JP2007155289A - 電気機器検査方法、電気機器検査システム、及び電気機器 - Google Patents

電気機器検査方法、電気機器検査システム、及び電気機器 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の空気調和機の送信機能を検査する際に、特別な管理及び設備を用意することなく、各空気調和機の送信機能を誤り無く検査することができる空気調和機検査システムを提供する。
【解決手段】熱交換された空気を送風し、空気に関する情報を示す信号を無線で送信する空気調和機1と、空気調和機1により送信された信号を受信する遠隔操作装置2とを備え、送受信された信号に基づいて空気調和機1の送信機能を検査する空気調和機検査システムにおいて、空気調和機1には、乱数を発生する制御部10aと、制御部10aが発生した乱数を表示する表示部10eと、該乱数の信号を遠隔操作装置2へ送信する送信部10bとを備え、遠隔操作装置2には、送信部10bが送信した信号を受信する受信部2cと、受信部2cにより受信した信号が示す乱数を表示する表示部2dとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線で信号を送信する電気機器の送信機能を検査する電気機器検査方法、該電気機器検査方法を実施するための電気機器検査システム、及び該電気機器検査システムを構成する電気機器に関する。
図6は、従来の空気調和機検査方法を実施するための空気調和機検査システムのブロック図である。
空気調和機検査システムは、空気調和機201、及び空気調和機201を遠隔操作すると共に空気調和機201の送信機能を検査する検査装置としての遠隔操作装置2から構成されている。
空気調和機201は、室内ファン10i及び室内ファン駆動部10hによる送風強度、風向板10g及び風向板駆動部10fによる送風方向を制御する制御部10aを備えており、制御部10aは、遠隔操作装置2の送信部2bから送信された遠隔操作信号を受信部10cにて受信し、受信した遠隔操作信号に応じて、送風強度、送風方向などを制御する。また、空気調和機201は、室内温度検出器10dが検出した室温を表示する表示部10eを備えている。
遠隔操作装置2は、操作部2eの操作に応じた遠隔操作信号の送信を制御する制御部2a、空気調和機201から送信された信号を受信する受信部2cを備えている。空気調和機201は、遠隔操作信号に応じて、運転状態、室温等を示す信号を送信部10bから送信し、遠隔操作装置2は、該信号を受信部2cで受信する。そして、遠隔操作装置2の制御部2aは、受信した信号に基づいて、空気調和機201の運転状態、室温などを表示部2dに表示させる。
また、空気調和機201の制御部10aは、検査工程において空気調和機201の送信機能を検査するための予め固定化された所定データを記憶しており、所定データを送信部10bに与えることによって、所定データの信号Dを送信するように構成されている。そして、遠隔操作装置2は、所定データの信号Dを受信部2cで受信した場合、空気調和機201の送信機能に異常がない旨を表示部2dに表示する。
このように構成された空気調和機検査システムにおいては、検査工程において、空気調和機201に所定データの信号Dを遠隔操作装置2へ送信させて、空気調和機201の送信機能が正常に動作しているか否かを検査することができる。
図7は、複数の空気調和機201、203及び遠隔操作装置2から構成された空気調和機検査システムを示すブロック図である。
検査工程において、図7に示すように複数の空気調和機201、203を検査する場合、検査対象の空気調和機201以外の空気調和機203から送信された信号を受信し、誤った検査結果が遠隔操作装置2の表示部2dに表示される虞がある。
例えば、空気調和機201の送信機能を検査する際に、他の空気調和機203から送信された信号Dを遠隔操作装置2が受信した場合、空気調和機201の送信機能に異常があるにも関わらず、空気調和機201の送信機能に異常がない旨が表示部2dに表示される。
