JP2007168355A - 吐出面清掃機構及び吐出面清掃方法 - Google Patents

吐出面清掃機構及び吐出面清掃方法 Download PDF

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Abstract

【課題】省スペース、低コストで、かつ、吐出面の清掃能力が高い吐出面清掃機構を提供する。
【解決手段】吐出面清掃機構10は、ワイプブレード11、接離機構12及び平行移動機構14等を備える。ワイプブレード11は、液滴吐出ヘッド20の吐出面21に対峙する。接離機構12は、ワイプブレード11を吐出面21に接触する接触位置と吐出面21から離間した離間位置とに変位させる。平行移動機構14は、ワイプブレード11を吐出面21に平行な方向に液滴吐出ヘッド20に対して相対移動させる。ワイプブレード11は、接触位置において吐出面21に平行方向に液滴吐出ヘッド20に対して相対移動したときに吐出面21を清掃するとともに、離間位置において吐出面21に平行方向に液滴吐出ヘッド20に対して相対移動したときに、吐出面21に付着している液体の量を減少させる減少処理を行う。
【選択図】図1

Description

この発明は、液滴を吐出する吐出口が形成された吐出面を有する液滴吐出ヘッドの吐出面をワイプ部材で清掃する吐出面清掃機構及び吐出面清掃方法に関する。
プリンタなどの液滴吐出装置の中には、液滴吐出ヘッドを備えたものがある。液滴吐出ヘッドは吐出面を有し、吐出面には吐出口が形成される。インク等の液滴は、吐出口から用紙等の被吐出物に吐出される。
被吐出物への液滴の吐出が繰り返されると、吐出口の周辺が液滴のしぶき等によって汚染される場合がある。吐出口の周辺に汚染物が付着していると、吐出口から吐出された液滴が汚染物に引っ張られる等によって、液滴の着弾精度が劣化する場合がある。このため、吐出面を清掃する必要が生じる。
吐出面を清掃する技術として、ワイプ部材を吐出面に接触させながら吐出面に平行に移動させる技術が、従来から知られている。
しかし、ワイプ部材を吐出面に接触させながら移動させる従来の吐出面清掃方法が繰り返された場合、撥水処理された吐出面の撥水性が劣化する。
そこで、往路又は復路のうち一方の路で、ワイプ部材を吐出面に接触させながら移動させ、他方の路で、ワイプ部材を吐出面に非接触となるように移動させる技術がある(例えば、特許文献1参照。)。この技術は、ワイプ部材と吐出面との接触回数を減らすことで、吐出面の撥水性の劣化を防ごうとしている。
また、ワイプ部材とは別にインク吸収部材を設け、インク吸収部材を吐出面から若干だけ離間した位置で移動させることで、吐出面に付着したインク等の汚染物をインク吸収部材によって吸収する技術がある(例えば、特許文献2参照。)。
特開2001−322289公報 特許第3248544号公報
しかし、上述の特許文献1の技術では、ワイプ部材と吐出面との接触回数が減ることで、吐出面を清掃する回数も減るため、吐出面に汚染物が残留しやすくなる。吐出面に汚染物が残留した場合、汚染物が吐出口を覆うことで吐出口から液滴を吐出できないという問題や、吐出口から吐出された液滴が汚染物に引っ張られることで液滴の被吐出物への着弾精度が低下するという問題が発生する場合がある。
また、吐出面に付着した汚染物が大きい場合は、被吐出物に汚染物が接触することで、被吐出物が汚染される場合がある。
さらに、上述の特許文献2の技術では、ワイプ部材とは別にインク吸収部材を設ける必要があるため、部品点数が増加する。このため、装置が大型化するとともに、製造コストが高騰する。
また、インク吸収部材に汚染物を吸い込ませるので、吐出面の清掃を繰り返すうちに、インク吸収部材に汚染物(例えば、インク顔料などの固形分)が蓄積される。その結果、インク吸収部材の汚染物吸収能力が低下し、吐出面の清掃能力が低下する。
この発明の目的は、省スペース、低コストで、かつ、吐出面の清掃能力が高い吐出面清掃機構を提供することにある。
この発明の吐出面清掃機構は、上述の課題を解決するために以下のように構成される。
