格納されている音声信号を取り込んで変復調部23で復調するとともに音声データを符号化/復号化部22で復号化してスピーカ21aから鳴動させることにより、端末装置Aでは他の端末装置B,Cから送信された音声が聞こえ、端末装置Bでは他の端末装置A,Cから送信された音声が聞こえるとともに、端末装置Cでは他の端末装置A,Bから送信された音声が聞こえるために一斉通話が可能となる。
上述のように本実施形態によれば、音声信号と制御信号を周波数分割多重化して共通の信号線Lsで伝送するため、信号線Lsの施工作業が簡素化できる。また、音声信号を時分割多重化して伝送することによって通話品質を確保しつつ音声の多チャンネル化が可能となる。
なお、本実施形態では制御信号によって端末装置2に対するタイムスロットTSiの割り当てを通知しているが、制御信号の代わりに同期信号SYによってタイムスロットTSiの割り当てを各端末装置2に通知することも可能である。例えば、同期信号SYのデータ部を構成する同期データとして各端末装置2の識別符号とタイムスロットTSiの割り当てを対応させるデータを送信すればよい。このように同期信号SYを使ってタイムスロットTSiの割り当てを通知すれば、タイムスロットTSiの割り当てを通知するために制御信号を伝送する手順が不要となる。
(実施形態2)
本実施形態は、音声信号と映像信号を周波数分割多重化して端末装置2間で伝送する点に特徴がある。但し、本実施形態における端末装置2の基本構成並びに主装置1の構成は実施形態1と共通するから、共通の構成要素には同一の符号を付して適宜図示並びに説明を省略する。
本実施形態における端末装置2は、図6に示すように実施形態1における端末装置2の構成に追加して、CCDやCMOSなどの個体撮像素子を有し撮像した映像をディジタル信号で出力する撮像部28と、LCD(液晶ディスプレイ)やCRT(ブラウン管)などの表示デバイスを有し、映像復調部30で復調された映像データを復号化した映像を表示デバイスで表示する映像表示部29と、撮像部28から出力される映像データを含む映像信号を変調するとともに信号線Lsから取り込まれた映像信号から映像データを復調して映像表示部29に出力する映像変復調部30と、映像変復調部30から出力される映像信号を増幅する送信アンプ31aと、映像変復調部30に入力する映像信号を増幅する受信アンプ31bとを具備する。ここで映像信号は、変復調部23による音声信号の変調周波数(キャリアの周波数)よりも高い変調周波数で映像変復調部30により変調され、分離多重部27にて音声信号並びに制御信号と周波数分割多重化され、音声信号とともにタイムスロットTSiに格納されて信号線Lsを介して伝送される。なお、映像信号の変調方式としては、QPSKや16QAMあるいは64QAMなどの変調方式が採用可能である。
而して本実施形態によれば、2台の端末装置2間で個別通話を行う際に音声信号だけでなく映像信号も合わせて伝送し、互いに相手の端末装置2で撮像された映像を映像表示部29で表示しながら通話することができる。
ここで、図7に示すようにゲート装置103の接続口に対して機能モジュール108のコネクタを接続するだけで機能モジュール108の電力路と、情報路とを同時に確保でき、しかも機能モジュール108をどのゲート装置103にも接続できるレイアウトフリーで施工性に優れた配線システムがある。かかる配線システムは、建物内の適所において埋め込み配設している1乃至複数のスイッチボックス102を設け、各スイッチボックス102間に壁面内に先行配線した電力線110と、情報線111とを送り配線するとともに、始端のスイッチボックス102に対しては、配線盤101内に引き込まれた主幹ブレーカMBと分岐ブレーカBBとを介して屋内に引き込まれた力線110と、外部のインターネット網NTにゲートウェイ120(ルータ、ハブ内蔵)を介して接続されている情報線111とが、接続されている。そして、このような配線システムに本発明に係る音声伝送システムを組み込むことも可能である。
本発明の実施形態1を示すシステム構成図である。 (a)は同上における同期信号の説明図、(b)は同上における音声信号の説明図である。 同上における同期信号並びにタイムスロットのタイムチャートである。 同上における個別通話時の動作説明図である。 同上における一斉通話時の動作説明図である。 本発明の実施形態2における端末装置のブロック図である。 同上を組み込む配線システムのシステム構成図である。
符号の説明
1 主装置
2 端末装置
20a マイクロホン
21a スピーカ
22 符号化/復号化部
23 変復調部
25 制御部
26 制御信号送受信部
27 分離多重部
SY 同期信号
Ls 信号線

Claims (4)

