JP4391362B2 - 画像通信装置 - Google Patents

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本発明は、ブロードバンド通信IP網を利用したTV電話サービスの構成に係り、特にIP−TV電話機能を有する画像通信装置に関する。
音声による交信と画像による交信を同時に行うTV電話は、ISDN(Integrated Service Digital Network)を使ったディジタルネットワークで実現化される。このISDNでは、Dチャネルに発呼側と着信側の接続を行うためのデータを収容して、それに附属するBチャネルに音声や映像のデータを収容することで、一つのダイヤリング番号操作で呼を接続してTV電話を使うことができた。しかし、ISDNではダイヤリングによる回線接続を1対1で保証するために、利用コストが高くまたナローバンドと呼ばれBチャネルを用いた64kbps程度の転送速度でのサービスであったために、滑らかな映像が見えるまでに至らず、利用範囲は限られていた。
ISDNに変わってIP(インターネット プトコル)を利用したネットワーク(網)がディジタルネットワークとして台頭し、特に近年はADSL(Asymmetrical Digital Subscriber Line)やFTTH(Fiber To The Home)などISDNの数倍から数百倍のデータ通信ができるブロードバンド通信が利用できるようになった。このIP網では、ベストエフォートと呼ばれる全データの転送は保証しない代わりに利用者同士でネットワークの帯域を共有することで施設の利用コストが大幅に下がり、ブロードバンドの利用も可能となった。利用者が少ない時(輻輳していないとき)には伝送速度でISDNに比べて格段に良質な映像交信が低料金で利用できるようになった。
図4を用いて、音声交信のためのIP電話サービスの概要を説明する。アナログ電話機10−1とアナログ電話機10−2は、それぞれIP電話アダプタ110−1とIP電話アダプタ110−2を経由してIP網14を介して接続され、音声交信1−5,1−6がなされる。また、アナログ電話機10−1は、公衆電話網13に接続されたアナログ電話機10−3と、IP電話アダプタ110−1を経由して公衆電話網13を介して接続され、音声交信1−3,1−4がなされる。さらに、アナログ電話機10−1は、IP電話アダプタ110−1を経由してIP網14、公衆電話網13とIP網14に配置されたゲートウェイ16、公衆電話網13を介して、アナログ電話機10−3と接続され、音声交信1−7,1−8がなされる。
IP網を利用したTV電話の一つの形態として、専用のマイクと専用のWebカメラと繋いだPC(Personal Computer)を利用して、音声信号と映像信号をコンピュータデータ化して、IP網に設けたインターネットプロバイダのサービスを介して双方向交信する形態が現れた。この構成では、音声データと映像データを束ねて一つのIPアドレスを付与して、サービスプロバイダと契約するとともに、専用のソフトをインストールして専用のサービスサーバを介してデータ交信を行う手法がとられた。
このPC利用のTV電話サービスは、一般的な電話の利用とは独立したインターネットサービスプロバイダと専用の契約を結ぶことによって契約利用者間でのTV電話としての利用する方式であるために、一般的な音声電話とは別のシステムとなり、一般利用者にとっては使い勝手が余り良くないものであった。さらに、ディジタルデバイド層と呼ばれるPCの操作に慣れていない利用者に対してはほとんどが不要な機能を持つ高価なPCを購入する必要があるということ、PCという複雑な設定を使いこなさなくてはならない困難さがあるということから、利用は限定的なものであった。
ディジタルデバイド層を含めた利用者として、現時点では、TV電話の構成としては従来の電話サービスをベースに映像を加えることにより、PCを用いることなく、TV電話として利用できるならばその方が望ましいものである。
この形態のIP−TV電話の一例としては、既存の公衆電話網を利用した音声電話機で音声交信を行いながら、インターネット網で映像交信を行うシステムについて、(株)サン・コミュニケーションズから「Visual Phone Adapter(仮称)」が発表されている。このシステムは、電話線に専用のTV電話アダプタを接続し、TV電話アダプタから音声電話線とLANケーブルをIP電話アダプタ機能付ADSLモデムに接続して、PCを経由せずにIP網を経由してTV電話アダプタ同士で交信してTV電話を実現するものである。この製品はIP電話の音声通話上から相手IPアドレスを取得して映像交信を行うという独自の方式を用いてTV電話サービスができるとしている(例えば、非特許文献1参照)。
また、ボタン電話装置からのボタン情報を検出してコンピュータへ指示を読み出し、この指示をコンピュータへ送信し、コンピュータが受けた指示をあらかじめ定めた変換テーブルを参照して所定の動作を行うようことにより、ボタン電話装置をコンピュータの入力装置として用いることが提案されている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−312262号公報 http://www.suncomm.co.jp/vpa/index.html
