JP2013004370A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源ユニットに供給する負荷電流を精度良く調整することができる照明装置を提供する。
【解決手段】光源ユニット50は、直列接続された複数のLED51、複数のLED51に並列に接続された抵抗52を有する。電源部10は、光源ユニット50へ所定の電圧及び負荷電流を出力する。出力電圧制限部20は、マイクロコンピュータ40の制御のもと、電源部10の出力電圧V1が所定の電圧よりも低くなるように電源部10を制御する。マイクロコンピュータ40は、電源部10から出力電圧V1が出力されているときに、抵抗52と抵抗61との接続箇所の電圧を検出するとともに、検出した電圧に応じた負荷電流を決定し、決定した負荷電流を出力電流制限部30へ通知する。出力電流制限部30は、決定された負荷電流が電源部10から出力されるように電源部10を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光源ユニットを備える照明装置に関する。
近年、LED(発光ダイオード)を光源とする照明装置が様々な用途向けに開発されており、白熱電球や蛍光灯等の従来の光源を用いた照明装置に対する置換えが行われつつある。LEDは、一般的に所定の電流を流すことにより所要の明るさを得ることができることから、従来の照明装置では、LEDを駆動するのに定電流回路が用いられている。
しかし、LEDを長時間使用した場合には、LEDの輝度が低下するため、LEDを交換しなければならない場合も起こり得る。そこで、光源部のLEDと並列に抵抗素子を接続し、当該抵抗素子に光源部を識別する識別情報を設定するようにして、LEDの特性に応じた電流をLEDに流すことができるLED点灯装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開2010−205453号公報
しかしながら、従来の照明装置では、LEDに供給する電流は定電流回路により固定されているので、例えば、光源ユニットを交換した場合に、交換後のLEDの発光効率が改善されているときには、同じ電流を供給した場合、LEDの明るさが交換前よりも明るくなる。このため、LEDの明るさを従前と同程度にするためには、直列接続されたLEDの数を変更すること、すなわちLEDが実装された基板を変更する必要があったが、基板を交換したとしても、LEDに供給する電流を微調整することは困難であった。
また、特許文献1のLED点灯装置では、LEDに並列接続された抵抗素子に生じる電圧を検出してLEDの特性を識別している。しかし、LED個々の順方向電圧のばらつき、あるいは周囲の温度変化による順方向電圧の変動などにより、抵抗素子に生ずる電圧は変動するため、精度良く検出することは困難である。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、光源ユニットに供給する負荷電流を精度良く調整することができる照明装置を提供することを目的とする。
本発明に係る照明装置は、光源ユニットと、該光源ユニットへ所定の電圧及び負荷電流を出力する電源部とを備える照明装置において、前記光源ユニットは、負荷電流を設定するための設定回路要素を有し、前記電源部の出力電圧を前記所定の電圧よりも低くすべく制御する制御部と、該制御部で制御した出力電圧が前記設定回路要素へ印加された状態で、前記光源ユニットの負荷電流を決定する決定部とを備え、前記電源部は、前記決定部で決定した負荷電流及び前記所定の電圧を前記光源ユニットへ出力するように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、光源ユニットは、負荷電流を設定するための設定回路要素を有する。光源ユニットは、例えば、LEDのような電流駆動の(電流によって明るさが決定されるような)光源を有する。設定回路要素は、例えば、抵抗素子、あるいはキャパシタなどの素子である。設定回路要素は、LEDの特性(例えば、光度、順方向電流など)に応じて異なる値(抵抗値、キャパシタンスなど)のものを用いることができる。制御部は、電源部の出力電圧が所定の電圧(例えば、光源ユニットを点灯させる場合に供給する定格電圧など)よりも低くなるように制御する。決定部は、制御部で制御した出力電圧が設定回路要素へ印加された状態で、光源ユニットの負荷電流を決定する。例えば、設定回路要素が抵抗素子である場合、抵抗素子で生じる電圧は、LEDの特性に応じて異なる値となることから、設定回路要素で生じる電圧の違いに応じて、LEDの特性の違いを識別することができ、LEDに最適な負荷電流(例えば、LEDの特性に応じた順方向電流)を決定することができる。電源部は、決定された負荷電流及び所定の電圧を光源ユニットへ出力する。
制御部は、所定の電圧よりも低い出力電圧が出力されるように制御するので、例えば、LEDなどの光源には電流が流れない。これにより、光源の特性の変化による影響を受けないので、精度良く負荷電流を決定することができる。
