JP2007160989A - 自動車におけるメータクラスタ取付装置 - Google Patents

自動車におけるメータクラスタ取付装置 Download PDF

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Abstract

【課題】インスツルメントパネルに形成された取付座に対しメータクラスタを取付た場合に、このメータクラスタにがたつきの生じることを、より確実に防止できるようにし、かつ、インスツルメントパネルの上部にメータクラスタを取り付けた場合にでも、車室の見栄えが良好に保たれるようにする。
【解決手段】車室3の前端部に設けられたインスツルメントパネル9に取付座13を形成する。メータ14を収容するメータクラスタ15を取付座13に取り付け可能とする取付具16を備える。取付座13の少なくとも後部をほぼ水平に延びるよう形成する。取付具16が、取付座13上に位置させられたメータクラスタ15の前部を取付座13の前部に係止させる係止具30と、この係止具30による係止動作に伴い、取付座13にメータクラスタ15の後部を係合させてこのメータクラスタ15の後部を取付座13の上面に圧接させる係合具32とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、メータを収容するメータクラスタをインスツルメントパネルに取り付け可能とする取付具を備えた自動車におけるメータクラスタ取付装置に関するものである。
上記自動車におけるメータクラスタ取付装置には、従来、下記特許文献1に示されるものがある。この公報のものによれば、自動車の車室の全部にはインスツルメントパネルが設けられている。このインスツルメントパネルは、その上部を構成する上部板と、この上部板の後縁部から下方に向けて延出する後部板とを備えている。
メータを収容するメータクラスタを取り付け可能とする取付座が上記後部板に形成されている。上記取付座は、上記後部板から前方に突出する筒受部を備えている。一方、上記メータクラスタの一部に突出部が形成され、この突出部が上記筒受部に挿入されて、上記メータクラスタが上記取付座に支持されている。また、上記メータクラスタを上記取付座に取り付け可能とする締結具である取付具が設けられ、これにより、上記取付座にメータクラスタが固定されている。
特開2004−122892号公報
ところで、上記従来の技術では、上記筒受部にメータクラスタの突出部が挿入されているが、上記筒受部の内面とメータクラスタの突出部の外面とは密着されていない。しかも、上記取付座に対するメータクラスタの固定は、車体の側面視で、単一の上記取付具によりなされている。このため、上記取付座に対しメータクラスタを強固に固定することが不十分となって、自動車の走行時など、上記メータクラスタが、上記取付座に対しがたつくおそれがある。
また、仮に、上記インスツルメントパネルの上部に上記メータクラスタを取り付けようとして、上記取付座を上記インスツルメントパネルの上部板に設定したとする。この場合、上記従来の技術では、筒受部上端の内周面と、メータクラスタの突出部の外面との間の隙間が車室の乗員から容易に見えるおそれがある。このため、上記構成では、車室の見栄えを低下させる原因となるものであって好ましくない。
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、本発明の目的は、インスツルメントパネルに形成された取付座に対しメータクラスタを取付た場合に、このメータクラスタにがたつきの生じることを、より確実に防止できるようにし、かつ、上記インスツルメントパネルの上部に上記メータクラスタを取り付けた場合にでも、車室の見栄えが良好に保たれるようにすることである。
請求項1の発明は、車室3の前端部に設けられたインスツルメントパネル9に取付座13を形成し、メータ14を収容するメータクラスタ15を上記取付座13に取り付け可能とする取付具16を備えた自動車におけるメータクラスタ取付装置において、
上記取付座13の少なくとも後部をほぼ水平に延びるよう形成し、上記取付具16が、上記取付座13上に位置させられた上記メータクラスタ15の前部を上記取付座13の前部に係止させる係止具30と、この係止具30による係止動作に伴い、上記取付座13に上記メータクラスタ15の後部を係合させてこのメータクラスタ15の後部を上記取付座13の上面に圧接させる係合具32とを備えたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明に加えて、上記係止具30による係止により、上記メータクラスタ15が取付座13に圧接させられるようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項1、もしくは2の発明に加えて、上記係止具30が、上記メータクラスタ15の前面側から前方に突出する係止突起34を備え、この係止突起34を嵌入可能とさせる係止孔37を上記取付座13に形成し、上記係止孔37に嵌入させた上記係止突起34の突出端部が上記インスツルメントパネル9の内部にまで達するようにし、上記係止突起34が上記係止孔37の孔縁部に係止されるようにしたものである。
