JP2007168463A - 車両用電子制御システム及びデータ変換装置 - Google Patents

車両用電子制御システム及びデータ変換装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電子制御装置内の変更を小規模に留め、簡易的にダイアグツール機能関連の法規に対応することが可能な車両用電子制御システムを提供する。
【解決手段】パワトレECUの法規対応装置接続用アプリケーション1bは、一定時間毎に車両毎に決められているデータ名を指定して制御ソフトウェア1aのデータを読み出し、メーカー、車種に係らず共通のIDを有するデータとして記憶する(1)とともに、そのデータをIDとともに法規対応装置に送信する(2)。法規対応装置は、受信したデータをLSB変換アプリケーション2aによりメーカー、機種に係らず共通のデータ形式のデータに変換して法規ソフト用データとして格納する(3)。そして、ダイアグツール3からモード0*の要求がある(4)と、法規ソフトウェア2bが指定されたIDの法規ソフト用データを読み出し、ダイアグツール3に出力する(5)。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用電子制御システムに関し、特に、ダイアグツール関連の法規に対応していない車両用電子制御装置の法規対応を可能とする車両用電子制御システム及びデータ変換装置に関する。
車両の電子制御装置(以下、ECUという)は、車両の制御機構との間で信号のやり取りを行って車両の電子制御を行うものであり、パワートレーンECU(以下、パワトレECUという)あるいはブレーキ制御ECUというように、一つのECUにて目的とする制御を実施するようにしている。
上記のパワトレECUはエンジン及びオートマチックトランスミッションなどのパワートレーンユニットの制御を行うものであり、吸入吸気量や空燃比等のセンサ信号をもとに燃料噴射量・点火時期・変速タイミング等の制御指令値の演算を行い、この結果に基づいてインジェクタや点火コイル等のアクチュエータを制御するものである。
車両にはこのような電子制御装置が多数、例えば、上記のようなパワトレECU、ブレーキ制御ECUの他にも、所定の条件成立時にエンジン自動停止再始動制御を行うエコランECU、ランプやドアなどの制御を行うボディECU、エアバッグECU、セキュリティECU等が搭載されており、これらの各ECUは、担当する制御対象について、単体で独自に制御しているが、他のECUとの情報授受が必要な場合もある。
このため、車両に搭載する複数のECUを関連付けして各種制御を行うために、その複数のECUを共通のバスラインに接続するとともに、代表的標準ネットワークプロトコルであるコントローラエリアネットワーク(Controller Area Network、以下CANという)プロトコル等を使用して相互通信制御を行っている。
一方、上記のようなECUは、ECU内の各部の異常検出を行わないと、走行上の不具合を引き起こす可能性があり、場合によっては走行不能となることもあるため、各ECUに自己診断機能を備えることにより、信頼性の向上が図られている。すなわち、各ECUはCPUやセンサ類の動作状態を適当な周期で自動的にチェックし、故障時には異常ランプを点灯したり、その故障内容が修理業者に分かるように異常コード(DTC)を記憶したりするダイアグノーシス(以下、ダイアグという)処理を行っている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−347918号公報
そして、車両故障時には、車両の整備工場などにおいて、車両の状態を診断するための診断装置(いわゆる、ダイアグツール)をCAN等の車内LANに接続し、例えば、パワトレECUに対して、その診断装置から、現在のエンジン状態(エンジン水温やエンジン回転数など)を表すデータや故障箇所を表すデータなどの出力要求を送信することにより、その要求に応じたデータを得ることができる。
ここで、ダイアグツールにより取得される車両情報について説明すると、車両情報には故障情報の他にも、例えば、エミッションに関連する情報、アクチュエータに関連する情報など様々なものが存在する。このため、車両情報は所定のカテゴリに分けられ、このようなカテゴリは、法規によってテストモード01からテストモード09として分類されている。
すなわち、テストモード01要求は最新パワートレーンデータの出力、テストモード02要求はデータ異常が発生したときに記憶される予め決められたデータ情報(フリーズ情報)の出力、テストモード03要求は制御仕様/エミッション関連パワートレーニングダイアグコードの出力、テストモード04要求はダイアグコード情報の消去、テストモード05要求は酸素センサモニタテスト結果の出力、テストモード06要求は非連続モニタシステムテスト結果の出力、テストモード07要求は常時モニタシステムテスト結果の出力、テストモード08要求はモニタシステム制御、テストモード09要求は車両情報の出力というように定められている。