従来、この問題を解決するために、一の空気調和機201を検査する際、他の空気調和機203から信号Dが送信されないように管理しながら、例えば空気調和機203から信号Dが送信されないように設定して、空気調和機201の送信機能を検査していた。また、各空気調和機201,203から送信された信号Dが混信しないように、各空気調和機201,203を電磁遮蔽する囲いを備えた設備を用意して、空気調和機201,203の送信機能を検査していた。
なお、特許文献1には、空気調和機本体に有線接続された複数台の遠隔操作装置の主従を、乱数によって決定する空気調和機の制御装置が開示されている。
特開平11−337156号公報
しかしながら、従来の空気調和機検査方法においては、送信機能の検査工程が複雑であり、又は特別な設備が必要であり、低コストで簡易に空気調和機の送信機能を検査することができないという問題があった。
また、空気調和機に限らず、無線で信号を送信する他の電気機器の送信機能を検査する場合、同様の問題が生じる。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、電気機器に乱数を発生させ、該乱数を表示させ、前記乱数の信号を検査装置へ送信させ、検査装置に送信された信号を受信させ、受信した信号が示す乱数を表示させ、電気機器及び検査装置が表示する乱数を比較することで、電気機器の送信機能を検査することにより、複数の電気機器の送信機能を検査する際に、特別な管理及び設備を用意することなく、乱数の比較結果に基づいて各電気機器の送信機能を誤り無く検査することができる電気機器検査方法、該電気機器検査方法を実施するための電気機器検査システム、及び該電気機器検査システムを構成する電気機器を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、電気機器に乱数を発生させ、該乱数の信号を検査装置へ送信させ、検査装置に送信された信号を受信及び送信、つまり返送させ、電気機器に送信された信号を受信させ、受信した信号が示す乱数、及び発生させた乱数を比較させ、比較結果を表示させることで、電気機器の送信機能を検査することにより、複数の電気機器の送受信機能を検査する際に、特別な管理及び設備を用意することなく、表示された比較結果に基づいて各電気機器の送受信機能を誤り無く検査することができる電気機器検査方法、該電気機器検査方法を実施するための電気機器検査システム、及び該電気機器検査システムを構成する電気機器を提供することにある。
本発明の他の目的は、冷媒の循環によって空調するようにしてあり、空気に関する情報を示す信号を送信する電気機器が、乱数を発生し、該乱数の信号を送信するように構成することにより、前記情報を示す信号を送信する電気機器の送信機能を検査することができる電気機器検査システム、及び該電気機器検査システムを構成する電気機器を提供することにある。
本発明に係る電気機器検査方法は、無線で信号を送信する電気機器に乱数を発生させ、前記電気機器に発生させた乱数を表示させ、前記電気機器に該乱数の信号を検査装置へ送信させ、前記検査装置に送信された信号を受信させ、前記検査装置に受信させた信号が示す乱数を表示させ、前記電気機器及び前記検査装置が表示した乱数を比較することにより、前記電気機器の送信機能を検査することを特徴とする。
本発明に係る電気機器検査方法は、無線で信号を送信する電気機器に乱数を発生させ、前記電気機器に発生させた乱数の信号を検査装置へ送信させ、前記検査装置に送信された信号を受信させ、前記検査装置に受信させた信号を送信させ、前記電気機器に送信された信号を受信させ、前記電気機器に受信させた信号が示す乱数、及び前記電気機器に発生させた乱数を比較することにより、前記電気機器に各乱数が一致するか否かを判定させ、前記電気機器に判定結果を表示させることを特徴とする。
本発明に係る電気機器検査システムは、無線で信号を送信する電気機器と、該電気機器により送信された信号を受信する検査装置とを備え、送受信された信号に基づいて前記電気機器の送信機能を検査する電気機器検査システムにおいて、前記電気機器は、乱数を発生する乱数発生手段と、該乱数発生手段により発生した乱数を表示する表示手段と、該乱数の信号を前記検査装置へ送信する送信手段とを備え、前記検査装置は、前記送信手段が送信した信号を受信する受信手段と、該受信手段により受信した信号が示す乱数を表示する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