JP2007157423A - 電源装置 - Google Patents

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茂 村田
Takashi Fujino
隆史 藤野
Shingo Ichikawa
晋吾 市川
Hisao Hirata
久生 平田
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Abstract

【課題】断線や短絡などの異常を正確に検出し、高出力LEDの総順方向電圧が電源電圧を超過したことによるLEDの不点灯を防止することができる電源装置を提供する。
【解決手段】電圧検出回路5でLED群6の総順方向電圧を、電流検出回路7でLED群6の順方向電流を検出し、これらを比較回路9において基準電圧値と比較することにより、LED群6の異常を検出し、異常通知信号を出力することで、スイッチ2をオフし、外部通知回路10により外部に異常を通知する構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は電源装置に関し、特に高出力の発光ダイオード(以下、高出力LED(Light Emitting Diode)とする)の異常状態をLED1個単位で検出する昇圧(降圧/昇降圧)DC−DCコンバータの電源装置である。詳しくは各種基準電圧値を任意に定め、それらと高出力LEDの順方向電圧及び順方向電流をつきあわせ比較することで、高出力LEDの異常状態を検出する電源装置に関するものである。
近年、高出力LEDは、発光効率の向上と製造費用の低下により、表示装置をはじめ携帯機器、車載用等に用いられるようになってきた。特に、従来のフィラメント電球に比べると、高出力LEDは衝撃や震動に強く、また低質量で小型であることが限られたスペースに用いることに向いているため、車載用としての利用がますます増加している。
このような機器において、LEDは複数個用いられ、並列や直列に接続され使用される。これらの接続方法にはそれぞれ長所、短所がある。例えば、LEDを直列に接続すると各LEDの明るさは均一にできるものの、駆動電圧が高くなる。一方、LEDを並列に接続すると低い電圧で駆動できるようになるが、各LEDの明るさにばらつきが生じやすくなる。また、どちらの接続方法にせよ、複数のLEDを用いるため、各LED間での断線や、LEDの劣化等をもたらす短絡等の異常を監視する必要がある。
複数のLEDを低電圧で均一の明るさに駆動し、異常を検知するためにさまざまな提案がなされている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5参照)。
ここで、従来の高出力LED駆動装置について図7を用いて説明する。
1aは電源であり、2aはスイッチ(以下、SW2aとする)である。3aは電源1から供給された電圧を、駆動する負荷の総順方向電圧より高い電圧まで昇圧(降圧)するための昇圧(降圧/昇降圧)DC−DCコンバータである。6aはこの回路の負荷である複数のLEDからなるLED群であり、ここでは均一な明るさを実現するために、直列接続されているものとする。LED群6aは高出力のLEDからなり、各LEDにおいて順方向電流は数100mAから数A程度、また順方向電圧は数Vから数十V程度である。
7aは定電流回路であり、LED群6aを安定して発光させるために、LEDの順方向電流を一定に維持する役割を果たす。また、昇圧(昇圧/昇降圧)DC−DCコンバータ3a(以下、単に昇降圧回路3aとする)からの出力電圧(以下、単に電源電圧とする)と、LED群6aの総順方向電圧との差分の電圧は、この定電流回路7aにかかり、ここで消費される電力は全て損失となる(以下、損失電力とする)。LED群6aは高出力のLEDであり、順方向電流が大きいため、定電流回路7aでの損失電力は大きくなる。
11aは電圧検知回路であり、定電流回路7aに流れる電流を電流センス抵抗で電圧に変換し、基準電圧値と比較するための回路である。ここで、LED群6aでの断線が生じた場合は、定電流回路7aを流れる電流はゼロとなり、検知される電圧がGNDレベルになるため、基準電圧値より低くなる。このとき、電圧検知回路11aは断線検出信号を出力する。
特開2005−116199号公報 特開2005−51114号公報 特開2005−11895号公報 実用新案登録第3105302号公報 特開平8−75811号公報
