JP4915902B2 - 音声伝送システム - Google Patents

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Description

本発明は、信号線を介して音声信号を伝送する音声伝送システムに関するものである。
従来、信号線を介して音声信号を伝送する音声伝送システムとしては、例えば、住戸の玄関に設置されたドアホン子器と、住戸内に設置された親機との間で信号線を介して音声信号を送受信するインターホンシステムがある(例えば、特許文献1参照)。かかる従来システムにおいては、音声を符号化した音声データをディジタル変調方式で変調して伝送している。
特開平11−4298号公報
ところで、一般にデータ伝送においては、伝送路(信号線)の伝送損失や外来ノイズ等の影響で伝送エラーの発生することがあり、また、伝送エラーの発生率は符号化方式や変調方式等の条件によって異なる場合がある。したがって、符号化方式や変調方式等がシステムの設置場所や設置環境あるいはシステム構成等の条件に合わない場合、伝送エラーの発生率が実使用上で無視できない程度に大きくなってしまう虞があった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、設置場所や設置環境等に関わらずに伝送エラーの発生が抑制できる音声伝送システムを提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、少なくとも音声を入力する音声入力手段を具備した1乃至複数の音声入力端末装置と、少なくとも音声を出力する音声出力手段を具備した1乃至複数の音声出力端末装置と、音声入力端末装置並びに音声出力端末装置と信号線で接続され音声入力端末装置と音声出力端末装置との間の呼制御を行うとともに同期信号を送信する主装置とを備え、音声入力端末装置から音声出力端末装置へ信号線を介して音声信号を伝送する音声伝送システムであって、音声入力端末装置は、前記音声入力手段と、音声入力手段より入力された音声を符号化する符号化手段と、符号化された音声データを変調する変調手段と、同期信号で規定される複数のタイムスロットの中から自己に割り当てられたタイムスロットに前記変調された音声データを含む音声信号を格納し信号線を介して送信する送信手段とを具備し、音声出力端末装置は、信号線を介して伝送される音声信号を受信する受信手段と、受信手段で受信する音声信号を復調する復調手段と、復調された音声データを復号化する復号化手段と、復号化された音声を出力する前記音声出力手段とを具備し、主装置は、同期信号を信号線を介して各端末装置に送信する同期信号送信手段と、信号線を介して呼制御用の制御信号を送受信する制御信号送受信手段と、何れかの音声入力端末装置から呼確立要求の制御信号を受け取ったときに要求先の音声出力端末装置に対して呼確立要求の制御信号を送信するとともに要求元の音声入力端末装置並びに要求先の音声出力端末装置に対してタイムスロットの割り当てを通知する呼制御手段とを具備し、音声信号の送信に先立って音声出力端末装置に対して送信手段より試験信号を送信させる試験信号生成手段が音声入力端末装置に具備され、信号線を介して受信手段で受信する試験信号の伝送エラーの発生数をカウントする伝送エラーカウント手段と、伝送エラーカウント手段でカウントされた伝送エラーの発生数と予め用意されている符号化方式、変調方式、タイムスロットの割り当てとの対応表に基づいて伝送エラーの発生数を減少させる最適な条件を選択するとともに選択した条件を送信元の音声入力端末装置に通知する通知手段とが音声出力端末装置に具備され、音声入力端末装置の符号化手段、変調手段は、音声出力端末装置から通知される条件に従って符号化方式又は変調方式の少なくとも何れか一つを変更し、音声入力端末装置は、音声出力端末装置から通知されるタイムスロットの割り当てに対する最適条件を主装置に通知する通知手段を具備し、主装置は、音声入力端末装置から通知される最適条件に応じて音声入力端末装置及び音声出力端末装置のタイムスロットの割り当てを決定することを特徴とする。