なお、この項において、上記各用語に付記した符号は、本発明の技術的範囲を後述の「実施例」の項や図面の内容に限定解釈するものではない。
本発明による効果は、次の如くである。
請求項1の発明は、車室の前端部に設けられたインスツルメントパネルに取付座を形成し、メータを収容するメータクラスタを上記取付座に取り付け可能とする取付具を備えた自動車におけるメータクラスタ取付装置において、
上記取付座の少なくとも後部をほぼ水平に延びるよう形成し、上記取付具が、上記取付座上に位置させられた上記メータクラスタの前部を上記取付座の前部に係止させる係止具と、この係止具による係止動作に伴い、上記取付座に上記メータクラスタの後部を係合させてこのメータクラスタの後部を上記取付座の上面に圧接させる係合具とを備えている。
このため、上記インスツルメントパネルに形成された取付座に対しメータクラスタを取り付けた場合、このメータクラスタは、上記係止具と係合具との前、後2点支持により上記取付座に取り付けられることとなる。よって、この取り付けは強固になされることから、上記メータクラスタにがたつきの生じることは、より確実に防止される。
しかも、上記したように、係合具により、メータクラスタの後部は上記取付座の上面に圧接させられる。このため、これら取付座とメータクラスタの後部との間に隙間が生じることは防止される。よって、上記インスツルメントパネルの上部にメータクラスタを取り付けた場合であって、このメータクラスタの後方の車室からメータが容易に見えるようにしたときでも、上記隙間の発生が防止されていることから、上記車室の見栄えは良好に保たれる。
請求項2の発明は、上記係止具による係止により、上記メータクラスタが取付座に圧接させられるようにしている。
このため、上記係止具による上記取付座へのメータクラスタの圧接により、第1に、このメータクラスタにがたつきの生じることは、更に確実に防止される。また、第2に、これら取付座とメータクラスタとの間に隙間が生じることは、更に確実に防止される。よって、車室の見栄えが更に良好に保たれる。
請求項3の発明は、上記係止具が、上記メータクラスタの前面側から前方に突出する係止突起を備え、この係止突起を嵌入可能とさせる係止孔を上記取付座に形成し、上記係止孔に嵌入させた上記係止突起の突出端部が上記インスツルメントパネルの内部にまで達するようにし、上記係止突起が上記係止孔の孔縁部に係止されるようにしている。
このため、上記係止具は、上記インスツルメントパネルとメータクラスタとにより、その外方から覆われることから、上記係止具が、外観上、見えることが防止され、この点でも、上記車室の見栄えは更に良好に保たれる。
本発明の自動車におけるメータクラスタ取付装置に関し、インスツルメントパネルに形成された取付座に対しメータクラスタを取付た場合に、このメータクラスタにがたつきの生じることを、より確実に防止できるようにし、かつ、上記インスツルメントパネルの上部に上記メータクラスタを取り付けた場合にでも、車室の見栄えが良好に保たれるようにする、という目的を実現するため、本発明を実施するための最良の形態は、次の如くである。
即ち、車室の前端部に設けられたインスツルメントパネルに取付座が形成される。メータを収容するメータクラスタを上記取付座に取り付け可能とする取付具が設けられる。上記取付座の少なくとも後部がほぼ水平に延びるよう形成される。上記取付具が、上記取付座上に位置させられた上記メータクラスタの前部を上記取付座の前部に係止させる係止具と、この係止具による係止動作に伴い、上記取付座に上記メータクラスタの後部を係合させてこのメータクラスタの後部を上記取付座の上面に圧接させる係合具とを備えている。
本発明をより詳細に説明するために、その実施例を添付の図に従って説明する。
図1−4において、符号1は自動車で、矢印Frはこの自動車1の進行方向の前方を示している。
上記自動車1の車体2の内部が車室3とされている。この車室3の前端部の左右各側方における車体2の各側壁は、それぞれ車体2の骨格をなすフロントピラー4とされている。上記車室3の前端部において、自動車1の幅方向に延び、上記左右フロントピラー4,4を互いに結合するピラーツーピラーチューブ5が設けられ、このピラーツーピラーチューブ5により車体2の前部が補強されている。上記車室3の前側部にはハンドル6が設けられ、このハンドル6は上記ピラーツーピラーチューブ5に支持されている。
