JP2007163036A - 空気調和機用室外機 - Google Patents

空気調和機用室外機 Download PDF

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Abstract

【課題】 通風抵抗低減と異物侵入抑制とを両立させることにより、ファン入力の低減と騒音の低減とを可能ならしめる。
【解決手段】 本体ケーシング1内に配設された軸流ファン2の吹出側に、多数の横桟10,10・・と該横桟10,10・・を連結する縦桟11,11・・とからなる吹出グリル9を備えた空気調和機用室外機において、前記各横桟10を、前記軸流ファン2の回転方向Mに関して一端側と他端側とで反対の傾きとなるように構成し且つ等間隔で配置して、空気調和機用室外機の運転中において、軸流ファン2から吹き出される旋回成分を有する空気流Wが横桟10,10・・を通過する際の通風抵抗が大幅に低減されるようにしている。
【選択図】 図3

Description

本願発明は、空気調和機用室外機に関し、さらに詳しくは、空気調和機用室外機における吹出グリルの構造に関するものである。
本体ケーシング内に配設された軸流ファンの吹出側に、多数の横桟と該横桟を連結する縦桟とからなる吹出グリルを備えた空気調和機用室外機は、従来からよく知られているが、軸流ファンから吹き出される吹出空気流は、旋回成分を有しているところから、単なる横桟と縦桟との組み合わせでは、空気流と桟との干渉による騒音や損失が大きいという問題がある。
上記問題に対処するために、吹出グリルの下流側に配置する導風装置において、該導風装置における導風板(横桟に相当)を、一端側から他端側にかけて逆方向に反り返る円弧形状としたものが提案されている(特許文献1参照)。
特開平5−264070号公報。
ところが、上記特許文献1に開示されている技術の場合、吹出グリルの前面に配置して、吹出空気流を所定の方向に誘導するために用いられる導風装置に関するものであり、導風板同士の間隔を大きくしても差し支えないが、当該技術を吹出グリルに適用しようとすると、指入れ防止の観点から横桟の間隔を狭くせざるを得ない。すると、横桟を断面円弧形状としているため、吹出流れが急激に曲げられることとなり、途中で剥離が生じ、有効流路面積が減少し、通風抵抗が大きくなり易いという不具合が発生するおそれがある。
本願発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、通風抵抗低減と異物侵入抑制とを両立させることにより、ファン入力の低減と騒音の低減とを可能ならしめることを目的としている。
本願発明では、上記課題を解決するための第1の手段として、本体ケーシング1内に配設された軸流ファン2の吹出側に、多数の横桟10,10・・と該横桟10,10・・を連結する縦桟11,11・・とからなる吹出グリル9を備えた空気調和機用室外機において、前記各横桟10を、前記軸流ファン2の回転方向Mに関して一端側と他端側とで反対の傾きとなるように構成し且つ等間隔で配置している。
上記のように構成したことにより、空気調和機用室外機の運転中において、軸流ファン2から吹き出される旋回成分を有する空気流Wが、軸流ファン2の回転方向Mに関して一端側と他端側とで反対の傾きとされている横桟10,10・・を通過する際の通風抵抗が大幅に低減されることとなる。従って、横桟10,10・・の間隔を異物侵入を抑制し得る程度の狭さとしても、通風抵抗低減効果を確保できることとなり、ファン入力の低減と騒音の低減とを図ることができる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第2の手段として、上記第1の手段を備えた空気調和機用室外機において、前記各横桟10における両端側の傾斜角度θを、前記軸流ファン2の出口角度αよりも小さく設定することもでき、そのように構成した場合、通風抵抗低減効果を確保することができるとともに、外部から回転軸方向に力が加わったときの変形を小さく抑えることができ、横桟と軸流ファンとが干渉することがなくなる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第3の手段として、上記第2の手段を備えた空気調和機室外機において、前記各横桟10における両端側の傾斜角度θと、前記軸流ファン2の羽根出口角度αとの関係を、α−30≦θ≦αとなるように設定することもでき、そのように構成した場合、通風抵抗低減効果と、外部から回転軸方向に力が加わったときの変形を小さく抑える効果とが効果的に両立できる。