上記従来の技術では、IP電話利用時にのみ相互に映像配信が可能であり、公衆電話網を利用して音声系交信を行い、PCを使用せずにIP網を利用したIP電話によって映像系交信を行うことはできなかった。
本発明は、ブロードバンド通信IP網を利用して、公衆電話網使用またはIP電話による音声通信を行いながら画像配信を行うTV電話ができるようにすることを目的とする。さらに、本発明は、IP電話機能付ブロードバンドルータを使用する場合に、IP−TV電話アダプタとして既存の装置のIP電話機能を継続しながら、映像交信機能を追加することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、アナログ電話機と接続する第1のアナログポートと、カメラおよび映像ディスプレイ装置と接続し画像を入出力する第2のアナログポートと、公衆電話網と接続する第3のアナログポートと、IP網と接続する第1および第2のディジタルポートと、アナログ電話機と公衆電話網との間でアナログ電話制御を行うアナログ電話アダプタ部と、アナログ電話機とIP電話網との間でIP電話制御を行うIP電話アダプタ部と、IP電話とIP映像通信の制御と設定を行うIP電話・映像制御/設定部と、映像ディスプレイおよびカメラとIP網との間でIP映像通信制御を行うIP映像アダプタ部とを具備した画像通信装置であって、IP電話アダプタ部およびIP映像アダプタ部とIP網との間で通信を制御するブロードバンドルータを備え、IP電話アダプタ部がディジタルポートからIP網との間で端末間を接続する端末間接続手順と、端末間でデータを伝送する伝達手順とを備え、IP電話・映像制御/設定手段が音声系交信の接続先電話番号から映像系交信の接続先情報を特定し音声系および映像系の接続を制御する機能を備え、IP映像アダプタ部がディジタルポートからIP網との間で端末間を接続する端末間接続手順と、端末間でデータを伝送する伝達手順と、画像圧縮符号化・復号化手段とを備え、前記IP電話・映像制御/設定手段が前記アナログ電話アダプタ部または前記IP電話アダプタ部を介した音声通信の接続先電話番号を用いて画像通信の接続を実行し、前記IP映像アダプタ部を介してIP網経由で画像通信を行うことを特徴とする。
また、本発明は、上記画像通信装置において、第1および第2のディジタルポートがLANインタフェースとしての10BASE−T/100BASE−TXポートであること、アナログ電話アダプタ部が、オンフック/オフフック信号検出手段と、公衆電話網との接続処理を行う回線接続処理手段と、公衆電話網接続インタフェースと、着信からトーンを検出するトーン検出手段と、DTMF発生手段とを有し、IP電話アダプタ部が、アナログ電話機からのプッシュボタン(PB)信号を検出するPB信号検出手段と、着信からトーンを検出するトーン検出手段と、アナログ電話機に通知するトーンを発生するトーン発生手段と、IP網との接続処理を行う回線接続処理手段と、IP網接続インタフェースとを備えることを特徴とする。
さらに、本発明は、上記画像通信装置において、IP電話・映像制御/設定手段が、音声交信接続が確立した状態で映像交信要求があったときに、対応する相手にIP通信網を介しての接続指示をIP映像アダプタに出力すること、IP映像アダプタが、画像合成処理/表示制御手段と、IP網との接続処理を行う回線接続処理手段とを備えることを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明は、アナログ電話機と接続する第1のアナログポートと、カメラおよび映像ディスプレイ装置と接続し画像を入出力する第2のアナログポートと、IP電話機能付ブローとバンドルータと接続する第3のアナログポートと、IP電話機能付ブロードバンドルータと接続するディジタルポートと、アナログ電話機とIP電話機能付ブロードバンドルータとの間でアナログ電話制御を行うアナログ電話アダプタ部と、IP電話とIP映像通信の制御と設定を行うIP電話・映像制御/設定部と、映像ディスプレイおよびカメラとIP電話機能付ブロードバンドルータとの間でIP映像通信制御を行うIP映像アダプタ部とを具備し、IP電話機能付ブロードバンドルータに接続される画像通信装置であって、IP電話・映像制御/設定手段が音声系交信の接続先電話番号から映像系交信の接続先情報を特定し音声系および映像系の接続を制御する機能を備え、IP映像アダプタ部がディジタルポートからIP電話機能付ブロードバンドルータを介してIP網との間で端末間を接続する端末間接続手順と、端末間でデータを伝送する伝達手順と、画像圧縮符号化・復号化手段とを備え、前記IP電話・映像制御/設定手段が前記アナログ電話アダプタを介した音声通信の接続先電話番号を用いて画像通信の接続を実行し、前記IP映像アダプタ部を介してIP網経由で画像通信を行うことを特徴とする。
