JP2007154017A - 捺染用インクジェット用インクおよび記録方法 - Google Patents

捺染用インクジェット用インクおよび記録方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の目的は、特定の硬化成分を少量インクに添加することにより、前処理を施さなくともフェザリングが良好で、起毛繊維などにも染色が可能なため記録媒体の選択肢を広げることが出来、タオルなど毛足の長い布帛の染色を可能にすることが出来、また廃液負荷を低減することができる、捺染用インクジェット用インクおよび記録方法を提供することにある。
【解決手段】少なくとも反応性染料と、水と、親水性主鎖に複数の側鎖を有し、活性エネルギー線を照射することにより、側鎖間で架橋結合可能な高分子化合物と、を含有することを特徴とする捺染用インクジェット用インク。
【選択図】なし

Description

本発明は、捺染用インクジェット用インクおよび記録方法に関し、特定の硬化成分を少量インクに添加することにより、前処理を施さなくともフェザリングが良好で、起毛繊維などにも染色が可能なため記録媒体の選択肢を広げることが出来、タオルなど毛足の長い布帛の染色を可能にすることが出来、また廃液負荷を低減することができる、捺染用インクジェット用インクおよび記録方法を提供することにある。
近年、捺染の分野において、納期短縮、少量多品種生産対応として、製版工程が必要ないインクジェット捺染方式が望まれている。
インクジェット捺染では、通常捺染における色糊と比較し、インクが低粘度であるために、布帛が充分なインクを保持できなかったり、また繊維方向に沿ってインクが吸収されフェザリングが発生する。これらの問題解決のために、水溶性高分子を主成分とする前処理を施すことが提案され、一般的に利用されている(特許文献1、2参照)。
しかしながら、水溶性高分子を利用した前処理では、前処理剤を付与する工程が必要となることで、余分な時間がかかったり、コストアップ要因となる。さらには、オンデマンドで少量だけ前処理を行うことは難しく、インクジェット捺染が普及する妨げとなっている。
またタオルなどのパイル(起毛した繊維)生地に記録する場合、前処理を施した後に、繊維が倒れたままであったり方向がばらばらであると、記録後の画像は起毛繊維が長いほどぼけたものとなり、インクジェット記録の特徴の一つであるシャープさが損なわれる。繊維が長いため深部にまでインクをいきわたらせようとし、前処理によりインク保持層を厚くすると結局繊維にまで色材が到達できず目割れなどを引き起こす。そのためリスクを回避しようと起毛の少ない繊維を選択する傾向にある。
前処理剤を使用する限り、環境負荷の問題は無視できない。最近では超臨界流体を用いた染色法で廃液が減らせるが(特許文献3参照)、導入するには大掛かりな設備が必要であり容易ではない。
また、UV硬化モノマーを用いた染色方法も提案されているが(特許文献4参照)、UV硬化後の樹脂が繊維に残留することで、風合いを劣化させる問題がある。
特開平05−148777号公報 特開平05−179577号公報 特開2005−273098号公報 特表2004−532750号公報
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、本発明の目的は、特定の硬化成分を少量インクに添加することにより、前処理を施さなくともフェザリングが良好で、起毛繊維などにも染色が可能なため記録媒体の選択肢を広げることが出来、タオルなど毛足の長い布帛の染色を可能にすることが出来、また廃液負荷を低減することができる、捺染用インクジェット用インクおよび記録方法を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
1.少なくとも反応性染料と、水と、親水性主鎖に複数の側鎖を有し、活性エネルギー線を照射することにより、側鎖間で架橋結合可能な高分子化合物と、を含有することを特徴とする捺染用インクジェット用インク。
2.前記高分子化合物を捺染用インクジェット用インク全質量に対して、0.8〜5.0質量%含有することを特徴とする1に記載の捺染用インクジェット用インク。
3.前記親水性主鎖がポリ酢酸ビニルのケン化物であり、かつケン化度が77〜99%、重合度が200〜4000であることを特徴とする1または2に記載の捺染用インクジェット用インク。
4.前記親水性主鎖に対する前記側鎖の変性率が0.8モル%以上4モル%以下であることを特徴とする1〜3の何れか1項に記載の捺染用インクジェット用インク。
5.前記捺染用インクジェット用インクにアルカリ性物質を含有することを特徴とする1〜4の何れか1項に記載の捺染用インクジェット用インク。
