JP2007158837A - 電子カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】 外部記録装置の性能などの条件に応じて、撮影によって得られた画像データの記録先を適切に設定できる電子カメラを提供する。
【解決手段】 電子カメラは、撮像部と、データ書込部と、通信部と、性能データ取得部と、制御部とを備える。撮像部は、被写体からの光束を光電変換して画像データを生成する。データ書込部は、カメラ内部に配置される記録手段に対して画像データを書き込む。通信部は、画像データを記録可能な外部記録装置との通信を行う。性能データ取得部は、外部記録装置の性能を示す性能データを取得する。制御部は、画像データの記録先として外部記録装置を適用できるか否かを性能データに基づいて判定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、外部の記録装置への画像データの通信機能を備えた電子カメラに関する。
従来から、外部の記録装置への画像データの通信機能を備えた電子カメラが公知である。また、特許文献1には、外部記録装置から取得した情報に基づいて、撮影後の画像データを外部記録装置にバックアップできるか否かを判定する電子カメラが開示されている。
特開平2002−252798号公報
ところで、外部記録装置によるデータの記録速度が高速な場合や、画像データのデータ量が少なくなるように電子カメラが設定されている場合には、撮影時において電子カメラから外部記録装置に画像データを直接記録することも十分可能である。そのため、外部記録装置の性能などの条件に応じて、画像データの記録先を適切に設定できる電子カメラが要望されている。
本発明は上記従来技術の課題を解決するためのものであって、その目的は、外部記録装置の性能などの条件に応じて、撮影によって得られた画像データの記録先を適切に設定できる電子カメラを提供することである。
第1の発明の電子カメラは、撮像部と、データ書込部と、通信部と、性能データ取得部と、制御部とを備える。撮像部は、被写体からの光束を光電変換して画像データを生成する。データ書込部は、カメラ内部に配置される記録手段に対して画像データを書き込む。通信部は、画像データを記録可能な外部記録装置との通信を行う。性能データ取得部は、外部記録装置の性能を示す性能データを取得する。制御部は、画像データの記録先として外部記録装置を適用できるか否かを性能データに基づいて判定する。
第2の発明は、第1の発明において、性能データは外部記録装置によるデータの記録速度に関する情報を含む。また、制御部は、外部記録装置によるデータの記録速度に基づいて判定を行う。
第3の発明は、第2の発明において、性能データは通信部と外部記録装置との通信速度の情報を含む。また、制御部は、通信部と外部記録装置との通信速度に基づいて判定を行う。
第4の発明は、第2の発明において、性能データは外部記録装置の種類の情報を含む。また、制御部は、外部記録装置の種類に基づいて判定を行う。
第5の発明は、第2の発明において、性能データ取得部は、外部記録装置にテストデータを送信し、テストデータに対する外部記録装置からの返信結果より得られた実測値に基づいて記録速度に関する情報を取得する。
第6の発明は、第1の発明において、性能データは外部記録装置の記録容量の残量を示す第1残容量データを含む。また、制御部は、第1残容量データに基づいて判定を行う。
第7の発明は、第6の発明において、制御部は、判定において外部記録装置が適用不能とされた場合に、画像データの記録先を記録手段に変更する。
第8の発明は、第1から第7のいずれかの発明において、撮影の設定に関するユーザーの入力を受け付ける操作部をさらに備える。また、制御部は、操作部によって変更される撮影の設定状態に基づいて判定を行う。
第9の発明は、第8の発明において、制御部は、画像データが閾値未満のデータ量で生成される第1設定状態では外部記録装置を記録先に適用可能と判定するとともに、画像データのデータ量が第1設定状態よりも大きくなりうる第2設定状態では外部記録装置を記録先に適用不能と判定する。
第10の発明は、第8の発明において、制御部は、連写撮影を実行する第3設定状態への変更操作を操作部から検出した場合に判定を行う。
第11の発明は、第8の発明において、制御部は、動画撮影を実行する第4設定状態への変更操作を操作部から検出した場合に判定を行う。
第12の発明は、第1の発明において、データ書込部は、記録手段の記録容量の残量を示す第2残容量データを取得する。制御部は、第2残容量データによる残量の値が閾値未満となった場合に判定を行う。
本発明の電子カメラは、外部記録装置の性能を示す性能データに基づいて、撮影によって得られた画像データの記録先として外部記録装置を適用できるか否かを判定できる。
(第1実施形態の説明)
図1は第1実施形態の電子カメラの構成を示す概要図である。第1実施形態の電子カメラ11には、外部記録装置12が通信ケーブル13によって接続されている。
電子カメラ11は、撮影レンズ14と、撮像素子15と、画像処理部16と、メモリ17と、記録I/F18と、レリーズ釦19および操作部材20と、表示部21と、通信I/F22および通信制御部23と、ROM24と、CPU25とを有している。
撮像素子15は、撮影レンズ14の像空間側に配置されている。撮像素子15の受光面には受光素子が2次元配列されている。撮像素子15は、撮影レンズ14を通過した光束による被写体像を光電変換してアナログ画像信号を生成する。この撮像素子15の出力は画像処理部16に接続されている。