本発明に係る照明装置は、前記光源ユニットは、一の又は直列接続した複数のLEDを有し、前記制御部は、前記電源部の出力電圧を各LEDの順方向電圧の合計よりも低くすべく制御するように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、光源ユニットは、一の又は直列接続した複数のLEDを有し、制御部は、電源部の出力電圧を各LEDの順方向電圧の合計よりも低くすべく制御する。これにより、負荷電流を決定する場合に、LEDには電流が流れないので、LEDの特性のばらつきの影響を受けずに精度良く負荷電流を決定することができる。また、周囲温度の変化によりLEDの順方向電圧に変動がある場合でも、その影響を受けないので、精度良く負荷電流を決定することができる。
本発明に係る照明装置は、前記設定回路要素は、抵抗素子であり、該抵抗素子に流れる電流を電圧に変換する電流電圧変換部を備え、前記決定部は、前記電流電圧変換部で変換した電圧に応じて負荷電流を決定するように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、設定回路要素は、抵抗素子であり、電流電圧変換部は、抵抗素子に流れる電流を電圧に変換する。電流電圧変換部は、例えば、抵抗素子で構成することができる。決定部は、電流電圧変換部で変換した電圧に応じて負荷電流を決定する。例えば、光源(LED)の光度の大小に応じて設定回路要素の抵抗値を大小に設定しておく。設定回路要素の抵抗値が大きくなるほど電流電圧変換部の抵抗素子で生ずる電圧は小さくなるので、検出した電圧が小さいほど負荷電流が小さくなるように決定する。光源ユニットを交換した場合に、光源(LED)の定格光度が大きくなった場合(例えば、発光効率が向上した場合など)でも、負荷電流を小さくすることができるので、光源(LED)の明るさが変動せず、光源ユニットの交換前と同じ照度を得ることができる。
本発明に係る照明装置は、前記電源部で決定された負荷電流及び前記所定の電圧を前記光源ユニットへ出力する場合に前記電流電圧変換部に負荷電流が流れないようにバイパスさせるバイパス部を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、決定された負荷電流及び所定の電圧を電源部から光源ユニットへ出力する場合に、電流電圧変換部に負荷電流が流れないようにバイパスさせるバイパス部を備える。電流電圧変換部は、例えば、抵抗素子である。電流電圧変換部は、負荷電流を決定するために設定回路要素に流れる電流を変換して電圧を検出するものであるが、負荷電流が一旦決定された後であって、電圧を検出する必要がない場合には、負荷電流をバイパスさせて、負荷電流による無駄な電力消費をなくすことができる。
本発明に係る照明装置は、前記設定回路要素と直列にスイッチング素子を設けてあり、前記決定部で決定された負荷電流及び前記所定の電圧を前記電源部から前記光源ユニットへ出力する場合に前記スイッチング素子をオフにするスイッチング制御部を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、設定回路要素と直列にスイッチング素子を設けてあり、決定部で決定された負荷電流及び所定の電圧を電源部から光源ユニットへ出力する場合に、スイッチング素子をオフにするスイッチング制御部を備える。負荷電流が決定されて、電源部から負荷電流及び所定の電圧を光源ユニットへ出力する場合には、設定回路要素を使用する必要はないので、スイッチング素子をオフにすることにより、設定回路要素(例えば、抵抗素子)で生じる無駄な電力消費をなくすことができる。
本発明に係る照明装置は、前記設定回路要素は、キャパシタであり、該キャパシタの充電時間を算出する充電時間算出部を備え、前記決定部は、前記充電時間算出部で算出した充電時間に応じて負荷電流を決定するように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、設定回路要素は、キャパシタであり、充電時間算出部は、キャパシタの充電時間を算出する。決定部は、算出された充電時間に応じて負荷電流を決定する。例えば、光源(LED)の光度の大小に応じて、キャパシタンスの大小に設定しておく。キャパシタンスが大きくなるほど充電時間は長くなるので、算出した充電時間が長いほど負荷電流が小さくなるように決定する。
光源ユニットを交換した場合に、光源(LED)の定格光度が大きくなった場合(例えば、発光効率が向上した場合など)でも、負荷電流を小さくすることができるので、光源(LED)の明るさが変動せず、交換前の光源ユニットと同じ照度を得ることができる。
本発明に係る照明装置は、光源ユニットと、該光源ユニットへ所定の電圧及び負荷電流を出力する電源部とを備える照明装置において、前記光源ユニットは、負荷電流を設定するための設定回路要素を有し、前記電源部から出力した電圧が前記設定回路要素へ印加された状態で、前記光源ユニットの負荷電流を決定する決定部とを備え、前記電源部は、前記決定部で決定した負荷電流及び前記所定の電圧を前記光源ユニットへ出力するように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、光源ユニットは、負荷電流を設定するための設定回路要素を有する。光源ユニットは、例えば、LEDのような電流駆動の(電流によって明るさが決定されるような)光源を有する。設定回路要素は、例えば、抵抗素子である。設定回路要素は、LEDの特性(例えば、光度、順方向電流など)に応じて異なる値(抵抗値、キャパシタンスなど)のものを用いることができる。電源部から所定の出力電圧(例えば、光源ユニットを点灯させる場合に供給する定格電圧など)を出力し、設定回路要素に電圧が印加された状態で、決定部は、光源ユニットの負荷電流を決定する。例えば、設定回路要素が抵抗素子である場合、抵抗素子で生じる電圧は、LEDの特性に応じて異なる値となることから、設定回路要素で生じる電圧の違いに応じて、LEDの特性の違いを識別することができ、LEDに最適な負荷電流(例えば、LEDの特性に応じた順方向電流)を決定することができる。電源部は、決定された負荷電流及び所定の電圧を光源ユニットへ出力する。