6.少なくとも反応性染料と、水と、親水性主鎖に複数の側鎖を有し、活性エネルギー線を照射することにより、側鎖間で架橋結合可能な高分子化合物と、を含有する捺染用インクジェット用インクを用いて、記録後発色処理し洗浄処理する工程を含むことを特徴とする記録方法。
7.前記高分子化合物をインク全質量に対して、0.8〜5.0質量%含有することを特徴とする6に記載の記録方法。
8.前記親水性主鎖がポリ酢酸ビニルのケン化物であり、かつケン化度が77〜99%、重合度が200〜4000であることを特徴とする6または7に記載の記録方法。
9.前記親水性主鎖に対する前記側鎖の変性率が0.8モル%以上4モル%以下であることを特徴とする6〜8の何れか1項に記載の記録方法。
10.前記捺染用インクジェット用インクにアルカリ性物質を含有することを特徴とする6〜9の何れか1項に記載の記録方法。
本発明によれば、特定の硬化成分を少量インクに添加することにより、前処理を施さなくともフェザリングが良好で、起毛繊維などにも染色が可能なため記録媒体の選択肢を広げることが出来、タオルなど毛足の長い布帛の染色を可能にすることが出来、また廃液負荷を低減することができる、捺染用インクジェット用インクおよび記録方法を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明するが、本発明はこれらに限定されない。
以下本発明を詳細に説明する。
〈活性エネルギー線架橋性高分子化合物〉
本発明に係る親水性主鎖に複数の側鎖を有し、活性エネルギー線を照射することにより側鎖間で架橋結合可能な高分子化合物とは、ポリ酢酸ビニルのケン化物、ポリビニルアセタール、ポリエチレンオキサイド、ポリアルキレンオキサイド、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、または前記親水性樹脂の誘導体、ならびにこれらの共重合体からなる群より選ばれる少なくとも一種の親水性樹脂に対して、側鎖に光二量化型、光分解型、光重合型、光変性型、光解重合型等の変性基を導入したものである。光重合型の架橋性基が感度、生成される画像の性能の観点から望ましい。
親水性主鎖においては、側鎖の導入に対する簡便性や、取り扱いの観点からポリ酢酸ビニルのケン化物が好ましく、その重合度は200以上4000以下が好ましく、200以上2000以下がハンドリングの観点からより好ましい。主鎖に対する側鎖の変性率は0.3モル%以上4モル%以下が好ましく0.8モル%以上4モル%以下が反応性の観点からより好ましい。0.3モル%より小さいと架橋性が不足し本発明の効果が小さくなり、4モル%より大きいと架橋密度が大きくなり硬くてもろい膜となり、膜の強度が落ちてしまう。
光二量化型の変性基としては、ジアゾ基、シンナモイル基、スチルバゾニウム基、スチルキノリウム基等を導入したものが好ましく、例えば、特開昭60−129742号公報等の公報に記載された感光性樹脂(組成物)が挙げられる。
特開昭60−129742号公報記載の感光性樹脂は、ポリビニルアルコール構造体中にスチルバゾニウム基を導入した下記一般式(1)で表される化合物である。
式中、R1は炭素数1〜4のアルキル基を表し、A-はカウンターアニオンを表す。
特開昭56−67309号公報記載の感光性樹脂は、ポリビニルアルコール構造体中に、下記一般式(2)で表される2−アジド−5−ニトロフェニルカルボニルオキシエチレン構造、または、下記一般式(3)で表され、4−アジド−3−ニトロフェニルカルボニルオキシエチレン構造を有する樹脂組成物である。
また、下記一般式(4)で表される変性基も好ましく用いられる。
式中、Rはアルキレン基または芳香族環を表す。好ましくはベンゼン環である。
光重合型の変性基としては、例えば、特開2000−181062号、特開2004−189841号に示される下記一般式(5)で表される樹脂が反応性との観点から好ましい。
式中、R2はメチル基または水素原子を表し、nは1または2を表し、Xは−(CH2m−COO−または−O−を表し、Yは芳香族環または単結合手を表し、mは0〜6までの整数を表す。
また、特開2004−161942号公報に記載されている光重合型の下記一般式(6)で表される変性基を、従来公知の水溶性樹脂に用いることも好ましい。
式中、R3はメチル基または水素原子を表し、R4は炭素数2〜10の直鎖状または分岐状のアルキレン基を表す。
このような活性エネルギー線架橋型の樹脂は、インク全質量に対して0.8質量%から5.0質量%含有することが好ましい。0.8質量%以上存在することで、架橋効率が向上し、架橋後のインク粘度の急激な上昇によりビーディングやカラーブリードがより好ましくなる。5.0質量%以下の場合は、インク物性やインクヘッド内状態に悪影響しにくくなり、出射性やインク保存性の観点で好ましい。