なお、θ>αとなると、外部から回転軸方向に力が加わったときに変形し易くなり、軸流ファン2と横桟10,10・・とが干渉するおそれがあり、θ<α−30となると、傾斜角度が小さくなり、通風抵抗低減効果が小さくなる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第4の手段として、上記第1、第2又は第3の手段を備えた空気調和機用室外機において、前記各横桟10を、該横桟10の断面における最大直線長さを桟断面軸Oとしたとき該桟断面軸Oに対して対称となる形状とすることもでき、そのように構成した場合、断面円弧形状のものに比べて吹出空気流の剥離を小さく抑えることができるところから、有効流路面積が大きくなり、通風抵抗低減効果が増大する。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第5の手段として、上記第1、第2、第3又は第4の手段を備えた空気調和機用室外機において、前記各横桟10における傾斜角度θを、一端側から他端側にかけて連続して変化させることもでき、そのように構成した場合、軸流ファン2からの吹出空気流Wの風速分布に対応させ易くなるところから、通風抵抗低減効果がより増大する。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第6の手段として、上記第1、第2、第3又は第4の手段を備えた空気調和機用室外機において、前記各横桟10における傾斜角度θを、一端側から他端側にかけて段階的に変化させることもでき、そのように構成した場合、吹出グリル2を板金製としても、軸流ファン2からの吹出空気流Wの風速分布に対応させることが容易に可能となる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第7の手段として、上記第1、第2、第3、第4、第5又は第6の手段を備えた空気調和機用室外機において、前記各横桟10を、一端側および他端側より中央部の方が吹出側に突出する形状とすることもでき、そのように構成した場合、横桟10を、軸流ファン2の回転方向Mに関して一端側と他端側とで反対の傾きとなるように構成したとき、各横桟10の中央部に対して外部から回転軸方向に力が加わったときのたわみ変形量が大きくなる傾向にあるが、各横桟10を、一端側および他端側より中央部の方が吹出側に突出する形状としているので、各横桟10の強度劣化を補うことができることとなり、強度同等でねじりによる通風抵抗低減効果が得られる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第8の手段として、上記第1、第2、第3、第4、第5、第6又は第7の手段を備えた空気調和機用室外機において、前記各横桟10を、一端側から他端側にかけてS字状に湾曲した形状とすることもでき、そのように構成した場合、吹出グリル9の上部および下部において、吹出空気流Wが軸流ファン2の回転方向Mよりもやや外向き成分をもつ場合に、吹出空気流Wと横桟10,10・・との干渉が少なくなり、上下部においても通風抵抗の低減が可能となる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第9の手段として、上記第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7又は第8の手段を備えた空気調和機用室外機において、前記吹出グリル9を、合成樹脂の一体成形品により構成することもでき、そのように構成した場合、吹出グリル9の成形コストを低減できる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第10の手段として、上記第9の手段を備えた空気調和機用室外機において、前記吹出グリル9を、前記本体ケーシング1と一体成形することもでき、そのように構成した場合、吹出グリル9と本体ケーシング1とを同時成形できることとなり、製造コストをさらに低減できる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第11の手段として、上記上記第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8、第9又は第10の手段を備えた空気調和機用室外機において、前記横桟10,10・・のうち選ばれたものの桟厚さを大きくすることもでき、そのように構成した場合、各横桟10を、軸流ファン2の回転方向Mに関して一端側と他端側とで反対の傾きとなるように構成したとき、各横桟10の中央部に対して外部から回転軸方向に力が加わったときのたわみ変形量が大きくなる傾向にあるが、横桟10,10・・のうち選ばれたものの桟厚さを大きくしているので、吹出グリル9の強度劣化を補うことができる。