(1)この発明の吐出面清掃機構は、ワイプ部材と、平行移動機構と、接離機構と、を備える。ワイプ部材は、被吐出物に液滴を吐出する吐出口が形成された吐出面を有する液滴吐出ヘッドの吐出面に対峙する。平行移動機構は、ワイプ部材を液滴吐出ヘッドに対して吐出面に平行な方向に相対移動させる。接離機構は、ワイプ部材を、吐出面に接触する接触位置と、吐出面から離間した離間位置と、に変位させる。ワイプ部材は接触位置において吐出面に平行方向に液滴吐出ヘッドに対して相対移動したときに吐出面を清掃するとともに、離間位置において吐出面に平行方向に液滴吐出ヘッドに対して相対移動したときに、吐出面に付着している液体の量を減少させる減少処理を行う。
この構成においては、吐出面は、第1のクリーニング工程と第2のクリーニング工程とによって清掃される。第1のクリーニング工程では、ワイプ部材は、吐出面に接触しながら吐出面に平行方向に相対移動する。第2のクリーニング工程では、ワイプ部材は、吐出面に平行であって吐出面から離間した面内で、液滴吐出ヘッドに対して相対移動する。
この発明において注目すべき点は、第1のクリーニング工程における吐出面の清掃と、第2のクリーニング工程における吐出面の清掃(減少処理)とが、単一のワイプ部材で行われるということである。このため、部品点数が少なく抑えられる。
また、ワイプ部材が吐出面に接触する第1のクリーニング工程のみでなく、ワイプ部材が吐出面に接触しない第2のクリーニング工程でも吐出面を清掃することで、吐出面の撥水性の劣化が抑えられながら、清掃後における吐出面への液体(汚染物)の残留量が減少する。
(2)この発明の吐出面清掃機構は、吐出面に対して接離する方向にワイプ部材を変位させる接離量調整機構をさらに備えてもよい。
この構成においては、吐出面に対して接離する方向にワイプ部材を変位させることで、吐出面に対するワイプ部材の接触圧、及び、吐出面からのワイプ部材の離間距離が、所望の値に調整される。
(3)上述の離間位置は、吐出面とワイプ部材との距離が吐出面と被吐出物との距離より短くなる位置である。
この構成においては、吐出面に付着した液体が被吐出物に当たりそうな位置まで突出していた場合でも、吐出面とワイプ部材との距離が吐出面と被吐出物との距離より短くなる位置で、ワイプ部材を液滴吐出ヘッドに対して相対移動させることで、吐出面に付着した液体は吐出面から除去される。または、吐出面に付着した液体の吐出面からの突出量が小さくなる。
(4)ワイプ部材は、吐出面より高い親水性を有する。
この構成においては、ワイプ部材に対する液体の表面張力は、吐出面に対する液体の表面張力より、高くなる。このため、上述の第1のクリーニング工程及び第2のクリーニング工程の両方の場合において、吐出面に付着していた液体は、吐出面からワイプ部材へ移動しやすくなる。
(5)この発明の吐出面清掃機構は、ワイプ部材を液滴吐出ヘッドに対して吐出面に平行な方向に相対移動させる速度を増減させる速度調整機構をさらに備えてもよい。
この構成においては、ワイプ部材を液滴吐出ヘッドに対して吐出面に平行な方向に相対移動させる速度が、必要に応じて増減される。
例えば、ワイプ部材を吐出面に接触させる第1のクリーニング工程ではワイプ部材を低速で移動させることで、ワイプ部材による吐出面の拭き取り後における吐出面への液体の残留量が少なくなる。また、ワイプ部材が吐出面に接触しない第2のクリーニング工程ではワイプ部材を高速で移動させることで、吐出面の清掃に要する時間が短縮される。
この発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)第1のクリーニング工程における吐出面の清掃と、第2のクリーニング工程における吐出面の清掃(減少処理)とを、単一のワイプ部材で行うことができるので、部品点数を少なく抑えることができる。したがって、省スペース化及び低コスト化を図ることができる。
また、ワイプ部材が吐出面に接触する第1のクリーニング工程のみでなく、ワイプ部材が吐出面に接触しない第2のクリーニング工程においても吐出面を清掃することで、吐出面の撥水性の劣化を抑制しながら、清掃後における吐出面への液体(汚染物)の残留量を減少させることができる。したがって、液滴の被吐出物への着弾精度の低下を抑制することができる。
