JP2007172633A - デジタルマップの拡大縮小表示方法、デジタルマップの拡大縮小表示装置、及びデジタルマップの拡大縮小表示プログラムを格納した格納媒体 - Google Patents

デジタルマップの拡大縮小表示方法、デジタルマップの拡大縮小表示装置、及びデジタルマップの拡大縮小表示プログラムを格納した格納媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2007172633A
JP2007172633A JP2006354516A JP2006354516A JP2007172633A JP 2007172633 A JP2007172633 A JP 2007172633A JP 2006354516 A JP2006354516 A JP 2006354516A JP 2006354516 A JP2006354516 A JP 2006354516A JP 2007172633 A JP2007172633 A JP 2007172633A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scale
map information
display screen
displayed
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006354516A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Watanabe
隆一 渡邉
Masafumi Minami
雅文 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2006354516A priority Critical patent/JP2007172633A/ja
Publication of JP2007172633A publication Critical patent/JP2007172633A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】ユーザがマウスのようなポインティング手段を用いて表示画面内においてデジタルマップの表示部位を連続的に拡大あるいは縮小することができる。
【解決手段】デジタル化された地図情報であるデジタルマップの表示部位150を表示画面4内で拡大・縮小するデジタルマップの拡大縮小表示方法であり、ポインティング手段6の第1指示部6bと第2指示部6cを操作することにより、表示画面4内におけるデジタルマップの表示部位150の連続的拡大動作と連続的縮小動作を指定する。本発明は、例えば、デジタルマップの拡大・縮小装置に適用することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、デジタル化された地図情報であるデジタルマップの表示部位を表示画面内で拡大・縮小するデジタルマップの拡大縮小表示方法、デジタルマップの拡大縮小表示装置、及びデジタルマップの拡大縮小表示プログラムを格納した格納媒体に関するものである。
デジタル化された地図情報であるデジタルマップは、パーソナルコンピュータなどのコンピュータの表示画面で扱えるように電子化した地図のことである。この種のデジタルマップは、電子地図あるいは地図ソフトウェアとも呼ばれており、表示画面上に地図を表示することができる。
このようなデジタルマップは、例えば携帯型のコンピュータの表示画面に地図を表示させて、地図上に目標物を設定するといった動作を行ったりすることができるようになっており、近年では、カーナビゲーションシステムなどにも応用されている。
ところで、この種のデジタルマップの表示領域は、拡大あるいは縮小する機能がある。従来のデジタルマップの表示装置では、ポインティングディバイスであるマウスを用いて、ユーザが複数段階拡大あるいは縮小することができる。この様子を図9に示しており、図9では、5段階程度の縮尺1000,1001,1002,1003,1004の範囲で断続的に拡大表示あるいは縮小表示することができる。このような拡大あるいは縮小表示をするためのエリアの指定は、マウスのドラッグ方向で決めることができる。マウスは、机の上ですべらして画面上の特定の部位を押すための装置である。ドラッグとは、マウスのボタンを押したままでマウスを移動することである。
ところが、このようにデジタルマップの表示部位を、不連続で複数段階しか拡大あるいは縮小することができないので、ユーザの希望するような拡大率あるいは縮小率のデジタルマップの表示部位を表示画面に表示することができない。
そこで本発明は上記課題を解消し、ユーザが表示画面内においてデジタルマップの表示部位を連続的に拡大あるいは縮小することができるデジタルマップの拡大縮小表示方法、デジタルマップの拡大縮小表示装置、及びデジタルマップの拡大縮小表示プログラムを格納した格納媒体を提供することを目的としている。
本発明の一側面は、縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報からなるデジタルマップの表示部位を表示画面内で拡大・縮小するデジタルマップの拡大縮小表示方法であり、ポインティング手段に対する第1の操作に応じて、表示画面におけるデジタルマップの表示部位の拡大動作を指定し、ポインティング手段に対する第2の操作に応じて、表示画面におけるデジタルマップの表示部位の縮小動作を指定することを特徴とするデジタルマップの拡大縮小表示方法である。
本発明では、ポインティング手段に対する第1の操作と第2の操作により、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の連続的拡大動作と連続的縮小動作を指定することができる。
これにより、ユーザは、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の連続的な拡大あるいは連続的な縮小を簡単に行うことができる。
ポインティング手段に対する第1の操作に応じて、表示画面内に表示されている地図情報を拡大して表示するか、若しくは、表示画面に表示されている地図情報より一段階拡大された地図情報を縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して表示することで、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の拡大処理を実行し、ポインティング手段に対する第2の操作に応じて、表示画面内に表示されている地図情報を縮小して表示するか、若しくは、表示画面に表示されている地図情報より一段階縮小された地図情報を縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して表示することで、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の縮小処理を実行するようにすることができる。
ポインティング手段に対する第1の操作に応じて、拡大方向に次の新しい縮尺である第1の縮尺と、表示画面内に表示されている地図情報より一段階拡大された地図情報の縮尺である第2の縮尺とを比較し、この比較結果に応じて、表示画面内に表示されている地図情報を第1の縮尺に基づいて表示するか、若しくは、表示画面に表示されている地図情報より一段階拡大された地図情報を縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して第1の縮尺に基づいて表示することで、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の拡大処理を実行し、ポインティング手段に対する第2の操作に応じて、縮小方向に次の新しい縮尺である第3の縮尺と、表示画面内に表示されている地図情報より一段階縮小された地図情報の縮尺である第4の縮尺とを比較し、この比較結果に応じて、表示画面内に表示されている地図情報を第3の縮尺に基づいて表示するか、若しくは、表示画面に表示されている地図情報より一段階縮小された地図情報を縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して第3の縮尺に基づいて表示することで、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の縮小処理を実行するようにすることができる。