また、本発明は、上記画像通信装置において、第2のディジタルポートがLANインタフェースとしての10BASE−T/100BASE−TXポートであること、アナログ電話アダプタ部が、オンフック/オフフック信号検出手段と、公衆電話網との接続処理を行う回線接続処理手段と、公衆電話網接続インタフェースと、着信からトーンを検出するトーン検出手段とを有することを特徴とする。
さらに、本発明は、上記画像通信装置において、IP電話・映像制御/設定手段が、音声交信接続が確立した状態で映像交信要求があったときに、対応する相手にIP通信網を介しての接続指示をIP映像アダプタに出力すること、IP映像アダプタが、画像合成処理/表示制御手段と、IP網との接続処理を行う回線接続処理手段とを備えることを特徴とする。
上記構成を有する本発明は、ブロードバンド通信IP網を利用して、公衆電話網使用またはIP電話による音声通信を行いながら画像配信を行うTV電話ができ、また、既存の様々なタイプのアナログ電話機をそのまま映像交信用の呼接続や表示制御に使用することが可能であり、TV電話の普及を促すことができる。
以下、本発明の第1の実施例にかかるIP−TV電話システムの基本構成について図1(A)を用いて説明する。この実施例は、画像通信装置すなわちIP−TV電話アダプタがIP電話機能を有するとともにブロードバンドルータを具備している例である。このIP−TV電話アダプタを用いたIP−TV電話システムは、図4に示した音声交信系をそのまま用いており、映像交信系はIP網14を介して行われる。すなわち、この実施例の画像通信システムは、アナログ電話機10−1,10−2をIP−TV電話アダプタ100−1,100−2を経由して公衆電話網13またはIP網14を介して接続して、音声交信1−3、1−4または1―5,1―6するとともに、カメラ12−1と映像ディスプレイ装置11−2とカメラ12−2と映像ディスプレイ装置11−1とをIP−TV電話アダプタ100−1,100−2を経由してIP網14を介して接続して、映像交信2−3,2−4が行われる。
IP−TV電話アダプタ100−1,100−2においては、公衆電話網13またはIP網14の音声系交信の接続先に関する情報すなわち接続先電話番号3をIP接続情報として用い、同じ相手先と音声系交信および映像系交信を行う。すなわち、IP−TV電話アダプタ100−1,100−2では、映像信号の呼接続のために、IP電話の音声交信の番号すなわち接続先電話番号に関連した情報や公衆電話網の音声交信の呼接続情報すなわち接続先電話番号などの情報3を画像交信系に通知する。映像系IP電話機能(映像交信系)側では、音声交信における呼接続情報(接続先電話番号)から映像交信の接続先を判断して映像系呼接続を実行する。
すなわち、映像交信系では、独立して映像交信系の呼接続処理を実行して映像交信が可能な状態とする。この映像交信が可能な状態は利用者に表示され、利用者の操作により、自カメラ12−1で撮影した映像データをIP網14を介して送信2−3し、相手のカメラ12−2で撮影した映像データ2−4を映像ディスプレイ装置11−1に表示することが可能である。逆に、相手側もIP−TV電話アダプタ100−2により、カメラ12−2の映像データをIP網14を介して送信2−4し、相手のカメラ12−1で撮影した映像データ2−3を映像ディスプレイ装置11−2に表示することが可能であり、映像交信を音声通信と同時に行うことでIP−TV電話を実現する。
上記流れにおいて、当事者間の直接的な交信が行われる形であるが、実際の映像呼接続に利用される相手情報は、相手との電話音声から取得するIPアドレスでなく、ダイヤリングの番号(接続先電話番号)をベースとするものである。
図2を用いて、第1の実施例にかかるIP−TV電話アダプタ100の詳細な構成を説明する。このIP−TV電話アダプタ100は、IP電話機能およびブロードバンドルータ機能を有している。画像通信装置すなわちIP−TV電話アダプタ100は、アナログ電話制御を行うアナログ電話アダプタ部40と、IP電話制御を行うIP電話アダプタ部50と、音声系交信の接続情報(接続先電話番号)から映像系交信の接続情報などを作成し、音声系および映像系の接続などを制御するIP電話・映像制御/設定部60と、映像IP電話制御を行うIP映像アダプタ部70と、IP網との接続を制御するブロードバンドルータ部21とを有して構成される。さらに、IP−TV電話アダプタ100は、アナログ電話機10からの通話を、アナログ電話アダプタ部40−1またはIP電話アダプタ部50に切り替える分岐切替手段49と、相手映像装置の情報を表示する相手映像装置情報表示手段69とを有している。