請求項2の発明は、上記目的を達成するために、少なくとも音声を入力する音声入力手段を具備した1乃至複数の音声入力端末装置と、少なくとも音声を出力する音声出力手段を具備した1乃至複数の音声出力端末装置と、音声入力端末装置並びに音声出力端末装置と信号線で接続され音声入力端末装置と音声出力端末装置との間の呼制御を行うとともに同期信号を送信する主装置とを備え、音声入力端末装置から音声出力端末装置へ信号線を介して音声信号を伝送する音声伝送システムであって、音声入力端末装置は、前記音声入力手段と、音声入力手段より入力された音声を符号化する符号化手段と、符号化された音声データを変調する変調手段と、同期信号で規定される複数のタイムスロットの中から自己に割り当てられたタイムスロットに前記変調された音声データを含む音声信号を格納し信号線を介して送信する送信手段と、信号線を介し呼制御用の制御信号を音声信号と周波数分割多重化して送受信する制御信号送受信手段と、信号線に試験信号を送信する試験信号送信手段とを具備し、音声出力端末装置は、信号線を介して伝送される音声信号を受信する受信手段と、受信手段で受信する音声信号を復調する復調手段と、復調された音声データを復号化する復号化手段と、復号化された音声を出力する前記音声出力手段と、信号線を介し呼制御用の制御信号を音声信号と周波数分割多重化して送受信する制御信号送受信手段と、信号線に試験信号を送信する試験信号送信手段とを具備し、主装置は、同期信号を信号線を介して各端末装置に送信する同期信号送信手段と、信号線を介して呼制御用の制御信号を送受信する制御信号送受信手段と、何れかの音声入力端末装置から呼確立要求の制御信号を受け取ったときに要求先の音声出力端末装置に対して呼確立要求の制御信号を送信するとともに要求元の音声入力端末装置並びに要求先の音声出力端末装置に対してタイムスロットの割り当てを通知する呼制御手段と、信号線に試験信号を送信する試験信号送信手段とを具備し、信号線を介して受信する試験信号の伝送エラーの発生数をカウントする伝送エラーカウント手段と、伝送エラーカウント手段でカウントされた伝送エラーの発生数と予め用意されている符号化方式、変調方式、タイムスロットの割り当てとの対応表に基づいて伝送エラーの発生数を減少させる最適な条件を選択するとともに選択した条件を送信元の端末装置若しくは主装置に通知する通知手段と、通知手段から通知される最適条件を記憶するメモリとが音声入力端末装置並びに音声出力端末装置、主装置にそれぞれ具備され、音声入力端末装置の符号化手段、変調手段は、音声出力端末装置から通知されてメモリに記憶している最適条件に従って符号化方式又は変調方式の少なくとも何れか一つを変更し主装置は、音声入力端末装置並びに音声出力端末装置から通知されてメモリに記憶している最適条件に応じて音声入力端末装置及び音声出力端末装置のタイムスロットの割り当てを決定するとともに複数の音声出力端末装置に音声信号を送信する場合は最も伝送エラーの発生数が多かった音声出力端末装置から通知される条件に従って変更することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、音声信号の送信に先立って音声入力端末装置から音声出力端末装置に対して試験信号が送信され、音声出力端末装置で試験信号の伝送エラーの発生数を伝送エラーカウント手段でカウントするとともにカウントされた伝送エラーの発生数と予め用意されている符号化方式、変調方式、タイムスロットの割り当てとの対応表に基づいて伝送エラーの発生数を減少させる最適な条件を選択するとともに選択した条件を送信元の音声入力端末装置に通知手段によって通知し、音声入力端末装置の符号化手段、変調手段、送信手段は、音声出力端末装置から通知される条件に従ってタイムスロットの割り当てを変更するか、あるいはタイムスロットの割り当てと符号化方式又は変調方式少なくとも何れか一つを変更するので、設置場所や設置環境等に関わらずに伝送エラーの発生が抑制できる。