(2)吐出面に対するワイプ部材の接触圧を所望値に調整することで、吐出面の撥水性の劣化を最小限に抑えながら、吐出面を清掃することができる。また、吐出面からのワイプ部材の離間距離を所望値に調整することで、吐出面に付着した液体の大きさに応じてワイプ部材を吐出面から離間させることができる。したがって、第2のクリーニング工程における吐出面の清掃能力が向上する。
(3)吐出面に付着した液体が被吐出物に当たりそうな位置まで突出していた場合でも、吐出面とワイプ部材との距離が吐出面と被吐出物との距離より短くなる位置で、ワイプ部材を液滴吐出ヘッドに対して相対移動させることで、吐出面に付着した液体を吐出面から除去することができる。または、吐出面に付着した液体の吐出面からの突出量を小さくすることができる。このため、吐出面に付着した液体によって被吐出物が汚染されることがなくなる。
(4)ワイプ部材に対する液体の表面張力が、吐出面に対する液体の表面張力より高くなるので、上述の第1のクリーニング工程及び第2のクリーニング工程の両方の場合において、吐出面に付着していた液体を、吐出面からワイプ部材へ移動させやすくなる。したがって、吐出面への液体の残留を減少させることができる。
(5)ワイプ部材を液滴吐出ヘッドに対して吐出面に平行な方向に相対移動させる速度を、必要に応じて増減させることができる。このため、清掃能力を高く維持しながら、清掃に要する時間を短縮することができる。
以下に、この発明を実施するための最良の形態について、図面に基づいて説明する。図1は、この発明の実施形態に係る吐出面清掃機構10の概略の構成図である。図2は、液滴吐出ヘッド20の吐出面21の構成図である。
吐出面清掃機構10は、ワイプブレード11、接離機構12、接離量調整機構13、平行移動機構14、速度調整機構15、コントローラ16、ブレード清掃部材17、清掃部材支持棒18、及び、基台19などを備えている。ワイプブレード11は、この発明のワイプ部材に相当する。
液滴吐出ヘッド20は、吐出面21を有する。吐出面21には、複数の吐出口22が形成されている。液滴吐出ヘッド20は、吐出口22からインクの液滴を、図示されていない被吐出物に吐出する。被吐出物は例えば、用紙などの記録媒体である。なお、被吐出物は、液晶パネルのカラーフィルタ基板などであってもよく、特に限定されない。また、液滴吐出ヘッド20は、インク以外の液体の液滴を吐出することもできる。
吐出面21は、撥水処理されている。このため、吐出面21にインクが付着した場合でも、吐出面21にインクが濡れ広がることがなく、インクは滴状になる。吐出面21にインクが濡れ広がらないようにすることで、吐出面21が撥水処理されていない場合よりも、インクによって吐出口22が塞がれることが少なくなる。
ワイプブレード11は、ゴムなどの弾性部材を成型等することで形成され、下端を接離機構12に支持されている。ワイプブレード11は、液滴吐出ヘッド20の吐出面12より高い親水性を有している。
接離機構12は、吐出面21に対して垂直方向(図1における上下方向)にワイプブレード11を変位させる。ワイプブレード11は、接離機構12によって、吐出面21に所定の圧力で接触する接触位置と、吐出面21から所定距離離間した離間位置との間で変位する。接離量調整機構13は、ワイプブレード11を上下方向に変位させる距離を調整する。ワイプブレード11を上下方向に変位させる距離は、コントローラ16によって設定される。なお、接離機構12と接離量調整機構13とは、単一の機構で形成されていてもよい。
接離機構12は、平行移動機構14上に搭載されている。平行移動機構14は、基台19上を吐出面21に対して平行方向(図1において左右方向)に移動する。平行移動機構14が吐出面21に対して平行方向に移動することで、ワイプブレード11も吐出面21に対して平行方向に移動する。ワイプブレード11が吐出面21に対して平行方向に移動することで、ワイプブレード11は、液滴吐出ヘッド20の吐出面21に対峙する。
