JP2007153489A - 管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】搬送台車に多数収容されている物品を、個別に物品の情報を読み取ることなく管理することができる物品の管理システムを提供する。
【解決手段】 搬送台車10に複数の物品5を収容した状態で物品5の搬送を行う搬送工程を有する、物品を管理する管理システムであって、前記搬送台車10に設けられて情報を読み書き可能な非接触型記憶媒体11と、前記非接触型記憶媒体11に情報を書き込む書込手段13と、前記非接触型記憶媒体11から情報を読み取る読取手段12と、前記搬送台車10に収容されている物品5の情報とを備え、前記搬送工程で前記読取手段12により前記非接触型記憶媒体11の情報を読み取り、前記搬送台車10の位置を管理するようにした。
【選択図】図1
【解決手段】 搬送台車10に複数の物品5を収容した状態で物品5の搬送を行う搬送工程を有する、物品を管理する管理システムであって、前記搬送台車10に設けられて情報を読み書き可能な非接触型記憶媒体11と、前記非接触型記憶媒体11に情報を書き込む書込手段13と、前記非接触型記憶媒体11から情報を読み取る読取手段12と、前記搬送台車10に収容されている物品5の情報とを備え、前記搬送工程で前記読取手段12により前記非接触型記憶媒体11の情報を読み取り、前記搬送台車10の位置を管理するようにした。
【選択図】図1
Description
本発明は、搬送台車に複数の物品を収容した状態で物品の搬送を行う搬送工程を有する、物品を管理する管理システムに関する。
従来、配送センターなどでは配送先ごとに仕分けた物品を、配送先ごとに設定した搬送台車に収容し、配送先ごとに区画した待機場所で待機させ、トラックに搬送台車ごと載せて出荷することが行われている。
配送センターの待機場所で、搬送台車に収容されている全ての物品を管理することが検討されているが、物品に付されているバーコードなどから情報をすべて個別に読み取るのは大変であった。そこで本発明は、搬送台車に多数収容されている物品を、個別に物品の情報を読み取ることなく管理することができる物品の管理システムを提供することを課題とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、搬送台車に複数の物品を収容した状態で物品の搬送を行う搬送工程を有する、物品を管理する管理システムであって、前記搬送台車に設けられて情報を読み書き可能な非接触型記憶媒体と、前記非接触型記憶媒体に情報を書き込む書込手段と、前記非接触型記憶媒体から情報を読み取る読取手段と前記搬送台車に収容されている物品の情報と、を備え、前記搬送工程で前記読取手段により前記非接触型記憶媒体の情報を読み取り、前記搬送台車の位置を管理するようにしたものである。
請求項2においては、前記物品の情報は、前記搬送台車に収容される全物品が記載された一覧情報を含み、前記搬送台車とは別体として設けられる情報保存媒体に記憶されるものである。
請求項3においては、前記物品の情報は、前記搬送台車に収容される全物品の一覧情報を含み、前記非接触型記憶媒体に記憶されるものである。
請求項4においては、前記物品の情報は、前記搬送台車に収容される全物品の一覧情報を含み、前記搬送台車とは別体として設けられる情報管理手段に、前記搬送台車に対応して記憶されるものである。
請求項5においては、前記搬送台車は、物流の中継地点に配置される配送センターを経由して搬送される搬送台車であって、前記搬送工程は、配送センターへの入荷工程と、保管工程と、出荷工程とを含み、前記入荷工程と、保管工程と、出荷工程とで、時間情報および場所情報を前記書込手段により前記非接触型記憶媒体に書き込むものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、搬送台車に収容されている物品の情報を有しているため、搬送台車の位置を管理すれば、収容されている物品を管理することができる。その際に、読取手段で搬送台車に収容されている個々の物品に付設されている物品の情報を個別に読み取るのではなく、搬送台車に設けられている非接触型記憶媒体のみと例えば通信して情報を読み取るため、読み取りが容易である。
