JP2007167927A - 金属材の圧延機及び圧延方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】次の(a)と(b)を備えたロールチョック間保持装置を有することを特徴とする金属材の圧延機。(a)ワークロールと中間ロールの各ロールチョック間、および/または、中間ロールとバックアップロールの各ロールチョック間に配置されることで、ロールチョック間の突っ張り手段として機能し、楔先端側が逆向きになるように楔の傾斜面どうしが傾斜面勾配方向へスライド可能に重ね合わされた複数の楔体からなり、少なくとも1つの楔体が他の楔体に対してスライド移動することにより高さを可変とした楔積層ブロック。(b)該楔積層ブロックを構成する少なくとも1つの楔体を、他の楔体に対してスライド移動させ、かつ任意のスライド位置で保持するためのアクチュエータ。
【選択図】図7
Description
M=Pdf/Sdf …(iii)
yc=(Pdf・L)/2P=(Sdf・L)/(2P・M) …(iv)
ここで、Pは全圧延荷重を示す。
[1] 次の(a)と(b)を備えたロールチョック間保持装置を有することを特徴とする金属材の圧延機。
(a)ワークロールと中間ロールのロールチョック間、および/または、中間ロールとバックアップロールのロールチョック間に配置されることで、ロールチョック間の突っ張り手段として機能し、楔先端側が逆向きになるように楔の傾斜面どうしが傾斜面勾配方向へスライド可能に重ね合わされた複数の楔体からなり、少なくとも1つの楔体が他の楔体に対してスライド移動することにより高さを可変とした楔積層ブロック。
(b)該楔積層ブロックを構成する少なくとも1つの楔体を、他の楔体に対してスライド移動させ、かつ任意のスライド位置で保持するためのアクチュエータ。
[2] 上記[1]の圧延機において、楔積層ブロックは、少なくとも1つの楔体がロールチョックに固定され、かつ、残余の楔体の内の少なくとも1つの楔体が、アクチュエータに接続されてスライド移動が可能であることを特徴とする金属材の圧延機。
[3] 上記[1]の圧延機において、アクチュエータと楔積層ブロックが、保持フレームに設置されてなるロールチョック間保持装置において、前記アクチュエータは、前記保持フレームに固定され、前記楔積層ブロックの少なくとも1つの楔体は、前記アクチュエータにより該アクチュエータが固定された前記保持フレームの面に対し水平方向へスライド可能に設置され、前記保持フレームは、中間ロールのロールチョックに固定されたことを特徴とする金属材の圧延機。
[4] 上記[1]の圧延機において、アクチュエータと2つの楔体からなる楔積層ブロックが、保持フレームに設置されてなるロールチョック間保持装置において、前記アクチュエータは、前記保持フレームに固定され、前記楔積層ブロックの1つの楔体は、前記アクチュエータにより該アクチュエータが固定された前記保持フレームの面に対しスライド可能に設置され、前記保持フレームは、中間ロールのロールチョックに固定されたことを特徴とする金属材の圧延機。
[5] 上記[1]〜[4]のいずれかの圧延機において、熱延鋼帯製造用の熱間圧延機であることを特徴とする金属材の圧延機。
[6] 上記[1]〜[5]のいずれかの圧延機を用いた金属材の圧延方法であって、ワークロールと中間ロールのロールチョック間、および/または、中間ロールとバックアップロールのロールチョック間の楔積層ブロックを所定の高さに保持し、該楔積層ブロックにより、圧延時の平行剛性を高める突っ張り手段を形成することを特徴とする金属材の製造方法。
(a)楔積層ブロック9により、ロールチョック3、41間、および、ロールチョック41、42間の突っ張り手段として強力な保持力が得られ、圧延機の高い平行剛性が確保できる。