請求項2の発明によれば、音声入力端末装置と音声出力端末装置と主装置との間で試験信号を相互に送受信し、各装置において試験信号の伝送エラーの発生数を伝送エラーカウント手段でカウントするとともにカウントされた伝送エラーの発生数と予め用意されている符号化方式、変調方式、タイムスロットの割り当てとの対応表に基づいて伝送エラーの発生数を減少させる最適な条件を選択するとともに選択した条件を送信元の端末装置又は主装置に通知手段によって通知し、音声入力端末装置の符号化手段、変調手段、送信手段は、音声出力端末装置又は主装置から通知される条件に従ってタイムスロットの割り当てを変更するか、あるいはタイムスロットの割り当てと符号化方式又は変調方式少なくとも何れか一つを変更するので、設置場所や設置環境等に関わらずに伝送エラーの発生が抑制できる。また、複数の音声出力端末装置に音声信号を送信する場合は最も伝送エラーの発生数が多かった音声出力端末装置から通知される条件に従って変更するので、複数の音声出力端末装置に音声信号を伝送する場合においても伝送エラーの発生が確実に抑制できる。
(実施形態1)
本実施形態の音声伝送システムは、図1に示すように信号線Lsを介して音声信号を送受信する複数台の端末装置2と、端末装置2と信号線Lsで接続され、各端末装置2間の呼制御を行うとともに後述するタイムスロットTSi(i=1,2,…,n)を規定するための同期信号SYを送信する主装置1とを備えている。ここで、信号線Lsにはペア線などの平衡線路を用いているが、同軸線のような不平衡線路であっても構わない。また、エンハンストカテゴリー5あるいはカテゴリー6のLANケーブルの1ペアやCPEVケーブルの1ペアを信号線Lsに利用しても構わない。
端末装置2は、図1に示すようにマイクロホン20a及びスピーカ21aと、マイクロホン20aの出力を増幅するマイクロホンアンプ20bと、スピーカ21aへの入力を増幅するスピーカアンプ21bと、マイクロホンアンプ20bの出力をディジタル信号に変換するA/D変換器20cと、通話制御部22から出力されるディジタル信号をアナログ信号に変換してスピーカアンプ21bに入力するD/A変換器21cと、ディジタル信号に変換された音声の符号化及び復号化を行う符号化/復号化部22と、符号化/復号化御部22で符号化された音声データを変調して音声信号を生成し且つ信号線Lsから取り込まれた音声信号から音声データを復調する変復調部23と、変復調部23から出力される音声信号を増幅する送信アンプ24aと、変復調部23に入力する音声信号を増幅する受信アンプ24bと、CPUを主構成要素とし各部を制御する制御部25と、主装置1との間で信号線Lsを介して制御信号を送受信する制御信号送受信部26と、送信アンプ24aから出力される音声信号と制御信号送受信部26から出力される制御信号を周波数分割多重化して信号線Lsに送出するとともに信号線Lsから取り込まれる音声信号と制御信号を分離して音声信号を受信アンプ24bに出力し且つ制御信号を制御信号送受信部26に出力する分離多重部27とを具備する。すなわち、本実施形態における端末装置2は、音声を入力する音声入力手段(マイクロホン20a)と音声を出力する音声出力手段(スピーカ21a)を双方とも具備しているので、音声入力端末装置であると同時に音声出力端末装置でもある。但し、端末装置2の構成はこれに限定されるものではなく、音声入力手段を有し且つ音声出力手段を有しない音声入力端末装置、あるいは音声出力手段を有し且つ音声入力手段を有しない音声出力端末装置として構成されたものであっても構わない。なお、各端末装置2には固有の識別符号(ID)が付与されており、この識別符号によって各端末装置2が識別可能となっている。
主装置1は、CPUを主構成要素とする制御部10と、端末装置2との間で制御信号を送受信する制御信号送受信部11と、制御部10から与えられる同期データ(後述する)を変調して同期信号SYを生成する変調部12と、変調部12で変調された同期信号SYと制御信号送受信部11から出力する制御信号を周波数分割多重化して信号線Lsに送出するとともに信号線Lsから取り込まれる制御信号を分離して制御信号送受信部11に出力する分離多重部13とを具備する。
