JP2001253517A - 荷物管理システム - Google Patents

荷物管理システム

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JP2001253517A
JP2001253517A JP2000072195A JP2000072195A JP2001253517A JP 2001253517 A JP2001253517 A JP 2001253517A JP 2000072195 A JP2000072195 A JP 2000072195A JP 2000072195 A JP2000072195 A JP 2000072195A JP 2001253517 A JP2001253517 A JP 2001253517A
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JP2000072195A
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English (en)
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Yasushi Hattori
泰 服部
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Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷物の運搬途中においてもまとまった荷物の
個々の情報を容易に把握できる荷物管理システムを提供
する。 【解決手段】 トランスポンダ20が付設されたタグ1
7を荷物3に取り付け、トランスポンダ20のメモリに
荷物情報を書き込み、この荷物3をコンテナ40に収容
して運搬する。コンテナ40内にスキャナ30から質問
信号を送信し、各トランスポンダ20から応答信号とし
て送信される荷物情報をスキャナ30によって受信す
る。スキャナ30は受信した応答信号から荷物情報を抽
出しまとめて通信装置14に送信し端末コンピュータ1
2bに入力する。端末コンピュータ12bは受信した荷
物情報を表示器16a,16bに表示する。従って、コ
ンテナ40内に収容された荷物3に関する情報を瞬時に
得ることができ、これを間違いなく表示できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷物管理システム
に関し、特に複数の荷物を瞬時に把握可能な荷物管理シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の荷物を仕分けして他の場所
に運搬する際には人手によって個々の荷物の運搬先が確
認され、荷物が目的に着いた際には再び人手によって到
着した荷物の確認が行われていた。
【0003】その一例として空港における旅行客の荷物
の管理が挙げられる。即ち、飛行機に搭乗する際には、
各旅行客の荷物は荷物預かり場所において係員に預けら
れる。ここで、これの荷物の仕分けを簡略化するため
に、個々の荷物にタグが付けられ、その半券が搭乗者に
渡される。タグには整理番号・積載便名・行き先空港名
などの荷物に関する情報が記載される。この後、各荷物
は係員によって積載便毎に仕分けされて該当する飛行機
まで運ばれて搭載される。
【0004】一方、飛行機が目的地の空港に着くと、旅
行客の荷物はパレットやコンテナに積載して飛行機から
空港施設に運ばれた後、空港係員によって1つずつタグ
が確認された後にコンベヤに載せられて荷物引き渡し場
所に搬送される。この間、旅行客はコンベヤの前で自分
の荷物が現れるのを待っている。また、荷物を受け取る
ときに荷物に付けられたタグと半券とが一致することを
係員によって確認され、これらが一致したときに旅行客
は荷物を持って行くことができる。
【0005】また、他の例として、荷物の運送業におけ
る荷物管理が挙げられる。運送業の場合にも前述と同様
にタグやラベルを付けて個々の荷物を判別できるように
している。また、運送先が異なる複数の荷物を1つのト
ラックで運搬するときは、目的地毎に人手によって個々
の荷物を確認しながら降ろしていた。
【0006】しかし、人手によって個々の荷物を確認す
るのは非常に面倒であると共に間違いが起こりやすい。
このため、個々の荷物を判別する情報を記録したバーコ
ードやトランスポンダをタグに付けると共にこれらの情
報読み取り装置を用いて荷物の判別や確認を行うことに
より間違いの低減及び判別や確認に要する時間の短縮を
図る工夫が提案されている。
【0007】例えば、前者の場合は、特開平8−127
420号公報・特開平9−249309号公報に開示さ
れるようにコンベヤによる搬送路の途中にバーコードや
トランスポンダの情報読み取り装置を設置して、搬送さ
れる荷物の情報を順次読み取ってその情報をコンピュー
タによって管理すると共に電光表示板に表示している。
これにより、人手による荷物の判別・確認作業が削減で
きると共に荷物を待つ旅行客に自己の荷物の到着を知ら
せることができる。
【0008】また、後者の運送業における荷物の仕分け
処理に用いることができる荷物仕分け装置が特開平6−
32442号公報に開示されている。この荷物仕分け装
置は、荷物に関する情報が記録されたトランスポンダを
タグとして個々の荷物に付設し、コンベヤからなる識別
搬送路を搬送される荷物のタグを順次読み取った後、識
別搬送路から仕分け搬送路に荷物を移し、仕分け搬送路
に間隔を開けて配置された複数の仕分けコントローラに
よって仕分けトレーに荷物を移す装置である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た前者の従来例においては、荷物を飛行機に搭載すると
き及び飛行機から荷物を卸したときにおいては人手によ
って個々の荷物を順次確認しなければならない。これに
は非常に手間がかかるので確認作業を省略することもあ
る。さらに、飛行機から荷物を卸して荷物引き渡し場所
に運んだ後に、コンベヤによって搬送される荷物の情報
を順次読み取ってその情報を電光表示板に表示している
ので、荷物引き渡し場所に荷物が到着してからでなくて
は情報を表示することができなかった。
【0010】また、前述した後者の従来例においては、
コンベヤによって搬送される荷物の情報を1つずつ読み
取っているので、情報の読み取りに時間がかかると共
に、運搬途中において荷物が加えられたり卸されたりし
た場合には、残っている荷物の確認は積み卸しの際の確
認内容に頼るしかなかった。
【0011】本発明の目的は上記の問題点に鑑み、荷物
の運搬途中においてもまとまった荷物の個々の情報を容
易に把握できる荷物管理システムを提供することであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために請求項1では、識別情報を含むと共に荷物
に関する情報が応答情報として格納された記憶手段を有