上記のように、故障情報の中には故障時の車両状態などを含む様々な情報が含まれるが、例えば、フリーズ情報は、車両メーカーの仕様によって変わるため、近年では、メーカー毎にこのようなカテゴリが設定されるようになってきた。
そのため、ダイアグツールからはこのカテゴリとそのカテゴリに含まれる情報を指定して、目的とする情報を読み出すことになるが、メーカー、車種によりデータが異なるため、各ECUに法規対応ソフトを備えるようにしている。
図9は、従来のパワトレECU41のソフトウェア構成を示す機能ブロック図であり、パワトレECU41のソフトウェアは複数の制御ソフトウェアよりなる制御ソフト41aと法規ソフト41bにより構成されている。制御ソフト41aにはエンジンの駆動状態を制御するENG制御ソフト、トランスミッションを制御するECT制御ソフト等が含まれている。法規ソフト41bは、ダイアグツール42への情報提供機能を実現するためのサービスプログラムであって、ダイアグツール42からの各種の要求、例えば、書込み要求や読み出し要求を処理するとともに、制御ソフト41aからダイアグツール42への送信データ、またはダイアグツール42から制御ソフト41aへの送信データをダイアグツール関連の法規を満たすためのデータに変換するアプリケーションソフトウェアであり、例えば、LSB、OFFSET、型のデータ変換を行う。
すなわち、ECU間でデータ通信を行う車両制御システムにおいては、同じ種別の制御用データであっても、各ECUで扱われる分解能が異なる場合がある。例えば、パワートレーンECUでは、エンジン回転数の制御用データを、LSB当たり(最下位の1ビット当たり)50/256(=約0.195)rpmの分解能で扱ってエンジンに対する制御量を求めるが、ボディECUでは、エンジン回転数の制御用データを、LSB当たり1rpmで扱う、といった具合である。
そして、各制御用データの分解能、すなわち、そのデータの精度は、そのデータを扱うECUのマイコンで要求される演算精度に応じて適宜決められるものである。そこで、従来より、この種の車両制御システムにおいては、制御用データを算出して送信する側のECUが、送信対象の制御用データに対して、受信側で扱われる分解能で表すデータに変換する精度変換処理を行い、その精度変換処理後の制御用データを相手側のECUへ送信するようにしている。
また、OFFSETの変換とは、マイコンにより扱うビットデータの0の位置が異なるため、マイコン間データ送信において、ビットデータの0位置を変換するものである。
例えば、パワトレECUのマイコンでは0000のデータを-5とし、ボディECUのマイコンでは0000のデータを0とすると、OFFSETが異なるため、両ECU間のデータ通信ではOFFSET変換が必要となる。この場合、パワトレECUでのデータ1010(5)を送信しようとすると、受信側マイコンに合わせてOFFSET変換を行い、0101(受信側での5)を送信する。これにより、受信側マイコンは0101を受信しデータ5を認識する。
さらに、型の変換とは、マイコンにより扱うデータ単位が異なるため、マイコン間データ送信において、単位の変換をするものである。
例えば、パワトレECUのマイコンでは水温データを[v]の単位で扱うとき、ボディECUのマイコンでは[℃]で扱うとすると、単位が異なるため、両ECU間のデータ通信では単位変換が必要となる。この場合、パワトレECUでのデータ5[v]を送信しようとすると、受信側マイコンに合わせて単位変換を行い、75[℃](送信側での5[v])を送信する。これにより、受信側マイコンは75[℃]のデータを受信できる。
同様に、ECUとダイアグツールの間では、扱うテストモード用データのLSB、OFFSET、型が異なるので、法規ソフト41bはこのLSB、OFFSET、型変換を行ってダイアグツール42に送信するのである。
このように、パワトレECU41のソフトウェアを制御ソフト41aと法規ソフト41bに分けて作成することにより、例えば、データの読み出し対象や制御内容の変更等のダイアグツール関連の法規変更があった場合には、法規ソフト41bを変更することにより法規に対応することが可能となる。
上記のように、ダイアグ機能により取得すべきデータは法規により定められているが、コンピュータシステムが車両の至るところに搭載されていくという状況下では、法改正によりダイアグツールによって取得すべき車両情報が増加する傾向にある。そして、法改正があった場合、取得すべきデータに追加/変更が生じたり、また、車両メーカーの違いによっても、あるいは、車種・グレードの違いによっても車両情報が異なってくる。
このため、上記のように従来のECUのソフトウェアは制御ソフトと法規ソフトに分けて作成され、ダイアグツール関連の法規変更があった場合、法規ソフトを変更することにより法改正に対応することが可能であるが、小規模開発の車両にとっては、製品の製造後、新たなダイアグツール関連の法規が施行された場合、ダイアグツール関連の法規を満たすために設計の変更を行うにはコストが多大となり、ECUのソフトウェアの変更が困難な場合がある。