請求項2においては、別の管理システムで管理されていた搬送台車であっても、容易に管理することができる。
請求項3においては、非接触型記憶媒体に直接的に物品の一覧情報が書き込まれるため、読取手段で読み取ることにより、直接的に搬送台車に収容されている物品を確認することができる。
請求項4においては、情報管理手段で物品の一覧情報を管理することで、非接触型記憶媒体に物品の一覧情報を書き込むことが不要となり、搬送台車に多数の物品を収容する場合であっても、記憶容量の少ない非接触型記憶媒体で対応することができる。
請求項5においては、搬送台車の搬送履歴を非接触型記憶媒体に記憶することで、収容されている物品の移動履歴を容易に確認することが可能となり、配送センター内の物品の移動を容易に追跡することができる。
図1は本発明の一実施例に係る管理システムの全体的な構成を示した図、図2は非接触型記憶媒体への情報の読み書き処理に係る装置構成を示した図である。
本発明に係る管理システムは、たとえば物流の中継地点に配置され、物品の仕分け・保管・出荷を担当する設備である配送センターに採用される。配送センター1においては、この配送センター1に入荷された物品5を配送先ごとに仕分けして搬送台車10に積載し、該搬送台車10を物品5の配送先に応じて設定された待機場所4に搬入して待機させ、該待機場所4の搬送台車10から物品5を適宜配送車に載せかえて、配送センター1より外部へ出荷する。
このように配送センター1では、物品5は搬送台車10に収容された状態で何段階にわけて搬送されるようになっており、各段階での搬送工程を経て順次搬送される。そして、前記管理システムはこの物品5の配送センター1内での各搬送工程において、搬送台車10に収容されている物品5の情報をシステム内に備えた状態で、搬送台車10に設けた情報の読み書きが可能な非接触型記憶媒体11を利用することで物品5の管理が行われる。詳しくは後述するが、物品5の情報の記憶先は、非接触型記憶媒体11とする場合と、この管理システムに備える情報管理手段20の場合とがある。
前記非接触型記憶媒体11としてはRF(Radio Frequency)タグなどが用いられ、これはメモリ機能と無線通信機能を有して構成されている。非接触型記憶媒体11では、情報が書き換え可能に記憶されるとともに、電磁波により無線通信可能とされている。そして、該非接触型記憶媒体11に記憶された情報が読取手段12で読み取り可能とされ、該非接触型記憶媒体に情報が書込手段13で書き込み可能とされている。
前記管理システムが主として管理する対象は、前記搬送台車10に収容されている物品5の情報である。この物品5の情報は、前記搬送台車10に収容される全物品5が記載された一覧情報を含み、前記搬送台車10とは別体として設けられる情報保存媒体、たとえば紙媒体に一覧表として記憶される。また、物品5を管理する上で、物品5の情報は前記非接触型記憶媒体11に記憶されたり、前記搬送台車10とは別体として設けられる後述の情報管理手段20に、前記搬送台車10に対応して記憶されたりする場合がある。さらに、物品5の情報には、物品5が搬送台車10に収容された状態で各搬送工程を経たことを示す履歴情報となる場所情報やその時間情報が含まれる。
前記搬送台車10に複数の物品5を収容し、搬送台車10ごとに物品5の配送先を管理する配送センター1などでは、集荷車6で集荷されてくる物品5の搬入口2と出荷される物品5の搬出口3とをつなぐ搬送台車10の搬送経路途中に物品5の配送先ごとに待機場所4が区画される。そして、各待機場所4に搬入口2で配送先ごとに仕分けられた物品5がそれぞれ搬送台車10に積載される(入荷工程)。
次に、物品5は搬送台車10により待機場所4へと搬入され、配送車7が到着するまで、搬送台車10に収容された状態で一時保管される(保管工程)。そして、配送車7の到着後には、物品5は搬送台車10で待機場所4から搬出口3に搬出され、搬送台車10ごと配送車7に載せられて出荷される(出荷工程)。このように、配送センター1内における物品5の搬送工程には、前述したような入荷工程、保管工程、出荷工程が含まれている。