アナログ電話アダプタ部40−1は、アナログ電話機10からのオンフック信号またはオフフック信号を検出するオンフック/オフフック信号検出手段41と、アナログ外線からの着信トーンを検出するトーン検出手段42と、IP電話・映像制御/設定部60からの信号に基づいてDTMFを生成するDTMF発生手段43と、IP電話・映像制御/設定部60からの信号に基づいて公衆電話網13との回線接続を実行する回線接続処理手段44と、公衆電話網13との接続を整合させる公衆電話網接続インタフェース45とを有して構成される。アナログ電話アダプタ部40−1は、一方が第1のアナログポートAP1を介してアナログ電話機10に接続された分岐切替手段49に、他方が公衆電話網13に接続される第3のアナログポートAP3に接続される。
分岐切替手段49は、一方が、アナログ電話機10と接続される第1のアナログポートAP1に接続され、他方が、アナログ電話アダプタ部40−1とIP電話アダプタ部50に接続される。
IP電話アダプタ部50は、ディジタル/アナログ変換(D/A)手段51と、アナログ/ディジタル変換(A/D)手段52と、IP電話・映像制御/設定部60からの指示に基づいてアナログ電話機10へのトーン信号を発生するトーン発生手段53と、アナログ電話機10からのダイヤル信号であるプッシュボタン(PB)信号を検出するPB信号検出手段54と、IP網14からの音声交信からトーンを検出するトーン検出手段55と、IP網14からの符号化音声信号を復号するデコーダ56と、アナログ電話機からの音声信号を符号化するエンコーダ57と、IP電話・映像制御/設定部60からの信号に基づいてIP網14との回線接続を実行する回線接続処理手段58と、IP網14との接続を整合させる音声電話IP網接続インタフェース59とを有して構成される。IP電話アダプタ部50の一方が分岐切替手段49に、他方がブロードバンドルータ部21を介してLANインタフェースとしての10BASE−T/100BASE−TXポートである第1のディジタルポートDP1に接続される。
IP電話・映像制御/設定部60は、アナログ電話アダプタ部40とIP電話アダプタ部50からの検出信号に基づいてこれらの制御を行う音声系制御信号処理手段61と、音声系制御信号処理手段61からの信号およびIP映像アダプタ部70ならびに保守端末制御部63からの信号に基づいてIP映像アダプタ部70の制御を行う映像系制御信号処理手段62と、保守端末制御63とを有して構成される。保守端末制御手段63は、保守端末18と接続され、IP−TV電話アダプタの保守および制御を行う。
IP映像アダプタ部70は、ディジタル/アナログ変換(D/A)手段71と、アナログ/ディジタル変換(A/D)手段72と、画像の合成や表示制御を行う画像合成処理/表示制御手段73と、IP網14からの圧縮符号化映像信号を復号するデコーダ74と、カメラ12からの映像信号を圧縮符号化するエンコーダ75と、IP電話・映像制御/設定部60からの信号に基づいてIP網14との回線接続を実行する回線接続処理手段76と、IP網14との接続を整合させる映像IP網接続インタフェース77とを有している。IP映像アダプタ部70の一方が映像ディスプレイ装置11およびカメラ12が接続される第2のアナログポートAP2に、他方がブロードバンドルータ部21を介してLANインタフェースとしての10BASE−T/100BASE−TXポートである第2のディジタルポートDP2に接続される。
ブロードバンドルータ部21は、IP網14に接続される第1のディジタルポートDP1と、IP網14に接続される第2のディジタルポートDP2とを有し、内部側ではIP電話アダプタ部50とIP映像アダプタ部70に接続される。
アナログ電話機10のダイヤル信号や音声信号1−1は、分岐切替手段49で、アナログ電話アダプタ部40−1とIP電話アダプタ部50に分岐される。オンフック/オフフック信号検出手段41ではアナログ電話機10の受話器のオンフック信号またはオフフック信号を検出して利用者が電話を利用することを把握する。その検出情報4−1はIP電話・映像制御/設定部60の音声系制御信号処理手段61に通知される。音声系制御信号処理手段61からは、トーン信号発声指示5−4をトーン発生部53に送信して利用者にオフフックの音が聞こえるようトーンを発生させる。そのトーン3−2がアナログ電話機10への経路に挿入される。トーン3−2は、D/A手段51でアナログ信号に変換され、切替指示6−4によりIP電話接続に設定された分岐切替手段49を経由してアナログ電話機10の受信音1−2となる。利用者はこの音を聞いて電話がON状態であることを確認することにより次のダイヤリング操作を行うことが可能である。
アナログ電話機10のダイヤル信号1−1は、IP電話アダプタ部50のA/D変換手段52でディジタル信号化される。PB信号検出手段54で検出されたダイヤル情報5−1は、音声系制御信号処理手段61に通知される。音声系制御信号処理手段61ではダイヤル内容に応じてIP電話呼接続設定制御またはアナログ電話呼接続設定制御の判定を行う。
IP電話呼接続設定制御では、公衆電話網13に限定された番号以外の番号についてIP網14経由での音声電話接続を実行する。相手側電話番号に対応するIP網14での宛名URIが得られる情報通知と呼接続指示5−3を回線接続処理手段58に対して行う。回線接続処理手段58ではSIP等呼接続処理との整合を取りながら、IP網14経由での呼接続処理を行う。それらの信号は全てIPパケットとして音声電話IP網接続インタフェース59を経由し、さらにブロードバンドルータ部21を介して外線信号1−5としてIP網14のインターネットサービスプロバイダとの接続処理を行う。