本発明の活性エネルギー線架橋型の樹脂においては、元々ある程度の重合度をもった主鎖に対して側鎖間で架橋結合を介して架橋をするため、一般的な連鎖反応を介して重合する活性エネルギー線硬化型の樹脂に対して光子一つ当たりの分子量増加効果が著しく大きい。一方、従来公知の活性エネルギー線硬化型の樹脂においては架橋点の数は制御不可能であるため硬化後の膜の物性をコントロールすることができず、硬くてもろい膜となりやすい。
本発明に用いられる樹脂においては架橋点の数は親水性主鎖の長さと、側鎖の導入量で完全に制御でき、目的に応じたインク膜の物性制御が可能である。
さらに、従来公知の活性エネルギー線硬化型インクが色剤以外のほぼ全量が硬化性分であり、そのため硬化後のドットが盛り上がり、光沢に代表される画質に劣ることに対し、本発明に用いられる樹脂においては必要量が少量ですみ、乾燥成分が多いため乾燥後の画質の向上が図られ、かつ定着性も良い。
(光重合開始剤、増感剤)
本発明においては、光重合開始剤や増感剤を添加するのも好ましい。これらの化合物は溶媒に溶解、または分散した状態か、もしくは感光性樹脂に対して化学的に結合されていてもよい。
適用される光重合開始剤、光増感剤について特に制限はなく、従来公知の物を用いることができる。
適用される光重合開始剤、光増感剤について特に制限はないが、水溶性の物が混合性、反応効率の観点から好ましい。特に4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル−(2−ヒドロキシ−2−プロピル)ケトン(HMPK)、チオキサントンアンモニウム塩(QTX)、ベンゾフェノンアンモニウム塩(ABQ)が水系溶媒への混合性という観点で好ましい。
さらに、樹脂との相溶製の観点から下記一般式(7)で表される4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル−(2−ヒドロキシ−2−プロピル)ケトン(n=1、HMPK)や、そのエチレンオキシド付加物(n=2〜5)がより好ましい。
式中、nは1〜5の整数を表す。
また、他には一例としベンゾフェノン、ヒドロキシベンゾフェノン、ビス−N,N−ジメチルアミノベンゾフェノン、ビス−N,N−ジエチルアミノベンゾフェノン、4−メトキシ−4′−ジメチルアミノベンゾフェノン等のベンゾフェノン類。チオキサトン、2、4−ジエチルチオキサントン、イソプロピルチオキサントン、クロロチオキサントン、イソプロポキシクロロチオキサントン等のチオキサントン類。エチルアントラキノン、ベンズアントラキノン、アミノアントラキノン、クロロアントラキノン等のアントラキノン類。アセトフェノン類。ベンゾインメチルエーテル等のベンゾインエーテル類。2,4,6−トリハロメチルトリアジン類、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−(o−クロロフェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾール2量体、2−(o−クロロフェニル)−4,5−ジ(m−メトキシフェニル)イミダゾール2量体、2−(o−フルオロフェニル)−4,5−フェニルイミダゾール2量体、2−(o−メトキシフェニル)−4,5−フェニルイミダゾール2量体、2−(p−メトキシフェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾール2量体、2,−ジ(p−メトキシフェニル)−5−フェニルイミダゾール2量体、2−(2,4−ジメトキシフェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾール2量体の2,4,5−トリアリールイミダゾール2量体、ベンジルジメチルケタール、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニル)ブタン−1−オン、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルホリノ−1−プロパノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン、1−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル]−2−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパン−1−オン、フェナントレンキノン、9,10−フェナンスレンキノン、メチルベンゾイン、エチルベンゾイン等ベンゾイン類、9−フェニルアクリジン、1,7−ビス(9,9′−アクリジニル)ヘプタン等のアクリジン誘導体、ビスアシルフォスフィンオキサイド、及びこれらの混合物等が好ましく用いられ、上記は単独で使用しても混合して使用してもかまわない。
