JP2007166484A - 電力線通信対応の宅内通信機器およびその自動設定方法ならびにそのプログラムおよび記録媒体 - Google Patents

電力線通信対応の宅内通信機器およびその自動設定方法ならびにそのプログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】電力線モデムに遠隔操作でネットワークIDを自動または半自動で設定できる自動設定システムを提供する。
【解決手段】電力線モデムにネットワークIDを設定する要求を検知する手順(S1)と、設定要求に応答して利用者識別情報を含むネットワークID要求を広域ネットワーク上の利用者管理サーバへ送信する手順(S4)と、利用者管理サーバから返信されるネットワークID応答を受信する手順(S5)と、ネットワークID応答に含まれる各電力線モデムの機器識別情報およびネットワークIDを電力線モデムごとに記憶する手順(S6)と、各電力線モデムの機器識別情報およびネットワークIDを電力線ネットワーク上に送信して各電力線モデムにネットワークIDを設定する手順(S10)とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、インターネットに常時接続される通信回線がすでに導入されている宅内の電力線ネットワークにおいて、その電力線モデムにネットワークIDを自動または半自動で設定する電力線通信対応の宅内通信機器およびその自動設定方法ならびにそのプログラムおよび記録媒体装置に関する。
家庭内やビル内に配置された電力線(電灯線)をデータの伝送媒体としてネットワークを形成する電力線ネットワークを使用して、PC間でのデータ通信やエアコン、冷蔵庫等の情報家電を制御する技術が知られている。
このような電力線ネットワークでは、電力線モデムや電力線モデム機能を備えたLANスイッチ機能付きコンセント(以下、電力線モデムで代表する)がパーソナルコンピュータ(PC)や情報家電などの端末に外付け、あるいは内蔵される。電力線モデムは、端末から受け取った情報を電力搬送波に重畳する。重畳された情報は電力線を媒体として送信され、受信先の端末に内蔵あるいは外付けされた電力線モデムで電力搬送波から分離されて端末へ提供される。
オフィスや宅内で電力線モデムを用いる場合、各電力線モデムに一意な機器IDや、各利用者のネットワークに一意なネットワークID等の識別子を利用に先立って設定する必要がある。しかしながら、識別子を手動で設定することは、そのノウハウを持たない利用者にとっては難解であったり、ノウハウを持っていても煩雑であったりする。特許文献1,2には、識別子の設定を自動あるいは半自動化する技術が開示されている。
特許文献1には、電力線モデムの機器IDをサーバ経由で遠隔設定する方法が公開されている。ここでは、機器IDを従来のDIPスイッチと呼ばれるハードウェアスイッチに代えて、電力線モデムにLED、プッシュスイッチおよびブザーが装備されている。
遠隔設定の際は、始めにサーバから電力線モデムへ初期化コマンドがブロードキャストで送信される。次いで、このブロードキャストを受信した電力線モデムのLEDが点灯し、利用者がプッシュスイッチを押下すると、この押下を契機に電力線モデムからサーバへ応答が返る。最後に、サーバは応答を受信できた電力線モデムに対して機器IDを送信する。機器IDを受信した電力線モデムは、自身の記憶装置に機器IDを書き込んで設定が完了する。また、サーバから電力線モデムへ機器ID表示要求を送信すると、該当する電力線モデムのブザーが鳴動し、利用者は電力線モデムに設定された機器IDを確認できる。
特許文献2、3には、LANスイッチ機能付きコンセントやコンセントに接続されるPCのIPアドレスをシステム管理者用端末から遠隔設定する技術が開示されている。この技術以前は、PCや情報家電などの端末を異なるコンセントに接続変更するたびにIPアドレス等の再割り当てが必要であり、システム管理者の負担を招いていた。
これに対して、特許文献2、3の技術では、工場出荷時にIPアドレスとは異なる64ビット長の一意なアドレスがLANスイッチ機能付きコンセントに割り当てられる。また、システム管理者が電力線通信ルータにIPサブネットマスクをあらかじめ手動設定する。電力線通信ルータにLANスイッチ機能付きコンセントが接続されると、電力線通信ルータはコンセント数に応じたIPアドレスブロックをLANスイッチ機能付きコンセントに割り当てる。さらに、LANスイッチ機能付きコンセントにPCや情報家電などの端末が接続されると、LANスイッチ機能付きコンセントは電力線通信ルータから割り当てられたIPアドレスブロックのうちIPアドレスを1つ選んで端末に割り当てる。LANスイッチ機能付きコンセントは、今まで端末に割り当てたIPアドレスを電力線通信ルータに通知する。このため、システム管理者は電力線通信ルータにログインすることで、各端末に割り当てられたIPアドレス、各コンセントが使用するアドレスブロック、および電力線通信ルータのIPサブネットマスクを一元管理できる。
特開2000-295258号公報 特開2003-152756号公報 特開2003-152757号公報
電力線通信システムにおいて、電力線モデムにネットワークIDを設定するためには、各電力線モデムに固有の機器パスワード(PW)をネットワークIDと共に入力する必要がある。しかしながら、機器PWは各電力線モデムの筐体に貼付されたシールやプレートに刻印されているので、電力線モデムにネットワークIDを設定する際は、利用者が事前に各電力線モデムの設置箇所まで出向いて機器PWを確認しなければならなかった。したがって、ネットワークに多数の電力線モデムが設置されるような場合には、ネットワークIDの設定・変更に多大な労力が要求される。