し、質問信号を受信したときに前記応答情報を応答信号
として送信するトランスポンダと、所定の走査領域内に
存在する1つ以上のトランスポンダに対して所定の短時
間内に質問信号を送信すると共に前記領域内に存在する
全てのトランスポンダから送信される応答信号を受信し
て該応答信号のそれぞれに含まれる応答情報を抽出して
出力するスキャナとを備え、荷物単体毎に前記トランス
ポンダを付設して前記応答情報に基づいて荷物の管理を
行う荷物管理システムを提案する。
【0013】該荷物管理システムによれば、前記トラン
スポンダが付設された荷物を前記走査領域内に載置し、
前記スキャナから質問信号を送信すると、各トランスポ
ンダから応答信号が送信され該応答信号が前記スキャナ
によって受信される。前記スキャナは受信した応答信号
から応答情報を抽出して出力する。従って、前記走査領
域内に載置された荷物に関する情報を瞬時に得ることが
できる。これにより、前記応答情報を表示したり或いは
蓄積してデータベースを容易に構築することができる。
【0014】また、請求項2では、請求項1に記載の荷
物管理システムにおいて、荷物収容体に置かれた1つ以
上の前記荷物の存在する空間が前記走査領域として設定
されている荷物管理システムを提案する。
【0015】該荷物管理システムによれば、コンテナ・
パレット・自動車の荷台などの荷物収容体に置かれた荷
物が存在する空間内の全てのトランスポンダから前記ス
キャナが応答情報を抽出する。
【0016】また、請求項3では、請求項2に記載の荷
物管理システムにおいて、前記スキャナは前記荷物収容
体に取り付けられている荷物管理システムを提案する。
【0017】該荷物管理システムによれば、前記荷物収
容体が移動する場合はこれと共に前記スキャナも移動す
る。
【0018】また、請求項4では、請求項1に記載の荷
物管理システムにおいて、前記スキャナが抽出した前記
応答情報を表示する表示手段を備えている荷物管理シス
テムを提案する。
【0019】該荷物管理システムによれば、前記スキャ
ナによって抽出された応答情報が表示手段によって表示
される。
【0020】また、請求項5では、請求項2に記載の荷
物管理システムにおいて、前記スキャナが抽出した前記
応答情報を表示する表示手段を備え、該表示手段と前記
スキャナが前記荷物収容体に取り付けられている荷物管
理システムを提案する。
【0021】該荷物管理システムによれば、コンテナ・
パレット・自動車の荷台などの荷物収容体に置かれた荷
物が存在する空間内の全てのトランスポンダから前記ス
キャナが応答情報を抽出し、該応答情報が表示手段によ
って表示される。これにより、前記荷物収容体を用いて
荷物を運搬しながらでも荷物の確認を行うことができ
る。
【0022】また、請求項6では、請求項1に記載の荷
物管理システムにおいて、前記スキャナが抽出した前記
応答情報を蓄積してデータベースを構築するコンピュー
タを備えている荷物管理システムを提案する。
【0023】該荷物管理システムによれば、前記スキャ
ナによって抽出された応答情報がコンピュータに蓄積さ
れてデータベースが構築される。
【0024】また、請求項7では、請求項1に記載の荷
物管理システムにおいて、前記スキャナと前記トランス
ポンダは前記質問信号と応答信号の授受を電磁波を用い
て行う手段を有し、前記トランスポンダは、不揮発性の
メモリを前記記憶手段として有すると共に受信した質問
信号の電磁波のエネルギーを電気エネルギーに変換する
手段を備え、該電気エネルギーによって動作する荷物管
理システムを提案する。
【0025】該荷物管理システムによれば、前記トラン
スポンダは電源を必要としないので小型化が可能である
と共にメンテナンスの必要性も低減される。さらに、前
記記憶手段として不揮発性のメモリを用いているので前
記応答情報が失われることがない。
【0026】また、請求項8では、請求項1に記載の荷
物管理システムにおいて、前記スキャナはワイヤレスで
前記応答情報を出力する手段を備えている荷物管理シス
テムを提案する。
【0027】該荷物管理システムによれば、前記スキャ
ナからワイヤレスで前記応答情報が出力されるので、電
気的な配線の引き回しを行うことなく前記応答情報を他
の機器において使用することができる。
【0028】また、請求項9では、請求項4記載の荷物
管理システムにおいて、前記表示手段は前記応答情報を
ワイヤレスで入力する手段を備えている荷物管理システ
ムを提案する。
【0029】該荷物管理システムによれば、前記スキャ
ナからワイヤレスで出力された前記応答情報を前記表示
手段に入力できるのでるので、電気的な配線の引き回し
を行うことなく前記応答情報を前記表示手段において使
用することができる。
【0030】また、請求項10では、請求項6記載の荷
物管理システムにおいて、前記コンピュータは前記応答
情報をワイヤレスで入力する手段を備えている荷物管理
システムを提案する。
【0031】該荷物管理システムによれば、前記スキャ
ナからワイヤレスで出力された前記応答情報を前記コン
ピュータに入力できるので、電気的な配線の引き回しを
行うことなく前記応答情報を前記コンピュータにおいて
使用することができる。
【0032】また、請求項11では、請求項1に記載の
荷物管理システムにおいて、前記トランスポンダは、電
気的に書き換え可能な不揮発性メモリを前記記憶手段と
して有すると共に、受信した質問信号に情報書き込み命
令と書き込み対象情報が含まれているときに該書き込み
対象情報を前記記憶手段に前記応答情報の一部として書
き込む手段を備え、前記トランスポンダに対して前記書
き込み命令と書き込み対象情報とを質問信号に含めて送
信する情報書き込み手段を設けた荷物管理システムを提
案する。
【0033】該荷物管理システムによれば、前記情報書
き込み手段を用いて書き込み命令と書き込み対象情報と
を質問信号に含めて送信することにより、該書き込み対
象情報が前記記憶手段に応答情報の一部として書き込ま
れる。また、前記記憶手段が電気的に書き換え可能な不
揮発性メモリからなるので記憶されている応答情報の変
更・更新・修正・追加・削除等を自由に行うことができ
る。
【0034】また、請求項12では、請求項1に記載の
荷物管理システムにおいて、前記スキャナは荷物運搬用
のコンテナに設けられて該コンテナ内に格納されている
荷物に付設されたトランスポンダから前記応答情報を抽
出する荷物管理システムを提案する。
【0035】該荷物管理システムによれば、前記コンテ
ナ内に格納された荷物に付設されているトランスポンダ
からスキャナによって応答情報が抽出されるので、該応
答情報に基づいてコンテナ内に荷物を格納した状態で全
ての荷物を把握することができる。
【0036】また、請求項13では、請求項1に記載の
荷物管理システムにおいて、前記スキャナが抽出した前
記応答情報を表示する表示手段を備えていると共に、前
記スキャナは、空港において飛行機から空港施設へ前記