同期信号SYは、図2(a)に示すようにヘッダ部とデータ部で構成される。ヘッダ部は、プリアンブル、パケット種別、変調方式、データ長、誤り訂正符号で構成される。一方、データ部は、同期データ(実際は空)及び誤り訂正符号で構成される。また、図2(b)に示すように音声信号もヘッダ部とデータ部で構成される。ヘッダ部は、プリアンブル、送信元の端末装置2を示す識別符号(ID)、パケット種別、変調方式、データ長、誤り訂正符号で構成される。一方、データ部は、音声データと誤り訂正符号とで構成される。ここで、同期信号SYはヘッダ部並びにデータ部ともBPSK(Binary Phase Shift Keying)等の変調方式で変調される。一方、音声信号は数通りの符号化方式(例えば、マンチェスタ符号化と差動マンチェスタ符号化)並びに数通りの変調方式(例えば、BPSK、QPSK<Quadrature Phase Shift Keying>、16QAM<Quadrature Amplitude Modulation>、64QAMなど)の中から符号化/復号化部22並びに変復調部23でそれぞれ選択可能となっている。
主装置1並びに端末装置2においては、図3に示すように同期信号SYの立ち下がりから所定時間が経過した時点を先頭のタイムスロットTS1の開始時点とし、次の同期信号SYが立ち上がるまでの期間(信号送信期間)内に複数(n個)のタイムスロットTS1,TS2,…,TSnを配置している。ここで、本実施形態では信号送信期間内にn個のタイムスロットTSiを配置しているから、最大n/2台の端末装置2が1対1で音声信号を送受信できる。
次に、図4を参照して2台の端末装置2間で一対一の通話(個別通話)を行う場合における本実施形態の動作を説明する。なお、以下では端末装置Aと端末装置Bの2台が個別通話を行う場合を例示する。
まず、端末装置Aにおいて呼出釦(図示せず)が操作されると制御部25が相手の端末装置Bを呼び出すための呼出(呼確立)要求を生成して制御信号送信部26に与え、制御信号送信部26が呼出要求と自己の識別符号並びに相手の識別符号を制御信号により多重分離部27を介して信号線Lsに送出する。
一方、主装置1では、信号線Lsを介して伝送される制御信号を制御信号送受信部11で受信し、受信した制御信号に含まれる呼出要求、呼出元(要求元)の識別符号、呼出先(要求先)の識別符号を制御部10に渡す。制御部10は呼出先の識別符号を宛先として呼出要求を含む制御信号を制御信号送受信部11により送信させる。
呼出先の端末装置Bの制御信号送受信部26が主装置1から送信された制御信号を受信し、受信した制御信号に含まれる呼出要求を制御部25に渡すと、制御部25はスピーカ21aより報知音(呼出音)を鳴動させる。そして、端末装置Bにおいて応答釦(図示せず)が操作されると、制御部25では、呼出元の端末装置Aと個別通話することを了解した旨の肯定応答を生成して制御信号送信部26に与え、制御信号送信部26が肯定応答と自己の識別符号を制御信号により多重分離部27を介して信号線Lsに送出する。
主装置1においては、信号線Lsを介して伝送される制御信号を制御信号送受信部11で受信し、受信した制御信号に含まれる肯定応答、呼出先(要求先)の識別符号を制御部10に渡し、制御部10は呼出元の識別符号を宛先として呼確立通知を含む制御信号を制御信号送受信部11により送信させる。
呼確立通知を含む制御信号を受け取った呼出元の端末装置Aにおいては、制御部25が試験用の信号を符号化/復号化部22に与えて符号化させるとともに変復調部23で変調させて試験信号を生成し、当該試験信号を送信アンプ24a並びに分離多重部27を通じて呼出先の端末装置Bに向けて送信させる。
一方、呼出先の端末装置Bでは、制御部25において試験信号の伝送エラーの発生数をカウントするとともにカウントされた伝送エラーの発生数と予めメモリ(図示せず)に記憶されている符号化方式、変調方式、タイムスロットの割り当てと伝送エラーの発生数との対応表に基づいて伝送エラーの発生数を減少させる最適な条件を選択し、選択した条件(最適条件)を通知するための制御信号を生成して制御信号送受信部26より呼出元の端末装置Aに対して送信させる。
