JP2003226434A - 荷物搬送用ボックス、個数管理システム、廃棄管理システム、および位置管理システム - Google Patents
荷物搬送用ボックス、個数管理システム、廃棄管理システム、および位置管理システムInfo
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- JP2003226434A JP2003226434A JP2002030217A JP2002030217A JP2003226434A JP 2003226434 A JP2003226434 A JP 2003226434A JP 2002030217 A JP2002030217 A JP 2002030217A JP 2002030217 A JP2002030217 A JP 2002030217A JP 2003226434 A JP2003226434 A JP 2003226434A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62B—HAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
- B62B5/00—Accessories or details specially adapted for hand carts
- B62B5/0096—Identification of the cart or merchandise, e.g. by barcodes or radio frequency identification [RFID]
Abstract
(57)【要約】
【課題】 個別認識が可能で、個数管理や廃棄管理や位
置管理などを効率的に行うことのできる荷物搬送用ボッ
クス。 【解決手段】 荷物が載置された状態で搬送車に積み込
まれるように構成された荷物搬送用ボックス（１）。荷
物搬送用ボックスには、アクティブ型のＲＦＩＤメディ
ア（２）が取り付けられ、ＲＦＩＤメディアには、ＲＦ
ＩＤメディアに固有の情報が書き込まれている。固有の
情報は、たとえば製造シリアルナンバーである。荷物搬
送用ボックスは、たとえば台車の形態またはパレットの
形態を有する。
置管理などを効率的に行うことのできる荷物搬送用ボッ
クス。 【解決手段】 荷物が載置された状態で搬送車に積み込
まれるように構成された荷物搬送用ボックス（１）。荷
物搬送用ボックスには、アクティブ型のＲＦＩＤメディ
ア（２）が取り付けられ、ＲＦＩＤメディアには、ＲＦ
ＩＤメディアに固有の情報が書き込まれている。固有の
情報は、たとえば製造シリアルナンバーである。荷物搬
送用ボックスは、たとえば台車の形態またはパレットの
形態を有する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷物搬送用ボック
ス、個数管理システム、廃棄管理システム、および位置
管理システムに関するものである。
ス、個数管理システム、廃棄管理システム、および位置
管理システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】たとえば、宅配便などを扱う運送会社の
集配センターでは、荷物が載置された状態でトラック
（搬送車）に積み込まれるように構成された荷物搬送用
ボックスを用いている。通常、荷物搬送用ボックスは台
車の形態を有し、荷物搬送用台車とも呼ばれている。
集配センターでは、荷物が載置された状態でトラック
（搬送車）に積み込まれるように構成された荷物搬送用
ボックスを用いている。通常、荷物搬送用ボックスは台
車の形態を有し、荷物搬送用台車とも呼ばれている。
【０００３】集配センターでは、荷物が荷物搬送用ボッ
クスに載置された状態でトラックから降ろされ、配達方
面別に仕分けされた後、別の荷物搬送用ボックスヘ積み
替えられる。次いで、荷物が載置された荷物搬送用ボッ
クスは、所定のトラックに積み込まれ、目的地に向かっ
て搬送される。
クスに載置された状態でトラックから降ろされ、配達方
面別に仕分けされた後、別の荷物搬送用ボックスヘ積み