飛行機の乗客の荷物を運ぶコンテナに設けられて該コン
テナ内に格納されている荷物に付設されたトランスポン
ダから前記応答情報を抽出し、前記表示手段の表示器
は、前記空港施設の少なくとも到着ロビー或いは荷物受
け取り場所の何れかに設置されている荷物管理システム
を提案する。
【0037】該荷物管理システムによれば、飛行機から
空港施設に乗客の荷物を運ぶ際に前記コンテナ内に格納
された荷物に付設されているトランスポンダからスキャ
ナによって応答情報が抽出されるので、該応答情報に基
づいてコンテナ内に荷物を格納した状態で全ての荷物を
把握することができる。さらに、前記抽出された応答情
報すなわち個々の荷物に関する情報が空港施設の少なく
とも到着ロビー或いは荷物受け取り場所の何れかに設置
されている表示器に表示されるので、空港施設に荷物が
到着すると同時に乗客に対して荷物の引き渡しを行うこ
とができる。
【0038】また、請求項14では、請求項1に記載の
荷物管理システムにおいて、前記スキャナが抽出した前
記応答情報を表示する表示手段を備えていると共に、前
記スキャナは、トラックの荷物運搬用コンテナに設けら
れて該コンテナ内に格納されている荷物に付設されたト
ランスポンダから前記応答情報を抽出し、前記表示手段
の表示器は前記トラックの運転席近傍に設置されている
荷物管理システムを提案する。
【0039】該荷物管理システムによれば、トラックに
よって荷物を運ぶ際に前記コンテナ内に格納された荷物
に付設されているトランスポンダからスキャナによって
応答情報が抽出されるので、該応答情報に基づいてコン
テナ内に荷物を格納した状態で全ての荷物を把握するこ
とができる。さらに、前記抽出された応答情報が運転席
近傍に設置されている表示器に表示されるので、運搬途
中で荷物の出し入れを行っても、運転者はコンテナ内の
全ての荷物を1つずつチェックせずに瞬時に把握するこ
とができる。
【0040】また、請求項15では、請求項1に記載の
荷物管理システムにおいて、前記スキャナは、1回の走
査処理において、全トランスポンダを通信対象とする第
1回目の質問信号を送信するステップと、質問信号に対
する応答信号のうち完全に受信できた応答信号に含まれ
る識別情報を応答不可識別情報として記憶するステップ
と、応答不可命令と共に前記応答不可識別情報を含めた
質問信号を送信するステップと、応答信号が得られなく
なったときに走査処理を終了するステップとを有し、応
答信号が得られなくなるまで応答不可命令と共に前記応
答不可識別情報を含めた質問信号を送信する前記ステッ
プと質問信号に対する応答信号のうち完全に受信できた
応答信号に含まれる識別情報を応答不可識別情報として
記憶する前記ステップとを繰り返す走査処理手段を備
え、前記トランスポンダは、応答処理において、自己の
識別情報を含む前記応答不可識別情報と共に前記応答不
可命令を含んだ質問信号を受信したときには応答信号を
送信しないステップを有する応答処理手段を備えている
荷物管理システムを提案する。
【0041】該荷物管理システムによれば、識別情報を
特定できないトランスポンダが走査領域内に複数存在す
るときスキャナからの質問信号の送信に対して複数のト
ランスポンダからほぼ同時に応答信号が送信された場合
に質問信号を2回以上送信することによって全てのトラ
ンスポンダからの応答信号を受信可能にする。即ち、通
信対象のトランスポンダを特定しない質問信号を送信す
ることによって完全に応答信号を受信できたトランスポ
ンダに対して応答をさせない命令を含めた質問信号を送
信することにより前回に応答信号を受信できなかったト
ランスポンダのみから応答信号を送信させる。これを繰
り返すことによって、走査領域に存在する全てのトラン
スポンダからの応答信号を受信可能にする。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。
【0043】図1は本発明の第1の実施形態における荷
物管理システムの全体を示す概略構成図である。図にお
いて、1は荷物管理システムで、主コンピュータ11に
接続された端末コンピュータ12a,12bと、書き込
み装置13、通信装置14、表示制御装置15、表示器
16a,16b、トランスポンダ20、スキャナ30か
ら構成されている。
【0044】主コンピュータ11と端末コンピュータ1
2a,12bとしては汎用のコンピュータを使用可能で
ある。端末コンピュータ12a,12bのそれぞれは通
信網NWを介して主コンピュータ11に接続されてい
る。
【0045】一方の端末コンピュータ12aは飛行機搭
乗者の荷物預かり場所2に設置され、この端末コンピュ
ータ12aには書き込み装置13がSCSI(Small Co
mputer System Interface)接続されると共に書き込み
装置13を制御するプログラムがインストールされてい
る。
【0046】端末コンピュータ12aは、インタフェー
ス部121、中央処理部122、通信制御部123、キ
ーボード124、表示部125、記憶部126から構成
されている。
【0047】インタフェース部121は、書き込み装置
13の駆動制御及び書き込み装置13へ書き込み情報を
転送する際に用いられるもので、前述したようにSCS
Iインタフェースが用いられている。
【0048】中央処理部122は、周知のCPU等から
なり、キーボード124を介して入力された命令に基づ
いて、インタフェース部121を介して書き込み装置1
3に書き込み情報を転送し、この情報をトランスポンダ
20に記憶させる。また、中央処理部122は、情報書
き込み時にトランスポンダ20から返送された書き込み
完了信号に含まれるトランスポンダ20に固有の識別情
報と書き込み情報とを主コンピュータ11に転送してデ
ータベースに蓄積する。このデータベースに蓄積されて
いる情報は端末コンピュータ12a,12bからいつで
も閲覧可能になっている。
【0049】上記書き込み情報は、トランスポンダ毎に
異なる所定の識別情報と荷物の情報から構成されてい
る。荷物の情報は、搭乗便名、所有者名等から構成され
ている。 通信制御部123は、インターネット、イン
トラネット、通常の電話回線、通信衛星等の通信網NW
を介して主コンピュータ11との間の情報転送を行う。
【0050】表示部125は中央処理部122に接続さ
れたモニターなどからなり、中央処理部122における
処理情報の表示や記憶部126の蓄積情報の表示に用い
られる。
【0051】書き込み装置13は、書き込み命令と書き
込み情報を含む信号を所定周波数の電磁波を用いてトラ
ンスポンダ20に送信し、トランスポンダ20のメモリ
に前記書き込み情報を書き込む装置である。また、書き
込み装置13は、トランスポンダ20に情報を書き込ん
だ際にトランスポンダ20から送信される書き込み完了
信号を受信して端末コンピュータ12aに出力する。
【0052】書き込み装置13の構成は、図2に示すよ
うに、送信用アンテナ41と、送信部42、中央処理部