呼出元の端末装置Aでは、制御部25が呼出先の端末装置Bから通知された最適条件に応じて符号化/復号化部22の符号化方式並びに変復調部23の変調方式を適宜変更し、さらにタイムスロットTSiの割り当てに対する最適条件を通知するための制御信号を生成して制御信号送受信部26より主装置1に対して送信させる。
主装置1では、制御部10が呼出元の端末装置Aから通知されたタイムスロットTSiの割り当てに対する最適条件に応じて各端末装置A,BのタイムスロットTSiの割り当てを決定し、決定したタイムスロットTSiの割り当てを通知するための制御信号を制御信号送受信部11より送信させた後、変調部12から同期信号SYを出力させて信号線Lsに送出させる。
そして、呼出元の端末装置A並びに呼出先の端末装置Bにおいては、マイクロホン20aで集音され符号化/復号化部22で符号化され変復調部23で変調された音声信号を、主装置1から自己に割り当てられたタイムスロットTS1又はTS2に格納して信号線Lsを介して送信し、相手に割り当てられたタイムスロットTS2又はTS1に格納されている音声信号を取り込んで変復調部23で復調するとともに音声データを符号化/復号化部22で復号化してスピーカ21aから相手の通話音声を鳴動させる。このようにして2台の端末装置A,Bが互いに別のタイムスロットTS1,TS2を使って音声信号を送受信することで個別通話が可能となる。ここで、個別通話においては2つのタイムスロットが占有されることになるから、合計n個のタイムスロットが存在する場合は、最大でn/2組の端末装置2が同時に個別通話できることになる。
上述のように本実施形態によれば、音声信号の送信に先立って送信元の端末装置Aから送信先の端末装置Bに対して試験信号が送信され、送信先の端末装置Bで試験信号の伝送エラーの発生数を伝送エラーカウント手段たる制御部25でカウントするとともにカウントされた伝送エラーの発生数と予め用意されている符号化方式、変調方式、タイムスロットの割り当てとの対応表に基づいて伝送エラーの発生数を減少させる最適な条件を選択し且つ選択した条件を呼出元の端末装置Aに通知し、呼出元の端末装置Aの制御部25が、端末装置Bから通知される条件に従って符号化方式、変調方式、タイムスロットの割り当ての少なくとも何れか一つを変更するので、設置場所や設置環境等に関わらずに伝送エラーの発生が抑制できるものである。
(実施形態2)
本実施形態の構成は実施形態1と共通であるから、共通の構成要素には同一の符号を付して図示並びに説明は省略する。
本実施形態は、施工後のシステム起動時に主装置1並びに各端末装置2から相互に試験信号を送受信し、主装置1並びに各端末装置2にて受信した試験信号の伝送エラーの発生数をカウントするとともにカウントされた伝送エラーの発生数と予め用意されている符号化方式、変調方式、タイムスロットの割り当てとの対応表に基づいて伝送エラーの発生数を減少させる最適な条件を選択し、さらに選択した条件をそれぞれ試験信号の送信元である各端末装置2並びに主装置1に通知し、端末装置2にて最適条件に応じた符号化方式並びに変調方式に設定し、主装置1にて最適条件に応じたタイムスロットTSiの割り当てを行う点に特徴がある。なお、主装置1においては、制御部10が試験信号の生成、伝送エラーの発生数のカウント、最適条件の選択及び通知を行っている。
次に、図5を参照して3台の端末装置2間で多対多の通話(一斉通話)を行う場合における本実施形態の動作を説明する。なお、以下では端末装置Aと端末装置Bと端末装置Cの3台が一斉通話を行う場合を例示する。また、上述の最適条件の選択並びに通知の処理は既に完了しており、主装置1及び端末装置A,B,Cでは通知された最適条件をメモリ(図示せず)に記憶しているものとする。