上記車室3の前端部において、自動車1の幅方向に延びるインスツルメントパネル9が設けられ、このインスツルメントパネル9は、上記車体2前部とピラーツーピラーチューブ5とに強固に支持されている。上記インスツルメントパネル9は樹脂製で、その上部を構成して全体としてほぼ水平方向に延びる上部板10と、この上部板10の後縁部から下方に向けて一体的に延出する後部板11とを備えている。上記インスツルメントパネル9により、上記ピラーツーピラーチューブ5は、その上方と後方とから覆われている。
上記インスツルメントパネル9の上部板10の一部分に取付座13が形成されている。メータ14を収容するメータクラスタ15が上記取付座13上に配置され、この取付座13に上記メータクラスタ15を取り付け可能とする取付具16が設けられている。
上記取付座13は、この取付座13の少なくとも後部を構成し、ほぼ水平に延びるよう形成される後部板19と、上記取付座13の前部を構成し、縦向きに延びるよう形成される前部板20と、上記取付座13の左右各側部を構成し、縦向きに延びるよう形成される側部板21とを備えている。
上記各板19−21は互いに一体的に形成されると共に、上記上部板10の他部分とも互いに一体的に形成されている。上記各板19−21で囲まれた部分はその後方の車室3に向かって開く凹所22とされ、上記後部板19には上記インスツルメントパネル9の内外を連通させる孔軸が縦向きの開口23が形成されている。
上記メータ14は速度計などであり、その表示部24はハンドル6の後方域である運転席側に向かって対面するよう自動車1の長手方向に対し傾斜している。また、上記メータクラスタ15は樹脂製で、このメータクラスタ15は、このメータクラスタ15の後部を構成し、上記メータ14の表示部24を取り囲むようこのメータ14をその後方から覆う後部クラスタ25と、上記メータクラスタ15の前部を構成し、上記メータ14をその前方から全体的に覆う前部クラスタ26とを備えている。これらメータ14と、メータクラスタ15の後部クラスタ25および前部クラスタ26とは互いに一体的に組み付けられた組立体27とされている。
上記取付具16は、上記取付座13の後部板19上に位置させられた上記メータクラスタ15の前部クラスタ26を上記取付座13の前部板20に係脱可能に係止させる左右で複数(3つ)の係止具30と、上記メータクラスタ15の後部クラスタ25の各側部を上記取付座13の側部板21に係脱可能に係止させる左右一対の係止具31,31と、これら係止具30,31による係止動作に伴い、上記取付座13の後部にメータクラスタ15の後部クラスタ25を係合させて、この後部クラスタ25を上記取付座13の上面に圧接させる係合具32とを備えている。
上記メータクラスタ15は取付座13に対し、上記取付具16の各係止具30,31と係合具32とにより強固に固定された状態で取り付けられている。
上記各係止具30は、上記前部クラスタ26の前面から前下方に向かって一体的に突出する係止突起34を備えている。この係止突起34は、上記前部クラスタ26の前面から前下方に向かって一体的に突出する係止突片35と、この係止突片35の長手方向の中途部下面に突設される係止突部36とを備えている。一方、上記取付座13の前部板20の縦方向の中途部には上記係止突起34を嵌脱可能に嵌入させる係止孔37が形成されている。
上記係止突起34を含むメータクラスタ15を、上記係止突起34の突出方向(長手方向)に向かって前下方に移動Aさせることにより、この係止突起34を上記係止孔37に嵌入させれば、上記係止突起34の突出端部が上記係止突部36と共に上記係止孔37を貫通して上記インスツルメントパネル9の内部にまで達することとされる。この際、上記係止突部36や係止孔37の孔縁部がわずかに弾性変形して上記係止突部36が係止孔37を通過し上記係止突部36が上記係止孔37の孔縁部に係止される。これにより、上記取付座13の前部板20に上記メータクラスタ15の前部が係止される。
上記係止孔37の後下方近傍には、後上方に向かって延びる仮置面39が上記前部板20に形成されている。上記仮置面39上に対し、上記係止孔37に嵌入させる直前の上記係止突起34の突出端部が仮置き可能とされている。
上記他の係止具31も、上記係止具30と同構成であるが、上記他の係止具31の各係止突部は、それぞれ係止突片の外側面に突設されている。また、上記他の係止具31についても、上記仮置面39が各側部板21に形成されている。
上記各係止具30,31により、上記メータクラスタ15を取付座13上に係止させたとき、上記メータクラスタ15の前面が上記前部板20に圧接させられ、上記メータクラスタ15の前、後各部の下面が上記後部板19の上面に圧接させられる。
前記係合具32は、上記メータクラスタ15の後部クラスタ25の下端面から前方に向かって一体的に突出する左右で複数(3つ)の係合突起42を備えている。一方、上記取付座13の後部板19の上面には突部43が一体的に形成され、この突部43には後方に向かって開口する係合孔44が形成されている。