上記した特許文献1に開示された従来技術では、電力線モデムが認証のない初期化コマンドのブロードキャストに応答することを前提としているので、これをネットワークIDの設定に適用することはできない。また、上記した特許文献2,3に開示された従来技術でも、電力線モデムへのネットワークIDの設定に際して当該電力線モデムに固有の機器PWの入力が要求されることを前提としていない。したがって、上記した従来技術では電力線モデムにネットワークIDを自動ないしは半自動で設定することができなかった。
本発明の目的は、上記した従来技術の課題を解決し、利用者が各電力線モデムに対して、その設置箇所から離れた場所でネットワークIDを自動または半自動で設定できる、換言すれば、電力線モデムにネットワークIDを遠隔操作で設定できる自動設定システムを提供することにある。
上記した目的を達成するための、本発明は、広域ネットワークとブロードバンド接続された電力線ネットワークに電力線モデムを介して接続される宅内通信機器およびその自動設定方法ならびにそのプログラムおよび記録媒体において、以下のような特徴を具備したことを特徴とする。
(1)本発明の宅内通信機器は、電力線モデムにネットワークIDを設定する要求に応答して、利用者識別情報を含むネットワークID要求を広域ネットワーク上の利用者管理サーバへ送信する手段と、利用者管理サーバから返信されるネットワークID応答を受信する手段と、ネットワークID応答に含まれる各電力線モデムの機器識別情報およびネットワークIDを電力線モデムごとに記憶する手段と、各電力線モデムの機器識別情報およびネットワークIDを電力線ネットワーク上に送信して各電力線モデムにネットワークIDを設定する手段とを含むことを特徴とする。
(2)本発明の宅内通信機器の自動設定方法は、電力線モデムにネットワークIDを設定する要求を検知する手順と、検知された設定要求に応答して、利用者識別情報を含むネットワークID要求を広域ネットワーク上の利用者管理サーバへ通知する手順と、利用者管理サーバから返信されるネットワークID応答を受信する手順と、ネットワークID応答に含まれる各電力線モデムの機器識別情報およびネットワークIDを電力線モデムごとに記憶する手順と、各電力線モデムの機器識別情報およびネットワークIDを電力線ネットワーク上に送信して各電力線モデムにネットワークIDを設定する手順とを含むことを特徴とする。
(3)本発明の宅内通信機器の自動設定プログラムは、上記特徴(2)の各手順をコンピュータに実行させることを特徴とする。
(4)本発明の自動設定プログラムの記録媒体は、上記特徴(3)のプログラムがコンピュータ読み取り可能に記録されたことを特徴とする。
本発明によれば、電力線モデムにネットワークIDを設定する際に不可欠な各電力線モデムの機器パスワードが広域ネットワーク上のサーバで利用者の識別情報ごとに一元管理されており、利用者の識別情報を通知することで取得できる。したがって、電力線モデムの機器識別情報(機器パスワード)を自ら確認したり、機器識別情報の入力操作を行うことなく、電力線ネットワークに接続された複数の電力線モデムにネットワークIDを遠隔操作で自動的に設定できるようになり、多数の電力線モデムが広範囲に分散配置されているようなネットワーク環境においても、電力線モデムへのネットワークIDの自動設定が可能になる。
以下、図面を参照して本発明の最良の実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明が適用される電力線通信のネットワーク構成を示したブロック図であり、利用者宅内のホームネットワークは、電力線1および複数の電力線モデム2(2a,2b,2c,2d)を備えた電力線ネットワーク3であり、パーソナルコンピュータ(PC)4a,4d、ホームゲートウエイ(HGW)4bおよび情報家電(STB)4c等の各宅内通信機器4は、イーサネット(登録商標)ケーブルやUSBケーブルを介して各電力線モデム2に接続されている。前記HGW4bはADSLあるいは光ファイバを介してISP事業者の広域ネットワーク5にブロードバンド接続され、広域ネットワーク5には、利用者情報を管理する利用者情報管理サーバ6が収容されている。
図2は、前記利用者情報管理サーバ6およびHGW4bの主要部の構成を示した機能ブロック図であり、本発明の説明に不用な構成は図示が省略されている。
利用者情報管理サーバ6において、その利用者情報データベース(DB)600には、各利用者のIDおよびパスワード(PW)のペアごとに、当該利用者にISP事業者から提供されている全ての電力線モデム2の識別情報として、それぞれの機器IDおよび機器PWが予め登録されており、さらに各電子線モデム2に割り当てられるネットワークID、ならびに各電子線モデム2の「最後に設定した時刻」および「受信フレーム数」等が、電力線モデムごとに登録される。機器IDおよび機器PWは各電力線モデム2に固有の固定値であり、ネットワークIDは利用者が任意に設定できる可変値である。したがって、電力線モデム2が自動設定される前であれば、機器IDおよび機器パスワードには固定値が登録されており、ネットワークIDには所定の暫定値が登録されているか、または未登録状態となっている。