前記第1の縮尺と第2の縮尺との比較結果において、第1の縮尺が第2の縮尺より大きいとき、表示画面内に表示されている地図情報を第1の縮尺に基づいて表示し、第1の縮尺が第2の縮尺より大きくないとき、表示画面に表示されている地図情報より一段階拡大された地図情報を縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して第1の縮尺に基づいて表示することで、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の拡大処理を実行し、第3の縮尺と第4の縮尺との比較結果において、第3の縮尺が第4の縮尺より大きいとき、表示画面に表示されている地図情報より一段階縮小された地図情報を縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して第3の縮尺に基づいて表示し、第3の縮尺が第4の縮尺より大きくないとき、表示画面内に表示されている地図情報を第3の縮尺に基づいて表示することで、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の縮小処理を実行するようにすることができる。
前記第1の縮尺および第3の縮尺は、縮尺率の変位が一定となるように算出されるようにすることができる。
前記第1の縮尺または第3の縮尺の縮尺率の変位は、縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報が一段階で変位する縮尺率の変位より、小さい変位であるようにすることができる。
前記ポインティング手段に対して連続的に第1の操作がなされた場合、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の連続的な拡大処理を実行し、ポインティング手段に対して連続的に第2の操作がなされた場合、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の連続的な拡大処理を実行するようにすることができる。
本発明の一側面は、縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報からなるデジタルマップの表示部位を表示画面内で拡大・縮小するデジタルマップの拡大縮小表示装置であり、デジタルマップの表示部位を表示するための表示画面を有する表示手段と、第1の操作に応じて、表示画面におけるデジタルマップの表示部位の拡大動作を指定し、第2の操作に応じて、表示画面におけるデジタルマップの表示部位の縮小動作を指定するポインティング手段と、ポインティング手段の操作により指定された表示部位の拡大動作と縮小動作を行うための処理をする演算処理手段とを備え、演算処理手段は、ポインティング手段に対する第1の操作に応じて、表示画面内に表示されている地図情報を拡大して表示させるか、若しくは、表示画面に表示されている地図情報より一段階拡大された地図情報を縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して表示させることで、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の拡大処理を実行し、ポインティング手段に対する第2の操作に応じて、表示画面内に表示されている地図情報を縮小して表示させるか、若しくは、表示画面に表示されている地図情報より一段階縮小された地図情報を縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して表示させることで、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の縮小処理を実行することを特徴とするデジタルマップの拡大縮小表示装置である。
本発明では、表示手段はデジタルマップの表示部位を表示し、ポインティング手段は第1の操作に応じて表示画面におけるデジタルマップの表示部位の拡大動作を指定し、第2の操作に応じて表示画面におけるデジタルマップの表示部位の縮小動作を指定し、演算処理手段は、ポインティング手段の操作により指定された表示部位の拡大動作と縮小動作を行うための処理をする。
これにより、ユーザは、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の連続的な拡大あるいは連続的な縮小を簡単に行うことができる。
前記演算処理手段は、ポインティング手段に対する第1の操作に応じて、拡大方向に次の新しい縮尺である第1の縮尺と、表示画面内に表示されている地図情報より一段階拡大された地図情報の縮尺である第2の縮尺とを比較し、この比較結果に応じて、表示画面内に表示されている地図情報を第1の縮尺に基づいて表示させるか、若しくは、表示画面に表示されている地図情報より一段階拡大された地図情報を縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して第1の縮尺に基づいて表示させることで、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の拡大処理を実行し、ポインティング手段に対する第2の操作に応じて、縮小方向に次の新しい縮尺である第3の縮尺と、表示画面内に表示されている地図情報より一段階縮小された地図情報の縮尺である第4の縮尺とを比較し、この比較結果に応じて、表示画面内に表示されている地図情報を第3の縮尺に基づいて表示させるか、若しくは、表示画面に表示されている地図情報より一段階縮小された地図情報を縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して第3の縮尺に基づいて表示させることで、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の縮小処理を実行するようにすることができる。
前記演算処理手段は、第1の縮尺と第2の縮尺との比較結果において、第1の縮尺が第2の縮尺より大きいとき、表示画面内に表示されている地図情報を第1の縮尺に基づいて表示させ、第1の縮尺が第2の縮尺より大きくないとき、表示画面に表示されている地図情報より一段階拡大された地図情報を縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して第1の縮尺に基づいて表示させることで、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の拡大処理を実行し、第3の縮尺と第4の縮尺との比較結果において、第3の縮尺が第4の縮尺より大きいとき、表示画面に表示されている地図情報より一段階縮小された地図情報を縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して第3の縮尺に基づいて表示させ、第3の縮尺が第4の縮尺より大きくないとき、表示画面内に表示されている地図情報を第3の縮尺に基づいて表示させることで、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の縮小処理を実行するようにすることができる。