しかしながら、図7に示した従来例の高出力LED駆動装置においては、LED群6aの順方向電流のみを検出しているため、例えばLED群6a中で短絡が起こった場合、この異常を検出することができない。
また、以下のような誤検出をするおそれもある。
通常、LED群6aの総順方向電圧と電源電圧の電圧差が大きいとき、定電流回路4aでの損失電力がさらに大きくなるため、LED群6aの総順方向電圧と電源電圧の電位差は小さくなるように設定される。しかし、高出力LEDの順方向電圧は個体差が大きく、例えば順方向電圧が高い高出力LEDばかり揃ってしまうことで、LED群6aの総順方向電圧値が、昇降圧回路3aの限界電圧値を超えてしまうことがある。この場合、高出力LEDの駆動に必要な電流供給が行われずLED群6aは不点灯となり、LED群6aおよび回路は正常であるにも関わらず、電圧検知回路11aは断線検出信号を出力してしまう。
本発明は、以上の点に着目して成されたもので断線や短絡などの異常を正確に検出し、高出力LEDの総順方向電圧が電源電圧を超過したことによるLEDの不点灯を防止することができる電源装置を提供することを目的とする。
この発明は下記の構成を備えることにより上記課題を解決できるものである。
(1)回路に接続された負荷を駆動する電源と、前記電源からの電力供給のオン/オフを切り替えるスイッチと、前記電源からの電圧を前記負荷の駆動に必要な電圧に昇降圧する昇降圧回路と、前記負荷に対して一定の電流を供給する定電流回路と、前記負荷と前記定電流回路とにかかる電圧を検出する電圧検出回路とを有する電源装置において、前記定電流回路は、前記負荷を流れる電流を検出することができ、前記定電流回路で検出した電流と前記電圧検出回路で検出した電圧とを基に回路の動作を切り替える切替回路と、前記定電流回路で検出した電流および前記電圧検出回路で検出した電圧を1以上の基準値と比較することにより判断し、異常通知信号を出力する比較回路と、前記比較回路の判断結果を外部に通知する外部通知回路とを有することを特徴とする電源装置。
(2)前記(1)に記載の電源装置において、前記切替回路は、回路の動作を定電流制御動作または定電圧制御動作に自動で切り替えることを特徴とする電源装置。
(3)前記(1)に記載の電源装置において、前記切替回路は、2つのダイオードを有することを特徴とする電源装置。
(4)前記(1)に記載の電源装置において、前記比較回路は、1以上のコンパレータと、1以上の論理積回路と、1以上の論理和回路とを有することを特徴とする電源装置。
(5)前記(1)に記載の電源装置において、前記基準値は、任意に設定できることを特徴とする電源装置。
(6)前記(1)に記載の電源装置において、前記スイッチは、前記異常通知信号を入力することによりオン/オフを切り替えることを特徴とする電源装置。
(7)前記(1)に記載の電源装置において、前記スイッチは、電界効果トランジスタを有することを特徴とする電源装置。
(8)前記(1)に記載の電源装置において、前記外部通知回路は、トランジスタを有することを特徴とする電源装置。
(9)前記(1)から(8)のいずれかに記載の電源装置において、前記負荷は、複数の高出力の発光ダイオードであることを特徴とする電源装置。
(10)前記(9)に記載の電源装置において、前記複数の高出力の発光ダイオードは、直列接続であることを特徴とする電源装置。
本発明によれば、LEDの順方向電圧と順方向電流を同時に検出しているため、断線や短絡を正確に検出し、外部に異常通知信号を出力することが可能である。また、LED群の総順方向電圧が電源電圧を超過した場合でも、規定の電流値以下にならなければ定電圧駆動になり、高出力のLED群を不点灯にすることがなく、誤って断線と判断してしまうことを防止できる。また、基準電圧値は任意に設定でき、異常と判断した場合には外部通知信号を出力できる。外部通知信号は、スイッチに出力することにより、自動でシャットダウンすることが可能である。
また、LED群の接続時は定電流制御動作となり、LED群の未接続時は定電圧制御動作に自動的に切り替わる。
さらに、各種LEDの総順方向電圧の設定および順方向電流の設定が外部抵抗値変更により設定可能なため、さまざまな条件設定が可能となり、どのようなLEDにも適応することが可能となる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