例えば、抵抗素子を各LEDに対して直列に接続した場合、各LEDの順方向電圧がばらつき又は周囲温度等により変動した場合でも、電源部が一定の電流を流している限り、抵抗素子の両端の電圧は変動しない。このため、高精度で負荷電流を調整して、光源ユニットの照度を交換前後で同等にすることができる。
本発明によれば、光源の特性の変化による影響を受けずに光源ユニットに供給する負荷電流を精度良く調整することができる。
実施の形態1の照明装置の構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態1の照明装置の動作の一例を示すタイムチャートである。 光源ユニットのLEDと抵抗との関係の一例を示す説明図である マイクロコンピュータが記憶しているテーブルである検出電圧と負荷電流との関係の一例を示す説明図である。 実施の形態2の照明装置の構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態3の照明装置の構成の一例を示すブロック図である。 光源ユニットのLEDとキャパシタとの関係の一例を示す説明図である。 充電時間と負荷電流との関係の一例を示す説明図である。 実施の形態4の照明装置の構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態5の照明装置の構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態6の照明装置の構成の一例を示すブロック図である。
(実施の形態1)
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は実施の形態1の照明装置100の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、照明装置100は、光源ユニット50、光源ユニット50へ所定の電圧(定格出力電圧)及び負荷電流(定格出力電流)を出力する電源部10、照明装置100全体を制御するとともに、電源部10の出力電圧を制御する制御部及び負荷電流を決定する決定部としてのマイクロコンピュータ40、マイクロコンピュータ40の制御のもと電源部10の出力電圧を制御する出力電圧制限部20、マイクロコンピュータ40の制御のもと電源部10の負荷電流を制御する出力電流制限部30、照明装置100全体を制御するマイクロコンピュータ40、電流電圧変換部としての抵抗61、バイパス部としてのFET62、光源ユニット50に過電流が流れることを防止するための制限抵抗63などを備える。
光源ユニット50は、直列接続された複数のLED51、複数のLED51に並列に接続された設定回路要素としての抵抗52を有する。なお、図1の例では、光源ユニット50は、複数のLED51が直列接続された一群のLED51を備える構成であるが、これに限定されるものではなく、一群のLEDを複数並列に接続した構成であってもよい。また、1個のLEDを備える構成でもよい。
LED51は、所定の順方向電流Ifが流がれた場合、所定の順方向電圧Vfを生ずるとともに所定の光度Iを得ることができる。光源ユニット50でのLED51の直列数をNとすると、光源ユニット50の各LED51の順方向電圧の合計値VFは、VF=N×Vfとなる。例えば、Vf=3.0V程度とし、N=10とすると、VFは30V程度となる。
電源部10は、AC/DC変換回路、定電流回路などを備え、商用電源(例えば、AC100V、AC200Vなど)からの交流電圧を直流電圧に変換し、光源ユニット50へ所定の電圧(定格出力電圧、例えば、各LED51の順方向電圧の合計値VF以上の電圧)及び負荷電流(定格出力電流、例えば、LED51の順方向電流If×一群のLED51の並列数)を出力する。
マイクロコンピュータ40は、出力電圧制限部20を制御することにより、電源部10の出力電圧が所定の電圧(例えば、光源ユニット50の順方向電圧VF)よりも低くなるように電源部10を制御する。
また、出力電圧制限部20は、電源部10が出力する電圧を検出し、検出した電圧が所定の上限値を超えた場合、光源ユニット50に過電圧が印加されることを防止するため、電源部10の動作を停止させる。例えば、光源ユニット50を取り外した場合に、無負荷状態となって、光源ユニット50の接続端子に過電圧が発生することを防止することができる。
マイクロコンピュータ40は、出力電流制限部30を制御することにより、電源部10が出力する負荷電流を調整する。