しかしながら、現状では、販売地域によっては、ダイアグツール関連の法規を満たしていなければ、車両の販売を行うことができないので、販売中止となる可能性があった。
また、上記のように、ダイアグツールはパワトレECU等の中に記憶されている法規で規定された所定データをECUから取得するが、取得するデータの種類は予めプログラムされており、例えば、水温異常フラグのデータはabcdの変数で記憶されているので、ダイアグツールはECUからabcdの変数を呼出してデータを取得するようにしている。
しかしながら、例えば、排ガス異常フラグを参照できなければならないとする新たな法規変更があると、プログラムされていない種類のデータも取得しなければならない場合があるが、データの変数はメーカーや車種、製造年によって記載方法が異なるため、ダイアグツールはパワトレECU等から法規に対応したデータを取得できないことがある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもので、電子制御装置内の変更を小規模に留め、簡易的にダイアグツール機能関連の法規変更に対応することが可能な車両用電子制御システムを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明に係る車両用電子制御システム(1)は、
電子制御装置とデータ変換装置とよりなる車両用電子制御システムであって、
上記電子制御装置のプログラムがデータ変換装置接続用のアプリケーションを備え、当該データ変換装置接続用アプリケーションがテストモード用データのメーカー、及び/又は車種の情報をデータ変換装置に送信し、当該データ変換装置は当該情報に基づいてデータ変換を行い、変換されたデータをダイアグツールへ出力することを特徴とする。
また、本発明に係る車両用電子制御システム(2)は、車両用電子制御システム(1)において、
上記データ変換装置接続用アプリケーションが、上記データ変換装置との通信データにメーカー、及び/又は車種を問わず同一のデータ名を使用することを特徴とし、
本発明に係る車両用電子制御システム(3)は、車両用電子制御システム(2)において、
上記データ変換装置が、上記データ変換装置接続用アプリケーションからの受信データを使用する際、メーカー、及び/又は車種を問わず、テストモード用データ毎に同一のLSB、又はOFFSET、又は型を使用することを特徴とする。
さらに、本発明に係る車両用電子制御システム(4)は、車両用電子制御システム(3)において、
上記データ変換装置に上記電子制御装置側のテストモード用データ毎のLSB、又はOFFSET、又は型が入力されると、上記データ変換装置が、上記データ変換装置接続用アプリケーションからのデータをテストモード用データ毎に当該入力されたLSB、又はOFFSET、又は型に自動的に変換することを特徴とする。
また、本発明に係る車両用電子制御システム(5)は、車両用電子制御システム(1)〜(4)のいずれかにおいて、
検査時に、上記データ変換装置が上記電子制御装置と接続されることを特徴とし、
本発明に係る車両用電子制御システム(6)は、車両用電子制御システム(1)〜(4)のいずれかにおいて、
ダイアグツールから上記電子制御装置へのデータ読み出し要求が行われたとき、上記データ変換装置が、上記データ変換装置接続用アプリケーションからのテストモード用データを変換したデータを出力することを特徴とする。
さらに、本発明に係る車両用電子制御システム(7)は、車両用電子制御システム(1)〜(4)のいずれかにおいて、
ダイアグツールから上記電子制御装置にデータ書込みまたは削除要求が行われたとき、上記データ変換装置が、上記データ変換装置接続用アプリケーションに要求を出力し、上記データ変換装置接続用アプリケーションが当該要求を実行することを特徴とする。
また、本発明に係る車両用電子制御システム(8)は、
電子制御装置とデータ変換装置とよりなる車両用電子制御システムであって、
上記データ変換装置が、多数の異なる電子制御装置のテストモード用データの変数を記憶する記憶手段を備え、ダイアグツールからのデータ取得要求時に、接続された電子制御装置に対応した変数でデータを呼出して取得することを特徴とする。
さらに、本発明に係るデータ変換装置(1)は、
電子制御装置に接続され、テストモード用データの送受信を制御する制御手段を備えたデータ変換装置であって、
上記制御手段が、上記電子制御装置の受信データを使用する際、メーカー、及び/又は車種を問わず、テストモード用データ毎に同一のLSB、又はOFFSET、又は型を使用することを特徴とする。
また、本発明に係るデータ変換装置(2)は、データ変換装置(1)において、