本願発明の第1の手段によれば、本体ケーシング1内に配設された軸流ファン2の吹出側に、多数の横桟10,10・・と該横桟10,10・・を連結する縦桟11,11・・とからなる吹出グリル9を備えた空気調和機用室外機において、前記各横桟10を、前記軸流ファン2の回転方向Mに関して一端側と他端側とで反対の傾きとなるように構成し且つ等間隔で配置して、空気調和機用室外機の運転中において、軸流ファン2から吹き出される旋回成分を有する空気流Wが、軸流ファン2の回転方向Mに関して一端側と他端側とで反対の傾きとされている横桟10,10・・を通過する際の通風抵抗が大幅に低減されるようにしたので、横桟10,10・・の間隔を異物侵入を抑制し得る程度の狭さとしても、通風抵抗低減効果を確保できることとなり、ファン入力の低減と騒音の低減とを図ることができるという効果がある。
本願発明の第2の手段におけるように、上記第1の手段を備えた空気調和機用室外機において、前記各横桟10における両端側の傾斜角度θを、前記軸流ファン2の羽根出口角度αよりも小さく設定することもでき、そのように構成した場合、通風抵抗低減効果を確保することができるとともに、外部から回転軸方向に力が加わったときの変形を小さく抑えることができ、横桟10,10・・と軸流ファン2とが干渉することがなくなる。
本願発明の第3の手段におけるように、上記第2の手段を備えた空気調和機用室外機において、前記各横桟10における両端側の傾斜角度θと、前記軸流ファン2の羽根出口角度αとの関係を、α−30≦θ≦αとなるように設定することもでき、そのように構成した場合、通風抵抗低減効果と、外部から回転軸方向に力が加わったときの変形を小さく抑える効果とが効果的に両立できる。
本願発明の第4の手段におけるように、上記第1、第2又は第3の手段を備えた空気調和機用室外機において、前記各横桟10を、該横桟10の断面における最大直線長さを桟断面軸Oとしたとき該桟断面軸Oに対して対称となる形状とすることもでき、そのように構成した場合、断面円弧形状のものに比べて吹出空気流の剥離を小さく抑えることができるところから、有効流路面積が大きくなり、通風抵抗低減効果が増大する。
本願発明の第5の手段におけるように、上記第1、第2、第3又は第4の手段を備えた空気調和機用室外機において、前記各横桟10における傾斜角度θを、一端側から他端側にかけて連続して変化させることもでき、そのように構成した場合、軸流ファン2からの吹出空気流Wの風速分布に対応させ易くなるところから、通風抵抗低減効果がより増大する。
本願発明の第6の手段におけるように、上記第1、第2、第3又は第4の手段を備えた空気調和機用室外機において、前記各横桟10における傾斜角度θを、一端側から他端側にかけて段階的に変化させることもでき、そのように構成した場合、吹出グリル9を板金製としても、軸流ファン2からの吹出空気流Wの風速分布に対応させることが可能となる。
本願発明の第7の手段におけるように、上記第1、第2、第3、第4、第5又は第6の手段を備えた空気調和機用室外機において、前記各横桟10を、一端側および他端側より中央部の方が吹出側に突出する形状とすることもでき、そのように構成した場合、横桟10を、軸流ファン2の回転方向Mに関して一端側と他端側とで反対の傾きとなるように構成したとき、各横桟10の中央部に対して外部から回転軸方向に力が加わったときのたわみ変形量が大きくなる傾向にあるが、各横桟10を、一端側および他端側より中央部の方が吹出側に突出する形状としているので、各横桟10の強度劣化を補うことができることとなり、強度同等でねじりによる通風抵抗低減効果が得られる。
本願発明の第8の手段におけるように、上記第1、第2、第3、第4、第5、第6又は第7の手段を備えた空気調和機用室外機において、前記各横桟10を、一端側から他端側にかけてS字状に湾曲した形状とすることもでき、そのように構成した場合、吹出グリル9の上部および下部において、吹出空気流Wが軸流ファン2の回転方向Mよりもやや外向き成分をもつ場合に、吹出空気流Wと横桟10,10・・との干渉が少なくなり、上下部においても通風抵抗の低減が可能となる。
