JP2007159299A - 低電圧出力レギュレータ回路及びその回路を用いたリニアレギュレータic、スイッチングレギュレータic、複合レギュレータic - Google Patents

低電圧出力レギュレータ回路及びその回路を用いたリニアレギュレータic、スイッチングレギュレータic、複合レギュレータic Download PDF

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Abstract

【課題】 次世代の半導体プロセスで製造されるCPUやDSP等のLSIの電源として利用される低電圧出力レギュレータ回路方式を現行の半導体プロセスで安価に構成する技術を提供する。
【解決手段】 低電圧出力レギュレータ回路は、第1の基準電圧Vref1を発生する第1の基準電圧発生回路1と、第1の基準電圧Vref1より大きい電圧である第2の基準電圧Vref2を発生する第2の基準電圧発生回路2との2つの基準電圧発生回路が設けられており、コンパレータ3負入力には、出力電圧VOUTと第2の基準電圧Vref2の差分と、出力電圧調整用抵抗で分圧した電圧が入力される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、次世代の半導体プロセスで製造されるCPUやDSP等のLSIの電源として用いられる低電圧出力レギュレータ回路及びその回路を用いた種々のレギュレータICに関する。
現在主流となっている90〜130nmプロセスで製造されたCPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processer)などのLSI(大規模集積回路)では、I/O電圧(LSI同士がI/Fを行う為に必要とする電圧)が3.3Vで、コア電圧(LSI内部回路の動作電圧)が1.2〜1.8Vであるのが標準的な構成である。近年、CPUやDSP等のLSIにおいては、仕様の変更・追加、及び、周辺回路の統合化などにより、集積回路規模がますます大きくなる傾向に有る。このような傾向に対処するために、これらのLSIを製造する半導体製造メーカーは、半導体製造プロセスを更に微細化する事により対応を進めている。最新の半導体製造プロセスは、45〜65nmプロセスとなり、これに伴いコア電圧も低電圧化が進み、1V以下の電圧出力が可能なレギュレータICの必要性が増えてきている。
CPUやDSP等のLSIに電源電圧を供給するレギュレータICは、IC内部に基準電圧を内蔵したものが一般的で有る。この基準電圧は約1.2Vが一般的で有り、この大きさはシリコンのバンドギャップ電圧の値に起因しており、これにほぼ等しくなっている。レギュレータICは、この電圧を基準にして出力電圧が安定する様な制御を行う。
特許文献1(特開2001−195138号公報)には、出力として用いられる出力PMOS−FETとグランドとの間に接続された2つの抵抗の中間電圧を基準電圧と比較する比較増幅部を有し、入力電源または出力をその電源とするアンプ回路からなり、前記出力PMOS−FETを制御することにより所望の出力電圧を得るレギュレータ電源回路が開示されている。
特開2001−195138号公報
ところで、特許文献1に記載されたようなリニアレギュレータICの主要回路構成を図示すると図5のようになる。図5において、101は基準電圧Vrefを発生する基準電圧発生回路、102はコンパレータ、103はパワートランジスタ、104、105は出力電圧調整用抵抗、106は入力電源電圧VCCが入力される入力電源電圧端子、107は出力電圧VOUTが出力される出力電圧端子、108はグランド端子である。
リニアレギュレータICは、このような回路構成において、出力電圧(VOUT)をコンパレータの負入力(−)と正入力(+)の基準電圧(Vref)と等しくなる様に出力制御を行う。この回路構成の場合の出力電圧は、次式(1)で表すことができる。
VOUT=Vref×(1+R1/R2) (1)
式(1)によれば、出力電圧VOUTを最小とするには、R1=0Ωにするか、R2を無限大(∞)にすれば良い。そして、そのようにした時、VOUT=Vrefとなり、出力電圧は最小値となる。しかし、このようなリニアレギュレータICの回路構成では、基準電圧(Vref)以下の電圧を出力するのは、式(1)からも分かるように不可能で有る。
1V以下の電源電圧の供給を必要とする最新の半導体製造プロセスにより製造されたLSIに対応するために、このようなリニアレギュレータICで出力電圧として1V以下を得るには、基準電圧発生回路で発生させる基準電圧Vrefを1V以下とすれば良いのであるが、このような基準電圧を実現するには、