そして、前記搬送台車10に情報を読み書き可能な前記非接触型記憶媒体11が設けられる。さらに、配送センター1内で、各搬送工程で搬送台車10が通過する場所に、搬送台車10の非接触型記憶媒体11から情報を読み取り可能とする読取手段12と、非接触型記憶媒体11に情報を書き込み可能とする書込手段13とが設けられる。
こうして、搬送台車10が搬送されて読取手段12または書込手段13付近を通過する際に、該搬送台車10の非接触型記憶媒体11と、読取手段12及び書込手段13それぞれとが無線通信して、非接触型記憶媒体11対する新規情報の書き込み、既存情報の書き換えや読み取りが可能とされている。本実施例では、読取手段12及び書込手段13の設置場所は配送センター1の搬入口2付近、搬出口3付近、各待機場所4の入口付近としている。
また、前記配送センター1内には情報管理手段20が設置され、該情報管理手段20と前記読取手段12及び書込手段13とが通信可能に接続される。該情報管理手段20は、制御装置21、記憶装置22、表示装置23、入力装置24、通信装置25などを備え、読取手段12で読み取った非接触型記憶媒体11の情報を記憶装置22で記憶し、表示装置23で参照したり、入力装置24で入力した搬送台車10に関する情報(識別情報を含む)や搬送台車10に収容する物品5の情報を書込手段13で非接触型記憶媒体11に書き込んだり、通信装置25を介して他の情報端末から非接触型記憶媒体11に情報を読み書きしたりすることができる構成とされている。また、記憶装置22には搬送台車10に対応する物品の一覧情報が搬送台車10に収容される物品の情報に含ませて記憶可能とされている。
なお、搬送台車10が通過した位置(書込手段13の書き込み可能な位置)に関する時間情報および場所情報(いつ、どこを通過したか)の書き込みは、情報管理手段20により、自動で行わせるようにしてもよい。このような自動書き込みは、各書込手段13の位置情報を記憶装置22に記憶させるとともに、計時手段を情報管理手段20に備えることで、搬送台車10が前記位置を通過するたびに、自動的に行わせることが可能である。
また、前記待機場所4の入口には読取手段12や書込手段13とともに、警報装置が設置されている。警報装置としては2色表示可能な警報ランプ15などが用いられ、これは搬送台車10が誤った待機場所4に搬送されたときに、適正な場合とは表示色を変えて点灯し、作業車に警告可能なように構成されている。たとえば、警報ランプ15は搬送台車10が適正な待機場所4に搬送された場合には青色に点灯され、誤った待機場所4に搬送された場合には赤色に点灯される。なお、警報装置は、警報音を発する構成としてもよい。
ここで、搬送台車10の搬送先が正しいか誤っているかの判定は、情報管理手段20が、物品5の情報に基づいて、搬送の過程における各搬送工程で搬送先として指定されている場所に、搬送台車10が正しく到達しているかどうかを確認することで行われる。物品5の搬送の過程は、記憶装置22に記憶されるか、ネットワークを介して外部のコンピュータに記憶されている。
すなわち、情報管理手段20は搬送台車10が各搬送工程において読取手段12の読み取り位置に到達した際に、その位置がこの搬送工程で搬送先としている場所であるか否かを確認する。その搬送工程で指定された配送先と異なる場所に搬送台車10が搬送された場合は、情報管理手段20は、前述の警報装置を作動させる。
そして、本発明の管理システムでは、たとえば次の三つのような管理方法によって搬送台車10上の物品5の管理が行われる。第一の管理方法は、搬送台車10に積載される物品5の情報を、この搬送台車10に備える非接触型記憶媒体に書き込み、直接的に物品5の管理を行うものである。第二の管理方法は、非接触型記憶媒体11に当該非接触型記憶媒体11を設けた搬送台車10の識別情報のみを書き込み、情報管理手段にこの搬送台車10の情報を関連付けた当該搬送台車10に収容される物品5の情報を記憶させ、間接的に物品5の管理を行うものである。第三の管理方法は、搬送台車10に備える非接触型記憶媒体11に搬送台車10の識別情報を記憶させ、搬送台車10に収容される物品5の一覧情報を紙媒体などの搬送台車10とは別体として設けられる情報保存媒体に記憶して物品5の管理を行うものである。