平行移動機構14の移動速度は、コントローラ16によって設定され、速度調整機構15によって調整される。なお、平行移動機構14と速度調整機構15とは、単一の機構で形成されていてもよい。
コントローラ16は、吐出面21の清掃時に、第1のクリーニング工程と第2のクリーニング工程とを実施可能である。
コントローラ16は、第1のクリーニング工程では、ワイプブレード11を接触位置に配置し、ワイプブレード11の上端部11Aを吐出面21に所定の圧力で接触させながら、ワイプブレード11を吐出面21に平行な方向に移動させる。これによって、吐出面21が清掃される。
また、コントローラ16は、第2のクリーニング工程では、ワイプブレード11を離間位置に配置し、ワイプブレード11を、吐出面21に平行であって吐出面21から所定距離離間した面内で、移動させる。これによって、吐出面21に付着した液体の量が減少する減少処理が行われる。
第2のクリーニング工程におけるワイプブレード11と吐出面21との距離についての詳細は、後述する。
清掃部材支持棒18は、基台19上であって平行移動機構14の移動経路上に立設されている。
ブレード清掃部材17は、柔軟性を有するとともに液体を吸収する吸収部材で形成され、清掃部材支持棒18の上端部で支持されている。ブレード清掃部材17は、ワイプブレード11の少なくとも上端部11Aが当接する高さに配置されている。ブレード清掃部材17は、ワイプブレード11と当接することで、ワイプブレード11に付着している液体を吸収する。
なお、ワイプブレード11をブレード清掃部材17に当接させた後、さらにワイプブレード11を同方向(図1において左方向)に移動させることでワイプブレード11を湾曲させ、その後、ワイプブレード11を逆方向(図1において右方向)に移動させることで、ワイプブレード11に付着した液体を弾き飛ばすこともできる。
図3〜図5は、ワイプブレード11を吐出面21に接触させながら移動させる第1のクリーニング工程の作用についての説明図である。
コントローラ16は、ワイプブレード11の上端部11Aが所定の圧力で吐出面21に接触するように、接離量調整機構13によってワイプブレード11の高さを調整する。
吐出面21の清掃の際には、コントローラ16がワイプブレード11を吐出面21に接触させる前に、吐出口22から予めインクが流出され、吐出面21が濡れた状態にされる。これによって、ワイプブレード11との摺動による吐出面21の傷付きが抑制される。
図4に示すように、コントローラ16がワイプブレード11を吐出面21に対して平行方向に移動させると、ワイプブレード11は撓みながら、吐出面21に付着している付着物32及びインク31を拭き取っていく。
図5に示すように、ワイプブレード11によって拭き取られた付着物32及びインク31は、ワイプブレード11を伝って落下する。吐出面21に流出させたインク31とともに付着物32を拭き取ることで、吐出面21における傷の発生が抑制される。また、ワイプブレード11が吐出面21より高い親水性を有するので、吐出面21に付着しているインク31などの液体がワイプブレード11側に容易に移動する。
図6及び図7は、吐出面21に付着したインク量が多い場合における第1のクリーニング工程の作用についての説明図である。
吐出面21の清掃前に吐出口22から流出されたインク量が多すぎた場合、ワイプブレード11によって吐出面21に付着したインク31を1回拭き取っただけでは、吐出面21にインク31が残留する。
図8〜図10は、ワイプブレード11を吐出面21に接触させずに移動させる第2のクリーニング工程の作用についての説明図である。
第2のクリーニング工程は、例えば第1のクリーニング工程の実施前に実施される。この場合、例えば、ワイプブレード11の吐出面21に平行な方向の往復路のうち、往路において第2のクリーニング工程が実施され、復路において第1のクリーニング工程が実施される。
なお、第2のクリーニング工程は、第1のクリーニング工程の実施後に実施されてもよい。また、第2のクリーニング工程は、第1のクリーニング工程の実施前及び実施後の両方において実施されてもよい。さらに、第1のクリーニング工程を実施することなく第2のクリーニング工程のみを実施してもよい。