画像処理部16は、電子カメラ11の画像処理に特化したカスタムチップを有している。この画像処理部16は、撮像素子15の出力信号のA/D変換や、A/D変換後の画像データに対する各種画像処理および圧縮処理などを実行する。ここで、画像処理部16は、静止画像データおよび動画像データを生成できる。また、画像処理部16の生成する静止画像データには、通常画像データとRAW画像データとが含まれる。通常画像データは、撮像素子15の出力に各種の画像処理および圧縮処理を施した静止画像データである。RAW画像データは、撮像素子15の画素ごとのデジタルデータを一切の画像処理を行わずに記録したものである。
メモリ17は、画像処理部16による画像処理の前工程または後工程でデータを一時的に保存する第1記録領域と、記録領域へのデータの書き込み/読み込みを制御するコントローラとを有する。また、メモリ17は、後述の記録媒体(26)の代わりに静止画像データまたは動画像データを保存するための第2記録領域を有していてもよい。なお、図1ではメモリ17の詳細な構成の図示は省略する。
記録I/F18には記録媒体26を接続するためのコネクタが形成されている。そして、記録I/F18は、コネクタに接続された記録媒体26に対して、静止画像データまたは動画像データの書き込み/読み込みを実行する。上記の記録媒体26は、半導体メモリを内蔵したカード型記録媒体や小型ハードディスクなどで構成される。なお、図1では記録媒体26の一例としてカード型記録媒体を図示する。
レリーズ釦19はレリーズタイミングの指示入力をユーザーから受け付ける。操作部材20は、電子カメラ11のモード切替入力をユーザーから受け付ける。モード切替入力では、(1)通常画像データまたはRAW画像データを生成するノーマルモード、(2)静止画像データを連続的に生成する連写モード、(3)動画像データを生成する動画モードのいずれかをユーザーが選択することができる。また、操作部材20は、画像データの解像度(画素数)の設定や画像データの圧縮率の設定に関する入力をもユーザーから受け付ける。
表示部21は、例えば電子カメラ11の背面部分などに配置される。この表示部21には、電子カメラ11の各種設定を変更するための設定画面や静止画像データまたは動画像データの再生画像などが表示される。
通信I/F22は、USB(Universal Serial Bus)の規格に準拠した接続端子を有している。通信I/F22の接続端子には通信ケーブル13の一端が接続される。
通信制御部23は、USBの規格に準拠するホストコントローラを有している。そして、通信制御部23は外部記録装置12とのデータ通信をホスト側の立場で制御する。この通信制御部23は、USB1.1のFull−Speedモード(12MHz)およびUSB2.0のHigh−Speedモード(480MHz)でのデータ転送に対応している。
また、通信制御部23は、電子カメラ11に対する外部記録装置12の着脱の検出も行う。さらに、通信制御部23は、USB規格における上位層のプロトコルの1つであるマスストレージクラス(Mass Storage Class)の汎用ドライバを有している。そのため、マスストレージクラスの規格に対応する外部記憶装置12が電子カメラ11に接続された場合には、CPU25は上記の汎用ドライバを適用する。
ROM24には、電子カメラ11を動作させるシーケンスプログラムと、特定の外部記録装置12に対応する専用ドライバと、ストレージ判定テーブルのデータとが記録されている。
図2はストレージ判定テーブルの構成の一例を模式的に示す図である。ストレージ判定テーブルには、外部記録装置12の性能および撮影の設定状態に関する条件と、外部記録装置12を記録先に設定できるか否かを示す判定情報との対応関係が記録されている。図2では、横方向に列挙された項目が外部記録装置12の性能に関する条件を示す。また、図2では、縦方向に列挙された項目が撮影の設定状態に関する条件を示す。そして、図2では、各項目の組み合わせ毎に判定情報がそれぞれ対応付けされている。なお、図2の判定情報では、外部記録装置12を記録先に設定できる場合を丸印で示している。
上記の外部記録装置12の性能に関する条件には、(1)外部記録装置12が対応しているUSB規格の種類、(2)外部記録装置12の種類、(3)外部記録装置12によるデータの記録速度、(4)外部記録装置12の記録容量の残量、が挙げられる。また、上記の撮影の設定状態に関する条件には、(a)撮影する画像の解像度(画素数)、(b)撮影する画像の圧縮率、(c)撮影モードの設定、が挙げられる。なお、個々の条件のより詳細な説明については後述する。
CPU25は、ROM24に記録されたシーケンスプログラムに従って電子カメラ11の各部動作を制御する。また、CPU25は、上記のストレージ判定テーブルのデータに基づいて、画像データの記録先を決定する機能を有している。
一方、外部記録装置12は、USBの規格によるデータ通信が可能な公知の記録装置が該当する。例えば、外部記録装置12には、半導体メモリを備える記録装置や、磁気ディスクドライブ(ハードディスク、フレキシブルディスクなど)、光ディスクドライブ(CD、DVDなど)、光磁気ディスクドライブ(MOなど)、磁気テープ(DATなど)などにデータを記録する記録装置などが含まれる。なお、第1実施形態では外部記録装置12の一例として、マスストレージクラスの規格に対応するハードディスクドライブの例を便宜的に説明する。
図1に示す外部記録装置12は、記録部31と、通信I/F32と、ROM33と、CPU34とを有している。