また、出力電流制限部30は、光源ユニット50に対して直列に接続された制限抵抗63の両端の電圧を検出し、検出した電圧が所定の上限値を超えた場合、電源部10の動作を停止させる。これにより、光源ユニット50内の短絡などにより過電流が流れることを防止する。
マイクロコンピュータ40は、抵抗61に流れる電流により抵抗61の一端側(電流の上流側)に生ずる電圧を検出する。また、マイクロコンピュータ50は、抵抗61の両端にソース及びドレインを接続したFET62をオン又はオフすべくFET62のゲートに信号を出力する。FET62がオンすることにより、抵抗61の両端はFET62でバイパスされ、抵抗61には電流が流れない。
次に、照明装置100の動作について説明する。図2は実施の形態1の照明装置100の動作の一例を示すタイムチャートである。照明装置100への電源が投入(電源オン)された場合、まずマイクロコンピュータ40が起動する。マイクロコンピュータ40は、出力電圧制限部20に指令を出力して、電源部10が出力する出力電圧を所定の電圧(例えば、光源ユニット50の順方向電圧VF)よりも低くなるように制御する。図2の例では、電源部10の出力電圧をV1(<VF)としている。
なお、電源部10が出力電圧V1を出力している時間は、図2に示すようにΔt(例えば、100ms程度)の間である。
電源部10が出力する出力電圧V1は、光源ユニット50の各LED51の順方向電圧Vfの合計値VFより小さい(低い)での、LED51には電流が流れずに抵抗52だけに電流が流れる。
この場合、光源ユニット50は、LED51の特性(光度、順方向電流など)の違いに応じて抵抗値の異なる抵抗52を予め設けてあるので、抵抗52に流れる電流(又は当該電流を所定の抵抗値で乗算した電圧)が分かれば、LED51の特性の違いを識別することができる。
図3は光源ユニット50のLED51と抵抗52との関係の一例を示す説明図である。図3に示すように、光源ユニット50は、具備するLED51の特性に応じて抵抗52の抵抗値が異なっている。例えば、光源ユニット50が、光度(例えば、定格の順方向電流Vfを流した場合の光度)がL1のLED51を装備している場合、抵抗値がR1の抵抗52を設けてある。また、光源ユニット50が、光度(例えば、定格の順方向電流Vfを流した場合の光度)がL2(>L1)のLED51を装備している場合、抵抗値がR2(>R1)の抵抗52を設けてある。以下、同様である。
マイクロコンピュータ40は、電源部10から出力電圧V1が出力されている間(図2の例では、Δtの間)の任意の時点で、抵抗61の電圧(具体的には、抵抗52と抵抗61との接続箇所の電圧)を検出する。電源部10から出力電圧V1が出力されている場合、各LED51には電流が流れないので、マイクロコンピュータ40は、抵抗52に出力電圧V1を印加した場合に抵抗52に流れる電流を抵抗61で電圧変換し、変換した電圧を検出することになる。
あるいは、マイクロコンピュータ40は、出力電圧V1を抵抗52及び抵抗61で分圧した電圧を検出するということもできる。なお、この場合、抵抗63に生じる電圧を微小であるとして無視している。
マイクロコンピュータ40は、予め検出した電圧と負荷電流との関係を定めたテーブルを記憶している。検出した電圧値は抵抗52の抵抗値に応じて決定されるので、マイクロコンピュータ40は、検出した電圧値によって図3のLED51と抵抗52との関係に基づきLED51の光度等の特性を読み取ることが可能となる。すなわち、マイクロコンピュータ40は、検出した電圧に応じた負荷電流を決定し、決定した負荷電流を出力電流制限部30へ通知する。これにより、出力電流制限部30は、決定された負荷電流が電源部10から出力されるように電源部10を制御する。
図4はマイクロコンピュータ40が記憶しているテーブルである検出電圧と負荷電流との関係の一例を示す説明図である。図4に示すように、マイクロコンピュータ40が検出した電圧がv1である場合、決定される負荷電流はI1であり、マイクロコンピュータ40が検出した電圧がv2(<v1)である場合、決定される負荷電流はI2(<I1)である。以下、同様である。
例えば、当初具備していた光源ユニット50のLED51の光度がL1であり、抵抗52の抵抗値がR1であるとし、光源ユニット50の負荷電流がI1であったとする。そして、交換した光源ユニット50のLED51の光度がL2であり、抵抗52の抵抗値がR2であったとする。光源ユニット50の交換の前後で抵抗52の抵抗値がR1からR2へと大きくなっているので、電源部10から出力電圧V1を印加したときに抵抗52に流れる電流は減少する。このため、マイクロコンピュータ40が抵抗61で検出する電圧は低下する(例えば、電圧v1からv2となる)。
マイクロコンピュータ40は、検出した電圧がv1からv2へ低下したので、負荷電流をI1からI2へ調整する。負荷電流I2はI1より小さいので、光源ユニット50を交換した後にLED51に流れる負荷電流は、減少する。これにより、交換後のLED51の光度が交換前のLED51の光度より大きい場合でも負荷電流を少なく(調整)することができるので、光源ユニット50の明るさ(照度)を交換の前後で同等にすることができる。