上述のように、第2のクリーニング工程では、コントローラ16は、吐出面21に平行であって吐出面21から所定距離離間した面内で、ワイプブレード11を移動させる。
液滴吐出ヘッド20から被吐出物への液滴の吐出を繰り返した場合、被吐出物から跳ね返ったインク31が吐出面21に付着することや、吐出口22から吐出されたインクのしぶき等が吐出面21に付着することがある。
第2のクリーニング工程では、コントローラ16は、ワイプブレード11と吐出面21との距離が、予め設定された距離D1になるように、接離量調整機構13によってワイプブレード11の高さを調整する。
コントローラ16は、第2のクリーニング工程では、ワイプブレード11と吐出面21との距離を距離D1に維持した状態で、ワイプブレード11を吐出面21に平行な方向に移動させる。
図11(A)は、吐出面21とワイプブレード11との距離D1を示した図であり、図11(B)は、吐出面21と被吐出物40の上面41との距離D2を示した図である。
距離D1は、距離D2より小さく設定される。すなわち、ワイプブレード11は、吐出面21を含む面と、吐出面21に平行であって被吐出物40の上面41を含む面との間に、ワイプブレード11の上端が配置される高さに配置される。
図8〜図10に示すように、吐出面21にインク31が付着していた場合、距離D1を距離D2より小さくした状態で、ワイプブレード11を吐出面21に平行な方向に移動させることで、ワイプブレード11の上端部11Aがインク31の液滴に接触する。このとき、ワイプブレード11は吐出面21より高い親水性を有するので、インク31の一部がワイプブレード11を伝って落下する。このため、吐出面21に付着したインク31の液滴は小さくなる。すなわち、吐出面21に付着している液体の量が減少する。
したがって、液滴吐出ヘッド20が被吐出物40と対峙した場合でも、吐出面21に付着したインクなどの液体が被吐出物40に接触しなくなるので、被吐出物40の汚損が抑制される。
図12及び図13は、吐出面21に付着したインク量が多い場合における第2のクリーニング工程の作用についての説明図である。
吐出面21の清掃前に吐出口22から流出されたインク量が多すぎた場合でも、ワイプブレード11を吐出面21に接触させない第2のクリーニング工程を実施することで、吐出面21に付着したインク31の液滴が小さくなる。
また、第2のクリーニング工程の実施後に第1のクリーニング工程を実施することで、吐出面21に付着したインク31の量が第1のクリーニング工程の実施前に少なくされているので、拭き残しなく吐出面21が清掃される。
さらに、ワイプブレード11を吐出面21に接触させながら清掃する第1のクリーニング工程の実施回数を減少させても、吐出面21に対して高い清掃能力が発揮されるので、吐出面21の撥水性の劣化が抑制される。
図14は、吐出面清掃方法の一例におけるコントローラ16の処理手順の一部を示すフローチャートである。
ここでは、まず第2のクリーニング工程を実施し、次に第1のクリーニング工程を実施し、再び第2のクリーニング工程を実施する場合について説明する。
例えば、第1のクリーニング工程は、ワイプブレード11がブレード清掃部材17に向かう往路で実施され、第2のクリーニング工程は、ワイプブレード11がブレード清掃部材17から離間する復路で実施される。これによれば、第1のクリーニング工程の実施の直前にワイプブレード11が清掃されるので、第1のクリーニング工程における清掃能力が高められる。また、ワイプブレード11の往復路において第1のクリーニング工程と第2のクリーニング工程とを実施するので、清掃時間が短縮される。
また、第1のクリーニング工程と第2のクリーニング工程とでは、ワイプブレード11と吐出面21との距離が異なることを除いて同じ動作が実施されるので、吐出面清掃方法を実施するための処理プログラムの作成が容易になる。
コントローラ16は、まず接離機構12及び接離量調整機構13によってワイプブレード11を離間位置に配置し(S1)、平行移動機構14によってワイプブレード11を吐出面21に平行方向に移動させることで、吐出面21を清掃する(S2)。