本願発明の第9の手段におけるように、上記第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7又は第8の手段を備えた空気調和機用室外機において、前記吹出グリル9を、合成樹脂の一体成形品により構成することもでき、そのように構成した場合、吹出グリル9の成形コストを低減できる。
本願発明の第10の手段におけるように、上記第9の手段を備えた空気調和機用室外機において、前記吹出グリル9を、前記本体ケーシング1と一体成形することもでき、そのように構成した場合、吹出グリル9と本体ケーシング1とを同時成形できることとなり、製造コストをさらに低減できる。
本願発明の第11の手段におけるように、上記上記第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8、第9又は第10の手段を備えた空気調和機用室外機において、前記横桟10,10・・のうち選ばれたものの桟厚さを大きくすることもでき、そのように構成した場合、各横桟10を、軸流ファン2の回転方向Mに関して一端側と他端側とで反対の傾きとなるように構成したとき、各横桟10の中央部に対して外部から回転軸方向に力が加わったときのたわみ変形量が大きくなる傾向にあるが、横桟10,10・・のうち選ばれたものの桟厚さを大きくしているので、吹出グリル9の強度劣化を補うことができる。
以下、添付の図面を参照して、本願発明の幾つかの好適な実施の形態について説明する。
第1の実施の形態
図1ないし図9には、本願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和機用室外機が示されている。
この空気調和機用室外機は、図1および図2に示すように、仕切り板5により機械室6と熱交換室7とに区画された横断面直方体形状の本体ケーシング1と、該本体ケーシング1における熱交換室7に配設された軸流ファン2と、該軸流ファン2の上流側であって前記本体ケーシング1におけるケーシング前板1aを除く二側面に形成された空気吸込口3,3に対向する横断面L字形状の熱交換器4とを備えて構成されている。符号8は本体ケーシング1における機械室6に配設された圧縮機である。
前記本体ケーシング1における前記軸流ファン2の吹出側には、多数の横桟10,10・・と該横桟10,10・・を連結する縦桟11,11・・とからなる吹出グリル9が設けられている。本実施の形態における吹出グリル9の場合、図3に示すように、横桟10,10・・は、指入れを防止できる間隔で配置されており、吹出グリル9の主要部を構成し、縦桟11,11・・は、横桟10,10・・を連結するためだけに用いられている。また、本実施の形態においては、本体ケーシング1の前板1aと吹出グリル9とは、合成樹脂の一体成形品により構成されている。このようにすると、吹出グリル9と本体ケーシング1とを同時成形できることとなり、製造コストを低減できる。なお、本体ケーシング1の前板1aおよび吹出グリル9を板金製とすることもできる。
前記各横桟10は、前記軸流ファン2の回転方向Mに関して一端側と他端側とで反対の傾きとなるように構成され且つ等間隔で配置されている。即ち、本実施の形態においては、図4に示すように、各横桟10の一端側が矢印N1で示す方向に傾斜角度+θ°だけひねられ、各横桟10の他端側が矢印N2で示す方向に傾斜角度−θ°だけひねられており、各横桟10の中央部の傾斜角度は0°とされている。つまり、本実施の形態においては、前記各横桟10における傾斜角度θは、一端側から他端側にかけて連続して変化せしめられているのである。
上記のように構成したことにより、室外機の運転中において、軸流ファン2から吹き出される旋回成分を有する空気流Wが、軸流ファン2の回転方向Mに関して一端側と他端側とで反対の傾きとされている横桟10,10・・を通過する際の通風抵抗が大幅に低減されることとなる。従って、横桟10,10・・の間隔を異物侵入を抑制し得る程度の狭さとしても、通風抵抗低減効果を確保できることとなり、ファン入力の低減と騒音の低減とを図ることができる。また、各横桟10における傾斜角度θを、一端側から他端側にかけて連続して変化せしめるようにした場合、軸流ファン2からの吹出空気流Wの風速分布に対応させ易くなるところから、通風抵抗低減効果がより増大する。
また、各横桟10は、図5に示すように、該横桟10の断面における最大直線長さを桟断面軸Oとしたとき該桟断面軸Oに対して対称となる形状とされている。このようにすると、断面円弧形状のものに比べて吹出空気流の剥離を小さく抑えることができるところから、有効流路面積が大きくなり、通風抵抗低減効果が増大する。なお、各横桟10の断面形状を、矩形断面の長辺側片側に肉盛りした形状とすることもできる。このようにすると、円弧形状のように急激に流れを曲げることなく、肉厚アップによる強度向上を図ることができる。