本発明の一側面は、縮尺率の異なる複数のデジタル化された地図情報からなるデジタルマップの表示部位を表示画面内で拡大・縮小させる処理を、コンピュータに行わせるデジタルマップの拡大縮小表示プログラムであって、ポインティング手段に対する第1の操作に応じて、表示画面内に表示されている地図情報を拡大して表示させるか、若しくは、表示画面に表示されている地図情報より一段階拡大された地図情報を縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して表示させる拡大ステップと、ポインティング手段に対する第2の操作に応じて、表示画面内に表示されている地図情報を縮小して表示させるか、若しくは、表示画面に表示されている地図情報より一段階縮小された地図情報を縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して表示させる縮小ステップとを含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なデジタルマップの拡大縮小表示プログラムを格納した格納媒体である。
本発明では、ポインティング手段に対する第1の操作と第2の操作を行うことにより、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の拡大動作と縮小動作を指定することができる。
これにより、ユーザは、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の連続的な拡大あるいは連続的な縮小を簡単に行うことができる。
前記拡大ステップは、ポインティング手段に対する第1の操作に応じて、拡大方向に次の新しい縮尺である第1の縮尺と、表示画面内に表示されている地図情報より一段階拡大された地図情報の縮尺である第2の縮尺とを比較する第1の比較ステップと、第1の比較ステップの比較結果に応じて、表示画面内に表示されている地図情報を第1の縮尺に基づいて表示させるか、若しくは、表示画面に表示されている地図情報より一段階拡大された地図情報を縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して第1の縮尺に基づいて表示させる拡大表示制御ステップとを含み、縮小ステップは、ポインティング手段に対する第2の操作に応じて、縮小方向に次の新しい縮尺である第3の縮尺と、表示画面内に表示されている地図情報より一段階縮小された地図情報の縮尺である第4の縮尺とを比較する第2の比較ステップと、第2の比較ステップの比較結果に応じて、表示画面内に表示されている地図情報を第3の縮尺に基づいて表示させるか、若しくは、表示画面に表示されている地図情報より一段階縮小された地図情報を縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して第3の縮尺に基づいて表示させる縮小表示制御ステップとを含むようにすることができる。
前記拡大表示制御ステップは、第1の比較ステップの処理による第1の縮尺と第2の縮尺との比較結果において、第1の縮尺が第2の縮尺より大きいとき、表示画面内に表示されている地図情報を第1の縮尺に基づいて表示させ、第1の縮尺が第2の縮尺より大きくないとき、表示画面に表示されている地図情報より一段階拡大された地図情報を縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して第1の縮尺に基づいて表示させ、縮小表示制御ステップは、第2の比較ステップの処理による第3の縮尺と第4の縮尺との比較結果において、第3の縮尺が第4の縮尺より大きいとき、表示画面に表示されている地図情報より一段階縮小された地図情報を縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して第3の縮尺に基づいて表示させ、第3の縮尺が第4の縮尺より大きくないとき表示画面内に表示されている地図情報を第3の縮尺に基づいて表示させるようにすることができる。
本発明の一側面においては、ポインティング手段に対する第1の操作に応じて、表示画面におけるデジタルマップの表示部位の拡大動作が指定され、ポインティング手段に対する第2の操作に応じて、表示画面におけるデジタルマップの表示部位の縮小動作が指定される。
以上説明したように、本発明によれば、ユーザが表示画面内においてデジタルマップの表示部位を連続的に拡大あるいは縮小することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
図1は、本発明のデジタルマップの拡大縮小装置100の好ましい実施の形態を示す斜視図である。このデジタルマップの拡大縮小装置100のシステム構成は、図2に示している。
図1のデジタルマップの拡大縮小装置100は、いわゆる携帯型のノートブックパーソナルコンピュータであり、デジタルマップの拡大縮小装置100は、概略的には本体2、表示手段3、マウス6、タッチパッド12、タッチパッド31,32などを有している。表示手段3は表示画面4を有しており、この表示手段3は、例えば液晶表示装置(LCD)を採用することができる。この表示手段3は、本体2に対して開閉可能に取り付けられている。
本体2は、上述したポインティング手段であるマウス6、ポインティング手段であるタッチパッド12,31,32及びキーボード11、電源ランプ15などを有している。
図2は、この本体2内のシステム構成と、表示手段3を示している。
本体2は、上述したタッチパッド12,31,32、ハードディスクドライブ(HDD)85、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ(FDD)86、CD−ROM(コンパクトディスクを利用した読出し専用メモリ)のドライブ87、キーボード11の検出回路84、CPU(中央処理装置)81、ROM(読出し専用メモリ)82、RAM(ランダムアクセスメモリ)83及びコントローラ51を有している。
タッチパッド12,31,32及びマウス6は、コントローラ51に接続されている。コントローラ51、ROM82、RAM83、検出回路84、ハードディスクドライブ85、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ86、CD−ROMのドライブ87は、バスBAを介してCPU81に接続されている。
図1のマウス6は、マウス本体6a、左ボタン6b、右ボタン6cを有している。タッチパッド12の下方に、左クリックボタンとしてのタッチパッド31と、右クリックボタンとしてのタッチパッド32が設けられている。
図2のCPU81は、ROM82に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM83には、CPU81が各種の処理を実行する上において必要なデータ、プログラムなどが、適宜記憶される。検出回路84は、キー11の操作を検出し、その検出信号をCPU81に出力している。
ハードディスクドライブ(HDD)85は、CPU81が処理するプログラム、データなどを適宜記憶する。フロッピー(登録商標)ディスクドライブ(FD)86は、装着されたフロッピー(登録商標)ディスク89に対してデータを記録再生する。
コントローラ51は、タッチパッド12とタッチパッド31,32、マウス6の操作を検出し、検出信号をCPU81に出力する。
ユーザがタッチパッド12,31,32を用いてポインタ5を移動する場合、ユーザは、タッチパッド12上の所定の位置を指で接触(押圧)し、その接触位置を、ポインタ5を移動させる方向に移動させる操作を行う。コントローラ51は、この操作を検出する。すなわち、ユーザがタッチパッド12を指で押圧すると、その押圧された位置の静電容量が変化する。例えば、タッチパッド12のある位置を指で押圧すると、水平方向の電極と垂直方向の電極の間の静電容量が、他の電極との間の静電容量に比較して大きく変化する。
キーボード11のキーが操作されると、検出回路84は、その操作に対応する検出信号をCPU81に出力する。CPU81は、入力された検出信号に対応して、例えば、所定の文字のデータを発生させ、表示画面4に出力して、表示させる。また、同様にして、CPU81は、ROM82に記憶されているポインタ5の図形データを読み出し、表示画面4に出力し、表示させる。これにより、例えば図1に示すように、ポインタ5が表示される。
