JP2007167951A - インフレーター用カラーの切欠部打ち抜きプレス加工方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡易的な構造でありながら、バリや切り粉を発生させることなく、確実にコード溝の加工ができるインフレーター用カラーの切欠部打ち抜きプレス加工方法を提供する。
【解決手段】 上方に設けた載置金型にインフレーター用カラーを載置する載置工程と、下方に設けた切欠部を突設した左右にスライドするスライド金型にてコード溝を2箇所切欠する切欠工程とからなることを特徴とするインフレーター用カラーの切欠部打ち抜きプレス加工方法。
【選択図】図1
【解決手段】 上方に設けた載置金型にインフレーター用カラーを載置する載置工程と、下方に設けた切欠部を突設した左右にスライドするスライド金型にてコード溝を2箇所切欠する切欠工程とからなることを特徴とするインフレーター用カラーの切欠部打ち抜きプレス加工方法。
【選択図】図1
Description
本発明は、インフレーターa(エアバッグECU(電子制御ユニット)からの点火部bにより瞬時に反応して窒素ガスCなどを発生させ、そのガスをエアバッグ内に送り込み、膨出させるもの)の構造内においてコード溝dを設けてなるカラーの切欠部打ち抜きプレス加工方法に関するものである。
従来の技術としては、インフレーター用カラーのコード溝を加工する場合、主に切削加工にて行っている。
よって、切り粉やバリが発生するため、後工程にてバリ取り加工等を行わなければならず、多大な労力と時間を要していた。
よって、切り粉やバリが発生するため、後工程にてバリ取り加工等を行わなければならず、多大な労力と時間を要していた。
また、同様の目的ではないが切欠加工として、所定長さの直線状の素材の両端を同時にプレス型により絞り加工する工程と、該絞り加工された直線状素材をプレス型により、略U字形に曲げプレス加工する工程と、プレス加工された略U字形部材の直線状部の外周に、U字を含む平面に対して直交する方向から切刃によって切欠をプレス加工する工程と、を含んでなる自動車用ヘッドレストの芯金加工方法がある。(特許文献1参照)
特開平5−123801号公報
上記の特許の加工方法によれば、上下方向に移動する切欠パンチにて加工してなるものであり、構造的にも異なり、インフレーター用カラーのコード溝を加工できる加工方法ではない。
本発明は、上記のような問題点に鑑みなされたもので、その目的は、簡易的な構造でありながら、バリや切り粉を発生させることなく、確実にコード溝の加工ができるインフレーター用カラーの切欠部打ち抜きプレス加工方法を提供するものである。
本発明は、上記目的を達成するため、上方に設けた載置金型にインフレーター用カラーを載置する載置工程と、下方に設けた切欠部を突設した左右にスライドするスライド金型にてコード溝を2箇所切欠する切欠工程とからなる。
また、切欠工程において切欠部をインフレーター用カラーの内部に位置させ、押し出しにてコーナー溝を加工する。
さらに、上方に設けた載置金型にインフレーター用カラーを載置する載置工程と、下方に設けた切欠部を突設した左右にスライドするスライド金型にて第1コード溝を切欠する第1切欠工程と、切欠いたインフレーター用カラーを回転体にて所要の角度に回転させる回転工程と、上記スライド金型にて第2コード溝を切欠する第2切欠工程と、加工後、回転体を上昇させインフレーター用カラーを排出する排出工程とからなる。
そして、上方に設けた載置金型にインフレーター用カラーを載置する載置工程と、下方に設けた切欠部を突設した左右にスライドするスライド金型にて第1コード溝を切欠する第1切欠工程と、切欠いたインフレーター用カラーを移動体にて側方へ移動させる移動工程と、上記スライド金型と同様な第2スライド金型を並設し、該第2スライド金型にて第2コード溝を切欠きする第2切欠工程と、加工後、移動体を上昇させインフレーター用カラーを排出する排出工程とからなることを特徴とする。
また、切欠工程において切欠部をインフレーター用カラーの内部に位置させ、押し出しにてコーナー溝を加工する。
さらに、上方に設けた載置金型にインフレーター用カラーを載置する載置工程と、下方に設けた切欠部を突設した左右にスライドするスライド金型にて第1コード溝を切欠する第1切欠工程と、切欠いたインフレーター用カラーを回転体にて所要の角度に回転させる回転工程と、上記スライド金型にて第2コード溝を切欠する第2切欠工程と、加工後、回転体を上昇させインフレーター用カラーを排出する排出工程とからなる。
