JP2007168291A - ドットラインプリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、インクリボンの走行異常の検出精度を向上させることを課題とする。
【解決手段】 リボンセンサから送信されるインクリボンの走行に従って生成されるHIGHレベルとLOWレベルの繰り返し波形の波形間に駆動されたインクリボンを搬送するステッピングモータのステップ数をカウントし、カウントされた駆動ステップ数があらかじめ設定してある特定のステップ数と合致する場合のみインクリボンの走行を正常と判定することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 リボンセンサから送信されるインクリボンの走行に従って生成されるHIGHレベルとLOWレベルの繰り返し波形の波形間に駆動されたインクリボンを搬送するステッピングモータのステップ数をカウントし、カウントされた駆動ステップ数があらかじめ設定してある特定のステップ数と合致する場合のみインクリボンの走行を正常と判定することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明はドットラインプリンタに関し、詳しくはインクリボンの走行異常を感知するリボン制御に関するものである。
従来の技術について図1を用いて説明する。
図1に示すように、ドットラインプリンタは図示していないハンマピンを有するハンマ機構部3を図示していないシャトル機構部により桁方向に往復移動させる。この過程でインクリボン2、印字用紙5を挟み、印字力を保持するプラテン4に対してハンマピンを駆動し、印字用紙5にインクリボン2のインクを転写しドットマトリックスの形で文字、図形等を印字している。
インクリボン2はエンドレステープタイプでリボンカセット6内に収納されており、ハンマ機構部3とプラテン4間に配置されステッピングモータにより駆動されるリボンローラ7によって再びリボンカセット6内に収納される。また、リボンローラ7の手前にはインクリボン2の走行検出をおこなう回転検出センサ(以下、リボンセンサという)1が配置されていて常時インクリボン2の走行異常を監視している。
通常、リボンセンサ1はセンサローラ8の回転軸にスリットが設けられた遮光板9が付設してあり、インクリボン2を搬送してセンサローラ8が回転したときに透過型センサ10を遮光板9のスリットが通過することでHIGHレベルおよびLOWレベルからなるリボン走行信号を生成する。従来のドットプリンタではこのリボン走行信号が一定時間以上または、インクリボン2を搬送するステッピングモータ駆動ステップ数のうち、ある一定駆動ステップ数以上同一出力レベルの場合リボンジャムと判定している。
しかし、近年の機器の高速化に伴い、ハンマ機構部3の重量およびシャトル機構による往復動の加速度が増大傾向にあり、機器の振動も大きくなる傾向となっている。このためインクリボン2が断裂した場合等に機器の振動によりセンサローラ8が空転してしまう場合があり、この場合には設定してある時間または駆動ステップ数内にリボンセンサからのセンサ出力レベルが切り替ってしまうことでインクリボン2の走行異常を検出するまでに必要以上の時間がかかり、多くの印刷を無駄にしてしまうという問題が発生していた。
また、リボンジャムの判定に使用する時間およびモータ駆動ステップ数は、通常、十分余裕を持たせた値となっているため、インクリボン2のリボンローラ7への巻付き等で所望するリボン速度が得られなくなった場合等にインクリボン2の走行異常を判断するまでに時間がかりリボンローラ7が破損する等のリボン走行系の障害が発生したり、印字薄や印字カスレといった印刷品質への障害が長く続く場合があった。
上述のように、近年の機器の高速化に伴い、機構部の重量および印字素子を桁方向に往復動させるシャトル機構の加速度が増大傾向にあり、機器の振動も大きくなる傾向となっている。このためリボン切断時においても機器の振動によりセンサローラが空転してしまう場合があり、従来のリボンジャム検出制御ではこのためリボン走行異常を検出するまでに時間がかかり多くの印刷データをロストしてしまう場合が発生していた。また、インクリボンがリボンローラに巻ついて所望するリボン速度が得られなくなってからもリボン走行異常を判断するまでに時間がかかるためリボンローラが破損する等のリボン走行系の障害が発生したり、印字薄や印字カスレといった印刷品質の悪化が長時間にわたり続く結果となっていた。
上記課題は、リボンセンサから送信されるインクリボンの走行に従って生成されるHIGHレベルとLOWレベルの繰り返し波形の波形間に駆動されたインクリボンを搬送するステッピングモータのステップ数をカウントし、カウントされた駆動ステップ数があらかじめ設定してある特定のステップ数と合致する場合のみインクリボンの走行を正常と判定することで解決される。
本発明によれば、インクリボンの走行異常の検出精度が向上するためリボンローラ等の破損防止といった機器保全になるとともに、印刷品質が悪化する範囲を狭めることができるという利点がある。
インクリボンの走行異常による機器へのダメージおよびインクリボンの走行異常に起因する印刷品質の低下が知覚される範囲を小さくするという目的を従来機器と同じ部品構成にて実現した。
図1により本発明の実施例を説明する。