マイクロコンピュータ40は、負荷電流を決定した後は(図2のΔt以降)、出力電圧制限部20及び出力電流制限部30を制御して、電源部10から光源ユニット50へ所定の電圧(定格出力電圧、VF以上の電圧)及び決定された負荷電流(定格出力電流)を出力させる。
上述のように、負荷電流を決定する場合、マイクロコンピュータ40及び出力電圧制限部20は、所定の電圧VFよりも低い出力電圧V1が電源部10から出力されるように制御するので、光源ユニット50のLED51には電流が流れない。これにより、LED51の特性の変化(順方向電圧のばらつきによるもの、周囲の温度変化によるもの等)による影響を受けないので、精度良く負荷電流を決定することができる。
また、負荷電流を決定するための情報としての抵抗52を光源ユニット50に具備することにより、照明装置としての出力電力を変更(例えば、光源ユニット50の新旧の置き換えなど)の際、電源回路の交換、LEDを実装した回路基板の交換、電源回路の調整などの作業が全く不要となる。例えば、光源ユニット50が、直管型の光源である場合に、照明装置を設置した後、数年経過して発光効率が改善された光源ユニットに変更して節電を図りたいときでも、交換後の光源ユニットの特性に応じた負荷電流を決定(調整)することができるので、単に光源ユニットを交換するだけで、高精度に同等の照度を実現することができる。
光源ユニット50は、直列接続した複数のLED51を有し、マイクロコンピュータ40及び出力電圧制限部20は、電源部10の出力電圧V1を各LED51の順方向電圧Vfの合計値VFよりも低くすべく制御する。これにより、負荷電流を決定する場合に、LED51には電流が流れないので、LED51の特性のばらつきの影響を受けずに精度良く負荷電流を決定することができる。また、周囲温度の変化によりLED51の順方向電圧に変動がある場合でも、その影響を受けないので、精度良く負荷電流を決定することができる。
また、設定回路要素は、抵抗52であり、電流電圧変換部は、抵抗52に流れる電流を電圧に変換する抵抗61である。マイクロコンピュータ40は、抵抗61で検出した電圧に応じて負荷電流を決定する。例えば、LED51の光度の大小に応じて抵抗52の抵抗値を大小に設定しておく。抵抗52の抵抗値が大きくなるほど抵抗61で生ずる電圧は小さくなるので、検出した電圧が小さいほど負荷電流が小さくなるように決定する。光源ユニット50を交換した場合に、LEDの定格光度が大きくなった場合(例えば、発光効率が向上した場合など)でも、負荷電流を小さくすることができるので、LEDの明るさが変動せず、光源ユニットを交換する前と同じ照度を得ることができる。
また、本実施の形態1の照明装置100は、決定された負荷電流及び所定の電圧(順方向電圧VF以上の電圧)を電源部10から光源ユニット50へ出力する場合に、抵抗61に負荷電流が流れないようにバイパスさせるFET62を備える。抵抗61は、負荷電流を決定するために抵抗52に流れる電流を変換して電圧を検出するものであるが、負荷電流が一旦決定された後は、電圧を検出する必要がないので、負荷電流をバイパスさせて、負荷電流による無駄な電力消費をなくすことができる。
上述の実施の形態では、図3、図4に例示するように、LED51の光度が大きいほど抵抗52の抵抗値を大きくするとともに、マイクロコンピュータ40で検出した電圧が小さいほど、小さい負荷電流を決定する構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、LED51の光度が大きいほど抵抗52の抵抗値を小さくするとともに、マイクロコンピュータ40で検出した電圧が大きいほど、小さい負荷電流を決定するようにすることもできる。
(実施の形態2)
図5は実施の形態2の照明装置120の構成の一例を示すブロック図である。図1に例示した実施の形態1との違いは、光源ユニット50の抵抗52と直列に接続されるFET64を備える点である。
図5に示すように、抵抗52とFET64との直列回路が一群のLED51と並列に接続してある。FET64のゲートは、マイクロコンピュータ40に接続されている。マイクロコンピュータ40は、FET64をオン/オフする信号をFET64のゲートへ出力することができる。なお、実施の形態1と同様の箇所は同一の符号を付して説明を省略する。
マイクロコンピュータ40は、負荷電流及び前記所定の電圧を光源ユニット50へ出力する場合にFET64をオフにするスイッチング制御部として機能する。具体的には、マイクロコンピュータ40は、負荷電流を決定する場合には、FET64をオンにして、抵抗52に電流が流れるようにし、一旦負荷電流が決定され、決定された負荷電流及び所定の電圧(VF以上の電圧)を電源部10から光源ユニット50へ出力する場合には、FET64をオフにして抵抗52に電流が流れないようにする。これにより、抵抗52に負荷電流の一部が流れることを防止して、抵抗52で生じる無駄な電力消費をなくすことができる。
(実施の形態3)
図6は実施の形態3の照明装置140の構成の一例を示すブロック図である。図1に例示した実施の形態1との違いは、光源ユニット50の抵抗52に代えてキャパシタ53を備える点、抵抗61及びFET62に代えて、抵抗71、72、コンパレータ73、基準電圧源74を備える点である。