43、受信用アンテナ44、受信部45、インタフェー
ス部46から構成されている。
【0053】送信部42は、送信機421とディジタル
/アナログ(以下、D/Aと称する)変換回路422か
ら構成され、送信機421は中央処理部43からの書き
込み信号を高周波信号に変換して送信用アンテナ41に
出力する。
【0054】中央処理部43は、周知のCPU431及
びメモリ432から構成され、インタフェース部12
1,46を介して端末コンピュータ12aから入力され
た書き込み命令と書き込み情報を含む書き込み信号を生
成して発信部42に出力する。さらに、中央処理部43
は、受信部45から入力した書き込み完了信号をインタ
フェース部121,46を介して端末コンピュータ12
aに出力する。
【0055】受信部45は、受信機451とアナログ/
ディジタル(以下、A/Dと称する)変換器452から
構成され、受信機451の入力側は受信用アンテナ44
に接続され、受信した高周波信号を検波した後にA/D
変換器452を介して中央処理部43に出力する。
【0056】トランスポンダ20は、厚さが薄い小型の
もので、搭乗者から預かった荷物3に付けられるタグ1
7に張り付けられている。トランスポンダ20の電気系
回路の構成は、図3に示すようにトランスポンダ本体2
0aとアンテナ20bとから構成され、トランスポンダ
本体20aはアンテナ切替器21、整流回路22、中央
処理部23、記憶部24、発信部25及び検波部26か
ら構成されている。
【0057】アンテナ切替器21は、例えば電子スイッ
チ等から構成され、整流回路22或いは発信部25の何
れか一方をアンテナ12と接続するためのものであり、
中央処理部23から出力される制御信号によって接続切
替が行われる。また、アンテナ切替器21は、中央処理
部23の制御によってアンテナ12と整流回路22及び
検波部26との接続と、アンテナ12と発信部25との
接続とを切り替える。
【0058】整流回路22は、ダイオード221,22
2と、コンデンサ223、抵抗器224から構成され、
周知の全波整流回路を形成している。この整流回路22
の入力側にはアンテナ切替器21を介してアンテナ12
が接続されている。整流回路22は、アンテナ12に誘
起した高周波電流を整流して直流電流に変換し、これを
中央処理部23、記憶部24及び発信部25の駆動電源
として出力するものである。
【0059】中央処理部23は、周知のCPU231及
びディジタル/アナログ(以下、D/Aと称する)変換
器232から構成されている。CPU231は、電源が
供給されて駆動し検波部26から質問信号を入力すると
EEPROM(electricallyerasable programmable re
ad-only memory)等の電気的に書き換え可能な不揮発性
の半導体メモリからなる記憶部24内に記憶されている
識別情報と応答情報を読み出して、この情報をD/A変
換器232及び発信部25を介して応答信号として送信
する。上記識別情報はトランスポンダ20に固有の識別
情報であり、トランスポンダ20の製造時に記憶部24
内の書き換え不可に指定された領域に予め記憶されてい
る。
【0060】さらに、中央処理部23は検波部26から
入力した質問信号に書き込み命令及び書き込み対象情報
が含まれているときにこの情報を応答情報として記憶部
24に記憶したのち識別情報を含む書き込み完了信号を
送信する。
【0061】また、中央処理部23は、受信した質問信
号の中に後述する応答不可命令及び自己の識別情報が含
まれているときには応答信号を送信しない。
【0062】発信部25は、発振回路251、変調回路
252及び高周波増幅回路253から構成され、発振回
路251によって発振された搬送波を、中央処理部23
から入力した情報信号に基づいて変調回路252で変調
し、これを高周波増幅回路253及びアンテナ切替器2
1を介してアンテナ20bに供給する。
【0063】検波部26はダイオード261とA/D変
換器262からなり、ダイオード261のアノードはア
ンテナ20bに接続され、カソードはA/D変換器26
2を介して中央処理部23のCPU231に接続されて
いる。これにより、受信した質問信号は検波部26によ
ってディジタルデータに変換されてCPU231に入力
される。
【0064】他方の端末コンピュータ12bは飛行機搭
乗者の荷物引き渡し場所5に設置され、この端末コンピ
ュータ12bには通信装置14と表示制御装置がSCS
I(Small Computer System Interface)接続されると
共に通信装置14と表示制御装置15を制御するプログ
ラムがインストールされている。
【0065】端末コンピュータ12bの電気系回路の構
成は前述した端末コンピュータ12aとほぼ同じであ
り、これらの異なる点は通信装置14と表示制御装置1
5のそれぞれに対応したインタフェース部を端末コンピ
ュータ12bが有する点と中央処理部122の処理動作
である。
【0066】即ち、端末コンピュータ12bの中央処理
部122は、通信装置14から入力した荷物情報を表示
制御部15に出力して表示器16a,16bに表示する
と共に主コンピュータ11に転送してデータベースに蓄
積する。ここで、一方の表示器16aは到着ロビー6に
設置され、他方の表示器16bは荷物引き渡し場所5に
設置されている。また、表示器16a,16bに表示す
る荷物情報は搭乗便名と所有者名等でありトランスポン
ダ20の識別情報は含まれない。また、端末コンピュー
タから12bから主コンピュータ11に転送される情報
にはトランスポンダ20の識別情報も含まれる。また、
端末コンピュータ12bもデータベースに蓄積されてい
る情報をいつでも閲覧することができる。
【0067】通信装置14の構成は、図4に示すよう
に、受信用アンテナ51と、受信部52、中央処理部5
3、送信用アンテナ54、送信部55、インタフェース
部56から構成されている。
【0068】受信部52は、受信機521とアナログ/
ディジタル(以下、A/Dと称する)変換器522から
構成され、受信機521の入力側は受信用アンテナ51
に接続され、後述するスキャナ30が送信した荷物情報
信号を受信して検波した後にA/D変換器522を介し
て中央処理部53に出力する。
【0069】中央処理部53は、周知のCPU531及
びメモリ532から構成され、受信部52から入力した
荷物情報信号から荷物情報を抽出してインタフェース部
56を介して端末コンピュータ12bに出力する。さら
に、中央処理部53は、荷物情報信号が完全に受信でき
なかったときに送信部55を介して再送命令信号を送信
する。また、中央処理部53は、荷物情報信号が完全に
受信できたときに送信部55を介して受信完了信号を送
信する。
【0070】送信部55は、送信機551とディジタル
/アナログ(以下、D/Aと称する)変換回路552か
ら構成され、送信機551は中央処理部53から入力し
た再送命令信号或いは受信完了信号を高周波信号に変換
