JP2007152751A - ジエン系ゴム接着用水添スチレン系エラストマー積層体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】共役ジエン化合物単位からなる重合体ブロック(i)を1個以上およびビニル芳香族化合物単位からなる重合体ブロック(ii)を2個以上有し、重合体ブロック(i)に含まれる炭素−炭素不飽和二重結合の90モル%以上が水素添加されているブロック共重合体(A)からなる水添スチレン系エラストマー層と;
重合体主鎖の一部に共役ジエン系重合体ブロックを有するブロック共重合体(B)および重合体主鎖の実質的に全部が共役ジエン系重合体であるグラフト共重合体(C)から選ばれる共役ジエン系共重合体からなる接着層;
とを有するジエン系ゴム接着用水添スチレン系エラストマー積層体。
【選択図】 なし
Description
共役ジエン化合物単位からなる重合体ブロック(i)を1個以上およびビニル芳香族化合物単位からなる重合体ブロック(ii)を2個以上有し、重合体ブロック(i)に含まれる炭素−炭素不飽和二重結合の90モル%以上が水素添加されているブロック共重合体(A)からなる水添スチレン系エラストマー層と;
主鎖の少なくとも一部に共役ジエン系重合体を有する、ブロック共重合体(B)又はグラフト共重合体(C)から選ばれる共役ジエン系共重合体からなる接着層;
とを有するジエン系ゴム接着用水添スチレン系エラストマー積層体
に関する。
主鎖の一部に共役ジエン系重合体ブロックを有するブロック共重合体(B)とは、共役ジエン化合物単位からなる重合体ブロック(iii)を有しているブロック共重合体であれば、他の重合体ブロックに特に制限はないが、本発明の水添スチレン系エラストマー積層体とジエン系ゴムとの接着性の観点から、他の重合体ブロックは、ビニル芳香族化合物単位または(メタ)アクリル酸エステル単位からなる重合体ブロック(iv)であることが好ましく、製造容易性の観点からビニル芳香族化合物単位からなることがより好ましい。
重合体ブロック(iv)を構成することのできる(メタ)アクリル酸エステル単位としては、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸−n−ブチル、(メタ)アクリル酸−s−ブチル、(メタ)アクリル酸−t−ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸ドデシルなどの(メタ)アクリル酸アルキルエステル、(メタ)アクリル酸グリシジル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチルなどの(メタ)アクリル酸エステル;等からなる単位が挙げられる。
これらのなかでも、水添スチレン系エラストマー積層体のジエン系ゴムとの接着性の観点から、スチレン、4−メチルスチレン、α−メチルスチレン、メタクリル酸メチルからなる単位であることが好ましく、重合容易性の観点から、スチレン、4−メチルスチレン、α−メチルスチレンからなる単位であることがより好ましい。これらは、単独で用いてもよいし、2種類以上を併用してもよい。
本発明のスチレン系エラストマー積層体に用いることのできる無機充填剤や染顔料としては、例えば、カーボンブラック、シリカ、炭酸カルシウム、タルク、クレー、酸化チタン等を挙げることができる。
本発明のスチレン系エラストマー積層体に用いることのできる添加剤としては、滑剤、光安定剤、難燃剤、帯電防止剤、シリコンオイル、ブロッキング防止剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、離型剤、発泡剤、香料等が挙げられる。
また本発明の水添スチレン系エラストマー積層体の引張破断伸びについて特に制限はないが、エラストマーとしての機能の観点から100%以上であることが好ましく、より好ましくは200%以上である。引張破断伸びが100%以下である場合には、エラストマーとしての性能に劣ることから好ましくない。
機器 : 日本電子社製核磁気共鳴装置(JNM−LA)
溶媒 : 重クロロホルム
(2)ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)による数平均分子量(Mn)、分子量分布(Mw/Mn)の測定
機器 : 東ソー社製ゲルパーミエーションクロマトグラフ(HLC−8020)
カラム : 東ソー社製TSKgel GMHXL、G4000HXLおよびG5000HXLを直列に連結
溶離液 : テトラヒドロフラン、流量1.0ml/分
カラム温度 : 40℃
検量線 : 標準ポリスチレンを用いて作成