記録部31は、ディスク本体31aと、磁気ヘッド31bと、駆動機構部31cと、制御回路31dとを有している。ディスク本体31aは、表面に磁気材料を塗布した円盤状の磁気ディスクで構成されている。磁気ヘッド31bは、ディスク本体31aに対して非接触でデータの読み書きを行う。駆動機構部31cは、ディスク本体31aの回転と磁気ヘッド31bの駆動を行う。制御回路31dは、CPUからの指示により記録部31の各部を制御してデータの書き込み/読み込みを実行する。なお、制御回路31dは、CPU34の指示によって、記録部31の記録容量の残量を示す残容量データを出力する。
通信I/F32は、USBの規格に準拠した接続端子を有している。通信I/F32の接続端子には通信ケーブル13の他端が接続されることとなる。ROM33には、外部記録装置12の性能データ(マスストレージクラスに対応する旨の情報、外部記録装置12が対応するUSBの規格の情報、外部記録装置12の型番など)が記録されている。
CPU34は、USBの規格に対応するデバイスコントローラを有している。そして、CPU34は、通信制御部23からの信号に基づいて、電子カメラ11とのデータ通信をスレーブ側の立場で制御する。また、CPU34は、ROM33に記録された性能データや記録部の残容量データなどを電子カメラ11に対して送信する。
なお、CPU34は、少なくともUSB1.1のFull−Speedモードでのデータ転送に対応する。勿論、CPU34は、USB2.0のHigh−Speedモードでのデータ転送に対応するものであってもよい。
次に、図3および図4の流れ図を参照しつつ、第1実施形態における電子カメラ11の動作を説明する。なお、第1実施形態では、撮影モードがノーマルモードまたは連写モードに設定されることを前提とする。
ステップ101:ユーザーは電子カメラ11に外部記録装置12を接続する。電子カメラ11のCPU25は、通信制御部23を介して外部記録装置12との接続を検出すると、外部記録装置12に対して性能データの送信を要求する。そして、CPU25は、外部記録装置12からの返信によって性能データを取得する。このS101でCPU25が取得する性能データには、外部記録装置12の型番、マスストレージクラスの対応情報、USBの規格情報、外部記録装置12の残容量データなどが含まれる。
ステップ102:CPU25は、ユーザーが操作部材20で設定した撮影の設定状態を認識する。S102では、CPU25は、撮影モードの種類、画像データの解像度(画素数)の設定および画像データの圧縮率の設定を認識する。また、ノーマルモードの場合には、CPU25は画像データの方式情報(通常画像データ、RAW画像データのいずれを生成するかの情報)も取得する。
ステップ103:CPU25は、ストレージ判定テーブルに基づいて、性能データ(S101)および撮影の設定状態(S102)に対応する判定情報を取得する。そして、CPU25は、上記の判定情報によって、画像データの記録先として外部記録装置12を適用できるか否かを判定する。外部記録装置12を記録先に適用できる場合(YES側)には、CPU25は外部記録装置12を記録先として設定し、S104に移行する。一方、外部記録装置12を記録先に適用できない場合(NO側)には、CPU25は記録媒体26(またはメモリ17)を記録先として設定し、S116に移行する。
ここで、S103での判定の内容を、図2のストレージ判定テーブルを参照しつつ説明する。CPU25は、以下の第1から第3の判定による判定結果の論理積を求める。そして、CPU25は、第1から第3のすべての判定で適用可能となった場合のみ、最終的に外部記録装置12を記録先に適用できると判定する。
(1)CPU25は、USBの規格情報と撮影の設定状態(S102)とに基づいて第1の判定を行う。具体的には、外部記録装置12がUSB2.0に対応している場合には、CPU25は外部記録装置12を記録先に適用できると判定する。この場合には、外部記録装置12に対して上記のHigh−Speedモードでの高速なデータ転送が可能となるからである。
一方、外部記録装置12がUSB1.1にのみ対応している場合には、(a)画像データの解像度(画素数)が所定の閾値である第1画素数よりも低く、(b)画像の圧縮率が所定の閾値である第1圧縮率よりも高く、かつ(c)ノーマルモードで通常画像データを撮影する、という全ての条件を満たす場合のみ、CPU25は外部記録装置12を記録先に適用できると判定する。上記の条件に合致する場合は転送対象となる画像データのデータ量が小さくなるため、上記のFull−Speedモードのデータ転送でも対応できると考えられるからである。なお、第1の判定において、低解像度で高圧縮率となる場合としては、例えば、1フレームのデータ量が500kByte程度までに収まる状態を想定している。
(2)CPU25は、外部記録装置12の種類に基づいて第2の判定を行う。具体的には、外部記録装置12がマスストレージクラスに対応している場合には、CPU25は外部記録装置12を記録先に適用できると判定する。また、外部記録装置12の種類がハードディスクドライブまたはフラッシュメモリ(半導体メモリ)である場合には、CPU25は外部記録装置12を記録先に適用できると判定する。上記の場合には外部記録装置12に対して画像データを比較的高速に書き込むことができるからである。
(3)CPU25は、外部記録装置12の残容量データに基づいて第3の判定を行う。具体的には、残容量が閾値以上の場合にはCPU25は外部記録装置12を記録先に適用できると判定する。一方、残容量が閾値未満の場合には、(a)画像データの解像度(画素数)が第1画素数よりも低く、(b)画像の圧縮率が第1圧縮率よりも高く、かつ(c)ノーマルモードまたは連写モードに設定されている、という全ての条件を満たす場合に、CPU25は外部記録装置12を記録先に適用できると判定する。上記の条件に合致する場合は画像データのデータ量が小さくなるため、外部記録装置12に所定枚数の画像を記録できるからである。なお、第3の判定の閾値は、例えば、数十MByte程度に設定される。