替えられる。次いで、荷物が載置された荷物搬送用ボッ
クスは、所定のトラックに積み込まれ、目的地に向かっ
て搬送される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】運送会社では、１年に
数回程度、集配センター別に荷物搬送用ボックスの個数
の集計を行い、特定の集配センターに荷物搬送用ボック
スが偏在していないかをチェックしている。しかしなが
ら、何万台にも及ぶ多数の荷物搬送用ボックスが集配セ
ンター間を常時移動しているため、その個数管理や損傷
した荷物搬送用ボックスの廃棄管理などが困難であると
いう不都合があった。
数回程度、集配センター別に荷物搬送用ボックスの個数
の集計を行い、特定の集配センターに荷物搬送用ボック
スが偏在していないかをチェックしている。しかしなが
ら、何万台にも及ぶ多数の荷物搬送用ボックスが集配セ
ンター間を常時移動しているため、その個数管理や損傷
した荷物搬送用ボックスの廃棄管理などが困難であると
いう不都合があった。
【０００５】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
のであり、個別認識が可能で、個数管理や廃棄管理や位
置管理などを効率的に行うことのできる荷物搬送用ボッ
クスを提供することを目的とする。
のであり、個別認識が可能で、個数管理や廃棄管理や位
置管理などを効率的に行うことのできる荷物搬送用ボッ
クスを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の第１発明では、荷物が載置された状態で搬
送車に積み込まれるように構成された荷物搬送用ボック
スにおいて、前記荷物搬送用ボックスには、アクティブ
型のＲＦＩＤメディアが取り付けられ、前記ＲＦＩＤメ
ディアには、前記ＲＦＩＤメディアに固有の情報が書き
込まれていることを特徴とする荷物搬送用ボックスを提
供する。
に、本発明の第１発明では、荷物が載置された状態で搬
送車に積み込まれるように構成された荷物搬送用ボック
スにおいて、前記荷物搬送用ボックスには、アクティブ
型のＲＦＩＤメディアが取り付けられ、前記ＲＦＩＤメ
ディアには、前記ＲＦＩＤメディアに固有の情報が書き
込まれていることを特徴とする荷物搬送用ボックスを提
供する。
【０００７】第１発明の好ましい態様によれば、前記固
有の情報は、製造シリアルナンバーである。また、前記
荷物搬送用ボックスは、台車の形態またはパレットの形
態を有することが好ましい。
有の情報は、製造シリアルナンバーである。また、前記
荷物搬送用ボックスは、台車の形態またはパレットの形
態を有することが好ましい。
【０００８】本発明の第２発明では、第１発明の荷物搬
送用ボックスと、前記荷物搬送用ボックスに取り付けら
れた前記ＲＦＩＤメディアから前記固有の情報を読み取
るためのリーダーとを備え、前記リーダーで読み取った
前記固有の情報に基づいて、前記荷物搬送用ボックスの
個数を管理することを特徴とする個数管理システムを提
供する。
送用ボックスと、前記荷物搬送用ボックスに取り付けら
れた前記ＲＦＩＤメディアから前記固有の情報を読み取
るためのリーダーとを備え、前記リーダーで読み取った
前記固有の情報に基づいて、前記荷物搬送用ボックスの
個数を管理することを特徴とする個数管理システムを提
供する。
【０００９】本発明の第３発明では、第１発明の荷物搬
送用ボックスに取り付けられた前記ＲＦＩＤメディアか
ら読み取った前記固有の情報に基づいて、前記荷物搬送
用ボックスの個数を管理することを特徴とする個数管理
方法を提供する。
送用ボックスに取り付けられた前記ＲＦＩＤメディアか
ら読み取った前記固有の情報に基づいて、前記荷物搬送
用ボックスの個数を管理することを特徴とする個数管理
方法を提供する。
【００１０】本発明の第４発明では、第１発明の荷物搬
送用ボックスと、前記荷物搬送用ボックスに取り付けら
れた前記ＲＦＩＤメディアから前記固有の情報を読み取
るためのリーダーと、前記固有の情報と前記荷物搬送用
ボックスの使用期限に関する情報とを関連付けるデータ