検出方法 : 示差屈折率(RI)
(3)引張破断強度、引張破断伸びの測定
圧縮成形により作製した厚さ2mmのシートからダンベル状3号形試験片を打ち抜いて作製し、JIS K6251に準拠して、万能材料試験機(インストロンジャパン社製「TM−MS−134」)を用い、500mm/分の条件下で測定した。
(4)ジエン系ゴムとの接着性試験
表1に示した割合で各種材料を配合して作製した厚さ2mmの未加硫ゴムシートと、本発明の熱可塑性エラストマー組成物の厚さ2mmのシートを重ね、170℃で15分間加硫接着を行った。接着したサンプルを25mm幅の短冊状に切り出し、JIS K6256に準拠して、万能材料試験機(インストロンジャパン社製「TM−MS−134」)を用い、90°、500mm/分の条件下で剥離強さを測定した。また、試験後の試験片の剥離状態を観察し、以下のように分類した。
A : 加硫ジエン系ゴムが材料破壊
B : 水添スチレン系エラストマー層が材料破壊
C : 接着層が凝集破壊
D : 水添スチレン系エラストマー層と加硫ジエン系ゴムが界面剥離
(1)窒素置換を十分に行ったオートクレーブ中に、α−メチルスチレン152g、シクロヘキサン221g、ヘキサン38.5gおよびテトラヒドロフラン9.6gを投入した。
(2)続いてsec−ブチルリチウムのシクロヘキサン溶液10mL(sec−ブチルリチウムとして10ミリモル)を投入し、−10℃で3時間重合反応を行った。重合開始5時間後のポリα−メチルスチレン(重合体ブロック(i)に相当)のMn、Mw/MnをGPCにより測定したところ、Mn=10500、Mw/Mn=1.05であり、α−メチルスチレンの重合転化率は90%であった。
(3)次に、1,3−ブタジエン10gを加え30分間攪拌した後、10℃まで昇温しシクロヘキサン109gを加えて重合溶液を希釈した。続いて重合溶液317gを抜き取り、さらにシクロヘキサン524gを加えた。
(4)次に、1,3−ブタジエン128gを加え、50℃で2時間重合を行った。この時点のサンプリングで得られたポリマーのMn、Mw/MnをGPCにより測定したところ、Mn=59700、Mw/Mn=1.05、1H−NMR測定から求めたポリブタジエン部の1,4−結合量は60モル%であった。
(5)続いて、安息香酸フェニルのシクロヘキサン溶液10mL(安息香酸フェニルとして2.64ミリモル)をゆっくりと加え50℃にて1時間攪拌した。攪拌終了後、少量の脱気したメタノールを加えて重合を完結させた。得られたポリマーの数平均分子量をGPCにより測定したところ、Mn=119600、Mw/Mn=1.06であった。1H−NMR測定から求めたα−メチルスチレン重合体ブロックの質量分率は30質量%、1,3−ブタジエン重合体ブロックの1,4−結合量は60モル%であった。
(6)オクチル酸ニッケルとトリイソブチルアルミニウムの反応生成物を水添触媒として上記(5)で得られた溶液に添加し、水素をオートクレーブ内に導入することで水添反応を行った。水添反応は水添触媒導入後、1時間かけて50℃まで昇温した後、7時間行った。得られた溶液をクエン酸と過酸化水素の水溶液、水で十分に洗浄して水添触媒を除去した後、有機層をアセトン/メタノール混合溶媒に注いでブロック共重合体を沈殿させた。得られたブロック共重合体をメタノールにて十分に洗浄し、0.1質量部の酸化防止剤(チバ・スペシャリティーズ・ケミカル社製「Irganox1010」)を添加し、60℃で真空乾燥して水添スチレン系エラストマー(A−1)を得た。
上記参考製造例1において、工程(6)における水添反応の時間を4時間に変更すること以外は同様の操作を行い水添スチレン系エラストマー(A−2)を得た。水添スチレン系エラストマー(A−2)の分子構造を表2に示す。
上記参考製造例1において、工程(5)において安息香酸フェニルを用いなかったこと以外は同様の操作を行い水添スチレン系エラストマー(A−3)を得た。水添スチレン系エラストマー(A−3)の分子構造を表2に示す。
(1)十分に窒素置換を行ったオートクレーブ中に、α−メチルスチレン118g、シクロヘキサン179g、ヘキサン20gおよびテトラヒドロフラン8gを投入した。
(2)続いてsec−ブチルリチウムのシクロヘキサン溶液16.5mL(sec−ブチルリチウムとして21.4ミリモル)を投入し、−10℃で3時間重合を行った。重合開始3時間後のポリα−メチルスチレンのMn、Mw/MnをGPCにより測定したところ、Mn=5100、Mw/Mn=1.05であり、α−メチルスチレンの重合添加率は89%であった。