まず、端末装置Aにおいて一斉呼出釦(図示せず)が操作されると制御部25が他の端末装置B,Cを一斉に呼び出すための一斉呼出要求を生成して制御信号送信部26に与え、制御信号送信部26が一斉呼出要求と自己の識別符号を制御信号により多重分離部27を介して信号線Lsに送出する。
一方、主装置1では、信号線Lsを介して伝送される制御信号を制御信号送受信部11で受信し、受信した制御信号に含まれる一斉呼出要求と呼出元の識別符号を制御部10に渡す。制御部10は一斉呼出先の識別符号をそれぞれ宛先として一斉呼出要求を含む制御信号を制御信号送受信部11により送信させる。
一斉呼出先の端末装置B,Cの制御信号送受信部26が主装置1から送信された制御信号を受信し、受信した制御信号に含まれる一斉呼出要求を制御部25に渡すと、制御部25はスピーカ21aより報知音(呼出音)を鳴動させる。そして、端末装置B,Cにおいて応答釦(図示せず)が操作されると、制御部25では一斉通話することを了解した旨の肯定応答を生成して制御信号送信部26に与え、制御信号送信部26が肯定応答と自己の識別符号を制御信号により多重分離部27を介してそれぞれ信号線Lsに送出する。
主装置1においては、信号線Lsを介して伝送される制御信号を制御信号送受信部11で受信し、受信した制御信号に含まれる肯定応答、一斉呼出先の識別符号を制御部10に渡し、制御部10は呼出元の識別符号を宛先として呼確立通知を含む制御信号を制御信号送受信部11により送信させる。
各端末装置A,B,Cでは、制御部25がメモリに記憶している相手の端末装置2毎の最適条件のうちで最も伝送エラーの発生数が多かった端末装置2に対する最適条件を選択し、当該最適条件に応じて符号化/復号化部22の符号化方式並びに変復調部23の変調方式を適宜変更する。
主装置1では、制御部10がメモリに記憶している端末装置2毎のタイムスロットTSiの割り当てに対する最適条件に応じて各端末装置A,B,Cに対してそれぞれが音声信号を格納するタイムスロットTSiの割り当てを通知するための制御信号を制御信号送受信部11より送信させた後、変調部12から同期信号SYを出力させて信号線Lsに送出させる。ここで、一斉通話の場合には各端末装置A,B,C毎に送話(送信)用のタイムスロットTS1,TS2,TS3と受話(受信)用のタイムスロットTS4,TS5,TS6がそれぞれ割り当てられる。
そして、各端末装置A,B,Cにおいて、制御部25がマイクロホンアンプ20b、スピーカアンプ21b、A/D変換器20c、D/A変換器21c、符号化/復号化部22、変復調部23、送信アンプ24a、受信アンプ24bを起動し、マイクロホン20aで集音され符号化/復号化部22で符号化され変復調部23で変調された音声信号を、主装置1から自己に割り当てられた送話用のタイムスロットTS1,TS2,TS3に格納して信号線Lsを介して送信する。ここで主装置1においては、送信用のタイムスロットTS1,TS2,TS3に格納された音声信号を制御部10に取り込み、制御部10で端末装置B,Cから送信された音声データを結合した音声信号を生成して端末装置Aに割り当てた受信用のタイムスロットTS4に格納するとともに、端末装置A,Cから送信された音声データを結合した音声信号を生成して端末装置Bに割り当てた受信用のタイムスロットTS5に格納し、さらに端末装置A,Bから送信された音声データを結合した音声信号を生成して端末装置Cに割り当てた受信用のタイムスロットTS6に格納する。
したがって、端末装置A,B,Cでは受信用のタイムスロットTS4,TS5,TS6に格納されている音声信号を取り込んで変復調部23で復調するとともに音声データを符号化/復号化部22で復号化してスピーカ21aから鳴動させることにより、端末装置Aでは他の端末装置B,Cから送信された音声が聞こえ、端末装置Bでは他の端末装置A,Cから送信された音声が聞こえるとともに、端末装置Cでは他の端末装置A,Bから送信された音声が聞こえるために一斉通話が可能となる。