ベースとを備え、前記リーダーで読み取った前記固有の
情報と関連付けられた使用期限情報に基づいて、前記荷
物搬送用ボックスの廃棄管理を行うことを特徴とする廃
棄管理システムを提供する。
送用ボックスと、前記荷物搬送用ボックスに取り付けら
れた前記ＲＦＩＤメディアから前記固有の情報を読み取
るためのリーダーと、前記固有の情報と前記荷物搬送用
ボックスの使用期限に関する情報とを関連付けるデータ
ベースとを備え、前記リーダーで読み取った前記固有の
情報と関連付けられた使用期限情報に基づいて、前記荷
物搬送用ボックスの廃棄管理を行うことを特徴とする廃
棄管理システムを提供する。
【００１１】本発明の第５発明では、第１発明の荷物搬
送用ボックスに取り付けられた前記ＲＦＩＤメディアか
ら読み取った前記固有の情報と関連付けられた使用期限
情報に基づいて、前記荷物搬送用ボックスの廃棄管理を
行うことを特徴とする廃棄管理方法を提供する。
送用ボックスに取り付けられた前記ＲＦＩＤメディアか
ら読み取った前記固有の情報と関連付けられた使用期限
情報に基づいて、前記荷物搬送用ボックスの廃棄管理を
行うことを特徴とする廃棄管理方法を提供する。
【００１２】本発明の第６発明では、第１発明の荷物搬
送用ボックスと、前記荷物搬送用ボックスに取り付けら
れた前記ＲＦＩＤメディアから前記固有の情報を読み取
るために間隔を隔てて設けられた複数のリーダーとを備
え、前記固有の情報を読み取ったリーダーの設置位置情
報と、当該リーダーで読み取った前記固有の情報とに基
づいて、前記荷物搬送用ボックスの位置を管理すること
を特徴とする位置管理システムを提供する。
送用ボックスと、前記荷物搬送用ボックスに取り付けら
れた前記ＲＦＩＤメディアから前記固有の情報を読み取
るために間隔を隔てて設けられた複数のリーダーとを備
え、前記固有の情報を読み取ったリーダーの設置位置情
報と、当該リーダーで読み取った前記固有の情報とに基
づいて、前記荷物搬送用ボックスの位置を管理すること
を特徴とする位置管理システムを提供する。
【００１３】本発明の第７発明では、第１発明の荷物搬
送用ボックスに取り付けられた前記ＲＦＩＤメディアか
ら前記固有の情報を読み取ったリーダーの設置位置情報
と、前記リーダーで読み取った前記固有の情報とに基づ
いて、前記荷物搬送用ボックスの位置を管理することを
特徴とする位置管理方法を提供する。
送用ボックスに取り付けられた前記ＲＦＩＤメディアか
ら前記固有の情報を読み取ったリーダーの設置位置情報
と、前記リーダーで読み取った前記固有の情報とに基づ
いて、前記荷物搬送用ボックスの位置を管理することを
特徴とする位置管理方法を提供する。
【００１４】
【発明の実施の形態】本発明では、荷物搬送用ボックス
に、たとえば製造シリアルナンバーのような固有の情報
が書き込まれたアクティブ型のＲＦＩＤ（Radio Freque
ncy IDentification：電磁波を用いた自動認識）メディ
アが取り付けられている。ここで、アクティブ型のＲＦ
ＩＤメディアは、電池を内蔵したＲＦＩＤメディアであ
って、常時信号を発信している。ちなみに、パッシブ型
のＲＦＩＤメディアは、電池を内蔵していないＲＦＩＤ
メディアであって、電力の供給に応じて信号を発信す
る。
に、たとえば製造シリアルナンバーのような固有の情報
が書き込まれたアクティブ型のＲＦＩＤ（Radio Freque
ncy IDentification：電磁波を用いた自動認識）メディ
アが取り付けられている。ここで、アクティブ型のＲＦ
ＩＤメディアは、電池を内蔵したＲＦＩＤメディアであ
って、常時信号を発信している。ちなみに、パッシブ型
のＲＦＩＤメディアは、電池を内蔵していないＲＦＩＤ
メディアであって、電力の供給に応じて信号を発信す
る。
【００１５】このように、本発明では、荷物搬送用ボッ
クスに取り付けられたアクティブ型のＲＦＩＤメディア
が製造シリアルナンバーのような固有の情報を常時発信
しているので、ＲＦＩＤメディアから読み取った固有の
情報に基づいて荷物搬送用ボックスの個別認識が可能に
なる。その結果、本発明では、個別認識が可能な荷物搬