上記電子制御装置側のテストモード用データ毎のLSB、又はOFFSET、又は型が入力されることにより、上記制御手段が、上記電子制御装置からのデータをテストモード用データ毎に当該入力されたLSB、又はOFFSET、又は型に自動的に変換することを特徴とし、
本発明に係るデータ変換装置(3)は、データ変換装置(1)または(2)において、
検査時に、上記電子制御装置と接続されることを特徴とする。
さらに、本発明に係るデータ変換装置(4)は、データ変換装置(1)または(2)において、
ダイアグツールから上記電子制御装置へのデータ読み出し要求が行われたとき、上記制御手段が、上記電子制御装置からのテストモード用データを変換したデータを出力することを特徴とし、
本発明に係るデータ変換装置(5)は、データ変換装置(1)または(2)において、
ダイアグツールから上記電子制御装置にデータ書込みまたは削除要求が行われたとき、上記制御手段が、上記電子制御装置に要求を出力することを特徴とする。
また、本発明に係るデータ変換装置(6)は、
電子制御装置と接続され、テストモード用データの送受信を制御する制御手段を備えたデータ変換装置であって、
多数の異なる電子制御装置のテストモード用データの変数を記憶する記憶手段を備え、ダイアグツールからのデータ取得要求時に、上記制御手段が、接続された電子制御装置に対応した変数でデータを呼出して取得することを特徴とする。
本発明に係る車両用電子制御システム(1)〜(7)及びデータ変換装置(1)〜(5)によれば、データ変換装置のソフトウェアを変更することにより法改正に対応することが可能であるので、電子制御装置内の変更を小規模に留め、簡易的にダイアグツール機能関連の法規に対応することができる。
また、本発明に係る車両用電子制御システム(8)及びデータ変換装置(6)によれば、データ変換装置に様々なメーカー、車種、製造年代の電子制御装置のテストモード用データの変数が記憶されており、ダイアグツールによってデータを取得する場合、電子制御装置に合わせた変数で当該電子制御装置からデータを呼出して取得することができるので、法規変更によってプログラムされていない種類のデータを取得しなければならない場合にも対応することが可能となる。
以下、本発明の車両用電子制御システムをパワトレECUを備えたシステムに適用した実施例について、図面を用いて説明する。
図1は本発明の車両用電子制御システムの構成を示すブロック図であり、図に示すように、この車両用電子制御システムは、パワトレECU1と、データ変換装置としての法規対応装置2により構成されている。
この法規対応装置2は、車両の整備工場などにおいて、車両の状態を診断するための診断装置、いわゆる、ダイアグツール3に接続され、ダイアグツール3から現在のエンジン状態(エンジン水温やエンジン回転数など)を表すデータや故障箇所を表すデータなどの出力要求があると、そのデータを送信したり、ダイアグツール3から書込み、消去要求があったとき、パワトレECU1内へのデータの書込みや、ダイアグコードの消去等を実行する。
なお、この法規対応装置2は、パワトレECU1と常時接続して車載することができ、また、パワトレECU1と常時接続せず、検査時に、パワトレECU1と接続することも可能である。
図に示すように、パワトレECU1は、CPU11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、通信部14から構成され、CPU11はパワトレECU1のハードウェア各部を制御するとともに、ROM12に記憶されたプログラムに基づいて各種のプログラムを実行する。
ROM12はエンジン及びオートマチックトランスミッションの制御を行う制御プログラムやダイアグ機能プログラム等を記憶しており、RAM13はSRAM等で構成され、一時的に発生するデータを記憶する。また、通信部14は法規対応装置2及び他のECUとデータ通信を行う。
また、法規対応装置2は、同様に、CPU21、ROM22、RAM23、通信部24から構成され、CPU21は法規対応装置2のハードウェア各部を制御するとともに、ROM22に記憶されたプログラムに基づいて各種のプログラムを実行する。ROM22はLSB変換プログラム等のデータ変換プログラムや法規対応プログラム等を記憶しており、RAM23はSRAM等で構成され、パワトレECU1やダイアグツール3からのデータやそれらを変換したデータを記憶する。また、通信部24はパワトレECU1、ダイアグツール3との間でデータ通信を行う。
ダイアグツール3は、車両が修理工場に持ち込まれたときにコネクタ(図示せず)が車両のCAN等の通信ラインに接続されて各ECUからのダイアグ情報を収集するものであり、マイコン31、ICカード等の記憶装置32、LCD等の表示装置33、キーボード等の入力装置34及び通信装置35を備えている。このダイアグツール3は、操作者により任意のダイアグ情報の項目が入力装置34から入力されると、マイコン31が記憶装置32に記憶されたプログラムに従って入力装置34からの入力を通信装置35経由で法規対応装置2に定められた通信フォーマットで送信し、法規対応装置2からの応答を受信すると、取得した情報を表示装置33に表示する。