接続が確立すると、回線接続処理手段58を経由して利用者の音声がIP網14を介して交信される。回線接続処理手段58から音声系制御信号処理手段61にIP電話呼接続が通知5−3されると、その情報を映像系制御信号処理手段62に通知6−1する。もし、輻輳などによりIP網14の音声呼接続において相手が接続できない場合には、公衆電話網13を経由したアナログ電話呼接続制御を行い、アナログによる音声電話を接続する。
アナログ電話呼接続制御では、音声系制御信号処理手段61から回線接続処理手段44に接続指示4−4が通知され、DTMF発生手段43に利用者のダイヤル番号をトーンとして発生する指示4−3が通知される。DTMF発生手段43は、指示4−3によりダイヤル番号3−1を出力する。信号回線接続処理手段44では公衆電話網接続インタフェース45を経由して外線とアナログ信号線が接続するようにしてDTMF発生手段43からのダイヤル番号信号1−3を発信する。相手との接続は相手からの信号1−4に含まれる呼出トーンの変化などをトーン検出手段42で検出して、呼接続確立情報として音声系制御信号処理手段61に通知4−2する。
以上の処理により、音声電話の呼接続をIP網14経由または公衆電話網13経由で確立すると共にその後のIP映像呼接続制御が可能となる。
次に、IP映像呼接続制御に関して説明する。相手映像装置情報確認のためにアナログ電話機10からの指定ダイヤルを、PB信号検出手段54において検出して音声系制御信号処理手段61に通知5−1し、さらに映像系制御信号処理手段62に通知6−1するか、または、保守端末18からの設定により保守端末制御部66から映像系制御信号処理手段62へ通知する。映像系制御信号処理手段62からはIP映像アダプタ部70の回線接続処理手段76に上記の相手の電話番号情報と映像呼接続指示が通知6−3される。回線接続処理手段76ではSIP等呼接続処理との整合を取りながら、IP網14経由での呼接続処理を行う。それらの信号は、全てIPパケットとして映像IP網接続インタフェース77を経由してブロードバンドルータ部21を介して外線信号2−3となり、IP網14のインターネットサービスプロバイダとの接続処理を進める。
接続が確立すると映像呼接続情報が通知6−3される。映像系制御信号処理手段62では、映像呼接続が確立されたことを相手映像装置情報表示手段69に対して交信可能と表示するよう指示6−5し、相手映像装置情報表示手段69はその指示に従い映像交信可能を表示する。利用者はその表示を見て映像接続が可能であることを確認し、アナログ電話機10から指定ダイヤルを入力する。PB信号検出手段54が検出した検出通知5−1を音声系制御信号処理手段61が受けて映像系制御信号処理手段62に通知6−1し、そこから回線接続処理手段76にカメラ12からの撮影信号2−1をA/D手段72でディジタル変換してエンコーダ75でエンコードした信号を、映像IP網接続インタフェース77を介して外線信号2−3として送信するように指示6−3する。または、保守端末18からの設定を保守端末制御手段63が受けて映像系制御信号処理手段62に通知し、同様に回線接続処理手段62へ外線信号2−3として出力するように指示する。このとき、同時に映像系制御信号処理手段62から画像合成処理/表示制御手段73に対して相手からのIP網14経由で受信した映像信号2−4をデコーダ74でデコードして画像合成処理/表示制御手段73で加工した信号を流す指示6−2を行う。回線接続処理手段76と映像系制御信号処理手段62は、その指示に従いエンコードした信号のパケット信号を送出するとともに受信信号のデコードデータをD/A手段71からのアナログ信号2−2を映像ディスプレイ装置11に流して、相手の映像が映像ディスプレイ装置11に表示する。また、アナログ電話機10のオンフックや相手からのオンフック信号を検出した場合、または、保守端末18からの設定により設定制御完了あるいはIP電話アダプタ部50の回線接続処理手段58に切断指示5−3、あるいはアナログ電話アダプタ部40−1の回線接続処理手段44に切断指示4−4、および、IP映像アダプタ部70の回線接続処理手段76に切断指示6−3と、画像合成処理/表示装置73に表示停止指示6−2を行う。
以上により、ブロードバンド通信IP網14を利用しIP電話、または公衆電話網13使用による音声通信を行いながら画像配信を行うTV電話ができる。