図2のコントローラ51、CPU81、ROM82、RAM83及び検出回路84は、演算処理手段120を構成している。この演算処理手段120は、ポインティング手段であるマウス6の左ボタン6bと右ボタン6c等あるいはタッチパッド12,31,32を操作することにより、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の拡大・縮小動作を行うための機能部分である。
本発明の実施の形態におけるデジタルマップの拡大縮小表示方法のプログラムは、例えば米国のマイクロソフト社ウィンドウズ(登録商標)95(WINDOWS(登録商標)’95)のオペレーティングシステムで動作するもので、図2の例えばCD−ROM88に格納されており、このCD−ROM88をCD−ROMのドライブ87に入れることにより、このCD−ROM88のデジタルマップの移動表示プログラムは、ハードディスクドライブ85内に落とし込むことができる。オペレーティングシステム(OS)とは、コンピュータを使うための基本となる「アプリケーションの実行」、「ファイルの管理」などの機能を把握するソフトウェアである。
あるいはこのようなデジタルマップの拡大縮小表示プログラムは、CD−ROM88に替えてフロッピー(登録商標)ディスク89に格納することもでき、このフロッピー(登録商標)ディスク89がフロッピー(登録商標)ディスクドライブ86に挿入されると、このフロッピー(登録商標)ディスク89内のデジタルマップの拡大縮小表示プログラムは、ハードディスクドライブ85に落とし込むことができる。
あるいは、ハードディスクドライブ85に対して、インターネットのようなネットワークを通じて外部からデジタルマップの拡大縮小表示プログラムを落とし込むこともできる。
次に、図3を参照する。図3は、図1及び図2の表示手段3の表示画面4に表示されたデジタルマップの拡大縮小表示プログラムに含まれる画面130を示している。この画面130は単なる一例であるが、この画面130内には、タイトルバー131、メニューバー132、ツールバー133、(情報表示)リストボックス134、ガイダンスエリア135、地図表示領域136、地図ウィンドウのタイトルバー138、スケール表示139、緯度・経度表示140、(ズームイン)ボタン141、(ズームアウト)ボタン142、スケールバー143、スケールバーつまみ(スライダともいう)144、最大化ボタン145、最小化ボタン146、Xボタン(閉じるボタン)147などが表示されている。また画面130のウィンドウ130aの中には別のウィンドウ130bが表示されている。このウィンドウ130b内には、デジタルマップ150の表示部位150の一例が表示されている。メニューバー132は、タイトルバー131の下にある機能名が並んでいるところで、ここをクリックするとさらに詳しい表示がでる。
図4は、図1のマウス6をユーザが操作して、図1のポインタ5で表示部位における拡大したい領域(長方形あるいは正方形)を指定している例を示している。図4の例では、表示部位150の指定した領域151を拡大領域152に拡大した様子を示している。
この指定した領域151はデジタルマップの表示部位150の領域よりは狭い領域であり、マウス6をドラッグすることにより長方形あるいは正方形の形で指定することができる。すなわちこのように図4のように拡大モードで指定した領域151を拡大領域152に拡大したい場合には、マウス6の左ボタン6bを押しながらマウス6を机の上で移動することにより行うことができる。この場合にマウス6をドラッグ操作してポインタ5を図4の拡大したいスタートポイントSPから終了ポイントFPまで斜めに移動することで簡単に設定することができる。
図5は、逆に縮小モードを示しており、表示部位150の中では指定した大きさの領域153を指定することにより、その指定した領域153内に、表示部位150の全体が入るようにすることができる。つまりこの指定した大きさの領域153は、表示部位150をどの位のサイズに縮小したいかを指定するものである。指定した大きさの領域153は、マウス6の右ボタン6cを押すことで、ポインタ5でスタートポイントSP1を指定し、マウス6をドラッグして斜めに移動することで、終了ポイントFP1を指定することで設定できる。
図4のように拡大する時には、図1のマウス6の左ボタン6bを押すのであるが、この左ボタン6bを一回押す毎に、1段階ずつ表示部位150内の指定した領域を拡大していくことができる。また図5のように縮小モードでは、マウス6の右ボタン6cを一回押す毎に、表示部位150を1段階ずつ指定した大きさの領域に縮小していくことができる。またマウス6の左ボタン6bを押し続けると、連続して拡大でき、マウス6の右ボタン6cを押し続けると、連続して縮小することができる。
図6は、マウス6の左ボタン6bで拡大していく様子及びマウス6の右ボタン6cで縮小していく様子を示している。
図7は、図8のフローチャートに示す表示部位の連続ズーム(連続拡大縮小)に用いる現在選択中の縮尺Snのデジタルマップレイヤー,一段階拡大方向の縮尺S(n−1)のデジタルマップレイヤー,一段階縮小方向の縮尺S(n+1)のデジタルマップレイヤー等を概念的に立体的に示している。
次に、図8を参照して、デジタルマップの拡大縮小表示プログラムに従って、図3におけるデジタルマップの表示部位150の拡大縮小操作をする例(スクロール操作例)について説明する。
図2の例えばCD−ROMのドライブ87に対してCD−ROM88を挿入する。あるいはフロッピー(登録商標)ディスクドライブ86に対してフロッピー(登録商標)ディスク89を挿入する。
これにより、CD−ROM88あるいはフロッピー(登録商標)ディスク89に格納されている本発明のデジタルマップの拡大縮小表示プログラムの好ましい実施の形態が、バスBAを介してハードディスクドライブのハードディスク2を落とし込まれる。
このような準備が終了すると、図3の表示手段3の表示画面4にはウィンドウ130bが表示される。このウィンドウ130bは、デジタルマップのウィンドウである。
図8を参照すると、図8は、デジタルマップの表示部位150における連続ズームを示すフローチャートを示である。マウス6を用いて行う連続ズームの開始時点での状態では、例えばCD−ROMのような格納ディスク中の地図レイヤー(データ)の縮尺を、Sn(単位:meter/dot)として、そのデータを縮尺Scで図1の表示画面4に表示中であるとする。
また、S(Scale)の単位(meter/dot)は、表示ピクセル1つに対応する地図上(実際)の距離を表わしている。
図11においてfzoom−in(Sc)は拡大率(例えば80%)を示し、fzoom−out(Sc)は縮小率(例えば125%)を示している。拡大率と縮小率は、共に2次元(線分)に関する。
現在のところ、fzoom−in=1/fzoom−out=定数(例えば0.8)に設定してある。しかしこの値は自由に変えることもできる。例えば加速度に応じて、地球2の表面に近づけば近づく程拡大率を大きくするなどの操作をすることができる。
図8のステップSP1においてスタートすると、このスタート時点にはすでにデジタルマップの表示部位がズームモードに入っていると仮定する。
ステップSP2において、マウス6の左マウスボタン6bが押されたか右ボタン6cが押されたかを判断する。
マウス6の左ボタン6bが押されている場合には、ステップSP3の拡大処理に移り、右ボタン6cが押されている場合にはステップSP10の縮小処理に移る。
まず左ボタン6bが押されていると、ステップSP3において、ユーザがマウス6の左ボタン6bを押して設定した次の縮尺New Scale(新しい縮尺)の計算を行う。この新しい縮尺をSnewと表わす。ステップSP4において、現在表示中のデジタルマップの1段階拡大方向の地図レイヤー(データ)の縮尺S(n−1)を求める。