本実施例の電源装置を、図1から図6を用いて説明する。
図1は本実施例の電源装置の構成を示す全体ブロック図である。
1は電源であり、2はスイッチ(以下、単にSW2とする)である。電源1は、本実施例の電源装置を車載用として使用する場合はバッテリーである。3は電源1から供給された電圧を、駆動する負荷の総順方向電圧より高い電圧まで昇圧(降圧)するための昇圧(降圧/昇降圧)DC−DCコンバータである。
なお、昇圧(降圧/昇降圧)DC−DCコンバータ3を以下単に昇降圧回路3とする。また、昇降圧回路3により昇圧(降圧)された電圧により負荷が駆動されるので、以降昇降圧回路3からの出力電圧を電源電圧とする。
4は切替回路、5は電圧検出回路、6は負荷としての複数の高出力LEDからなるLED群である。ここで、切替回路4は、LED群6が接続されている場合は、定電流制御動作が優先されるように回路を切り替え、LED群6が接続されていない場合は、定電圧制御動作が優先されるように回路を切り替える。切替回路4については詳しく後述する。
電圧検出回路5は、昇降圧回路3からの出力電圧を検出するための回路である。また、LED群6は、ここでは均一な明るさを実現するために、直列接続されているものとする。LED群6aは高出力のもので、各LEDにおいて順方向電流は数100mAから数A程度、また順方向電圧は数Vから数十V程度である。
7は定電流回路であり、LED群6の順方向電流を一定に維持する。また、本実施例における定電流回路7は、LED群6の順方向電流を検出する役割も担う。このため、以降定電流回路7を電流検出回路7とする。
8はアンプである。電流検出回路7に流れるLED群6の順方向電流は、電流センス抵抗により電圧に変換される。この電圧を電流検出回路7の検出電圧とすると、アンプ8は電流検出回路7の検出電圧を増幅する。
9は比較回路であり、10は外部通知回路である。比較回路9では、電圧検出回路5で検出した電圧(以下、電圧検出回路5の検出電圧とする)と電流検出回路7の検出電圧とを、それぞれ基準電圧値(請求項の基準値に相当)と比較することにより、LED群6が正常か異常かを判断する。すなわち、本実施例の電源装置においては、LED群6の総順方向電圧と順方向電流との双方を監視することになる。この判断の結果、比較回路9は、正常であれば信号を出力せず、異常であれば異常であることを通知する信号(以下、異常通知信号とする)を出力する。この異常通知信号を用いて、SW2を切り、電源1から昇降圧回路3への電力の供給をストップし、後段の回路を保護する。
また、比較回路9から出力された異常通知信号は外部通知回路10に入力され、これにより外部に異常が発生したことを通知する。比較回路9、SW2、外部通知回路10については詳しく後述する。
ここで、切替回路4の構成と動作を説明する。
図2は切替回路4の構成を示す詳細回路図である。
切替回路4は2つのダイオードD1、D2から構成される。切替回路4には、電流検出回路7の検出電圧と、電圧検出回路5の検出電圧が入力される。また、切替回路4から昇降圧回路3へはいずれかの検出電圧が入力され、その検出電圧を基にフィードバックがかかり、昇降圧回路3は電圧を昇圧あるいは降圧させる。
ここで、昇降圧回路3に用いられる制御ICにおいて、フィードバック(以下、単にFBとする)端子の基準電圧は通常数Vである。しかし、電流検出回路7での損失電力を極力小さく抑えるために電流センス抵抗を小さくしているために、電流検出回路7の検出電圧は微弱電圧となる。このため、アンプ8にて電流検出回路7の検出電圧を増幅する。
次に切替回路4の動作を説明する。
本実施例の電源装置にLED群6が接続され、LED群6が正常に動作している場合は、電源電圧は昇降圧回路3の限界電圧値まで上がらないため、電流検出回路7の検出電圧が優先され、昇降圧回路3のFB端子には電流検出回路7の検出電圧が入力される。このとき、昇降圧回路3は定電流回路7の検出電圧を基に電源電圧を調整する。すなわち昇降圧回路3による電源電圧の調整は、LED群6の順方向電流に応じたもの、つまり定電流制御動作となる。
一方、LED群6が接続されていない場合は、電流検出回路7からの検出電圧はゼロとなる。このとき、昇降圧回路3は電圧検出回路5の検出電圧を基に、電源電圧を基準電圧値にするよう調整する。すなわち、昇降圧回路3による電源電圧の調整は、定電圧制御動作となり、電源電圧は一定になる。