る電気機器は、乱数を発生する乱数発生手段と、該乱数発生手段により発生した乱数を表示する表示手段と、該乱数の信号を無線で外部装置へ送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る電気機器検査システムは、無線で信号を送信する電気機器と、該電気機器により送信された信号を受信する検査装置とを備え、送受信された信号に基づいて前記電気機器の送信機能を検査する電気機器検査システムにおいて、前記検査装置は、前記電気機器により送信された信号を受信した場合、該信号を該電気機器へ送信する手段を備え、前記電気機器は、乱数を発生する乱数発生手段と、該乱数発生手段により発生した乱数の信号を前記検査装置へ送信する送信手段と、前記検査装置により受信及び送信された信号を受信する受信手段と、該受信手段により受信した信号が示す乱数、及び前記乱数発生手段により発生した乱数を比較することにより、各乱数が一致するか否かを判定する判定手段と、該判定手段の判定結果を表示する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る電気機器は、乱数を発生する乱数発生手段と、該乱数発生手段により発生した乱数の信号を外部装置へ送信する送信手段と、外部装置から送信された乱数の信号を受信する受信手段と、該受信手段により受信した信号が示す乱数、及び前記乱数発生手段により発生した乱数を比較することにより、各乱数が一致するか否かを判定する判定手段と、該判定手段の判定結果を表示する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る電気機器検査システムは、前記電気機器は空気調和機であり、前記送信手段は、空気に関する情報を示す信号を送信する手段を備えることを特徴とする。
本発明に係る電気機器は、冷媒の循環によって空調するようにしてあり、前記送信手段は、空気に関する情報を示す信号を送信する手段を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、電気機器の送信機能を検査する際、検査対象の電気機器は、乱数を発生し、発生した乱数を表示すると共に、該乱数の信号を検査装置へ送信する。検査装置は、電気機器から送信された信号を受信し、受信した信号が示す乱数を表示する。そして、電気機器及び検査装置が表示した乱数を比較する。比較した結果、各乱数が一致した場合、電気機器の送信機能は正常に動作していると判断できる。各乱数が一致しない場合、電気機器の送信機能は正常に動作していないと判断できる。
複数の電気機器の送信機能を検査する際、検査対象と異なる電気機器から送信された信号を検査装置が受信した場合、検査装置は、検査対象の電気機器が表示する乱数とは異なる乱数を表示するため、検査対象の電気機器の通信機能が正常であると誤って判断されることはない。
本発明にあっては、電気機器の送信機能を検査する際、操作対象の電気機器は、乱数を発生し、発生した乱数の信号を検査装置へ送信する。検査装置は、電気機器から送信された信号を受信し、受信した信号を電気機器へ送信する。そして、電気機器は、検査装置から送信された信号を受信し、受信した信号が示す乱数、及び発生した乱数を比較することで、各乱数が一致しているか否かを判定し、各乱数が一致する旨又は一致しない旨の判定結果を表示する。つまり、電気機器は、送信機能が正常に動作している旨、又は送信機能が正常に動作していない旨を表示する。
また、各乱数を比較することで、検査装置の送受信機能、及び電気機器の受信機能も共に検査することができる。
本発明にあっては、電気機器は、冷媒の循環による熱交換によって空調する空気調和機であり、送受信される乱数が一致した場合、空気に関する情報を示す信号を送信する送信手段が正常に動作しており、乱数が一致しない場合、前記情報を示す信号を送信する送信手段が正常に動作していないと判断することができる。
本発明に係る電気機器検査方法、電気機器検査システム、及び電気機器によれば、複数の電気機器の送信機能を検査する際に、特別な管理及び設備を用意することなく、各電気機器の送信機能を誤り無く検査することができる。
また、製造される複数の電気機器夫々に異なる所定データを記憶させることなく、簡易に各電気機器の送信機能を検査することができる。