これらの光重合開始剤に加え、促進剤等を添加することもできる。これらの例として、p−ジメチルアミノ安息香酸エチル、p−ジメチルアミノ安息香酸イソアミル、エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等が挙げられる。
これらの光重合開始剤は親水性主鎖に対して、側鎖にグラフト化されていても好ましい。
(活性エネルギー線、照射方法)
本発明でいう活性エネルギー線とは、例えば電子線、紫外線、α線、β線、γ線、エックス線等が上げられるが、人体への危険性や、取り扱いが容易で、工業的にもその利用が普及している電子線や紫外線が好ましい。
電子線を用いる場合には、照射する電子線の量は0.1〜30Mradの範囲が望ましい。0.1Mrad未満では十分な照射効果が得られず、30Mradを越えると支持体等を劣化させる可能性があるため、好ましくない。
紫外線を用いる場合は、光源として例えば0.1kPaから1MPaまでの動作圧力を有する低圧、中圧、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプや紫外域の発光波長を持つキセノンランプ、冷陰極管、熱陰極管、LED等従来公知の物が用いられる。
(インク着弾後の光照射条件)
活性光線の照射条件として、インク着弾後0.001〜1.0秒の間に活性光線が照射されることが好ましく、より好ましくは0.001〜0.5秒である。高精細な画像を形成するためには、照射タイミングができるだけ早いことが特に重要となる。
(ランプの設置)
活性光線の照射方法として、その基本的な方法が特開昭60−132767号に開示されている。これによると、ヘッドユニットの両側に光源を設け、シャトル方式でヘッドと光源を走査する。照射は、インク着弾後、一定時間を置いて行われることになる。更に、駆動を伴わない別光源によって硬化を完了させる。米国特許第6,145,979号では、照射方法として、光ファイバーを用いた方法や、コリメートされた光源をヘッドユニット側面に設けた鏡面に当て、記録部へUV光を照射する方法が開示されている。本発明の画像形成方法においては、これらの何れの照射方法も用いることができる。
また、活性光線を照射を2段階に分け、まずインク着弾後0.001〜2.0秒の間に前述の方法で活性光線を照射し、更に活性光線を照射する方法も好ましい態様の1つである。活性光線の照射を2段階に分けることで、よりインク硬化の際に起こる記録材料の収縮を抑えることが可能となる。
〔着色剤〕
以下、本発明のインクジェット用インクに適用可能な反応性染料の具体例を列挙するが、本発明では、これら例示する染料にのみ限定されるものではない。
本発明で用いることのできる水溶性反応性染料としては、例えば、アゾ染料、メチン染料、アゾメチン染料、キサンテン染料、キノン染料、フタロシアニン染料、トリフェニルメタン染料、ジフェニルメタン染料等を挙げることができる。
〈C.I.リアクティブイエロー〉
2、3、7、15、17、18、22、23、24、25、27、37、39、42、57、69、76、81、84、85、86、87、92、95、102、105、111、125、135、136、137、142、143、145、151、160、161、165、167、168、175、176、
〈C.I.リアクティブオレンジ〉
1、4、5、7、11、12、13、15、16、20、30、35、56、64、67、69、70、72、74、82、84、86、87、91、92、93、95、107、
〈C.I.リアクティブレッド〉
2、3、5、8、11、21、22、23、24、28、29、31、33、35、43、45、49、55、56、58、65、66、78、83、84、106、111、112、113、114、116、120、123、124、128、130、136、141、147、158、159、171、174、180、183、184、187、190、193、194、195、198、218、220、222、223、228、235、
〈C.I.リアクティブバイオレット〉
1、2、4、5、6、22、23、33、36、38、
〈C.I.リアクティブブルー〉
2、3、4、5、7、13、14、15、19、21、25、27、28、29、38、39、41、49、50、52、63、69、71、72、77、79、89、104、109、112、113、114、116、119、120、122、137、140、143、147、160、161、162、163、168、171、176、182、184、191、194、195、198、203、204、207、209、211、214、220、221、222、231、235、236、