本発明の第2の実施例にかかるIP−TV電話システムの基本構成について、図1(B)を用いて説明する。この実施例は、画像通信装置すなわちIP−TV電話アダプタがIP電話機能付ブロードバンドルータに接続される例である。このIP−TV電話アダプタを用いたIP−TV電話システムは、図4に示した音声交信系をそのまま用いており、映像交信系はIP網14を介して行われる。すなわち、この実施例の画像通信システムは、アナログ電話機10−1,10−2をIP−TV電話アダプタ101−1,101−2とIP電話機能付ブロードバンドルータ20−1,20−2経由して公衆電話網13またはIP網14を介して接続して、音声交信1−3、1−4または1―5,1―6するとともに、カメラ12−1とディスプレイ装置11−2とカメラ12−2とディスプレイ装置11−1とをIP−TV電話アダプタ101−1,101−2を経由してIP網14を介して接続して、映像交信2−3,2−4が行われる。
図3を用いて、第2の実施例にかかるIP−TV電話アダプタ101の構成の詳細を説明する。このIP−TV電話アダプタ101は、IP電話機能付ブロードバンドルータ20に接続される。IP−TV電話アダプタ101は、アナログ電話制御を行うアナログ電話アダプタ部40−2と、IP電話・映像制御/設定部60と、IP映像アダプタ部70とを有して構成される。さらに、IP−TV電話アダプタ101は、相手映像装置の情報を表示する相手映像装置情報表示手段69を有している。
アナログ電話アダプタ部40−2は、アナログ電話機10からのオンフック信号またはオフフック信号を検出するオンフック/オフフック信号検出手段41と、アナログ外線からの着信トーンを検出するトーン検出手段42と、公衆電話網接続インタフェース45と、ダイヤルトーン検出手段46と、アナログ音声電話インタフェース47とを有して構成される。アナログ電話アダプタ部40−2は、一方が第1のアナログポートAP1に、他方がIP電話機能付ブロードバンドルータ20に接続される第3のアナログポートAP3に接続される。
IP電話・映像制御/設定部60は、音声系制御信号処理手段61と、映像系制御信号処理手段62と、保守端末制御63とを有して構成される。保守端末制御手段63は、保守端末18と接続され、IP−TV電話アダプタの保守および制御を行う。映像系制御信号処理手段62の出力は相手映像装置情報表示手段69に送出される。
IP映像アダプタ部70は、ディジタル/アナログ変換(D/A)手段71と、アナログ/ディジタル変換(A/D)手段72と、画像合成処理/表示制御手段73と、デコーダ74と、エンコーダ75と、回線接続処理手段76と、映像IP網接続インタフェース77とを有している。IP映像アダプタ部70の一方が映像ディスプレイ装置11およびカメラ12が接続される第2のアナログポートAP2に、他方がIP電話機能付ブロードバンドルータ20を介してIP網14に接続されるLANインタフェースとしての10BASE−T/100BASE−TXポートである第2のディジタルポートDP2に接続される。
IP電話機能付ブロードバンドルータ20は、IP電話機能を有しており、IP−TV電話アダプタ101の第3のアナログポートAP3に接続されて音声系の信号が入出力され、公衆電話網13との間でアナログ音声信号1−3,1−4が入出力され、IP網14との間でIP電話機能によるディジタル音声信号1−5,1−6が入出力される。さらにIP電話機能付ブロードバンドルータ20は、IP−TV電話アダプタ101の第2のディジタルポートDP2に接続されて映像系の信号が入出力され、IP網14との間で映像信号2−3,2−4が入出力される。
アナログ電話機10のダイヤル信号や音声信号1−1は、アナログ音声電話インタフェース47を経由してアナログ電話アダプタ部40−2につながれる。オンフック/オフフック信号検出部41では電話機の受話器のオンフック信号またはオフフック信号を検出して利用者が電話を利用することを把握する。その検出情報4−1はIP電話・映像制御/設定部60の音声系制御信号処理手段61に通知される。音声系制御信号処理手段61ではダイヤル内容に応じて音声電話使用時制御の判定を行う。
アナログ電話アダプタ部40−2のトーン検出手段42の情報4−2とオンフック/オフフック信号検出手段41でのオフフック信号の通知4−1により、音声系制御信号処理手段61で音声電話の呼接続を確認し、その信号6−1に基づきIP映像アダプタ部70でIP映像呼接続制御を行う。
以下、IP映像アダプタ部70における映像呼接続制御について説明する。まず、相手映像装置情報を確認するために、利用者がアナログ電話機10から入力したダイヤル信号からダイヤルトーン検出手段46で相手映像装置の電話番号を検出する。この相手電話番号の信号4−5を音声系制御信号処理手段61に送信し、音声系制御信号処理手段61は映像系制御信号処理手段62に通知6−1する。他の方法として、保守端末18から入力された相手映像装置の電話番号を保守端末制御部63で検出して、映像系制御信号処理手段62に通知6−6する。映像系制御信号処理手段62は、相手の電話番号情報と映像呼接続指示をIP映像アダプタ部70の回線接続処理手段76に通知6−3する。回線接続処理手段76ではSIP等呼接続処理との整合を取りながら、IP網14経由での呼接続処理を行う。