送用ボックスを用いて、個数管理や廃棄管理や位置管理
などを効率的に行うことができる。
クスに取り付けられたアクティブ型のＲＦＩＤメディア
が製造シリアルナンバーのような固有の情報を常時発信
しているので、ＲＦＩＤメディアから読み取った固有の
情報に基づいて荷物搬送用ボックスの個別認識が可能に
なる。その結果、本発明では、個別認識が可能な荷物搬
送用ボックスを用いて、個数管理や廃棄管理や位置管理
などを効率的に行うことができる。
【００１６】具体的には、荷物搬送用ボックスに取り付
けられたＲＦＩＤメディアから読み取った固有の情報に
基づいて、荷物搬送用ボックスの個数を管理することが
できる。また、荷物搬送用ボックスに取り付けられたＲ
ＦＩＤメディアから読み取った固有の情報と関連付けら
れた使用期限情報に基づいて、荷物搬送用ボックスの廃
棄管理を行うことができる。さらに、荷物搬送用ボック
スに取り付けられたＲＦＩＤメディアから固有の情報を
読み取ったリーダーの設置位置情報と、リーダーで読み
取った固有の情報とに基づいて、荷物搬送用ボックスの
位置を管理することができる。
けられたＲＦＩＤメディアから読み取った固有の情報に
基づいて、荷物搬送用ボックスの個数を管理することが
できる。また、荷物搬送用ボックスに取り付けられたＲ
ＦＩＤメディアから読み取った固有の情報と関連付けら
れた使用期限情報に基づいて、荷物搬送用ボックスの廃
棄管理を行うことができる。さらに、荷物搬送用ボック
スに取り付けられたＲＦＩＤメディアから固有の情報を
読み取ったリーダーの設置位置情報と、リーダーで読み
取った固有の情報とに基づいて、荷物搬送用ボックスの
位置を管理することができる。
【００１７】本発明の実施形態を、添付図面に基づいて
説明する。図１は、本発明の実施形態にかかる荷物搬送
用ボックスの構成を概略的に示す図である。図１を参照
すると、本実施形態の荷物搬送用ボックス１は、台車の
形態を有する。そして、荷物搬送用ボックス１には、荷
物搬送用ボックス１に固有の情報すなわちＩＤコードと
して製造シリアルナンバーが書き込まれたアクティブ型
のＲＦＩＤメディア２が取り付けられている。
説明する。図１は、本発明の実施形態にかかる荷物搬送
用ボックスの構成を概略的に示す図である。図１を参照
すると、本実施形態の荷物搬送用ボックス１は、台車の
形態を有する。そして、荷物搬送用ボックス１には、荷
物搬送用ボックス１に固有の情報すなわちＩＤコードと
して製造シリアルナンバーが書き込まれたアクティブ型
のＲＦＩＤメディア２が取り付けられている。
【００１８】アクティブ型ＲＦＩＤメディア２は、たと
えばタグ状の形態を有し、荷物搬送用ボックス１に装着
（貼着）されている。アクティブ型ＲＦＩＤメディア２
に書き込まれるＩＤコードを７桁のアルファベットで構
成する場合、そのコード数は約８０億コードになる。
えばタグ状の形態を有し、荷物搬送用ボックス１に装着
（貼着）されている。アクティブ型ＲＦＩＤメディア２
に書き込まれるＩＤコードを７桁のアルファベットで構
成する場合、そのコード数は約８０億コードになる。
【００１９】一方、荷物搬送用ボックス１に装着された
アクティブ型ＲＦＩＤメディア２から常時発信されてい
るＩＤコードは、リーダー３によって読み取られる。リ
ーダー３は、たとえば直方体状の形態を有し、その通信
周波数は例えば３０３．８５ＭＨｚであり、その通信距
離は例えば１０ｍ〜２０ｍである。
アクティブ型ＲＦＩＤメディア２から常時発信されてい
るＩＤコードは、リーダー３によって読み取られる。リ
ーダー３は、たとえば直方体状の形態を有し、その通信
周波数は例えば３０３．８５ＭＨｚであり、その通信距
離は例えば１０ｍ〜２０ｍである。
【００２０】図２および図３は、本実施形態の荷物搬送
用ボックスを用いた個数管理システムおよび方法を説明
する図である。図２を参照すると、たとえば運送会社の
集配センターには、荷物搬送用ボックス（図２では１ａ
〜１ｆだけを図示している）に取り付けられたＲＦＩＤ
メディア２（図２では不図示）からＩＤコードを読み取
るためのリーダー３が設けられている。