〈C.I.リアクティブグリーン〉
8、12、15、19、21、
〈C.I.リアクティブブラウン〉
2、7、9、10、11、17、18、19、21、23、31、37、43、46、
〈C.I.リアクティブブラック〉
5、8、13、14、31、34、39、
等を挙げることができる。
〈水溶性溶媒〉
本発明において、溶媒としては、水性液媒体が好ましく用いられ、前記水性液媒体としては、水及び水溶性有機溶剤等の混合溶媒が更に好ましく用いられる。好ましく用いられる水溶性有機溶剤の例としては、アルコール類(例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、イソブタノール、セカンダリーブタノール、ターシャリーブタノール)、多価アルコール類(例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキサンジオール、ペンタンジオール、グリセリン、ヘキサントリオール、チオジグリコール)、多価アルコールエーテル類(例えば、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、プロピレングリコールモノフェニルエーテル)、アミン類(例えば、エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミン、N−エチルジエタノールアミン、モルホリン、N−エチルモルホリン、エチレンジアミン、ジエチレンジアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ポリエチレンイミン、ペンタメチルジエチレントリアミン、テトラメチルプロピレンジアミン)、アミド類(例えば、ホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド等)、複素環類(例えば、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、シクロヘキシルピロリドン、2−オキサゾリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン等)、スルホキシド類(例えば、ジメチルスルホキシド)等が挙げられる。
〈界面活性剤〉
本発明のインクに好ましく使用される界面活性剤としては、アルキル硫酸塩、アルキルエステル硫酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩類、アルキルナフタレンスルホン酸塩類、アルキルリン酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸塩、脂肪酸塩類等のアニオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル類、アセチレングリコール類、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロックコポリマー類等のノニオン性界面活性剤、グリセリンエステル、ソルビタンエステル、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、アミンオキシド等の活性剤、アルキルアミン塩類、第四級アンモニウム塩類等のカチオン性界面活性剤が挙げられる。
これらの界面活性剤は顔料の分散剤としても用いることが出来、特にアニオン性及びノニオン性界面活性剤を好ましく用いることができる。
〈各種添加剤〉
本発明においては、その他に従来公知の添加剤を含有することができる。例えば蛍光増白剤、消泡剤、潤滑剤、防腐剤、増粘剤、帯電防止剤、マット剤、水溶性多価金属塩、酸塩基、緩衝液等pH調整剤、酸化防止剤、表面張力調整剤、非抵抗調整剤、防錆剤、無機顔料等である。
〈布帛〉
布帛としては、木綿、麻、ビスコース、羊毛、絹、及び、ナイロン等のように反応性染料で染色可能な繊維からなる織布、又は不織布、あるいは、これらの繊維とポリエステル繊維、アセテート繊維、ポリプロピレン繊維、ビニロン繊維等の合成繊維からなる混紡織布、又は、混紡不織布などが挙げられる。これらの織布または不織布は従来公知のものはいずれも使用することができるが、それに加えて、これらの織布または不織布をインクジエツト記録捺染用に予備処理したものでもよい。このような予備処理は、織布を構成する繊維の表面にアルカリ性物質を付与しておくことで発色時に必要なアルカリが供給される。この予備処理は従来の前処理に比べ簡便である。反応性インクを布帛上にしっかり固着させるためには、適度なアルカリ性物質の存在が必要である。
〈発色処理〉