更に、一定の規則性を有する数値を比較する場合に比べて、検査員が先入観によって数値の比較を誤る虞が低く、より確実に電気機器の送信機能を検査することができる。
本発明に係る電気機器検査方法、電気機器検査システム、及び電気機器によれば、複数の電気機器の送信機能を検査する際に、特別な管理及び設備を用意することなく、各電気機器の送信機能及び受信機能を誤り無く検査することができる。
また、検査装置の送信機能及び受信機能も合わせて検査することができる。
本発明に係る電気機器検査システム、及び電気機器によれば、空気に関する情報を示す信号を送信する送信機能を検査することができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機及び遠隔操作装置からなる空気調和機検査システムを示すブロック図である。
図中1は、室内機10及び室外機11からなる空気調和機であり、空気調和機1を遠隔操作する遠隔操作装置2と共に空気調和機検査システムを構成している。遠隔操作装置2は、空気調和機1の送信機能を検査する検査装置を兼ねている。
室内機10は、遠隔操作装置2から送信された赤外線の信号を受信する受信部10c、及び制御部10aを備えている。受信部10cは、筐体の正面外側に配設されており、赤外線の信号を電気信号に変換するフォトダイオードからなり、受信した信号を制御部10aに与える。制御部10aは、図示しないCPU、RAM、空気調和機の駆動制御及び乱数を発生させるためのコンピュータプログラムを記憶したROM、タイマーなどを備えており、受信部10cで受信した信号に応じて、空気調和機1の駆動制御、空気調和機1の送信機能検査処理などを行う。
また、室内機10は、室内温度検出器10d、室内ファン10i、室内ファン駆動部10h、及び冷媒にて熱交換を行う室内熱交換器10jを備えている。室内温度検出器10dは、例えばサーミスタであり、室内温度検出器10dが検出した温度は、制御部10aに与えられ、制御部10aは、与えられた温度に応じて、室内ファン駆動部10hに制御信号を与え、室内ファン10iを駆動させる。室内ファン10iは、モータ及びインペラなどを備えており、駆動した室内ファン10iは、図示しない筐体の上側に形成された吸込口から室内機10内に空気を吸い込み、室内熱交換器10jで熱交換された空気を、筐体の正面下側に形成された送風口から室内機10外へ送風する。
更に、室内機10は、室内ファン10iにより送風される空気の向きを制御するための風向板10g及び風向板駆動部10fを備えており、制御部10aは、風向板駆動部10fに制御信号を与えることで風向板10gを駆動させる。風向板10gは、吸込口で上下に回動する上下風向板、及び左右に回動する複数の左右風向板からなり、空気が任意の方向へ送風されるように構成されている。
更にまた、室内機10は、室内温度検出器10dが検出した温度、又は空気調和機1の運転状態を示す液晶ディスプレイからなる表示部10e、及び検出された温度、運転状態、又は空気調和機1の送信機能を検査するための信号を送信する送信部10bを備えている。送信部10bは、筐体の正面外側に配設されていて、赤外線で信号を送信する発光ダイオードを備えている。制御部10aは、所定フォーマットにて信号を送信部10bに送信させる。
室外機11は、例えば屋外に設置されるものであり、冷媒を圧縮する圧縮機11a、室外熱交換器11b、及びキャピラリチューブ11cを備えており、圧縮機11a、室外熱交換器11b、キャピラリチューブ11c、及び室内機10の室内熱交換器10jは、この順で配管にて接続され、冷媒が循環する冷媒サイクルを構成している。
また、室外機11は、制御部10aに制御される圧縮機駆動部11d、室外ファン駆動部11e、及び室外ファン11fを備えている。室外ファン11fは、室外ファン駆動部11eにより駆動され、室外機11の筐体に形成された図示しない吸込口から熱交換する為の空気を室外機11内に吸い込み、熱交換された空気を吹出口から吹き出す。
圧縮機11aは、制御部10aに制御される圧縮機駆動部11dにより駆動されて、冷媒を圧縮する。室外熱交換器11bは、冷房運転の場合、圧縮機11aで圧縮された高温・高圧の気体の冷媒ガスを、室外ファン11fによって空冷することで凝縮させる。冷媒ガスの凝縮によって室外熱交換器11bで発生した熱は、室外ファン11fにより室外機11内に吸い込まれた空気に与えられ、該空気は室外機11外へ吹き出される。
