JP2007163001A - ミストサウナ装置およびこのミストサウナ装置を備えた浴室 - Google Patents

ミストサウナ装置およびこのミストサウナ装置を備えた浴室 Download PDF

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【課題】本発明は、例えば、ミストサウナ装置の使用時に、他の熱源を用いて浴室内の昇温効果を高め、快適なミストサウナ浴のできる浴室を容易に実現することのできるミストサウナ装置およびこのミストサウナ装置を備えた浴室を提供することにある。
【解決手段】本発明のミストサウナ装置は、他の装置と信号のやりとりをする信号線が着脱自在な信号端子を備えていることを特徴とする。また、本発明の浴室は、このミストサウナ装置と、浴室暖房装置とを備え、ミストサウナ装置と、浴室暖房装置とが、ミストサウナ装置の信号端子に接続された信号線を介して信号のやりとり可能になっているとともに、ミストサウナ装置がミスト噴霧を開始すると、浴室暖房装置が暖房を開始し、ミストサウナ装置がミスト噴霧を停止すると、浴室暖房装置が暖房を停止するように前記信号線を介して信号をやりとりする制御手段を備えていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、浴室内に温水を噴霧するミストサウナ装置に関するものである。
従来、浴室内に温水を噴霧するミストサウナ装置としては、浴室内に温水を噴霧する噴霧ノズルを備え、ガス給湯器や電気温水器などの給湯機器から供給される温水を噴霧ノズルから温水を噴霧することによって、浴室内を所定の温度に高めて、入浴者の身体を温めるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記ミストサウナ装置は、噴霧する湯温と噴霧量、浴室の広さ、窓の有無、窓の大きさなどによって、浴室昇温時間が決められている。
しかしながら、冬場など、浴室内が冷えている場合には、浴室昇温時間が経過しても所定の温度に到達しないことがある。そこで、浴室昇温時間内に所定の温度に昇温させるためには、噴霧する湯水の温度や噴霧量を調節することが考えられる。しかし、給湯機器から供給される湯水の温度は、ほぼ60℃が上限となっており、60℃以上の高温の湯水を供給することは困難である。一方、噴霧量を多くすると、昇温は早いが、電気温水器の場合、供給できる湯量が限られているため、浴室内が所定の温度に到達する前に、湯切れを起こす可能性がある。また、噴霧量を少なくすると、ガス給湯器(給湯量3.5リットル/min以下)の場合、立ち消え防止装置が作動して消火し、水が噴霧されてしまう可能性が高い。このように、ミストサウナ装置を調整するだけでは、浴室内の温度を所定の温度に昇温させることは困難である。
特開平7−204248号公報
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、例えば、ミストサウナ装置の使用時に、他の熱源を用いて浴室内の昇温効果を高め、快適なミストサウナ浴のできる浴室を容易に実現することのできるミストサウナ装置およびこのミストサウナ装置を備えた浴室を提供することにある。
以上の目的を達成するために、請求項1記載の発明にかかるミストサウナ装置は、他の装置と信号のやりとりをする信号線が着脱自在な信号端子を備えていることを特徴とする。
請求項2記載の発明にかかる浴室は、請求項1に記載のミストサウナ装置と、浴室暖房装置とを備え、ミストサウナ装置と、浴室暖房装置とが、ミストサウナ装置の信号端子に接続された信号線を介して信号のやりとり可能になっているとともに、ミストサウナ装置がミスト噴霧を開始すると、浴室暖房装置が暖房を開始し、ミストサウナ装置がミスト噴霧を停止すると、浴室暖房装置が暖房を停止するように前記信号線を介して信号をやりとりする制御手段を備えていることを特徴とする。
請求項3記載の発明にかかる浴室は、請求項1に記載のミストサウナ装置と、浴室暖房装置とを備え、ミストサウナ装置と、浴室暖房装置とが、ミストサウナ装置の信号端子に接続された信号線を介して信号のやりとり可能になっているとともに、浴室暖房装置が暖房を開始すると、ミストサウナ装置がミスト噴霧を開始し、浴室暖房装置が暖房を停止すると、ミストサウナ装置がミスト噴霧を停止するように前記信号線を介して信号をやりとりする制御手段を備えていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2または請求項3に記載の浴室において、浴室換気装置を備え、ミストサウナ装置と浴室換気装置とがミストサウナ装置の信号端子に接続された信号線を介して信号のやりとり可能になっているとともに、ミストサウナ装置がミスト噴霧を開始すると、浴室換気装置が換気運転を停止し、ミストサウナ装置がミスト噴霧を停止すると、直ちにまたは設定時間経過後、浴室換気装置が換気運転を開始するように前記信号線を介して信号をやりとりする制御手段を備えていることを特徴とする。