発色処理工程とは、プリント後布帛表面に付着したのみで、十分布帛に吸着・固着されていないインク中の染料を布帛に吸着・固着させることによりそのインク本来の色相を発現させる工程である。その方法としては、従来公知の方法でよく、例えば、スチーミング法、HTスチーミング法、サーモフイクツス法、アルカリパツドスチーム法、アルカリブロツチスチーム法、アルカリシヨツク法、アルカリコールドフイツクス法等が利用される。それらはプリントする素材、インクなどにより適宜選択される。また、印字された布帛は直ちに加熱処理しても、しばらくおいてから加熱処理しても用途に合わせて乾燥・発色処理すればよく、本発明においてはいずれの方法を用いてもよい。
〈洗浄処理〉
加熱処理後は染着に関与しなかった染料を除去する目的で洗浄処理を行っても良い。その方法は、プリントする素材、インクにより選択される。例えばセルロース繊維の場合一般的には、水洗、湯洗のあとに非イオン系洗浄剤を含むソーピング浴で処理後、湯洗、水洗を行なう。洗浄後には乾燥を行っても良い。洗浄した布帛を絞ったり脱水した後、干したりあるいは乾燥機、ヒートロール、アイロン等を使用して乾燥させる。
以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されない。尚、特に断りない限り、実施例中の「部」は「質量部」を示す。また、実施例中で「%」は、特に断りのない限り質量%を表す。
実施例1
〈高分子化合物の合成〉
グリシジルメタクリレート56g、p−ヒドロキシベンズアルデヒド48g、ピリジン2g、及びN−ニトロソ−フェニルヒドロキシアミンアンモニウム塩1gを反応容器に入れ、80℃の湯浴中で8時間攪拌した。
次に、重合度300、ケン化率88%のポリ酢酸ビニルケン化物45gをイオン交換水225gに分散した後、この溶液にリン酸4.5gと上記反応で得られたp−(3−メタクリロキシ−2−ヒドロキシプロピルオキシ)ベンズアルデヒドをPVAに対して変性率が3モル%になる様に加え、90℃で6時間攪拌した。得られた溶液を室温まで冷却した後、塩基性イオン交換樹脂30gを加え1時間攪拌した。その後イオン交換樹脂を濾過し、ここに光重合開始剤として、イルガキュア2959(チバスペシャリティケミカルズ社製)を15%水溶液100gに対して0.1gの割合で混合しその後イオン交換水にて希釈して10%の高分子化合物水溶液を得た。
〔インクの作製〕
下記の様にして反応性染料タイプのインクセット1を作製した。
(インクセット1の作製)
以下によりインク(マゼンタインク1、シアンインク1)、及びインクセット1を作製した。
C.I.リアクティブレッド24 5部
10%の高分子化合物水溶液 30部
グリセリン 7部
ジエチレングリコール 15部
ジエチレングリコールモノブチルエーテル 2部
オルフィンe1010(日信化学社製) 0.2部
以上にイオン交換水を加え全量を100部とし、マゼンタインク1を得た。
マゼンタインク1のC.I.リアクティブレッド24の代わりにC.I.リアクティブブルー72を用いた他は同様にしてシアンインク1を得た。
(インクセット2の作製)
以下によりインク(マゼンダインク2、シアンインク2)、及びインクセット2を作製した。
C.I.リアクティブレッド24 5部
10%の高分子化合物水溶液 30部
重炭酸ソーダ 3部
グリセリン 6部
ジエチレングリコール 15部
ジエチレングリコールモノブチルエーテル 2部
オルフィンe1010(日信化学社製) 0.2部
以上にイオン交換水を加え全量を100部とし、マゼンダインク2を得た。
マゼンタインク2のC.I.リアクティブレッド24の代わりにC.I.リアクティブブルー72を用いた他は同様にしてシアンインク2を得た。
(インクセット3の作製)
以下によりインク(マゼンダインク3、シアンインク3)、及びインクセット3を作製した。
C.I.リアクティブレッド24 5部
グリセリン 12部
ジエチレングリコール 15部
ジエチレングリコールモノブチルエーテル 2部
オルフィンe1010(日信化学社製) 0.2部
以上にイオン交換水を加え全量を100部とし、マゼンダインク3を得た。
マゼンタインク3のC.I.リアクティブレッド24の代わりにC.I.リアクティブブルー72を用いた他は同様にしてシアンインク3を得た。
(インクセット4の作製)
以下によりインク(マゼンダインク4、シアンインク4)、及びインクセット4を作製した。
C.I.リアクティブレッド24 5部
重炭酸ソーダ 3部
グリセリン 11部
ジエチレングリコール 15部
ジエチレングリコールモノブチルエーテル 2部
オルフィンe1010(日信化学社製) 0.2部
以上にイオン交換水を加え全量を100部とし、マゼンダインク4を得た。
マゼンタインク4のC.I.リアクティブレッド24の代わりにC.I.リアクティブブルー72を用いた他は同様にしてシアンインク4を得た。
〈使用布帛〉
布A(前処理)