ステップSP5において、新しい縮尺Snewと、ステップSP4における縮尺S(n−1)を比較して、新しい縮尺Snewが大きい場合にはステップSP6に移り、そうでない場合にはステップSP7に移る。
ステップSP6では、現在表示中の地図レイヤー(データ)を拡大して表示する。それに対してステップSP7では1段階拡大方向の地図レイヤー(データ)を拡大する。
このようにすることで、対象データに対する表示部位を図3のを表示画面4に表示することができる。
これに対して、ステップSP2において右ボタン6cが押されている場合にはステップSP10において、ユーザがマウス6の右ボタン6cで設定した次の縮尺New Scale(新しい縮尺)の計算を行う。この新しい縮尺Snewが、ディスク中の地図レイヤーの縮尺Snよりも大きい場合にはステップSP12に移り、そうでない場合にはステップSP14に移る。
ステップSP12では、現在表示中の地図の1段階縮小方向の地図レイヤーの縮尺S(n+1)を求める。そしてステップSP13において1段階縮小方向の地図レイヤー(データ)を拡大する。これに対して、ステップSP14では現在表示中のデータを拡大する。
このようにしてユーザがマウス6のボタン6b,6cを用いて対象データを拡大あるいは縮小してしかも連続的に拡大あるいは縮小して表示することができる。
なお従来マウスのドラッグ方向で拡大か縮小かの指定を行っているのとは異なり、マウスのドラッグ方向によらず、図4と図5のように拡大あるいは縮小をマウス6の左ボタン6bあるいは右ボタン6cで確実に指定することができるので、操作が容易かつ確実に行える。
図5に示すように、縮小後の地図表示(図5(B))の中に、縮小前の領域(図5(A))を表示することができる。
マウス6の左ボタン6b及び右ボタン6cにより、表示部位150の特定の領域を連続的に拡大あるいは縮小するモードを指定できるとともに、マウス6をドラッグ操作することにより、その拡大あるいは縮小領域を簡単に指定することができる。しかも、その左ボタン6bあるいは右ボタン6cをユーザが押し続けることにより、拡大あるいは縮小動作を連続的に行うことができる。
ところで本発明は上記実施の形態に限定されない。
上述した実施の形態では、本発明のデジタルマップの移動表示プログラムは、図1に示すCD−ROM88やフロッピー(登録商標)ディスク89に格納している例を示している。しかしこれに限らず、あらかじめハードディスクドライブ85のハードディスクにインストールして格納することもできるし、あるいは外部のインターネットのようなネットワークを通じて、デジタルマップの移動表示プログラムを例えばハードディスクドライブのハードディスク85に格納することもできる。また、格納媒体としては、他の種類のディスク、例えば高密度記録ディスク(DVD)などを用いてもよい。
また図1のデジタルマップの移動表示装置は、ノートブック型のパーソナルコンピュータであるが、これに限らずディスクトップ型のパーソナルコンピュータ、あるいは自動車などの移動体に搭載されるナビゲーションシステム、あるいは携帯型のナビゲーションシステムなどにも適用できる。
図1に示すタッチパッド12,31,32を、マウス6の左右ボタン6b,6cの代わりに用いることができる。この場合、タッチパッド12ではマウス6の移動量を設定する代わりに指を移動することで表示部位内に領域を指定でき、タッチパッド31,32はマウス6の左ボタン6bと右ボタン6cにそれぞれ相当する。
本発明のデジタルマップの移動装置の一例として、ノートブック型のパーソナルコンピュータを示す斜視図。 図1のデジタルマップの移動装置のシステムを示す図。 図1のデジタルマップの移動表示装置の表示手段に表示されているデジタルマップの表示部位の一例を示す図。 拡大部位の指定した領域を拡大モードで拡大した例を示す図。 表示部位における指定した大きさの領域に縮小した例を示す図。 マウスの左ボタン及び右ボタンにより表示部位を連続的に拡大あるいは縮小する様子を示す図。 拡大縮小(連続ズーム)の概念を示す図。 連続ズームのフローチャートを示す図。 従来のデジタルマップの非連続的な拡大縮小をする様子を示す図。
符号の説明
3 表示手段, 4 表示画面, 6 マウス(ポインティング手段), 6b マウスの左ボタン(第1指示部), 6c マウスの右ボタン(第2指示部), 12,31,32 タッチパッド(ポインティング手段), 88 CD−ROM(デジタルマップの拡大縮小表示プログラムを格納した格納媒体), 89 フロッピー(登録商標)ディスク(デジタルマップの拡大縮小表示プログラムを格納した格納媒体), 100 デジタルマップの移動表示装置, 120 演算処理手段, 130b ウィンドウ(地図ウィンドウ), 150 デジタルマップの表示部位

Claims (13)

  1. 縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報からなるデジタルマップの表示部位を表示画面内で拡大・縮小するデジタルマップの拡大縮小表示方法であり、
    ポインティング手段に対する第1の操作に応じて、前記表示画面におけるデジタルマップの表示部位の拡大動作を指定し、ポインティング手段に対する第2の操作に応じて、前記表示画面におけるデジタルマップの表示部位の縮小動作を指定する
    ことを特徴とするデジタルマップの拡大縮小表示方法。
  2. ポインティング手段に対する第1の操作に応じて、前記表示画面内に表示されている地図情報を拡大して表示するか、若しくは、前記表示画面に表示されている地図情報より一段階拡大された地図情報を前記縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して表示することで、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の拡大処理を実行し、
    ポインティング手段に対する第2の操作に応じて、前記表示画面内に表示されている地図情報を縮小して表示するか、若しくは、前記表示画面に表示されている地図情報より一段階縮小された地図情報を前記縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して表示することで、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の縮小処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデジタルマップの拡大縮小表示方法。
  3. ポインティング手段に対する第1の操作に応じて、拡大方向に次の新しい縮尺である第1の縮尺と、前記表示画面内に表示されている地図情報より一段階拡大された地図情報の縮尺である第2の縮尺とを比較し、この比較結果に応じて、前記表示画面内に表示されている地図情報を前記第1の縮尺に基づいて表示するか、若しくは、前記表示画面に表示されている地図情報より一段階拡大された地図情報を前記縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して前記第1の縮尺に基づいて表示することで、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の拡大処理を実行し、
    ポインティング手段に対する第2の操作に応じて、縮小方向に次の新しい縮尺である第3の縮尺と、前記表示画面内に表示されている地図情報より一段階縮小された地図情報の縮尺である第4の縮尺とを比較し、この比較結果に応じて、前記表示画面内に表示されている地図情報を前記第3の縮尺に基づいて表示するか、若しくは、前記表示画面に表示されている地図情報より一段階縮小された地図情報を前記縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して前記第3の縮尺に基づいて表示することで、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の縮小処理を実行する