・製造工程において、個々のICにレーザートリミング等の補正作業を行い、調整する方法
・補正回路を形成して、基準電圧を下げる方法
などの方法を採用することが必要となる。これらの方法を用いた基準電圧が0.7〜0.9VであるレギュレータICも現在、存在するには存在するのであるが、調整作業や追加回路が加わる分、製造コストが高くなるという問題があった。
この発明は、上記課題を解決するものであって、現行のプロセスを用いて、基準電圧も下げる事無く、基準電圧以下の出力電圧を出力する本発明の実施の形態に係る低電圧出力レギュレータ回路及びその回路を用いた各種レギュレータICを提供するものであり、そのために、本願請求項1に係る発明は、入力電圧を制御して安定化した出力電圧を得る低電圧出力レギュレータ回路において、入力電圧を制御するパワートランジスタと、該パワートランジスタを駆動するためのコンパレータと、第1の基準電圧を発生する第1の基準電圧発生回路と、第2の基準電圧を発生する第2の基準電圧発生回路と、を備え、該コンパレータの一方の入力には、該第1の基準電圧を入力し、該コンパレータの他方の入力には、該出力電圧と該第2の基準電圧との差分を分圧した電圧を入力することを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の低電圧出力レギュレータ回路を用いたことを特徴とするリニアレギュレータICである。
また、請求項3に係る発明は、請求項1に記載の低電圧出力レギュレータ回路を用いたことを特徴とするスイッチングレギュレータICである。
また、請求項4に係る発明は、同一のICパッケージ内に複数のレギュレータ回路を備え、複数種類の電圧を出力する複合レギュレータICであって、低い方の電圧を出力するレギュレータ回路にはリニアレギュレータ回路が用いられており、かつ、該リニアレギュレータ回路には請求項1に記載の低電圧出力レギュレータ回路が用いられていることを特徴とする複合レギュレータICである。
また、請求項5に係る発明は、同一のICパッケージ内に複数のレギュレータ回路を備え、複数種類の電圧を出力する複合レギュレータICであって、低い方の電圧を出力するレギュレータ回路にはスイッチングレギュレータ回路が用いられており、かつ、該スイッチングレギュレータ回路には請求項1に記載の低電圧出力レギュレータ回路が用いられていることを特徴とする複合レギュレータICである。
本発明によれば、製造工程において個々のICにレーザートリミング等の補正作業を行い調整したり、追加回路を形成したりすることなく、既存のプロセスの延長により、次世代の半導体プロセスで製造されるCPUやDSP等のLSIの電源として用いられる低電圧出力レギュレータを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る低電圧出力レギュレータ回路の主要回路構成を示す図である。当該図は、本発明の実施の形態に係る低電圧出力レギュレータ回路をリニアレギュレータICに適用したものを示す図である。図1において、1は第1の基準電圧Vref1を発生する第1の基準電圧発生回路、2は第2の基準電圧Vref2を発生する第2の基準電圧発生回路、3はコンパレータ、4はパワートランジスタ、5、6は出力電圧調整用抵抗(R1、R2)、7は動作安定用抵抗(R3)、8は入力電源電圧VCCが入力される入力電源電圧端子、9は出力電圧VOUTが出力される出力電圧端子、10はグランド端子である。本実施形態の低電圧出力レギュレータ回路の回路構成の場合、出力電圧VOUTは次式(2)による得ることができる。
VOUT=Vref1+(Vref1−Vref2)×R1/R2 (2)
この式(2)から、本実施形態の低電圧出力レギュレータ回路方式では、Vref1<Vref2とすれば、Vref1よりも低い出力電圧VOUTを得ることができることが分かる。
このように本実施形態では、第1の基準電圧(Vref1)の他に、この第1の基準電圧(Vref1)より高い基準電圧を有する第2の基準電圧(Vref2)をレギュレータIC内部に設けることによって、第1の基準電圧(Vref1)より低い出力電圧VOUTを出力することを可能とすることができる。このような第1の基準電圧(Vref1)より高い基準電圧を有する第2の基準電圧(Vref2)をレギュレータIC内部に設けることは技術的に困難なことではないので、本実施形態に係る低電圧出力レギュレータ回路の回路構成を有するリニアレギュレータICを製作することは、前述した種々の方法に比して、簡便である。