ここで、設定時間とは、例えば、入浴者が身体を洗うために、手動でミスト噴霧を停止した場合などを想定した時間である。
請求項5記載の発明は、請求項4に記載の浴室において、浴室換気装置が、一定時間連続して換気運転を行なった後、低速微風の常時換気運転に切り替わることを特徴とする。
ここで、常時換気運転とは、1日24時間、常に低速微風の換気運転を行うことをいう。
請求項1記載の発明にかかるミストサウナ装置は、他の装置と信号のやりとりをする信号線が着脱自在な信号端子を備えているので、ミストサウナ装置の信号端子に他の装置を接続することにより、ミストサウナ装置と他の装置とを連動させることができる。したがって、ミストサウナ装置を運転させることにより、ミストサウナ装置だけでなく、他の装置の動作による効果も得ることができる。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載のミストサウナ装置と、浴室暖房装置とを備え、ミストサウナ装置と、浴室暖房装置とが、ミストサウナ装置の信号端子に接続された信号線を介して信号のやりとり可能になっているとともに、ミストサウナ装置がミスト噴霧を開始すると、浴室暖房装置が暖房を開始し、ミストサウナ装置がミスト噴霧を停止すると、浴室暖房装置が暖房を停止するように前記信号線を介して信号をやりとりする制御手段を備えているので、ミストサウナ装置がミスト噴霧を開始すると、浴室暖房装置の暖房を開始し、ミストサウナ装置がミスト噴霧を停止すると、浴室暖房装置の暖房を停止させることができる。
したがって、浴室暖房装置による暖房効果によって、ミストサウナ装置による昇温効果を補うことができ、冬場など、浴室内の温度が低い場合の昇温不足を効果的に解消することができる。また、浴室暖房装置は、ミストサウナ装置の運転状態に連動するように制御されているので、必要な時だけ自動的に運転させることができ、効率よく運転させることができる上、浴室暖房装置の操作を手動で行う必要がなく、入浴者の操作負担を軽減できる。
請求項3記載の発明は、請求項1に記載のミストサウナ装置と、浴室暖房装置とを備え、ミストサウナ装置と、浴室暖房装置とが、ミストサウナ装置の信号端子に接続された信号線を介して信号のやりとり可能になっているとともに、浴室暖房装置が暖房を開始すると、ミストサウナ装置がミスト噴霧を開始し、浴室暖房装置が暖房を停止すると、ミストサウナ装置がミスト噴霧を停止するように前記信号線を介して信号をやりとりする制御手段を備えているので、浴室暖房装置が暖房を開始すると、ミストサウナ装置のミスト噴霧を開始し、浴室暖房装置が暖房を停止すると、ミストサウナ装置のミスト噴霧を停止させることができる。
したがって、浴室暖房装置による暖房効果によって、ミストサウナ装置による昇温効果を補うことができ、冬場など、浴室内の温度が低い場合の昇温不足を効果的に解消することができる。また、ミストサウナ装置は、浴室暖房装置の運転状態に連動するように制御されているので、必要な時だけ自動的に運転させることができ、効率よく運転させることができる上、ミストサウナ装置の操作を手動で行う必要がなく、入浴者の操作負担を軽減できる。
請求項4記載の発明は、請求項2または3記載の発明において、
浴室換気装置を備え、ミストサウナ装置と浴室換気装置とがミストサウナ装置の信号端子に接続された信号線を介して信号のやりとり可能になっているとともに、ミストサウナ装置がミスト噴霧を開始すると、浴室換気装置が換気運転を停止し、ミストサウナ装置がミスト噴霧を停止すると、直ちにまたは設定時間経過後、浴室換気装置が換気運転を開始するように前記信号線を介して信号をやりとりする制御手段を備えているので、入浴者がミストサウナを使用している間は、浴室換気装置による換気運転が行われないため、浴室内の昇温効果を維持できる上、ミストサウナ使用後は、自動的に浴室内の湿度の高い空気を換気することができる。したがって、請求項2または3に記載の発明の効果に加えて、浴室内のカビや臭いの発生を効果的に防止することができ、浴室内の衛生状態を良好に保つことができるという利点がある。