    ことを特徴とする請求項2に記載のデジタルマップの拡大縮小表示方法。
  4. 前記第1の縮尺と前記第2の縮尺との比較結果において、前記第1の縮尺が前記第2の縮尺より大きいとき、前記表示画面内に表示されている地図情報を前記第1の縮尺に基づいて表示し、前記第1の縮尺が前記第2の縮尺より大きくないとき、前記表示画面に表示されている地図情報より一段階拡大された地図情報を前記縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して前記第1の縮尺に基づいて表示することで、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の拡大処理を実行し、
    前記第3の縮尺と前記第4の縮尺との比較結果において、前記第3の縮尺が前記第4の縮尺より大きいとき、前記表示画面に表示されている地図情報より一段階縮小された地図情報を前記縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して前記第3の縮尺に基づいて表示し、前記第3の縮尺が前記第4の縮尺より大きくないとき、前記表示画面内に表示されている地図情報を前記第3の縮尺に基づいて表示することで、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の縮小処理を実行する
    ことを特徴とする請求項3に記載のデジタルマップの拡大縮小表示方法。
  5. 前記第1の縮尺および前記第3の縮尺は、縮尺率の変位が一定となるように算出される
    ことを特徴とする請求項4に記載のデジタルマップの拡大縮小表示方法。
  6. 前記第1の縮尺または前記第3の縮尺の縮尺率の変位は、前記縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報が一段階で変位する縮尺率の変位より、小さい変位である
    ことを特徴とする請求項5に記載のデジタルマップの拡大縮小表示方法。
  7. 前記ポインティング手段に対して連続的に前記第1の操作がなされた場合、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の連続的な拡大処理を実行し、前記ポインティング手段に対して連続的に前記第2の操作がなされた場合、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の連続的な拡大処理を実行する
    ことを特徴とする請求項2に記載のデジタルマップの拡大縮小表示方法。
  8. 縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報からなるデジタルマップの表示部位を表示画面内で拡大・縮小するデジタルマップの拡大縮小表示装置であり、
    デジタルマップの表示部位を表示するための表示画面を有する表示手段と、
    第1の操作に応じて、前記表示画面におけるデジタルマップの表示部位の拡大動作を指定し、第2の操作に応じて、前記表示画面におけるデジタルマップの表示部位の縮小動作を指定するポインティング手段と、
    前記ポインティング手段の操作により指定された表示部位の拡大動作と縮小動作を行うための処理をする演算処理手段と
    を備え、
    前記演算処理手段は、
    前記ポインティング手段に対する前記第1の操作に応じて、前記表示画面内に表示されている地図情報を拡大して表示させるか、若しくは、前記表示画面に表示されている地図情報より一段階拡大された地図情報を前記縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して表示させることで、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の拡大処理を実行し、
    前記ポインティング手段に対する前記第2の操作に応じて、前記表示画面内に表示されている地図情報を縮小して表示させるか、若しくは、前記表示画面に表示されている地図情報より一段階縮小された地図情報を前記縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して表示させることで、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の縮小処理を実行する
    ことを特徴とするデジタルマップの拡大縮小表示装置。
  9. 前記演算処理手段は、
    前記ポインティング手段に対する前記第1の操作に応じて、拡大方向に次の新しい縮尺である第1の縮尺と、前記表示画面内に表示されている地図情報より一段階拡大された地図情報の縮尺である第2の縮尺とを比較し、この比較結果に応じて、前記表示画面内に表示されている地図情報を前記第1の縮尺に基づいて表示させるか、若しくは、前記表示画面に表示されている地図情報より一段階拡大された地図情報を前記縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して前記第1の縮尺に基づいて表示させることで、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の拡大処理を実行し、
    前記ポインティング手段に対する前記第2の操作に応じて、縮小方向に次の新しい縮尺である第3の縮尺と、前記表示画面内に表示されている地図情報より一段階縮小された地図情報の縮尺である第4の縮尺とを比較し、この比較結果に応じて、前記表示画面内に表示されている地図情報を前記第3の縮尺に基づいて表示させるか、若しくは、前記表示画面に表示されている地図情報より一段階縮小された地図情報を前記縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して前記第3の縮尺に基づいて表示させることで、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の縮小処理を実行する
    ことを特徴とする請求項8に記載のデジタルマップの拡大縮小表示装置。
  10. 前記演算処理手段は、
    前記第1の縮尺と前記第2の縮尺との比較結果において、前記第1の縮尺が前記第2の縮尺より大きいとき、前記表示画面内に表示されている地図情報を前記第1の縮尺に基づいて表示させ、前記第1の縮尺が前記第2の縮尺より大きくないとき、前記表示画面に表示されている地図情報より一段階拡大された地図情報を前記縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して前記第1の縮尺に基づいて表示させることで、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の拡大処理を実行し、
    前記第3の縮尺と前記第4の縮尺との比較結果において、前記第3の縮尺が前記第4の縮尺より大きいとき、前記表示画面に表示されている地図情報より一段階縮小された地図情報を前記縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して前記第3の縮尺に基づいて表示させ、前記第3の縮尺が前記第4の縮尺より大きくないとき、前記表示画面内に表示されている地図情報を前記第3の縮尺に基づいて表示させることで、表示画面内におけるデジタルマップの表示部位の縮小処理を実行する
    ことを特徴とする請求項9に記載のデジタルマップの拡大縮小表示装置。
  11. 縮尺率の異なる複数のデジタル化された地図情報からなるデジタルマップの表示部位を表示画面内で拡大・縮小させる処理を、コンピュータに行わせるデジタルマップの拡大縮小表示プログラムであって、
    ポインティング手段に対する第1の操作に応じて、前記表示画面内に表示されている地図情報を拡大して表示させるか、若しくは、前記表示画面に表示されている地図情報より一段階拡大された地図情報を前記縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して表示させる拡大ステップと、