上述のように本実施形態においても実施形態1と同様に設置場所や設置環境等に関わらずに伝送エラーの発生が抑制でき、しかも、複数台の端末装置2間で一斉に通話する一斉通話の場合においては最悪の条件に合わせて符号化方式、変調方式、タイムスロットTSiの割り当てを選択するので、一斉通話における伝送エラーの発生を確実に抑制できる。なお、本実施形態では一斉通話の場合について説明したが、個別通話の場合には、実施形態1と同様の手順で呼確立処理が行われ、通話を行う2台の端末装置2の制御部25がメモリに格納されている最適条件のうちから相手の端末装置2に対応した最適条件を選択する点のみが実施形態1と異なるため、詳細な説明は省略する。
ここで、図6に示すようにゲート装置103の接続口に対して機能モジュール108のコネクタを接続するだけで機能モジュール108の電力路と、情報路とを同時に確保でき、しかも機能モジュール108をどのゲート装置103にも接続できるレイアウトフリーで施工性に優れた配線システムがある。かかる配線システムは、建物内の適所において埋め込み配設している1乃至複数のスイッチボックス102を設け、各スイッチボックス102間に壁面内に先行配線した電力線110と、情報線111とを送り配線するとともに、始端のスイッチボックス102に対しては、配線盤101内に引き込まれた主幹ブレーカMBと分岐ブレーカBBとを介して屋内に引き込まれた力線110と、外部のインターネット網NTにゲートウェイ120(ルータ、ハブ内蔵)を介して接続されている情報線111とが、接続されている。そして、このような配線システムに本発明に係る音声伝送システムを組み込むことも可能である。
本発明の実施形態1を示すシステム構成図である。 (a)は同上における同期信号の説明図、(b)は同上における音声信号の説明図である。 同上における同期信号並びにタイムスロットのタイムチャートである。 同上における個別通話時の動作説明図である。 本発明の実施形態2における一斉通話時の動作説明図である。 同上を組み込む配線システムのシステム構成図である。
符号の説明
1 主装置
2 端末装置
20a マイクロホン
21a スピーカ
22 符号化/復号化部
23 変復調部
25 制御部
26 制御信号送受信部
27 分離多重部
SY 同期信号
Ls 信号線

Claims (2)

  1. 少なくとも音声を入力する音声入力手段を具備した1乃至複数の音声入力端末装置と、少なくとも音声を出力する音声出力手段を具備した1乃至複数の音声出力端末装置と、音声入力端末装置並びに音声出力端末装置と信号線で接続され音声入力端末装置と音声出力端末装置との間の呼制御を行うとともに同期信号を送信する主装置とを備え、音声入力端末装置から音声出力端末装置へ信号線を介して音声信号を伝送する音声伝送システムであって、
    音声入力端末装置は、前記音声入力手段と、音声入力手段より入力された音声を符号化する符号化手段と、符号化された音声データを変調する変調手段と、同期信号で規定される複数のタイムスロットの中から自己に割り当てられたタイムスロットに前記変調された音声データを含む音声信号を格納し信号線を介して送信する送信手段とを具備し、
    音声出力端末装置は、信号線を介して伝送される音声信号を受信する受信手段と、受信手段で受信する音声信号を復調する復調手段と、復調された音声データを復号化する復号化手段と、復号化された音声を出力する前記音声出力手段とを具備し、
    主装置は、同期信号を信号線を介して各端末装置に送信する同期信号送信手段と、信号線を介して呼制御用の制御信号を送受信する制御信号送受信手段と、何れかの音声入力端末装置から呼確立要求の制御信号を受け取ったときに要求先の音声出力端末装置に対して呼確立要求の制御信号を送信するとともに要求元の音声入力端末装置並びに要求先の音声出力端末装置に対してタイムスロットの割り当てを通知する呼制御手段とを具備し、
    音声信号の送信に先立って音声出力端末装置に対して送信手段より試験信号を送信させる試験信号生成手段が音声入力端末装置に具備され、