請求項5記載の発明は、請求項4に記載の発明において、一定時間連続して換気運転を行なった後、低速微風の常時換気運転に切り替わるので、請求項2から請求項4に記載の発明の効果に加えて、効率よく換気運転ができ、運転コストを低減できるという利点がある。
以下、本発明にかかる一実施形態について、図面に基づいて説明する。
本実施形態にかかる浴室1は、図1に示すように、湯水を浴室内に噴霧するミストサウナ装置2と、浴室用換気暖房乾燥装置3と、ミストサウナ装置2に湯水を供給する給湯器5とから構成されている。
ミストサウナ装置2は、浴室内に湯水を噴霧する噴霧ノズル4と、噴霧運転を制御する噴霧制御装置6とから構成されている。
噴霧制御装置6は、噴霧運転を制御する制御回路を備えた制御基板7と、噴霧時間を計測するタイマー8と、噴霧運転の開始停止の操作を行う浴室リモコン9と、噴霧運転の開始停止の操作を行う入り口リモコン10と、制御基板7からの指示を受けて駆動回路を介して弁を開閉作動させる電磁弁11とから構成されている。
制御基板7は、他の機器と信号のやりとりをする信号線を着脱自在な信号端子70を備えており、図示しない電源ボックス内に収納されて、浴室の天井部に設けられている。
浴室リモコン9は、浴室内に設けられている。浴室リモコン9は、図2に示すように、噴霧運転の開始と停止の操作を行う電源スイッチ91と、ミストサウナ運転時間を選択可能な運転時間選択スイッチ92とを備え、制御基板7に電気的に接続されている。運転時間選択スイッチ92は、連続15分間運転と連続30分間運転との2通りの運転モードを選択可能となっている。
また、入り口リモコン10は、浴室の入り口の外側に設けられている。入り口リモコン10は、噴霧運転の開始と停止の操作を行う電源スイッチを備えており、制御基板7に電気的に接続されている。
電磁弁11は、給湯器5と噴霧ノズル4とを接続する給湯管12に設けられており、制御基板7に電気的に接続されている。電磁弁11は、制御基板7からの指示を受けて駆動回路を介して弁が開閉作動するようになっている。
浴室用換気暖房乾燥装置3は、図1に示すように、換気扇13と、暖房機14と、電動ダンパー15と、各機器の運転を制御する換気暖房乾燥制御装置16とから構成されている。
換気暖房乾燥制御装置16は、図1に示すように、換気扇制御基板17と、暖房機制御基板18と、電動ダンパー制御基板19と、タイマー20と、各機器の運転と停止の操作を行う操作リモコン21とから構成されている。
各制御基板17,18,19は、それぞれ換気扇、暖房機、電動ダンパーの各機器の運転を制御する制御回路を備えている。そして、各制御基板17,18,19は、図1に示すように、信号線75を介して、ミストサウナ装置2の制御基板7の信号端子70に接続されており、ミストサウナ装置2と信号のやりとりが可能となっている。
操作リモコン21は、各制御基板17,18,19と電気的に接続されており、浴室外部に設けられている。操作リモコン21には、換気、暖房、乾燥の各運転を選択して開始停止の操作を行うためのスイッチが設けられており、このスイッチを選択することにより、各制御基板に制御信号が送信されるようになっている。なお、換気運転については、「強」「弱」モード、「常時換気」モードの各モードを選択できるようになっている。
図3は、噴霧制御装置6の制御フローの一例である。また、図4は、ミストサウナ装置がミスト噴霧を開始すると、浴室暖房装置が暖房を開始し、ミストサウナ装置がミスト噴霧を停止すると、浴室暖房装置が暖房を停止するように前記信号線を介して信号をやりとりする制御手段としての、換気暖房乾燥制御装置16の制御フローの一例である。
噴霧制御装置6は、図3に示すように、ミストサウナ運転中かどうかを常に検出しており、運転中であれば、換気暖房乾燥制御装置16に対して、運転中信号を出力している。また、ミストサウナ停止を検出すると、運転停止信号を出力するようになっている。
換気暖房乾燥制御装置16は、図4に示すように、噴霧制御装置6からミストサウナ運転中の信号を受信すると、換気扇13の運転を停止し、暖房機14の暖房運転を開始する。一方、噴霧制御装置6からミストサウナ運転停止信号を受信すると、暖房運転を停止するとともに、タイマー20によって経過時間の計測を開始する。そして、ミストサウナ停止信号を受信してから1時間経過したか否かを判断し、1時間以内であれば、換気扇13を「強」運転させる。そして、ミストサウナ運転停止後1時間を経過すると、あらかじめ操作リモコン21で設定されている換気モードに切り替わる。