して送信用アンテナ54に出力する。
【0071】スキャナ30は、荷物運搬用の金属製コン
テナ40に設けられ、コンテナ40を内部空間を走査領
域としてトランスポンダ20のアクセスを行い荷物情報
を作成して通信装置14に送信する。コンテナ40は、
荷物預かり場所2と飛行機4との間及び飛行機4と荷物
引き渡し場所5との間で搭乗者の荷物を運搬するするた
めに用いられる。コンテナ40は、例えば図1・図5に
示すように箱形の外観形状を有し、図6に示すようにそ
の内部に乗客の荷物3が収納された状態で台車40a上
に固定されて牽引車(図示せず)に引かれて運ばれる。
また、コンテナ40の内部にはスキャナ30のアンテナ
ユニット30aが設置され、コンテナ40の外側面にス
キャナ本体30bが取り付けられている。
【0072】スキャナ30の電気系回路は、図7に示す
ように、アンテナユニット30aとスキャナ本体30b
とからなり、スキャナ本体30bは送受信用のアンテナ
31A〜31Dと、第1受信部32、第1送信部33、
第2受信部34、第2送信部35、中央処理部36、キ
ーボード37、表示部38から構成されている。
【0073】第1受信部32と第1送信部33はトラン
スポンダ20との通信を行うためのものであり、第2受
信部34と第2送信部35は通信装置14との通信を行
うためのものである。
【0074】第1受信部32は、受信機321とアナロ
グ/ディジタル(以下、A/Dと称する)変換器322
から構成され、受信機321の入力側は受信用アンテナ
31Aに接続され、トランスポンダ20が送信した応答
信号を受信して検波した後にA/D変換器322を介し
て中央処理部36に出力する。
【0075】第1送信部33は、送信機331とディジ
タル/アナログ(以下、D/Aと称する)変換回路33
2から構成され、送信機331は中央処理部36から入
力したトランスポンダ20に対する質問信号を高周波信
号に変換して送信用アンテナ31Bに出力する。
【0076】トランスポンダ20との通信の行うこれら
の第1受信部32と第1送信部33に接続されるアンテ
ナ31A,31Bは図6に示すように本体とから分離さ
れたアンテナユニット30aとしてコンテナ40の内部
に設置されている。ここでは、これらのアンテナ31
A,31Bを個別に設けたが、1つのアンテナを共用す
るようにしても良い。
【0077】第2受信部34は、受信機341とアナロ
グ/ディジタル(以下、A/Dと称する)変換器342
から構成され、受信機341の入力側は受信用アンテナ
31Cに接続され、通信装置14が送信した再送信号等
を受信して検波した後にA/D変換器342を介して中
央処理部36に出力する。
【0078】第2送信部35は、送信機351とディジ
タル/アナログ(以下、D/Aと称する)変換回路35
2から構成され、送信機351は中央処理部36から入
力した荷物情報信号を高周波信号に変換して送信用アン
テナ31Dに出力する。
【0079】通信装置14との通信を行うこれらの第2
受信部34と第2送信部35に接続されるアンテナ31
C,31Dは図5に示すようにスキャナ本体に取り付け
られている。図7のブロック図ではこれらのアンテナ3
1C,31Dを個別に描いたが、実際には1つのアンテ
ナを共用している。
【0080】中央処理部36は、周知のCPU361及
びメモリ362から構成され、係員によるキーボード操
作に基づいて第1及び第2送受信部32〜35の動作制
御とコンテナ40内部の荷物情報の収集及びまとめを行
い通信装置14に送信する。また、係員によって処理過
程における確認事項(荷物情報の送信完了の確認など)
や荷物情報などを表示する指示がキーボード37から入
力されたときには、中央処理部36は該当内容を表示部
38に表示する。
【0081】次に、前述の構成よりなる本実施形態の動
作を説明する。
【0082】飛行機4への搭乗者は荷物預かり場所2に
おいて荷物3を預ける。このとき、搭乗便名や氏名など
の必要事項を係員に告げる。係員は、搭乗者の搭乗チケ
ットを確認し、荷物情報として搭乗者の氏名や搭乗便名
を端末コンピュータ12aに入力してタグ17のトラン
スポンダ20に書き込み、タグ17の半券を乗客に渡
す。これにより荷物情報が書き込まれたトランスポンダ
20を有するタグ17が各荷物3に付けられる。また、
端末コンピュータ12aは入力されたデータを主コンピ
ュータ11に送信する。
【0083】預かった荷物3は係員によってコンテナ4
0に収納され飛行機4に運搬されて搭載される。また、
飛行機4への搭載間際においても係員はスキャナ30を
操作することによってコンテナ40の内部に収納されて
いる荷物の情報をスキャナ30の表示部38に表示して
確認することができる。また、スキャナ30に印字装置
を接続できるようにして印字された文字によって情報を
確認できるようにしても良いし、後述すると同様に飛行
機4への搭載前にスキャナ30によって読み取った荷物
情報を荷物預かり場所2の端末コンピュータ12aに伝
達できるようにしても良い。
【0084】飛行機4が目的地に着くと、飛行機4に搭
載されている荷物3が卸され、コンテナ40によって荷
物引き渡し場所5まで運ばれる。この運搬途中におい
て、係員はスキャナ30のキーボード37を操作してコ
ンテナ40内の荷物情報を収集して荷物引き渡し場所5
の通信装置14に送信する。この処理は、係員の簡単な
キー入力により開始される。
【0085】スキャナ30は、図8に示すように、キー
ボード37から荷物情報の収集・送信命令が入力される
と(SA1)、第1送信部33を介してコンテナ40内
の全てのトランスポンダ20に対する質問信号を送信す
る(SA2)。
【0086】コンテナ40内のトランスポンダ20は、
図9に示すように、質問信号の電磁波によって駆動エネ
ルギーが供給され、駆動を開始した中央処理部23は質
問信号を受信したか否かを判定し(SB1)、受信した
ときはこの質問信号内に自己の識別信号が応答不可識別
信号として含まれるか否かを判定する(SB2)。この
判定の結果、自己の識別信号が応答不可識別信号として
含まれないときは、トランスポンダ20は応答信号を送
信する(SB3)。これにより、コンテナ40内の質問
信号を受信した全てのトランスポンダ20から応答信号
が送信される。この質問信号に対するトランスポンダ2
0からの応答信号をスキャナ30は第1受信部32を介
して受信する(SA3)。さらに、スキャナ30は、完
全に受信できた応答情報を記憶する(SA4)と共にこ
の応答情報を発信したトランスポンダ20の識別情報を
抽出して応答不可識別情報とする(SA5)。
【0087】次に、スキャナ30は、応答不可命令と応
答不可識別情報を指定した質問信号を送信して(SA
6)、応答信号を受信する(SA7)。この後、スキャ
ナ30は応答信号が無いか否かを判定する(SA8)。
【0088】これにより、応答不可識別情報として自己
の識別情報が指定されたトランスポンダ20は応答信号