    ポインティング手段に対する第2の操作に応じて、前記表示画面内に表示されている地図情報を縮小して表示させるか、若しくは、前記表示画面に表示されている地図情報より一段階縮小された地図情報を前記縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して表示させる縮小ステップと
    を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なデジタルマップの拡大縮小表示プログラムを格納した格納媒体。
  12. 前記拡大ステップは、
    前記ポインティング手段に対する前記第1の操作に応じて、拡大方向に次の新しい縮尺である第1の縮尺と、前記表示画面内に表示されている地図情報より一段階拡大された地図情報の縮尺である第2の縮尺とを比較する第1の比較ステップと、
    前記第1の比較ステップの比較結果に応じて、前記表示画面内に表示されている地図情報を前記第1の縮尺に基づいて表示させるか、若しくは、前記表示画面に表示されている地図情報より一段階拡大された地図情報を前記縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して前記第1の縮尺に基づいて表示させる拡大表示制御ステップと
    を含み、
    前記縮小ステップは、
    前記ポインティング手段に対する前記第2の操作に応じて、縮小方向に次の新しい縮尺である第3の縮尺と、前記表示画面内に表示されている地図情報より一段階縮小された地図情報の縮尺である第4の縮尺とを比較する第2の比較ステップと、
    前記第2の比較ステップの比較結果に応じて、前記表示画面内に表示されている地図情報を前記第3の縮尺に基づいて表示させるか、若しくは、前記表示画面に表示されている地図情報より一段階縮小された地図情報を前記縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して前記第3の縮尺に基づいて表示させる縮小表示制御ステップと
    を含むことを特徴とする請求項11に記載のデジタルマップの拡大縮小表示プログラムを格納した格納媒体。
  13. 前記拡大表示制御ステップは、前記第1の比較ステップの処理による前記第1の縮尺と前記第2の縮尺との比較結果において、前記第1の縮尺が前記第2の縮尺より大きいとき、前記表示画面内に表示されている地図情報を前記第1の縮尺に基づいて表示させ、前記第1の縮尺が前記第2の縮尺より大きくないとき、前記表示画面に表示されている地図情報より一段階拡大された地図情報を前記縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して前記第1の縮尺に基づいて表示させ、
    前記縮小表示制御ステップは、前記第2の比較ステップの処理による前記第3の縮尺と前記第4の縮尺との比較結果において、前記第3の縮尺が前記第4の縮尺より大きいとき、前記表示画面に表示されている地図情報より一段階縮小された地図情報を前記縮尺の異なる複数のデジタル化された地図情報の中から選択して前記第3の縮尺に基づいて表示させ、前記第3の縮尺が前記第4の縮尺より大きくないとき前記表示画面内に表示されている地図情報を前記第3の縮尺に基づいて表示させる
    ことを特徴とする請求項12に記載のデジタルマップの拡大縮小表示プログラムを格納した格納媒体。
JP2006354516A 2006-12-28 2006-12-28 デジタルマップの拡大縮小表示方法、デジタルマップの拡大縮小表示装置、及びデジタルマップの拡大縮小表示プログラムを格納した格納媒体 Pending JP2007172633A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006354516A JP2007172633A (ja) 2006-12-28 2006-12-28 デジタルマップの拡大縮小表示方法、デジタルマップの拡大縮小表示装置、及びデジタルマップの拡大縮小表示プログラムを格納した格納媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006354516A JP2007172633A (ja) 2006-12-28 2006-12-28 デジタルマップの拡大縮小表示方法、デジタルマップの拡大縮小表示装置、及びデジタルマップの拡大縮小表示プログラムを格納した格納媒体

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14427497A Division JP3975472B2 (ja) 1997-06-02 1997-06-02 デジタルマップの拡大縮小表示方法、デジタルマップの拡大縮小表示装置、及びデジタルマップの拡大縮小表示プログラムを格納した格納媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007172633A true JP2007172633A (ja) 2007-07-05

Family

ID=38299023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006354516A Pending JP2007172633A (ja) 2006-12-28 2006-12-28 デジタルマップの拡大縮小表示方法、デジタルマップの拡大縮小表示装置、及びデジタルマップの拡大縮小表示プログラムを格納した格納媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007172633A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010277606A (ja) * 2010-08-31 2010-12-09 Toshiba Corp 電子機器、入力制御方法
JP2011198932A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Nuflare Technology Inc 図形データの表示方法および図形データ表示装置
JP2014235329A (ja) * 2013-06-03 2014-12-15 Kddi株式会社 拡大率に応じて分割地図画像の表示を制御するシステム、方法、地図サーバ、端末及びプログラム
CN113617029A (zh) * 2021-08-03 2021-11-09 网易(杭州)网络有限公司 一种游戏中的显示控制方法、装置、设备及介质

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS638877A (ja) * 1986-06-28 1988-01-14 Fujitsu Ltd 仮想スケールによる拡大・縮小方式
JPH024285A (ja) * 1988-06-21 1990-01-09 Sony Corp 地図情報の表示装置
JPH02300819A (ja) * 1989-05-15 1990-12-13 Sanyo Electric Co Ltd 情報処理装置
US5032989A (en) * 1986-03-19 1991-07-16 Realpro, Ltd. Real estate search and location system and method
JPH0580695A (ja) * 1991-09-18 1993-04-02 Mitsubishi Electric Corp 地図表示システム
JPH05127853A (ja) * 1991-10-31 1993-05-25 Fujitsu Ltd 表示拡大縮小方式
JPH05216972A (ja) * 1992-02-05 1993-08-27 Fujitsu Ltd ウィンドウ図形の拡大・縮小表示制御方式