図6に示すように、一群のLED51と並列にキャパシタ53が接続されるとともに、抵抗71、72の直列回路が一群のLED51と並列に接続されている。抵抗71、72の接続箇所は、コンパレータ73の一方の入力端に接続され、コンパレータ73の他方の入力端には、基準電圧源74を接続してある。コンパレータ73の出力端は、マイクロコンピュータ40に接続してある。
図7は光源ユニット50のLED51とキャパシタ53との関係の一例を示す説明図である。図7に示すように、光源ユニット50は、具備するLED51の特性に応じてキャパシタ53のキャパシタンス(容量値)が異なっている。例えば、光源ユニット50が、光度(例えば、定格の順方向電流Vfを流した場合の光度)がL1のLED51を装備している場合、キャパシタンスがC1のキャパシタ53を設けてある。また、光源ユニット50が、光度(例えば、定格の順方向電流Vfを流した場合の光度)がL2(>L1)のLED51を装備している場合、キャパシタンスがC2(>C1)のキャパシタ53を設けてある。以下、同様である。
マイクロコンピュータ40は、電源部10から出力電圧V1が出力されている間(図2の例のΔtの間)、コンパレータ73の出力を監視する。
電源部10から出力電圧V1が出力されると、キャパシタ53が所定の時定数(抵抗71、72の抵抗値、キャパシタ53のキャパシタンスで決定される)で充電され、抵抗71、72で分圧された充電電圧がコンパレータ73の入力端へ出力される。キャパシタ53の両端電圧が所定の閾値電圧を超えた場合(すなわち、コンパレータ73の入力電圧が基準電圧源74の電圧を超えた場合)、コンパレータ73は、マイクロコンピュータ40へ信号を出力する。
マイクロコンピュータ40は、例えば、電源部10から出力電圧V1が出力された時点から、コンパレータ73から信号が出力されるまでの時間を計数して充電時間を算出する。すなわち、充電時間は、抵抗71、72で分圧された電圧(当初は、0V)が基準電圧源74の電圧と等しくなるまでの時間であり、抵抗71、72の抵抗値は固定値であるので、キャパシタ53のキャパシタンスに応じて異なる時間となる。
図8は充電時間と負荷電流との関係の一例を示す説明図である。図8に示すように、充電時間がt1である場合、決定される負荷電流はI1であり、充電時間がt2(>t1)である場合、決定される負荷電流はI2(<I1)である。以下、同様である。
例えば、当初具備していた光源ユニット50のLED51の光度がL1であり、キャパシタ53のキャパシタンス(容量値)がC1であるとし、光源ユニット50の負荷電流がI1であったとする。そして、交換した光源ユニット50のLED51の光度がL2であり、キャパシタ53のキャパシタンス(容量値)がC2であったとする。光源ユニット50の交換の前後でキャパシタ53のキャパシタンスがC1からC2へと大きくなっているので、充電の時定数が大きくなり、電源部10から出力電圧V1を印加したときにキャパシタ53への充電時間がt1からt2へと長くなる。
マイクロコンピュータ40は、算出した充電時間がt1からt2へと長くなったので、負荷電流をI1からI2へ調整する。負荷電流I2はI1より小さいので、光源ユニット50を交換した後にLED51に流れる負荷電流は、減少する。これにより、交換後のLED51の光度が交換前のLED51の光度より大きい場合でも負荷電流を少なく(調整)することができるので、光源ユニット50の明るさ(照度)を交換の前後で同等にすることができる。
マイクロコンピュータ40は、負荷電流を決定した後は(図2のΔt以降)、出力電圧制限部20及び出力電流制限部30を制御して、電源部10から光源ユニット50へ所定の電圧(定格出力電圧、VF以上の電圧)及び決定された負荷電流(定格出力電流)を出力させる。
上述の実施の形態3では、設定回路要素は、キャパシタであり、マイクロコンピュータ40、コンパレータ73、基準電圧源74、抵抗71、72等で構成される充電時間算出部は、キャパシタ53の充電時間を算出する。マイクロコンピュータ40は、算出された充電時間に応じて負荷電流を決定する。マイクロコンピュータ40は、例えば図8の充電時間と負荷電流との関係を示すテーブルを記憶しており、当該テーブルに基き負荷電流を決定するものとする。例えば、LED51の光度の大小に応じて、キャパシタンスの大小に設定しておく。キャパシタンスが大きくなるほど充電時間は長くなるので、算出した充電時間が長いほど負荷電流が小さくなるように決定する。光源ユニット50を交換した場合に、LED51の定格光度が大きくなった場合(例えば、発光効率が向上した場合など)でも、負荷電流を小さくすることができるので、LED51の明るさが変動せず、交換前の光源ユニット50と同じ照度を得ることができる。なお、キャパシタ53の充電時間が短くなるほど負荷電流が小さくなるように負荷電流を決定してもよい。
実施の形態3の照明装置140では、実施の形態1のように光源ユニット50に抵抗52を具備しないので、抵抗52での電力損失を防止することができる。
なお、キャパシタ53のキャパシタンスは、電源部10が出力する電圧のリップルを除去するためのキャパシタ(不図示)のキャパシタンスよりも大きくすることにより、キャパシタへの充電時間の違いを検出することができる。
(実施の形態4)