用ボックスを用いた個数管理システムおよび方法を説明
する図である。図２を参照すると、たとえば運送会社の
集配センターには、荷物搬送用ボックス（図２では１ａ
〜１ｆだけを図示している）に取り付けられたＲＦＩＤ
メディア２（図２では不図示）からＩＤコードを読み取
るためのリーダー３が設けられている。
【００２１】この場合、リーダー３が読み取る多数のＩ
Ｄコード情報はリーダー３に接続されたコンピュータ４
に供給され、コンピュータ４ではＩＤコードデータが定
期的に更新される。こうして、集配センターに入庫した
荷物搬送用ボックス１および集配センターから出庫され
た荷物搬送用ボックス１は、リーダー３によって検知さ
れる。
Ｄコード情報はリーダー３に接続されたコンピュータ４
に供給され、コンピュータ４ではＩＤコードデータが定
期的に更新される。こうして、集配センターに入庫した
荷物搬送用ボックス１および集配センターから出庫され
た荷物搬送用ボックス１は、リーダー３によって検知さ
れる。
【００２２】すなわち、更新前のＩＤコードデータに無
かったＩＤコードをリーダー３が読み取った場合、コン
ピュータ４は当該ＩＤコードで規定される荷物搬送用ボ
ックス１が集配センターに入庫したものと認知する。ま
た、更新前のＩＤコードデータにあったＩＤコードをリ
ーダー３が読み取らなかった場合、コンピュータ４は当
該ＩＤコードで規定される荷物搬送用ボックス１が集配
センターから出庫したものと認知する。
かったＩＤコードをリーダー３が読み取った場合、コン
ピュータ４は当該ＩＤコードで規定される荷物搬送用ボ
ックス１が集配センターに入庫したものと認知する。ま
た、更新前のＩＤコードデータにあったＩＤコードをリ
ーダー３が読み取らなかった場合、コンピュータ４は当
該ＩＤコードで規定される荷物搬送用ボックス１が集配
センターから出庫したものと認知する。
【００２３】こうして、本実施形態では、リーダー３で
読み取ったＩＤコード情報に基づいて、荷物搬送用ボッ
クス１の入庫および出庫を、ひいてはその個数を管理す
ることができる。なお、広範囲に亘って散在する多数の
荷物搬送用ボックス１に取り付けられたＲＦＩＤメディ
ア２からそれぞれＩＤコードを読み取るためには、必要
に応じて、複数個のリーダー３を間隔を隔てて設置する
ことになる。
読み取ったＩＤコード情報に基づいて、荷物搬送用ボッ
クス１の入庫および出庫を、ひいてはその個数を管理す
ることができる。なお、広範囲に亘って散在する多数の
荷物搬送用ボックス１に取り付けられたＲＦＩＤメディ
ア２からそれぞれＩＤコードを読み取るためには、必要
に応じて、複数個のリーダー３を間隔を隔てて設置する
ことになる。
【００２４】一方、図３を参照すると、集配センターに
おいて、荷物搬送用ボックス１に取り付けられたＲＦＩ
Ｄメディア２（図３では不図示）からＩＤコードを読み
取るために、出入口の壁５の外側には第１リーダー３ａ
が設置され、その内側には第２リーダー３ｂが設置され
ている。第１リーダー３ａおよび第２リーダー３ｂの出
力は、コンピュータ４（図３では不図示）に供給され
る。こうして、第１リーダー３ａで読み取ったＩＤコー
ドと第２リーダー３ｂで読み取ったＩＤコードとに基づ
いて、荷物搬送用ボックス１の入庫および出庫を、ひい
てはその個数を管理することができる。
おいて、荷物搬送用ボックス１に取り付けられたＲＦＩ
Ｄメディア２（図３では不図示）からＩＤコードを読み
取るために、出入口の壁５の外側には第１リーダー３ａ
が設置され、その内側には第２リーダー３ｂが設置され
ている。第１リーダー３ａおよび第２リーダー３ｂの出
力は、コンピュータ４（図３では不図示）に供給され
る。こうして、第１リーダー３ａで読み取ったＩＤコー
ドと第２リーダー３ｂで読み取ったＩＤコードとに基づ
いて、荷物搬送用ボックス１の入庫および出庫を、ひい
てはその個数を管理することができる。
【００２５】具体的には、外側の第１リーダー３ａが特
定のＩＤコードを読み取った後に内側の第２リーダー３
ｂが同じＩＤコードを読み取った場合、コンピュータ４
は当該ＩＤコードで規定される荷物搬送用ボックス１が