上記したように、各係止具30,31における各係止孔37に係止突起34を嵌入させようとして上記メータクラスタ15を前下方に移動Aさせるとき、上記係合孔44に係合突起42が嵌入可能とされる。上記係合孔44への係合突起42の嵌入の進行に伴い、この係合突起42の上縁が上記係合孔44の上面に圧接させられるようになっている。そして、上記係合具32による上記取付座13へのメータクラスタ15の係合が完了するとき、上記係合孔44の上面に対する係合突起42の圧接の反力により、上記メータクラスタ15の後部下面が上記後部板19の上面に全体的に圧接させられる。
上記係合突起42の前方近傍における上記メータ14の後下端部に前下方に向かって傾斜する被案内面46が形成されている。ここで、上記したように、各係止孔37に係止突起34を嵌入させようとして上記メータクラスタ15を前下方に移動Aさせ、この移動Aにより、上記係合具32の係合孔44の後方近傍域に上記係合突起42が達したときには、上記突部43の上面側に上記被案内面46が当接可能とされている。
上記突部43への被案内面46の当接状態のまま、更に、上記メータクラスタ15を前下方に移動Aさせて、上記突部43に対し上記被案内面46を前下方に摺動させる。すると、上記メータクラスタ15の後部クラスタ25の後下端縁が、上記突部43の後方近傍の上記取付座13の上面に当接させられる。すると、このとき、上記係合孔44に係合突起42が対向することとされている。そして、この状態から上記メータクラスタ15を前方に移動させれば、上記係合孔44に係合突起42が嵌入させられる。つまり、上記係合具32により、上記取付座13に上記メータクラスタ15の後部が係合させられて、上記メータクラスタ15の後部下面が上記後部板19の上面に圧接させられる。
上記メータ14とメータクラスタ15による組立体27から下方に向かって、複数本(2本)の締結片48が突設されている。一方、前記ピラーツーピラーチューブ5にはブラケット49が突設されている。上記組立体27が上記各係止具30,31と係合具32とにより、上記インスツルメントパネル9の取付座13上に固定された状態において、上記ブラケット49の後面に上記各締結片48の突出端部が接合されて、締結具50により締結されている。これにより、上記各係止具30,31と係合具32とに加えて、上記組立体27は上記ピラーツーピラーチューブ5とインスツルメントパネル9とに対し、より強固に固定されている。
なお、上記締結片48およびブラケット49の自由状態では(図4中一点鎖線)、これら48,49の間に隙間Bが設けられている。そして、これら締結片48とブラケット49とを締結具50により締結したときには、上記ピラーツーピラーチューブ5、締結片48、およびブラケット49のうち、少なくともいずれかが弾性変形して、上記インスツルメントパネル9に対し上記メータクラスタ15を前方に向けて付勢する。このため、上記各係止具30,31による係止が助長され、かつ、上記係合具32による係合が助長される。
図5において、上記インスツルメントパネル9の取付座13にメータクラスタ15を取り付ける際の手順につき、簡説する。
まず、上記取付座13の後方にメータ14と共にメータクラスタ15を位置させる(図中実線)。次に、このメータクラスタ15を前下方に移動Aさせて、上記各係止具30,31の係止突起34の突出端部を上記各仮置面39に載置させる。また、この際、上記被案内面46を上記係合具32の突部43に当接させる(図中一点鎖線)。
上記状態から、上記メータクラスタ15を更に前下方に移動Aさせる。すると、上記各係止具30,31の係止孔37に係止突起34が嵌入されることにより、上記取付座13にメータクラスタ15が係合させられると共に、上記係合具32により、上記取付座13にメータクラスタ15が圧接させられるよう係合させられる。次に、上記各締結片48をブラケット49に締結具50により締結すれば、上記取付座13へのメータクラスタ15の取り付けが完了する。
上記構成によれば、取付座13の少なくとも後部をほぼ水平に延びるよう形成し、上記取付具16が、上記取付座13上に位置させられた上記メータクラスタ15の前部を上記取付座13の前部に係止させる係止具30と、この係止具30による係止動作に伴い、上記取付座13に上記メータクラスタ15の後部を係合させてこのメータクラスタ15の後部を上記取付座13の上面に圧接させる係合具32とを備えている。
このため、上記インスツルメントパネル9に形成された取付座13に対しメータクラスタ15を取り付けた場合、このメータクラスタ15は、上記係止具30と係合具32との前、後2点支持により上記取付座13に取り付けられることとなる。よって、この取り付けは強固になされることから、上記メータクラスタ15にがたつきの生じることは、より確実に防止される。