を送信しないので、前回の質問信号によって完全に受信
できなかったトランスポンダ20からの応答信号のみを
スキャナ30は受信することができる。このときも、ス
キャナ30は完全に受信できた応答情報を発信したトラ
ンスポンダ20の識別情報を抽出して応答不可識別情報
に追加する。さらに、スキャナ30は、応答不可命令と
応答不可識別情報を含む質問信号の送信を応答信号が無
くなるまで繰り返す。これにより、コンテナ40の内部
(走査領域)に存在する全てのトランスポンダ20から
の応答信号を受信することができる。
【0089】前記SA8の判定の結果、応答信号が無い
ときは、スキャナ30は荷物情報の集計を行って(SA
9)、この荷物情報を通信装置14に送信する(SA1
0)。この後、通信装置14からの再送命令を受信した
ときは(SA11)再び荷物情報を送信し、通信装置1
4からの受信完了信号を受信したときは(SA12)前
記SA1の処理に移行して待機する。
【0090】一方、通信装置14は、スキャナ30から
送信された荷物情報を完全に受信できたときに受信した
荷物情報を端末コンピュータ12bに出力すると共にス
キャナ30に対して受信完了信号を送信し、完全に受信
できないときはスキャナ30に対して再送命令を送信す
る。
【0091】通信装置14から荷物情報を入力した端末
コンピュータ12bは、荷物情報を表示制御部15に出
力して表示器16a,16bに表示すると共に主コンピ
ュータ11に転送してデータベースに蓄積する。また、
飛行機4から荷物引き渡し場所5まで距離がある場合に
は、端末コンピュータ12bが荷物情報を受け取った時
点で「XX便の荷物はX分後に到着します」などの情報
を表示器16a,16bに表示することにより、荷物の
受け取りを待つ乗客に安心感を与えることができる。
【0092】前述したように本実施形態によれば、荷物
3を飛行機4に搭載するとき及び飛行機4から荷物3を
卸したときにおいて、人手によって個々の荷物3を順次
確認する必要がないので従来に比べて人手による手間を
大幅に省くことができると共に確認結果に誤りを生ずる
ことがない。
【0093】次に、本発明の第2の実施形態を説明す
る。
【0094】第2の実施形態は運送業における荷物管理
システムで、トラックによって運搬する荷物の全情報を
瞬時に読み取り、運搬途中における荷物の積み卸しの際
の荷物の確認を容易に行えるようにしたシステムであ
る。
【0095】図10は第2の実施形態における荷物管理
システムの要部を示す構成図、図11は第2の実施形態
におけるスキャナ30Aの構成を示すブロック図であ
る。図10及び図11において前述の第1の実施形態と
同一構成部分は同一符号をもって表す。図において、7
は軽トラックで、後面に扉7cを有するコンテナ型の荷
台7bを備えている。荷台7bの天井にはスキャナ30
Aのアンテナユニット30aが配置されている。スキャ
ナ本体30cは、運転席7aに設置されて同軸ケーブル
30dによってアンテナユニット30aと接続されてい
る。
【0096】また、荷物3のそれぞれには運搬先や荷物
の種類などを記載したラベル18が貼り付けられてい
る。これらのラベル18には前述したトランスポンダ2
0が設けられており、各トランスポンダ20のメモリに
は運搬先・荷物の種類・発送人などの荷物情報が記憶さ
れている。
【0097】スキャナ30Aは、第1の実施形態におけ
るスキャナ30の構成から第2受信部34と第2送信部
35を除去したスキャナ本体30cを備えたものであ
る。
【0098】前述の構成よりなる荷物管理システムで
は、トラック7の荷台7bの内部空間がスキャナ30A
の走査領域となっている。荷物運搬の係員すなわちトラ
ック7の運転手はラベル18を貼り付けた運搬対象とな
る荷物3を荷台7bに積載した後、スキャナ30Aを操
作して荷台7b上の荷物3に付加されているトランスポ
ンダ20から荷物情報を収集する。この収集した荷物情
報をスキャナ30Aの表示部38に表示することによっ
て、積載荷物の確認を係員は容易に行うことができる。
【0099】さらに、運搬途中において荷物の積み卸し
を行い、トラック7に積載している荷物に変更が生じた
ときにも、上記と同様の操作によって積載荷物の確認を
容易に行うことができる。
【0100】また、スキャナ30Aに印字装置を接続で
きるようにして印字された文字によって情報を確認し、
確認内容を書面で残せるようにしても良い。
【0101】次に、本発明の第3の実施形態を説明す
る。
【0102】第3の実施形態は前述した第2の実施形態
の構成を改良したものである。即ち、荷物の積み卸しの
際の確認に係員が運転席7aに行って確認を行うのは面
倒であるという場合に、荷台7bの扉7cにスキャナの
操作部を設けることにより操作性を改善したものであ
る。
【0103】図12は第3の実施形態の荷物管理システ
ムの要部を示す構成図、図13は第3の実施形態におけ
るスキャナ30Bの構成を示すブロック図である。図に
おいて、前述した第2の実施形態と同一構成部分は同一
符号をもって表しその説明を省略する。また、第2の実
施形態と第3の実施形態と相違点は、スキャナ本体30
cに接続された第2操作部30eを設けたことである。
【0104】第2操作部30eはキーボード37Bと表
示部38Bからなりスキャナ本体30cの中央処理部3
6に通信ケーブル30fを用いて接続されている。ま
た、図示していないがスキャナ本体30cと第2操作部
30eのそれぞれには通信用インタフェースが設けら
れ、これらのインタフェースを介して中央処理部36と
キーボード37B及び表示部38Bとが接続されてい
る。このように通信用インタフェースを介して接続する
ことにより外部ノイズや通信信号の遅延による誤動作を
防止している。
【0105】前述の構成により、係員は荷台7bの扉7
cを開いて荷物の積み卸しを行っているときにも第2操
作部30eを操作して荷台7b上の荷物情報を確認する
ことができる。
【0106】尚、前述した第1乃至第3の実施形態は本
発明の一具体例に過ぎず、本発明がこれらのみに限定さ
れることはない。例えば、送信周波数と受信周波数が異
なるトランスポンダ20及びスキャナ30を設けても良
い。また、異なる送受信周波数を用いるトランスポンダ
20を混在して使用してスキャナ30の送受信部をこれ
に対応したものとしても良い。
【0107】また、荷物を運搬する台車やパレット等の
荷物積載空間をスキャナ30の走査領域として台車やパ
レットにスキャナ30を設けても良い。また、トラック
7の荷台7bは着脱可能なコンテナであっても良い。こ
の場合、コンテナにスキャナを取り付けてトラックの運
転席からワイヤレスでスキャナを遠隔操作し収集情報を
遠隔表示できるようにしても良い。
【0108】また、第1の実施形態ではスキャナ30に
第2受信部34と第2送信部35を設けて通信装置14
との間の情報伝達を行うようにしたが、第2送受信部3
4,35に代えてモデムを実装すると共に端末コンピュ