すなわち、操作者により任意のダイアグ情報の項目が入力装置34から入力されると、その項目に対応するモード、ID等を決定し、定められた通信フォーマットの要求メッセージを作成して法規対応装置2に送信し、応答があれば、応答メッセージを受信して表示装置33に表示する。
一方、図2はパワトレECU1、法規対応装置2のソフトアプリケーションの機能を示す機能ブロック図であり、パワトレECU1のソフトウェアは、複数の制御ソフトウェアよりなる制御ソフト1aと法規対応装置接続用アプリケーション1bにより構成されている。制御ソフト1aの各アプリケーションには、上記と同様に、エンジンの駆動状態を制御するENG制御ソフト、トランスミッションを制御するECT制御ソフト等が含まれ、法規対応装置接続用アプリケーション1bは、制御ソフト1aの各アプリケーションソフトのデータを法規対応装置2が対応可能なデータ名(ID)に変換して送信する機能を備えている。
すなわち、制御ソフト1a内で使用しているデータの各データ名はメーカー、車種毎に異なるので、各車両で使用されている車両特有のデータ名のデータをメーカー、車種に係らず共通のデータ名(ID)のデータとして法規対応装置2に送信するようにしている。
また、法規対応装置2のソフトウェアはパワトレECU1からのデータや、ダイアグツール3からのデータをLSB変換、OFFSET変換、型変換等のデータ変換を行うLSB変換アプリケーション2aと、ダイアグツール3からの各種の要求を処理する法規ソフトウェア2bにより構成されている。LSB変換アプリケーション2aによるデータ変換処理は、変換対象の制御用データをRAM23の所定領域から読み込み、その読み込んだ制御用データを所定のデータに変換してRAM23の他の所定領域に格納するといった手順で行われるものであり、LSB変換(精度変換)、OFFSET変換(データのオフセット量の調整)、型変換(データの形式変換)等が実行される。
こうしたデータ変換の内容は車種の違いや、同じ車種でも各部分の仕様の違いなどによって変更されるが、上記のように、法規対応装置接続用アプリケーション1bに組み込まれるソフトウェアと法規対応装置2との通信データに、自動車メーカー、車種を問わず同じ名前(ID)を用い、また、法規対応装置接続用アプリケーション1bからの受信データの使用の際は、自動車メーカー、車種を問わず同じLSB、OFFSET、型を用いることにより共通化を図ることが可能となる。
このため、法規対応装置2にパワトレECU1側のテストモード用データ毎のLSB、OFFSET、型を入力することにより、法規対応装置2が、法規対応装置接続用アプリケーション1bからのデータをテストモード用データ毎に同一のLSB、OFFSET、型に自動的に変換することが可能となる。
次に、各種のテストモード時のデータの流れについて、機能ブロック図により説明する。
図3はテストモード0*(*:1〜3、または5〜9のいずれか)のデータ要求時のデータの流れを示す機能ブロック図であり、パワトレECU1の法規対応装置接続用アプリケーション1bは、一定時間毎に車両毎に決められているデータ名を指定して制御ソフトウェア1aで使用しているデータを読み出し、メーカー、車種に係らず共通のIDを有するデータとしてRAM13に記憶する(1)とともに、そのデータをIDとともに法規対応装置2に送信する(2)。
法規対応装置2は受信したデータをRAM23の0*用データフレームの指定IDの記憶領域に格納した後、LSB変換アプリケーション2aにより、受信したデータをLSB変換、OFFSET変換、型変換することにより、メーカー、機種に係らず共通のデータ形式のデータに変換し、RAM23の法規ソフト用の0*用データフレームの指定IDの記憶領域に格納する(3)。
そして、ダイアグツール3の操作者がモード0*の要求を入力装置34から入力すると、マイコン31が入力装置34からの入力項目に対応するモード、ID等を決定し、定められた通信フォーマットの要求メッセージを作成して通信装置35経由で法規対応装置2の通信部24に送信する(4)。
これにより、法規対応装置2の法規ソフトウェア2bがRAM23に格納されている指定されたIDの法規ソフト用データを読み出し、通信部24を介してダイアグツール3に出力する(5)ので、ダイアグツール3の表示装置33に0*用データが表示される。
したがって、例えば、ダイアグツール3からテストモード01要求が行われたとき、法規対応装置2からエンジン回転数等の最新パワートレーンデータがダイアグツール3に出力されて表示装置33に表示される。また、ダイアグツール3からテストモード02要求が行われたとき、法規対応装置2からフリーズフレームデータが出力され、ダイアグツール3からテストモード03要求が行われたとき、法規対応装置2から制御仕様/エミッション関連パワートレーニングダイアグコードが出力される。