キャピラリチューブ11cは、室外熱交換器11bからの冷媒を減圧し、減圧された冷媒ガスは、室内熱交換器10jで蒸発する。室内ファン10iにより室内機10内に吸い込まれた空気は、室内熱交換器10jによって吸熱され、吸熱された空気は、室内機10外へ吹き出される。冷媒の凝縮及び蒸発によって、室外機11及び室内機10における空気が熱交換され、室内の空気が空調される。
また、圧縮機11aは、四方弁を備えており、四方弁は、圧縮機11aが圧縮した冷媒の流れる方向を、暖房運転/冷房運転に応じて、室内熱交換器10j側/室外熱交換器11b側に切り替える。冷媒が、圧縮機11aから室内熱交換器10j側へ循環する場合、室内熱交換器10j及び室外熱交換器11bは夫々凝縮器及び蒸発器として機能して、空気調和機1は、暖風を室内に送風する。冷媒が、圧縮機11aから室外熱交換器11b側へ循環する場合、室外熱交換器11b及び室内熱交換器10jは夫々凝縮器及び蒸発器として機能して、空気調和機1は、冷風を室内に送風する。
遠隔操作装置2は、空気調和機1から送信された所定フォーマットの信号を受信する受信部2c、操作部2e、操作部2eの操作に応じた遠隔操作信号を送信する送信部2b、並びに、送信部2b及び受信部2cによる信号の送受信を制御する制御部2aを備えている。
また、遠隔操作装置2は、液晶ディスプレイからなる表示部2dを備えており、制御部2aは、室内機10から送信された信号に基づくデータを表示部2dに与えることにより、室温、空気調和機1の状態などを表示部2dに表示させる。
図2は、空気調和機検査システムの送信機能検査に係る制御部10a,2aの処理手順を示すフローチャートである。
遠隔操作装置2の制御部2aは、検査開始の操作がされた場合、検査の開始を要求する検査開始要求信号を空気調和機1へ送信する(ステップS1)。
空気調和機1の制御部10aは、受信部10cによる信号の受信を監視しており、遠隔操作装置2から検査開始要求信号が送信された場合、検査開始要求信号を受信する(ステップS11)。
検査開始要求信号を受信した場合、制御部10aは、所定桁数の乱数を発生し(ステップS12)、発生した乱数を表示部10eに表示させる(ステップS13)。乱数は、例えば制御部10aが記憶している空気調和機1の製造番号、タイマーの計時結果などを初期値として、制御部10aが線形漸化法にて発生する。
次いで、制御部10aは、ステップS12で発生した乱数の信号を送信部10bに与えることで、乱数の信号を送信させる(ステップS14)。
ステップS1の処理を終えた場合、遠隔操作装置2の制御部2aは、受信部2cによる信号の受信を監視しており、空気調和機1から乱数の信号が送信された場合、制御部2aは、乱数の信号を受信する(ステップS2)。そして、制御部2aは、受信した乱数の信号に基づいて、該信号が示す乱数を表示部2dに表示させ(ステップS3)、処理を終える。
このように構成された空気調和機検査システムにおいては、遠隔操作装置2にて、検査開始要求信号を空気調和機1へ送信した場合、空気調和機1の制御部10aは、乱数を発生し、該乱数を表示部10eに表示すると共に、該乱数の信号を遠隔操作装置2へ送信する。該信号を受信した遠隔操作装置2の表示部2dには、該信号が示す乱数が表示される。
従って、空気調和機1の表示部10eに表示された乱数と、遠隔操作装置2の表示部2dに表示された乱数とを比較することで、空気調和機1の送信機能を検査することができる。つまり、各乱数が一致している場合、空気調和機1の送信機能が正常に動作していると判断することができ、各乱数が一致していない場合、空気調和機1の送信機能が正常に動作していないと判断することができる。
図3は、複数の空気調和機1、3及び遠隔操作装置2から構成された空気調和機検査システムを示すブロック図である。
一の空気調和機1を検査対象として、空気調和機1の送信機能を検査する場合、他の空気調和機3から送信された信号を遠隔操作装置2にて受信する虞があるが、空気調和機1、3は、別個に異なる乱数を発生させているため、空気調和機1が送信する信号D1と、空気調和機3が送信する信号D2とは異なる。