呼接続処理の信号は全てIPパケットとして映像IP網接続インタフェース77を経由してIP電話機能付ブロードバンドルータ20を介して外線信号2−3となり、IP網14のインターネットサービスプロバイダとの接続処理と進める。接続が確立すると回線接続処理手段76から映像系制御信号処理手段62へ映像呼接続情報が通知6−3される。映像系制御信号処理手段62は、映像呼接続が確立されたことを相手映像装置情報表示手段69に対して交信可能を表示する指示6−5を出力し、相手映像装置情報表示手段69は、その指示に従い映像交信可能を表示する。
利用者は、その表示を見て映像接続が可能であることを確認してアナログ電話機10のダイヤルにより指定番号を入力し、ダイヤルトーン検出手段46が検出通知4−5を音声系制御信号処理手段61へ出力する。音声系制御信号処理手段61は、検出通知6−1を映像系制御信号処理手段62へ送信する。指定番号の入力は、保守端末18からの設定によっても行うことができ、この場合は、保守端末制御手段63が、指定番号の通知6−6を映像系制御信号処理手段62へ出力する。
映像系制御信号処理手段62は、回線接続処理手段76にカメラ12からの撮影信号2−1をA/D手段72でディジタル変換してエンコーダ75でエンコードした信号を映像IP網接続インタフェース77を介して外線信号2−3として送信されるように指示6−3する。また、同時に映像系制御信号処理手段62は、画像合成処理/表示制御手段73に対して相手からのIP網14経由で受信した映像信号2−4をデコーダ74でデコードした後画像合成処理/表示制御手段73で加工した信号を映像ディスプレイ11へ流す指示6−2を行う。回線接続処理手段76はその指示に従い、エンコードした信号のパケット信号を送出すると共に受信信号のデコードデータをD/A手段71でアナログに変換処理したアナログ信号2−2を映像ディスプレイ装置11に流して、相手の映像が映像ディスプレイ装置11に表示される。
アナログ電話機10のオンフック信号を検出したオンフック/オフフック信号検出手段41からのオンフック検出通知4−1を、または、相手からのオンフック信号を検出したトーン検出手段42からの相手オンフック検出通知4−2を、音声系制御信号処理手段61が受信すると、または、保守端末18からの設定により、設定制御完了の通知8−1を保守端末制御手段63が受けると、アナログ電話アダプタ部40−2に切断を指示するとともに、IP映像アダプタ部70の回線接続処理手段76に切断指示6−3を、画像合成処理/表示制御手段73に表示停止指示6−2を行う。
以上により、IP電話機能付ブロードバンドルータを使用してブロードバンド通信IP網を利用しIP電話、または公衆電話網使用による音声通信を行いながら画像配信を行うTV電話ができる。
本発明の第1の実施形態が適用されるIP−TV電話サービスシステムの構成の概要を説明する図。 本発明の第2の実施形態が適用されるIP−TV電話サービスシステムの構成の概要を説明する図。 IP電話機能及びブロードバンドルータ機能を有するIP−TV電話アダプタの機能構成図。 IP電話機能付ブロードバンドルータを使用する場合のIP−TV電話アダプタの機能構成図。 従来のIP電話サービスシステムの構成の概要を説明する図。
符号の説明
10 アナログ電話機
11 映像ディスプレイ装置
12 カメラ
13 公衆電話網
14 IP網
16 ゲートウェイ
18 保守端末
19 PC
20 IP電話機能付ブロードバンドルータ
21 ブロードバンドルータ部
40 アナログ電話アダプタ部
41 オンフック/オフフック信号検出手段
42 トーン検出手段
43 DTMF発生手段
44 回線接続処理手段
45 公衆電話網接続IF
46 ダイヤルトーン検出手段
47 アナログ音声電話インタフェース
49 分岐切替手段
50 IP電話アダプタ部
51 D/A手段
52 A/D手段
53 トーン発生手段
54 PB信号検出手段
55 トーン検出手段
56 デコーダ
57 エンコーダ
58 回線接続処理手段
59 音声電話IP網接続インタフェース
60 IP電話・映像制御/設定部
61 音声系制御信号処理手段
62 映像系制御信号処理手段
63 保守端末制御部
69 相手映像装置情報表示部
70 IP映像アダプタ部
71 D/A手段
72 A/D手段
73 画像合成処理/表示制御主案
74 デコーダ
75 エンコーダ
76 回線接続処理手段
77 映像IP網接続インタフェース
100 画像通信装置(IP−TV電話アダプタ)
101 画像通信装置(IP−TV電話アダプタ)
110 IP電話アダプタ

Claims (10)

  1. アナログ電話機と接続する第1のアナログポートと、カメラおよび映像ディスプレイ装置と接続し画像を入出力する第2のアナログポートと、公衆電話網と接続する第3のアナログポートと、IP網と接続する第1および第2のディジタルポートと、アナログ電話機と公衆電話網との間でアナログ電話制御を行うアナログ電話アダプタ部と、アナログ電話機とIP網との間でIP電話制御を行うIP電話アダプタ部と、IP電話とIP映像通信の制御と設定を行うIP電話・映像制御/設定部と、映像ディスプレイおよびカメラとIP網との間でIP映像通信制御を行うIP映像アダプタ部とを具備した画像通信装置であって、