例として、出力電圧VOUTとして1Vを得る場合の出力電圧調整用抵抗5、6の計算方法について説明する。仮に図1に示されるように、第1の基準電圧Vref1を1.25V、第2の基準電圧Vref2を2.5Vと設定する。次に、出力電圧調整用抵抗(R1)の抵抗値を適当に設定する。ここでは、R1=1KΩとすると、式(2)を変形した次式(3)、
R2=(Vref1−Vref2)×R1/(VOUT−Vref1) (3)
に各数値を当てはめると
R2=(1.25V−2.5V)×1KΩ/(1V−1.25V)=5KΩ
を得ることができる。
次に、動作安定用抵抗(R3)の値を求める。この動作安定用抵抗(R3)は、出力負荷が取り除かれた場合でも定電圧化動作を維持出来る様にするための抵抗であり、無負荷時にVOUTがVCCまで上昇するのを抑えるための抵抗ですある。
R3=VOUT×R1/(Vref1−VOUT) (4)
式(4)に各数値を当てはめると
R3=1V×1KΩ/(1.25V−1V)=4KΩ
を得ることができる。以上の例では、出力電圧VOUTとして1Vを得る場合につき、一例として示したが、本実施形態では、出力電圧調整用抵抗(R1、R2)、動作安定用抵抗(R3)の抵抗値を種々変更することにより、出力電圧VOUTとして0V近くまで出力電圧を出力することができる。
次に本発明の低電圧出力レギュレータ回路をスイッチングレギュレータICに適用した場合について説明する。リニアレギュレータICの場合、降圧した時に生じる余分な電力は、熱に変換されて放出されてしまう。例えば、5Vの入力電圧から1Vの出力電圧を取り出す場合、電流が200mA流れたとすると、P=(5V−1V)×0.2A=0.8Wから、0.8Wの熱損失が生じることとになる。このようにリニアレギュレータの場合、出力電流が大きくなると、比例して熱損失も大きくなる。このため、入出力電圧差が大きく、出力電流が大きいレギュレータとして、リニアレギュレータICを用いることは適切とはいえない。
このリニアレギュレータICの電圧変換効率を改善する場合には、スイッチングレギュレータ方式を用いることが有効であり、本発明の低電圧出力レギュレータ回路をスイッチングレギュレータICに適用した例を以下に示す。
図2は、本発明の実施の形態に係る低電圧出力レギュレータ回路をスイッチングレギュレータICに適用した場合の主要回路構成を示す図である。図2において、スイッチングレギュレータIC自体は、右側の枠内で囲まれた部分と各端子までであり、図示するように各端子に接続された外付けの回路を付加し全体をスイッチングレギュレータとして用いるものである。図2において、11は第1の基準電圧Vref1を発生する第1の基準電圧発生回路、12は第2の基準電圧Vref2を発生する第2の基準電圧発生回路、13は第1のコンパレータ、14は第2のコンパレータ、15はプリドライバー、16はパワートランジスタ、17は発信器、18はソフトスタート、19、20は出力電圧調整用抵抗(R1、R2)、21は入力電源電圧VCCが入力される入力電源電圧端子、22は出力端子、23は帰還端子、24は位相補償用コンデンサ接続端子、25はグランド端子、26はダイオード、27はコイル、28はコンデンサ、29は位相補償用コンデンサ、30はスイッチングレギュレータ回路としての出力端子である。
図2のスイッチングレギュレータICの回路の動作の概略について説明する。パワートランジスタ10のオン/オフ制御は、第1のコンパレータ13、プリドライバー15、発信器17で行う。
ソフトスタート18の入力には、位相補償用コンデンサ29で位相補償された第2のコンパレータ14の出力が用いられる。この第2のコンパレータ14からの出力を得るまでの回路として、本実施形態の低電圧出力レギュレータ回路が用いられる。すなわち、第2のコンパレータ14の出力として、前述したように第1の基準電圧発生回路11、第2の基準電圧発生回路12、出力電圧調整用抵抗(R1、R2)を調整することにより、所望の低電圧を得ることができる。
ソフトスタート18の出力は、第1のコンパレータ13の反転入力端子に入力され、第1のコンパレータ13の非反転入力端子には発振器17の出力信号が入力される。
第1のコンパレータ13は、ソフトスタート18から出力信号と発振器17からの出力波形を比較する。プリドライバー15の出力は、発振器17の周波数に同期して、プリドライバー15に接続されているパワートランジスタ16をオン/オフさせる。これらの動作を連続的に行う事により、出力電圧を安定させる。
ソフトスタート18は、入力電源投入時にコンデンサ28に流れ込む突貫電流でパワートランジスタ16が破損するのを防ぐ目的、及び、出力電圧の立上り波形のオーバーシュートを防ぐ目的のために設けられた、出力電圧を除々に滑らかに立ち上げる制御を行う保護回路である。