次に比較回路9の構成と動作を説明する。
図3は比較回路9の構成を示す詳細回路図である。
比較回路9は4つのコンパレータ OP1、OP2、OP3、OP4を用いて、2つの検出電圧と複数の基準電圧値とを比較することにより、回路の状態の場合分けを行う。
以下、LED群6で断線が起きた場合と、短絡が起きた場合を例にとり、動作説明をする。
まず、LED群6で断線が起きた場合を説明する。前述のとおり正常に動作している回路は、切替回路4により定電流制御動作となっている。ここでLED群6中1個でも断線が起きると、断線により電流検出回路7の検出電圧はゼロとなり基準電圧値(これをVref_1とする)以下となる。一方、電流検出回路7の検出電圧がゼロとなった結果、切替回路4により定電圧制御動作へ切り替わり、やがて基準電圧値(これをVref_2とする)以上となる。この条件を判断するために、次のように回路上に実装する。
まずコンパレータ OP1の基準電圧値をVref_1とする。コンパレータ OP1は、LED群6に流れる電流が基準電流値以下すなわち基準電圧値Vref_1以下であれば、コンパレータ OP1からの出力を“H”とする。
同様に、コンパレータ OP2の基準電圧値をVref_2とする。コンパレータ OP2は、電圧検出回路5の検出電圧が基準電圧値Vref_2以上であれば、コンパレータ OP2の出力を“H”とする。
次にAND回路(論理積回路) AND1にてコンパレータ OP1とコンパレータ OP2の論理積をとる。ここで、AND回路 AND1の出力が“H”となるのは、コンパレータ OP1、コンパレータ OP2ともに“H”を出力したときである。このとき、異常通知信号を出力するようにする。すなわち、LED群6に流れる電流が基準電流値以下であり、かつ電圧検出回路5の出力電圧が基準電圧値Vref_2以上の場合、比較回路3は異常通知信号を出力する。
なお、図4(a)に断線の場合の各信号の部分波形を示す。
以上のように実装することで、断線か、あるいはLED群6の総順方向電圧が基準電圧値を超えただけなのかを正確に判断することができる。そして、後者の場合でもLED群6を流れる電流がLEDの規格の電流値以下でなければLED群6を駆動し、LED群6の不点灯を防止することができる。
次に短絡が起きた場合を説明する。LED群6に必要以上の電流が流れるとき、電流検出回路7の検出電圧は基準電圧値(これをVref_4とする)以上になるが、昇降圧回路3は定電流制御動作となっており、電圧検出回路5の検出電圧は基準電圧値(これをVref_3とする)以下である。この条件を判断するために、次のように回路上に実装する。
まず、コンパレータ OP3の基準電圧値をVref_3とする。コンパレータ OP3は、電圧検出回路5の検出電圧が基準電圧値Vref_3以下であれば、コンパレータ OP3の出力を“H”とする。
同様に、コンパレータ OP4の基準電圧値をVref_4とする。コンパレータ OP4は、LED群6に流れる電流が基準値以上すなわち基準電圧値Vref_4以上であれば、コンパレータ OP4の出力を“H”とする。
ここでAND回路 AND2にて、コンパレータ OP3とコンパレータ OP4の論理積をとる。このとき、AND回路 AND2の出力が“H”となるのは、電圧検出回路5の出力電圧が基準電圧値Vref_3以下で、かつ高出力のLED群6に流れる電流が基準電流値以上の場合であり、このとき比較回路3は異常通知信号を出力する。
なお、図4(b)に短絡の場合の各信号の部分波形を示す。
これにより、短絡の検出が可能になり、LED群6に対して過電流保護が可能になる。
さらにAND回路 AND1とAND回路 AND2の論理和をOR回路(論理和回路) OR1にてとれば、上記条件に当てはまった場合全てにおいて、異常を検出することができ、異常通知信号を出力することができる。
以上のように、比較回路9では電圧検出回路5の検出電圧および電流検出回路7の検出電圧と、複数の基準電圧値とを比較することにより、異常状態にある条件を抽出し、異常通知信号を出力することができる。また、例えば高出力LEDの過度の順方向電圧降下や、半導体特性の喪失による微小抵抗特性化に陥った場合等、適切な基準電圧値を設定することにより、これらの異常も検出可能となる。
次にSW2について説明する。
図5は異常通知信号を利用したシャットダウン回路図である。