さらに、ダイアグツール3からテストモード05要求が行われたとき、法規対応装置2から酸素センサモニタテスト結果が出力され、ダイアグツール3からテストモード06要求が行われたとき、法規対応装置2から非−連続モニタテスト結果が出力される。また、ダイアグツール3からテストモード07要求が行われたとき、法規対応装置2から常時モニタシステムテスト結果が出力され、ダイアグツール3からテストモード08要求が行われたとき、法規対応装置2からモニタシステム制御結果が出力される。さらに、ダイアグツール3からテストモード09要求が行われたとき、法規対応装置2から車両情報が出力される。
また、図4はテストモード0*の書込み要求時のデータの流れを示す機能ブロック図であり、ダイアグツール3の操作者がモード0*の書込み要求を入力装置34から入力すると、マイコン31が入力装置34からの書込み要求に対応するモード、ID等を決定し、要求メッセージを作成して法規対応装置2に送信する(1)。これにより、法規対応装置2の法規ソフトウェア2bがRAM23の法規ソフト用の0*用データフレームに書込み要求及びデータを格納する(2)。
次に、LSB変換アプリケーション2aが、データに対してLSB変換、OFFSET変換、型変換等のデータ変換を行うことによりパワトレECU1内で使用されているデータ形式に変換して0*用データフレームに書き込んだ(3)後、パワトレECU1に送信する(4)。これにより、パワトレECU1の法規対応装置接続用アプリケーション1bがこのデータをRAM13に格納した後、送信されたデータのパワトレECU1内で使用されているデータ名を読み出し、パワトレECU1内のそのデータ名のデータの書き換え処理を実行する(5)。
さらに、ダイアグツール3からテストモード04要求が行われたときは、法規対応装置2から法規対応装置接続用アプリケーション1bにダイアグコード消去要求が行われ、法規対応装置接続用アプリケーション1bがテストモード04関連のデータをRAM13から消去する。
一方、パワトレECU1の法規対応装置接続アプリケーション1bは、車両故障時のダイアグ検出頻度を把握するために、パワトレECU1のダイアグ検出頻度を検出するレートカウンタを備え、正常時・異常時の両方で検出される共通の条件を制御ソフト1aに実行させ、イグニッションスイッチのオンオフ回数に基づく運転回数と、上記レートカウンタがダイアグ検出条件が揃った時点でカウントアップするモニタ判定回数との比からダイアグ検出頻度を算出しており、このレートカウンタのデータ要求時のデータの流れを図5の機能ブロック図により説明する。
上記のように、パワトレECU1の法規対応装置接続用アプリケーション1bは定期的にレートカウンタの分母・分子を算出してRAM13の09用データフレームの記憶領域に記憶し(1)、記憶したデータを通信により法規対応装置2に送信する(2)。
法規対応装置2は受信したレートカウンタの分母・分子データをRAM23の09用データフレームの記憶領域に格納した後、LSB変換アプリケーション2aによりデータ変換し、RAM23の法規ソフト用の09用データフレームの記憶領域に格納する(3)。
そして、ダイアグツール3の操作者がモード09のダイアグ情報の要求を入力装置34から入力すると、マイコン31が対応するモード、ID等を決定し、要求メッセージを作成して法規対応装置2に送信する(4)ので、法規対応装置2の法規ソフトウェア2bがRAM23に格納されている法規ソフト用の09用データフレームの記憶領域のデータを読み出し、通信部24を介してダイアグツール3に出力する(5)。
このように、ダイアグツール3からモード09の要求があると、法規対応装置2がレートカウンタの分母・分子等のデータを送信するので、レートカウンタ分母、分子等をダイアグツール3の表示装置33に表示することができる。
上記の実施例では、パワトレECU1から各車両で使用されている車両特有のデータ名のデータをメーカー、車種に係らず共通のデータ名(変数、ID)のデータとして法規対応装置2に送信するようにしたが、法規改正によりプログラムされていないデータを取得しなければならなくなった場合には対応することができない。
このため、法規対応装置にあらゆるメーカー、車種、製造年代の車両の電子制御装置のデータ変数を記憶するデータベースを設け、ダイアグツールからのデータ取得要求時に、接続されたECUに対応した変数でデータを呼出して取得するようにすれば、パワトレECUのプログラムを変更することなく、法改正に対応することができる。
以下、電子制御装置のデータ変数を記憶するデータベースを法規対応装置に設ける実施例について説明する。
図6は、本実施例の車両用電子制御システムの構成を示すブロック図であり、図に示すように、この車両用電子制御システムは、パワトレECU1と、データ変換装置としての法規対応装置2により構成されており、法規対応装置2は、車両の整備工場などにおいて、ダイアグツール3に接続される。