通信部601は、ネットワーク5を介して各利用者宅のHGW4bと通信する。利用者認証部602は、通信部601が受信した利用者IDおよび利用者PWのペアが利用者情報DB600に登録されているか否かに基づいて利用者を認証する。情報更新部603は、通信部601が定期的に受信するアップロード情報に基づいて利用者情報DB600を更新する。自動設定部604は、利用者の各電力線モデム2にネットワークIDを自動設定するために、ネットワークID計算部605で計算されたネットワークIDを利用者情報DB600に登録すると共に、このネットワークIDを機器PWと共に通信部601を介してHGW4bへ送信する。ネットワークID計算部605は、利用者IDおよび利用者PWをパラメータとして、利用者ごとに一意なネットワークIDを計算して自動設定部604へ通知する。
HGW4bにおいて、記憶部400にはHGW管理ID、HGW管理PW、利用者情報管理サーバ6のアドレスならびに各利用者のIDおよびPWごとに、当該利用者に提供されている電力線モデム2の機器ID、機器PWおよびネットワークID、ならびに稼働状況を代表する「最後に設定した時刻」および「受信フレーム数」等の情報が、各電力線モデムから収集されて電力線モデムごとに登録される。ただし、HGW4bが起動されてから電力線モデム2の設定が終了するまでは、機器ID、機器PW、ネットワークID、「最後に設定した時刻」および「受信フレーム数」などの情報は未登録である。
通信部401は、ネットワーク5を介して利用者情報管理サーバ6と通信する。ユーザインターフェース(I/F)402には、2つの設定スイッチSW1,SW2および1つの2色発光体LEDが接続されている。要求判定部403は、前記各スイッチSW1,SW2の操作内容に基づいて利用者の要求を判定する。ネットワークID要求部404は、利用者IDおよび利用者PWを含むネットワークID要求を利用者情報管理サーバ6へ送信して各電力線モデム2へのネットワークIDの割り当てを要求する。
情報更新部405は、前記ネットワークID要求に対して利用者情報管理サーバ6から返信されるネットワークID応答に基づいて記憶部400の登録内容を更新する。タイマ部406は、所定の経過時刻や周期を計時する。LANインターフェース(I/F)407には、イーサネット(登録商標)ケーブルやUSBケーブルを介して電力線モデム2が接続される。自動設定部408は、自動設定対象の電力線モデム2に機器PWおよびネットワークIDのペアを送信してネットワークIDを自動設定する。アップロード部409は、記憶部400に記憶されている機器識別情報、および各電力線モデム2から収集した稼働状況等を定期的に利用者情報管理サーバ6へアップロードする。
前記HGW4bの各構成は、ハードウエアで構成できるのみならず、後に詳述する自動設定プログラムでも実現できる。当該自動設定プログラムは、HGW4bの製造元においてプレインストールされるか、HGW4bがネットワーク5に最初に接続されたときに利用者情報管理サーバ6から自動的にダウンロードされるか、あるいはCD-ROM等のプログラム記録媒体からPCを利用してインストールされる。
次いで、各電力線モデム2にネットワークIDを自動設定する第1実施形態の動作を、図3のシーケンスフローおよび図4、5のフローチャートに沿って説明する。本実施形態では、自動設定プログラムがHGW4bに予め利用者によってダウンロードされているか、あるいはプレインストールされているものとし、利用者がHGW4bを直接操作して各電力線モデム2にネットワークIDを自動設定する。
図4は、HGW4bの動作を示したフローチャートであり、ステップS1において、電力線モデム2の自動設定を要求する利用者によりスイッチSW1(自動設定ボタン)が押下され、これがユーザI/F402により検知されると、ステップS2では、要求判定部403により自動設定の要求と判定され、LEDが第1の色(例えば、赤色)で点灯される。ステップS3では、記憶部400に予め登録されている利用者IDおよび利用者PWがネットワークID要求部404によって読み出される。ステップS4では、電力線モデム2にネットワークIDを設定するために必要となる機器PWを利用情報管理サーバ6から取得するために、前記読み出された利用者IDおよび利用者PWを含むネットワークID要求がネットワークID要求部404で生成され、通信部401から利用者情報管理サーバ6へ送信される。
図5は、利用者情報管理サーバ6の動作を示したフローチャートであり、ステップS61において、前記ネットワークID要求が通信部601で受信されると、ステップS62では、当該ネットワークID要求に含まれている利用者IDおよび利用者PWが抽出される。ステップS63では、利用者認証部602において、抽出された利用者IDおよび利用者PWが利用者情報DB600に登録されているか否かに基づいて利用者が認証される。認証に成功すればステップS64へ進み、ネットワークID計算部605によりネットワークIDが計算される。本実施形態では、利用者IDおよび利用者PWを所定の関数に代入してネットワークIDが算出される。ステップS65では、ネットワークIDが利用者情報DB600に登録される。なお、ステップS63で認証に失敗すると、ステップS71へ進んでHGW4bへ認証失敗通知が返信される。
ステップS66では、前記利用者IDおよび利用者PWのペアと対応付けられた機器ID、機器PWおよびネットワークIDが利用者情報DB600から読み出される。なお、機器ID、機器PWおよびネットワークIDが複数組登録されている場合には、その全てが読み出される。ステップS67では、前記機器ID、機器PWおよびネットワークIDを含むネットワークID応答が通信部601からHGW4bへ返信される