集配センターに入庫したものと認知する。また、内側の
第２リーダー３ｂが特定のＩＤコードを読み取った後に
外側の第１リーダー３ａが同じＩＤコードを読み取った
場合、コンピュータ４は当該ＩＤコードで規定される荷
物搬送用ボックス１が集配センターに入庫したものと認
知する。
定のＩＤコードを読み取った後に内側の第２リーダー３
ｂが同じＩＤコードを読み取った場合、コンピュータ４
は当該ＩＤコードで規定される荷物搬送用ボックス１が
集配センターに入庫したものと認知する。また、内側の
第２リーダー３ｂが特定のＩＤコードを読み取った後に
外側の第１リーダー３ａが同じＩＤコードを読み取った
場合、コンピュータ４は当該ＩＤコードで規定される荷
物搬送用ボックス１が集配センターに入庫したものと認
知する。
【００２６】なお、この場合も、広範囲に亘って散在す
る多数の荷物搬送用ボックス１に取り付けられたＲＦＩ
Ｄメディア２からそれぞれＩＤコードを読み取るために
は、必要に応じて、外側の第１リーダー３ａと内側の第
２リーダー３ｂとの組を間隔を隔てて複数組設置するこ
とになる。
る多数の荷物搬送用ボックス１に取り付けられたＲＦＩ
Ｄメディア２からそれぞれＩＤコードを読み取るために
は、必要に応じて、外側の第１リーダー３ａと内側の第
２リーダー３ｂとの組を間隔を隔てて複数組設置するこ
とになる。
【００２７】図４は、本実施形態の荷物搬送用ボックス
を用いた位置管理システムおよび方法を説明する図であ
る。図４を参照すると、荷物搬送用ボックス１に取り付
けられたＲＦＩＤメディア２（図４では不図示）からＩ
Ｄコードを読み取るために、間隔を隔てて設けられた複
数のリーダー（図４では３ａ〜３ｃだけを図示してい
る）が設けられている。
を用いた位置管理システムおよび方法を説明する図であ
る。図４を参照すると、荷物搬送用ボックス１に取り付
けられたＲＦＩＤメディア２（図４では不図示）からＩ
Ｄコードを読み取るために、間隔を隔てて設けられた複
数のリーダー（図４では３ａ〜３ｃだけを図示してい
る）が設けられている。
【００２８】ここで、複数のリーダー３ａ〜３ｃは、そ
の通信可能エリア６ａ〜６ｃが互いに重複することなく
且つ互いに隣接するように設置されている。したがっ
て、特定のＩＤコードを読み取ったリーダー３の設置位
置情報と、当該リーダー３で読み取ったＩＤコードとに
基づいて、荷物搬送用ボックス１の位置を管理すること
ができる。
の通信可能エリア６ａ〜６ｃが互いに重複することなく
且つ互いに隣接するように設置されている。したがっ
て、特定のＩＤコードを読み取ったリーダー３の設置位
置情報と、当該リーダー３で読み取ったＩＤコードとに
基づいて、荷物搬送用ボックス１の位置を管理すること
ができる。
【００２９】具体的には、図４において、荷物搬送用ボ
ックス１ａのＩＤコードはリーダー３ａによって読み取
られるが、他のリーダー３ｂおよび３ｃによって読み取
られることはない。したがって、荷物搬送用ボックス１
ａは、リーダー３ａの通信可能エリア６ａに存在するこ
とがわかる。同様に、荷物搬送用ボックス１ｂのＩＤコ
ードはリーダー３ｃによって読み取られるが、他のリー
ダー３ａおよび３ｂによって読み取られることはない。
したがって、荷物搬送用ボックス１ｂは、リーダー３ｃ
の通信可能エリア６ｃに存在することがわかる。
ックス１ａのＩＤコードはリーダー３ａによって読み取
られるが、他のリーダー３ｂおよび３ｃによって読み取
られることはない。したがって、荷物搬送用ボックス１
ａは、リーダー３ａの通信可能エリア６ａに存在するこ
とがわかる。同様に、荷物搬送用ボックス１ｂのＩＤコ
ードはリーダー３ｃによって読み取られるが、他のリー
ダー３ａおよび３ｂによって読み取られることはない。
したがって、荷物搬送用ボックス１ｂは、リーダー３ｃ
の通信可能エリア６ｃに存在することがわかる。
【００３０】また、図示を省略したが、荷物搬送用ボッ
クス１のＩＤコードと荷物搬送用ボックス１の使用期限
に関する情報（使用期限、購入年月日など）とを関連付
けるデータベースをコンピュータ４の内部に形成し、リ