ータ12bに電話回線接続装置を設けて、スキャナ30
を携帯用電話機と接続することにより端末コンピュータ
12bへの情報伝達を行えるようにしても良い。この構
成は第2の実施形態においても実用的であり運搬途中の
積載荷物の変化を情報として中央の管理センターに伝達
手段としても用いることができる。さらに、管理センタ
ーのコンピュータに荷物のデータベースを構築し、管理
センターと荷物の発送元及び荷物の運搬先のコンピュー
タを通信網を介して接続することによって、管理センタ
ーのデータベースをアクセスして荷物の運搬状況を閲覧
できるようにしても良い。
【0109】また、第1の実施形態ではスキャナ30と
通信装置14との間の通信を電磁波を用いて行ったが、
これらの間の近距離通信のみを可能にする場合は赤外線
や超音波を用いた通信構成としても良い。
【0110】また、トランスポンダ20のメモリに書き
込む荷物情報は必要に応じて適宜設定することが好まし
い。
【0111】さらに、第1乃至第3の実施形態では、電
磁波を用いてスキャナ30とトランスポンダ20と間の
通信を行ったが、超音波を用いた通信構成にしても良
い。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1乃
至請求項15に記載の荷物管理システムによれば、トラ
ンスポンダが付設された荷物を走査領域内に載置するこ
とによりこれらの荷物に関する情報を短時間で得ること
ができるので、各トランスポンダから抽出された応答情
報を表示したり或いは蓄積してデータベースを容易に構
築することができる。さらに、人手を介して荷物のチェ
ックを行う場合に比べて殆ど間違い無く短時間で全ての
荷物を把握することができる。
【0113】また、請求項2に記載の荷物管理システム
によれば、上記の効果に加えて、コンテナ・パレット・
自動車の荷台などの荷物収容体に置かれた荷物の情報を
容易に得ることができる。
【0114】また、請求項3に記載の荷物管理システム
によれば、上記の効果に加えて、コンテナ・パレット・
自動車の荷台などの荷物収容体によって荷物を運搬して
いるときに運搬荷物の情報を抽出することができる。
【0115】また、請求項4に記載の荷物管理システム
によれば、上記の効果に加えて、各トランスポンダから
抽出された応答情報が表示手段によって表示されるの
で、瞬時に視認することができる。
【0116】また、請求項5に記載の荷物管理システム
によれば、上記の効果に加えて、前記荷物収容体を用い
て荷物を運搬しながらでも表示手段に運搬荷物の情報を
表示によって運搬荷物の確認を行うことができる。
【0117】また、請求項6に記載の荷物管理システム
によれば、上記の効果に加えて、各トランスポンダから
抽出された応答情報がデータベース化して管理すること
ができる。
【0118】また、請求項7に記載の荷物管理システム
によれば、上記の効果に加えて、トランスポンダは電源
を必要としないので小型化に形成することができるため
従来のバーコードなどに代えて容易に使用することがで
きる。さらに、電池交換の必要がないのでメンテナンス
の必要性が低減される。
【0119】また、請求項8乃至請求項10に記載の荷
物管理システムによれば、上記の効果に加えて、スキャ
ナからワイヤレスで応答情報が出力されるので、電気的
な配線の引き回しを行うことなく応答情報を表示器やコ
ンピュータ等の他の機器において使用することができ
る。
【0120】また、請求項11に記載の荷物管理システ
ムによれば、上記の効果に加えて、トランスポンダの記
憶手段に記憶される応答情報の変更・更新・修正・追加
・削除等を自由に行うことができるので、荷物の管理履
歴や流通経路などを応答情報に含めて記憶させることが
できると共に管理を必要としなくなった荷物に付設され
ていたトランスポンダを容易に再使用することができ
る。
【0121】また、請求項12に記載の荷物管理システ
ムによれば、上記の効果に加えて、コンテナ内に荷物を
格納した状態でこれらの全ての荷物を把握することがで
きる。
【0122】また、請求項13に記載の荷物管理システ
ムによれば、上記の効果に加えて、飛行機から空港施設
に乗客の荷物を運ぶ際にコンテナ内に格納された荷物を
把握することができ、さらに到着ロビー或いは荷物受け
取り場所の何れかで到着した荷物の情報を乗客が知るこ
とができるので、乗客に対する荷物の引き渡しを迅速に
行うことができる。
【0123】また、請求項14に記載の荷物管理システ
ムによれば、上記の効果に加えて、トラックによって荷
物を運ぶ際に運転者は運転席においてコンテナ内に格納
された全ての荷物を把握することができるので、運搬途
中で荷物の出し入れを行っても、運転者はコンテナ内の
全ての荷物を1つずつチェックせずに瞬時に把握するこ
とができる。
【0124】また、請求項15に記載の荷物管理システ
ムによれば、上記の効果に加えて、例えば複数のトラン
スポンダが同じ周波数の電磁波によって応答信号を送信
した場合に、スキャナは全てのトランスポンダの応答信
号を確実に受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における荷物管理シス
テムの全体を示す概略構成図
【図2】本発明の第1の実施形態における端末コンピュ
ータ及び書き込み装置の電気系回路を示すブロック図
【図3】本発明の第1の実施形態におけるトランスポン
ダの電気系回路を示すブロック図
【図4】本発明の第1の実施形態における通信装置の電
気系回路を示すブロック図
【図5】本発明の第1の実施形態における荷物運搬用コ
ンテナを示す外観斜視図
【図6】本発明の第1の実施形態における荷物運搬用コ
ンテナを示す平面図
【図7】本発明の第1の実施形態におけるスキャナの電
気系回路を示すブロック図
【図8】本発明の第1の実施形態におけるスキャナの動
作を説明するフローチャート
【図9】本発明の第1の実施形態におけるトランスポン
ダの動作を説明するフローチャート
【図10】本発明の第2の実施形態における荷物管理シ
ステムの要部を示す構成図
【図11】本発明の第2の実施形態におけるスキャナの
電気系回路を示すブロック図
【図12】本発明の第3の実施形態における荷物管理シ
ステムの要部を示す構成図
【図13】本発明の第3の実施形態におけるスキャナの
電気系回路を示すブロック図
【符号の説明】
1…荷物管理システム、2…荷物預かり所、3…荷物、
4…飛行機、5…荷物引き渡し場所、6…到着ロビー、
7…トラック、7a…運転席、7b…荷台、7c…扉、
11…主コンピュータ、12a,12b…端末コンピュ
ータ、121…インタフェース部、122…中央処理
部、123…通信制御部、124…キーボード、125
…表示部、126…記憶部、13…書き込み装置、14
…通信装置、15…表示制御装置、16a,16b…表
示器、17…タグ、18…ラベル、20…トランスポン
ダ、20a…トランスポンダ本体、20b…アンテナ、
21…アンテナ切替器、22…整流回路、23…中央処