(b)ロールチョック3、41間、および、ロールチョック41、42間の間隙を突っ張り手段で保持する必要がないときには、突っ張り用ブロック9はロールチョック3、41間の距離の変動に追従して高さを変化させることで、ロールチョック3、41間、および、ロールチョック41、42間の距離の変動を妨げない動作を容易に行わせることができる。
(c)ワークロール、中間ロールおよびバックアップロールの交換に伴う、ロールチョック3、41間、および、ロールチョック41、42間の距離の変化に対しても、楔積層ブロック9であれば問題なく対応することができる。
(1)ロールチョック間保持装置5の不使用時(通常は非圧延時)には、図2(A)に示すようにアクチュエータ10を構成する液圧シリンダの作動ロッド13は最小ストローク位置まで退避しておく。このため楔積層ブロック9とロールチョック42との間には隙間が存在する。
(2)被圧延材が圧延機に噛み込んだ後、その尾端が圧延機を抜けるまでの間の任意のタイミングにおいて、図2(B)に示すように、楔積層ブロック9とロールチョック42との間、ならびに楔積層ブロック9とロールチョック41との間のガタ殺しのため、アクチュエータ10を構成する液圧シリンダを一定圧で作動させ、楔積層ブロック9とロールチョック42との間、ならびに、楔積層ブロック9とロールチョック41との間に、一定力のガタ殺し力(比較的小さい突っ張り力)が作用した状態とする。なお、通常の熱間圧延においては、被圧延材の尾端方向への温度低下(サーマルランダウン)を考慮した板厚制御により、1本の鋼帯17の圧延中でもワークロール1と中間ロール21のロールチョック3、41間、ならびに中間ロール21とバックアップロール22のロールチョック41、42間の隙間は、時々刻々と変化するが、楔積層ブロック9の高さは、液圧シリンダの液圧バネの作用によりこの隙間変化に追従して変化する。
(3)ロールチョック間保持装置5による被圧延材の蛇行抑制効果を発揮させたいタイミングにおいて、液圧シリンダのロック機構を作用させる。これにより、ロールチョック41、42間と楔積層ブロック9との隙間は0mmで、ガタ殺し力が作用した状態で位置保持することができる。特に、作動ロッド13を高い剛性でロックする機能を持つ液圧シリンダの場合には、作動ロッド13の所定のストローク位置でこれをロック(例えば、シリンダ締まり嵌め効果によるロック)する。
(4)以降、被圧延材の蛇行によってロールチョック41、42間の間隔が更に狭くなる方向に作用すると、図2(C)に示すように、液圧シリンダにより楔積層ブロック9を所定の高さに保持しているために、ロールチョック41、42間に突っ張り手段を形成し、蛇行抑制効果を発揮する。
(1)ロールチョック間保持装置5の不使用時(通常は非圧延時)には、図3(A)に示すようにアクチュエータ10を構成するスクリュー式アクチュエータのスクリュー軸15は最小ストローク位置まで退避しておく。このため楔積層ブロック9とロールチョック41との間には隙間が存在する。
(2)ロールチョック41とロールチョック42の間隔は、中間ロール21とバックアップロール22のロール径によっても変化するため、定期的に実施されるロール交換に応じて楔積層ブロック9の高さ(高さ寸法)の零点調整を実施する必要がある。このため、ロール交換が終了し、圧延を実施していない時点で、ロールチョック41、42間と楔積層ブロック9との隙間が無くなるまで、装置高さ(高さ寸法)を高くし、アクチュエータに取り付けたエンコーダ等で0位置として記憶する。その後、ロールチョック41、42間と楔積層ブロック9との隙間が所定の間隔(例えば3mm)となるように、楔積層ブロック9の高さ(高さ寸法)を低くし、本位置を待機位置とする。
(3)蛇行抑制効果を発揮させたい所望のタイミングに図3(B)の状態となるよう、ロールチョック41、42間と楔積層ブロック9との隙間を高さ(高さ寸法)方向の駆動速度で除した時間だけ前のタイミングから、楔積層ブロック9とロールチョック41との間、ならびに楔積層ブロック9とロールチョック42との間に、10ton程度のガタ殺し力に相当するモータトルクが発生するまで、スクリュー式アクチュエータ10のスクリュー軸15を駆動し、突っ張り力を発生させる。この時点で、待機位置で3mmあったロールチョック41、42間と楔積層ブロック9との隙間は0mmとなる。