そして、空気調和機1の送信機能に異常があり、信号D1を送信できず、遠隔操作装置2が、空気調和機3から送信された信号D2を受信した場合、遠隔操作装置2の表示部2dには、空気調和機3で発生した乱数が表示され、空気調和機1の表示部10eには、空気調和機1で発生した乱数が表示される。従って、一の空気調和機1の検査工程で、他の空気調和機3から送信された信号D2を遠隔操作装置2が受信した場合、一の空気調和機1の表示部10eには、遠隔操作装置2の表示部2dに表示された乱数と異なる乱数が表示されるため、一の空気調和機1の送信機能が正常であると誤って判断される虞はない。
このため、複数の空気調和機1,3の送信機能を検査する際に、特別な管理及び設備を用意することなく、各空気調和機1,3の送信機能を誤り無く検査することができる。
また、上述の送信機能を検査するための検査装置として遠隔操作装置2を使用しているため、遠隔操作装置2の受信機能も合わせて検査することができる。
なお、製品組み立て完了以降の検査工程では、空気調和機検査システムを構成することにより、受信部10cを通じて外部より入力された信号で、検査ステップを決定し、夫々のステップで各種センサの値を入力して、取り付け状態を表示部10eで確認し、室内ファン10i、風向板10gの駆動状態を変化させることも行う。
また、空気調和機の送信機能を検査するために、空気調和機から送信された信号を遠隔操作装置で受信するようにしてあるが、これに限らず前記信号を受信して、該信号が示す乱数を表示することができる機器であれば、遠隔操作装置以外の他の検査装置を用いても良い。
更に、空気調和機の送信機能を検査する空気調和機検査システムを説明したが、無線で信号を送信する他の電気機器に本発明を適用しても良い。
更にまた、実施の形態1では、遠隔操作装置の操作によって、送信機能を開始するように構成してあるが、検査開始のタイミングは、これに限定されない。例えば、室内機に設けられたキーの操作、検査処理を受け付けてから所定時間が経過した時点で、信号の送受信による検査を開始するようにしても良い。
更にまた、実施の形態1では、液晶パネルからなる表示部を説明したが、これに限らず、乱数を表示できるのであれば、他の構成であっても良い。
更にまた、乱数の発生方法として、線形漸化法を説明したが、乱数を発生できるのであれば、乱数の発生方法はこれに限定されず、他の方法で乱数を発生させても良い。
(実施の形態2)
実施の形態2に係る空気調和機検査システムは、送信機能検査に係る制御部10a,2aの処理手順のみが、実施の形態1に係る空気調和機検査システムと異なるため、以下では主に上記相違点について説明する。
図4は、実施の形態2における空気調和機検査システムの送信機能検査に係る制御部10a,2aの処理手順を示すフローチャートである。
遠隔操作装置2の制御部2aは、検査開始の操作がされた場合、検査の開始を要求する検査開始要求信号を送信する(ステップS101)。
空気調和機1の制御部10aは、受信部10cによる信号の受信を監視しており、遠隔操作装置2から検査開始要求信号が送信された場合、検査開始要求信号を受信する(ステップS111)。
検査開始要求信号を受信した場合、制御部10aは、所定桁数の乱数を発生し(ステップS112)、発生した乱数を表示部10eに表示させる(ステップS113)。
次いで、制御部10aは、ステップS112で発生した乱数の信号を送信部10bに与えることで、乱数の信号を送信させる(ステップS114)。
ステップS101の処理を終えた場合、遠隔操作装置2の制御部2aは、受信部2cによる信号の受信を監視しており、空気調和機1から乱数の信号が送信された場合、乱数の信号を受信する(ステップS102)。
そして、制御部2aは、受信した乱数の信号を、再び送信部2bに与えることで、該乱数の信号を送信させる(ステップS103)。
遠隔操作装置2から前記乱数の信号が送信された場合、空気調和機1の制御部10aは、前記乱数の信号を受信する(ステップS115)。そして、制御部10aは、ステップS114及びステップS115で送受信した乱数、つまりステップS112で発生した乱数及びステップS115で受信した乱数が一致しているか否かを判定する(ステップS116)。