つぎに、コントローラ16は、接離機構12及び接離量調整機構13によってワイプブレード11を接触位置に配置し(S3)、平行移動機構14によってワイプブレード11を吐出面21に平行方向に移動させることで、吐出面21を清掃する(S4)。
最後に、コントローラ16は、接離機構12及び接離量調整機構13によってワイプブレード11を再び離間位置に配置し(S5)、ワイプブレード11を吐出面21に平行方向に移動させることで、吐出面21を清掃する(S6)。
吐出面清掃機構10によれば、最初に第2のクリーニング工程を実施することで、吐出面21に付着したインクの量を減少させることができる。第2のクリーニング工程の実施後に第1のクリーニング工程を実施することで、第1のクリーニング工程の実施後における吐出面21へのインクの残留量を減少させることができる。第1のクリーニング工程の実施後に再び第2のクリーニング工程を実施することで、第1のクリーニング工程の実施後に吐出面21にインクが残留していた場合でも、吐出面21の撥水性を劣化させることなくインクを除去することで、被吐出物40の汚損を抑制することができる。
また、ワイプブレード11が吐出面21に接触する機会が少ない(この例では、3回のクリーニング工程のうちワイプブレード11が吐出面21に接触するのは1回のクリーニング工程のみ)ので、吐出面21の撥水性の劣化が抑制される。
さらに、第1のクリーニング工程と第2のクリーニング工程とで、単一のワイプブレード11が用いられ、第1のクリーニング工程用と第2のクリーニング工程用とで別々の部材を備える必要がないので、部品点数が少なく抑えられる。このため、省スペース化及び低コスト化が図られる。
また、吐出面21に対するワイプブレード11の接触圧を所望値に調整できるので、吐出面21の撥水性の劣化を最小限に抑えながら、吐出面21を清掃することができる。また、吐出面21とワイプブレード11との距離を所望に調整することで、吐出面21に付着したインク31の大きさに応じてワイプブレード11を吐出面21から離間させることができる。したがって、第2のクリーニング工程における吐出面21の清掃能力が向上する。
さらに、吐出面21に付着したインク31が大きいためにインク31が被吐出物40に当たりそうな場合でも、吐出面21とワイプブレード11との距離D1が吐出面21と被吐出物40との距離D2より短くなる位置でワイプブレード11を移動させることで、清掃後におけるインク31の吐出面21への残留量を減少させることができる。このため、吐出面21に付着したインク31によって被吐出物40が汚染されることを抑制することができる。
また、ワイプブレード11は吐出面21より高い親水性を有するので、ワイプブレード11に対する液体の表面張力が、吐出面21に対する液体の表面張力より高くなる。このため、第1のクリーニング工程及び第2のクリーニング工程の両方の場合において、吐出面21に付着していたインクを、吐出面21からワイプブレード11へ移動させやすくなる。したがって、吐出面21へのインクの残留を減少させることができる。
なお、図14のS5における吐出面21とワイプブレード11との距離は、S1における離間位置と必ずしも同一である必要はない。S5における吐出面21とワイプブレード11との距離は、S1における吐出面21とワイプブレード11との距離より、小さく設定されてもよい。
図15は、吐出面清掃方法の他の例におけるコントローラ16の処理手順の一部を示すフローチャートである。
この方法は、第1のクリーニング工程と第2のクリーニング工程とで、ワイプブレードの吐出面21に平行方向の移動速度が異なることを除いて、図14に示した吐出面清掃方法と同様である。
コントローラ16は、ワイプブレード11を離間位置に配置した後(S11)、ワイプブレード11の吐出面21に平行方向の移動速度を所定の高速に設定する(S12)。コントローラ16は、設定された高速でワイプブレード11を吐出面21に平行方向に移動させることで、吐出面21を清掃する(S13)。