ステップ104:CPU25は、外部記録装置12を記録先に設定する旨を表示部21に表示する。
ステップ104a:CPU25は、撮影の設定状態が変更されたか否かを判定する。撮影の設定状態が変更された場合(YES側)にはS102に移行する。この場合には、CPU25が変更後の設定状態に基づいてS103で再判定を行うこととなる。一方、撮影の設定状態がそのままの場合(NO側)にはS105に移行する。
ステップ105:CPU25は、ユーザーによってレリーズ釦19が押圧されたか否かを判定する。レリーズ釦19が押圧された場合(YES側)にはS106に移行する。一方、レリーズ釦19の押圧がない場合(NO側)には、CPU25はレリーズ釦19の押圧を待機する。
ステップ106:CPU25は、撮像素子15を駆動させて被写体を撮影する。そして、画像処理部16は、S102の設定状態に対応する画像データを生成する。
ステップ107:CPU25は、画像データを外部記録装置12に送信する。このとき、CPU25は送信開始とともにタイムカウントを開始する。
一方、外部記録装置12のCPU34は、受信した画像データを記録部31(図1の例ではハードディスク)に書き込んで記録する。その後、外部記録装置12のCPU34は、記録終了を示す信号を通信制御部23に対して返信する。
ステップ108:CPU25は、記録終了を示す信号を受信したか否かを判定する。上記の信号を受信した場合(YES側)にはS111に移行する。このとき、CPU25はS107からのタイムカウントを終了する。一方、上記の信号を受信しない場合(NO側)にはS109に移行する。
ステップ109:CPU25は、外部記録装置12との接続解除が検出されたか否かを判定する。接続解除が検出された場合(YES側)には外部記録装置12を記録先に適用できないのでS114に移行する。一方、接続解除されていない場合(NO側)にはS110に移行する。なお、外部記録装置12との接続解除が検出される状況としては、通信ケーブル13が抜けた場合や外部記録装置12の電源がオフとなる場合などが挙げられる。
ステップ110:CPU25はS107の送信開始から所定時間経過したか(タイムアウトしたか)否かを判定する。タイムアウトした場合(YES側)には、外部記録装置12を記録先に適用できないのでS114に移行する。一方、タイムアウトしていない場合(NO側)にはS108に戻る。
ステップ111:CPU25は、撮影を継続するか否かを判定する。撮影を継続する場合(YES側)にはS112に移行する。一方、撮影を終了する場合(NO側)には、CPU25はそのまま処理を終了する。
ステップ112:CPU25は、S107からS108までのタイムカウントに基づいて、外部記録装置12による記録速度の実測値を取得する。また、CPU25は、外部記録装置12の現在の残容量のデータを取得する。このS112での残容量のデータは、外部記録装置12からCPU25が取得するようにしてもよい。あるいは、S101で取得した残容量と今回送信した画像データのデータ量(S107)とからCPU25が外部記録装置12の残容量を演算して求めてもよい。
ステップ113:CPU25は、S112で得られた性能データ(記録速度の実測値および現在の残容量)に基づいて、外部記録装置12に次回の画像データを記録できるか否かを判定する。次回の画像データを記録できる場合(YES側)にはS104aに戻って、CPU25は上記動作を繰り返す。一方、次回の画像データを記録できない場合(NO側)にはS116に移行する。
ステップ114:この場合には、CPU25は、外部記録装置12に画像データを記録できない旨(NG表示)を表示部21に表示する。
ステップ115:CPU25は、画像データの記録先を電子カメラ11の記録媒体26(またはメモリ17)に切り替える。そして、CPU25は、外部記録装置12に記録できなかった画像データを記録媒体26などに記録する。なお、撮影をさらに継続する場合、以後の画像データはすべて記録媒体26またはメモリ17に書き込まれることとなる。
ステップ116:この場合には、CPU25は、外部記録装置12に画像データを記録できない旨(NG表示)を表示部に表示する。
ステップ117:CPU25は、撮影の設定状態が変更されたか否かを判定する。撮影の設定状態が変更された場合(YES側)にはS102に移行する。この場合には、CPU25が変更後の設定状態に基づいてS103で再判定を行うこととなる。一方、撮影の設定状態がそのままの場合(NO側)にはS118に移行する。
ステップ118:CPU25は、ユーザーによってレリーズ釦19が押圧されたか否かを判定する。レリーズ釦19が押圧された場合(YES側)にはS119に移行する。一方、レリーズ釦19の押圧がない場合(NO側)には、CPU25はレリーズ釦19の押圧を待機する。
ステップ119:CPU25は、撮像素子15を駆動させて被写体を撮影する。そして、画像処理部16は、S102の設定状態に対応する画像データを生成する。そして、CPU25は、画像データを電子カメラ11の記録媒体26(またはメモリ17)に記録する。
ステップ120:CPU25は、撮影を継続するか否かを判定する。撮影を継続する場合(YES側)にはS117に移行する。一方、撮影を終了する場合(NO側)には、CPU25はそのまま処理を終了する。以上で第1実施形態の動作説明を終了する。