まず、第一の管理方法を適用した場合において、配送センター1内で行われる物品の管理の流れを説明する。集荷車6により配送センター1に各地から集荷された物品5は搬入口2から搬入されると、配送先ごとに仕分けられ、搬送台車10に積載される。この入荷工程では、搬送台車10に設けた非接触型記憶媒体11に当該搬送台車10に収容した物品5の情報が前記情報管理手段20や他の情報端末などで書込手段13を介して書き込まれ、この搬送台車10に対応した物品6の一覧情報として記憶される。
前記搬送台車10は搬送経路を通って配送先ごとに設定された待機場所4まで搬送され、該待機場所4で待機される。この保管工程では、搬送台車10が待機場所4の入口を通過するときには、搬送台車10の非接触型記憶媒体11と読取手段12とが無線通信され、該非接触型記憶媒体11から搬送台車10に収容した物品5の情報が読取手段12で読み取られ、情報管理手段20に送られる。これらの情報は情報管理手段20で記憶装置22に記憶され、物品5の位置情報が表示装置23で参照可能とされる。ここで、物品5の位置情報は搬送台車10の位置情報と同義となる。
このようにして、搬送台車10に収容されている物品の位置を把握し管理することが可能となる。この際、読取手段12は搬送台車10の非接触型記憶媒体11のみと通信すればよく、搬送台車10に収容されている個々の物品の情報を読み取る必要はないので、読み取りが容易となる。さらにここでは、物品5の一覧情報を含む物品5の情報の記憶先を、非接触型記憶媒体11としているため、搬送台車10自体を管理するシステムなどに照会することなく、その搬送台車10の非接触型記憶媒体11から、その搬送台車10に収容されている物品5の情報を直接引き出し、確認することができる。
さらにこのときには、情報管理手段20において非接触型記憶媒体11から読み取った搬送台車10に収容した物品5の情報に基づいて、これらの物品5が搬送台車10で適正な待機場所4に搬送されてきているか否かの判定が行われる。物品5が適正な待機場所4に搬送されていると判定された場合には、待機場所4の入口で前記警報ランプ15が青色に点灯され、誤りのないことが確認できる。一方、誤った待機場所4に搬送されていると判定された場合には、警報ランプ15が赤色に点灯され、誤りのあることが作業者に警告され、搬送先の訂正が可能となる。
そして、搬送台車10が入荷工程と、保管工程と、出荷工程との各搬送工程で読取手段12及び書込手段13の設置場所付近を通過する際には、つまりここでは搬入口2、待機場所4の入口、搬出口3付近を通過するときには、物品5の情報に情報管理手段20で読取時の日時(時間情報)及び場所情報が関連付けられて、その搬送台車10の非接触型記憶媒体11に書込手段13で書き込まれ更新される。こうして、搬送台車10に収容された物品の移動履歴を容易に確認することが可能となり、配送センター1内での物品5の移動を容易に追跡することができる。
次に、第二の管理方法を適用した場合において、配送センター1内で行われる物品の管理の流れを説明する。集荷車6により配送センター1に各地から集荷された物品5は搬入口2から搬入されると、配送先ごとに仕分けられ、搬送台車10に積載される。この入荷工程では、搬送台車10に設けた非接触型記憶媒体11に当該搬送台車10の識別情報が前記情報管理手段20や他の情報端末などで書込手段13を介して書き込まれ記憶される。また、搬送台車10に収容した物品の情報がその搬送台車10の識別情報に関連付けて情報管理手段20に記憶される。なお、集荷前に予め搬送台車10の識別情報を非接触型記憶媒体11に記憶させるとともに、この搬送台車10に収容する物品の情報を情報管理手段22に記憶させ、入荷工程の仕分け時に各物品を所定の搬送台車10に積載する構成としてもよい。
前記搬送台車10は搬送経路を通って配送先ごとに設定された待機場所4まで搬送され、該待機場所4で待機される。この保管工程では、搬送台車10が待機場所4の入口を通過するときには、搬送台車10の非接触型記憶媒体11と読取手段12とが無線通信され、該非接触型記憶媒体11から搬送台車10の情報が読取手段12で読み取られ、情報管理手段20に送られる。この情報は情報管理手段20で予め記憶装置22に記憶された搬送台車10の情報と関連付けて記憶された当該搬送台車10に収容した物品5の情報と照合され、その物品5の位置情報と一覧情報とが表示装置23で参照可能とされる。