つぎに、コントローラ16は、ワイプブレード11を接触位置に配置し(S14)、ワイプブレード11の吐出面21に平行方向の移動速度を所定の低速に設定する(S15)。コントローラ16は、設定された低速でワイプブレード11を吐出面21に平行方向に移動させることで、吐出面21を清掃する(S16)。
最後に、コントローラ16は、再びワイプブレード11を離間位置に配置し(S17)、ワイプブレード11の吐出面21に平行方向の移動速度を所定の高速に設定する(S18)。コントローラ16は、設定された高速でワイプブレード11を吐出面21に平行方向に移動させることで、吐出面21を清掃する(S19)。
この吐出面清掃方法によれば、ワイプブレード11を吐出面21に接触させる第1のクリーニング工程ではワイプブレード11を低速で移動させることで、ワイプブレード11による吐出面21の拭き取り後における吐出面21へのインク31の残留量を少なくすることができる。
また、ワイプブレード11が吐出面21に接触しない第2のクリーニング工程では、吐出面21に付着したインク31の滴の大きさを小さくすることが目的なので、ワイプブレード11の吐出面21に平行な方向の移動速度を高速にしても目的は達成できる。このため、ワイプブレード11を高速で移動させることで、吐出面21の清掃に要する時間を短縮することができる。したがって、清掃能力を高く維持しながら、清掃に要する時間を短縮することができる。
図16は、吐出面清掃方法のさらに他の例におけるコントローラ16の処理手順の一部を示すフローチャートである。
この吐出面清掃方法では、第1のクリーニング工程と第2のクリーニング工程とが、交互に実施される。
図示されていないが、第1のクリーニング工程フラグは、初期値として例えばOFFに設定されている。
コントローラ16は、変数Kに初期値として0を設定する(S21)。コントローラ16は、第1のクリーニング工程フラグがONであるか否かを判定し(S22)、第1のクリーニング工程フラグがONである場合は、第1のクリーニング工程を実施し(S23)、第1のクリーニング工程フラグをOFFに設定する(S24)。
コントローラ16は、変数Kに1を加算し、変数Kが予め設定された清掃回数L以上であるか否かを判定する(S26)。清掃回数Lは、第1のクリーニング工程の実施回数と第2のクリーニング工程の実施回数とを合算した清掃回数である。
コントローラ16は、変数Kが清掃回数Lに満たない場合は、S22の処理に戻る。
コントローラ16は、S22において再び第1のクリーニング工程フラグがONであるか否かを判定し(S22)、OFFである場合は、第2のクリーニング工程を実施する(S27)。その後、コントローラ16は、第1のクリーニング工程フラグをONに設定し(S28)、S25の処理に進む。
コントローラ16は、変数Kが清掃回数Lに達した場合は、吐出面12の清掃を終了する。
この吐出面清掃方法によれば、第1のクリーニング工程と第2のクリーニング工程とが、交互に実施されるので、吐出面21の撥水性の劣化を抑制でき、液滴吐出ヘッド20の高寿命化を図ることができる。
なお、第1のクリーニング工程と第2のクリーニング工程とを1回ずつ交互に実施することに限定されず、吐出面21の汚れ具合などに応じて各工程の実施頻度を決定してもよい。
また、上述の吐出面清掃機構10では、液滴吐出ヘッド20に対してワイプブレード11を移動させているが、ワイプブレード11を所定箇所に固定し、液滴吐出ヘッド20及びブレード清掃部材17をワイプブレード11に対して移動させる構成にしてもよい。
最後に、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施形態に係る吐出面清掃機構の概略の構成図である。 液滴吐出ヘッドの吐出面の構成図である。 ワイプブレードを吐出面に接触させながら移動させる第1のクリーニング工程の作用についての説明図である。 ワイプブレードを吐出面に接触させながら移動させる第1のクリーニング工程の作用についての説明図である。 ワイプブレードを吐出面に接触させながら移動させる第1のクリーニング工程の作用についての説明図である。 吐出面に付着したインク量が多い場合における第1のクリーニング工程の作用についての説明図である。 