具体的には、入浴者が、浴室リモコン9の電源スイッチ91または入り口リモコン10の電源スイッチをオン操作すると、浴室リモコン9または入り口リモコン10からミストサウナ装置2の制御基板7に運転開始命令がなされる。ミストサウナ装置2の制御基板7は、運転開始命令を受けると、電磁弁11に弁を開弁させる作動信号を出力するとともに、換気暖房乾燥制御装置16にミストサウナの運転中信号を出力する。電磁弁11は、ミストサウナ装置2の制御基板7から弁を開く作動信号を受けて開弁される。電磁弁11が開弁されると、給湯器5から噴霧ノズル4に湯水が供給され、噴霧ノズル4から湯水が噴霧される。
制御基板7から出力された運転中信号は、信号線75を介して、換気扇制御基板17と、暖房機制御基板18とに入力される。換気扇制御基板17は、制御基板7からミスト運転中信号を受信すると、換気扇13に運転停止の命令を出力し、換気扇13の運転が停止される。暖房機制御基板18は、制御基板7からミストサウナの運転中信号を受信すると、暖房機14に運転開始の命令を出し、暖房機14が暖房運転を開始する。
入浴者が浴室リモコン9の電源スイッチ91のオフ操作をし、または、運転時間選択スイッチ92で選択したミスト運転時間が経過すると、制御基板7は、電磁弁11を閉止させる作動信号を出力するとともに、換気暖房乾燥制御装置17に運転停止信号を出力する。電磁弁11は、制御基板7からの作動信号によって閉弁し、給湯器5から噴霧ノズル4への湯水の供給が停止されて、ミストサウナ運転が停止される。
制御基板7から出力された運転停止信号は、信号線75を介して換気扇制御基板13と、暖房機制御基板14とに入力される。暖房機制御基板18は、ミストサウナ装置2の制御基板7から運転停止信号を受信すると、暖房機14に運転停止の命令を出力し、暖房機14の運転が停止される。換気扇制御基板17は、ミストサウナ装置2の制御基板7から運転停止信号を受信すると、タイマー20によって経過時間の計測を開始する。そして、運転停止信号を受信してから1時間経過したか否かを判断し、1時間以内であれば、換気扇13に運転開始の命令を出し、換気扇13が「強」モード運転を開始する。ミストサウナ運転停止後1時間を経過すると、換気扇制御基板17は、換気扇13に「強」モードの運転停止命令を出すとともに、あらかじめ操作リモコン21で設定されている換気モードの運転を開始するように命令を出す。換気扇13は、「強」モードの運転を停止し、操作リモコン21で設定されている換気モード、例えば「常時換気」モードの運転を開始する。
以上、詳細に説明したように、本実施形態の浴室1は、ミストサウナ装置2が噴霧運転を開始すると、浴室用換気暖房乾燥装置16の暖房機14の運転が開始し、ミストサウナ装置2の噴霧運転を停止すると、暖房機14の運転が停止するように制御されているので、暖房機14による暖房効果によって、ミストサウナ装置2による昇温効果を補うことができる。したがって、冬場など、浴室内の温度が低い場合の昇温不足を効果的に解消することができる。また、暖房機14は、ミストサウナ装置2の運転状態に連動するように制御されているので、必要な時だけ自動的に運転させることができ、効率よく運転させることができる上、暖房機14の操作を手動で行う必要がなく、入浴者の操作負担を軽減できる。
また、ミストサウナ装置2の運転が開始されると、換気扇13の換気運転を停止し、ミストサウナ装置2の運転が停止すると、換気扇13を起動するように制御されているので、入浴者がミストサウナを使用している間は、浴室換気装置による換気運転が行われないため、浴室内の昇温効果を維持できる上、ミストサウナ使用後は、自動的に浴室内の湿度の高い空気を換気することができる。したがって、浴室内のカビや臭いの発生を効果的に防止することができ、浴室内の衛生状態を良好に保つことができる。
さらに、換気暖房乾燥制御装置16が、タイマー20を備えており、一定時間連続して「強」モードで換気運転を行った後、あらかじめ設定されている換気モード、例えば「常時換気」モードの運転に切り替わるように制御されているので、効率よく換気運転ができ、運転コストを低減できる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られず、例えば、暖房機14だけをミストサウナ装置2に連動するようにしても構わない。このようにすれば、ミストサウナを使用後、しばらくの間、高温高湿状態が保たれるので、ミストサウナ使用後、通常の入浴を行った場合、入浴中に身体が冷えにくい。また、入浴後に、浴室用換気暖房乾燥装置3の操作リモコン21を操作して、換気扇13を運転させれば、浴室内のカビなどの発生を防止できる。