図4へ戻り、HGW4bでは、ステップS5で前記ネットワークID応答を受信すると、ステップS6では、当該ネットワークID応答に含まれる機器ID、機器PWおよびネットワークIDが情報更新部405により抽出されて記憶部400に登録される。ステップS7では、自動設定の試行回数nが設定される。この試行回数nは、例えば利用者情報管理サーバ6から取得した機器識別情報(機器IDおよび機器パスワードのペア)の組数、すなわち設定対象となる電力線モデムの台数n1に、所定の繰り返し回数n2を乗じた値(n1×n2)に設定される。
ステップS8では、自動設定の開始を利用者に通知するため、LEDの発光色が第2の色(例えば、緑色)に切り替えられる。利用者は、LEDの発光色が第1の色から第2の色に切り替わると、コンセントに装着されている電力線モデム2に対してネットワークIDの自動設定が実行されることを認識する。
ステップS9では、前記ネットワークID応答に複数の電力線モデムの機器情報が含まれていた場合に、今回の自動設定対象の電力線モデムが、例えば機器IDの昇順に基づいて選択される。ステップS10では、自動設定部408により、今回の自動設定対象の電力線モデム宛に、その機器PWおよびネットワークIDのペアを含むネットワークID設定要求が送信されると共に、応答期間タイマがスタートする。前記ネットワークID設定要求は、56bitDES方式等の適宜の暗号化方式で暗号化されている。ネットワークID設定要求を受信した電力線モデム2は、この設定要求に含まれる機器PWと自身の機器PWとを比較し、両者が一致するとネットワークIDを自身に設定すると共に、ネットワークID設定応答をHGW4bに返信する。
HGW4bでは、ステップS11において、前記自動設定対象の電力線モデムからネットワークID設定応答が返信されたか否かが判定される。ネットワークID設定応答が返信されるか、あるいはネットワークID設定応答が返信される前にステップS12で前記応答期間タイマのタイムアウトが検知されるとステップS13へ進む。ステップS13では、前記試行回数nだけ自動設定が繰り返されたか否かが判定される。試行回数がn回に達していなければ、ステップS9へ戻って上記した処理が繰り返され、前記利用者情報管理サーバ6から返信されたネットワークID応答に含まれていた全ての電力線モデム2に対してネットワークIDの自動設定が試みられる。
なお、電子線モデム2にネットワークIDを自動設定するためには、自動設定プログラムがインストールされている宅内通信機器4(本実施形態では、HGW4b)と直接接続されている電力線モデム2にネットワークIDが設定済みである必要がある。このため、図1に示したネットワーク構成であれば、電力線モデム2aの設定を完了した後でなければ他の電力線モデム2b,2c,2dを自動設定できない。したがって、電力線モデム2aの自動設定前であれば、たとえ電力線モデム2cが自動設定対象として選択されたとしても自動設定を行えない。ただし、本実施形態では前記試行回数n内であれば、自動設定前の電力線モデムに対して自動設定が繰り返し試みられるので、電力線モデム2aの自動設定完了後に電力線モデム2cも自動設定されることになる。
その後、ステップS13において試行回数がn回に達すると、ステップS14では前記LEDが消灯されて自動設定の完了が利用者に通知される。ステップS15では、ISP事業者スタッフによる利用者サポートを目的として利用者情報を定期的に更新するために、所定期間mの経過後にコールバックするスケジュールがタイマ部406に設定される。ステップS16では、機器ID、機器PW、ネットワークID、「最後に設定した時刻」および「受信フレーム数」等を含むアップロード要求が、アップロード部409から通信部401を経由して利用者情報管理サーバ6へ送信されると共に、応答期間タイマがスタートする。
図5へ戻り、利用者情報管理サーバ6は、ステップS68で前記アップロード要求を受信すると、ステップS69では、当該アップロード要求に含まれる情報が情報更新部603により利用者情報DBに更新登録される。ステップS70では、アップロード応答が通信部601を経由してHGW4bへ返信される。
図4へ戻り、HGW4bでは、ステップS17において前記アップロード応答が返信されたか否かが判定される。アップロード応答が返信されるか、あるいはアップロード応答が返信される前にステップS18で前記応答期間タイマのタイムアウトが検知されるとステップS19へ進む。ステップS19では、前記期間mに関するコールバックが検知されるまで待機し、コールバックが検知されるとステップS15へ戻って上記した各処理が繰り返される。すなわち、利用者情報管理サーバ6へのアップロードが期間mの周期で繰り返される。
一方、ステップS1でSW1の操作が検知されることなく、ステップS20でSW2の操作が検知されると、ネットワークIDとして各電力線モデム2に所定のデフォルト値等の固定値を設定するデフォルト値設定処理が実行される。このデフォルト値設定処理では、HGW4bから利用者情報管理サーバ6へ、前記ネットワークID要求(ステップS4)の代わりにデフォルト値設定要求が送信される。利用者情報管理サーバ6からは、このデフォルト値設定要求に応答して、機器ID、機器PWおよびデフォルト値を含むデフォルト値設定応答が、前記ネットワークID応答(ステップS5)の代わりに返信される。HGW4bは、受信した機器ID、機器PWおよびデフォルト値に基づいて、前記ネットワークID設定の場合と同様に、全ての電力線モデム2にネットワークIDとしてデフォルト値を設定する。