以下、第1実施形態の作用を説明する。第1実施形態では、性能データ(S101)および撮影の設定状態(S102)に基づいて、画像データの記録先として外部記録装置12を適用できるか否かが判定される(S103)。そして、外部記録装置12を記録先に適用できる場合には、撮影時に画像データが外部記録装置12に直接記録される(S107)。また、その後に外部記録装置12が記録先に適さないとされた場合には、電子カメラ11の記録媒体26などに記録先が切り替えられる(S115)。さらに、外部記録装置12が記録先に適さないと判定された場合にも、その後に撮影モード等の変更があった場合には再判定が行われる(S117、S103)。
したがって、第1実施形態では大容量の外部記録装置12を撮影時においても有効に活用できる。そして、画像データの記録先を適切に設定することによって、電子カメラ11の利便性が大幅に向上する。
(第2実施形態の説明)
図5は、第2実施形態における電子カメラ11の動作を説明する流れ図である。この第2実施形態では、撮影モードが動画モードに設定されることを前提とする。かかる第2実施形態では動画撮影時に大容量の外部記録装置12を有効に活用することで、より長時間の動画撮影を実現しうる。
ここで、以下の実施形態では、電子カメラ11および外部記録装置12の構成は第1実施形態と共通するので同一符号を付して重複説明を省略する。なお、図5のS201は図3のS101に対応するので重複説明を省略する。
ステップ202:CPU25は、ユーザーが操作部材20で設定した撮影の設定状態を認識する。S202では、CPU25は、動画モードでの解像度(画素数)の設定および画像データの圧縮率の設定を認識する。
ステップ203:CPU25は、ストレージ判定テーブルに基づいて、性能データ(S201)および撮影の設定状態(S202)に対応する判定情報を取得する。そして、CPU25は、上記の判定情報によって、画像データの記録先として外部記録装置12を適用できるか否かを判定する。外部記録装置12を記録先に適用できる場合(YES側)には、CPU25は外部記録装置12を記録先として設定し、S204に移行する。一方、外部記録装置12を記録先に適用できない場合(NO側)には、CPU25は記録媒体26(またはメモリ17)を記録先として設定し、S209に移行する。
ここで、S203での判定の内容を、図2のストレージ判定テーブルを参照しつつ説明する。CPU25は、以下の第1から第3の判定による判定結果の論理積を求める。そして、CPUは、第1から第3のすべての判定で適用可能となった場合のみ、最終的に外部記録装置を記録先に適用できると判定する。
(1)CPU25は、USBの規格情報に基づいて第1の判定を行う。具体的には、外部記録装置12がUSB2.0に対応している場合には、CPU25は外部記録装置12を記録先に適用できると判定する。この場合には、外部記録装置12に対して上記のHigh−Speedモードでの高速なデータ転送が可能となるからである。一方、外部記録装置12がUSB2.0に対応していない場合には、外部記録装置12を記録先に適用できないと判定する。
(2)CPU25は、外部記録装置12の種類に基づいて第2の判定を行う。なお、この判定の内容は、図3のS103で説明した第2の判定と共通するので重複説明を省略する。
(3)CPU25は、外部記録装置12の残容量データに基づいて第3の判定を行う。なお、この判定の内容は、図3のS103で説明した第3の判定と共通するので重複説明を省略する。
ステップ204:CPU25は、外部記録装置12を記録先に設定する旨を表示部21に表示する。
ステップ205:CPU25は、ユーザーによってレリーズ釦19が押圧されたか否かを判定する。レリーズ釦19が押圧された場合(YES側)にはS206に移行する。一方、レリーズ釦19の押圧がない場合(NO側)には、CPU25はレリーズ釦19の押圧を待機する。
ステップ206:CPU25は、撮像素子15を駆動させて動画撮影を開始する。画像処理部16は、S202での設定に基づいて動画像データを生成する。そして、CPU25は、動画像データを外部記録装置12に送信する。
一方、外部記録装置12のCPU34は、受信した動画像データを記録部31(図1の例ではハードディスク)に書き込んで記録する。このとき、外部記録装置12のCPU34は、記録部31の残容量を示す残容量データを電子カメラ11側に逐次送信する。
ステップ207:CPU25は、動画撮影を継続するか否かを判定する。ユーザーによってレリーズ釦19が再押圧されていない場合、CPU25は撮影を継続すると判断して(YES側)、S208に移行する。一方、ユーザーによってレリーズ釦19が再押圧された場合、CPU25は撮影を終了すると判断して(NO側)、動画撮影を終了する。
ステップ208:CPU25は、外部記録装置12の残容量が閾値以下となったか否かを判定する。残容量が閾値以下となった場合(YES側)にはCPU25は動画撮影を打ち切ってS208aに移行する。一方、残容量が閾値を上回る場合にはS207に戻って、CPU25は動画撮影を継続する。
ステップ208a:CPU25は、外部記録装置12の残容量が閾値以下となったため動画像データの記録を終了した旨(NG表示)を表示部21に表示して、処理を終了する。
ステップ209:この場合には、CPU25は、外部記録装置12に動画像データを記録できない旨(NG表示)を表示部21に表示する。
ステップ210:CPU25は、ユーザーによってレリーズ釦19が押圧されたか否かを判定する。レリーズ釦19が押圧された場合(YES側)にはS211に移行する。一方、レリーズ釦19の押圧がない場合(NO側)には、CPU25はレリーズ釦19の押圧を待機する。