理部、24…記憶部、25…発信部、26…検波部、3
0,30A,30B…スキャナ、30a…アンテナユニ
ット、30b,30c…スキャナ本体、30e…第2操
作部、31A〜31D…送受信用のアンテナ、32…第
1受信部、33…第1送信部、34…第2受信部、35
…第2送信部、36…中央処理部、37,37B…キー
ボード、38,38B…表示部、41…送信用アンテ
ナ、42…送信部、43…中央処理部、44…受信用ア
ンテナ、45…受信部、46…インタフェース部、51
…受信用アンテナ、52…受信部、53…中央処理部、
54…送信用アンテナ、55…送信部、56…インタフ
ェース部。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 識別情報を含むと共に荷物に関する情報
    が応答情報として格納された記憶手段を有し、質問信号
    を受信したときに前記応答情報を応答信号として送信す
    るトランスポンダと、 走査領域内に存在する1つ以上のトランスポンダに対し
    て質問信号を送信すると共に前記領域内に存在する全て
    のトランスポンダから送信される応答信号を受信して該
    応答信号のそれぞれに含まれる応答情報を抽出して出力
    するスキャナとを備え、 荷物単体毎に前記トランスポンダを付設して前記応答情
    報に基づいて荷物の管理を行うことを特徴とする荷物管
    理システム。
  2. 【請求項2】 荷物収容体に置かれた1つ以上の前記荷
    物の存在する空間が前記走査領域として設定されている
    ことを特徴とする請求項1記載の荷物管理システム。
  3. 【請求項3】 前記スキャナは前記荷物収容体に取り付
    けられていることを特徴とする請求項2記載の荷物管理
    システム。
  4. 【請求項4】 前記スキャナが抽出した前記応答情報を
    表示する表示手段を備えていることを特徴とする請求項
    1に記載の荷物管理システム。
  5. 【請求項5】 前記スキャナが抽出した前記応答情報を
    表示する表示手段を備え、該表示手段と前記スキャナが
    前記荷物収容体に取り付けられていることを特徴とする
    請求項2に記載の荷物管理システム。
  6. 【請求項6】 前記スキャナが抽出した前記応答情報を
    蓄積してデータベースを構築するコンピュータを備えて
    いることを特徴とする請求項1に記載の荷物管理システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記スキャナと前記トランスポンダは前
    記質問信号と応答信号の授受を電磁波を用いて行う手段
    を有し、 前記トランスポンダは、不揮発性のメモリを前記記憶手
    段として有すると共に受信した質問信号の電磁波のエネ
    ルギーを電気エネルギーに変換する手段を備え、該電気
    エネルギーによって動作することを特徴とする請求項1
    に記載の荷物管理システム。
  8. 【請求項8】 前記スキャナはワイヤレスで前記応答情
    報を出力する手段を備えていることを特徴とする請求項
    1に記載の荷物管理システム。
  9. 【請求項9】 前記表示手段は前記応答情報をワイヤレ
    スで入力する手段を備えていることを特徴とする請求項
    4記載の荷物管理システム。
  10. 【請求項10】 前記コンピュータは前記応答情報をワ
    イヤレスで入力する手段を備えていることを特徴とする
    請求項6記載の荷物管理システム。
  11. 【請求項11】 前記トランスポンダは、電気的に書き
    換え可能な不揮発性メモリを前記記憶手段として有する
    と共に、受信した質問信号に情報書き込み命令と書き込
    み対象情報が含まれているときに該書き込み対象情報を
    前記記憶手段に前記応答情報の一部として書き込む手段
    を備え、 前記トランスポンダに対して前記書き込み命令と書き込
    み対象情報とを質問信号に含めて送信する情報書き込み
    手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の荷物管
    理システム。
  12. 【請求項12】 前記スキャナは荷物運搬用のコンテナ
    に設けられて該コンテナ内に格納されている荷物に付設
    されたトランスポンダから前記応答情報を抽出すること
    を特徴とする請求項1に記載の荷物管理システム。
  13. 【請求項13】 前記スキャナが抽出した前記応答情報
    を表示する表示手段を備えていると共に、 前記スキャナは、空港において飛行機から空港施設へ前
    記飛行機の乗客の荷物を運ぶコンテナに設けられて該コ
    ンテナ内に格納されている荷物に付設されたトランスポ
    ンダから前記応答情報を抽出し、 前記表示手段の表示器は、前記空港施設の少なくとも到
    着ロビー或いは荷物受け取り場所の何れかに設置されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の荷物管理システ
    ム。
  14. 【請求項14】 前記スキャナが抽出した前記応答情報
    を表示する表示手段を備えていると共に、 前記スキャナは、トラックの荷物運搬用コンテナに設け
    られて該コンテナ内に格納されている荷物に付設された
    トランスポンダから前記応答情報を抽出し、 前記表示手段の表示器は前記トラックの運転席近傍に設
    置されていることを特徴とする請求項1に記載の荷物管
    理システム。
  15. 【請求項15】 前記スキャナは、1回の走査処理にお
    いて、全トランスポンダを通信対象とする第1回目の質
    問信号を送信するステップと、 質問信号に対する応答信号のうち完全に受信できた応答
    信号に含まれる識別情報を応答不可識別情報として記憶
    するステップと、 応答不可命令と共に前記応答不可識別情報を含めた質問
    信号を送信するステップと、 応答信号が得られなくなったときに走査処理を終了する
    ステップとを有し、 応答信号が得られなくなるまで応答不可命令と共に前記
    応答不可識別情報を含めた質問信号を送信する前記ステ
    ップと質問信号に対する応答信号のうち完全に受信でき
    た応答信号に含まれる識別情報を応答不可識別情報とし
    て記憶する前記ステップとを繰り返す走査処理手段を備
    え、 前記トランスポンダは、応答処理において、自己の識別
    情報を含む前記応答不可識別情報と共に前記応答不可命
    令を含んだ質問信号を受信したときには応答信号を送信
    しないステップを有する応答処理手段を備えていること
    を特徴とする請求項1に記載の荷物管理システム。
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