基本的な電圧設定方法は、リニアレギュレータICの場合と同様の原理であり、出力電圧及び、出力電圧調整用抵抗(R1、R2)は、式(2)、(3)で求める。また、リニアレギュレータICの場合と違い、動作安定用抵抗R3を接続する必要はない。周波数同期型スイッチングレギュレータの場合、その電流の吐き出しと吸い込みを外付けのコイル・ダイオードで行う為、無負荷時にVoutがVccまで上昇することがなく、動作安定用抵抗R3を省くことができる。
次に本発明の低電圧出力レギュレータ回路を複合レギュレータICに適用した場合について説明する。「背景技術」の欄で説明したように、DSPやCPU等のLSIは、I/O電圧とコア電圧の2つの電源を必要とするものがあり、同一のレギュレータICパッケージで、I/O電圧とコア電圧の双方を供給することができれば非常に望ましい。
図3は、本発明の実施の形態に係る低電圧出力レギュレータ回路を複合レギュレータICに適用した場合の主要回路構成を示す図である。図4は、同一ICパッケージの中に、リニアレギュレータを2回路内蔵して、3.3Vと1Vの電圧出力を可能とした構成例を示すものである。なお、同一ICパッケージの中に設けるリニアレギュレータの数は2回路に限定されるものではなく、複数設けてもよい。要は、リニアレギュレータから出力される複数種類の電圧のうち低いものに本発明の低電圧出力レギュレータ回路が適用されればよい。
図3において、31は第1の基準電圧Vref1を発生する第1の基準電圧発生回路、32は第2の基準電圧Vref2を発生する第2の基準電圧発生回路、33は第1のコンパレータ、34は第2のコンパレータ、35、36は出力電圧調整用抵抗(R4、R5)、37、38は出力電圧調整用抵抗(R1、R2)、39は動作安定用抵抗(R3)、40、41はパワートランジスタ、42は入力電源電圧VCCが入力される入力電源電圧端子、43はI/O用電圧を出力する出力電圧VOUT1が出力される第1出力電圧端子、44はコア用電圧を出力する出力電圧VOUT2が出力される第2出力電圧端子、45はグランド端子である。
図3に示されるように、3.3VのI/O用電圧を出力するための回路は、従来のリニアレギュレータ回路として示した図5で示される回路が用いられており、1Vのコア用電圧を出力するための回路として、第1の基準電圧Vref1と第2の基準電圧Vref2の双方を利用する本実施形態に係る低電圧出力レギュレータ回路が用いられている。
図4は、本発明の実施の形態に係る低電圧出力レギュレータ回路を複合レギュレータICに適用した場合の主要回路構成を示す図である。図4は、同一ICパッケージの中に、リニアレギュレータ回路と降圧型スイッチングレギュレータ回路を内蔵して、3.3Vと1Vの電圧出力を可能とした構成例を示すものである。なお、同一ICパッケージの中に設けるレギュレータ回路を、リニアレギュレータと降圧型スイッチングレギュレータの2回路に限定する必要はなく、複数設けてもよい。要は、レギュレータ回路から出力される複数種類の電圧のうち低いものに本発明の低電圧出力レギュレータ回路が適用されればよい。図4において、スイッチングレギュレータIC自体は、右側の枠内で囲まれた部分と各端子までであり、図示するように各端子に接続された外付けの回路を付加し全体をスイッチングレギュレータとして用いるものである。
図4において、51は第1の基準電圧Vref1を発生する第1の基準電圧発生回路、52は第2の基準電圧Vref2を発生する第2の基準電圧発生回路、53は第1のコンパレータ、54は第2のコンパレータ、55はプリドライバー、56、57はパワートランジスタ、58はソフトスタート、59は発信器、60、61は出力電圧調整用抵抗(R1、R2)、62、63は出力電圧調整用抵抗(R4、R5)、65は入力電源電圧VCCが入力される入力電源電圧端子、66はコア用電圧を出力する第1出力電圧端子、67は帰還端子、68は位相補償用コンデンサ接続端子、69はI/O用電圧を出力する第2出力電圧端子、70はグランド端子である。
図4に示されるように、3.3VのI/O用電圧を出力するための回路は、従来のリニアレギュレータ回路として示した図5で示される回路が用いられており、1Vのコア用電圧を出力するための回路として、第1の基準電圧Vref1と第2の基準電圧Vref2の双方を利用する本実施形態に係る低電圧出力レギュレータ回路が用いられている。この複合レギュレータICでは、入出力電圧差が大きい1Vのコア用電圧を出力するための電源部分をスイッチング方式にすることにより、電圧の変換効率を向上させている。