ーダー３で読み取ったＩＤコードと関連付けられた使用
期限情報に基づいて、荷物搬送用ボックス１の廃棄管理
を行うこともできる。
クス１のＩＤコードと荷物搬送用ボックス１の使用期限
に関する情報（使用期限、購入年月日など）とを関連付
けるデータベースをコンピュータ４の内部に形成し、リ
ーダー３で読み取ったＩＤコードと関連付けられた使用
期限情報に基づいて、荷物搬送用ボックス１の廃棄管理
を行うこともできる。
【００３１】なお、荷物搬送用ボックス１の廃棄に際し
て、あるいは荷物搬送用ボックス１に取り付けられたＲ
ＦＩＤメディア２の電池交換に際して、そのＩＤコード
を目視で確認することができるように、荷物搬送用ボッ
クス１にはＩＤコードが文字表示されていることが好ま
しい。
て、あるいは荷物搬送用ボックス１に取り付けられたＲ
ＦＩＤメディア２の電池交換に際して、そのＩＤコード
を目視で確認することができるように、荷物搬送用ボッ
クス１にはＩＤコードが文字表示されていることが好ま
しい。
【００３２】なお、上述の実施形態では、台車の形態を
有する荷物搬送用ボックスに本発明を適用しているが、
これに限定されることなく、たとえばパレットの形態を
有する荷物搬送用ボックスに本発明を適用することもで
きる。
有する荷物搬送用ボックスに本発明を適用しているが、
これに限定されることなく、たとえばパレットの形態を
有する荷物搬送用ボックスに本発明を適用することもで
きる。
【００３３】また、上述の実施形態では、運送会社の集
配センターにおける個数管理、廃棄管理および位置管理
に本発明を適用しているが、これに限定されることな
く、荷物が載置された状態で搬送車に積み込まれるよう
に構成された荷物搬送用ボックス、並びにこの荷物搬送
用ボックスを用いた一般的な個数管理、廃棄管理および
位置管理に本発明を適用することもできる。
配センターにおける個数管理、廃棄管理および位置管理
に本発明を適用しているが、これに限定されることな
く、荷物が載置された状態で搬送車に積み込まれるよう
に構成された荷物搬送用ボックス、並びにこの荷物搬送
用ボックスを用いた一般的な個数管理、廃棄管理および
位置管理に本発明を適用することもできる。
【００３４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、荷物
搬送用ボックスに取り付けられたアクティブ型のＲＦＩ
Ｄメディアが製造シリアルナンバーのような固有の情報
を常時発信しているので、ＲＦＩＤメディアから読み取
った固有の情報に基づいて荷物搬送用ボックスの個別認
識が可能になり、個別認識が可能な荷物搬送用ボックス
を用いて、個数管理や廃棄管理や位置管理などを効率的
に行うことができる。
搬送用ボックスに取り付けられたアクティブ型のＲＦＩ
Ｄメディアが製造シリアルナンバーのような固有の情報
を常時発信しているので、ＲＦＩＤメディアから読み取
った固有の情報に基づいて荷物搬送用ボックスの個別認
識が可能になり、個別認識が可能な荷物搬送用ボックス
を用いて、個数管理や廃棄管理や位置管理などを効率的
に行うことができる。
【図１】本発明の実施形態にかかる荷物搬送用ボックス
の構成を概略的に示す図である。
の構成を概略的に示す図である。
【図２】本実施形態の荷物搬送用ボックスを用いた個数
管理システムおよび方法を説明する図である。
管理システムおよび方法を説明する図である。
【図３】本実施形態の荷物搬送用ボックスを用いた個数
管理システムおよび方法を説明する図である。
管理システムおよび方法を説明する図である。
【図４】本実施形態の荷物搬送用ボックスを用いた位置
管理システムおよび方法を説明する図である。
管理システムおよび方法を説明する図である。
１ 荷物搬送用ボックス
２ アクティブ型ＲＦＩＤメディア
３ リーダー
４ コンピュータ
５ 集配センターの壁
６ 通信可能エリア
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Ｆターム(参考） 3D050 AA01 BB02 DD03 EE08 EE15
3F022 EE00 EE02 MM03 MM04 MM08