ステップ211:CPU25は、撮像素子15を駆動させて動画撮影を開始する。画像処理部16は、S202での設定に基づいて動画像データを生成する。そして、CPU25は、動画像データを電子カメラ11の記録媒体26(またはメモリ17)に記録する。
ステップ212:CPU25は、動画撮影を継続するか否かを判定する。ユーザーによってレリーズ釦19が再押圧されていない場合、CPU25は撮影を継続すると判断して(YES側)、S213に移行する。一方、ユーザーによってレリーズ釦19が再押圧された場合、CPU25は撮影を終了すると判断して(NO側)、動画撮影を終了する。
ステップ213:CPU25は、記録媒体26等の残容量が閾値以下となったか否かを判定する。残容量が閾値以下となった場合(YES側)にはCPU25は動画撮影を打ち切ってS213aに移行する。一方、残容量が閾値を上回る場合にはS212に戻って、CPU25は動画撮影を継続する。
ステップ213a:CPU25は、記録媒体26(またはメモリ17)の残容量が閾値以下となったため動画像データの記録を終了した旨(NG表示)を表示部21に表示して、処理を終了する。以上で第2実施形態の動作説明を終了する。
(第3実施形態の説明)
図6および図7は、第3実施形態における電子カメラ11の動作を説明する流れ図である。この第3実施形態では、テストデータによって外部記録装置12の性能データを取得する点で第1実施形態と相違する。かかる第3実施形態によっても第1実施形態とほぼ共通の作用を得ることができる。
ここで、第3実施形態では、撮影モードがノーマルモードまたは連写モードに設定されることを前提とする。なお、図6、図7のS316からS322は、図3、図4のS114からS120までにそれぞれ対応するので重複説明を省略する。
ステップ301:ユーザーは電子カメラ11に外部記録装置12を接続する。電子カメラ11のCPU25は、通信制御部23を介して外部記録装置12との接続を検出すると、外部記録装置12への書き込みテストを開始する。具体的には、CPU25は外部記録装置12に対してテストデータを送信するとともにタイムカウントを開始する。なお、S301のテストデータには、例えば1MByte程度の画像データが用いられる。
ステップ302:CPU25は、外部記録装置12からテストデータの記録終了を示す信号を受信したか否かを判定する。上記の信号を受信した場合(YES側)にはS304に移行する。このとき、CPU25はS301からのタイムカウントを終了する。一方、上記の信号を受信しない場合(NO側)にはS303に移行する。
ステップ303:CPU25は、テストデータの送信から所定時間経過したか(タイムアウトしたか)否かを判定する。タイムアウトした場合(YES側)には、外部記録装置12を記録先に適用できないのでS316に移行する。一方、タイムアウトしていない場合(NO側)にはS302に戻る。
ステップ304:CPU25は、S301からS302までのタイムカウントに基づいて、外部記録装置12による記録速度の実測値を取得する。また、CPU25は、外部記録装置12の残容量のデータを外部記録装置12から取得する。
ステップ305:CPU25は、ユーザーが操作部材20で設定した撮影の設定状態を認識する。なお、このS305は図3のS102に対応するので重複説明は省略する。
ステップ306:CPU25は、ストレージ判定テーブルに基づいて、性能データ(S304)および撮影の設定状態(S305)に対応する判定情報を取得する。そして、CPU25は、上記の判定情報によって、画像データの記録先として外部記録装置12を適用できるか否かを判定する。外部記録装置12を記録先に適用できる場合(YES側)には、CPU25は外部記録装置12を記録先として設定し、S307に移行する。一方、外部記録装置12を記録先に適用できない場合(NO側)には、CPU25は記録媒体26(またはメモリ17)を記録先として設定し、S318に移行する。
ここで、S306での判定の内容を、図2のストレージ判定テーブルを参照しつつ説明する。CPU25は、以下の第1の判定および第2の判定による判定結果の論理積を求める。そして、CPU25は、第1および第2の判定で適用可能となった場合のみ、最終的に外部記録装置12を記録先に適用できると判定する。
(1)CPU25は、記録速度の実測値(S304)と撮影の設定状態(S305)とに基づいて第1の判定を行う。例えば、外部記録装置12の記録速度が2MByte/sec以上であれば、CPU25は、動画モードも含めて外部記録装置12を記録先に適用できると判定する。また、外部記録装置12の記録速度が1MByte/sec以上2MByte/sec未満であれば、ノーマルモードで通常画像データを撮影する場合のみ、CPU25は外部記録装置12を記録先に適用できると判定する。そして、外部記録装置12の記録速度が0.5MByte/sec以上1MByte/sec未満であれば、ノーマルモードで通常画像データを撮影する場合において、データの解像度(画素数)が第1画素数よりも低く、画像の圧縮率が第1圧縮率よりも高いという条件下(すなわち、1フレームのデータ量が500kByte程度までに収まる状態)でのみ、CPU25は外部記録装置12を記録先に適用できると判定する。
(2)CPU25は、外部記録装置12の残容量データに基づいて第2の判定を行う。なお、この判定の内容は、図3のS103で説明した第3の判定と共通するので重複説明を省略する。
ステップ307:CPU25は、外部記録装置12を記録先に設定する旨を表示部21に表示する。
ステップ307a:CPU25は、撮影の設定状態が変更されたか否かを判定する。撮影の設定状態が変更された場合(YES側)にはS305に移行する。この場合には、CPU25が変更後の設定状態に基づいてS306で再判定を行うこととなる。一方、撮影の設定状態がそのままの場合(NO側)にはS308に移行する。