なお、上記した実施形態では、利用者によりHGW4bのSW1やSW2が操作されたことを契機にネットワークIDの自動設定が開始されるものとして説明したが、本発明はこれのみに限定されるものではなく、自動設定プログラムのインストール後、所定の時間が経過したときに自動的に開始されるようにしても良い。
図6は、本発明の第2実施形態における利用者情報管理サーバ6およびHGW4bの主要部の構成を示した機能ブロック図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。
上記した第1実施形態では、利用者管理サーバ6がネットワークID計算部605を備え、HGW4bから受信した利用者IDおよび利用者PWに基づいてネットワークIDを計算し、計算結果をHGW4bに通知していた。これに対して、本発明の第2実施形態ではHGW4bが機器PW要求部415およびネットワークID計算部410を備え、利用者管理サーバ6からは機器PWのみを取得し、ネットワークIDは、記憶部400に登録されている利用者IDおよび利用者PWに基づいて自ら計算するようにした点に特徴がある。
次いで、各電力線モデム2にネットワークIDを自動設定する第2実施形態の動作を、図7のシーケンスフローおよび図8、9のフローチャートに沿って説明する。本実施形態でも、自動設定プログラムがHGW4bに予め利用者によってダウンロードされているか、あるいはプレインストールされている。
図8は、HGW4bの動作を示したフローチャートであり、ステップS1においてスイッチSW1(自動設定ボタン)が押下され、これがユーザI/F402により検知されると、ステップS2では、要求判定部403により自動設定の要求と判定され、LEDが第1の色(例えば、赤色)で点灯される。ステップS3では、記憶部400に予め登録されている利用者IDおよび利用者PWがネットワークID要求部404によって読み出される。ステップS3_2では、ネットワークID計算部410により、前記読み出された利用者IDおよび利用者PWに基づいて、利用者に一意なネットワークIDが計算される。
ステップS4では、電力線モデム2にネットワークIDを設定するために必要となる機器PWを利用情報管理サーバ6から取得するために、前記利用者ID、利用者PWおよびネットワークIDを含む機器PW要求が機器PW要求部415で生成され、通信部401から利用者情報管理サーバ6へ送信される。
図9は、利用者情報管理サーバ6の動作を示したフローチャートであり、ステップS61において、前記機器PW要求が通信部601で受信されると、ステップS62では、当該機器PW要求に含まれている利用者ID、利用者PWおよびネットワークIDが抽出される。ステップS63では、利用者認証部602において、抽出された利用者IDおよび利用者PWのペアが利用者情報DB600に登録されているか否かに基づいて利用者が認証される。認証に成功すればステップS64aへ進み、抽出されたネットワークIDが利用者情報DB600に登録される。
ステップS66aでは、前記利用者IDおよび利用者PWのペアと対応付けられた機器IDおよび機器PWが利用者情報DB600から読み出される。なお、機器IDおよび機器PWが複数組登録されている場合には、その全てが読み出される。ステップS67では、前記機器IDおよび機器PWを含む機器PW応答が通信部601からHGW4bへ返信される
図8へ戻り、HGW4bでは、ステップS5において前記機器PW応答を受信すると、ステップS6では、当該機器PW応答に含まれる機器IDおよび機器PWが、前記ネットワークIDと共に情報更新部405によって記憶部400に登録される。ステップS7では試行回数nが設定される。ステップS8では、自動設定の開始を利用者に通知するため、LEDの発光色が第2の色(例えば、緑色)に切り替えられる。
ステップS9では、前記機器PW応答に複数の電力線モデムの機器情報が含まれていた場合に、今回の自動設定対象の電力線モデムが、例えば機器IDの昇順に基づいて選択される。ステップS10では、自動設定部408により、今回の自動設定対象の電力線モデム宛に機器PWおよびネットワークIDのペアを含むネットワークID設定要求が送信されると共に、応答期間タイマがスタートする。このネットワークID設定要求を受信した電力線モデム2は、この設定要求に含まれる機器PWと自身のPWとを比較し、両者が一致すればネットワークIDを自身に設定すると共に、ネットワークID設定応答をHGW4bに返信する。
HGW4bでは、ステップS11において、前記自動設定対象の電力線モデムからネットワークID設定応答が返信されたか否かが判定される。ネットワークID設定応答が返信されるか、あるいはネットワークID設定応答が返信される前にステップS12で前記応答期間タイマのタイムアウトが検知されるとステップS13へ進む。ステップS13では、前記試行回数nが完了するまでステップS9へ戻って上記した処理が繰り返され、前記利用者情報管理サーバ6から返信された機器PW応答に含まれていた全ての電力線モデム2に対して自動設定が試みられる。
ステップS13において前記試行回数nの完了が検知されると、ステップS14では前記LEDが消灯されて自動設定の完了が利用者に通知される。ステップS15では、所定期間mの経過後にコールバックするスケジュールがタイマ部406に設定される。ステップS16では、機器ID、機器PW、ネットワークID、「最後に設定した時刻」および「受信フレーム数」等を含むアップロード要求が、アップロード部409から通信部401を経由して利用者情報管理サーバ6へ送信されると共に、応答期間タイマがスタートする。