なお、この法規対応装置2は、上記の実施例と同様に、パワトレECU1と常時接続して車載することができ、また、パワトレECU1と常時接続せず、検査時に、パワトレECU1と接続することも可能である。
法規対応装置2は、図1と同様に、CPU21、ROM22、RAM23、通信部24から構成されるとともに、あらゆるメーカー、車種、製造年代の車両の電子制御装置のデータ変数を記憶するデータベース25を備えている。このデータベース25は、HDD(ハードディスクドライブ)やEEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)により構成することにより定期的にデータを書き換えることができ、また、データベースをROM22内に構築し、ROM22を交換することによりデータの追加を行うようにすることもできる。
図7はデータベース25に記憶されるデータ変数のテーブルの一例を示すものであり、ECU年式、ECU品番、プログラム品番毎に、水温異常フラグ、排ガス異常フラグ、吸気温異常フラグ等のデータの変数が記憶されている。
そして、法規対応装置2がパワトレECU1に接続されると、法規対応装置2のCPU21はパワトレECU1にECU品番、プログラム品番を要求し(1)、パワトレECU1がECU品番、プログラム品番を法規対応装置2に出力する(2)と、CPU21はこの品番をRAM23に記憶する。
次に、この車両用電子制御システムにおいて、ダイアグツール3からデータ取得要求があった場合の作用を図8のフローチャートを使用して説明する。
法規対応装置2のCPU21は、ダイアグツール3が接続されると、常時、図8のフローチャートに示すプログラムを実行し、このプログラムを開始すると、ダイアグツール3からデータ取得要求があったか否かを判定する(ステップ101)。そして、ダイアグツール3から、例えば、排ガス異常フラグデータの要求があった(3)と判定すると、CPU21は、パワトレECU1の品番をRAM23から読み出し、その品番に基づいてパワトレECU1の排ガス異常フラグに対応する変数をデータベース25のテーブルの中から検索し(ステップ102)、検索した変数、例えば、変数efghのデータ送信要求をパワトレECU1に送信する(ステップ103)。
そして、パワトレECU1は法規対応装置2からデータ要求を受信する(4)と、例えば、排ガス異常フラグデータを法規対応装置2に送信する(5)。
一方、法規対応装置2のCPU21は、パワトレECU1にデータ要求を送信した後、パワトレECU1からデータを受信したか否かを判定しており(ステップ104)、パワトレECU1からデータを受信したと判定すると、送信されてきたデータ、例えば、排ガス異常フラグデータをダイアグツール3に送信する(ステップ105)。この排ガス異常フラグデータをダイアグツール3が受信する(6)と、ダイアグツール3は表示部に排ガス異常フラグデータを表示する。
以上のように、データベース25に様々なメーカー、車種、製造年代のECUのデータ変数が記憶されており、ダイアグツール3がデータを要求した場合、法規対応装置2は、接続されているECUに合わせた変数でデータを呼出して取得することができるので、法規変更によってプログラムされていない種類のデータを取得しなければならない場合にも対応することが可能となる。
なお、上記の実施例では、ダイアグツール3からデータ取得要求があった場合の作用を説明したが、ダイアグツール3からデータの書込み要求や削除要求があった場合にも同様にして、データの書込みや削除を実行することができる。
また、以上の実施例では、本発明の車両用電子制御システムをパワトレECUを備えたシステムに適用した例について説明したが、本発明の車両用電子制御システムはパワトレECU以外の様々なECUを備えたシステムに適用することが可能である。
本発明の車両用電子制御システムをパワトレECUを備えたシステムに適用した実施例の構成を示すブロック図である。 パワトレECU、法規対応装置のソフトウェア構成を示す機能ブロック図である。 テストモード0*のデータ要求時のデータの流れを示す機能ブロック図である。 テストモード0*の書込み要求時のデータの流れを示す機能ブロック図である。 レートカウンタのデータ要求時のデータの流れを示す機能ブロック図である。 データ変数を記憶するデータベースを備えた車両用電子制御システムの構成を示すブロック図である。 データベースに記憶されるデータ変数のテーブルの一例を示すものである。 図6の車両用電子制御システムにおいて、ダイアグツールからデータ取得要求があった場合の作用を示すフローチャートである。 従来のパワトレECUのソフトウェア構成を示す機能ブロック図である。
符号の説明
1 パワトレECU
1a 制御ソフトウェア
1b 法規対応装置接続アプリケーション
2 法規対応装置
2a LSB変換アプリケーション
2b 法規ソフトウェア
3 ダイアグツール
11、21 CPU
12、22 ROM
13、23 RAM