ところで、上記構成の吹出グリル9について、横桟10,10・・のねじり角度(即ち、傾斜角度θ)に対する横桟10,10・・の変位と軸流ファン2のファンモータ入力との変化を調べたところ、図10に示す結果が得られた。
上記結果によれば、横桟10,10・・の変位は、ねじり角度(即ち、傾斜角度θ)が大きくなるにしたがって増大し、通風抵抗の低減によるファンモータ入力の低減は、ねじり角度(即ち、傾斜角度θ)が15°〜40°において効果が大きくなっていることが分かる。従って、強度劣化も考慮すると、ねじり角度(即ち、傾斜角度θ)は、25°以下とするのが望ましい。
また、上記構成の吹出グリル9について、軸流ファン2の羽根出口角度α(図7参照)と横桟10,10・・のねじり角度(即ち、傾斜角度θ)との差に対するファンモータ入力の変化を調べたところ、図11の結果が得られた。
上記結果によれば、ねじり角度(即ち、傾斜角度θ)がα−30〜α−(−5)付近でファンモータ入力低減効果が得られることが分かる。つまり、各横桟10における両端側の最大傾斜角度θと、軸流ファン2の出口角度αとの関係を、α−30≦θ≦αとなるように設定するのが望ましいことが分かるのである。このようにすると、通風抵抗低減効果と、外部から回転軸方向に力が加わったときの変形を小さく抑える効果とが効果的に両立できる。特に、ねじり角度(即ち、傾斜角度θ)がα−20〜α−5付近においてより大きなファンモータ入力低減効果が得られることが分かる。
また、本実施の形態においては、前記吹出グリル9を構成する各横桟10は、図8(イ)および(ロ)に示すように、左右端部よりも中央付近の方が吹出側に位置するように構成されている。例えば、図8(イ)の場合、各横桟10の左右端部10a,10aは外向き(即ち、吹出側)に傾斜する形状とされ且つ中央部10bは曲率半径の大きな円弧形状とされており、図8(ロ)の場合、各横桟10の左右端部10a,10aは外向き(即ち、吹出側)に傾斜する形状とされ且つ中央部10bは直線形状とされている。このようにすると、各横桟10が上述したようにねじられていると、吹出グリル9の中央部に対して軸流ファン2の回転軸方向への力が加わったときのたわみ変形量が大きくなる(強度が劣化する)傾向にある(例えば、ねじり角度20°〜30°でたわみ変形量は5〜10%大きくなる)が、図8(イ)および(ロ)に示すように、各横桟10の中央部を吹出側に膨らますことにより、各横桟10のねじりによる強度劣化を補うことが可能となり、強度同等でねじりによる通風抵抗低減効果が得られる。
また、上記吹出グリル9を構成する各横桟10のねじり形状(換言すれば、傾斜形状)は、図9(イ)および(ロ)に示すように、各横桟10の吹出側端部10cを水平に維持しつつ左右端部をねじる(換言すれば、傾斜させる)ようにしてもよく、図9(ハ)および(ニ)に示すように、各横桟10の断面中央10dを水平に維持しつつ左右端部をねじる(換言すれば、傾斜させる)ようにしてもよい。ここで、符号10eは各横桟10のファン側端部である。前者の場合、図9(ロ)に示すように、吹出側端部10cおよび断面中央1dがともに傾斜し、後者の場合、図9(ニ)に示すように、吹出側端部10cおよびファン側端部10eがともに傾斜することとなる。
第2の実施の形態
図12には、本願発明の第2の実施の形態にかかる空気調和機用室外機における吹出グリルが示されている。
この場合、吹出グリル9を構成する横桟10,10・・は、一端側から他端側にかけてS字状に湾曲した形状とされている。このようにすると、吹出グリル9の上部および下部において、吹出空気流Wが軸流ファン2の回転方向よりもやや外向き成分をもつ場合に、吹出空気流Wと横桟10,10・・との干渉が少なくなり、上下部においても通風抵抗の低減が可能となる。なお、図示の場合、上下方向の中央部付近において横桟10,10・・が左斜め上向きとなっているが、上下方向の中央部付近において横桟10,10・・が水平になっていてもよい。要するに、横桟10,10・・は、一端側から他端側にかけて全体形状としてS字状に湾曲していればよい。
その他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なので説明を省略する。
第3の実施の形態
図13には、本願発明の第3の実施の形態にかかる空気調和機用室外機における吹出グリルが示されている。