送受信した乱数が一致していると判定した場合(ステップS116:YES)、制御部10aは、送信機能が正常に動作している旨を表示部10eに表示させ(ステップS117)、処理を終える。送受信した乱数が一致していないと判定した場合(ステップS116:NO)、制御部10aは、送信機能が正常に動作していない旨を表示部10eに表示させ(ステップS118)、処理を終える。
実施の形態2に係る空気調和機検査システムの他の構成、作用及び効果は、実施の形態1に係る空気調和機検査システムの構成、作用及び構成と同様であるため、対応する箇所には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
このように構成された空気調和機検査システムにおいては、遠隔操作装置2にて、検査開始要求信号を空気調和機1へ送信した場合、空気調和機1の制御部10aは、乱数を発生し、該乱数の信号を遠隔操作装置2へ送信する。遠隔操作装置2は、乱数の信号を受信した場合、該信号を空気調和機1へ送信する。そして、空気調和機1は、遠隔操作装置2から送信された信号が示す乱数と、制御部10aが発生した乱数とを比較する。各乱数が一致した場合、制御部10aは、空気調和機1の送信機能が正常に動作している旨を表示部10eに表示させ、各乱数が一致していない場合、空気調和機1の送信機能が正常に動作していない旨を表示部10eに表示させる。
図5は、実施の形態2における複数の空気調和機1,3及び遠隔操作装置2から構成された空気調和機検査システムを示すブロック図である。
本発明にあっても、図5に示すように複数の空気調和機1、3の送信機能を検査する際、複数の空気調和機1、3から送信された信号を遠隔操作装置2が受信した場合、各信号を複数の空気調和機1、3へ送信するため、誤って、検査対象の空気調和機1、3の送信機能が正常であると判断される虞はない。
例えば、一の空気調和機1の送信機能に異常があり、信号D1を送信できず、他の空気調和機3が発生した乱数の信号D2を遠隔操作装置2へ送信した場合、遠隔操作装置2は、信号D2を送信し、空気調和機1、3は、信号D2を受信する。
信号D2を受信した空気調和機1の表示部10eには、送受信した各乱数が一致しないため、送信機能が正常に動作していない旨が表示される。信号D2を受信した空気調和機3の表示部には、送受信した各乱数が一致するため、送信機能が正常に動作している旨が表示される。従って、空気調和機1の送信機能が正常であると誤って判断されることはない。
このため、複数の電気機器1,3の送信機能を検査する際に、特別な管理及び設備を用意することなく、各空気調和機1,3の送信機能を誤り無く検査することができる。また、電気機器1,3の受信機能も合わせて検査することができる。
また、上述の送信機能を検査するための検査装置として遠隔操作装置2を使用しているため、遠隔操作装置2の送信機能及び受信機能も合わせて検査することができる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和機及び遠隔操作装置からなる空気調和機検査システムを示すブロック図である。 空気調和機検査システムの送信機能検査に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。 複数の空気調和機及び遠隔操作装置から構成された空気調和機検査システムを示すブロック図である。 実施の形態2における空気調和機検査システムの送信機能検査に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る複数の空気調和機及び遠隔操作装置から構成された空気調和機検査システムを示すブロック図である。 従来の空気調和機検査方法を実施するための空気調和機検査システムのブロック図である。 複数の空気調和機及び遠隔操作装置から構成された空気調和機検査システムを示すブロック図である。
符号の説明
1 空気調和機
2 遠隔操作装置
2a 制御部
2b 送信部
2c 受信部
2d 表示部
2e 操作部
10 室内機
10a 制御部
10b 送信部
10c 受信部
10d 室内温度検出器
10e 表示部
10f 風向板駆動部
10g 風向板
10h 室内ファン駆動部
10i 室内ファン
10j 室内熱交換器