吐出面に付着したインク量が多い場合における第1のクリーニング工程の作用についての説明図である。 ワイプブレードを吐出面に接触させずに移動させる第2のクリーニング工程の作用についての説明図である。 ワイプブレードを吐出面に接触させずに移動させる第2のクリーニング工程の作用についての説明図である。 ワイプブレードを吐出面に接触させずに移動させる第2のクリーニング工程の作用についての説明図である。 (A)は、吐出面とワイプブレードの上端部との距離を示した図であり、(B)は、吐出面と被吐出物の上面との距離を示した図である。 吐出面に付着したインク量が多い場合における第2のクリーニング工程の作用についての説明図である。 吐出面に付着したインク量が多い場合における第2のクリーニング工程の作用についての説明図である。 吐出面清掃方法の一例におけるコントローラの処理手順の一部を示すフローチャートである。 吐出面清掃方法の他の例におけるコントローラの処理手順の一部を示すフローチャートである。 吐出面清掃方法のさらに他の例におけるコントローラの処理手順の一部を示すフローチャートである。
符号の説明
10 吐出面清掃機構
11 ワイプブレード(ワイプ部材)
12 接離機構
13 接離量調整機構
14平行移動機構
15 速度調整機構
16 コントローラ
20 液滴吐出ヘッド
21 吐出面
22 吐出口
31 インク
40 被吐出物

Claims (9)

  1. 液滴吐出ヘッドの吐出面に対峙するワイプ部材と、
    前記ワイプ部材を前記吐出面に平行な方向に前記液滴吐出ヘッドに対して相対移動させる平行移動機構と、
    前記ワイプ部材を前記吐出面に接触する接触位置と前記吐出面から離間した離間位置とに変位させる接離機構と、を備え、
    前記ワイプ部材は、前記接触位置において前記吐出面に平行方向に前記液滴吐出ヘッドに対して相対移動したときに前記吐出面を清掃するとともに、前記離間位置において前記吐出面に平行方向に前記液滴吐出ヘッドに対して相対移動したときに、前記吐出面に付着している液体の量を減少させる減少処理を行うことを特徴とする吐出面清掃機構。
  2. 前記吐出面に対して接離する方向に前記ワイプ部材を変位させる接離量調整機構をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の吐出面清掃機構。
  3. 前記離間位置は、前記吐出面と前記ワイプ部材との距離が前記吐出面と前記被吐出物との距離より短くなる位置であることを特徴とする請求項1又は2に記載の吐出面清掃機構。
  4. 前記ワイプ部材は、前記吐出面より高い親水性を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の吐出面清掃機構。
  5. 前記ワイプ部材を前記液滴吐出ヘッドに対して前記吐出面に平行な方向に相対移動させる速度を増減させる速度調整機構をさらに備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の吐出面清掃機構。
  6. 液滴吐出ヘッドの吐出面に対峙するワイプ部材を、前記吐出面に接触させながら前記吐出面に平行な方向に前記液滴吐出ヘッドに対して相対移動させることで前記吐出面を清掃する第1のクリーニング工程と、
    前記吐出面に平行であって前記吐出面から離間した面内で前記ワイプ部材を前記液滴吐出ヘッドに対して相対移動させることで前記吐出面に付着している液体の量を減少させる減少処理を行う第2のクリーニング工程と、を備えたことを特徴とする吐出面清掃方法。
  7. 前記第2のクリーニング工程は、前記第1のクリーニング工程の実施前に実施されることを特徴とする請求項6に記載の吐出面清掃方法。
  8. 前記第2のクリーニング工程は、前記第1のクリーニング工程の実施後に実施されることを特徴とする請求項6に記載の吐出面清掃方法。
  9. 前記第2のクリーニング工程は、前記第1のクリーニング工程の実施前及び実施後の両方において実施されることを特徴とする請求項6に記載の吐出面清掃方法。
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