(3)次にブタジエン20gを加え30分間攪拌したのち、10℃まで昇温しシクロヘキサン150gを加えて重合溶液を希釈した。続いて重合溶液193gを抜き取り、さらにシクロヘキサン640gを加えた。
(4)次に、ブタジエン283gを加え、50℃で2時間重合を行った。この時点のサンプリングで得られたポリマーのMn、Mw/MnをGPCにより測定したところ、Mn=49000、Mw/Mn=1.05であった。1H−NMR測定から求めたα−メチルスチレン重合体ブロックの質量分率は18質量%、ポリブタジエン部の1,4−結合量は66%であった。
(5)続いて、安息香酸フェニルのシクロヘキサン溶液30mL(安息香酸フェニルとして6.55ミリモル)をゆっくりと加え50℃にて1時間攪拌した。攪拌終了後、少量の脱気したメタノールを加えて重合を完結させた。得られたポリマーの数平均分子量をGPCにより測定したところ、Mn=98000、Mw/Mn=1.04であった。1H−NMRから求めたα−メチルスチレン重合体ブロックの質量分率は18質量%、ブタジエン重合体ブロックの1,4−結合量は66%であった。
(6)得られた重合溶液を水で十分に洗浄したのち、有機層をアセトン/メタノール混合溶媒に注いでブロック共重合体を沈殿させた。得られたブロック共重合体をメタノールで十分に洗浄し、0.1質量部の酸化防止剤(チバ・スペシャリティーズ・ケミカル社製「Irganox1010」)を添加し、60℃で真空乾燥してブロック共重合体(B−1)を得た。
上記参考製造例4の工程(5)までは参考製造例4と同様にしてブロック共重合体の溶液を得た。この溶液に、水添触媒としてオクチル酸ニッケルとトリイソブチルアルミニウムの反応生成物を添加し、水素をオートクレーブ内に導入することで水添反応を行った。水添反応は室温で行い、反応時間により得られるブロック共重合体の水添率を制御した。得られた溶液をクエン酸と過酸化水素の水溶液、水で十分に洗浄して水添触媒を除去した後、有機層をアセトン/メタノール混合溶媒に注いでブロック共重合体を沈殿させた。得られたブロック共重合体をメタノールにて十分に洗浄し、0.1質量部の酸化防止剤(チバ・スペシャリティーズ・ケミカル社製「Irganox1010」)を添加し、60℃で真空乾燥してブロック共重合体(B−2)、および(B−3)を得た。(B−2)および(B−3)の分子構造を表3に示す。
(1)十分に窒素置換を行ったオートクレーブ中に、α−メチルスチレン118g、シクロヘキサン179g、ヘキサン20gおよびテトラヒドロフラン4gを投入した。
(2)続いてsec−ブチルリチウムのシクロヘキサン溶液7.6mL(sec−ブチルリチウムとして9.9ミリモル)を投入し、−10℃で3時間重合を行った。重合開始3時間後のポリα−メチルスチレンのMn、Mw/MnをGPCにより測定したところ、Mn=11000、Mw/Mn=1.04であり、α−メチルスチレンの重合転化率は90%であった。
(3)次にイソプレン9.9gを加え30分間攪拌したのち、10℃まで昇温しシクロヘキサン300gを加えて重合溶液を希釈した。続いて重合溶液450.2gを抜き取り、さらにシクロヘキサン800gを加えた。
(4)次に、イソプレン348gを加え、50℃で2時間重合を行った後、少量の脱気したメタノールを加えて重合を完結させた。得られた重合溶液を水で十分に洗浄したのち、有機層をアセトン/メタノール混合溶媒に注いでブロック共重合体を沈殿させた。得られたブロック共重合体をメタノールで十分に洗浄し、0.1質量部の酸化防止剤(チバ・スペシャリティーズ・ケミカル社製「Irganox1010」)を添加し、60℃で真空乾燥してブロック共重合体(B−4)を得た。得られたブロック共重合体(B−4)のMn、Mw/MnをGPCにより測定したところ、Mn=448000、Mw/Mn=1.08であった。
ブロック共重合体(B−5) : ポリスチレン−ビニルイソプレン−スチレンブロック共重合体(クラレ社製 ハイブラー5125 スチレン含量20%)
グラフト共重合体(C−1) : 天然ゴムにメタクリル酸メチルを25質量%グラフト重合したラテックス、固形分濃度51質量% (レヂテックス社製 「レジテックスMG−25」)
グラフト共重合体(C−2) : 天然ゴムにメタクリル酸メチルを40質量%グラフト重合したラテックス、固形分濃度53質量% (レヂテックス社製 「レジテックスMG−40S」)
グラフト共重合体(C−3) : 天然ゴムにメタクリル酸メチルを67質量%グラフト重合したラテックス、固形分濃度51質量% (レヂテックス社製 「レジテックスMG−67」)