図9へ戻り、利用者情報管理サーバ6は、ステップS68で前記アップロード要求を受信すると、ステップS69では、当該アップロード要求に含まれる機器情報が情報更新部603により利用者情報DBに更新登録される。ステップS70では、アップロード応答が通信部601を経由してHGW4bへ返信される。
図8へ戻り、HGW4bでは、ステップS17において前記アップロード応答が返信されたか否かが判定される。アップロード応答が返信されるか、あるいはアップロード応答が返信される前にステップS18で前記応答期間タイマのタイムアウトが検知されるとステップS19へ進む。ステップS19では、前記期間mに関するコールバックが検知されるまでは待機し、コールバックが検知されるとステップS15へ戻って上記した各処理が繰り返される。
図10は、本発明が適用される電力線通信の他の実施形態に好適なブロック図である。上記した各実施形態では自動設定プログラムがHGW4bにインストールされており、利用者がHGW4bを直接操作して各電力線モデム2にネットワークIDを自動設定するものとして説明した。
これに対して、本実施形態ではHGW4bのLAN_I/F407にハブ7を介してPC4aが接続されている。そして、自動設定プログラムがPC4aにインストールされており、利用者がPC4aを操作して各電力線モデム2を自動設定するか(第3実施形態)、あるいはHGW4bにインストールされている自動設定プログラムを利用者がPC4aから遠隔操作により実行させる(第4実施形態)ようにした点に特徴がある。
図11は、自動設定プログラムがPC4aにインストールされている第3実施形態において、前記利用者情報管理サーバ6およびPC4aの主要部の構成を示した機能ブロック図であり、前記と同一の符号は同一又は同等部分を表している。本実施形態では、PC4aのユーザインターフェース(I/F)411に、キーボード412,マウス413,ディスプレイ414が接続されている。
図12は、本実施形態におけるPCの動作を示したフローチャートである。自動設定プログラムは予めCD-ROM等の記録媒体で利用者に提供されてPCにインストールされているか、あるいはネットワーク経由でダウンロードされてPCに常駐している。PCのOperating System (OS) がWindows(登録商標)TM XPであれば、ディスプレイ414の画面右下のタスクトレイにアイコンが表示されている。
自動設定プログラムのアイコンがダブルクリックされると、ステップS81では、図13に一例を示したメニュー画面がディスプレイ414に表示される。ステップS82において、利用者がキーボード412またはマウス413を操作して「自動設定」を選択し、これが検知されるとステップS83へ進む。なお、ステップS82で「現在の状態」が選択されると、記憶部400の記憶内容が、図14に一例を示したようにディスプレイ414に一覧表示される。
ステップS83では、ディスプレイ414に利用者認証画面が表示される。ステップS84で利用者IDおよび利用者PWがキーボード412から入力され、これが検知されると、ステップS85では、入力された利用者IDおよび利用者PWを含むネットワークID要求が、前記図4に関して説明した第1実施形態のステップS4と同様に利用者情報管理サーバ6へ送信される。
利用者情報管理サーバ6では、第1実施形態と同様に、受信した利用者IDおよび利用者PWのペアが利用者情報DB600に既登録であるか否かに基づいて利用者が認証される。ステップS86において、認証に失敗したことが検知されると、ステップS87で認証失敗のメッセージがディスプレイ414に表示される。認証に成功して利用者情報管理サーバ6からネットワークID応答が返信されれば、これ以後は図4のステップS5以降と同様の手順で自動設定が進行する。
図15は、HGW4bにインストールされている自動設定プログラムを利用者がPC4aから遠隔操作により実行させる第4実施形態において、PC4aの動作を示したフローチャートである。
ステップS41ではディスプレイにHGWログイン画面が表示され、ステップS42でHGW管理IDおよびHGW管理PWが利用者により入力されるとステップS43へ進む。ステップS43では、当該HGW管理IDおよびHGW管理PWを含むログイン要求がHGW4bへ送信される。HGW4bでは、受信したログイン要求に含まれるHGW管理IDおよびHGW管理PWのペアが記憶部400に登録されているか否かに基づいて認証を行い、認証結果を含むログイン応答をPC4aへ返信する。
PC4aでは、ステップS44でログイン応答を受信し、ログインに成功したことを検知すると、ステップS45において、図12に一例を示したメニュー画面がディスプレイに表示される。ステップS46において、「自動設定」の選択が検知されると、これ以後は図4のステップS3以降の処理へ進む。
なお、上記した各実施形態では、ネットワークIDの自動設定が要求されると、自動設定プログラムが利用者情報管理サーバ6へネットワークID要求や機器PW要求を送信して、ネットワークIDや機器PWをその都度要求するものとして説明したが、取得したネットワークIDや機器PWを自動設定プログラムが適宜記憶し、再度の自動設定要求に対しては、利用者情報管理サーバ6へ問い合わせることなく、記憶されているネットワークIDや機器PWを用いて自動設定を行うようにしても良い。
さらに、上記した各実施形態では、ネットワークIDを自動設定される電力線通信機器が電力線モデムである場合を例にして説明したが、本発明はこれのみに限定されるものではなく、電力線モデム以外の電力通信機器、例えば電力線モデム機能を備えたLANスイッチ機能付きコンセントにも同様に適用できる。