ステップ308:CPU25は、ユーザーによってレリーズ釦19が押圧されたか否かを判定する。レリーズ釦19が押圧された場合(YES側)にはS309に移行する。一方、レリーズ釦19の押圧がない場合(NO側)には、CPU25はレリーズ釦19の押圧を待機する。
ステップ309:CPU25は、撮像素子15を駆動させて被写体を撮影する。そして、画像処理部16は、S305の設定状態に対応する画像データを生成する。
ステップ310:CPU25は、画像データを外部記録装置12に送信する。このS310は図3のS107にほぼ対応するので重複説明は省略する。なお、第3実施形態では記録速度の実測値を既に取得しているので、CPU25はこの工程でタイムカウントを行う必要はない。
ステップ311:CPU25は、記録終了を示す信号を受信したか否かを判定する。上記の信号を受信した場合(YES側)にはS313に移行する。一方、上記の信号を受信しない場合(NO側)にはS312に移行する。
ステップ312:CPU25は、外部記録装置12との接続解除が検出されたか否かを判定する。接続解除が検出された場合(YES側)には外部記録装置12を記録先に適用できないのでS316に移行する。一方、接続解除されていない場合(NO側)にはS311に戻る。
ステップ313:CPU25は、撮影を継続するか否かを判定する。撮影を継続する場合(YES側)にはS314に移行する。一方、撮影を終了する場合(NO側)には、CPU25はそのまま処理を終了する。
ステップ314:CPU25は、外部記録装置12の現在の残容量のデータを取得する。なお、この残容量データの取得動作の説明は図3のS111に対応するので重複説明は省略する。
ステップ315:CPU25は、S314での現在の残容量に基づいて、外部記録装置12に次回の画像データを記録できるか否かを判定する。次回の画像データを記録できる場合(YES側)にはS308に戻って、CPU25は上記動作を繰り返す。一方、次回の画像データを記録できない場合(NO側)にはS318に移行する。
(第4実施形態の説明)
図8は、第4実施形態における電子カメラ11の動作を説明する流れ図である。この第4実施形態は第3実施形態の変形例であって、電子カメラ11の記録媒体26などを優先的に使用する点に相違がある。なお、図8のS401、S402は、図6のS301、S302にそれぞれ対応するので重複説明を省略する。
ステップ403:CPU25は、テストデータの送信から所定時間経過したか(タイムアウトしたか)否かを判定する。タイムアウトした場合(YES側)には、外部記録装置12を記録先に適用できないのでS408に移行する。一方、タイムアウトしていない場合(NO側)にはS402に戻る。
ステップ404:CPU25は、S401からS402までのタイムカウントに基づいて、外部記録装置12による記録速度の実測値を取得する。また、CPU25は、外部記録装置12の残容量のデータを外部記録装置12から取得する。
ステップ405:CPU25は、ユーザーが操作部材20で設定した撮影の設定状態を認識する。なお、このS405も図3のS102に対応するので重複説明は省略する。
ステップ406:CPU25は、ストレージ判定テーブルに基づいて、性能データ(S404)および撮影の設定状態(S405)に対応する判定情報を取得する。そして、CPU25は、上記の判定情報によって、画像データの記録先として外部記録装置12を適用できるか否かを判定する。外部記録装置12を記録先に適用できる場合(YES側)にはS407に移行する。一方、外部記録装置12を記録先に適用できない場合(NO側)にはS408に移行する。なお、S406の判定の内容はS306と共通であるので重複説明は省略する。
ステップ407:CPU25は、外部記録装置12を記録先に設定できる旨の確認情報をメモリ17に記録する。その後、S409に移行する。
ステップ408:CPU25は、ユーザーによってレリーズ釦19が押圧されたか否かを判定する。レリーズ釦19が押圧された場合(YES側)にはS409に移行する。一方、レリーズ釦19の押圧がない場合(NO側)には、CPU25はレリーズ釦19の押圧を待機する。
ステップ409:CPU25は、撮像素子15を駆動させて被写体を撮影する。画像処理部16は、S405の設定状態に対応する画像データを生成する。そして、CPU25は、上記の画像データを電子カメラ11の記録媒体26(またはメモリ17)に記録する。
ステップ410:CPU25は、撮影を継続するか否かを判定する。撮影を継続する場合(YES側)にはS411に移行する。一方、撮影を終了する場合(NO側)には、CPU25はそのまま処理を終了する。
ステップ411:CPU25は、記録媒体26等の残容量が閾値以下となったか否かを判定する。残容量が閾値以下となった場合(YES側)にはS412に移行する。一方、残容量が閾値を上回る場合にはS408に戻って、CPU25は上記動作を繰り返す。
ステップ412:CPU25は、確認情報(S407)がメモリ17に記録されているか否かを判定する。上記条件を満たす場合(YES側)にはCPU25は外部記録装置12を記録先として設定し、S413に移行する。一方、上記条件を満たさない場合(NO側)には、画像データをこれ以上記録できないので、S412aへ移行する。
ステップ412a:CPU25は、記録媒体26(またはメモリ17)の残容量が閾値以下となったため画像データの記録を終了した旨(NG表示)を表示部21に表示して、処理を終了する。
ステップ413:この場合には、CPU25は、画像データの記録先を外部記録装置12に変更する旨を表示部21に表示する。