しかも、上記したように、係合具32により、メータクラスタ15の後部は上記取付座13の上面に圧接させられる。このため、これら取付座13とメータクラスタ15の後部との間に隙間が生じることは防止される。よって、上記インスツルメントパネル9の上部にメータクラスタ15を取り付けた場合であって、このメータクラスタ15の後方の車室3からメータ14が容易に見えるようにしたときでも、上記隙間の発生が防止されていることから、上記車室3の見栄えは良好に保たれる。
また、上記係合具32は、上記メータクラスタ15の後部クラスタ25の下面側に設けられ、上記取付座13に取り付けられたメータクラスタ15と上記取付座13との間に配置されている。
このため、上記係合具32が、外観上、見えることは防止されて、上記車室3の見栄えは更に良好に保たれる。
また、前記したように、係止具30による係止により、上記メータクラスタ15が取付座13に圧接させられるようにしている。
このため、上記係止具30による上記取付座13へのメータクラスタ15の圧接により、第1に、このメータクラスタ15にがたつきの生じることは、より確実に防止される。また、第2に、これら取付座13とメータクラスタ15との間に隙間が生じることは、更に確実に防止される。よって、車室3の見栄えが更に良好に保たれる。
また、前記したように、係止具30が、上記メータクラスタ15の前面側から前方に突出する係止突起34を備え、この係止突起34を嵌入可能とさせる係止孔37を上記取付座13に形成し、上記係止孔37に嵌入させた上記係止突起34の突出端部が上記インスツルメントパネル9の内部にまで達するようにし、上記係止突起34が上記係止孔37の孔縁部に係止されるようにしている。
このため、上記係止具30は、上記インスツルメントパネル9とメータクラスタ15とにより、その外方から覆われることから、上記係止具30が、外観上、見えることが防止され、この点でも、上記車室3の見栄えは更に良好に保たれる。
また、上記したように、係止突起34の突出端部は、上記インスツルメントパネル9の内部に達している。
このため、上記インスツルメントパネル9の内部にその下方から手を入れて、上記係止突起34を少し弾性変形させるなど操作すれば、上記係止孔37の孔縁部に対する係止突起34の係止を解除させることができる。よって、上記取付座13からメータクラスタ15を離脱させるための作業が容易にできる。
なお、以上は図示の例によるが、上記取付座13は全体的にほぼ水平に延びるよう形成してもよい。また、上記他の係止具31や締結片48、ブラケット49、および締結具50はなくてもよい。また、上記各係止具30,31は、少なくとも2つ設ければよい。
図2のI−I線矢視断面図である。 車室前部の平面図である。 図2のIII−III線矢視図である。 図2のIV−IV線矢視断面図である。 図1に相当する図で作用説明図である。
符号の説明
1 自動車
2 車体
3 車室
4 フロントピラー
5 ピラーツーピラーチューブ
9 インスツルメントパネル
10 上部板
11 後部板
13 取付座
14 メータ
15 メータクラスタ
16 取付具
19 後部板
20 前部板
21 側部板
22 凹所
27 組立体
30 係止具
32 係合具
34 係止突起
37 係止孔
39 仮置面
42 係合突起
43 突部
44 係合孔
46 被案内面
A 移動
B 隙間

Claims (3)

  1. 車室の前端部に設けられたインスツルメントパネルに取付座を形成し、メータを収容するメータクラスタを上記取付座に取り付け可能とする取付具を備えた自動車におけるメータクラスタ取付装置において、
    上記取付座の少なくとも後部をほぼ水平に延びるよう形成し、上記取付具が、上記取付座上に位置させられた上記メータクラスタの前部を上記取付座の前部に係止させる係止具と、この係止具による係止動作に伴い、上記取付座に上記メータクラスタの後部を係合させてこのメータクラスタの後部を上記取付座の上面に圧接させる係合具とを備えたことを特徴とする自動車におけるメータクラスタ取付装置。
  2. 上記係止具による係止により、上記メータクラスタが取付座に圧接させられるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の自動車におけるメータクラスタ取付装置。
  3. 上記係止具が、上記メータクラスタの前面側から前方に突出する係止突起を備え、この係止突起を嵌入可能とさせる係止孔を上記取付座に形成し、上記係止孔に嵌入させた上記係止突起の突出端部が上記インスツルメントパネルの内部にまで達するようにし、上記係止突起が上記係止孔の孔縁部に係止されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の自動車におけるメータクラスタ取付装置。
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