シルケット加工したブロード木綿布に20g/lのアルギン酸ナトリウム、30g/lの炭酸ナトリウム、及び100g/lの尿素を含む液体でパッド塗布し(絞り率:70%)、乾燥した。
布B(簡易前処理)
シルケット加工したブロード木綿布に30g/lの炭酸ナトリウムを含む液体でパッド塗布し(絞り率:70%)、乾燥した。
布C(前処理無し)
シルケット加工したブロード木綿布に前処理を施さないもの。
布D(前処理)
木綿のパイル生地に20g/lのアルギン酸ナトリウム、30g/lの炭酸ナトリウム、及び100g/lの尿素を含む液体でパッド塗布し(絞り率:70%)、乾燥した。
布E(簡易前処理)
木綿のパイル生地に30g/lの炭酸ナトリウムを含む液体でパッド塗布し(絞り率:70%)、乾燥した。
布F(前処理無し)
木綿のパイル生地に前処理を施さないもの。
《評価方法》
〈フェザリングの評価〉
ノズル口径25μm、駆動周波数12kHz、ノズル数128、ノズル密度180dpi(以下、dpiとは、1インチ(2.54cm)当たりのドット数を表す。)であるピエゾ型ヘッドを用い、最大記録密度720×720dpiのオンデマンド型のインクジェットプリンタを使用し、下記表1、表2に記載の布(前述の前処理なし布)に、表1、表2記載のように各インクを連続吐出し、着弾した後0.1秒後に、120W/cmメタルハライドランプ(日本電池社製 MAL 400NL 電源電力3kW・hr)を照射して、巾250μm、長さ5cmの細線をプリントした。
(発色処理、洗浄処理)
プリントした試料は、完全に乾燥し、飽和蒸気中、103℃で12分間固着させ、冷水で5分、65℃で5分すすいだ後、3%のソーピング剤を溶解したソーピング液を用いて85℃で煮沸して洗い上げ、再度65℃で5分、そして冷水で5分すすいだ後、乾燥した。得られた試料について、目視観察し、下記評価基準に則りフェザリングの評価を行った。
フェザリングの評価基準
◎:滲みにより線が太ることも無く細線が再現されている
○:滲みにより線が太ることはないが5箇所未満、紙繊維に沿ったインク滲みが観測される
△:滲みにより線が太ることはないが、10箇所未満、紙繊維に沿ったインク滲みが観測される
×:滲みによる線太りが激しい
結果を、表1、表2に示す。
フェザリングの評価結果1
フェザリングの評価結果2
表1、表2から明らかなように、本発明のインクは前処理を施さなくても、フェザリングが発生していないことがわかる。
〈カラーブリードの評価〉
ノズル口径25μm、駆動周波数12kHz、ノズル数128、ノズル密度180dpiで、液滴量が既知であるピエゾ型ヘッドを用い、最大記録密度720×720dpiのオンデマンド型のインクジェットプリンタを使用し、下記表3、表4に記載の布に対し、表3、表4に記載のようにインクセットのインクを連続吐出し、着弾した後0.1秒後に、120W/cmメタルハライドランプ(日本電池社製 MAL 400NL 電源電力3kW・hr)を照射して、マゼンタベタ地の上に巾100μmのシアン細線をプリントした。
(発色処理、洗浄処理)
プリントした試料は、完全に乾燥し、飽和蒸気中、103℃で12分間固着させ、冷水で5分、65℃で5分すすいだ後、3%のソーピング剤を溶解したソーピング液を用いて85℃で煮沸して洗い上げ、再度65℃で5分、そして冷水で5分すすいだ後、乾燥し、得られた試料について、目視観察した。
下記評価基準に則りカラーブリードの評価を行った。
カラーブリードの評価基準
◎:細線とベタの境界線がはっきりしている
○:わずかに境界がにじんでいる箇所があるが、実用上問題のない品質である
△:境界部ににじみが認められるが、実用上許容限界内の品質である
×:細線とベタ部の境界が不明瞭である
結果を、表3、表4に示す。
ブリードの評価結果1
インクセット1は、マゼンタインク1とシアンインク1の組み合わせ
インクセット3は、マゼンタインク3とシアンインク3の組み合わせ
ブリードの評価結果2
インクセット2は、マゼンタインク2とシアンインク2の組み合わせ
インクセット4は、マゼンタインク4とシアンインク4の組み合わせ
表3、表4から明らかなように、本発明のインクセットは前処理を施さなくても、ブリードが発生していないことがわかる。
〈画像の評価〉
ノズル口径25μm、駆動周波数12kHz、ノズル数128、ノズル密度180dpiで、液滴量が既知であるピエゾ型ヘッドを用い、最大記録密度720×720dpiのオンデマンド型のインクジェットプリンタを使用し、下記表5、表6に記載の布に対し、表5、表6に記載のようにインクセットのインクを連続吐出し、着弾した後0.1秒後に、120W/cmメタルハライドランプ(日本電池社製 MAL 400NL 電源電力3kW・hr)を照射して、サンプル画像(自転車)をプリントた。
(発色処理、洗浄処理)