本発明の実施の形態に係る低電圧出力レギュレータ回路の主要回路構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る低電圧出力レギュレータ回路を降圧型スイッチングレギュレータICに適用した場合の主要回路構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る低電圧出力レギュレータ回路を複合レギュレータICに適用した場合の主要回路構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る低電圧出力レギュレータ回路を複合レギュレータICに適用した場合の主要回路構成を示す図である。 従来のリニアレギュレータICの主要回路構成を示す図である。
符号の説明
1・・・第1の基準電圧発生回路、2・・・第2の基準電圧発生回路、3・・・コンパレータ、4・・・パワートランジスタ、5、6・・・出力電圧調整用抵抗(R1、R2)、7・・・動作安定用抵抗(R3)、8・・・入力電源電圧端子、9・・・出力電圧端子、10・・・グランド端子、11・・・第1の基準電圧発生回路、12・・・第2の基準電圧発生回路、13・・・第1のコンパレータ、14・・・第2のコンパレータ、15・・・プリドライバー、16・・・パワートランジスタ、17・・・発信器、18・・・ソフトスタート、19、20・・・出力電圧調整用抵抗(R1、R2)、21・・・入力電源電圧端子、22・・・出力端子、23・・・帰還端子、24・・・位相補償用コンデンサ接続端子、25・・・グランド端子、26・・・ダイオード、27・・・コイル、28・・・コンデンサ、29・・・位相補償用コンデンサ、30・・・出力端子、31・・・第1の基準電圧発生回路、32・・・第2の基準電圧発生回路、33・・・第1のコンパレータ、34・・・第2のコンパレータ、35、36・・・出力電圧調整用抵抗(R4、R5)、37、38・・・出力電圧調整用抵抗(R1、R2)、39・・・動作安定用抵抗(R3)、40、41・・・パワートランジスタ、42・・・入力電源電圧端子、43・・・第1出力電圧端子、44・・・第2出力電圧端子、45・・・グランド端子、51・・・第1の基準電圧発生回路、52・・・第2の基準電圧発生回路、53・・・第1のコンパレータ、54・・・第2のコンパレータ、55・・・プリドライバー、56、57・・・パワートランジスタ、58・・・ソフトスタート、59・・・発信器、60、61・・・出力電圧調整用抵抗(R1、R2)、62、63・・・出力電圧調整用抵抗(R4、R5)、65・・・入力電源電圧端子、66・・・第1出力電圧端子、67・・・帰還端子、68・・・位相補償用コンデンサ接続端子、69・・・第2出力電圧端子、70・・・グランド端子、101・・・基準電圧発生回路、102・・・コンパレータ、103・・・パワートランジスタ、104、105・・・出力電圧調整用抵抗、106・・・入力電源電圧端子、107・・・出力電圧端子、108・・・グランド端子

Claims (5)

  1. 入力電圧を制御して安定化した出力電圧を得る低電圧出力レギュレータ回路において、
    入力電圧を制御するパワートランジスタと、
    該パワートランジスタを駆動するためのコンパレータと、
    第1の基準電圧を発生する第1の基準電圧発生回路と、
    第2の基準電圧を発生する第2の基準電圧発生回路と、を備え、
    該コンパレータの一方の入力には、該第1の基準電圧を入力し、
    該コンパレータの他方の入力には、該出力電圧と該第2の基準電圧との差分を分圧した電圧を入力することを特徴とする低電圧出力レギュレータ回路。
  2. 請求項1に記載の低電圧出力レギュレータ回路を用いたことを特徴とするリニアレギュレータIC。
  3. 請求項1に記載の低電圧出力レギュレータ回路を用いたことを特徴とするスイッチングレギュレータIC。
  4. 同一のICパッケージ内に複数のレギュレータ回路を備え、複数種類の電圧を出力する複合レギュレータICであって、低い方の電圧を出力するレギュレータ回路にはリニアレギュレータ回路が用いられており、かつ、該リニアレギュレータ回路には請求項1に記載の低電圧出力レギュレータ回路が用いられていることを特徴とする複合レギュレータIC。
  5. 同一のICパッケージ内に複数のレギュレータ回路を備え、複数種類の電圧を出力する複合レギュレータICであって、低い方の電圧を出力するレギュレータ回路にはスイッチングレギュレータ回路が用いられており、かつ、該スイッチングレギュレータ回路には請求項1に記載の低電圧出力レギュレータ回路が用いられていることを特徴とする複合レギュレータIC。
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