水添スチレン系エラストマー(A−1)の圧縮成形シート(厚さ 2mm)と、ブロック共重合体(B−1)〜(B−5)の圧縮成形フィルム(厚さ 0.2mm)を重ね合わせ、180℃で5分間熱処理してジエン系ゴム接着用水添スチレン系エラストマー積層体を作製した。作製したジエン系ゴム接着用水添スチレン系エラストマー積層体について引張破断強度、引張破断伸び、ジエン系ゴムとの接着性を評価したところ表5に示す通りであった。
水添スチレン系エラストマー(A−1)の圧縮成形シート(厚さ2mm)に、グラフト共重合体(C−1)〜(C−3)のラテックスを塗布した後に自然乾燥し、水添スチレン系エラストマー(A−1)シート上に厚さ0.2mmのグラフト共重合体層を有するジエン系ゴム接着用水添スチレン系積層体を製造した。作製したジエン系ゴム接着用水添スチレン系エラストマー積層体について、引張破断強度、引張破断伸び、ジエン系ゴムとの接着性を評価したところ表5に示す通りであった。
水添スチレン系エラストマー(A−1)の圧縮成形シート(厚さ2mm)に、未加硫ジエン系ゴムとしてポリイソプレン(クラレ社製 「LIR−50」)10g、および加硫剤として2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3(日本油脂社製 「パーヘキシン25B」)1.43g(5ミリモル)、n−ヘキサンを10gからなる溶液を塗布して乾燥し、水添スチレン系エラストマー(A−1)のシート上に厚さ0.2mmのポリイソプレン/加硫剤層を有するジエン系ゴム接着用水添スチレン系エラストマー積層体を製造した。作製したジエン系ゴム接着用水添スチレン系エラストマー積層体について引張破断強度、引張破断伸び、ジエン系ゴムとの接着性を評価したところ表6に示す通りであった。
水添スチレン系エラストマー(A−1)の圧縮成形シート(厚さ 2mm)について、引張破断強度、引張破断伸び、ジエン系ゴムとの接着性を評価したところ表6に示す通りであった。
参考製造例1において、加硫剤を用いなかった以外は同様の操作を行い、ジエン系ゴム接着用水添スチレン系エラストマー積層体を製造した。作製したジエン系ゴム接着用水添スチレン系エラストマー積層体について引張破断強度、引張破断伸び、ジエン系ゴムとの接着性を評価したところ表6に示す通りであった。
水添スチレン系エラストマー(A−2)、(A−3)の圧縮成形シート(厚さ 2mm)と、ブロック共重合体(B−1)の圧縮成形フィルム(厚さ 0.2mm)を重ね合わせ、180℃で5分間熱処理してジエン系ゴム接着用水添スチレン系エラストマー積層体を作製した。作製したジエン系ゴム接着用水添スチレン系エラストマー積層体について引張破断強度、引張破断伸び、ジエン系ゴムとの接着性を評価したところ表6に示す通りであった。
Claims (4)
- 共役ジエン化合物単位からなる重合体ブロック(i)を1個以上およびビニル芳香族化合物単位からなる重合体ブロック(ii)を2個以上有し、重合体ブロック(i)に含まれる炭素−炭素不飽和二重結合の90モル%以上が水素添加されているブロック共重合体(A)からなる水添スチレン系エラストマー層と;
主鎖の少なくとも一部に共役ジエン系重合体を有する、ブロック共重合体(B)又はグラフト共重合体(C)から選ばれる共役ジエン系共重合体からなる接着層;
とを有するジエン系ゴム接着用水添スチレン系エラストマー積層体。 - ブロック共重合体(A)の重合体ブロック(ii)を構成するビニル芳香族化合物単位がα−メチルスチレン単位である、請求項1に記載のジエン系ゴム接着用水添スチレン系エラストマー積層体。
- 共役ジエン系共重合体がブロック共重合体(B)からなり、ブロック共重合体(B)が、共役ジエン化合物単位からなる重合体ブロック(iii)を1個以上およびビニル芳香族化合物単位または(メタ)アクリル酸エステル単位からなる重合体ブロック(iv)を1個以上有し、重合体ブロック(iii)に含まれる炭素−炭素不飽和二重結合の20モル%以下が水素添加されていてもよいブロック共重合体である請求項1又は2に記載のジエン系ゴム接着用水添スチレン系エラストマー積層体。
- 共役ジエン系共重合体がグラフト共重合体(C)からなり、グラフト共重合体(C)が、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、スチレン−イソプレンゴム、スチレン−ブタジエン−イソプレンゴム、ニトリル−ブタジエンゴムから選ばれる1種類以上のジエン系ゴムからなる主鎖に、(メタ)アクリル酸エステルをグラフト重合して得られる(メタ)アクリル酸エステルグラフトジエン系ゴムである請求項1又は2に記載のジエン系ゴム接着用水添スチレン系エラストマー積層体。
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