MM21 MM22 PP04 QQ11
Claims (6)
- 【請求項１】 荷物が載置された状態で搬送車に積み込
まれるように構成された荷物搬送用ボックスにおいて、 前記荷物搬送用ボックスには、アクティブ型のＲＦＩＤ
メディアが取り付けられ、 前記ＲＦＩＤメディアには、前記ＲＦＩＤメディアに固
有の情報が書き込まれていることを特徴とする荷物搬送
用ボックス。 - 【請求項２】 前記固有の情報は、製造シリアルナンバ
ーであることを特徴とする請求項１に記載の荷物搬送用
ボックス。 - 【請求項３】 請求項１または２に記載の荷物搬送用ボ
ックスと、 前記荷物搬送用ボックスに取り付けられた前記ＲＦＩＤ
メディアから前記固有の情報を読み取るためのリーダー
とを備え、 前記リーダーで読み取った前記固有の情報に基づいて、
前記荷物搬送用ボックスの個数を管理することを特徴と
する個数管理システム。 - 【請求項４】 前記リーダーは、出入口の外側に設置さ
れた第１リーダーと、前記出入口の内側に設置された第
２リーダーとを有し、 前記第１リーダーで読み取った前記固有の情報と前記第
２リーダーで読み取った前記固有の情報とに基づいて、
前記荷物搬送用ボックスの個数を管理することを特徴と
する請求項３に記載の個数管理システム。 - 【請求項５】 請求項１または２に記載の荷物搬送用ボ
ックスと、 前記荷物搬送用ボックスに取り付けられた前記ＲＦＩＤ
メディアから前記固有の情報を読み取るためのリーダー
と、 前記固有の情報と前記荷物搬送用ボックスの使用期限に
関する情報とを関連付けるデータベースとを備え、 前記リーダーで読み取った前記固有の情報と関連付けら
れた使用期限情報に基づいて、前記荷物搬送用ボックス
の廃棄管理を行うことを特徴とする廃棄管理システム。 - 【請求項６】 請求項１または２に記載の荷物搬送用ボ
ックスと、 前記荷物搬送用ボックスに取り付けられた前記ＲＦＩＤ
メディアから前記固有の情報を読み取るために間隔を隔
てて設けられた複数のリーダーとを備え、 前記固有の情報を読み取ったリーダーの設置位置情報
と、当該リーダーで読み取った前記固有の情報とに基づ
いて、前記荷物搬送用ボックスの位置を管理することを
特徴とする位置管理システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002030217A JP2003226434A (ja) | 2002-02-07 | 2002-02-07 | 荷物搬送用ボックス、個数管理システム、廃棄管理システム、および位置管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002030217A JP2003226434A (ja) | 2002-02-07 | 2002-02-07 | 荷物搬送用ボックス、個数管理システム、廃棄管理システム、および位置管理システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003226434A true JP2003226434A (ja) | 2003-08-12 |
Family
ID=27750341
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002030217A Pending JP2003226434A (ja) | 2002-02-07 | 2002-02-07 | 荷物搬送用ボックス、個数管理システム、廃棄管理システム、および位置管理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003226434A (ja) |
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-
2002
- 2002-02-07 JP JP2002030217A patent/JP2003226434A/ja active Pending
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