図9は実施の形態4の照明装置160の構成の一例を示すブロック図である。図1に例示した実施の形態1との相違点は、光源ユニット50は、抵抗52に代えて、直列に接続した抵抗54、55を備える点、抵抗61及びFET62を具備しない点である。
実施の形態1では、マイクロコンピュータ40は、抵抗52と抵抗61との接続箇所の電圧を検出する構成であったが、実施の形態4では、マイクロコンピュータ40は、抵抗54と抵抗55との接続箇所の電圧を検出する。図9に示すように、光源ユニット50は、2つの抵抗54、55で構成される直列回路を一群のLED51に対して並列に接続している。
実施の形態4の場合、光源ユニット50の抵抗54、55の抵抗値は、例えば、LED51の光度が大きくなるほど、マイクロコンピュータ40が検出する電圧(電源部10が出力する出力電圧V1を抵抗54、55で分圧した電圧に相当する)が小さくなるように抵抗値を設定しておけばよい。この場合、マイクロコンピュータ40は、図4と同様のテーブルを備える。これにより、例えば、LED51の光度が大きくなるほど、マイクロコンピュータ40が検出する電圧は小さくなり、より小さい負荷電流を決定することになるので、光源ユニット50を交換しても、交換前と同等の照度を得ることができる。
実施の形態4では、抵抗61、FET62が不要である。特に、FET62は、光源ユニット50を点灯させている場合、常に負荷電流が流れるので、比較的定格電流の大きなFETを用いる必要がある。FET62が不要になることで、コスト低減、照明装置に組み込む電源回路基板を小型化することができる。
(実施の形態5)
図10は実施の形態5の照明装置180の構成の一例を示すブロック図である。実施の形態5は、図9に例示した実施の形態4と同様に、マイクロコンピュータ40は、抵抗56と抵抗81との接続箇所の電圧(電源部10が出力する出力電圧V1を抵抗56、81で分圧した電圧に相当する)を検出する点で共通するが、実施の形態4との違いは、抵抗56を光源ユニット50側に組み込み、抵抗81を電源装置側に組み込む点である。
抵抗81の抵抗値は、光源ユニット50の種類に関わらず固定値である。この場合も、光源ユニット50の抵抗56の抵抗値は、例えば、LED51の光度が大きくなるほど、マイクロコンピュータ40が検出する電圧(電源部10が出力する出力電圧V1を抵抗56、81で分圧した電圧に相当する)が小さくなるように抵抗値を設定しておけばよい。この場合、マイクロコンピュータ40は、図4と同様のテーブルを備える。これにより、例えば、LED51の光度が大きくなるほど、マイクロコンピュータ40が検出する電圧は小さくなり、より小さい負荷電流を決定することになるので、光源ユニット50を交換しても、交換前と同等の照度を得ることができる。
実施の形態5では、FET62が不要である。特に、FET62は、光源ユニット50を点灯させている場合、常に負荷電流が流れるので、比較的定格電流の大きなFETを用いる必要がある。FET62が不要になることで、コスト低減、照明装置に組み込む電源回路基板を小型化することができる。
上述の実施の形態1〜5では、マイクロコンピュータ40が、負荷電流を決定する間、出力電圧制限部20は、マイクロコンピュータ40の制御のもと、電源部10から光源ユニット50の順方向電圧VFより小さい出力電圧V1を所定時間の間出力する(図2参照)。所定時間Δtは、例えば、100ms程度とすることができる。上述の実施の形態では、所定時間Δtは、光源ユニットを交換した場合に、照明装置の電源を投入した時点から計測する構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、照明装置を継続して使用している場合に、一定の期間(例えば、半年、1年など)が経過する都度計測してもよく、あるいは照明装置の点灯回数が所定値を超える都度計測してもよい。短い時間で負荷電流を決定することができるので、通常の照明に影響を与えることなく所望の照度を維持することができる。
上述の実施の形態1〜5では、検出した電圧と負荷電流との対応関係を示すテーブルを予め準備しておき、検出された電圧に応じてマイクロコンピュータ40が負荷電流を決定する構成であったが、予めテーブルを準備しておく構成に代えて、所定の計算式に基づいて、マイクロコンピュータ40が検出した電圧から負荷電流を算出する構成でもよい。
(実施の形態6)
図11は実施の形態6の照明装置200の構成の一例を示すブロック図である。図11に示すように、照明装置200は、電源部10、出力電流制限部30、光源ユニット50などを備える。光源ユニット50は、直列に接続した複数のLED51と、各LED51で構成される一群のLED51に対して直列に接続した抵抗57とを備える。
電源部10の正負それぞれの2つの電源線は、光源ユニット50の両端に接続してある。また、抵抗57の両端には、2つの信号線を接続してあり、2つの信号線は出力電流制限部30に接続してある。この信号線により、出力電流制限部30は、電源線とは分離した態様で抵抗57の両端の電圧を検出することができる。信号線を電源線と分離することにより、電源線に流れる負荷電流による電圧降下の影響を受けないので、抵抗57の両端の電圧を正確に測定することができる。