インクリボン2はハンマ機構部3と印字用紙5の間に配置されていて、ステッピングモータで駆動されるリボンローラ7により常時搬送されることで図示していないハンマ機構部の印字素子がインクリボン2の同一箇所を打撃しないようになっている。また、リボンセンサ1はリボンローラ7の手前で回転軸に遮光板9が設けられているセンサローラ8にインクリボン2を巻きつけるように配置されており、インクリボン2を搬送することでセンサローラ8が回転し、遮光板9が透過型センサ10を通過して生成されるHIGHレベルおよびLOWレベルからなる信号をリボン走行信号として制御部に送信することでインクリボン2の走行を監視している。
制御部では、ステッピングモータのステップ数をカウントするカウンタとタイマーが設けられており、前回のリボンセンサの信号レベル切り替りから今回の信号レベル切り替りまでに駆動したステッピングモータのステップ数がカウントされ、あらかじめ記憶されているセンサローラ8を1周させるのに必要なステッピングモータの所定ステップ数との比較が行われる。
このとき、カウントされたステップ数と記憶されているセンサローラ8を1周させるのに必要なステッピングモータのステップ数が合致すれば、インクリボンの走行を正常と判断してカウンタのカウント値およびタイマーをリセット(値を0にすること)して印刷動作を継続すると同時に、再びステッピングモータの駆動ステップ数のカウントを行い、次回の信号レベル切り替り時に同様の比較を行いインクリボン走行が正常か否を判定する。
一方、信号レベル切り替りまでにカウントされたステッピングモータの駆動ステップ数があらかじめ記憶されているステップ数より少ない場合、およびある一定時間を超えてもリボンセンサ1の信号レベルが切り替らない場合は、信号レベルが切り替った時点およびある一定時間が過ぎた時点でカウンタ値およびタイマーをリセットすると同時に印字用紙5の搬送および印字素子の駆動を行わないリトライ動作を行う。このときインクリボン2を搬送するステッピングモータは通常印刷動作時と同じ動作をしており制御部ではステッピングモータの駆動ステップ数がカウントされていると同時にタイマーによりリセットされた時点からの時間が計られている。
この状態で信号レベルが切り替れば通常印刷動作時と同じくステップ数の比較を行い、記憶されているステップ数と合致すればインクリボン2の走行は正常と判定して通常印刷動作に復帰する。一方、カウントされたステップ数が記憶されたステップ数より少ない場合および一定時間を超えても信号レベルが切り替らない場合はインクリボン2の走行異常と判定してプリンタを停止させる。
なお、上記実施例ではリトライ動作が1回となっているが、1回に限らず数回行っても良いのはもちろんのことである。
また、実際にはリボンローラ7がインクリボン2を搬送する場合には若干の滑りが生じるため、センサローラ8を1周させるのに必要なステッピングモータの所定ステップ数に対し±10%程度の範囲を持たせてリボン走行異常の判断を行っている。
1はリボンセンサ、2はインクリボン、3はハンマ機構部、4はプラテン、5は印字用紙、6はリボンカセット、7はリボンローラ、8はセンサローラ、9は遮光板、10は透過型センサを示す。
Claims (1)
- 複数個の印字ハンマを有するハンマ機構部と、ハンマ機構部を桁方向に往復動させるシャトル機構部と、印字用紙を桁方向と垂直に送る紙送り機構部と、リボンカセット内に折り畳み状態で収納されハンマピン前面に沿って桁方向に走行するテープ状のインクリボンと、該インクリボンを搬送するローラと、該ローラを駆動するためのステッピングモータおよび前記インクリボンの走行路に沿って配置された回転検出センサとを備え、前記回転検出センサが前記インクリボンの走行に従って回転して生成されるHIGHレベルとLOWレベルの特定周期からなる繰り返し波形の信号を検出してインクリボンの走行異常を検知するドットプリンタにおいて、前記回転検出センサにて検出した特定周期の繰り返し波形の間に駆動された前記ステッピングモータのステップ数をカウントするカウンタを有し、該カウンタでカウントされた前記ステッピングモータの駆動ステップ数と、あらかじめ設定している特定ステップ数を比較してステップ数が合致した場合のみ前記インクリボンの走行が正常であると判定することを特徴とするドットラインプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005369805A JP2007168291A (ja) | 2005-12-22 | 2005-12-22 | ドットラインプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005369805A JP2007168291A (ja) | 2005-12-22 | 2005-12-22 | ドットラインプリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007168291A true JP2007168291A (ja) | 2007-07-05 |
Family
ID=38295487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005369805A Pending JP2007168291A (ja) | 2005-12-22 | 2005-12-22 | ドットラインプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007168291A (ja) |
-
2005
- 2005-12-22 JP JP2005369805A patent/JP2007168291A/ja active Pending
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