14、24 通信部
25 データベース
31 マイコン
32 記憶装置
33 表示装置
34 入力装置
35 通信装置

Claims (14)

  1. 電子制御装置とデータ変換装置とよりなる車両用電子制御システムであって、
    上記電子制御装置のプログラムがデータ変換装置接続用のアプリケーションを備え、当該データ変換装置接続用アプリケーションがテストモード用データのメーカー、及び/又は車種の情報をデータ変換装置に送信し、当該データ変換装置は当該情報に基づいてデータ変換を行い、変換されたデータをダイアグツールへ出力することを特徴とする車両用電子制御システム。
  2. 上記データ変換装置接続用アプリケーションが、上記データ変換装置との通信データにメーカー、及び/又は車種を問わず同一のデータ名を使用することを特徴とする、請求項1に記載された車両用電子制御システム。
  3. 上記データ変換装置が、上記データ変換装置接続用アプリケーションからの受信データを使用する際、メーカー、及び/又は車種を問わず、テストモード用データ毎に同一のLSB、又はOFFSET、又は型を使用することを特徴とする、請求項2に記載された車両用電子制御システム。
  4. 上記データ変換装置に上記電子制御装置側のテストモード用データ毎のLSB、又はOFFSET、又は型が入力されると、上記データ変換装置が、上記データ変換装置接続用アプリケーションからのデータをテストモード用データ毎に当該入力されたLSB、又はOFFSET、又は型に自動的に変換することを特徴とする、請求項3に記載された車両用電子制御システム。
  5. 検査時に、上記データ変換装置が上記電子制御装置と接続されることを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載された車両用電子制御システム。
  6. ダイアグツールから上記電子制御装置へのデータ読み出し要求が行われたとき、上記データ変換装置が、上記データ変換装置接続用アプリケーションからのテストモード用データを変換したデータを出力することを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載された車両用電子制御システム。
  7. ダイアグツールから上記電子制御装置にデータ書込みまたは削除要求が行われたとき、上記データ変換装置が、上記データ変換装置接続用アプリケーションに要求を出力し、上記データ変換装置接続用アプリケーションが当該要求を実行することを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載された車両用電子制御システム。
  8. 電子制御装置とデータ変換装置とよりなる車両用電子制御システムであって、
    上記データ変換装置が、多数の異なる電子制御装置のテストモード用データの変数を記憶する記憶手段を備え、ダイアグツールからのデータ取得要求時に、接続された電子制御装置に対応した変数でデータを呼出して取得することを特徴とする車両用電子制御システム。
  9. 電子制御装置に接続され、テストモード用データの送受信を制御する制御手段を備えたデータ変換装置であって、
    上記制御手段が、上記電子制御装置の受信データを使用する際、メーカー、及び/又は車種を問わず、テストモード用データ毎に同一のLSB、又はOFFSET、又は型を使用することを特徴とするデータ変換装置。
  10. 上記電子制御装置側のテストモード用データ毎のLSB、又はOFFSET、又は型が入力されることにより、上記制御手段が、上記電子制御装置からのデータをテストモード用データ毎に当該入力されたLSB、又はOFFSET、又は型に自動的に変換することを特徴とする、請求項9に記載されたデータ変換装置。
  11. 検査時に、上記電子制御装置と接続されることを特徴とする、請求項9または請求項10に記載されたデータ変換装置。
  12. ダイアグツールから上記電子制御装置へのデータ読み出し要求が行われたとき、上記制御手段が、上記電子制御装置からのテストモード用データを変換したデータを出力することを特徴とする、請求項9または請求項10に記載されたデータ変換装置。
  13. ダイアグツールから上記電子制御装置にデータ書込みまたは削除要求が行われたとき、上記制御手段が、上記電子制御装置に要求を出力することを特徴とする、請求項9または請求項10に記載されたデータ変換装置。
  14. 電子制御装置と接続され、テストモード用データの送受信を制御する制御手段を備えたデータ変換装置であって、
    多数の異なる電子制御装置のテストモード用データの変数を記憶する記憶手段を備え、ダイアグツールからのデータ取得要求時に、上記制御手段が、接続された電子制御装置に対応した変数でデータを呼出して取得することを特徴とするデータ変換装置。
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