照明装置200の電源が投入(電源オン)された場合、電源部10は、光源ユニット50へ所定の電圧(定格出力電圧)及び負荷電流(定格出力電流)を出力する。出力電流制限部30は、負荷電流が流れている抵抗57の両端の電圧を検出し、検出した電圧に応じて、電源部10を制御して負荷電流を調整する。
光源ユニット50の抵抗57の抵抗値は、例えば、LED51の光度が大きくなるほど、出力電流制限部30が検出する電圧(抵抗57の両端の電圧)が小さくなるように設定しておけばよい。出力電流制限部30は、検出した電圧が小さいほど、電源部10が出力する負荷電流が小さくなるように制御する。これにより、光源ユニット50を交換しても、交換前と同等の照度を得ることができる。
なお、光源ユニット50の抵抗57の抵抗値を、LED51の光度が大きくなるほど、出力電流制限部30が検出する電圧(抵抗57の両端の電圧)が大きくなるように設定しておき、出力電流制限部30は、検出した電圧が大きいほど、電源部10が出力する負荷電流が小さくなるように制御することもできる。
実施の形態6では、抵抗57を各LED51に対して直列に接続してあるので、各LED51の順方向電圧がばらつき又は周囲温度等により変動した場合でも、電源部10が一定の電流を流している限り、抵抗57の両端の電圧は変動しない。このため、高精度で負荷電流を調整して、光源ユニット50の照度を交換前後で同等にすることができる。
また、実施の形態6では、マイクロコンピュータ40、FET62、出力電圧制限部20などが不要であるので、小型化、低コストを実現することができる。
上述の実施の形態では、LEDを光源として用いる例を説明したが、LEDに限定されず、電流値によって光度が決定されるような電流駆動方式の光源であれば、EL(Electro-Luminescence)等の他の光源に対しても適用することができる。
10 電源部
20 出力電圧制限部
30 出力電流制限部
40 マイクロコンピュータ
50 光源ユニット
51 LED
52、54、55、56、57 抵抗
53 キャパシタ
61、63、71、72、81 抵抗
62、64 FET
73 コンパレータ
74 基準電圧源

Claims (7)

  1. 光源ユニットと、該光源ユニットへ所定の電圧及び負荷電流を出力する電源部とを備える照明装置において、
    前記光源ユニットは、負荷電流を設定するための設定回路要素を有し、
    前記電源部の出力電圧を前記所定の電圧よりも低くすべく制御する制御部と、
    該制御部で制御した出力電圧が前記設定回路要素へ印加された状態で、前記光源ユニットの負荷電流を決定する決定部と
    を備え、
    前記電源部は、
    前記決定部で決定した負荷電流及び前記所定の電圧を前記光源ユニットへ出力するように構成してあることを特徴とする照明装置。
  2. 前記光源ユニットは、一の又は直列接続した複数のLEDを有し、
    前記制御部は、
    前記電源部の出力電圧を各LEDの順方向電圧の合計よりも低くすべく制御するように構成してあることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記設定回路要素は、抵抗素子であり、
    該抵抗素子に流れる電流を電圧に変換する電流電圧変換部を備え、
    前記決定部は、
    前記電流電圧変換部で変換した電圧に応じて負荷電流を決定するように構成してあることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記電源部で決定された負荷電流及び前記所定の電圧を前記光源ユニットへ出力する場合に前記電流電圧変換部に負荷電流が流れないようにバイパスさせるバイパス部を備えることを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記設定回路要素と直列にスイッチング素子を設けてあり、
    前記決定部で決定された負荷電流及び前記所定の電圧を前記電源部から前記光源ユニットへ出力する場合に前記スイッチング素子をオフにするスイッチング制御部を備えることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の照明装置。
  6. 前記設定回路要素は、キャパシタであり、
    該キャパシタの充電時間を算出する充電時間算出部を備え、
    前記決定部は、
    前記充電時間算出部で算出した充電時間に応じて負荷電流を決定するように構成してあることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
  7. 光源ユニットと、該光源ユニットへ所定の電圧及び負荷電流を出力する電源部とを備える照明装置において、
    前記光源ユニットは、負荷電流を設定するための設定回路要素を有し、
    前記電源部から出力した電圧が前記設定回路要素へ印加された状態で、前記光源ユニットの負荷電流を決定する決定部と
    を備え、
    前記電源部は、
    前記決定部で決定した負荷電流及び前記所定の電圧を前記光源ユニットへ出力するように構成してあることを特徴とする照明装置。
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