WO1996014633A1 (en) * 1994-11-07 1996-05-17 Baron Motion Communication Inc. Multi-dimensional electrical control device
JPH0981033A (ja) * 1995-09-19 1997-03-28 Hitachi Eng Co Ltd 地図情報システム及び地図画面切替方法
JP3713696B2 (ja) * 1997-06-02 2005-11-09 ソニー株式会社 デジタルマップの拡大縮小表示方法、デジタルマップの拡大縮小表示装置、及びデジタルマップの拡大縮小表示プログラムを格納した格納媒体

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5032989A (en) * 1986-03-19 1991-07-16 Realpro, Ltd. Real estate search and location system and method
JPS638877A (ja) * 1986-06-28 1988-01-14 Fujitsu Ltd 仮想スケールによる拡大・縮小方式
JPH024285A (ja) * 1988-06-21 1990-01-09 Sony Corp 地図情報の表示装置
JPH02300819A (ja) * 1989-05-15 1990-12-13 Sanyo Electric Co Ltd 情報処理装置
JPH0580695A (ja) * 1991-09-18 1993-04-02 Mitsubishi Electric Corp 地図表示システム
JPH05127853A (ja) * 1991-10-31 1993-05-25 Fujitsu Ltd 表示拡大縮小方式
JPH05216972A (ja) * 1992-02-05 1993-08-27 Fujitsu Ltd ウィンドウ図形の拡大・縮小表示制御方式
WO1996014633A1 (en) * 1994-11-07 1996-05-17 Baron Motion Communication Inc. Multi-dimensional electrical control device
JPH0981033A (ja) * 1995-09-19 1997-03-28 Hitachi Eng Co Ltd 地図情報システム及び地図画面切替方法
JP3713696B2 (ja) * 1997-06-02 2005-11-09 ソニー株式会社 デジタルマップの拡大縮小表示方法、デジタルマップの拡大縮小表示装置、及びデジタルマップの拡大縮小表示プログラムを格納した格納媒体

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011198932A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Nuflare Technology Inc 図形データの表示方法および図形データ表示装置
JP2010277606A (ja) * 2010-08-31 2010-12-09 Toshiba Corp 電子機器、入力制御方法
JP2014235329A (ja) * 2013-06-03 2014-12-15 Kddi株式会社 拡大率に応じて分割地図画像の表示を制御するシステム、方法、地図サーバ、端末及びプログラム
CN113617029A (zh) * 2021-08-03 2021-11-09 网易(杭州)网络有限公司 一种游戏中的显示控制方法、装置、设备及介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3975472B2 (ja) デジタルマップの拡大縮小表示方法、デジタルマップの拡大縮小表示装置、及びデジタルマップの拡大縮小表示プログラムを格納した格納媒体
JP3713696B2 (ja) デジタルマップの拡大縮小表示方法、デジタルマップの拡大縮小表示装置、及びデジタルマップの拡大縮小表示プログラムを格納した格納媒体
JP7437357B2 (ja) タッチ入力カーソル操作
AU2019267352B2 (en) Devices and methods for measuring using augmented reality
JP3624626B2 (ja) 情報処理装置および方法、並びに記録媒体
US6937254B2 (en) Graphical user interface for searches
KR100267489B1 (ko) 스크롤 바 확장 장치 및 방법
JP5429060B2 (ja) 表示制御装置、表示制御方法、表示制御プログラム並びにこの表示制御プログラムが記録された記録媒体
EP1729207A2 (en) System and methods for navigating displayed content
JP2005316955A (ja) ポータブル装置用の高度なナビゲーション技術
JP2009151505A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2011134260A (ja) 情報処理装置及びその制御方法
US20200326841A1 (en) Devices, methods, and systems for performing content manipulation operations
US8928700B1 (en) Simultaneous zoom in windows on a touch sensitive device
WO2019217148A1 (en) Devices and methods for measuring using augmented reality
JP2005182463A (ja) 情報処理装置および表示制御方法
JP2014106625A (ja) 携帯端末、携帯端末の制御方法、プログラム、および記録媒体
JP4879933B2 (ja) 画面表示装置、画面表示方法およびプログラム
JP2007172633A (ja) デジタルマップの拡大縮小表示方法、デジタルマップの拡大縮小表示装置、及びデジタルマップの拡大縮小表示プログラムを格納した格納媒体
JP2014182652A (ja) 情報処理装置およびその制御方法、ならびにプログラム
JP6800714B2 (ja) 電子機器および表示制御方法
CN110574001A (zh) 一种对所显示的内容的板块进行导航的方法
US10402071B1 (en) Simultaneous zoom in windows on a touch sensitive device
JP2021060667A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2006085245A (ja) 表示制御装置、表示制御方法、制御プログラム及び記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080502

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080701

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080819

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081020

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20081023

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20081114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110303