11 室外機
11a 圧縮機
11b 室外熱交換器
11c キャピラリチューブ
11d 圧縮機駆動部
11e 室外ファン駆動部
11f 室外ファン

Claims (8)

  1. 無線で信号を送信する電気機器に乱数を発生させ、
    前記電気機器に発生させた乱数を表示させ、
    前記電気機器に該乱数の信号を検査装置へ送信させ、
    前記検査装置に送信された信号を受信させ、
    前記検査装置に受信させた信号が示す乱数を表示させ、
    前記電気機器及び前記検査装置が表示した乱数を比較することにより、前記電気機器の送信機能を検査する
    ことを特徴とする電気機器検査方法。
  2. 無線で信号を送信する電気機器に乱数を発生させ、
    前記電気機器に発生させた乱数の信号を検査装置へ送信させ、
    前記検査装置に送信された信号を受信させ、
    前記検査装置に受信させた信号を送信させ、
    前記電気機器に送信された信号を受信させ、
    前記電気機器に受信させた信号が示す乱数、及び前記電気機器に発生させた乱数を比較することにより、前記電気機器に各乱数が一致するか否かを判定させ、
    前記電気機器に判定結果を表示させる
    ことを特徴とする電気機器検査方法。
  3. 無線で信号を送信する電気機器と、該電気機器により送信された信号を受信する検査装置とを備え、送受信された信号に基づいて前記電気機器の送信機能を検査する電気機器検査システムにおいて、
    前記電気機器は、
    乱数を発生する乱数発生手段と、
    該乱数発生手段により発生した乱数を表示する表示手段と、
    該乱数の信号を前記検査装置へ送信する送信手段と
    を備え、
    前記検査装置は、
    前記送信手段が送信した信号を受信する受信手段と、
    該受信手段により受信した信号が示す乱数を表示する手段と
    を備える
    ことを特徴とする電気機器検査システム。
  4. 乱数を発生する乱数発生手段と、
    該乱数発生手段により発生した乱数を表示する表示手段と、
    該乱数の信号を無線で外部装置へ送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする電気機器。
  5. 無線で信号を送信する電気機器と、該電気機器により送信された信号を受信する検査装置とを備え、送受信された信号に基づいて前記電気機器の送信機能を検査する電気機器検査システムにおいて、
    前記検査装置は、
    前記電気機器により送信された信号を受信した場合、該信号を該電気機器へ送信する手段を備え、
    前記電気機器は、
    乱数を発生する乱数発生手段と、
    該乱数発生手段により発生した乱数の信号を前記検査装置へ送信する送信手段と、
    前記検査装置により受信及び送信された信号を受信する受信手段と、
    該受信手段により受信した信号が示す乱数、及び前記乱数発生手段により発生した乱数を比較することにより、各乱数が一致するか否かを判定する判定手段と、
    該判定手段の判定結果を表示する手段と
    を備えることを特徴とする電気機器検査システム。
  6. 乱数を発生する乱数発生手段と、
    該乱数発生手段により発生した乱数の信号を外部装置へ送信する送信手段と、
    外部装置から送信された乱数の信号を受信する受信手段と、
    該受信手段により受信した信号が示す乱数、及び前記乱数発生手段により発生した乱数を比較することにより、各乱数が一致するか否かを判定する判定手段と、
    該判定手段の判定結果を表示する手段と
    を備えることを特徴とする電気機器。
  7. 前記電気機器は空気調和機であり、
    前記送信手段は、
    空気に関する情報を示す信号を送信する手段を備える
    ことを特徴とする請求項3又は請求項5に記載の電気機器検査システム。
  8. 冷媒の循環によって空調するようにしてあり、
    前記送信手段は、
    空気に関する情報を示す信号を送信する手段を備える
    ことを特徴とする請求項4又は請求項6に記載の電気機器。
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