  1. 少なくとも音声を入力する音声入力手段を具備した1乃至複数の音声入力端末装置と、少なくとも音声を出力する音声出力手段を具備した1乃至複数の音声出力端末装置と、音声入力端末装置並びに音声出力端末装置と信号線で接続され音声入力端末装置と音声出力端末装置との間の呼制御を行う主装置とを備え、音声入力端末装置から音声出力端末装置へ信号線を介して音声信号を伝送する音声伝送システムであって、
    音声入力端末装置は、前記音声入力手段と、音声入力手段より入力された音声を符号化する符号化手段と、符号化された音声データを変調する変調手段と、割り当てられたタイムスロットに前記変調された音声データを含む音声信号を格納し信号線を介して送信する送信手段と、信号線を介し呼制御用の制御信号を音声信号と周波数分割多重化して送受信する制御信号送受信手段とを具備し、
    音声出力端末装置は、信号線を介して伝送される音声信号を受信する受信手段と、受信手段で受信する音声信号を復調する復調手段と、復調された音声データを復号化する復号化手段と、復号化された音声を出力する前記音声出力手段と、信号線を介し呼制御用の制御信号を音声信号と周波数分割多重化して送受信する制御信号送受信手段とを具備し、
    主装置は、前記タイムスロットを規定するための同期信号を信号線を介して各端末装置に送信する同期信号送信手段と、信号線を介して呼制御用の制御信号を送受信する制御信号送受信手段と、何れかの音声入力端末装置から呼確立要求の制御信号を受け取ったときに要求先の音声出力端末装置に対して呼確立要求の制御信号を送信するとともに要求元の音声入力端末装置並びに要求先の音声出力端末装置に対してタイムスロットの割り当てを通知する呼制御手段とを具備し、
    音声入力端末装置の送信手段並びに音声出力端末装置の受信手段は、主装置から割り当てられるタイムスロットに音声信号を格納して送受信することを特徴とする音声伝送システム。
  2. 主装置の呼制御手段は、制御信号によってタイムスロットの割り当てを通知することを特徴とする請求項1記載の音声伝送システム。
  3. 主装置の呼制御手段は、同期信号によってタイムスロットの割り当てを通知することを特徴とする請求項1記載の音声伝送システム。
  4. 撮像手段並びに撮像手段で撮像した映像を変調する映像変調手段を音声入力端末装置又は音声出力端末装置の少なくとも何れか一方に具備し、変調された映像を復調する映像復調手段並びに復調された映像を表示する表示手段を音声入力端末装置又は音声出力端末装置の他方に具備するとともに、変調された映像を含む映像信号を音声信号と周波数分割多重化して信号線を介し伝送する伝送手段を音声入力端末装置並びに音声出力端末装置の双方に具備することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の音声伝送システム。
JP2005372993A 2005-12-26 2005-12-26 音声伝送システム Pending JP2007174578A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005372993A JP2007174578A (ja) 2005-12-26 2005-12-26 音声伝送システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005372993A JP2007174578A (ja) 2005-12-26 2005-12-26 音声伝送システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007174578A true JP2007174578A (ja) 2007-07-05

Family

ID=38300500

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005372993A Pending JP2007174578A (ja) 2005-12-26 2005-12-26 音声伝送システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007174578A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018101827A (ja) * 2016-12-19 2018-06-28 株式会社コスミックエンジニアリング ヘリコプター中継機器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018101827A (ja) * 2016-12-19 2018-06-28 株式会社コスミックエンジニアリング ヘリコプター中継機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2319434A (en) Audio/video conferencing and telephony
JP2007124227A (ja) テレビドアホンシステム
JP2007202116A (ja) 音声伝送システム
JP2010098463A (ja) インターホンシステム
JP5285392B2 (ja) データ伝送方法並びにデータ伝送システム
JP4661586B2 (ja) 音声伝送システム
JP2007174578A (ja) 音声伝送システム
JP4661585B2 (ja) 音声伝送システム
JP4391362B2 (ja) 画像通信装置
JP4915902B2 (ja) 音声伝送システム
JP2009055362A (ja) 映像送信装置
JP5330661B2 (ja) インターホン親機
JP3960357B2 (ja) 音声伝送システム
JP4888107B2 (ja) 音声伝送システム
JP2007202118A (ja) 音声伝送システム
JP4422715B2 (ja) 音声伝送システム
JP2009055361A (ja) 映像送信装置
JP2009055364A (ja) 映像送信装置
JP3960359B2 (ja) 音声伝送システム
JP3960358B2 (ja) 音声伝送システム
JP4888106B2 (ja) 音声伝送システム
JP4991276B2 (ja) 音声伝送システム
JP2007006416A (ja) テレビドアホンシステム
JP4888108B2 (ja) 音声伝送システム
JP4981585B2 (ja) 映像伝送システムの中継装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070514

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20070828

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071225