本発明が適用される電力線ネットワークのブロック図である。 本発明の第1実施形態における利用者情報管理サーバおよびHGWの構成を示した機能ブロック図である。 本発明の第1実施形態のシーケンスフローである。 本発明の第1実施形態におけるHGWの動作を示したフローチャートである。 本発明の第1実施形態における利用者情報管理サーバの動作を示したフローチャートである。 本発明の第2実施形態における利用者情報管理サーバおよびHGWの構成を示した機能ブロック図である。 本発明の第2実施形態のシーケンスフローである。 本発明の第2実施形態におけるHGWの動作を示したフローチャートである。 本発明の第2実施形態における利用者情報管理サーバの動作を示したフローチャートである。 本発明が適用される電力線ネットワークの他の実施形態のブロック図である。 本発明の第3実施形態における利用者情報管理サーバおよびPCの構成を示した機能ブロック図である。 本発明の第3実施形態におけるPCの動作を示したフローチャートである。 メニュー画面の一例を示した図である。 機器情報の一覧表示例を示した図である。 本発明の第4実施形態におけるPCの動作を示したフローチャートである。
符号の説明
1…電力線、2…電力線モデム、3…電力線(搬送)通信ネットワーク、4…宅内通信機器、4a,4d…パーソナルコンピュータ(PC)、4b…ホームゲートウエイ(HGW)、4c…情報家電(STB)、5…ネットワーク、6…利用者情報管理サーバ、7…ハブ

Claims (14)

  1. 広域ネットワークとブロードバンド接続される電力線ネットワークに電力線モデムを介して接続される宅内通信機器において、
    電力線モデムにネットワークIDを設定する要求に応答して、利用者識別情報を含むネットワークID要求を広域ネットワーク上の利用者管理サーバへ送信する手段と、
    前記利用者管理サーバから返信されるネットワークID応答を受信する手段と、
    前記ネットワークID応答に含まれる各電力線モデムの機器識別情報およびネットワークIDを電力線モデムごとに記憶する手段と、
    前記各電力線モデムの機器識別情報およびネットワークIDを電力線ネットワーク上に送信して各電力線モデムにネットワークIDを設定する手段とを含むことを特徴とする電力線通信対応の宅内通信機器。
  2. 広域ネットワークとブロードバンド接続される電力線ネットワークに電力線モデムを介して接続される宅内通信機器において、
    電力線モデムにネットワークIDを設定する要求に応答して、利用者識別情報を含む機器識別情報要求を広域ネットワーク上の利用者管理サーバへ送信する手段と、
    前記利用者管理サーバから返信される機器識別情報応答を受信する手段と、
    前記機器識別情報応答に含まれる各電力線モデムの機器識別情報を電力線モデムごとに記憶する手段と、
    ネットワークIDを発生させる手段と、
    前記各電力線モデムの機器識別情報およびネットワークIDを電力線ネットワーク上に送信して各電力線モデムにネットワークIDを設定する手段とを含むことを特徴とする電力線通信対応の宅内通信機器。
  3. 前記各電力線モデムの稼働状況を収集する手段と、
    各電力線モデムの稼働状況を、その識別情報と対応付けて利用者管理サーバへアップロードする手段とをさらに含むことを特徴とする請求項1または2に記載の電力線通信対応の宅内通信機器。
  4. 前記宅内通信機器がホームゲートウエイとしての機能を備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電力線通信対応の宅内通信機器。
  5. 前記宅内通信機器が、パーソナルコンピュータとしての機能を備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電力線通信対応の宅内通信機器。
  6. 広域ネットワークとブロードバンド接続される電力線ネットワークの電力線モデムにネットワークIDを自動設定する方法において、
    電力線モデムにネットワークIDを設定する要求を検知する手順と、
    前記検知された設定要求に応答して、利用者識別情報を含むネットワークID要求を広域ネットワーク上の利用者管理サーバへ通知する手順と、
    前記利用者管理サーバから返信されるネットワークID応答を受信する手順と、
    前記ネットワークID応答に含まれる各電力線モデムの機器識別情報およびネットワークIDを電力線モデムごとに記憶する手順と、
    前記各電力線モデムの機器識別情報およびネットワークIDを電力線ネットワーク上に送信して各電力線モデムにネットワークIDを設定する手順と、
    を含むことを特徴とする電力線通信ネットワーク対応の宅内通信機器を自動設定する方法。
  7. 広域ネットワークとブロードバンド接続される電力線ネットワークの電力線モデムにネットワークIDを自動設定する方法において、
    電力線モデムにネットワークIDを設定する要求を検知する手順と、
    前記検知された設定要求に応答して、利用者識別情報を含む機器識別情報要求を広域ネットワーク上の利用者管理サーバへ送信する手順と、
    前記利用者管理サーバから返信される機器識別情報応答を受信する手順と、
    前記機器識別情報応答に含まれる各電力線モデムの機器識別情報を電力線モデムごとに記憶する手順と、
    ネットワークIDを発生させる手順と、