(4)その後、駆動(モータ)を停止しても、スクリュー軸15、及び楔体11x,11y間の摩擦によるセルフロック機能によりスクリュー軸15をそのストローク位置で保持することができる。これにより楔積層ブロック9を所定の高さに保持し、被圧延材尾端における蛇行抑制効果を発揮することができる。
(1)鋼帯の蛇行が検知されたとき
(2)圧延機に鋼帯が噛みこみ、圧延機の圧下位置が制御開始されたとき
(3)圧延機の前段の圧延機から鋼帯の尾端が抜けたとき
(4)その他のタイミング
上記(1)〜(3)のうち(1)の鋼帯の蛇行は、例えば幅計によるエッジ位置の検出又は差荷重の検出に基づき検知することができ、また、上記(3)は、例えば前段の圧延機のロードオフを検出することで検知することができ、これらの検出信号に基づいてアクチュエータ10が作動し、ロールチョック3、41間、およびロールチョック41、42間に楔積層ブロック9による突っ張り手段が形成される。
[本発明例1]ワークロールと中間ロールの左右ロールチョック間(即ち、ロールチョック3と41の間)にロールチョック間保持装置5を設置し、蛇行抑制効果を発揮させたもの、
[本発明例2]ワークロールと中間ロールの左右ロールチョック間、および、中間ロールとバックアップロールの左右ロールチョック間(即ち、ロールチョック3と41の間、および、ロールチョック41と42の間)それぞれに、ロールチョック間保持装置5を設置し、蛇行抑制効果を発揮させたもの、
[比較例]楔積層ブロックを使用しないもの、
と3種類の条件にて圧延を行い、蛇行に及ぼす影響を調査した。
(1)薄物材(一般的に製品板厚2.0mm以下)の圧延サイクルが開始するまでは本装置を使用することは無いため、図7(A)に示すように楔積層ブロック9の高さ(高さ寸法)を最小位置とし、突っ張り力が作用しないように退避させておく。退避に必要な、楔積層ブロックとワークロールのロールチョックとの隙間、および/または、楔積層ブロックとバックアップロールのロールチョックとの隙間は、本実施例においては、それぞれ10mm程度であった。
(2)調査対象となる薄物材用のワークロール1が組み入れられた後、圧延を実施していない時点で、楔積層ブロックとワークロールのロールチョックとの隙間、および/または、楔積層ブロックとバックアップロールのロールチョックとの隙間が無くなるまで、楔積層ブロックの高さ(高さ寸法)を高くし、アクチュエータに取り付けたエンコーダ等で0位置として、それぞれ記憶した(零点調節)。その後、楔積層ブロックとワークロールのロールチョックとの隙間、および/または、楔積層ブロックとバックアップロールのロールチョックとの隙間がそれぞれ3mmとなるまで、楔積層ブロックの高さ(高さ寸法)を低くし、この位置を待機位置とした。
(3)ワークロールのロールチョックと楔積層ブロックとの隙間、および/または、バックアップロールのロールチョックと楔積層ブロックとの隙間それぞれ3mmを、高さ(高さ寸法)方向の駆動速度10mm/sで除した時間0.3sだけ前のタイミングから、楔積層ブロックとロールチョックとの間で10ton程度のガタ殺し力に相当するモータトルクが発生するまで、スクリュー式アクチュエータのスクリュー軸を駆動し、突っ張り力を発生させた。この時点で、待機位置でそれぞれ3mmあった、ワークロールのロールチョックと楔積層ブロックとの隙間、および/または、バックアップロールのロールチョック間と楔積層ブロックとの隙間は、それぞれ0mmとなり図3(B)の状態となる。