この場合、吹出グリル9を構成する横桟10,10・・のうち選ばれたもの(例えば、横桟10A,10A・・)の桟厚さが大きくされている。このようにすると、横桟10,10・・を、軸流ファン2の回転方向に関して一端側と他端側とで反対の傾きとなるように構成したとき、横桟10,10・・の中央部に対して外部から回転軸方向に力が加わったときのたわみ変形量が大きくなる傾向にあるが、横桟10,10・・のうち選ばれたものの桟厚さを大きくしているので、吹出グリル9の強度劣化を補うことができる。
その他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なので説明を省略する。
図14ないし図16には、本願発明の第4の実施の形態にかかる空気調和機用室外機における吹出グリルが示されている。
この場合、吹出グリル9を構成する横桟10,10・・における傾斜角度θは、図15に示すように、一端側から他端側にかけて縦桟11,11の間を1区間X1,X2,X3〜Xnとし、1区間の間では傾斜角度θを一定としつつ段階的に傾斜角度を−θ〜+θへと変化させている。このようにすると、吹出グリル9を板金製としても、軸流ファン2からの吹出空気流の風速分布に対応させることが可能となる。なお、図16に示すように、横桟10,10・・における傾斜角度θを、一端側から他端側にかけて縦桟11,11の間を1区間X1,X2,X3〜Xnとし、2区間の間では傾斜角度θを一定としつつ段階的に傾斜角度を−θ〜+θへと変化させるようにしてもよい。
その他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なので説明を省略する。
第5の実施の形態
図17および図18には、本願発明の第5の実施の形態にかかる空気調和機用室外機が示されている。
この場合、空気調和機用室外機は、本体ケーシング1の上部に軸流ファン2を備えた上吹出タイプとされており、軸流ファン2の吹出側に設けられる吹出グリル9の横桟10,10・・は、本体ケーシング1の前板1a(電気箱12が設けられている)に対して垂直とされている。なお、本実施の形態においては、前述の第3の実施の形態におけると同様に、横桟10,10・・のうち選ばれたもの(例えば、横桟10A,10A・・)の桟厚さが大きくされている。このようにすると、図18に示すように、空気調和機用室外機を壁面Fに面して設置した場合であっても、吹出空気流Wが壁面Fに当たることがなくなる。
その他の構成および作用効果は、第1の実施の形態におけると同様なので説明を省略する。
本願発明は、上記各実施の形態に限定されることはなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能なことは勿論である。
本願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和機用室外機の正面図である。 本願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和機用室外機の横断平面図である。 本願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和機用室外機における吹出グリル部分の一部を切除した拡大斜視図である。 本願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和機用室外機における吹出グリルを構成する横桟の拡大斜視図である。 本願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和機用室外機における吹出グリルを構成する横桟の拡大断面図である。 本願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和機用室外機における吹出グリルの正面図である。 本願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和機用室外機における吹出グリルの拡大断面図であり、(イ)はA−A拡大断面図、(ロ)はB−B拡大断面図である。 本願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和機用室外機における吹出グリルを構成する横桟の拡大平面図であり、(イ)は中央部が外向きに湾曲したもの、(ロ)は中央部が直線のものである。 本願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和機用室外機における吹出グリルを構成する横桟のねじり状態を示し、(イ)は吹出側端部を水平としたものを示し、(ロ)は吹出側端部を水平としたものを模式的に示し、(ハ)は断面中央を水平としたものを示し、(ニ)は断面中央を水平としたものを模式的に示している。 