    前記各電力線モデムの機器識別情報およびネットワークIDを電力線ネットワーク上に送信して各電力線モデムにネットワークIDを設定する手順と、
    を含むことを特徴とする電力線通信ネットワーク対応の宅内通信機器を自動設定する方法。
  8. 前記各電力線モデムの稼働状況を収集する手順と、
    各電力線モデムの稼働状況を、その識別情報と対応付けて利用者管理サーバへアップロードする手順とをさらに含むことを特徴とする請求項6または7に記載の電力線通信ネットワーク対応の宅内通信機器を自動設定する方法。
  9. 広域ネットワークとブロードバンド接続される電力線ネットワークの電力線モデムにネットワークIDを自動設定するプログラムにおいて、
    前記電力線モデムを介して電力線ネットワークに接続される宅内通信機器に、
    電力線モデムにネットワークIDを設定する要求を検知する手順と、
    前記検知された設定要求に応答して、利用者識別情報を含むネットワークID要求を広域ネットワーク上の利用者管理サーバへ通知する手順と、
    前記利用者管理サーバから返信されるネットワークID応答を受信する手順と、
    前記ネットワークID応答に含まれる各電力線モデムの機器識別情報およびネットワークIDを電力線モデムごとに記憶する手順と、
    前記各電力線モデムの機器識別情報およびネットワークIDを電力線ネットワーク上に送信して各電力線モデムにネットワークIDを設定する手順と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  10. 広域ネットワークとブロードバンド接続される電力線ネットワークの電力線モデムにネットワークIDを自動設定するプログラムにおいて、
    前記電力線モデムを介して電力線ネットワークに接続される宅内通信機器に、
    電力線モデムにネットワークIDを設定する要求を検知する手順と、
    前記検知された設定要求に応答して、利用者識別情報を含む機器識別情報要求を広域ネットワーク上の利用者管理サーバへ送信する手順と、
    前記利用者管理サーバから返信される機器識別情報応答を受信する手順と、
    前記機器識別情報応答に含まれる各電力線モデムの機器識別情報を電力線モデムごとに記憶する手順と、
    ネットワークIDを発生させる手順と、
    前記各電力線モデムの機器識別情報およびネットワークIDを電力線ネットワーク上に送信して各電力線モデムにネットワークIDを設定する手順と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  11. 前記各電力線モデムの稼働状況を収集する手順と、
    各電力線モデムの稼働状況を、その識別情報と対応付けて利用者管理サーバへアップロードする手順とをさらに含むことを特徴とする請求項9または10に記載のプログラム。
  12. 広域ネットワークとブロードバンド接続される電力線ネットワークの電力線モデムにネットワークIDを自動設定するプログラムの記録媒体において、
    前記電力線モデムを介して電力線ネットワークに接続されるコンピュータに、
    電力線モデムにネットワークIDを設定する要求を検知する手順と、
    前記検知された設定要求に応答して、利用者識別情報を含むネットワークID要求を広域ネットワーク上の利用者管理サーバへ通知する手順と、
    前記利用者管理サーバから返信されるネットワークID応答を受信する手順と、
    前記ネットワークID応答に含まれる各電力線モデムの機器識別情報およびネットワークIDを電力線モデムごとに記憶する手順と、
    前記各電力線モデムの機器識別情報およびネットワークIDを電力線ネットワーク上に送信して各電力線モデムにネットワークIDを設定する手順と、
    を実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  13. 広域ネットワークとブロードバンド接続される電力線ネットワークの電力線モデムにネットワークIDを自動設定するプログラムの記録媒体において、
    前記電力線モデムを介して電力線ネットワークに接続されるコンピュータに、
    電力線モデムにネットワークIDを設定する要求を検知する手順と、
    前記検知された設定要求に応答して、利用者識別情報を含む機器識別情報要求を広域ネットワーク上の利用者管理サーバへ送信する手順と、
    前記利用者管理サーバから返信される機器識別情報応答を受信する手順と、
    前記機器識別情報応答に含まれる各電力線モデムの機器識別情報を電力線モデムごとに記憶する手順と、
    ネットワークIDを発生させる手順と、
    前記各電力線モデムの機器識別情報およびネットワークIDを電力線ネットワーク上に送信して各電力線モデムにネットワークIDを設定する手順と、
    を実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  14. 前記各電力線モデムの稼働状況を収集する手順と、
    各電力線モデムの稼働状況を、その識別情報と対応付けて利用者管理サーバへアップロードする手順とをさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項12または13に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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