ステップ414:CPU25は、画像データの記録先を外部記録装置12に切り替える。そして、CPU25は、以後の撮影で生成される画像データを外部記録装置12に記録する。以上で第4実施形態の動作説明を終了する。
(実施形態の補足事項)
以上、本発明を上記の実施形態によって説明してきたが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような形態であってもよい。
本発明では、電子カメラ11と外部記録装置12とのデータ通信はUSBによる通信に限定されることなく、他の公知の通信手段であってもよい。例えば、IEEE1394の規定に準拠したシリアル通信や、IEEE802.11の規定に準拠した無線通信や、Bluetooth(登録商標)による無線通信などでデータ通信を行うものであってもよい。
第1実施形態の電子カメラシステムの構成を示す概要図 ストレージ判定テーブルの構成の一例を模式的に示す図 第1実施形態における電子カメラの動作を説明する流れ図 第1実施形態における電子カメラの動作を説明する流れ図 第2実施形態における電子カメラの動作を説明する流れ図 第3実施形態における電子カメラの動作を説明する流れ図 第3実施形態における電子カメラの動作を説明する流れ図 第4実施形態における電子カメラの動作を説明する流れ図
符号の説明
11…電子カメラ、12…外部記録装置、15…撮像素子、16…画像処理部、17…メモリ、18…記録I/F、20…操作部材、22…通信I/F、23…通信制御部、24…ROM、25…CPU、26…記録媒体

Claims (12)

  1. 被写体からの光束を光電変換して画像データを生成する撮像部と、
    カメラ内部に配置される記録手段に対して前記画像データを書き込むデータ書込部と、
    前記画像データを記録可能な外部記録装置との通信を行う通信部と、
    前記外部記録装置の性能を示す性能データを取得する性能データ取得部と、
    前記画像データの記録先として前記外部記録装置を適用できるか否かを前記性能データに基づいて判定する制御部と、
    を備えることを特徴とする電子カメラ。
  2. 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
    前記性能データは前記外部記録装置によるデータの記録速度に関する情報を含み、
    前記制御部は、前記外部記録装置によるデータの記録速度に基づいて前記判定を行うことを特徴とする電子カメラ。
  3. 請求項2に記載の電子カメラにおいて、
    前記性能データは前記通信部と前記外部記録装置との通信速度の情報を含み、
    前記制御部は、前記通信部と前記外部記録装置との通信速度に基づいて前記判定を行うことを特徴とする電子カメラ。
  4. 請求項2に記載の電子カメラにおいて、
    前記性能データは前記外部記録装置の種類の情報を含み、
    前記制御部は、前記外部記録装置の種類に基づいて前記判定を行うことを特徴とする電子カメラ。
  5. 請求項2に記載の電子カメラにおいて、
    前記性能データ取得部は、前記外部記録装置にテストデータを送信し、前記テストデータに対する前記外部記録装置からの返信結果より得られた実測値に基づいて前記記録速度に関する情報を取得することを特徴とする電子カメラ。
  6. 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
    前記性能データは前記外部記録装置の記録容量の残量を示す第1残容量データを含み、
    前記制御部は、前記第1残容量データに基づいて前記判定を行うことを特徴とする電子カメラ。
  7. 請求項6に記載の電子カメラにおいて、
    前記制御部は、前記判定において前記外部記録装置が適用不能とされた場合に、前記画像データの記録先を前記記録手段に変更することを特徴とする電子カメラ。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の電子カメラにおいて、
    撮影の設定に関するユーザーの入力を受け付ける操作部をさらに備え、
    前記制御部は、前記操作部によって変更される撮影の設定状態に基づいて前記判定を行うことを特徴とする電子カメラ。
  9. 請求項8に記載の電子カメラにおいて、
    前記制御部は、前記画像データが閾値未満のデータ量で生成される第1設定状態では前記外部記録装置を記録先に適用可能と判定するとともに、前記画像データのデータ量が前記第1設定状態よりも大きくなりうる第2設定状態では前記外部記録装置を記録先に適用不能と判定することを特徴とする電子カメラ。
  10. 請求項8に記載の電子カメラにおいて、
    前記制御部は、連写撮影を実行する第3設定状態への変更操作を前記操作部から検出した場合に前記判定を行うことを特徴とする電子カメラ。
  11. 請求項8に記載の電子カメラにおいて、
    前記制御部は、動画撮影を実行する第4設定状態への変更操作を前記操作部から検出した場合に前記判定を行うことを特徴とする電子カメラ。
  12. 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
    前記データ書込部は、前記記録手段の記録容量の残量を示す第2残容量データを取得し、
    前記制御部は、前記第2残容量データによる前記残量の値が閾値未満となった場合に前記判定を行うことを特徴とする電子カメラ。

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