    IP電話アダプタ部およびIP映像アダプタ部とIP網との間で通信を制御するブロードバンドルータを備え、
    IP電話アダプタ部がディジタルポートからIP網との間で端末間を接続する端末間接続手順と、端末間でデータを伝送する伝達手順とを備え、
    IP電話・映像制御/設定手段が音声系交信の接続先電話番号から映像系交信の接続先情報を特定し音声系および映像系の接続を制御する機能を備え、
    IP映像アダプタ部がディジタルポートからIP網との間で端末間を接続する端末間接続手順と、端末間でデータを伝送する伝達手順と、画像圧縮符号化・復号化手段とを備え、
    前記IP電話・映像制御/設定手段が前記アナログ電話アダプタ部または前記IP電話アダプタ部を介した音声通信の接続先電話番号を用いて画像通信の接続を実行し、
    前記IP映像アダプタ部を介してIP網経由で画像通信を行うことを
    特徴とする画像通信装置。
  2. 請求項1記載の画像通信装置であって、第1および第2のディジタルポートがLANインタフェースとしての10BASE−T/100BASE−TXポートであることを特徴とする画像通信装置。
  3. 請求項1記載の画像通信装置であって、アナログ電話アダプタ部が、オンフック/オフフック信号検出手段と、公衆電話網との接続処理を行う回線接続処理手段と、公衆電話網接続インタフェースと、着信からトーンを検出するトーン検出手段と、DTMF発生手段とを有し、
    IP電話アダプタ部が、アナログ電話機からのプッシュボタン(PB)信号を検出するPB信号検出手段と、着信からトーンを検出するトーン検出手段と、アナログ電話機に通知するトーンを発生するトーン発生手段と、IP網との接続処理を行う回線接続処理手段と、IP網接続インタフェースとを備える
    ことを特徴とする画像通信装置。
  4. 請求項1記載の画像通信装置であって、IP電話・映像制御/設定手段が、音声交信接続が確立した状態で映像交信要求があったときに、対応する相手にIP通信網を介しての接続指示をIP映像アダプタに出力する
    ことを特徴とする画像通信装置。
  5. 請求項1記載の画像通信装置であって、IP映像アダプタが、画像合成処理/表示制御手段と、IP網との接続処理を行う回線接続処理手段とを備える
    ことを特徴とする画像通信装置。
  6. アナログ電話機と接続する第1のアナログポートと、カメラおよび映像ディスプレイ装置と接続し画像を入出力する第2のアナログポートと、IP電話機能付ブローとバンドルータと接続する第3のアナログポートと、IP電話機能付ブロードバンドルータと接続するディジタルポートと、アナログ電話機とIP電話機能付ブロードバンドルータとの間でアナログ電話制御を行うアナログ電話アダプタ部と、IP電話とIP映像通信の制御と設定を行うIP電話・映像制御/設定部と、映像ディスプレイおよびカメラとIP電話機能付簿ロードバンドルータとの間でIP映像通信制御を行うIP映像アダプタ部とを具備し、IP電話機能付ブロードバンドルータに接続される画像通信装置であって、
    IP電話・映像制御/設定手段が音声系交信の接続先電話番号から映像系交信の接続先情報を特定し音声系および映像系の接続を制御する機能を備え、
    IP映像アダプタ部がディジタルポートからIP電話機能付ブロードバンドルータを介してIP網との間で端末間を接続する端末間接続手順と、端末間でデータを伝送する伝達手順と、画像圧縮符号化・復号化手段とを備え、
    前記IP電話・映像制御/設定手段が前記アナログ電話アダプタを介した音声通信の接続先電話番号を用いて画像通信の接続を実行し、
    前記IP映像アダプタ部を介してIP網経由で画像通信を行う
    ことを特徴とする画像通信装置。
  7. 請求項6記載の画像通信装置であって、第2のディジタルポートがLANインタフェースとしての10BASE−T/100BASE−TXポートであることを特徴とする画像通信装置。
  8. 請求項6記載の画像通信装置であって、アナログ電話アダプタ部が、オンフック/オフフック信号検出手段と、公衆電話網との接続処理を行う回線接続処理手段と、公衆電話網接続インタフェースと、着信からトーンを検出するトーン検出手段とを有する
    ことを特徴とする画像通信装置。
  9. 請求項6記載の画像通信装置であって、IP電話・映像制御/設定手段が、音声交信接続が確立した状態で映像交信要求があったときに、対応する相手にIP通信網を介しての接続指示をIP映像アダプタに出力する
    ことを特徴とする画像通信装置。
  10. 請求項6記載の画像通信装置であって、IP映像アダプタが、画像合成処理/表示制御手段と、IP網との接続処理を行う回線接続処理手段とを備える
    ことを特徴とする画像通信装置。
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