このように、搬送台車10の位置管理が行われることで、搬送台車10に収容されている物品の位置を把握し管理することが可能となる。この際、読取手段12は搬送台車10の非接触型記憶媒体11のみと通信すればよく、搬送台車10に収容されている個々の物品の情報を読み取る必要はないので、読み取りが容易となる。さらに、情報管理手段20で物品の一覧情報を管理することで、非接触型記憶媒体11に搬送台車10に収容した物品5の一覧情報を書き込むことが不要となる。そのため、搬送台車10に多数の物品を収容する場合であっても、記憶容量の少ない非接触型記憶媒体で対応することが可能となる。
さらにこのときには、前記情報管理手段20における照合結果に基づいて搬送台車10に積載した物品5が搬送台車10で適正な待機場所4に搬送されてきているか否かの判定が行われる。前記同様に物品5が適正な待機場所4に搬送されていると判定された場合には、待機場所4の入口で前記警報ランプ15が青色に点灯され、誤りのないことが確認できる。一方、誤った待機場所4に搬送されていると判定された場合には、警報ランプ15が赤色に点灯され、誤りのあることが作業者に警告され、搬送先の訂正が可能となる。
そしてこの場合も前記同様に、搬送台車10が入荷工程と、保管工程と、出荷工程との各搬送工程で読取手段12及び書込手段13の設置場所付近を通過する際には、つまりここでは搬入口2、待機場所4の入口、搬出口3付近を通過するときには、搬送台車10の情報が非接触型記憶媒体11から読取手段12で読み取られ、この情報に情報管理手段20で読取時の日時(時間情報)及び場所情報が関連付けられて、再度搬送台車10の情報が非接触型記憶媒体11に書込手段13で書き込まれ更新される。こうして、搬送台車10の搬送履歴を非接触型記憶媒体11に記憶することで、これに対応して搬送台車10に収容された物品の移動履歴を容易に確認することが可能となり、配送センター1内での物品の移動を容易に追跡することができる。
最後に、第三の管理方法を適用した場合において、配送センター1内で行われる物品の管理の流れを説明する。集荷車6により配送センター1に各地から集荷された物品5は搬入口2から搬入されると、配送先ごとに仕分けられ、搬送台車10に積載される。この入荷工程では、搬送台車10に設けた非接触型記憶媒体11に当該搬送台車10の識別情報が前記情報管理手段20や他の情報端末などで書込手段13を介して書き込まれ記憶される。そして、搬送台車10に当該搬送台車10に収容される全物品を示す一覧情報を記録した紙媒体(情報保存媒体)などが付設される。この紙媒体はコピーして、情報管理手段20を管理する作業者にも渡すことが好ましい。
前記搬送台車10は搬送経路を通って配送先ごとに設定された待機場所4まで搬送され、該待機場所4で待機される。この保管工程では、搬送台車10が待機場所4の入口を通過するときには、搬送台車10の非接触型記憶媒体11と読取手段12とが無線通信され、該非接触型記憶媒体11から搬送台車10の識別情報が読取手段12で読み取られ、情報管理手段20に送られる。この情報は情報管理手段20で記憶装置22に記憶され、物品5の位置情報が表示装置23で参照可能とされる。
このように、搬送台車10の位置管理が行われることで、紙媒体を参照すると搬送台車10に収容されている物品5の位置を把握し、管理することができる。この際、読取手段12は搬送台車10の非接触型記憶媒体11のみと通信し、搬送台車10の識別情報を読み取るだけで、搬送台車10上の複数の物品5を一括して管理することが可能となり、たとえ別の管理システムで管理されていた搬送台車10であっても、容易に管理することができる。なお、情報保存媒体であるが、これは紙媒体に限るものではなく、フレキシブルディスクやUSBメモリなどでもよい。USBメモリなどの場合、たとえば物品名、品番、数量などをCSV形式などで記憶しておき、ディスプレイを備えた小型コンピュータなどを各待機場所4に設置しておくことで、容易にその内容を表示することができる。