比較回路9からの異常通知信号は、SW2に出力される。SW2には、例えば電界効果トランジスタ(以下、FETとする)を用い、異常通知信号が入力された場合にFETをオフにしてSW2を切ることができる。このように、異常通知信号の入力があったときにSW2をオフにすることで、異常発生時に昇降圧回路3を切り離すことができ、後段の回路を保護することができる。
次に外部通知回路について説明する。
図6は異常通知信号を外部に通知するための外部通知回路図である。
比較回路9からの異常通知信号は、外部通知回路10にも入力される。図6のように、例えば外部通知回路にトランジスタを用い、オープンコレクタによって外部に異常を通知する。
なお、電流検出回路7の電流センス抵抗を増幅する箇所に例えばポテンショメータ等を用い、外部からシリアルデータ等でLED群6の順方向電流を変更できるようにしてもよい。これにより、外部から総順方向電圧や順方向電流の設定が可能となり、どのようなLEDに対しても本実施例の電源装置を適用することができる。
前照灯をはじめとした車載用LEDランプ各種、LED照明器具や各種LED使用製品等の駆動制御に利用可能である。
本実施例の電源装置の構成を示す全体ブロック図 切替回路4の構成を示す詳細回路図 比較回路9の構成を示す詳細回路図 (a)は断線の場合の各信号の部分波形図、(b)は短絡の場合の各信号の部分波形図 異常通知信号を利用したシャットダウン回路図 異常通知信号を外部に通知するための外部通知回路図 従来例の高出力LED駆動装置の構成を示す全体ブロック図
符号の説明
1 電源(バッテリー)
2 スイッチ
3 昇圧(昇圧/昇降圧)DC−DCコンバータ(昇降圧回路)
4 切替回路
5 電圧検出回路
6 LED群(負荷に相当)
7 定電流回路(電流検出回路)
8 アンプ
9 比較回路
10 外部通知回路

Claims (10)

  1. 回路に接続された負荷を駆動する電源と、前記電源からの電力供給のオン/オフを切り替えるスイッチと、前記電源からの電圧を前記負荷の駆動に必要な電圧に昇降圧する昇降圧回路と、前記負荷に対して一定の電流を供給する定電流回路と、前記負荷と前記定電流回路とにかかる電圧を検出する電圧検出回路とを有する電源装置において、
    前記定電流回路は、前記負荷を流れる電流を検出することができ、
    前記定電流回路で検出した電流と前記電圧検出回路で検出した電圧とを基に回路の動作を切り替える切替回路と、
    前記定電流回路で検出した電流および前記電圧検出回路で検出した電圧を1以上の基準値と比較することにより判断し、異常通知信号を出力する比較回路と、
    前記比較回路の判断結果を外部に通知する外部通知回路と、
    を有することを特徴とする電源装置。
  2. 請求項1に記載の電源装置において、
    前記切替回路は、回路の動作を定電流制御動作または定電圧制御動作に自動で切り替えることを特徴とする電源装置。
  3. 請求項1に記載の電源装置において、
    前記切替回路は、2つのダイオードを有することを特徴とする電源装置。
  4. 請求項1に記載の電源装置において、
    前記比較回路は、1以上のコンパレータと、1以上の論理積回路と、1以上の論理和回路とを有することを特徴とする電源装置。
  5. 請求項1に記載の電源装置において、
    前記基準値は、任意に設定できることを特徴とする電源装置。
  6. 請求項1に記載の電源装置において、
    前記スイッチは、前記異常通知信号を入力することによりオン/オフを切り替えることを特徴とする電源装置。
  7. 請求項1に記載の電源装置において、
    前記スイッチは、電界効果トランジスタを有することを特徴とする電源装置。
  8. 請求項1に記載の電源装置において、
    前記外部通知回路は、トランジスタを有することを特徴とする電源装置。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の電源装置において、
    前記負荷は、複数の高出力の発光ダイオードであることを特徴とする電源装置。
  10. 請求項9に記載の電源装置において、
    前記複数の高出力の発光ダイオードは、直列接続であることを特徴とする電源装置。
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