そして、上方に設けた載置金型にインフレーター用カラーを載置する載置工程と、下方に設けた切欠部を突設した左右にスライドするスライド金型にて第1コード溝を切欠する第1切欠工程と、切欠いたインフレーター用カラーを移動体にて側方へ移動させる移動工程と、上記スライド金型と同様な第2スライド金型を並設し、該第2スライド金型にて第2コード溝を切欠きする第2切欠工程と、加工後、移動体を上昇させインフレーター用カラーを排出する排出工程とからなることを特徴とする。
1)、載置金型による載置工程と、スライド金型による切欠工程により、コード溝が破断面となりバリや切り粉を発生させることなく加工することができる。
2)、切欠工程において切欠部をインフレーター用カラーの内部に位置させ、押し出しにてコード溝を加工でき、切り欠き片は側方から下方へ自動的に落下するため加工しやすい構造となっている。
3)、回転工程を設けることにより、インフレーター用カラーを所要の角度に回転させ、同一のスライド金型にてコード溝(第2)を加工でき、金型本体をコンパクトにできる。
4)、インフレーター用カラーを側方へ移動させる移動工程により、プレスにおけるワンストロークにより1個ずつの製品を連続して加工できる。
2)、切欠工程において切欠部をインフレーター用カラーの内部に位置させ、押し出しにてコード溝を加工でき、切り欠き片は側方から下方へ自動的に落下するため加工しやすい構造となっている。
3)、回転工程を設けることにより、インフレーター用カラーを所要の角度に回転させ、同一のスライド金型にてコード溝(第2)を加工でき、金型本体をコンパクトにできる。
4)、インフレーター用カラーを側方へ移動させる移動工程により、プレスにおけるワンストロークにより1個ずつの製品を連続して加工できる。
第1実施例によるインフレーター用カラーの切欠部打ち抜きプレス加工方法について説明する。
上方に設けた載置金型1の載置部1aにインフレーター用カラーKを載置する載置工程と(図1参照)と、下方に設けた切欠部2aを突設した左右にスライドするスライド金型2の切欠部2aをインフレーター用カラーKの内部に位置させ、押し出しにて第1コード溝Kaを切欠する第1切欠工程(図2参照)と、切り欠いたインフレーター用カラーK1をモーター3aとチャック3bとにより構成された回転体3にて所要の角度に回転させる回転工程(図3参照)と、上記スライド金型2に同様に押し出しにて第2コード溝Kbを切欠する第2切欠工程(図3参照)と、加工後、回転体3を上昇させインフレーター用カラーK2を排出する排出工程(図4参照)からなるものである。
上方に設けた載置金型1の載置部1aにインフレーター用カラーKを載置する載置工程と(図1参照)と、下方に設けた切欠部2aを突設した左右にスライドするスライド金型2の切欠部2aをインフレーター用カラーKの内部に位置させ、押し出しにて第1コード溝Kaを切欠する第1切欠工程(図2参照)と、切り欠いたインフレーター用カラーK1をモーター3aとチャック3bとにより構成された回転体3にて所要の角度に回転させる回転工程(図3参照)と、上記スライド金型2に同様に押し出しにて第2コード溝Kbを切欠する第2切欠工程(図3参照)と、加工後、回転体3を上昇させインフレーター用カラーK2を排出する排出工程(図4参照)からなるものである。
第2実施例によるインフレーター用カラーの切欠部打ち抜きプレス加工方法について説明する。
上方に設けた載置金型21の載置部21aにインフレーター用カラーK3を載置する載置工程と(図5参照)と、下方に設けた切欠部22aを突設した左右にスライドするスライド金型22の切欠部22aをインフレーター用カラーK3の内部に位置させ、押し出しにて第1コード溝Ka1を切欠する第1切欠工程(図6参照)と、切り欠いたインフレーター用カラーK4をチャック23bを設けた移動体23にて側方へ移動させる移動工程(図7参照)と、上記スライド金型22と同様な第2スライド金型32を併設し、該第2スライド金型32にて第2コード溝Kb1を切欠きする第2切欠工程(図8参照)と、加工後、移動体23を上昇させインフレーター用カラーK5を排出する排出工程(図9参照)からなるものである。
上方に設けた載置金型21の載置部21aにインフレーター用カラーK3を載置する載置工程と(図5参照)と、下方に設けた切欠部22aを突設した左右にスライドするスライド金型22の切欠部22aをインフレーター用カラーK3の内部に位置させ、押し出しにて第1コード溝Ka1を切欠する第1切欠工程(図6参照)と、切り欠いたインフレーター用カラーK4をチャック23bを設けた移動体23にて側方へ移動させる移動工程(図7参照)と、上記スライド金型22と同様な第2スライド金型32を併設し、該第2スライド金型32にて第2コード溝Kb1を切欠きする第2切欠工程(図8参照)と、加工後、移動体23を上昇させインフレーター用カラーK5を排出する排出工程(図9参照)からなるものである。