プリントした試料は、完全に乾燥し、飽和蒸気中、103℃で12分間固着させ、冷水で5分、65℃で5分すすいだ後、3%のソーピング剤を溶解したソーピング液を用いて85℃で煮沸して洗い上げ、再度65℃で5分、そして冷水で5分すすいだ後、乾燥し、得られた試料について、目視観察し、画像が乱れているかどうかを下記評価基準に則り画像の評価を行った。
画像の評価基準
◎:自転車のスポークの部分までシャープに見える
○:自転車のスポークの部分は多少乱れているが自転車として認識できる
△:自転車として大まかな輪郭はわかる
×:自転車と認識することが困難
結果を、表5、表6に示す。
画像の評価結果1
インクセット1は、マゼンタインク1とシアンインク1の組み合わせ
インクセット3は、マゼンタインク3とシアンインク3の組み合わせ
画像の評価結果2
インクセット2は、マゼンタインク2とシアンインク2の組み合わせ
インクセット4は、マゼンタインク4とシアンインク4の組み合わせ
表5、表6から明らかなように、本発明のインクを使用すると、簡易前処理でプリントでき、起毛生地にも印刷が可能であり、記録媒体の選択肢が広がることがわかる。
〈環境負荷の評価〉
ノズル口径25μm、駆動周波数12kHz、ノズル数128、ノズル密度180dpiで、液滴量が既知であるピエゾ型ヘッドを用い、最大記録密度720×720dpiのオンデマンド型のインクジェットプリンタを使用し、下記表に記載の布帛に対し、サンプル画像をプリントした。
なお、各インクを連続吐出し、着弾した後0.1秒後に、120W/cmメタルハライドランプ(日本電池社製 MAL 400NL 電源電力3kW・hr)を照射した。
(発色処理、洗浄処理)
得られた画像試料は、完全に乾燥し、飽和蒸気中、103℃で12分間固着させ、冷水で5分、65℃で5分すすいだ後、3%のソーピング剤を溶解したソーピング液を用いて85℃で煮沸して洗い上げ、再度65℃で5分、そして冷水で5分すすいだ後、乾燥した。そのときに出る廃液の固形分量が7g/m2以下であれば○、7g/m2より多ければ×とした。
結果を、表7、表8に示す。
環境負荷の評価結果1
インクセット1は、マゼンタインク1とシアンインク1の組み合わせ
インクセット3は、マゼンタインク3とシアンインク3の組み合わせ
環境負荷の評価結果2
インクセット2は、マゼンタインク2とシアンインク2の組み合わせ
インクセット4は、マゼンタインク4とシアンインク4の組み合わせ
表7、表8から明らかなように、簡易前処理布を使用すると、廃液負荷が低減されることがわかる。

Claims (10)

  1. 少なくとも反応性染料と、水と、親水性主鎖に複数の側鎖を有し、活性エネルギー線を照射することにより、側鎖間で架橋結合可能な高分子化合物と、を含有することを特徴とする捺染用インクジェット用インク。
  2. 前記高分子化合物を捺染用インクジェット用インク全質量に対して、0.8〜5.0質量%含有することを特徴とする請求項1に記載の捺染用インクジェット用インク。
  3. 前記親水性主鎖がポリ酢酸ビニルのケン化物であり、かつケン化度が77〜99%、重合度が200〜4000であることを特徴とする請求項1または2に記載の捺染用インクジェット用インク。
  4. 前記親水性主鎖に対する前記側鎖の変性率が0.8モル%以上4モル%以下であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の捺染用インクジェット用インク。
  5. 前記捺染用インクジェット用インクにアルカリ性物質を含有することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の捺染用インクジェット用インク。
  6. 少なくとも反応性染料と、水と、親水性主鎖に複数の側鎖を有し、活性エネルギー線を照射することにより、側鎖間で架橋結合可能な高分子化合物と、を含有する捺染用インクジェット用インクを用いて、記録後発色処理し洗浄処理する工程を含むことを特徴とする記録方法。
  7. 前記高分子化合物をインク全質量に対して、0.8〜5.0質量%含有することを特徴とする請求項6に記載の記録方法。
  8. 前記親水性主鎖がポリ酢酸ビニルのケン化物であり、かつケン化度が77〜99%、重合度が200〜4000であることを特徴とする請求項6または7に記載の記録方法。
  9. 前記親水性主鎖に対する前記側鎖の変性率が0.8モル%以上4モル%以下であることを特徴とする請求項6〜8の何れか1項に記載の記録方法。
  10. 前記捺染用インクジェット用インクにアルカリ性物質を含有することを特徴とする請求項6〜9の何れか1項に記載の記録方法。
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