    信号線を介して受信手段で受信する試験信号の伝送エラーの発生数をカウントする伝送エラーカウント手段と、伝送エラーカウント手段でカウントされた伝送エラーの発生数と予め用意されている符号化方式、変調方式、タイムスロットの割り当てとの対応表に基づいて伝送エラーの発生数を減少させる最適な条件を選択するとともに選択した条件を送信元の音声入力端末装置に通知する通知手段とが音声出力端末装置に具備され、
    音声入力端末装置の符号化手段、変調手段は、音声出力端末装置から通知される条件に従って符号化方式又は変調方式の少なくとも何れか一つを変更し、音声入力端末装置は、音声出力端末装置から通知されるタイムスロットの割り当てに対する最適条件を主装置に通知する通知手段を具備し、
    主装置は、音声入力端末装置から通知される最適条件に応じて音声入力端末装置及び音声出力端末装置のタイムスロットの割り当てを決定することを特徴とする音声伝送システム。
  2. 少なくとも音声を入力する音声入力手段を具備した1乃至複数の音声入力端末装置と、少なくとも音声を出力する音声出力手段を具備した1乃至複数の音声出力端末装置と、音声入力端末装置並びに音声出力端末装置と信号線で接続され音声入力端末装置と音声出力端末装置との間の呼制御を行うとともに同期信号を送信する主装置とを備え、音声入力端末装置から音声出力端末装置へ信号線を介して音声信号を伝送する音声伝送システムであって、
    音声入力端末装置は、前記音声入力手段と、音声入力手段より入力された音声を符号化する符号化手段と、符号化された音声データを変調する変調手段と、同期信号で規定される複数のタイムスロットの中から自己に割り当てられたタイムスロットに前記変調された音声データを含む音声信号を格納し信号線を介して送信する送信手段と、信号線を介し呼制御用の制御信号を音声信号と周波数分割多重化して送受信する制御信号送受信手段と、信号線に試験信号を送信する試験信号送信手段とを具備し、
    音声出力端末装置は、信号線を介して伝送される音声信号を受信する受信手段と、受信手段で受信する音声信号を復調する復調手段と、復調された音声データを復号化する復号化手段と、復号化された音声を出力する前記音声出力手段と、信号線を介し呼制御用の制御信号を音声信号と周波数分割多重化して送受信する制御信号送受信手段と、信号線に試験信号を送信する試験信号送信手段とを具備し、
    主装置は、同期信号を信号線を介して各端末装置に送信する同期信号送信手段と、信号線を介して呼制御用の制御信号を送受信する制御信号送受信手段と、何れかの音声入力端末装置から呼確立要求の制御信号を受け取ったときに要求先の音声出力端末装置に対して呼確立要求の制御信号を送信するとともに要求元の音声入力端末装置並びに要求先の音声出力端末装置に対してタイムスロットの割り当てを通知する呼制御手段と、信号線に試験信号を送信する試験信号送信手段とを具備し、
    信号線を介して受信する試験信号の伝送エラーの発生数をカウントする伝送エラーカウント手段と、伝送エラーカウント手段でカウントされた伝送エラーの発生数と予め用意されている符号化方式、変調方式、タイムスロットの割り当てとの対応表に基づいて伝送エラーの発生数を減少させる最適な条件を選択するとともに選択した条件を送信元の端末装置若しくは主装置に通知する通知手段と、通知手段から通知される最適条件を記憶するメモリとが音声入力端末装置並びに音声出力端末装置、主装置にそれぞれ具備され、
    音声入力端末装置の符号化手段、変調手段は、音声出力端末装置から通知されてメモリに記憶している最適条件に従って符号化方式又は変調方式の少なくとも何れか一つを変更し
    主装置は、音声入力端末装置並びに音声出力端末装置から通知されてメモリに記憶している最適条件に応じて音声入力端末装置及び音声出力端末装置のタイムスロットの割り当てを決定するとともに複数の音声出力端末装置に音声信号を送信する場合は最も伝送エラーの発生数が多かった音声出力端末装置から通知される条件に従って変更することを特徴とする音声伝送システム。
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