なお、インフレーター用カラーの切欠部打ち抜きプレス加工方法における各工程に使用する金型等の形状(形態)は、同様な機能を有するものであれば、他の形状(形態)でもよい。
1−−−載置金型
1a−−載置部
2−−−スライド金型
2a−−切欠部
3−−−回転体
3a−−モーター
3b−−チャック
a−−−インフレーター
b−−−点火部
C−−−窒素ガス
d−−−コード溝
K−−−インフレーター用カラー
Ka−−第1コード溝
Kb−−第2コード溝
1a−−載置部
2−−−スライド金型
2a−−切欠部
3−−−回転体
3a−−モーター
3b−−チャック
a−−−インフレーター
b−−−点火部
C−−−窒素ガス
d−−−コード溝
K−−−インフレーター用カラー
Ka−−第1コード溝
Kb−−第2コード溝
Claims (4)
- 上方に設けた載置金型にインフレーター用カラーを載置する載置工程と、下方に設けた切欠部を突設した左右にスライドするスライド金型にてコード溝を2箇所切欠する切欠工程とからなることを特徴とするインフレーター用カラーの切欠部打ち抜きプレス加工方法。
- 切欠工程において切欠部をインフレーター用カラーの内部に位置させ、押し出しにてコーナー溝を加工することを特徴とする請求項1記載のインフレーター用カラーの切欠部打ち抜きプレス加工方法。
- 上方に設けた載置金型にインフレーター用カラーを載置する載置工程と、下方に設けた切欠部を突設した左右にスライドするスライド金型にて第1コード溝を切欠する第1切欠工程と、切欠いたインフレーター用カラーを回転体にて所要の角度に回転させる回転工程と、上記スライド金型にて第2コード溝を切欠する第2切欠工程と、加工後、回転体を上昇させインフレーター用カラーを排出する排出工程とからなることを特徴とするインフレーター用カラーの切欠部打ち抜きプレス加工方法。
- 上方に設けた載置金型にインフレーター用カラーを載置する載置工程と、下方に設けた切欠部を突設した左右にスライドするスライド金型にて第1コード溝を切欠する第1切欠工程と、切欠いたインフレーター用カラーを移動体にて側方へ移動させる移動工程と、上記スライド金型と同様な第2スライド金型を並設し、該第2スライド金型にて第2コード溝を切欠きする第2切欠工程と、加工後、移動体を上昇させインフレーター用カラーを排出する排出工程とからなることを特徴とするインフレーター用カラーの切欠部打ち抜きプレス加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005381224A JP2007167951A (ja) | 2005-12-22 | 2005-12-22 | インフレーター用カラーの切欠部打ち抜きプレス加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005381224A JP2007167951A (ja) | 2005-12-22 | 2005-12-22 | インフレーター用カラーの切欠部打ち抜きプレス加工方法 |
Publications (1)
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JP2007167951A true JP2007167951A (ja) | 2007-07-05 |
Family
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JP2005381224A Pending JP2007167951A (ja) | 2005-12-22 | 2005-12-22 | インフレーター用カラーの切欠部打ち抜きプレス加工方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5501347B2 (ja) * | 2009-04-09 | 2014-05-21 | 日本化薬株式会社 | ガス発生器およびガス発生器組立体 |
-
2005
- 2005-12-22 JP JP2005381224A patent/JP2007167951A/ja active Pending
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