本願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和機用室外機における吹出グリルを構成する横桟のねじり角度(換言すれば、傾斜角度)に対する横桟の変位およびファンモータ入力の変化を示す特性図である。 本願発明の第1の実施の形態にかかる空気調和機用室外機における軸流ファンの羽根出口角度と吹出グリルを構成する横桟のねじり角度(換言すれば、傾斜角度)との差に対するファンモータ入力の変化を示す特性図である。 本願発明の第2の実施の形態にかかる空気調和機用室外機における吹出グリルの拡大正面図である。 本願発明の第3の実施の形態にかかる空気調和機用室外機における吹出グリルの拡大正面図である。 本願発明の第4の実施の形態にかかる空気調和機用室外機における吹出グリルの拡大正面図である。 本願発明の第4の実施の形態にかかる空気調和機用室外機における吹出グリルを構成する縦桟間の1区間毎の横桟の傾斜角度の変化を示す特性図である。 本願発明の第4の実施の形態にかかる空気調和機用室外機における吹出グリルを構成する縦桟間の2区間毎の横桟の傾斜角度の変化を示す特性図である。 本願発明の第5の実施の形態にかかる空気調和機用室外機の正面図である。 本願発明の第5の実施の形態にかかる空気調和機用室外機の平面図である。
符号の説明
1は本体ケーシング
1aはケーシング前板
2は軸流ファン
9は吹出グリル
10,10Aは横桟
11は縦桟
Oは桟断面軸
Mは回転方向
αは羽根出口角度
θは傾斜角度

Claims (11)

  1. 本体ケーシング(1)内に配設された軸流ファン(2)の吹出側に、多数の横桟(10),(10)・・と該横桟(10),(10)・・を連結する縦桟(11),(11)・・とからなる吹出グリル(9)を備えた空気調和機用室外機であって、前記各横桟(10)を、前記軸流ファン(9)の回転方向(M)に関して一端側と他端側とで反対の傾きとなるように構成し且つ等間隔で配置したことを特徴とする空気調和機用室外機。
  2. 前記各横桟(10)における両端側の傾斜角度(θ)を、前記軸流ファン(2)の出口角度(α)よりも小さく設定したことを特徴とする請求項1記載の空気調和機用室外機。
  3. 前記各横桟(10)における両端側の傾斜角度(θ)と、前記軸流ファンの羽根出口角度(α)との関係を、α−30≦θ≦αとなるように設定したことを特徴とする請求項2記載の空気調和機用室外機。
  4. 前記各横桟(10)を、該横桟(10)の断面における最大直線長さを桟断面軸(O)としたとき該桟断面軸(O)に対して対称となる形状としたことを特徴とする請求項1、2および3のいずれか一項記載の空気調和機用室外機。
  5. 前記各横桟(10)における傾斜角度(θ)を、一端側から他端側にかけて連続して変化させたことを特徴とする請求項1、2、3および4のいずれか一項記載の空気調和機用室外機。
  6. 前記各横桟(10)における傾斜角度(θ)を、一端側から他端側にかけて段階的に変化させたことを特徴とする請求項1、2、3および4のいずれか一項記載の空気調和機用室外機。
  7. 前記各横桟(10)を、一端側および他端側より中央部の方が吹出側に突出する形状としたことを特徴とする請求項1、2、3、4、5および6のいずれか一項記載の空気調和機用室外機。
  8. 前記各横桟(10)を、一端側から他端側にかけてS字状に湾曲した形状としたことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6および7のいずれか一項記載の空気調和機用室外機。
  9. 前記吹出グリル(9)を、合成樹脂の一体成形品により構成したことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7および8のいずれか一項記載の空気調和機用室外機。
  10. 前記吹出グリル(9)を、前記本体ケーシング(1)と一体形成したことを特徴とする請求項9記載の空気調和機用室外機。
  11. 前記横桟(10),(10)・・のうち選ばれたものの桟厚さを大きくしたことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9および10のいずれか一項記載の空気調和機用室外機。
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