(4)アクチュエータの駆動を停止した後も、スクリュー軸と楔体間の摩擦によるセルフロック機能により、スクリュー軸はそのストローク位置で保持された。、これにより楔積層ブロック9を所定の高さに保持し、被圧延材尾端における蛇行抑制効果を発揮することができる。最終スタンドにおける圧延が終了した後は、ワークロールのロールチョックと楔積層ブロックとの隙間、および/または、バックアップロールのロールチョックと楔積層ブロックとの隙間が、それぞれ3mmとなる待機位置に戻り、次材の圧延時にて同様の動作を繰り返す。
(5)さらに、圧延材一本毎に、ロールチョック間保持装置の使用と不使用とを繰り返す操作を行った。
21、21a,21b 中間ロール
22、22a,22b バックアップロール
3、3a,3b,41a,41b,42a,42b ロールチョック
5 ロールチョック間保持装置
6 ロール支持部
7 支持手段
8 圧下手段
9 楔積層ブロック
10 アクチュエータ
11、11x,11y,11z1,11z2,11w 楔体
12 シリンダ本体
13 作動ロッド
14 装置本体
15 スクリュー軸
16 保持フレーム
160 保持フレームの内側底面(あるいは内側上面)
161 保持フレームの外側底面(あるいは外側上面)
162、163 保持フレームのストッパ部
17 鋼帯
110 突条
111 凹溝
112 ガイド突条
113 ガイド溝
Claims (6)
- 次の(a)と(b)を備えたロールチョック間保持装置を有することを特徴とする金属材の圧延機。
(a)ワークロールと中間ロールのロールチョック間、および/または、中間ロールとバックアップロールのロールチョック間に配置されることで、ロールチョック間の突っ張り手段として機能し、楔先端側が逆向きになるように楔の傾斜面どうしが傾斜面勾配方向へスライド可能に重ね合わされた複数の楔体からなり、少なくとも1つの楔体が他の楔体に対してスライド移動することにより高さを可変とした楔積層ブロック。
(b)該楔積層ブロックを構成する少なくとも1つの楔体を、他の楔体に対してスライド移動させ、かつ任意のスライド位置で保持するためのアクチュエータ。 - 楔積層ブロックは、少なくとも1つの楔体がロールチョックに固定され、かつ、残余の楔体の内の少なくとも1つの楔体が、アクチュエータに接続されてスライド移動が可能であることを特徴とする請求項1に記載の金属材の圧延機。
- アクチュエータと楔積層ブロックが、保持フレームに設置されてなるロールチョック間保持装置において、
前記アクチュエータは、前記保持フレームに固定され、
前記楔積層ブロックの少なくとも1つの楔体は、前記アクチュエータにより該アクチュエータが固定された前記保持フレームの面に対し水平方向へスライド可能に設置され、
前記保持フレームは、中間ロールのロールチョックに固定されたことを特徴とする請求項1に記載の金属材の圧延機。 - アクチュエータと2つの楔体からなる楔積層ブロックが、保持フレームに設置されてなるロールチョック間保持装置において、
前記アクチュエータは、前記保持フレームに固定され、
前記楔積層ブロックの1つの楔体は、前記アクチュエータにより該アクチュエータが固定された前記保持フレームの面に対しスライド可能に設置され、
前記保持フレームは、中間ロールのロールチョックに固定されたことを特徴とする請求項1に記載の金属材の圧延機。 - 熱延鋼帯製造用の圧延機であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の金属材の圧延機。
- 請求項1乃至5のいずれかに記載の圧延機を用いた金属材の圧延方法であって、
ワークロールと中間ロールのロールチョック間、および/または、中間ロールとバックアップロールのロールチョック間の楔積層ブロックを所定の高さに保持し、該楔積層ブロックにより、圧延時の圧延機の平行剛性を高める突っ張り手段を形成することを特徴とする金属材の圧延方法。
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