また、本実施形態では、ミストサウナ運転停止後1時間の間、換気扇13が「強」モードで運転するが、「強」モードでの運転時間は1時間に限られず、浴室内の湿度を短時間で十分に低下させることができる運転時間であればよい。
さらに、本実施形態では、電磁弁11を用いたが、弁の種類は特に限定されず、例えば、電動弁や比例制御弁であっても構わない。
また、上記実施形態では、ミストサウナ装置2の運転開始に連動して、浴室用換気暖房乾燥装置3の暖房運転を開始させるように制御しているが、本発明はこれに限られない。例えば、浴室用換気暖房乾燥装置3の操作リモコン21を操作して、暖房運転の開始命令がなされると、暖房機制御基板18からミストサウナ装置2の制御基板7に暖房運転開始の制御信号を出力して、ミストサウナ装置2の噴霧運転を暖房機14の運転に連動させるように制御しても構わない。
また、本実施形態の浴室1は、ミストサウナ装置2に浴室用換気暖房乾燥装置3を接続したが、ミストサウナ装置2に接続する装置は、暖房機能を備えていればよく、例えば、暖房機能だけを備えた浴室暖房装置であっても構わない。なお、本実施形態のミストサウナ装置2は、単独で運転させることができる構成となっている。また、浴室用換気暖房乾燥装置3は、乾いた暖房を必要とする利用者のために、単独で暖房運転させることができる構成となっている。
さらに、ミストサウナ装置2には、浴室用換気暖房乾燥装置3だけでなく、家庭用セキュリティーシステムを接続して、あらかじめ設定された入浴制限時間が経過すると、警報を発するようにすることもできる。このようにすれば、湯あたりなどの入浴事故を未然に防ぐことができる。
本実施形態にかかる浴室1の制御系統のブロック図。 本実施形態の浴室リモコン9の一例を示す正面図。 本実施形態のミストサウナ装置2の制御の一例を示すフロー図。 本実施形態の浴室用換気暖房乾燥装置3の制御の一例を示すフロー図。
符号の説明
1 浴室設備
2 ミストサウナ装置
3 浴室用換気暖房乾燥装置(浴室換気装置、浴室暖房装置)
6 噴霧制御装置(制御手段)
16 換気暖房乾燥制御装置(制御手段)
70 信号端子
75 信号線

Claims (5)

  1. 他の装置と信号のやりとりをする信号線が着脱自在な信号端子を備えていることを特徴とするミストサウナ装置。
  2. 請求項1に記載のミストサウナ装置と、浴室暖房装置とを備え、ミストサウナ装置と、浴室暖房装置とが、ミストサウナ装置の信号端子に接続された信号線を介して信号のやりとり可能になっているとともに、ミストサウナ装置がミスト噴霧を開始すると、浴室暖房装置が暖房を開始し、ミストサウナ装置がミスト噴霧を停止すると、浴室暖房装置が暖房を停止するように前記信号線を介して信号をやりとりする制御手段を備えていることを特徴とする浴室。
  3. 請求項1に記載のミストサウナ装置と、浴室暖房装置とを備え、ミストサウナ装置と、浴室暖房装置とが、ミストサウナ装置の信号端子に接続された信号線を介して信号のやりとり可能になっているとともに、浴室暖房装置が暖房を開始すると、ミストサウナ装置がミスト噴霧を開始し、浴室暖房装置が暖房を停止すると、ミストサウナ装置がミスト噴霧を停止するように前記信号線を介して信号をやりとりする制御手段を備えていることを特徴とする浴室。
  4. 浴室換気装置を備え、ミストサウナ装置と浴室換気装置とがミストサウナ装置の信号端子に接続された信号線を介して信号のやりとり可能になっているとともに、ミストサウナ装置がミスト噴霧を開始すると、浴室換気装置が換気運転を停止し、ミストサウナ装置がミスト噴霧を停止すると、直ちにまたは設定時間経過後、浴室換気装置が換気運転を開始するように前記信号線を介して信号をやりとりする制御手段を備えていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の浴室。
  5. 浴室換気装置が、一定時間連続して換気運転を行なった後、低速微風の常時換気運転に切り替わることを特徴とする請求項4に記載の浴室。
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