そしてこの場合も前記第一及び第二の管理方法と同様に、情報管理手段20において非接触型記憶媒体11から読み取った搬送台車10に収容した物品5の情報に基づいて、これらの物品5が搬送台車10で適正な待機場所4に搬送されてきているか否かの判定が行われる。また、入荷工程と、保管工程と、出荷工程とで、時間情報および場所情報が前記書込手段13により前記非接触型記憶媒体11に書き込まれる。
なお、前述のような配送センター1での搬送台車10による物品の搬送過程において、集荷車6で集荷されてくる物品にバーコードが貼付されている場合には、物品の入荷時にバーコードを利用して物品を配送先ごとに仕分けた後、搬送台車10に積載する際にバーコードから読み取った情報を非接触型記憶媒体11に書き込み、該非接触型記憶媒体11を搬送台車10に設けたり、バーコードの代わりに物品に貼付したりするように構成することもできる。
また、前述のような搬送台車10と非接触型記憶媒体11とを利用した物品の管理システムは、複数の物品をまとめて搬送台車10で搬送する搬送過程であれば配送センター1に限ることなく採用することができる。たとえば、工場などで製造物を複数の工程を経て組みあげる場合に、搬送台車に非接触型記憶媒体を設け、該搬送台車で製造物を工程終了後に次の工程に搬送する際に、前の工程終了情報を非接触型記憶媒体に書き込み、該情報を情報管理手段で管理することで、搬送台車ごとに全ての工程が終了したか否かを出荷前に容易に確認することができる。
10 搬送台車
11 非接触型記憶媒体
12 読取手段
13 書込手段
20 情報管理手段
11 非接触型記憶媒体
12 読取手段
13 書込手段
20 情報管理手段
Claims (5)
- 搬送台車に複数の物品を収容した状態で物品の搬送を行う搬送工程を有する、物品を管理する管理システムであって、
前記搬送台車に設けられて情報を読み書き可能な非接触型記憶媒体と、
前記非接触型記憶媒体に情報を書き込む書込手段と、
前記非接触型記憶媒体から情報を読み取る読取手段と
前記搬送台車に収容されている物品の情報とを備え、
前記搬送工程で前記読取手段により前記非接触型記憶媒体の情報を読み取り、前記搬送台車の位置を管理するようにしたことを特徴とする物品を管理する管理システム。 - 前記物品の情報は、前記搬送台車に収容される全物品が記載された一覧情報を含み、前記搬送台車とは別体として設けられる情報保存媒体に記憶されることを特徴とする請求項1に記載の物品を管理する管理システム。
- 前記物品の情報は、前記搬送台車に収容される全物品の一覧情報を含み、前記非接触型記憶媒体に記憶されることを特徴とする請求項1に記載の物品を管理する管理システム。
- 前記物品の情報は、前記搬送台車に収容される全物品の一覧情報を含み、前記搬送台車とは別体として設けられる情報管理手段に、前記搬送台車に対応して記憶されることを特徴とする請求項1に記載の物品を管理する管理システム。
- 前記搬送台車は、物流の中継地点に配置される配送センターを経由して搬送される搬送台車であって、
前記搬送工程は、配送センターへの入荷工程と、保管工程と、出荷工程とを含み、
前記入荷工程と、保管工程と、出荷工程とで、時間情報および場所情報を前記書込手段により前記非接触型記憶媒体に書き込むことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の管理システム。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023053159A1 (ja) * | 2021-09-28 | 2023-04-06 | 株式会社Fuji | 物流管理システムおよび物流管理方法 |
-
2005
- 2005-12-01 JP JP2005348539A patent/JP2007153489A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2023053159A1 (ja) * | 2021-09-28 | 2023-04-06 | 株式会社Fuji | 物流管理システムおよび物流管理方法 |
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